JPH09177446A - 引き戸の下部隙間閉塞装置 - Google Patents

引き戸の下部隙間閉塞装置

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JPH09177446A
JPH09177446A JP7350455A JP35045595A JPH09177446A JP H09177446 A JPH09177446 A JP H09177446A JP 7350455 A JP7350455 A JP 7350455A JP 35045595 A JP35045595 A JP 35045595A JP H09177446 A JPH09177446 A JP H09177446A
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JP
Japan
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pin
sliding door
movable frame
frame
lever
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JP7350455A
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Takanobu Ezaki
孝信 江崎
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ミスや操作忘れによる通風や電磁波漏れ
が完全に防止される引き戸の下部隙間閉塞装置を提供す
る。 【解決手段】 引き戸1の下部に設けた固定フレ−ム3
内に可動フレーム14が上下動可能に収納され、可動フ
レーム14の下端部に床面26と接離する可撓性遮断部
材15が設けられ、引き戸1の閉鎖操作時に操作レバー
7の第2入力アーム28が床面26に設置した開閉セン
サ−ピン6に押されることによって、可動フレーム14
が下降方向に駆動され、引き戸1の開放操作時に操作レ
バー7の第1入力アーム27が開閉センサーピン6に押
されることによって、可動フレーム14が上昇方向に駆
動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は病院のレントゲン
撮影室等の引き戸に使用され、引き戸下部と床面間の隙
間からの通風や電磁波の漏洩を防止する隙間閉塞装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 引き戸の下部隙間閉塞装置としては各
種構造のものが提案されているが、従来装置は煩雑な手
動操作に頼るものであるため、操作性が悪く、操作忘れ
による通風や電磁波漏洩が問題とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、操作ミスや操作忘れによる通風や電磁波の漏洩
が完全に防止される引き戸の下部隙間閉塞装置を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の引き戸の下部隙間
閉塞装置では、引き戸1の下方内部あるいは下方側面に
固定フレ−ム3が設けられ、固定フレ−ム3内には可動
フレーム14が上下動可能に収納され、床面26と接離
する可撓性遮断部材15が可動フレーム14の下端部に
設けられる。可動フレーム14の一方の端部には第1受
動ピン11が設けられ、他方の端部には第2受動ピン2
4が設けられる。固定フレーム3の一方端部には操作レ
バー7が第1軸ピン5によって枢着され、操作レバー7
には可動フレーム14の第1受動ピン11が係合する第
1駆動溝12を設ける。固定フレーム3の他方端部には
第2軸ピン22によって連動レバー17が枢着され、連
動レバー17には可動フレーム14の第2受動ピン24
が係合する第2駆動溝25を設ける。連動用バー13の
一方端部を第3軸ピン8によって操作レバー7に枢着
し、連動用バー13の他方端部を第4軸ピン23によっ
て連動レバー17に枢着する。
【0005】引き戸1が開閉移動する床面26には、操
作レバー7の第1入力アーム27と第2入力アーム28
と係脱する開閉センサーピン6が設置され、固定フレー
ム3に対して占める位置に対応して可動フレーム14を
上昇方向または下降方向に移動付勢する付勢用バネ18
が装備され、引き戸1の閉鎖操作時に操作レバー7の第
2入力アーム28が開閉センサ−ピン6に押されること
によって可動フレーム14が下降方向に駆動され、引き
戸1の開放操作時に操作レバー7の第1入力アーム27
が開閉センサーピン6に押されることによって、可動フ
レーム14が上昇方向に駆動されるように配置する。可
動フレーム14の可撓性遮断部材15には必要に応じて
鉛板2が設けられる。
【0006】引き戸1は図示していない鴨居部の案内レ
ールに上部のローラを嵌めることによって吊り持ちされ
ている。引き戸1を図2において右方向に直線移動させ
て閉鎖するとき、閉鎖操作の終局段階において開閉セン
サーピン6が操作レバー7の第2入力アーム28を押す
ため、操作レバー7は第1軸ピン5を中心に時計回り方
向に回転する。操作レバー7の回転は連動用バー13に
よって連動レバー17に伝達され、連動レバー17は第
2軸ピン22を中心に時計回り方向に回転する。この回
転によって操作レバー7の第1駆動溝9に係合している
第1受動ピン11と連動レバー17の第2駆動溝10に
係合している第2受動ピン24が下向きに押されるた
め、可動フレーム14は付勢用バネ18の付勢に抗して
下降駆動される。
【0007】可動フレーム14の下降が進行し、死点位
置を越えると付勢用バネ18の作用方向が逆転するた
め、可動フレーム14は急速に下降することになり、図
1に示したように引き戸1が全閉位置に到達したときに
は、可撓性遮断部材15の下端部が床面26に密に当接
する。この状態では付勢用バネ18の作用方向は下降方
向であるため、可撓性遮断部材15と床面26の密着状
態が保持される。これによって引き戸1の下部からの通
風や電磁波の漏洩は阻止される。
【0008】引き戸1を図1において左方向に直線移動
させて開放するとき、開放操作の初期段階において開閉
センサーピン6が操作レバー7の第1入力アーム27を
押すため、操作レバー7は第1軸ピン5を中心に反時計
回り方向に回転する。操作レバー7の回転は連動用バー
13によって連動レバー17に伝達され、連動レバー1
7は第2軸ピン22を中心に反時計回り方向に回転す
る。この回転によって操作レバー7の第1駆動溝9に係
合している第1受動ピン11と連動レバー17の第2駆
動溝10に係合している第2受動ピン24が上向きに押
されるため、可動フレーム14は付勢用バネ18の付勢
に抗して上昇駆動される。
【0009】可動フレーム14の上昇が進行し、死点位
置を越えると付勢用バネ18の作用方向が逆転するた
め、可動フレーム14は急速に上昇することになり、図
1に示したように可撓性遮断部材15の下端部が床面2
6から離れる。この状態では付勢用バネ18の作用方向
は上昇方向であるため、可動フレーム14は可撓性遮断
部材15が床面26から離れた位置に保持される。その
ため、引き戸1の開放動作中に可撓性遮断部材15が床
面26と擦れて損耗を早めることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態では、固定フレ
ーム3は引き戸1の下部内に収容固定されている。可撓
性遮断部材15は前後一対に装備されている。可動フレ
ーム14の一方端部には操作レバー7の第1軸ピン5の
案内用第1切欠4を縦長に設け、可動フレーム14の他
方端部には連動レバー17の第2軸ピン22の案内用第
2切欠21を縦長に設けてある。固定フレーム3の一方
端部には可動フレーム14の第1受動ピン11の案内用
第1スロット9を縦長に設け、固定フレーム3の他方端
部には可動フレーム14の第2受動ピン24の案内用第
2スロット10を縦長に設けてある。
【0011】付勢用バネ18は捻りコイルバネで構成さ
れ、バネ18の一方の直線端部は固定ピン16によって
固定フレーム3に枢着され、他方の直線端部は可動ピン
19によって連動レバー17に枢着されている。可動フ
レーム14には固定ピン16の逃げ用切欠20が縦長に
設けられている。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の引き戸の下部閉
塞装置では、床面26に設置した開閉センサーピン6が
操作レバー7の第1入力アーム27または第2入力アー
ム28を押すことによって、可動フレーム14が自動的
に上昇方向または下降方向に駆動されるため、手動操作
方式の場合のように操作ミスや操作忘れによって引き戸
と床面の隙間が放置されることはなく、引き戸1と床面
26の間からの風の流通や電磁波の漏洩は的確に阻止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る下部隙間閉塞装置
を装着した引き戸の幅方向の垂直断面図であり、引き戸
が全閉された状態を示している。
【図2】 該引き戸の幅方向の垂直断面図であり、引き
戸が開放操作された直後の状態を示している。
【図3】 該引き戸の厚さ方向の垂直断面図であり、引
き戸は全閉状態にある。
【図4】 該引き戸の厚さ方向の垂直断面図であり、引
き戸は開放操作された直後の状態にある。
【符号の説明】
1 引き戸 2 鉛板 3 固定フレーム 4 案内用第1切欠 5 第1軸ピン 6 開閉センサ−ピン 7 操作レバー 8 第2軸ピン 9 第1スロット 10 第2スロット 11 第1受動ピン 12 第1駆動溝 13 連動用バ− 14 可動フレ−ム 15 可撓性遮断部材 16 固定ピン 17 連動レバ− 18 付勢用バネ 19 可動ピン 20 逃げ用切欠 21 案内用第2切欠 22 第2軸ピン 23 第4軸ピン 24 第2受動ピン 25 第2駆動溝 26 床面 27 第1入力ア−ム 28 第2入力ア−ム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 9/00 H05K 9/00 N

