JP3278451B2 - 新規フタロシアニン化合物およびその製造方法 - Google Patents

新規フタロシアニン化合物およびその製造方法

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JP3278451B2
JP3278451B2 JP02354192A JP2354192A JP3278451B2 JP 3278451 B2 JP3278451 B2 JP 3278451B2 JP 02354192 A JP02354192 A JP 02354192A JP 2354192 A JP2354192 A JP 2354192A JP 3278451 B2 JP3278451 B2 JP 3278451B2
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    • C09B47/08Preparation from other phthalocyanine compounds, e.g. cobaltphthalocyanineamine complex
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフタロシアニン
化合物およびその製造方法、ならびに近赤外域に吸収を
もつ近赤外線吸収材料に関するものである。本発明にか
かる新規なフタロシアニン化合物は、650〜900nm
の近赤外域に吸収を有し溶解性に優れているので、半導
体レーザーを使う光記録媒体、液晶表示装置、光学文字
読取機等における書き込みあるいは読み取りの為の近赤
外線吸収色素、近赤外光増感剤、感熱転写、感熱紙・感
熱孔版等の光熱変換剤、近赤外線吸収フィルター、眼精
疲労防止剤、光導電材料などとして用いる近赤外吸収材
料として、あるいは、撮像管に用いる色分解フィルタ
ー、液晶表示素子、カラーブラウン管選択吸収フィルタ
ー、カラートナー、インクジェット用インク、改ざん偽
造防止用バーコード用インク、更に微生物不活性化剤、
腫瘍治療用感光性色素等に用いる際に優れた効果を発揮
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトディスク、レーザーデ
ィスク、光メモリーディスク、光カード等の光記録媒
体、液晶表示装置、光学文字読取機等における書込みあ
るいは読み取りの為に、半導体レーザーが光源として用
いられることにより、又、光導電材料、近赤外線吸収フ
ィルター、眼精疲労防止剤、感熱転写・感熱紙、感熱孔
版等の光熱変換剤、近赤外光増感剤として近赤外線を吸
収する物質、いわゆる近赤外線吸収色素への開発要求が
高まっている。
【0003】また、撮像管に用いる色分解フィルター、
液晶表示素子、カラーブラウン管選択吸収フィルター、
カラートナー、インクジェット用インク、改ざん偽造防
止用バーコード用インク、更に微生物不活性化剤、腫瘍
治療用感光性色素等に用いる可視吸収色素においてもよ
り堅牢で色調を制御できる色素が求められている。なか
でも光、熱、温度等に対して安定であり堅牢性に優れて
いるフタロシアニン系化合物については数多く検討され
ている。
【0004】一方、実用上有利となる溶解性を有するフ
タロシアニン化合物も最近開示されている。例えば、
3,6−オクタアルコキシフタロシアニン(特開昭61
−223056号)が挙げられるが、吸収波長の制御が
困難なことおよび製造工程が複雑で安価なフタロシアニ
ンを得ることができないという問題を有している。
【0005】特開昭60−209583号、同昭61−
152685号、同昭63−308073号、および同
昭64−62361号にはフタロシアニン骨格にチオエ
ーテル基等を多数置換させることにより、溶解度を向上
させると同時に、吸収波長を長波長化させた化合物が開
示されている。
【0006】その中で、特開昭60−209583号、
および同昭61−152685号では、フタロシアニン
骨格特に3,6−位にチオエーテル基を導入する合成例
が開示されている。その方法は、フタロシアニン骨格の
3,6位にクロル原子を有するフタロシアニン化合物と
有機チオール化合物をキノリン溶媒中、KOH存在下加
熱して3,6−位にチオエーテル基を有するフタロシア
ニンを得ている。しかし、いずれも収率が20〜30%
程度であり製造効率に問題を有している。
【0007】また、特開昭60−209583号、同昭
61−152685号および特開昭64−62361号
にはフタロシアニン骨格に8〜16個のチオエーテル基
を多数導入する合成例も開示されている。その方法は、
フタロシアニン骨格のベンゼン核に8〜16個のクロル
原子および/またはブロム原子を有するフタロシアニン
化合物と有機チオール化合物とをキノリン溶媒中、KO
