JP3278329B2 - マルチウィンドウ表示装置およびマルチウィンドウ表示方法 - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置およびマルチウィンドウ表示方法

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JP3278329B2
JP3278329B2 JP24997995A JP24997995A JP3278329B2 JP 3278329 B2 JP3278329 B2 JP 3278329B2 JP 24997995 A JP24997995 A JP 24997995A JP 24997995 A JP24997995 A JP 24997995A JP 3278329 B2 JP3278329 B2 JP 3278329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチウィンドウ
を使用するアプリケーションの操作可能なマルチウィン
ドウ表示装置およびマルチウィンドウ表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチウィンドウ表示装置を用い
たアプリケーションでは、新たにウィンドウを開けるた
めにはメニューの起動コマンドを用いていた。また、新
たに開かれたウィンドウに表示される表示内容の位置や
表示倍率はアプリケーションによって決定されており、
単なるコピーでしかなく同一の内容であった。
【0003】図14は、従来のマルチウィンドウ表示装
置におけるウィンドウ表示操作の手順を示すフローチャ
ートである。
【0004】図14に示すように、任意の領域を拡大/
縮小したものを別ウィンドウに表示するような場合に、
まず、ステップS1でマウスなどのポインティングデバ
イスを用いて表示画面上の矢印の位置を例えば画面上方
にあるメニュー領域まで移動させてその矢印を「新規ウ
ィンドウ」メニューの位置に合わせて選択する。する
と、ステップS2で新たなウィンドウが生成される。さ
らに、ステップS3で「オープン」メニューを選択する
と、ステップS4で現在の表示内容を新たなウィンドウ
の表示内容とする。
【0005】次に、ステップS5で「表示領域移動」メ
ニューを選択する。すると、ステップS6で拡大/縮小
したい領域をウィンドウの中央に移動させることができ
る。その後、ステップS7で「拡大/縮小」メニューを
選択する。さらに、ステップS8で所望の表示倍率を設
定すると、任意の領域を所望の表示倍率で拡大/縮小し
たものを別ウィンドウに表示することができる。このよ
うに、任意の領域を拡大/縮小したものを別ウィンドウ
に表示する場合には、「新規ウィンドウ」、「オープ
ン」、「表示領域移動」さらに「拡大/縮小」の各種メ
ニューの選択起動操作により実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
新たに開かれたウィンドウの初期表示内容をユーザが望
むように領域指定することは困難であった。例えばある
ウィンドウの部分領域を拡大表示したいような場合に、
「表示領域移動」メニューを起動させて表示の中心位置
を所望の位置に移動させた後に、「拡大/縮小」メニュ
ーを起動させて表示倍率を変更するなどの手順を必要と
しており、ユーザが望むように領域指定することは困難
であり、しかも、このように新たなウィンドウを得る操
作が繁雑になっていた。
【0007】また、拡大表示したい領域を指定した後に
新たなウィンドウを開くと、指定した領域が表示される
方式もあるが、この方式においてもウィンドウを開くた
めの各種メニューを選択する必要があり、新たなウィン
ドウを得る操作が繁雑でスムーズさを欠いていた。つま
り、各種メニューを選択する場合、マウスなどを用いて
表示画面上の矢印の位置を例えば画面上方にあるメニュ
ー領域まで移動させてその矢印を目標とするメニュー位
置に合わせて選択するという操作を行うために、ユーザ
の目線は画面の表示内容から外れて思考が一旦途切れて
しまう。このような思考の不連続によって、ユーザはそ
の都度、前の表示画面での思考に戻らなければならず、
ユーザの思考をより滑らかにスムーズに進行させること
ができないという問題を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、新たなウィンドウをユーザが望む任意の位置に領域
指定して得ることができるとともに、新たなウィンドウ
の切り出し操作が簡潔でよりスムーズに行うことができ
るマルチウィンドウ表示装置およびマルチウィンドウ
