JP3275841B2 - 電子部品の収納容器 - Google Patents
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の収納容
器に関し、詳しくは、電子部品の収納性や経済性に優
れ、かつ、電子部品を容易かつ確実に実装機に供給する
ことが可能な、袋状の収納容器に関する。
器に関し、詳しくは、電子部品の収納性や経済性に優
れ、かつ、電子部品を容易かつ確実に実装機に供給する
ことが可能な、袋状の収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子部品の収納（包装）形態としては、
従来、多数の電子部品をテープに保持させるテーピン
グ、ケースに収納するケース詰め、マガジン詰め、袋状
の容器に収納する袋詰めなどの種々の収納方式が用いら
れている。なお、ケース詰め、及び袋詰めは、電子部品
をバルク状に収納するものである。そして、上記の収納
形態のうちで、袋詰めの収納形態がもっとも経済的であ
るとされている。
従来、多数の電子部品をテープに保持させるテーピン
グ、ケースに収納するケース詰め、マガジン詰め、袋状
の容器に収納する袋詰めなどの種々の収納方式が用いら
れている。なお、ケース詰め、及び袋詰めは、電子部品
をバルク状に収納するものである。そして、上記の収納
形態のうちで、袋詰めの収納形態がもっとも経済的であ
るとされている。
【０００３】図６は、従来の袋詰めの収納に用いられて
いる袋状の収納容器を示す図である。この例で用いられ
ている収納容器５１は、図７(ａ)，(ｂ)に示すように、
筒状で、電子部品を収納していない状態では平面形状が
長方形となる部材５１ａ（図７(ａ)）の下端部５１ｂ
を、図７(ｂ)に示すように、熱容着などの方法により封
止し、電子部品Ｄを投入した後、上端部５１ｃを熱溶着
などの方法で封止する（図６）ことにより形成されてい
る。なお、電子部品の収納領域の表面側には部品の種類
などの情報を表示する情報表示部５２が設けられてい
る。そして、この収納容器５１の構成材料としては、内
周面に静電気防止処理が施されたポリプロピレンやポリ
エチレンなどが用いられている。
いる袋状の収納容器を示す図である。この例で用いられ
ている収納容器５１は、図７(ａ)，(ｂ)に示すように、
筒状で、電子部品を収納していない状態では平面形状が
長方形となる部材５１ａ（図７(ａ)）の下端部５１ｂ
を、図７(ｂ)に示すように、熱容着などの方法により封
止し、電子部品Ｄを投入した後、上端部５１ｃを熱溶着
などの方法で封止する（図６）ことにより形成されてい
る。なお、電子部品の収納領域の表面側には部品の種類
などの情報を表示する情報表示部５２が設けられてい
る。そして、この収納容器５１の構成材料としては、内
周面に静電気防止処理が施されたポリプロピレンやポリ
エチレンなどが用いられている。
【０００４】ところで、この収納容器５１に収納された
電子部品を実装するにあたっては、袋の一部を刃物で切
り取って排出口を形成し、この排出口から実装機の電子
部品投入口に電子部品を投入して実装を行っている。
電子部品を実装するにあたっては、袋の一部を刃物で切
り取って排出口を形成し、この排出口から実装機の電子
部品投入口に電子部品を投入して実装を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の収
納方法においては、実装機の電子部品投入口から電子
部品を供給する際に、収納容器の排出口から、実装機の
電子部品投入口に的確に電子部品を投入することが困難
である、収納容器の排出口付近で電子部品のブリッジ
現象が発生して、電子部品が詰まり、収納容器から電子
部品を供給することができなくなる場合があり、信頼性
が低いというような問題点がある。
納方法においては、実装機の電子部品投入口から電子
部品を供給する際に、収納容器の排出口から、実装機の
電子部品投入口に的確に電子部品を投入することが困難
である、収納容器の排出口付近で電子部品のブリッジ
現象が発生して、電子部品が詰まり、収納容器から電子
部品を供給することができなくなる場合があり、信頼性
が低いというような問題点がある。
【０００６】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、収納容器から、実装機の電子部品投入口に、容易か
つ確実に電子部品を投入することが可能であるととも
に、製造が容易で、経済性に優れた電子部品の収納容器
を提供することを目的とする。
り、収納容器から、実装機の電子部品投入口に、容易か
つ確実に電子部品を投入することが可能であるととも
に、製造が容易で、経済性に優れた電子部品の収納容器
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明（請求項１）の電
子部品の収納容器は、実装機を用いて実装される多数個
の電子部品を収納する袋状の収納容器であって、多数個
の電子部品が収納される収納領域と、排出口に電子部品
を導くためのリード部であって、終端側が排出口となる
よう に構成され、かつ、排出口に近づくにつれて幅が狭
くなるようにテーパ（案内角）θ１が付けられた排出口
側リード部と、前記収納領域と前記排出口側リード部の
間に位置し、収納領域の電子部品を滞留することなく排
出口側リード部に流し込むことができるように、排出口
側リード部に近づくにつれて幅が狭くなるようにテーパ
（案内角）θ２が付けられた収納領域側リード部とを備
えてなり、かつ、前記収納領域側リード部のテーパ（案
内角）θ２が、前記排出口側リード部のテーパ（案内
角）θ１よりも大きくなっているリード部とを具備し、
実装機の電子部品投入口に供給する際に、前記排出口を
開口して、収納領域から、リード部、及び排出口を経
て、実装機の電子部品投入口から実装機に電子部品を供
給することができるように構成されていることを特徴と
している。
子部品の収納容器は、実装機を用いて実装される多数個
の電子部品を収納する袋状の収納容器であって、多数個
の電子部品が収納される収納領域と、排出口に電子部品
を導くためのリード部であって、終端側が排出口となる
よう に構成され、かつ、排出口に近づくにつれて幅が狭