H存在下加熱してフタロシアニン骨格のベンゼン核に8
〜16個のチオエーテル基を有するフタロシアニンを得
ている。
【0008】しかし、前述のものと同じくいずれも収率
が20〜30%程度であり製造効率に問題を有してい
る。すなわち、クロル原子またはブロム原子のチオエー
テル基への置換性が悪い為に低収率となり、例えば、ク
ロル原子がチオエーテル基に全く置換されていないまま
の未反応フタロシアニンあるいは一部のクロル原子がチ
オエーテル基に置換した未反応型フタロシアニンが生成
する。これらの未反応型のフタロシアニンと目的物質の
フタロシアニンとを互いに分離するのは実際上困難であ
るために、実質的には種々の組成のフタロシアニンの混
合物しか得られないのが実情である。
【0009】事実、特開昭64−62361号ではシリ
カゲルカラムで分離後でもポリチオール置換混合縮合型
フタロシアニン組成物として記載されており未反応型が
残存しているのを物語っている。なお、クロル原子が一
部残存した場合それらの溶解性は著しく低下する為、近
赤外線吸収色素として、あるいはその他の用途、例えば
可視吸収フィルター等として溶解させて薄膜化させるに
は不利となる。
【0010】特開昭63−308073号では、モノブ
ロモテトラデカクロロフタロシアニンと2−アミノチオ
フェノールおよび4−メチルフェニルチオールの有機チ
オール混合物とをDMF溶媒中でKOH存在下加熱して
チオエーテル置換基を導入し、フタロシアニンを42%
の収率で得ている。
【0011】しかし、この方法は異なる有機チオール混
合物を同時に加えて反応させているので、一種の組み合
せのチオエーテル置換基を有しているフタロシアニン混
合物が得られることになり単一な特性が得られず吸収波
長を制御する必要のある用途、例えばシアン色インクジ
ェット用インクあるいは近赤外線吸収色素として使う際
に用途が限定されるという問題を有している。
【0012】特開平1−275664号、および同平2
−18462号には、フタロシアニン顔料をスルホン化
し続いてスルホンアミド化することにより水溶性のフタ
ロシアニン化合物を得ているが、これらは吸収波長の制
御が困難なためシアン色インクジェット用インク、カラ
ーフィルター用染料等に用いる際に不利である。
【0013】本発明者らはこれらの欠点を解決するため
に特願平1−209599号、特願平2−125518
号、特願平2−144292号において、オクタデカフ
ルオロフタロシアニンのフッ素を選択的にアルキルチオ
基あるいはアリールチオ基で置換することにより吸収の
長波長化および溶媒溶解性の向上を試み、ある程度の効
果を上げた。
【0014】しかし、プラスチック基盤上への溶媒塗布
を行うためにはプラスチックをおかさない溶媒として一
般に用いられているアルコール類に特に溶解することが
必要であるが、それらの溶解性は必ずしも満足できるも
のではなく、さらに溶解性の向上した化合物が要求され
ている。また、吸収波長もさらに長波長化することが好
ましいものであった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の有
する前記事情に鑑みてなされたものである。すなわち、
本発明の目的は650〜900nmの吸収波長域において
目的に応じた吸収波長制御が可能であり、また溶解性、
特にアルコール性溶媒に対して溶解性に優れた新規なフ
タロシアニン化合物を提供することにある。また、本発
明の他の目的は該フタロシアニン化合物を効率よく、し
かも高純度で製造する方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らはフタロシア
ニン骨格の4,5位に同一かまたは相異なるアルコキシ
(アリールオキシ)基を持つフタロシアニン化合物の
3,6位にアルコキシ(アリールオキシ)基あるいはア
ルキル(アリール)チオ基を導入することにより前記目
的を満足する化合物が得られることを見出して本発明を
完成させた。すなわち、本発明によれば、下記一般式
(I):
【0017】
【化3】
【0018】〔式中、Xは相互に独立にOR3 又はSR
4 を表わし;R1 ,R2 ,R3 及びR 4 は相互に独立
に、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数4〜
6のシクロアルキル基、又はフェニル基、ベンジル基も
しくはナフチル基(該フェニル基、ベンジル基及び/又
はナフチル基は、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素
原子数1〜4のアルコキシル基及び/又はハロゲン原子
により置換されていてもよい)を表わし、かつR1 ,R
2 及びR3 は同一ではなく;そしてMは金属、酸化金属