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチウィンド
ウ表示装置は、表示画面上に始点および終点の座標を
置指定して新たに開くウィンドウ領域を設定するウィン
ドウ領域設定手段と、表示データおよびウィンドウに関
する情報が記憶されている記憶手段と、上記始点および
終点の座標を対角方向の頂点とする矩形のウィンドウ領
域に対して、既に開かれているウィンドウに占める面積
の最も多いウィンドウの表示内容を、新たに開くウィン
ドウの表示内容に決定する表示内容決定手段と、上記新
たに開くウィンドウに対応した上記記憶手段の表示デー
タおよびウィンドウに関する情報に対して演算処理を行
って新たに開くウィンドウの表示内容を生成する処理を
行う演算処理手段と、上記演算処理手段で生成した新た
に開くウィンドウの表示内容を、上記位置指定したウィ
ンドウ領域に表示する表示手段と、を有することを特徴
とするものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。また、本発明のマルチウィンドウ表示装置は、表示
画面上に始点および終点の座標を位置指定して新たに開
ウィンドウ領域を設定するウィンドウ領域設定手段
と、表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶さ
れている記憶手段と、上記始点および終点の座標を対角
方向の頂点とする矩形のウィンドウ領域に対して、既に
開かれているウィンドウのうち上記始点座標が表示され
ていたウィンドウを、新たに開くウィンドウの表示内容
に決定する表示内容決定手段と、上記新たに開くウィン
ドウに対応した上記記憶手段の表示データおよびウィン
ドウに関する情報に対して演算処理を行って新たに開く
ウィンドウの表示内容を生成する処理を行う演算処理手
段と、上記演算処理手段で生成した新たに開くウィンド
ウの表示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表
示する表示手段と、を有することを特徴とするものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。さらに、本
発明のマルチウィンドウ表示装置は、表示画面上に始点
および終点の座標を位置指定して新たに開くウィンドウ
領域を設定するウィンドウ領域設定手段と、表示データ
およびウィンドウに関する情報が記憶されている記憶手
段と、上記始点および終点の座標を対角方向の頂点とす
る矩形のウィンドウ領域に対して、既に開かれているウ
ィンドウのうち上記終点座標が表示されていたウィンド
ウを、新たに開くウィン ドウの表示内容に決定する表示
内容決定手段と、上記新たに開くウィンドウに対応した
上記記憶手段の表示データおよびウィンドウに関する情
報に対して演算処理を行って新たに開くウィンドウの表
示内容を生成する処理を行う演算処理手段と、上記演算
処理手段で生成した新たに開くウィンドウの表示内容
を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示する表示手
段と、を有することを特徴とするものであり、そのこと
により上記目的が達成される。
【0010】また、好ましくは、マルチウィンドウ表示
装置において、上記演算処理手段は、上記記憶手段に
憶されているウィンドウの位置、大きさ及び重なり関係
に基づいて、新たに開くウィンドウを生成すると共に、
上記記憶手段に記憶されている表示データの座標を新た
に開くウィンドウの座標に変換して、新たに開くウィン
ドウの表示内容を生成することを特徴とする。
【0011】さらに、マルチウィンドウ表示方法は、表
示画面上に始点および終点の座標を位置指定して新たに
開くウィンドウ領域を設定するウィンドウ領域設定工程
と、表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶さ
れている記憶工程と、上記始点および終点の座標を対角
方向の頂点とする矩形のウィンドウ領域の中で、既に開
かれているウィンドウに占める面積の最も多いウィンド
ウの表示内容を、新たに開くウィンドウの表示内容に決
定する表示内容決定工程と、上記新たに開くウィンドウ
に対応した上記記憶手段の表示データおよびウィンドウ
に関する情報に対して演算処理を行って新たに開くウィ
ンドウの表示内容を生成する処理を行う演算処理工程
と、上記演算処理手段で生成した新たに開くウィンドウ
の表示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示