くなるようにテーパ（案内角）θ１が付けられた排出口
側リード部と、前記収納領域と前記排出口側リード部の
間に位置し、収納領域の電子部品を滞留することなく排
出口側リード部に流し込むことができるように、排出口
側リード部に近づくにつれて幅が狭くなるようにテーパ
（案内角）θ２が付けられた収納領域側リード部とを備
えてなり、かつ、前記収納領域側リード部のテーパ（案
内角）θ２が、前記排出口側リード部のテーパ（案内
角）θ１よりも大きくなっているリード部とを具備し、
実装機の電子部品投入口に供給する際に、前記排出口を
開口して、収納領域から、リード部、及び排出口を経
て、実装機の電子部品投入口から実装機に電子部品を供
給することができるように構成されていることを特徴と
している。
【０００８】本発明の電子部品の収納容器は、電子部品
が収納される収納領域と、排出口に電子部品を導くため
のリード部であって、終端側が排出口となるように構成
され、排出口に近づくにつれて幅が狭くなるようにテー
パ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部と、収
納領域と排出口側リード部の間に位置し、収納領域の電
子部品を滞留することなく排出口側リード部に流し込む
ことができるように、排出口側リード部に近づくにつれ
て幅が狭くなるようにテーパ（案内角）θ２が付けられ
た収納領域側リード部とを備え、かつ、収納領域側リー
ド部のテーパθ２が、排出口側リード部のテーパθ１よ
りも大きくなっているリード部とを具備しており、排出
口を開口して、収納領域から、リード部、及び排出口を
経て、実装機の電子部品投入口から実装機に電子部品を
供給することができるように構成されているので、実装
機に電子部品を供給する際に、電子部品がリード部を経
て確実に排出口に導かれ、ブリッジ現象による詰まりを
生じたりすることなく、収納容器から実装機に電子部品
を確実に供給することが可能になる。
が収納される収納領域と、排出口に電子部品を導くため
のリード部であって、終端側が排出口となるように構成
され、排出口に近づくにつれて幅が狭くなるようにテー
パ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部と、収
納領域と排出口側リード部の間に位置し、収納領域の電
子部品を滞留することなく排出口側リード部に流し込む
ことができるように、排出口側リード部に近づくにつれ
て幅が狭くなるようにテーパ（案内角）θ２が付けられ
た収納領域側リード部とを備え、かつ、収納領域側リー
ド部のテーパθ２が、排出口側リード部のテーパθ１よ
りも大きくなっているリード部とを具備しており、排出
口を開口して、収納領域から、リード部、及び排出口を
経て、実装機の電子部品投入口から実装機に電子部品を
供給することができるように構成されているので、実装
機に電子部品を供給する際に、電子部品がリード部を経
て確実に排出口に導かれ、ブリッジ現象による詰まりを
生じたりすることなく、収納容器から実装機に電子部品
を確実に供給することが可能になる。
【０００９】すなわち、上述のように構成されたリード
部を備えていることにより、収納領域側リード部の長さ
を短くして、収納容器全体の小型化を図ることが可能に
なる とともに、排出口側リード部ではテーパ（案内角）
θ１が収納領域側リード部のテーパ（案内角）θ２より
も緩やかになっているため、電子部品を排出口側リード
部及び排出口を経て実装機の電子部品投入口まで円滑に
供給することが可能になる。
部を備えていることにより、収納領域側リード部の長さ
を短くして、収納容器全体の小型化を図ることが可能に
なる とともに、排出口側リード部ではテーパ（案内角）
θ１が収納領域側リード部のテーパ（案内角）θ２より
も緩やかになっているため、電子部品を排出口側リード
部及び排出口を経て実装機の電子部品投入口まで円滑に
供給することが可能になる。
【００１０】なお、本発明の電子部品の収納容器の構成
材料に特別の制約はないが、好ましい材料としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどを例示することができ
る。また、電子部品と接する面に静電気の発生を防止す
る加工を施したり、静電気の発生しにくい材料を用いた
りすることにより、電子部品の取り出しをさらに円滑に
することができる。
材料に特別の制約はないが、好ましい材料としては、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどを例示することができ
る。また、電子部品と接する面に静電気の発生を防止す
る加工を施したり、静電気の発生しにくい材料を用いた
りすることにより、電子部品の取り出しをさらに円滑に
することができる。
【００１１】また、本発明において、実装機の電子部品
投入口とは、垂直に配設されたコニカル形状の投入ホッ
パーの上部開口である場合や、斜めに配設された角形ホ
ッパーの端部に形成された開口である場合など、種々の
態様が考えられるが、その名称、具体的な形状や寸法な
どに関し、何ら制約を受けるものではない。
投入口とは、垂直に配設されたコニカル形状の投入ホッ
パーの上部開口である場合や、斜めに配設された角形ホ
ッパーの端部に形成された開口である場合など、種々の
態様が考えられるが、その名称、具体的な形状や寸法な
どに関し、何ら制約を受けるものではない。
【００１２】また、請求項２の電子部品の収納容器は、
前記リード部の終端部に形成される排出口を、実装機の
電子部品投入口に挿入することが可能な形状としたこと
を特徴としている。
前記リード部の終端部に形成される排出口を、実装機の
電子部品投入口に挿入することが可能な形状としたこと
を特徴としている。
【００１３】リード部の終端部に形成される排出口を、
実装機の電子部品投入口に挿入することが可能な形状と
することにより、供給すべき電子部品を外部にこぼすこ
となく、実装機に確実に供給することが可能になる。な
お、排出口を実装機の電子部品投入口に挿入することが
可能な形状とするとは、例えば、排出口を実装機の電子
部品投入口よりも小さく形成し、排出口の全体を実装機
の電子部品投入口に入り込ませるようにする場合や、排
出口の、電子部品の通路となる部分のみが実装機の電子