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸1の下方内部あるいは下方側面に
    固着される固定フレ−ム3と;固定フレ−ム3内に上下
    動可能に収納され、下端部に床面26と接離する可撓性
    遮断部材15を設け、一方の端部に第1受動ピン11を
    設け、他方の端部に第2受動ピン24を設けた可動フレ
    ーム14と;固定フレーム3の一方端部に第1軸ピン5
    によって枢着され、可動フレーム14の第1受動ピン1
    1が係合する第1駆動溝12を設けた操作レバー7と;
    固定フレーム3の他方端部に第2軸ピン22によって枢
    着され、可動フレーム14の第2受動ピン24が係合す
    る第2駆動溝25を設けた連動レバー17と;一方端部
    を第3軸ピン8によって操作レバー7に枢着され、他方
    端部を第4軸ピン23によって連動レバー17に枢着さ
    れた連動用バー13と;床面26に設置され、操作レバ
    ー7の第1入力アーム27と第2入力アーム28と係脱
    する開閉センサーピン6と;固定フレーム3に対して占
    める位置に対応して可動フレーム14を上昇方向または
    下降方向に移動付勢する付勢用バネ18とからなり、引
    き戸1の閉鎖操作時に操作レバー7の第2入力アーム2
    8が開閉センサ−ピン6に押されることによって可動フ
    レーム14が下降方向に駆動され、引き戸1の開放操作
    時に操作レバー7の第1入力アーム27が開閉センサー
    ピン6に押されることによって、可動フレーム14が上
    昇方向に駆動される引き戸の下部隙間閉塞装置。
  2. 【請求項2】 可撓性遮断部材15に鉛板2を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の引き戸の下部隙間閉塞
    装置。
JP7350455A 1995-12-22 1995-12-22 引き戸の下部隙間閉塞装置 Expired - Fee Related JP2863123B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09250283A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Murakoshi Mfg Corp 扉装置
CN104000653A (zh) * 2013-02-21 2014-08-27 西门子公司 用于自动开门和/或关门的装置和方法
JP2018039632A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの乗場ドア遮煙装置
JP2020196997A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 コクヨ株式会社 スライディングウォール

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JP2018039632A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの乗場ドア遮煙装置
JP2020196997A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 コクヨ株式会社 スライディングウォール

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