又はハロゲン化金属を表わす〕で示される新規含フッ素
フタロシアニン化合物が提供される。
【0019】このような含フッ素フタロシアニン化合物
としては、例えば、R1 ,R2 ,R 3 及びR4 が、相互
に独立に、フェニル残基、トリル残基、キシリル残基、
ベンジル残基、ナフチル残基、1〜2個のフッ素もしく
はクロル原子で置換しているフェニル基、炭素数1〜2
0のアルキル基、又は炭素数4〜6のシクロアルキル基
であり、MがCu,Zn,Pb,Fe,Ni,Co,A
lCl,AlI,InCl,InI,GaCl,Ga
I,TiCl2 ,TiO,VCl2 ,VO,SnCl2
又はGeCl2 である化合物が挙げられる。本発明の前
記一般式(I)で示される含フッ素フタロシアニン化合
物は例えば、下記一般式(II):
【0020】
【化4】
【0021】〔式中、R1 及びR2 は相互に独立に、炭
素原子数1〜20の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、
炭素原子数4〜6のシクロアルキル基、又はフェニル
基、ベンジル基もしくはナフチル基(該フェニル基、ベ
ンジル基及び/又はナフチル基は、炭素原子数1〜4の
アルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基及び/
又はハロゲン原子により置換されていてもよい)を表わ
し、かつR1 及びR2 は同一ではない〕で表わされるフ
タロシアニン誘導体と、次の下記一般式(III ):
【0022】XH (III ) 〔式中、XはOR3 又はSR4 を表わし、R3 及びR4
は炭素原子数1〜20の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル
基、炭素原子数4〜6のシクロアルキル基、又はフェニ
ル基、ベンジル基もしくはナフチル基(該フェニル基、
ベンジル基及び/又はナフチル基は、炭素原子数1〜4
のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基及び
/又はハロゲン原子により置換されていてもよい)を表
わし、かつR3 は前記R1 及びR2 とは同時に同一では
ない〕で表される化合物とを有機溶媒中で反応させるこ
とにより製造することができる。
【0023】以下、本発明の製造方法について詳細に説
明する。本発明で使用される前記一般式(I)で示され
る含フッ素フタロシアニンにおいて、R1 ,R2 ,R3
及びR4 は相互に独立に、炭素原子数1〜20の直鎖又
は分岐鎖のアルキル基、炭素原子数4〜6のシクロアル
キル基、又はフェニル基、ベンジル基もしくはナフチル
基(該フェニル基、ベンジル基及び/又はナフチル基
は、炭素原子数1〜4のアルキル基、アルコキシ基及び
/又はハロゲン原子により置換されていてもよく、且つ
1 ,R2 及びR3 は同時に同一ではない。具体的には
以下のような化合物を挙げることができる。
【0024】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)銅フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)コバルトフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)ニッケルフタロシアニン
【0025】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)鉄フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)オキシバナジウムフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)オキシチタニウムフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)クロロインジウムフタロシアニン
【0026】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)クロロアルミニウ
ムフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)ジクロロ錫フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスフェニルチオ)ジクロロゲルマニウムフタロシアニ
ン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−p−メチルフェニルチオ)亜鉛フタロシアニン
【0027】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−2,3−ジメチルフェニルチ