部品投入口に確実に入り込むような形状とする場合など
を含む広い概念である。
実装機の電子部品投入口に挿入することが可能な形状と
することにより、供給すべき電子部品を外部にこぼすこ
となく、実装機に確実に供給することが可能になる。な
お、排出口を実装機の電子部品投入口に挿入することが
可能な形状とするとは、例えば、排出口を実装機の電子
部品投入口よりも小さく形成し、排出口の全体を実装機
の電子部品投入口に入り込ませるようにする場合や、排
出口の、電子部品の通路となる部分のみが実装機の電子
部品投入口に確実に入り込むような形状とする場合など
を含む広い概念である。
【００１４】また、請求項３の電子部品の収納容器は、
前記リード部の所定の位置に排出口が形成されるよう
に、切取線に沿ってミシン目を入れる方法などにより、
所定の位置で切り取ることができるようにするための切
取前処理加工が施されていることを特徴としている。
前記リード部の所定の位置に排出口が形成されるよう
に、切取線に沿ってミシン目を入れる方法などにより、
所定の位置で切り取ることができるようにするための切
取前処理加工が施されていることを特徴としている。
【００１５】前記リード部の所定の位置に排出口が形成
されるように、切取線に沿ってミシン目を入れる方法な
どによる切取前処理加工を施した場合、容易に排出口を
形成することが可能になるだけでなく、確実に所定の位
置に排出口を設けることが可能になり、所定の位置に所
定の形状となるように形成された排出口から、電子部品
投入口を経て実装機に確実に電子部品を供給させること
が可能になり、電子部品供給の自動化への対応性を向上
させることができる。
されるように、切取線に沿ってミシン目を入れる方法な
どによる切取前処理加工を施した場合、容易に排出口を
形成することが可能になるだけでなく、確実に所定の位
置に排出口を設けることが可能になり、所定の位置に所
定の形状となるように形成された排出口から、電子部品
投入口を経て実装機に確実に電子部品を供給させること
が可能になり、電子部品供給の自動化への対応性を向上
させることができる。
【００１６】また、請求項４の電子部品の収納容器は、
電子部品が内部に滞留しないように、 (ａ)リード部及び収納領域のコーナ部に曲率を持たせる
処理、 (ｂ)電子部品を収納した場合に、リード部及び収納領域
の要部を面取りされた形状となるようにするための処
理、及び (ｃ)電子部品を収納した場合に、内周面の主要部が襞や
くぼみなどのない、なだらかな曲面となるように、リー
ド部及び収納領域の要部に三次元的な曲面を持たせる処
理から選ばれる少なくとも一つの処理が施されているこ
とを特徴としている。
電子部品が内部に滞留しないように、 (ａ)リード部及び収納領域のコーナ部に曲率を持たせる
処理、 (ｂ)電子部品を収納した場合に、リード部及び収納領域
の要部を面取りされた形状となるようにするための処
理、及び (ｃ)電子部品を収納した場合に、内周面の主要部が襞や
くぼみなどのない、なだらかな曲面となるように、リー
ド部及び収納領域の要部に三次元的な曲面を持たせる処
理から選ばれる少なくとも一つの処理が施されているこ
とを特徴としている。
【００１７】上記の(ａ)，(ｂ)，(ｃ)のうちの少なくと
も一つの処理を施すことにより、内周面に襞やくぼみが
形成され、そこに電子部品が滞留したり、あるいはコー
ナ部に電子部品が残留したりすることを防止して、電子
部品を効率よく供給することができるようになり、信頼
性を向上させることが可能になる。
も一つの処理を施すことにより、内周面に襞やくぼみが
形成され、そこに電子部品が滞留したり、あるいはコー
ナ部に電子部品が残留したりすることを防止して、電子
部品を効率よく供給することができるようになり、信頼
性を向上させることが可能になる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
て、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
て、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【００１９】図１は本発明の電子部品の収納容器を示す
平面図、図２は収納容器のリード部のテーパ（案内角）
及び排出口の形状を示す図、図３は電子部品を供給して
いる状態を示す図である。
平面図、図２は収納容器のリード部のテーパ（案内角）
及び排出口の形状を示す図、図３は電子部品を供給して
いる状態を示す図である。
【００２０】この実施形態の電子部品の収納容器は、実
装機（図示せず）を用いて実装される多数個の電子部品
（例えば、チップ型積層セラミックコンデンサなど）が
収納された柔軟性を有する材料からなる袋状の容器であ
る。この容器の材質に特別の制約はないが、通常は、樹
脂材料を用いることが好ましく、さらに、外部から内容
物を視認できるように、透明または半透明の材料であれ
ばなお好ましい。この収納容器は、図１〜図３に示すよ
うに、多数個の電子部品Ｄ（図３）が収納された収納領
域１と、排出口２に電子部品を導くためのリード部３を
備えている。リード部３は、排出口２となる終端部４ａ
に近づくにつれて幅が狭くなるように、一方の側部にテ
ーパ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部４
と、収納領域１と排出口側リード部４の間に位置し、収
納領域１の電子部品を滞留することなく排出口側リード
部４に導くことができるように、排出口側リード部４に
近づくにつれて幅が狭くなるように、一方の側部にテー
パ（案内角）θ２が付けられた収納領域側リード部５か
ら形成されている。また、収納領域１の外周面の一部に
は、製品の種類、個数、ロット番号などの製品情報を表
示するための情報表示部８が設けられており、目視によ
り内容物を容易に確認することができるように構成され
ている。
装機（図示せず）を用いて実装される多数個の電子部品
（例えば、チップ型積層セラミックコンデンサなど）が
収納された柔軟性を有する材料からなる袋状の容器であ
る。この容器の材質に特別の制約はないが、通常は、樹
脂材料を用いることが好ましく、さらに、外部から内容
