JP3277995B2 - 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 - Google Patents
側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具Info
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Description
るグレ−チング用受枠の仮止め金具に関する。
排水用の側溝が設けられている。そして、かかる側溝
は、所定の地面を溝状に堀削せしめたのちコンクリ−ト
を打設して小排水路を形成すると共に、該小排水路の両
側上端縁に各々対向状に植設せしめたアングル状の足付
き受枠を介してグレ−チングを被せることにより構築す
るものとされている。
設時に植設せしめるものであるから、必然的にコンクリ
−トの打設時においては所要の型枠に仮止めする必要が
あるものである。このため、従来より、この種受枠を型
枠に仮止めせしめるさいには、図6に図示するように、
まず、堀削溝の両内側面に沿って各々型枠51を垂直に
組立て、仮止めの位置に各々墨出しをして位置決め用釘
52を打込み、次いで、該各位置決め用釘52にアング
ル状の足54付き受枠53を掛止せしめると共に、受枠
53と型枠51との間に間隔保持用の角材55を介在せ
しめつつ、止め釘56を打ち込む。しかるのち、針金な
どの吊設部材57を介して受枠53を型枠51に吊設せ
しめ、受枠53を型枠51に仮止めせしめたのち、コン
クリ−トを打設して植設せしめるものである。
来例は以下の欠点を有するものである。まず第1に、垂
直に組立てた型枠51に位置決め用釘52を打込んで受
枠53を掛止せしめると共に、間隔保持用角材55を介
在せしめて止め釘56を打込み、かつ、吊設部材57を
介して吊設せしめることにより、受枠53を仮止め固定
せしめるものであるから、受枠53の仮止め作業が非常
に面倒で手間がかかり、極めて作業能率が悪いものであ
る。第2に、上述の如く受枠53は位置決め用釘52、
止め釘56、および吊設部材57を介して仮止め固定せ
しめるにすぎないものであるから、その固定力は弱く、
確実なる仮止め固定がしずらいものであって、ひいて
は、コンクリ−トの打設時に外力を受けてガタ付き変動
しやすく、規定寸法通りに受枠53を植設せしめづらい
ものである。
決し、受枠を極めて容易に作業能率よく、しかも、正確
かつ強固に仮止め固定せしめることが出来る、側溝構築
時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具を提供しよ
うとするものである。
チング用受枠9と型枠12とに各々対向形成された取付
け孔11・13に挿通自在とされてなる所要長の取付け
軸1と、該取付け軸1の両端部に各々形成されたオネジ
部2・3と、該各オネジ部2・3に螺合自在とされた2
個対の締付けナット4・5・6・7とよりなり、上記一
方の2個対の締付けナット6・7のうち外側部位の締付
けナット7は袋ナット状に形成されてなることを特徴と
する、側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め
金具を要旨とするものである。
径を有する丸鋼でもって受枠9の幅より長尺状に形成す
る。かかる取付け軸1の両端部には、各々オネジ部2・
3を形成し、かかるオネジ部2・3は両者とも右ネジ状
に形成せしめてもよく、また、一方を右ネジ状に形成す
ると共に、他方を左ネジ状に形成せしめてもよい。ま
た、対とされた締付けナット4・5・6・7は通常の六
角ナットを使用してもよいが、受枠9を締付け固定する
外側の締付けナット7はコンクリ−トの打設により埋設
されるものであるから、解体時における取付け軸1の取
外しを容易化せしめるべく袋ナット状にする。なお、受
枠9は、予め取付け軸1が挿通自在な取付け孔11を有
するものを用いるとよい。
説明する。図1乃至図5は本発明の一実施例を示すもの
で、同図中、1は所要の長さと径を備えた丸鋼製の取付
け軸、2は該取付け軸1の一端部に形成された右ネジ状
の受枠用オネジ部、3は同他端部に形成された右ネジ状
の型枠用オネジ部、4・5は該型枠用オネジ部3に螺合
自在とされた2個一対の締付けナット、6・7は前記受
枠用オネジ部2に螺合自在とされた2個対の締付けナッ
トで、一方の締付けナット7は袋ナット状とされてい
る。8は該締付けナット6・7間に介装自在とされたワ
ッシャである。その他、9は所要の長さを備えたアング
ル状の受枠、10は該受枠9の両端下部に斜め下向き状
に突設された略L字形状の足、11は受枠9の少くとも
両端部に各々形成された取付け孔、12は所要の幅と長
さを備えた合板製型枠、13は上記取付け孔11に対応
すべく該型枠12の両端上部に形成された取付け孔、1
4は型枠12どうしの間隔を調整保持せしめるセパレ−
タ−、15は側溝、16はグレ−チングを示す。
例について説明する。まず、予め受枠9に取付け軸1を
取付け、即ち、受枠用オネジ部2にワッシャ8を介在せ
しめつつ締付けナット6を螺合せしめると共に、取付け
孔11に挿通せしめ、外方より袋ナット状の締付けナッ
ト7を螺合せしめることにより締付け、受枠9に取付け
軸1を取付ける。次いで、所要の地面に堀削せしめた溝
の両内側面に沿って各々型枠12を垂直に組立て、セパ
レ−タ−14でもって所定間隔に保持せしめると共に、
取付け軸1の取付け位置に墨出しをして所要径の取付け