オ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−p−メトキシフェニルチオ)コバルトフタロシア
ニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−α−ナフチルチオ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−β−ナフチルチオ)鉛フタロシアニン
【0028】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−n−ブチルチオ)コバルトフタ
ロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−n−オクチルチオ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−n−プロピルチオ)コバルトフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−iso−ブチルチオ)鉄フタロシアニン
【0029】(4,5−オクタキスフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−tert−ブチルチオ)オキシ
チタニウムフタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−o−クロロフェニルチオ)銅フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キス−p−フルオロフェニルチオ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスフェノキシ)−(3,6−オクタ
キスベンジルチオ)オキシバナジウムフタロシアニン
【0030】(4,5−オクタキス−o−メチルフェノ
キシ)−(3,6−オクタキスフェニルチオ)鉛フタロ
シアニン (4,5−オクタキス−o−メチルフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−o−メチルフェニルチオ)銅フ
タロシアニン (4,5−オクタキス−p−フルオロフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−n−ブチルチオ)銅フタロシア
ニン (4,5−オクタキス−α−ナフチル)−(3,6−オ
クタキスフェニルチオ)コバルトフタロシアニン
【0031】(4,5−オクタキスベンジルオキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)ジクロロ錫フタロ
シアニン (4,5−オクタキスメトキシ)−(3,6−オクタキ
スフェニルチオ)銅フタロシアニン (4,5−オクタキスメトキシ)−(3,6−オクタキ
ス−o−メチルフェニルチオ)亜鉛フタロシアニン (4,5−オクタキスエトキシ)−(3,6−オクタキ
スフェニルチオ)クロロアルミニウムフタロシアニン
【0032】(4,5−オクタキスエトキシ)−(3,
6−オクタキスエチルチオ)ジクロロゲルマニウムフタ
ロシアニン (4,5−オクタキス−n−ブトキシ)−(3,6−オ
クタキス−p−メトキシフェニルチオ)オキシチタニウ
ムフタロシアニン (4,5−オクタキス−n−ブトキシ)−(3,6−オ
クタキスフェニルチオ)オキシチタニウムフタロシアニ
ン (4,5−オクタキス−n−ブトキシ)−(3,6−オ
クタキスフェニルチオ)鉛フタロシアニン
【0033】(4,5−オクタキス−n−ブトキシ)−
(3,6−オクタキス−n−ブチルチオ)ジクロロ錫フ
タロシアニン (4,5−オクタキス−n−ブトキシ)−(3,6−オ
クタキス−n−オクチルチオ)クロロインジウムフタロ
シアニン (4,5−オクタキス−n−オクチルオキシ)−(3,
6−オクタキスフェニルチオ)鉛フタロシアニン (4,5−オクタキス−α−ナフチルオキシ)−(3,
6−オクタキス−α−ナフチルチオ)銅フタロシアニン
【0034】(4,5−オクタキスベンジルキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)コバルトフタロシ
アニン (4,5−オクタキス−p−クロロフェノキシ)−
(3,6−オクタキス−p−メチルフェニルチオ)銅フ
タロシアニン (4,5−オクタキス−p−フルオロフェノキシ)−
(3,6−オクタキスフェニルチオ)コバルトフタロシ
アニン (4−テトラキスフェノキシ)−(5−テトラキスエト
キシ)−(3,6−オクタキスフェニルチオ)銅フタロ
シアニン
【0035】(4−テトラキスフェノキシ)−(5−テ