物を視認できるように、透明または半透明の材料であれ
ばなお好ましい。この収納容器は、図１〜図３に示すよ
うに、多数個の電子部品Ｄ（図３）が収納された収納領
域１と、排出口２に電子部品を導くためのリード部３を
備えている。リード部３は、排出口２となる終端部４ａ
に近づくにつれて幅が狭くなるように、一方の側部にテ
ーパ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部４
と、収納領域１と排出口側リード部４の間に位置し、収
納領域１の電子部品を滞留することなく排出口側リード
部４に導くことができるように、排出口側リード部４に
近づくにつれて幅が狭くなるように、一方の側部にテー
パ（案内角）θ２が付けられた収納領域側リード部５か
ら形成されている。また、収納領域１の外周面の一部に
は、製品の種類、個数、ロット番号などの製品情報を表
示するための情報表示部８が設けられており、目視によ
り内容物を容易に確認することができるように構成され
ている。
【００２１】なお、この実施形態においては、排出口側
リード部４のテーパ（案内角）θ１（図２）は、電子部
品の詰まりが生じないように、５〜２０゜とされ、収納
領域側リード部５のテーパ（案内角）θ２（図２）は、
電子部品を確実に排出口側リード部４に導くことができ
るように、２０〜７０゜とされている。なお、θ１及び
θ２は、電子部品の寸法や形状、収納領域やリード部の
形状及び寸法などを考慮して決定することが望ましく、
場合によっては、上記の範囲を超えた値とすることも可
能である。
リード部４のテーパ（案内角）θ１（図２）は、電子部
品の詰まりが生じないように、５〜２０゜とされ、収納
領域側リード部５のテーパ（案内角）θ２（図２）は、
電子部品を確実に排出口側リード部４に導くことができ
るように、２０〜７０゜とされている。なお、θ１及び
θ２は、電子部品の寸法や形状、収納領域やリード部の
形状及び寸法などを考慮して決定することが望ましく、
場合によっては、上記の範囲を超えた値とすることも可
能である。
【００２２】また、この実施形態の収納容器において
は、排出口側リード部４の終端部の所定の位置に排出口
２が形成されるように、所定の切取線６に沿ってミシン
目７を入れる方法による切取前処理加工が施されてお
り、ミシン目７の端部には、切り取りやすいように切り
込み部７ａが形成されている。
は、排出口側リード部４の終端部の所定の位置に排出口
２が形成されるように、所定の切取線６に沿ってミシン
目７を入れる方法による切取前処理加工が施されてお
り、ミシン目７の端部には、切り取りやすいように切り
込み部７ａが形成されている。
【００２３】また、ミシン目７に沿って切り取ることに
より形成される排出口２は、実装機の電子部品投入口よ
りも小さくなるように形成されており、排出口２（すな
わち、排出口側のリード部４の終端部４ａ）を実装機の
電子部品投入口に挿入して、供給すべき電子部品を外部
にこぼしたりすることなく確実に実装機に供給できるよ
うに構成されている。
より形成される排出口２は、実装機の電子部品投入口よ
りも小さくなるように形成されており、排出口２（すな
わち、排出口側のリード部４の終端部４ａ）を実装機の
電子部品投入口に挿入して、供給すべき電子部品を外部
にこぼしたりすることなく確実に実装機に供給できるよ
うに構成されている。
【００２４】また、排出口２の幅Ｗ（図２）は、電子部
品の寸法を考慮して定めることが望ましく、例えば、電
子部品の寸法が、３．２mm×１．６mm×１．２mmの場
合、電子部品が詰まらないようにするためには、排出口
２の幅Ｗを１６〜２４mmとすることが望ましい。
品の寸法を考慮して定めることが望ましく、例えば、電
子部品の寸法が、３．２mm×１．６mm×１．２mmの場
合、電子部品が詰まらないようにするためには、排出口
２の幅Ｗを１６〜２４mmとすることが望ましい。
【００２５】また、排出口２は、電子部品の詰まりを防
止するために、θ３（図２）が０〜２０゜の角度を持つ
ように構成されている。なお、袋の折り目を利用してＶ
字状に形成された部分２ａは、電子部品の供給方向を示
す機能を果たす。また、他方の空間に解放された部分２
ｂは、電子部品が詰まることを防止するための逃げとし
て機能する。θ３は排出口の形状や、実装機の電子部品
投入口の態様などを考慮して選択することが望ましく、
条件によっては、角度を付けなくてもよい場合がある。
止するために、θ３（図２）が０〜２０゜の角度を持つ
ように構成されている。なお、袋の折り目を利用してＶ
字状に形成された部分２ａは、電子部品の供給方向を示
す機能を果たす。また、他方の空間に解放された部分２
ｂは、電子部品が詰まることを防止するための逃げとし
て機能する。θ３は排出口の形状や、実装機の電子部品
投入口の態様などを考慮して選択することが望ましく、
条件によっては、角度を付けなくてもよい場合がある。
【００２６】また、図４に示すように、ミシン目７を排
出口側リード部４及び収納領域側リード部５のテーパを
付けたほうの側部に沿って形成することにより、排出口
側リード部４を細長く形成することが可能になり、排出
口２を実装機の電子部品投入口により深く挿入できるよ
うにして、信頼性を向上させることが可能になる。
出口側リード部４及び収納領域側リード部５のテーパを
付けたほうの側部に沿って形成することにより、排出口
側リード部４を細長く形成することが可能になり、排出
口２を実装機の電子部品投入口により深く挿入できるよ
うにして、信頼性を向上させることが可能になる。
【００２７】また、この実施形態の収納容器において
は、収納領域１のコーナ部１ａや、収納領域側リード部
５のコーナ部５ａに曲率を持たせており、コーナ部に電
子部品が残留しないように構成されている。また、内部
の電子部品と接する面には、円滑に電子部品の取り出し
を行うことができるように静電気防止加工が施されてい
る。
は、収納領域１のコーナ部１ａや、収納領域側リード部
５のコーナ部５ａに曲率を持たせており、コーナ部に電
子部品が残留しないように構成されている。また、内部
の電子部品と接する面には、円滑に電子部品の取り出し
を行うことができるように静電気防止加工が施されてい
る。
【００２８】さらに、図１に示すように、この実施形態