する表示工程と、を有することを特徴とする
【0012】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。
【0013】本発明においては、従来のように各種起動
コマンドを用いることなく、既に表示されているウィン
ドウ画面上のユーザが望む任意の部分領域を位置指定す
る簡単かつ直接的な操作だけで、ユーザの目線を反らす
ことなく画面を見たままの状態で思考が途切れることな
く、指定した部分領域の表示内容と同等の表示内容の新
規ウィンドウをより簡潔な一連の操作で素早くかつスム
ーズに開くことが可能となる。また、所望の拡大/縮小
をズームアップまたはズームダウンの一連の操作で設定
すれば、ユーザの目で確認しつつ直感的に最適な所望倍
率の新規ウィンドウの表示内容が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態におけるマル
チウィンドウ表示装置の構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、マウスやキーボードなどの
入力手段からなるウィンドウ領域設定手段としての機能
を持つ指定装置1は、画面上に新たにウィンドウを開く
場合などに、画面上に始点および終点位置を座標指定す
ることができる。これらの始点および終点の座標とは、
ウィンドウ形状を矩形とした場合にその対角位置の頂点
座標である。あるいは、それぞれ矩形の中心と矩形の一
頂点としてもよい。また、記憶手段としてのメモリ2に
は、表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶さ
れている。これらの指定装置1およびメモリ2が接続さ
れる演算処理装置3はフレームバッファ4に接続され、
指定装置1で指定した、新たに開くウィンドウの位置指
定データに対応したメモリ2の表示データに対してクリ
ッピングや座標変換などの演算処理を行って、新たにウ
ィンドウを生成する処理を行い、フレームバッファ4に
その処理後の表示内容を書き込む。このフレームバッフ
ァ4が接続される表示装置5は、フレームバッファ4で
保持されている表示内容を表示して新たにウィンドウ画
面を生成する。以上により本実施形態のマルチウィンド
ウ表示装置6が構成される。
【0017】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0018】図2は、図1のマルチウィンドウ表示装置
の動作を示すフローチャートである。
【0019】図2に示すように、任意の領域を拡大/縮
小したものを別ウィンドウに表示するような場合、ま
ず、ステップS11で現在の表示内容の画面上で拡大/
縮小したい領域の始点の座標を、指定装置1で画面上に
指定する。これと同様に、ステップS12で現在の表示
内容上で拡大/縮小したい領域の終点の座標を、指定装
置1で画面上に指定する。これによって、ステップS1
3で演算処理装置3は、指定装置1で設定した、新たに
開くウィンドウの始点および終点の座標指定データに対
応したメモリ2の表示データなどに対してクリッピング
や座標変換などの演算処理を行って、新たにウィンドウ
を生成する処理を行い、フレームバッファ4にその表示
内容を書き込む。さらに、表示装置5の画面には、フレ
ームバッファ4の表示内容が表示されて、指定装置1で
座標指定した領域の表示内容を持つ新たなウィンドウが
生成されることになる。
【0020】次に、ステップS14で「拡大/縮小」メ
ニューを指定装置1で選択すると、ステップS15で所
望の表示倍率が一連のズームアップまたはズームダウン
で演算処理装置3において表示と演算がリアルタイムで
演算処理されて所望の最適な表示倍率に自在に設定さ
れ、その表示倍率の表示内容をフレームバッファ4に書
き込む。これによって、表示装置5の画面には、フレー
ムバッファ4の表示内容が表示され、新規なウィンドウ
内には、指定装置1で指定した所望の表示倍率の表示内
容が表示される。この場合に「拡大/縮小」メニューの
指定はズームアップまたはズームダウンであって連続的
にリアルタイムに表示装置5の新規な別ウィンドウ内に
表示される。なお、ステップS15において、一連のズ
ームアップまたはズームダウンではなく、所望の表示倍
率を選択して設定してもよい。
【0021】このように、例えば任意の領域を所望の表
示倍率で拡大/縮小したものを別ウィンドウに表示する
場合には、従来においては、「新規ウィンドウ」、「オ
ープン」、「表示領域移動」さらに「拡大/縮小」の各
種メニューの選択起動操作が必要であったが、本実施形
態においては、「始点および終点の位置座標の指定」す