孔13を形成せしめる。しかるのち、予め受枠9に取付
けた取付け軸1の型枠用オネジ部3に一方の締付けナッ
ト4を螺合せしめつつ取付け孔13に挿通せしめると共
に、受枠9の下端部を型枠12に当てがいつつ外方より
他方の締付けナット5を軽く螺合せしめて仮締めする。
そして、型枠12と受枠9との間の寸法を適正に調整せ
しめたのち、外側の締付けナット5を本締めして受枠9
を型枠12に仮止めする。このさい、受枠9はその下端
部を型枠12に当てがいつつ取付け軸1を介して締付け
ナット4・5・6・7により締付けて仮止め固定せしめ
るものであるから、その仮止め固定を確実に、しかも強
固に行なうことが出来るものである。
コンクリ−トを打設せしめる。そして、所要の養生が完
了すると、締付けナット4・5・6を緩めると共に、コ
ンクリ−ト中に埋設された袋ナット状の締付けナット7
より受枠用オネジ部2をネジ戻して取付け軸1を取外
し、受枠9の仮止めを解除せしめる。このさい、コンク
リ−ト中に残存して埋設される締付けナット7が袋ナッ
ト状に形成されているから、受枠用オネジ部2の先端を
カバ−してコンクリ−トの固化から守り、そのネジ戻し
を容易になし得るものである。そして、受枠9の仮止め
解除が完了すると型枠12を取外し、両側上端縁に各々
受枠9を対向状に植設せしめた側溝15を構築せしめる
と共に、両側の受枠9を介してグレ−チング16を被せ
るとよい。
ング用受枠9と型枠12とに各々対向形成された取付け
孔11・13に挿通自在とされてなる所要長の取付け軸
1と、該取付け軸1の両端部に各々形成されたオネジ部
2・3と、該各オネジ部2・3に螺合自在とされた2個
対の締付けナット4・5・6・7とよりなり、上記一方
の2個対の締付けナット6・7のうち外側部位の締付け
ナット7は袋ナット状に形成されているから、取付け軸
1のオネジ部2・3を各々対応する取付け孔11・13
に挿通せしめると共に、締付けナット4・5・6・7を
介して締付けるという極めて簡単な操作でもって、常に
受枠9を型枠12に極めて容易に、しかも、迅速、かつ
確実に作業能率よく仮止め固定せしめることが出来るの
みならず、その仮止め固定は非常に強固であり、コンク
リ−ト打設時に外力が作用した場合においてもガタ付い
て変動するおそれがなく、常に受枠9を規定寸法通りに
植設せしめることが出来るものである。また、受枠9の
仮止めを解除せしめるさいにおいても、コンクリ−ト中
に残存して埋設される締付けナット7が袋ナット状に形
成されているから、受枠用オネジ部2の先端をカバ−し
てコンクリ−トの固化から守り、そのネジ戻しを容易に
なし得るものである。さらに、構造が極めて簡単であ
り、その製作が容易であるのみならず、安価に提供する
ことが出来るものである。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】グレ−チング用受枠9と型枠12とに各々
対向形成された取付け孔11・13に挿通自在とされて
なる所要長の取付け軸1と、該取付け軸1の両端部に各
々形成されたオネジ部2・3と、該各オネジ部2・3に
螺合自在とされた2個対の締付けナット4・5・6・7
とよりなり、上記一方の2個対の締付けナット6・7の
うち外側部位の締付けナット7は袋ナット状に形成され
てなることを特徴とする、側溝構築時におけるグレ−チ
ング用受枠の仮止め金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07045099A JP3277995B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07045099A JP3277995B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265664A JP2000265664A (ja) | 2000-09-26 |
JP3277995B2 true JP3277995B2 (ja) | 2002-04-22 |
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ID=13431865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07045099A Expired - Fee Related JP3277995B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3277995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
WO2007123329A1 (en) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Sung-Rae Jo | Mold for manufacturing u-type side gutter and its manufacturing method using the mold |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP07045099A patent/JP3277995B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000265664A (ja) | 2000-09-26 |
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