の収納容器においては、電子部品を自動投入するための
自動機の保持ピン（図示せず）と係合して、搬送や搬送
時の位置決め機構として機能するピン穴１１が形成され
ている。これにより、部品投入の自動化に対応すること
が可能になる。なお、自動機を用いない場合には、ピン
穴１１を設けないようにすることが可能であることはい
うまでもない。
の収納容器においては、電子部品を自動投入するための
自動機の保持ピン（図示せず）と係合して、搬送や搬送
時の位置決め機構として機能するピン穴１１が形成され
ている。これにより、部品投入の自動化に対応すること
が可能になる。なお、自動機を用いない場合には、ピン
穴１１を設けないようにすることが可能であることはい
うまでもない。
【００２９】この実施形態の収納容器は、上述のよう
に、排出口２に近づくにつれて幅が狭くなるようにテー
パ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部４と、
収納領域１と排出口側リード部４の間に位置し、収納領
域１の電子部品を滞留させることなく排出口側リード部
４に導くことができるように、排出口側リード部４に近
づくにつれて幅が狭くなるようにテーパ（案内角）θ２
が付けられた収納領域側リード部５からなるリード部３
を備えているため、実装機に電子部品を供給する際に、
電子部品の詰まることを防止して、収納容器から実装機
に、確実に電子部品を供給することができる。
に、排出口２に近づくにつれて幅が狭くなるようにテー
パ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード部４と、
収納領域１と排出口側リード部４の間に位置し、収納領
域１の電子部品を滞留させることなく排出口側リード部
４に導くことができるように、排出口側リード部４に近
づくにつれて幅が狭くなるようにテーパ（案内角）θ２
が付けられた収納領域側リード部５からなるリード部３
を備えているため、実装機に電子部品を供給する際に、
電子部品の詰まることを防止して、収納容器から実装機
に、確実に電子部品を供給することができる。
【００３０】また、収納領域１のコーナ部１ａや、収納
領域側リード部５のコーナ部５ａが曲率を有していると
ともに、内部の電子部品と接する面には、電子部品の取
り出しが円滑になるように静電気防止加工が施されてい
るため、電子部品を内部に残留させることなく確実に実
装機に供給することが可能になる。
領域側リード部５のコーナ部５ａが曲率を有していると
ともに、内部の電子部品と接する面には、電子部品の取
り出しが円滑になるように静電気防止加工が施されてい
るため、電子部品を内部に残留させることなく確実に実
装機に供給することが可能になる。
【００３１】また、ミシン目７に沿って切り取ることに
より形成される排出口２は、実装機の電子部品投入口よ
りも小さく、排出口２の全体を実装機の電子部品投入口
に入り込ませることができるように形成されているた
め、供給すべき電子部品を外部にこぼしたりすることな
く確実に実装機に供給することができる。
より形成される排出口２は、実装機の電子部品投入口よ
りも小さく、排出口２の全体を実装機の電子部品投入口
に入り込ませることができるように形成されているた
め、供給すべき電子部品を外部にこぼしたりすることな
く確実に実装機に供給することができる。
【００３２】また、本発明の収納容器においては、図５
に示すように、収納容器を形成する際に、内部に成形用
コア（詰物）１２を挿入して成形することにより、収納
領域１などの周辺部やコーナ部などの要部の内面を曲面
とすることも可能であり、その場合、電子部品の滞留を
さらに確実に防止して、円滑な供給を行うことが可能に
なる。
に示すように、収納容器を形成する際に、内部に成形用
コア（詰物）１２を挿入して成形することにより、収納
領域１などの周辺部やコーナ部などの要部の内面を曲面
とすることも可能であり、その場合、電子部品の滞留を
さらに確実に防止して、円滑な供給を行うことが可能に
なる。
【００３３】なお、上記実施形態では、排出口側リード
部及び収納領域側リード部が、それぞれ、一方の側部に
テーパ（案内角）が付けられた構造を有している場合を
例にとって説明したが、場合によっては、両方の側部に
テーパ（案内角）を付けて幅を絞るように構成すること
も可能である。
部及び収納領域側リード部が、それぞれ、一方の側部に
テーパ（案内角）が付けられた構造を有している場合を
例にとって説明したが、場合によっては、両方の側部に
テーパ（案内角）を付けて幅を絞るように構成すること
も可能である。
【００３４】また、本発明はさらにその他の点において
も上記実施形態に限定されるものではなく、収納される
電子部品の種類、収納領域、リード部及び排出口の具体
的な形状、寸法、実装機の種類、リード部のテーパ（案
内角）の大きさなどに関し、発明の要旨の範囲内におい
て、種々の応用、変形を加えることが可能である。
も上記実施形態に限定されるものではなく、収納される
電子部品の種類、収納領域、リード部及び排出口の具体
的な形状、寸法、実装機の種類、リード部のテーパ（案
内角）の大きさなどに関し、発明の要旨の範囲内におい
て、種々の応用、変形を加えることが可能である。
【００３５】
【発明の効果】上述のように、本発明（請求項１）の電
子部品の収納容器は、収納領域と、排出口に電子部品を
導くためのリード部であって、終端側が排出口となるよ
うに構成され、排出口に近づくにつれて幅が狭くなるよ
うにテーパ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード
部と、収納領域と排出口側リード部の間に位置し、収納
領域の電子部品を滞留することなく排出口側リード部に
流し込むことができるように、排出口側リード部に近づ
くにつれて幅が狭くなるようにテーパ（案内角） θ２が
付けられた収納領域側リード部とを備え、かつ、収納領
域側リード部のテーパθ２が、排出口側リード部のテー
パθ１よりも大きくなっているリード部とを具備し、排
出口を開口して、収納領域から、リード部、及び排出口
を経て、実装機に電子部品が供給されるように構成され
ているので、実装機に電子部品を供給する際に、ブリッ
ジ現象により排出口付近に電子部品の詰まりを生じたり
することなく、収納容器から実装機に確実に電子部品を
供給することができる。さらに、上述のように構成され
たリード部を備えていることにより、収納領域側リード
部の長さを短くして、収納容器全体の小型化を図ること
が可能になるとともに、排出口側リード部ではテーパ
（案内角）θ１が収納領域側リード部のテーパ（案内
角）θ２よりも緩やかになっているため、電子部品を排
出口側リード部及び排出口を経て実装機の電子部品投入
口まで円滑に供給することができる。
子部品の収納容器は、収納領域と、排出口に電子部品を
導くためのリード部であって、終端側が排出口となるよ
うに構成され、排出口に近づくにつれて幅が狭くなるよ
うにテーパ（案内角）θ１が付けられた排出口側リード
部と、収納領域と排出口側リード部の間に位置し、収納
領域の電子部品を滞留することなく排出口側リード部に
流し込むことができるように、排出口側リード部に近づ
くにつれて幅が狭くなるようにテーパ（案内角） θ２が
付けられた収納領域側リード部とを備え、かつ、収納領
域側リード部のテーパθ２が、排出口側リード部のテー
パθ１よりも大きくなっているリード部とを具備し、排
出口を開口して、収納領域から、リード部、及び排出口
を経て、実装機に電子部品が供給されるように構成され
ているので、実装機に電子部品を供給する際に、ブリッ
ジ現象により排出口付近に電子部品の詰まりを生じたり
することなく、収納容器から実装機に確実に電子部品を
供給することができる。さらに、上述のように構成され
たリード部を備えていることにより、収納領域側リード
部の長さを短くして、収納容器全体の小型化を図ること
が可能になるとともに、排出口側リード部ではテーパ
（案内角）θ１が収納領域側リード部のテーパ（案内
角）θ２よりも緩やかになっているため、電子部品を排
出口側リード部及び排出口を経て実装機の電子部品投入
口まで円滑に供給することができる。
【００３６】また、請求項２の電子部品の収納容器のよ
うに、リード部の終端部に形成される排出口を、実装機
の電子部品投入口に挿入することが可能な形状とした場
合、供給すべき電子部品を外部にこぼしたりすることな
く、実装機に確実に供給することが可能になり、本発明
をより実効あらしめることができる。
うに、リード部の終端部に形成される排出口を、実装機
の電子部品投入口に挿入することが可能な形状とした場
合、供給すべき電子部品を外部にこぼしたりすることな
く、実装機に確実に供給することが可能になり、本発明
をより実効あらしめることができる。
【００３７】また、請求項３の電子部品の収納容器のよ
うに、リード部の所定の位置に排出口が形成されるよう
に、切取線に沿ってミシン目を入れる方法などによる切
取前処理加工を施した場合、容易に排出口を形成するこ
とが可能になるだけでなく、確実に所定の位置に排出口
を設けることが可能になり、所定の位置に所定の形状と
なるように形成された排出口から、電子部品投入口を経
て実装機に確実に電子部品を供給させることが可能にな
り、電子部品供給の自動化への対応性を向上させること
ができる。
うに、リード部の所定の位置に排出口が形成されるよう
に、切取線に沿ってミシン目を入れる方法などによる切
取前処理加工を施した場合、容易に排出口を形成するこ
とが可能になるだけでなく、確実に所定の位置に排出口
を設けることが可能になり、所定の位置に所定の形状と
なるように形成された排出口から、電子部品投入口を経
て実装機に確実に電子部品を供給させることが可能にな
り、電子部品供給の自動化への対応性を向上させること
ができる。
【００３８】また、請求項４の電子部品の収納容器のよ
うに、(ａ)コーナ部に曲率を持たせる処理、(ｂ)要部を
面取りされた形状とする処理、及び(ｃ)リード部及び収
納領域の要部に三次元的な曲面を持たせる処理の少なく
とも一つの処理を施すようにした場合、電子部品が収納
領域やリード部の内部に滞留することを防止して、実装
機に電子部品を確実に供給することが可能になり、さら
に信頼性を向上させることができる。
うに、(ａ)コーナ部に曲率を持たせる処理、(ｂ)要部を
面取りされた形状とする処理、及び(ｃ)リード部及び収
納領域の要部に三次元的な曲面を持たせる処理の少なく
とも一つの処理を施すようにした場合、電子部品が収納
領域やリード部の内部に滞留することを防止して、実装
機に電子部品を確実に供給することが可能になり、さら
に信頼性を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施形態にかかる電子部品の収納容
器を示す平面図である。
器を示す平面図である。
【図２】本発明の一実施形態にかかる電子部品の収納容
器のリード部のテーパ（案内角）の状態や排出口の形状
などを示す図である。
器のリード部のテーパ（案内角）の状態や排出口の形状
などを示す図である。
【図３】本発明の一実施形態にかかる電子部品の収納容
器から電子部品を供給している状態を模式的に示す示す
図である。
器から電子部品を供給している状態を模式的に示す示す
図である。
【図４】別のパターンのミシン目を入れた本発明の一実
施形態にかかる電子部品の収納容器の変形例を示す図で
ある。
施形態にかかる電子部品の収納容器の変形例を示す図で
ある。
【図５】本発明の一実施形態にかかる電子部品の収納容
器の変形例を示す斜視図である。
器の変形例を示す斜視図である。
【図６】従来の袋詰めの収納に用いられている収納容器
を示す図である。
を示す図である。
【図７】従来の収納容器を構成する筒状の材料を示す図
であり、(ａ)は上下両端側が封止されていない状態を示
す図、(ｂ)は下端側が封止された状態を示す図である。
であり、(ａ)は上下両端側が封止されていない状態を示
す図、(ｂ)は下端側が封止された状態を示す図である。
１ 収納領域 １ａ 収納領域のコーナ部 ２ 排出口 ２ａ 排出口のＶ字状に形成された部分 ２ｂ Ｖ字状の部分（２ａ）の他方の空間に解
放された部分 ３ リード部 ４ 排出口側リード部 ５ 収納領域側リード部 ５ａ 収納領域側リード部のコーナ部 ６ 切取線 ７ ミシン目 ７ａ 切り込み ８ 情報表示部 Ｄ 電子部品 Ｗ 排出口の幅 θ１ 排出口側リード部のテーパ（案内角） θ２ 収納領域側リード部のテーパ（案内角） θ３ 排出口の形成角度