るだけでユーザの思考を途切れさせることなく、新たな
ウィンドウの切り出し操作が簡潔で素早くかつよりスム
ーズに開くことができ、さらに「拡大/縮小およびその
ズーム指定」をすれば、目的とする別ウィンドウを最適
な表示倍率で得ることができる。
【0022】ここで、以上の本実施形態のマルチウィン
ドウ表示装置6について、以下に、さらに詳しく説明す
る。
【0023】図3は、図1の演算処理装置3およびメモ
リ2の詳細を示す機能ブロック図である。
【0024】図3において、メモリ2には第1記憶手段
としての表示内容記憶部21、および第2記憶手段とし
てのウィンドウ管理部22が設けられており、表示内容
記憶部21には各ウィンドウの表示を行うための表示デ
ータが記憶され、また、ウィンドウ管理部22にはウィ
ンドウに関する情報、即ち、各ウィンドウの位置、大き
さおよび表示データの座標との関係がそれぞれ記憶され
ている。
【0025】また、指定装置1に接続される領域指定手
段31は、新たにウィンドウを作成する場合に、ユーザ
が指示した表示画面上のウィンドウ領域を指定装置1に
より指示された座標を用いて取得する。また、この領域
指定手段31に接続されるウィンドウ生成部32はウィ
ンドウ管理部22に接続され、このウィンドウ領域に対
応したデータを、ウィンドウ管理部22に記憶されてい
るウィンドウの位置および大きさ、表示データの座標と
の関係から選択して、新たに開くウィンドウを生成し、
この新たに生成されたウィンドウをウィンドウ管理部2
2に記憶させる。さらに、このウィンドウ管理部22お
よび表示内容記憶部21が接続されるウィンドウ表示内
容算出部33は、表示内容記憶部21に記憶されている
表示データの座標をウィンドウ領域の座標に変換すると
ともに、この座標の変換はウィンドウ管理部22に記憶
されている表示位置および表示倍率に応じて行われる。
さらに、このウィンドウ表示内容算出部33が接続され
るウィンドウ表示部34は、ウィンドウ表示内容算出部
33で座標変換された表示データを、ウィンドウ表示部
34によりフレームバッファ4にそのウィンドウ領域の
表示内容として書き込む。以上の領域指定手段31、ウ
ィンドウ生成部32、ウィンドウ表示内容算出部33お
よびウィンドウ表示部34により演算処理装置3が構成
されている。このウィンドウ表示部34が接続されるフ
レームバッファ4は表示装置5に接続されており、この
フレームバッファ4に書き込まれた表示内容が表示装置
5の画面上にそのウィンドウ領域の表示内容として表示
される。
【0026】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0027】図4は、図3のマルチウィンドウ表示装置
の動作を示すフローチャートである。
【0028】図4に示すように、任意の領域を拡大/縮
小したものを別ウィンドウに表示する場合、まず、ステ
ップS21で領域設定手段31は指定装置1により領域
の指定が開始されたかどうかを調べる。この領域の指定
の開始は、ユーザが領域の指定を通知する指定装置1の
ボタンを押すことによって指示される。ステップS21
で、領域の指定が開始されていないと判断した場合には
終了してイベント待ちの状態となり、また、領域の指定
が開始されていると判断した場合には、ステップS22
で指定された開始点の座標(x1,y1)を領域指定手段
31で記憶する。
【0029】さらに、ステップS23で領域設定手段3
1は指定装置1での領域の指定が終了したかどうかを調
べる。この領域の指定の終了は、ユーザが領域の指定を
通知するボタンを離すことによって指示する。領域の指
定が終了されていない場合は、終了されるまでステップ
S23の判定を繰り返し、また、領域の指定が終了した
場合は、ステップS24で指定された終了点の座標(x
2,y2)を領域指定手段31で記憶する。
【0030】次に、ステップS25でウィンドウ生成部
32は、ステップS22およびステップS24で記憶さ
れた開始点座標(x1,y1)および終了点座標(x2
2)よりなるウィンドウ領域に対応する新たに開くウ
ィンドウを、ウィンドウ管理部22で記憶されているウ
ィンドウの位置、大きさ、および重なり関係などから判
断する。その対応するウィンドウとは、ステップS22
およびステップS24で記憶された開始点座標(x1
1)および終了点座標(x2,y2)を対角方向の頂点
とする矩形のウィンドウ領域で、画面に占める面積の最
も多いウィンドウの表示内容とする。また、その対応す
るウィンドウ領域が、重なり関係などから前面側に表示
されていた、ステップS22で記憶された開始点座標
