JP3277995B2 - 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 - Google Patents

側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具

Info

Publication number
JP3277995B2
JP3277995B2 JP07045099A JP7045099A JP3277995B2 JP 3277995 B2 JP3277995 B2 JP 3277995B2 JP 07045099 A JP07045099 A JP 07045099A JP 7045099 A JP7045099 A JP 7045099A JP 3277995 B2 JP3277995 B2 JP 3277995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving frame
mounting shaft
male screw
temporary fixing
gutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07045099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000265664A (ja
Inventor
明良 金谷
Original Assignee
株式会社金谷建設工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社金谷建設工業 filed Critical 株式会社金谷建設工業
Priority to JP07045099A priority Critical patent/JP3277995B2/ja
Publication of JP2000265664A publication Critical patent/JP2000265664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3277995B2 publication Critical patent/JP3277995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝構築時におけ
るグレ−チング用受枠の仮止め金具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路や鉄道線路などに沿って小
排水用の側溝が設けられている。そして、かかる側溝
は、所定の地面を溝状に堀削せしめたのちコンクリ−ト
を打設して小排水路を形成すると共に、該小排水路の両
側上端縁に各々対向状に植設せしめたアングル状の足付
き受枠を介してグレ−チングを被せることにより構築す
るものとされている。
【0003】ところで、上記の受枠はコンクリ−トの打
設時に植設せしめるものであるから、必然的にコンクリ
−トの打設時においては所要の型枠に仮止めする必要が
あるものである。このため、従来より、この種受枠を型
枠に仮止めせしめるさいには、図6に図示するように、
まず、堀削溝の両内側面に沿って各々型枠51を垂直に
組立て、仮止めの位置に各々墨出しをして位置決め用釘
52を打込み、次いで、該各位置決め用釘52にアング
ル状の足54付き受枠53を掛止せしめると共に、受枠
53と型枠51との間に間隔保持用の角材55を介在せ
しめつつ、止め釘56を打ち込む。しかるのち、針金な
どの吊設部材57を介して受枠53を型枠51に吊設せ
しめ、受枠53を型枠51に仮止めせしめたのち、コン
クリ−トを打設して植設せしめるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は以下の欠点を有するものである。まず第1に、垂
直に組立てた型枠51に位置決め用釘52を打込んで受
枠53を掛止せしめると共に、間隔保持用角材55を介
在せしめて止め釘56を打込み、かつ、吊設部材57を
介して吊設せしめることにより、受枠53を仮止め固定
せしめるものであるから、受枠53の仮止め作業が非常
に面倒で手間がかかり、極めて作業能率が悪いものであ
る。第2に、上述の如く受枠53は位置決め用釘52、
止め釘56、および吊設部材57を介して仮止め固定せ
しめるにすぎないものであるから、その固定力は弱く、
確実なる仮止め固定がしずらいものであって、ひいて
は、コンクリ−トの打設時に外力を受けてガタ付き変動
しやすく、規定寸法通りに受枠53を植設せしめづらい
ものである。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を一挙に解
決し、受枠を極めて容易に作業能率よく、しかも、正確
かつ強固に仮止め固定せしめることが出来る、側溝構築
時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、グレ−
チング用受枠9と型枠12とに各々対向形成された取付
け孔11・13に挿通自在とされてなる所要長の取付け
軸1と、該取付け軸1の両端部に各々形成されたオネジ
部2・3と、該各オネジ部2・3に螺合自在とされた2
個対の締付けナット4・5・6・7とよりなり、上記一
方の2個対の締付けナット6・7のうち外側部位の締付
けナット7は袋ナット状に形成されてなることを特徴と
する、側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め
金具を要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の取付け軸1は、所要の外