放された部分 ３ リード部 ４ 排出口側リード部 ５ 収納領域側リード部 ５ａ 収納領域側リード部のコーナ部 ６ 切取線 ７ ミシン目 ７ａ 切り込み ８ 情報表示部 Ｄ 電子部品 Ｗ 排出口の幅 θ１ 排出口側リード部のテーパ（案内角） θ２ 収納領域側リード部のテーパ（案内角） θ３ 排出口の形成角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−254996（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−22378（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−104445（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 85/86 B65D 33/36 H05K 13/02
Claims (4)
- 【請求項１】実装機を用いて実装される多数個の電子部
品を収納する袋状の収納容器であって、 多数個の電子部品が収納される収納領域と、排出口に電子部品を導くためのリード部であって、終端
側が排出口となるように構成され、かつ、排出口に近づ
くにつれて幅が狭くなるようにテーパ（案内角）θ１が
付けられた排出口側リード部と、前記収納領域と前記排
出口側リード部の間に位置し、収納領域の電子部品を滞
留することなく排出口側リード部に流し込むことができ
るように、排出口側リード部に近づくにつれて幅が狭く
なるようにテーパ（案内角）θ２が付けられた収納領域
側リード部とを備えてなり、かつ、前記収納領域側リー
ド部のテーパ（案内角）θ２が、前記排出口側リード部
のテーパ（案内角）θ１よりも大きくなっているリード
部と を具備し、 実装機の電子部品投入口に供給する際に、前記排出口を
開口して、収納領域から、リード部、及び排出口を経
て、実装機の電子部品投入口から実装機に電子部品を供
給することができるように構成されていることを特徴と
する電子部品の収納容器。 - 【請求項２】前記リード部の終端部に形成される排出口
を、実装機の電子部品投入口に挿入することが可能な形
状としたことを特徴とする請求項１記載の電子部品の収
納容器。 - 【請求項３】前記リード部の所定の位置に排出口が形成
されるように、切取線に沿ってミシン目を入れる方法な
どにより、所定の位置で切り取ることができるようにす
るための切取前処理加工が施されていることを特徴とす
る請求項１又は２記載の電子部品の収納容器。 - 【請求項４】電子部品が内部に滞留しないように、 (ａ)リード部及び収納領域のコーナ部に曲率を持たせる
処理、 (ｂ)電子部品を収納した場合に、リード部及び収納領域
の要部を面取りされた形状となるようにするための処
理、及び (ｃ)電子部品を収納した場合に、内周面の主要部が襞や
くぼみなどのない、なだらかな曲面となるように、リー
ド部及び収納領域の要部に三次元的な曲面を持たせる処
理から選ばれる少なくとも一つの処理が施されているこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の電子部
品の収納容器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22860498A JP3275841B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電子部品の収納容器 |
| SG9902588A SG85115A1 (en) | 1998-07-28 | 1999-05-26 | Storage container for electronic components |
| US09/345,730 US6340088B1 (en) | 1998-07-28 | 1999-07-01 | Storage container for electronic components |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22860498A JP3275841B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電子部品の収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000043977A JP2000043977A (ja) | 2000-02-15 |
| JP3275841B2 true JP3275841B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16878963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22860498A Expired - Lifetime JP3275841B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 電子部品の収納容器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6340088B1 (ja) |
| JP (1) | JP3275841B2 (ja) |
| SG (1) | SG85115A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6206571B1 (en) * | 1999-06-24 | 2001-03-27 | Alan D. Olin | Flexible bag with resealable pour spout |
| JP2003341782A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子デバイス収容体、電子デバイスの搬送方法、電子デバイスの実装方法、電子デバイスの収容方法 |
| US8104959B2 (en) | 2003-09-09 | 2012-01-31 | Cargill, Incorporated | Multi-handled sealed bag |