(x1,y1)が表示されていたウィンドウとしてもよい
し、また、ステップS24で記憶された終了点座標(x
2,y2)が表示されていたウィンドウとしてもよい。さ
らには、ユーザが明示的にウィンドウを指定するように
してもよい。その後、ステップS22およびステップS
24で記憶された座標より得たウィンドウ領域に対し
て、ステップS26でウィンドウ生成部32は新たに開
くウィンドウを生成する。このウィンドウ生成部32で
生成されたウィンドウの位置および大きさはウィンドウ
管理部22に記憶される。
【0031】さらに、ステップS27において、ウィン
ドウ生成部32はステップS26で生成されたウィンド
ウに対応する表示データおよび表示倍率を、ステップS
25で決定されたウィンドウに対応する表示データおよ
び表示倍率と同じにし、また、ステップS26で生成さ
れたウィンドウの表示データの表示位置を、ステップS
25で決定されたウィンドウ上でのステップS22およ
びステップS24で記憶された座標より得たウィンドウ
領域に対応する位置にする。これにより、新たに生成さ
れたウィンドウの表示内容をステップS25で決定され
たウィンドウで指定された領域に対応する表示内容と同
一にすることができる。
【0032】最後に、ステップS28で表示画面が更新
され、新たに生成されたウィンドウおよびその表示内容
が表示される。
【0033】図5は図4のステップS27を詳しく説明
するための模式図である。
【0034】ウィンドウ管理部22には、図5に示すよ
うに、表示内容記憶部21に記憶されている表示データ
の領域(xd1,yd1)−(xd2,yd2)を、新たに開く
ウィンドウ51の領域(xw1,yw1)−(xw2,yw2
に変換するために、横方向の倍率sh=(xw2−xw1
/(xd2−xd1)、縦方向の倍率sv=(yw2−yw1
/(yd2−yd1)、および表示のオフセット値として
(xd1,yd1)および(xw1,yw1)が記憶されてい
る。これらの値を用いて、表示データの座標(xd
d)はウィンドウの座標(sh(xd−xd1)+xw1
v(yd−yd1)+yw1)に変換される。
【0035】逆に、新たに開くウィンドウ51上の座標
(xw,yw)は((xw−xw1)/sh+xd1,(yw
w1)/sv+yd1)に変換されることになる。
【0036】よって、ステップS22およびステップS
24で記憶された領域(x1,y1)−(x2,y2)に対
して、横方向の倍率をsv、縦方向の倍率をshとし、表
示のオフセット値として((x1−xw1)/sh+xd1
(y1−yw1)/sv+yd1)および(x1,y1)をウィ
ンドウ管理部22に記憶することにより、ステップS2
6で生成されたウィンドウの表示内容をステップS25
で決定されたウィンドウでの指定された領域(x1
1)−(x2,y2)に対応する表示内容と同一にする
ことができる。
【0037】この説明では倍率および表示のオフセット
値を記憶して座標変換を行っているが、これらの座標変
換を行列演算で行うようにして変換行列を記憶しても良
い。図6〜図13は、本発明の実施形態によるマルチウ
ィンドウ表示装置の一動作例を説明するための各表示画
面を示す図である。
【0038】図6は、図3の指定装置1で新たにウィン
ドウを作成する領域を指定し始める操作例を示す表示画
面図である。図6に示すように、マウスなどのポインテ
ィングデバイスで領域指定を開始する位置を表示画面上
の矢印Aで指示し、領域指定開始を通知するボタンなど
のスイッチを押すことによって領域指定を開始する。こ
の領域指定開始を通知するボタンとしてはマウスなどの
ポインティングデバイスの特定のボタンでもよいし、キ
ーボードなどの別の入力装置のボタンでもよい。
【0039】図7は、図3の領域指定手段31で領域の
指定を完了する操作例を示す表示画面図である。領域指
定中は領域指定開始点とマウスなどのポインティングデ
バイスで示される矢印Aの位置とを対角とする矩形がラ
バーバンドで示されている。図7では、マウスなどのポ
インティングデバイスで領域指定を完了する矢印Aの位
置を指示し、領域指定終了を通知するボタンを押すこと
によって、領域指定を終了する。
【0040】また、上記のように領域の指定開始時およ
び終了時に領域指定開始ボタンあるいは領域指定終了ボ
タンを押す代わりに、領域の指定開始時に領域指定ボタ
ンを押し、領域の指定終了時に領域指定ボタンを放すと
いうような操作とすることも可能である。
【0041】図8は、領域指定終了時に指定された領域
に新たなウィンドウが生成された状態を示す表示画面図
である。図8に示すように、新たに生成されたウィンド
ウ81の表示内容および倍率などは指定された領域に表
示されていた表示内容および倍率のものと同一になる。
この新たに生成されたウィンドウ81は通常の他のウィ
ンドウと同様に、目標とする日に至るまでの日程を見る
ために図9に示すように移動させてウィンドウ81aと
したり、図8のウィンドウ81の大きさを変えて図10
に示すようなウィンドウ81bとしたり、図11に示す
ように表示内容を変更(この場合は倍率変更)してウィ
ンドウ81cとすることもできる。
【0042】なお、元のウィンドウおよび新たに生成さ
れたウィンドウは同一の表示データから表示内容を生成
しているので、表示データを変更した場合は両方のウィ
ンドウの表示内容に反映される。
【0043】また、図12に示すように、指定した領域
が元のウィンドウからはみ出している場合には、図13
に示すように、元のウィンドウ外になるため表示されて
いなかった表示データも表示することができる。これに
よって、以前の週末を見ることができる。
【0044】なお、ウィンドウ形状を矩形とした場合
に、それぞれ矩形の中心と矩形の一頂点としてもよく、
このような指定により、拡大や縮小を行う際の表示の中
心を、始点の選択時に明示することができる。この方式
では、中心座標(X0,Y0)と一頂点の座標(X1
1)で指定される矩形領域は、座標(X1,Y1)と座
標(X0−X1,Y0−Y1)を対角頂点とする矩形領域と
同じになる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザが
望む領域を表示内容とするウィンドウをより簡単でスム
ーズな手順で素早く直感的に生成することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマルチウィンドウ表示装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】図1の演算処理装置3およびメモリ2の詳細を
示す機能ブロック図である。
【図4】図3のマルチウィンドウ表示装置の動作を示す
フローチャートである。
【図5】図4のステップS27を詳しく説明するための
模式図である。
【図6】図3の指定装置1で新たにウィンドウを作成す
る領域を指定し始める操作例を示す表示画面図である。
【図7】図3の領域指定手段31で領域の指定を完了す
る操作例を示す表示画面図である。
【図8】領域指定終了時に指定された領域に新たなウィ
ンドウが生成された状態を示す表示画面図である。
【図9】図8の新たなウィンドウを移動させた状態を示
す表示画面図である。
【図10】図8の新たなウィンドウの領域の大きさを変
えた状態を示す表示画面図である。
【図11】図8の新たなウィンドウの表示内容を倍率変
更(この場合は拡大)した状態を示す表示画面図であ
る。
【図12】新たに指定したウィンドウの領域が元のウィ
ンドウの領域からはみ出している状態を示す表示画面図
である。
【図13】図12のはみ出した領域指定の場合に元のウ
ィンドウ外になるため表示されていなかった表示データ
も表示する状態を示す表示画面図である。
【図14】従来のマルチウィンドウ表示装置におけるウ
ィンドウ表示操作の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 指定装置 2 メモリ 3 演算処理装置 4 フレームバッファ 5 表示装置 6 マルチウィンドウ表示装置 21 表示内容記憶部 22 ウィンドウ管理部 31 領域指定手段 32 ウィンドウ生成部 33 ウィンドウ表示内容算出部 34 ウィンドウ表示部 51,81,81a,81b,81c ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/36 520E (56)参考文献 特開 平7−230374(JP,A) 特開 平3−126128(JP,A) 特開 平7−98769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 601 - 658 G06F 3/14 - 3/153 G09G 5/00 - 5/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上に始点および終点の座標を
    置指定して新たに開くウィンドウ領域を設定するウィン
    ドウ領域設定手段と、 表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶されて
    いる記憶手段と、上記始点および終点の座標を対角方向の頂点とする矩形