径を有する丸鋼でもって受枠9の幅より長尺状に形成す
る。かかる取付け軸1の両端部には、各々オネジ部2・
3を形成し、かかるオネジ部2・3は両者とも右ネジ状
に形成せしめてもよく、また、一方を右ネジ状に形成す
ると共に、他方を左ネジ状に形成せしめてもよい。ま
た、対とされた締付けナット4・5・6・7は通常の六
角ナットを使用してもよいが、受枠9を締付け固定する
外側の締付けナット7はコンクリ−トの打設により埋設
されるものであるから、解体時における取付け軸1の取
外しを容易化せしめるべく袋ナット状にする。なお、受
枠9は、予め取付け軸1が挿通自在な取付け孔11を有
するものを用いるとよい。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1乃至図5は本発明の一実施例を示すもの
で、同図中、1は所要の長さと径を備えた丸鋼製の取付
け軸、2は該取付け軸1の一端部に形成された右ネジ状
の受枠用オネジ部、3は同他端部に形成された右ネジ状
の型枠用オネジ部、4・5は該型枠用オネジ部3に螺合
自在とされた2個一対の締付けナット、6・7は前記受
枠用オネジ部2に螺合自在とされた2個対の締付けナッ
トで、一方の締付けナット7は袋ナット状とされてい
る。8は該締付けナット6・7間に介装自在とされたワ
ッシャである。その他、9は所要の長さを備えたアング
ル状の受枠、10は該受枠9の両端下部に斜め下向き状
に突設された略L字形状の足、11は受枠9の少くとも
両端部に各々形成された取付け孔、12は所要の幅と長
さを備えた合板製型枠、13は上記取付け孔11に対応
すべく該型枠12の両端上部に形成された取付け孔、1
4は型枠12どうしの間隔を調整保持せしめるセパレ−
タ−、15は側溝、16はグレ−チングを示す。
【0009】次に、上述の如く構成された実施例の使用
例について説明する。まず、予め受枠9に取付け軸1を
取付け、即ち、受枠用オネジ部2にワッシャ8を介在せ
しめつつ締付けナット6を螺合せしめると共に、取付け
孔11に挿通せしめ、外方より袋ナット状の締付けナッ
ト7を螺合せしめることにより締付け、受枠9に取付け
軸1を取付ける。次いで、所要の地面に堀削せしめた溝
の両内側面に沿って各々型枠12を垂直に組立て、セパ
レ−タ−14でもって所定間隔に保持せしめると共に、
取付け軸1の取付け位置に墨出しをして所要径の取付け
孔13を形成せしめる。しかるのち、予め受枠9に取付
けた取付け軸1の型枠用オネジ部3に一方の締付けナッ
ト4を螺合せしめつつ取付け孔13に挿通せしめると共
に、受枠9の下端部を型枠12に当てがいつつ外方より
他方の締付けナット5を軽く螺合せしめて仮締めする。
そして、型枠12と受枠9との間の寸法を適正に調整せ
しめたのち、外側の締付けナット5を本締めして受枠9
を型枠12に仮止めする。このさい、受枠9はその下端
部を型枠12に当てがいつつ取付け軸1を介して締付け
ナット4・5・6・7により締付けて仮止め固定せしめ
るものであるから、その仮止め固定を確実に、しかも強
固に行なうことが出来るものである。
【0010】受枠9の仮止めが終了すると、常法により
コンクリ−トを打設せしめる。そして、所要の養生が完
了すると、締付けナット4・5・6を緩めると共に、コ
ンクリ−ト中に埋設された袋ナット状の締付けナット7
より受枠用オネジ部2をネジ戻して取付け軸1を取外
し、受枠9の仮止めを解除せしめる。このさい、コンク
リ−ト中に残存して埋設される締付けナット7が袋ナッ
ト状に形成されているから、受枠用オネジ部2の先端を
カバ−してコンクリ−トの固化から守り、そのネジ戻し
を容易になし得るものである。そして、受枠9の仮止め
解除が完了すると型枠12を取外し、両側上端縁に各々
受枠9を対向状に植設せしめた側溝15を構築せしめる
と共に、両側の受枠9を介してグレ−チング16を被せ
るとよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば以上の次第で、グレ−チ
ング用受枠9と型枠12とに各々対向形成された取付け
孔11・13に挿通自在とされてなる所要長の取付け軸
1と、該取付け軸1の両端部に各々形成されたオネジ部
2・3と、該各オネジ部2・3に螺合自在とされた2個
対の締付けナット4・5・6・7とよりなり、上記一方
の2個対の締付けナット6・7のうち外側部位の締付け
ナット7は袋ナット状に形成されているから、取付け軸
1のオネジ部2・3を各々対応する取付け孔11・13
に挿通せしめると共に、締付けナット4・5・6・7を
介して締付けるという極めて簡単な操作でもって、常に
受枠9を型枠12に極めて容易に、しかも、迅速、かつ
確実に作業能率よく仮止め固定せしめることが出来るの
みならず、その仮止め固定は非常に強固であり、コンク
リ−ト打設時に外力が作用した場合においてもガタ付い
て変動するおそれがなく、常に受枠9を規定寸法通りに
植設せしめることが出来るものである。また、受枠9の
仮止めを解除せしめるさいにおいても、コンクリ−ト中
に残存して埋設される締付けナット7が袋ナット状に形
成されているから、受枠用オネジ部2の先端をカバ−し
てコンクリ−トの固化から守り、そのネジ戻しを容易に
なし得るものである。さらに、構造が極めて簡単であ
り、その製作が容易であるのみならず、安価に提供する
ことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】実施例の使用状態を示す横断面図である。
【図3】実施例の使用状態を示す平面図である。
【図4】実施例の使用状態を示す一部拡大断面図であ
る。