| JP4835258B2 (ja) * | 2006-05-22 | 2011-12-14 | 株式会社村田製作所 | 電子部品包装連 |
| JP5012714B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2012-08-29 | 富士通株式会社 | ねじ供給装置及びねじ充填装置 |
| CA2822544C (en) * | 2010-12-23 | 2019-07-30 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Childproof highly-inert bag packaging for individually dosed films containing an active ingredient |
| ES2527656T3 (es) * | 2012-02-29 | 2015-01-28 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Envase tipo bolsa apilable |
| US20140121613A1 (en) * | 2012-10-30 | 2014-05-01 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ergonomic system for drainage and disposal of bodily fluids |
| US9120609B2 (en) | 2013-10-23 | 2015-09-01 | The Procter & Gamble Company | Wrapper for personal care article |
| US9718593B2 (en) * | 2014-11-03 | 2017-08-01 | General Mills, Inc. | Food packaging having an integrated spout |
| JP6975457B2 (ja) * | 2018-02-01 | 2021-12-01 | アルファー食品株式会社 | 米飯加工食品用包装容器及び米飯加工食品包装体 |
| KR102195549B1 (ko) * | 2019-04-01 | 2020-12-28 | 가부시키가이샤 도쿄 웰드 | 전자 부품 수납 장치 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2103389A (en) * | 1936-08-21 | 1937-12-28 | Ivers Lee Co | Container for fluids |
| US2446308A (en) * | 1942-05-25 | 1948-08-03 | Louis B Smith | Package |
| US2635788A (en) * | 1949-12-13 | 1953-04-21 | Wingfoot Corp | Package |
| US3224640A (en) * | 1962-06-21 | 1965-12-21 | Wayne Rodgers V | Reclosable package |
| US3186625A (en) * | 1964-07-06 | 1965-06-01 | Harry A Mcad | Bags for milk and the like |
| JPH0651505B2 (ja) | 1986-07-14 | 1994-07-06 | 株式会社村田製作所 | 電子部品チップ供給装置 |
| IT210050Z2 (it) * | 1987-03-17 | 1988-11-14 | Plastibag Srl | Struttura tanica flessibile con mezzi di impugnatura per il travaso del contenuto. |
| JPH0620910B2 (ja) * | 1987-04-20 | 1994-03-23 | 株式会社村田製作所 | 電子部品チツプ収納カセツト |
| DE9017419U1 (de) * | 1990-12-24 | 1991-03-14 | Imer, Rodney Haydn, Dipl.-Ing., 4000 Düsseldorf | Konturenbeutel zur Aufnahme flüssiger oder pastöser Stoffe |
| JP3500716B2 (ja) * | 1994-08-26 | 2004-02-23 | 株式会社村田製作所 | 電子部品収納カセット |
| JPH08301383A (ja) * | 1995-05-08 | 1996-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ形電子部品収納装置 |
| JPH09254996A (ja) | 1996-03-22 | 1997-09-30 | Nissan Chem Ind Ltd | 包装袋 |
| JPH10129784A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ形電子部品収納ケース |
-
1998
- 1998-07-28 JP JP22860498A patent/JP3275841B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-05-26 SG SG9902588A patent/SG85115A1/en unknown
- 1999-07-01 US US09/345,730 patent/US6340088B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SG85115A1 (en) | 2001-12-19 |
| US6340088B1 (en) | 2002-01-22 |
| JP2000043977A (ja) | 2000-02-15 |
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