    のウィンドウ領域に対して、既に開かれているウィンド
    ウに占める面積の最も多いウィンドウの表示内容を、新
    たに開くウィンドウの表示内容に決定する表示内容決定
    手段と、 上記新たに開くウィンドウに対応した上記 記憶手段の表
    示データおよびウィンドウに関する情報に対して演算処
    理を行って新たに開くウィンドウの表示内容を生成する
    処理を行う演算処理手段と、上記 演算処理手段で生成した新たに開くウィンドウの表
    示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示する
    表示手段と、を有することを特徴とするマルチウィンド
    ウ表示装置。
  2. 【請求項2】 表示画面上に始点および終点の座標を
    置指定して新たに開くウィンドウ領域を設定するウィン
    ドウ領域設定手段と、 表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶されて
    いる記憶手段と、上記始点および終点の座標を対角方向の頂点とする矩形
    のウィンドウ領域に対して、既に開かれているウィンド
    ウのうち上記始点座標が表示されていたウィンドウを、
    新たに開くウィンドウの表示内容に決定する表示内容決
    定手段と、 上記新たに開くウィンドウに対応した上記 記憶手段の表
    示データおよびウィンドウに関する情報に対して演算処
    理を行って新たに開くウィンドウの表示内容を生成する
    処理を行う演算処理手段と、上記 演算処理手段で生成した新たに開くウィンドウの表
    示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示する
    表示手段と、を有することを特徴とするマルチウィンド
    ウ表示装置。
  3. 【請求項3】 表示画面上に始点および終点の座標を
    置指定して新たに開くウィンドウ領域を設定するウィン
    ドウ領域設定手段と、 表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶されて
    いる記憶手段と、上記始点および終点の座標を対角方向の頂点とする矩形
    のウィンドウ領域に対 して、既に開かれているウィンド
    ウのうち上記終点座標が表示されていたウィンドウを、
    新たに開くウィンドウの表示内容に決定する表示内容決
    定手段と、 上記新たに開くウィンドウに対応した上記 記憶手段の表
    示データおよびウィンドウに関する情報に対して演算処
    理を行って新たに開くウィンドウの表示内容を生成する
    処理を行う演算処理手段と、上記 演算処理手段で生成した新たに開くウィンドウの表
    示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示する
    表示手段と、を有することを特徴とするマルチウィンド
    ウ表示装置。
  4. 【請求項4】 上記演算処理手段は、上記記憶手段に
    憶されているウィンドウの位置、大きさ及び重なり関係
    に基づいて、新たに開くウィンドウを生成すると共に、
    上記記憶手段に記憶されている表示データの座標を新た
    に開くウィンドウの座標に変換して、新たに開くウィン
    ドウの表示内容を生成することを特徴とする請求項1〜
    3の何れかに記載のマルチウィンドウ表示装置。
  5. 【請求項5】 表示画面上に始点および終点の座標を
    置指定して新たに開くウィンドウ領域を設定するウィン
    ドウ領域設定工程と、 表示データおよびウィンドウに関する情報が記憶されて
    いる記憶工程と、上記始点および終点の座標を対角方向の頂点とする矩形
    のウィンドウ領域の中で、既に開かれているウィンドウ
    に占める面積の最も多いウィンドウの表示内容を、新た
    に開くウィンドウの表示内容に決定する表示内容決定工
    程と、 上記新たに開くウィンドウに対応した上記 記憶手段の表
    示データおよびウィンドウに関する情報に対して演算処
    理を行って新たに開くウィンドウの表示内容を生成する
    処理を行う演算処理工程と、上記 演算処理手段で生成した新たに開くウィンドウの表
    示内容を、上記位置指定したウィンドウ領域に表示する
    表示工程と、を有することを特徴とするマルチウィンド
    表示方法。
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