トラキス−n−ブトキシ)−(3,6−オクタキスフェ
ニルチオ)銅フタロシアニン (4−テトラキスフェノキシ)−(5−テトラキス−n
−ブトキシ)−(3,6−オクタキスフェニルチオ)オ
キシバナジウムフタロシアニン (4−テトラキス−p−フルオロフェノキシ)−(5−
テトラキス−n−ブトキシ)−(3,6−オクタキスフ
ェニルチオ)コバルトフタロシアニン (4−テトラキス−p−クロロフェノキシ)−(5−テ
トラキス−p−フルオロフェノキシ)−(3,6−オク
タキス−p−クロロフェニルチオ)銅フタロシアニン
【0036】(4−テトラキスエトキシ)−(5−テト
ラキスフェノキシ)−(3,6−オクタキスフェニルチ
オ)コバルトフタロシアニン (4−テトラキス−n−ブトキシ)−(5−テトラキス
フェノキシ)−(3,6−オクタキスフェニルチオ)銅
フタロシアニン (4−テトラキスベンジルオキシ)−(5−テトラキス
−n−ブトキシ)−(3,6−オクタキスフェニルチ
オ)コバルトフタロシアニン (4−テトラキスフェノキシ)−(5−テトラキス−p
−フルオロフェノキシ)−(3,6−オクタキス−n−
ブチルチオ)銅フタロシアニン (4−テトラキス−n−オクチルオキシ)−(5−テト
ラキス−n−ヘキシルオキシ)−(3,6−オクタキス
エチルチオ)コバルトフタロシアニン
【0037】本発明に用いられる前記一般式(III )で
表される化合物において、XはOR 3 又はSR4 であ
り、R3 及びR4 は炭素原子数1〜20の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基、炭素原子数4〜6のシクロアルキル
基、又はフェニル基、ベンジル基もしくはナフチル基
(該フェニル基、ベンジル基及び/又はナフチル基は炭
素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のアル
コキシル基及び/又はハロゲン原子により置換されてい
てもよく、具体的には以下の化合物を挙げることができ
る。
【0038】フェノール、o−メチルフェノール、m−
メチルフェノール、p−メチルフェノール、2,3−ジ
メチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,
6−ジメチルフェノール、o−フルオロフェノール、p
−フルオロフェノール、2,3,5,6−テトラフルオ
ロフェノール、o−メトキシフェノール、p−メトキシ
フェノール、p−エトキシフェノール、ベンジルアルコ
ール、
【0039】α−ナフトール、β−ナフトール、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパ
ノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、n−
ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘキサノール、
n−オクタノール、n−ノニルアルコール、n−ドデシ
ルアルコール、n−ステアリルアルコール、メトキシエ
タノール、エトキシエタノール、ブトキシエタノール、
(2−エトキシ)−エトキシエタノール、チオフェノー
ル、
【0040】o−メチルチオフェノール、p−メチルチ
オフェノール、2,3−ジメチルチオフェノール、2,
4−ジメチルチオフェノール、2,6−ジメチルチオフ
ェノール、o−フルオロチオフェノール、p−フルオロ
チオフェノール、2,3,5,6−テトラフルオロチオ
フェノール、o−メトキシチオフェノール、p−メトキ
シチオフェノール、p−エトキシチオフェノール、ベン
ジルメルカプタン、α−チオナフトール、β−チオナフ
トール、
【0041】メタンチオール、エタンチオール、n−プ
ロパンチオール、iso−プロパンチオール、n−ブタ
ンチオール、tert−ブタンチオール、n−ペンチル
メルカプタン、n−ヘキシルメルカプタン、n−ヘプチ
ルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、n−ノニ
ルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、2−ヒド
ロキシエタンチオール、2−アミノエタンチオール。
【0042】本発明で使用する有機溶剤は出発原料と反
応性のない不活性溶媒であればいずれでもよく、例えば
ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリジノン、
トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミンなどの塩基
性溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリルなどのニトリ
ル類、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコールなどのアル
コール類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、クロ
ロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−
テトラクロロエタンなどのハロゲン系溶媒などを用いる
ことができ、好ましくは、塩基性溶媒、ニトリル類であ
る。特に好ましくは、ピリジン、N,N−ジメチルホル
ムアミド、トリエチルアミン、アセトニトリルである。
【0043】本発明はアルカリ性物質の存在下で反応さ
せることが好ましい。使用するアルカリ性物質として
は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化ナトリウ
ム等が挙げられ、これらは単独もしくは混合物で使用す
ることができる。
【0044】本発明では有機溶媒100部に対して一般
式(II)で示される含フッ素フタロシアニンは2〜30
部の範囲で仕込むことが好ましく、一般式(II)で示さ
れる含フッ素フタロシアニン1モルに対して一般式(II
I )で表されるアルコール類、あるいはチオール類は
8.8〜120部の範囲で仕込むことが好ましく、特に
好ましくは12部〜36部の範囲である。また、アルカ
リ性物質は、アルコール類もしくはチオール類1モルに
対し0.9〜3.0モルの範囲内で用いることが好まし
く、特に好ましくは1モル〜1.5モルの間である。
【0045】本発明における好ましい反応温度として
は、30〜250℃の範囲が好ましく、特に80〜20
0℃の範囲が好ましい。本発明において、出発原料であ
る含フッ素フタロシアニンは例えば下記のスキームの第
一ステップ、第二ステップおよび第三ステップに従って
合成できる。そして、本発明は、それらの原料を用いて
下記の第四ステップに従い目的物質を得ることができ
る。
【0046】ただし、XがOR3 でありかつR1 とR3
が同一である場合には第二ステップを省略することも可
能である。下記スキームにおけるR1 ,R2 、及びXは
一般式IにおけるR1 ,R2 、及びXと同じである。な
お、下記のスキームの第一ステップ、第二ステップおよ
び第三ステップの製造方法については特願昭63−65
806、同63−213830、特願平1−10355
4、同1−103554などに開示されている。
【0047】
【化5】
【0048】
【化6】
【0049】
【化7】
【0050】本発明による化合物は上記の各ステップを
経由せず、たとえば原料となるフタロニトリル化合物に
四つの置換基を導入したのちフタロシアニン化する方
法、あるいは、まずフタロシアニン化を行いその後に置
換基を導入する方法によっても合成することができる。
しかしこれらの方法は置換反応の選択性や収率の点に問
題があるため、上記の各ステップを経由して目的物を得
ることが好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明の製造方法に拠れば、フタロシア
ニン骨格に位置選択的に異なる置換基を導入することが
可能である。すなわち、本発明の製造方法によれば、用
途に応じた近赤外線の吸収波長域または溶解性を変えた
化合物の分子設計が可能となり、その高い選択性ゆえに
細かい特性の制御が可能である。またその際に、複雑な
製造工程を経る必要もなく工業的に有利である。
【0052】さらに、本発明に拠る新規フタロシアニン
化合物は純度のよいエーテル置換基を有しており、特開
昭63−295578号の如く、溶解性を悪くさせるク
ロル原子、ブロム原子を含有しておらず、本発明の新規
化合物中のフッ素原子はむしろ溶解性を高める効果を有
している。
【0053】以上述べた如く、本発明の新規化合物は、
従来知られているフタロシアニン化合物に比べ有機溶媒
への溶解性が高く、また、650〜900nmの近赤外域
に吸収を有するので、近赤外線吸収色素等として実用的
に使用できる。以下、本発明を実施例により更に具体的
に説明する。
【0054】
【実施例】実施例1. 4,5−オクタキスフェノキシ−(3,6−オクタキス
フェニルチオ)オキシバナジウムフタロシアニン〔VO
Pc(PhO)8 (PhS)8 チオフェノール4.52g(41.0mmol) 、水酸化カ
リウム2.30g(41.0mmol) 、およびピリジン5
0mlを100ml四ツ口フラスコに仕込み80℃で1時間
反応させた。その後、3,6−オクタフルオロ−(4,
5−オクタキスフェノキシ)オキシバナジウムフタロシ
アニン〔VOPc(PhO)8 8 〕5.00g(3.
4mmol) を加え還流条件下2時間反応させた。反応終了
後、ピリジンを留去し残った固形分をメタノールで洗浄
することにより目的物の暗緑色ケーキ5.56gを得た
(収率74.5%)。
【0055】吸収波長 クロロホルム中 79
2.5nm(ε=1.47×105 ) 塗膜 796.0nm 溶解度 クロロホルム 11.5wt% トルエン 5.8wt% 元素分析値 C(%) H(%) N(%) S(%) F(%) 理論値 70.47 3.70 5.14 11.76 0.00 分析値 70.15 3.58 4.97 11.61 0.00 赤外吸収スペクトル この化合物の赤外吸収スペクトルを図1に示す。
【0056】実施例2. 4,5−オクタキスフェノキシ−(3,6−オクタキス
フェニルチオ)コバルトフタロシアニン〔CoPc(P
hO)8 (PhS)8 〕の合成 実施例1において3,6−オクタフルオロ−(4,5−
オクタキスフェノキシ)オキシバナジウムフタロシアニ
ンのかわりに3,6−オクタフルオロ−(4,5−オク
タキスフェノキシ)コバルトフタロシアニン4.85g
(3.42mmol) を用いたこと以外実施例1と同様に操
作することにより目的物の暗緑色ケーキ6.20gを得
た(収率83.4%)。
【0057】吸収波長 クロロホルム中 71
2.0nm(ε=1.54×105 ) 塗膜 720.0nm 溶解度 クロロホルム 9.8wt% 元素分析値 C(%) H(%) N(%) S(%) F(%) 理論値 70.73 3.71 5.16 11.80 0.00 分析値 70.25 3.54 5.20 11.62 0.00 赤外吸収スペクトル この化合物の赤外吸収スペクトルを図2に示す。
【0058】実施例3. 4,5−オクタキスフェノキシ−(3,6−オクタキス
フェニルチオ)亜鉛フタロシアニン〔ZnPc(Ph
O)8 (PhS)8 〕の合成 実施例1において3,6−オクタフルオロ−(4,5−
オクタキスフェノキシ)オキシバナジウムフタロシアニ
ンのかわりにオクタフルオロ−(オクタキスフェノキ
シ)亜鉛フタロシアニン4.60g(3.42mmol) を
用いたこと以外実施例1と同様に操作することにより目
的物の暗緑色ケーキ5.35gを得た(収率71.8
%)。
【0059】吸収波長 クロロホルム中 73
9.5nm(ε=1.40×105 ) 塗膜 742.5nm 溶解度 クロロホルム 8.16wt% 元素分析値 C(%) H(%) N(%) S(%) F(%) 理論値 70.52 3.70 5.14 11.77 0.00 分析値 70.89 3.85 5.11 11.92 0.00 赤外吸収スペクトル この化合物の赤外吸収スペクトルを図3に示す。
【0060】実施例4. 4,5−オクタキスフェノキシ−(3,6−オクタキス
−n−ブチルチオ)オキシバナジウムフタロシアニン
〔VOPc(PhO)8 (n−BuS)8 〕の合成 実施例1においてチオフェノールのかわりにn−ブタン
チオール3.69g(41.0mmol) を用いたこと以外
実施例1と同様に操作することにより目的物の暗緑色ケ
ーキ4.77gを得た(収率69.0%)。
【0061】吸収波長 クロロホルム中 76
1.0nm(ε=2.03×105 ) 塗膜 764.5nm 溶解度 クロロホルム 14.8wt% 元素分析値 C(%) H(%) N(%) S(%) F(%) 理論値 66.54 5.58 5.54 12.69 0.00 分析値 65.98 5.43 5.28 12.55 0.00 赤外吸収スペクトル この化合物の赤外吸収スペクトルを図4に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ルを示す図である。
【図2】実施例2で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ルを示す図である。
【図3】実施例3で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ルを示す図である。
【図4】実施例4で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ルを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 9/08 361 (56)参考文献 特開 平2−138382(JP,A) 特開 平3−62878(JP,A) 特開 平4−23868(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09B 47/20 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I′): 【化1】 〔式中、XはSR4 を表わし;R1 ,R2 及びR4 は相
    互に独立に、炭素原子数1〜20のアルキル基又はフェ
    ニル基を表わし;そしてMは金属、酸化金属、又はハロ
    ゲン化金属を表す〕で示される新規フタロシアニン化合
    物。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II): 【化2】 〔式中、R1 及びR2 は相互に独立に、炭素原子数1〜
    20のアルキル基又はフェニル基を表わす〕で表される
    フタロシアニン化合物と、下記一般式(III ): XH (III ) 〔式中、XはSR4 を表わし、R4 は炭素原子数1〜2
    0のアルキル基又はフェニル基を表わす〕で表される化
    合物とを有機溶媒中で、前記式(III)で表わされる化合
    物1モルに対して1モル〜1.5モルの範囲の量のアル
    カリ性物質の存在下、反応させることを特徴とする、次
    の式(I′): 【化3】 (置換基の定義は前記の通りである)で表わされるフタ
    ロシアニン化合物の製造方法。
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