【図5】側溝15を構築せしめた状態を示す断面図であ
る。
【図6】従来例を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 取付け軸 2 受枠用オネジ部 3 型枠用オネジ部 4・5・6・7 締付けナット 9 受枠 11 取付け孔 12 型枠 13 取付け孔 15 側溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グレ−チング用受枠9と型枠12とに各々
    対向形成された取付け孔11・13に挿通自在とされて
    なる所要長の取付け軸1と、該取付け軸1の両端部に各
    々形成されたオネジ部2・3と、該各オネジ部2・3に
    螺合自在とされた2個対の締付けナット4・5・6・7
    とよりなり、上記一方の2個対の締付けナット6・7の
    うち外側部位の締付けナット7は袋ナット状に形成され
    なることを特徴とする、側溝構築時におけるグレ−チ
    ング用受枠の仮止め金具。
JP07045099A 1999-03-16 1999-03-16 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具 Expired - Fee Related JP3277995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07045099A JP3277995B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07045099A JP3277995B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000265664A JP2000265664A (ja) 2000-09-26
JP3277995B2 true JP3277995B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=13431865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07045099A Expired - Fee Related JP3277995B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3277995B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007123329A1 (en) * 2006-04-21 2007-11-01 Sung-Rae Jo Mold for manufacturing u-type side gutter and its manufacturing method using the mold

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000265664A (ja) 2000-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9777500B1 (en) Pole reinforcement
JP4970463B2 (ja) ポスト用アンカー留めシステム
US20020066620A1 (en) Pole step and attachment mount for poles
US10570610B2 (en) Profiled rail with plug for fastening to formwork
US5538182A (en) Railroad crossing system
EP1039056A1 (en) Balcony slab - outside wall/facade/floor assembly
US6298631B1 (en) Window well clip
JP3277995B2 (ja) 側溝構築時におけるグレ−チング用受枠の仮止め金具
CA2098078A1 (en) Pipe hanger nut assembly
JPH1181487A (ja) Tボルト支持具およびその設置方法
JP2006016952A (ja) アンカーとその仮固定方法及びそれを用いた仮固定構造
JP2928745B2 (ja) 直結まくら木の設置構造および直結まくら木の設置方法
JP4335546B2 (ja) コンクリート打設時におけるねじ穴形成方法
JP2000054627A (ja) 型枠用セパレーター
KR200326109Y1 (ko) 콘크리트 타설용 거푸집 간격유지장치
JP2006207367A (ja) コンクリート型枠固定締付構造およびコンクリート型枠固定締付支持金具およびコンクリート型枠
JP3409022B2 (ja) マンホ―ル壁体締結具
JP2880494B1 (ja) ブロックアンカ−
JP2001107447A (ja) 側溝構造
JPS6316772Y2 (ja)
JPH1046609A (ja) コンクリート製品に化粧ブロックを取付ける装置
JP2892342B1 (ja) 路面標識
JPH10195810A (ja) コンクリート舗装用ソケット付きタイバー
KR200195765Y1 (ko) 배수로 어셈블리
JPH05148994A (ja) 基礎への締結具埋入用治具および該治具を用いた締結具の埋入方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3277995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees