JPH0651505B2 - 電子部品チップ供給装置 - Google Patents
電子部品チップ供給装置Info
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- JPH0651505B2 JPH0651505B2 JP61164968A JP16496886A JPH0651505B2 JP H0651505 B2 JPH0651505 B2 JP H0651505B2 JP 61164968 A JP61164968 A JP 61164968A JP 16496886 A JP16496886 A JP 16496886A JP H0651505 B2 JPH0651505 B2 JP H0651505B2
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- electronic component
- chip
- cassette
- chips
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子部品チップの包装および輸送に適した
形態だけでなく、電子部品チップをマウントするチップ
マウント機への供給に適した形態をも与える、電子部品
チップ収納カセットを用いる、電子部品チップ供給装置
に関するものである。
形態だけでなく、電子部品チップをマウントするチップ
マウント機への供給に適した形態をも与える、電子部品
チップ収納カセットを用いる、電子部品チップ供給装置
に関するものである。
[従来の技術] 電子部品チップの包装形態としては、従来、テーピン
グ、マガジン、袋詰め、等の方式があり、そのうち、現
在は、テーピング方式が、マウント時における自動化の
信頼性が高いため、主流を占めている。
グ、マガジン、袋詰め、等の方式があり、そのうち、現
在は、テーピング方式が、マウント時における自動化の
信頼性が高いため、主流を占めている。
第20図は、テーピング方式による電子部品チップの包
装形態の一例を示している。この方式においては、たと
えばリール1上にロール状に巻かれた収納テープ2を備
え、当該収納テープ2には、その長さ方向に分布して複
数個のキャビティが形成され、各キャビティに電子部品
チップが1個ずつ収納されている。この図面に示したテ
ーピング方式では、収納テープ2は、一部拡大した断面
で示すように、たとえば厚紙からなるベーステープ3と
その両面に貼り付けられるカバーテープ4,4とからな
るサンドイッチ構造を有している。ベーステープ3に
は、その厚み方向を貫通する孔をもってキャビティ5が
形成されており、そこに、たとえば角型の電子部品チッ
プ6が収納されている。
装形態の一例を示している。この方式においては、たと
えばリール1上にロール状に巻かれた収納テープ2を備
え、当該収納テープ2には、その長さ方向に分布して複
数個のキャビティが形成され、各キャビティに電子部品
チップが1個ずつ収納されている。この図面に示したテ
ーピング方式では、収納テープ2は、一部拡大した断面
で示すように、たとえば厚紙からなるベーステープ3と
その両面に貼り付けられるカバーテープ4,4とからな
るサンドイッチ構造を有している。ベーステープ3に
は、その厚み方向を貫通する孔をもってキャビティ5が
形成されており、そこに、たとえば角型の電子部品チッ
プ6が収納されている。
上述したテーピング方式によれば、そのままの形態で、
チップマウント機への適用も可能である。すなわち、い
ずれか一方のカバーテープ4をベーステープ3から剥が
して、キャビティ5を開けば、その中の電子部品チップ
6を取出すことができ、このような作業を、収納テープ
2を長さ方向に送りながら連続的に実施することができ
る。
チップマウント機への適用も可能である。すなわち、い
ずれか一方のカバーテープ4をベーステープ3から剥が
して、キャビティ5を開けば、その中の電子部品チップ
6を取出すことができ、このような作業を、収納テープ
2を長さ方向に送りながら連続的に実施することができ
る。
マガジン方式においては、複数個の電子部品チップが整
列された状態で、マガジン内に収納される。そして、こ
のマガジン方式も、また、チップマウント機へそのまま
適用することができる。
列された状態で、マガジン内に収納される。そして、こ
のマガジン方式も、また、チップマウント機へそのまま
適用することができる。
袋詰め方式は、最も安価な包装形態であり、適当な袋
に、電子部品チップを単にばらの状態で包装するのみで
ある。
に、電子部品チップを単にばらの状態で包装するのみで
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した3つの包装形態には、いずれ
も、解決されるべき問題点があった。
も、解決されるべき問題点があった。
まず、テーピング方式では、第20図に示すように、リ
ール1、ベーステープ3およびカバーテープ4,4とい
った、電子部品チップ6以外の副材料のコストが高くつ
き、また、このような包装形態を得るための設備コスト
が高くつくという欠点があった。また、輸送コストにお
いても、上述したような副材料にかかわるコストが加算
されるため、電子部品チップ1個当たりの輸送コストを
高くしてしまうという欠点もあった。また、キャビティ
5内への電子部品チップ6の装填は、1個ずつ行なわれ
るため、所定個数の電子部品チップの装填を終えるの
に、比較的長時間を必要とする欠点もあった。また、電
子部品チップをテーピングするための設備が比較的複雑
な機構を必要とし、そのため高価であるという欠点もあ
った。さらに、需要者側におけるチップマウント工程で
は、通常、複数個のリール1を横方向に並べ、かつそれ
らから引出された収納テープ2を平面的に処理するの
で、チップマウント設備の占有床面積を大きく必要する
欠点もあった。
ール1、ベーステープ3およびカバーテープ4,4とい
った、電子部品チップ6以外の副材料のコストが高くつ
き、また、このような包装形態を得るための設備コスト
が高くつくという欠点があった。また、輸送コストにお
いても、上述したような副材料にかかわるコストが加算
されるため、電子部品チップ1個当たりの輸送コストを
高くしてしまうという欠点もあった。また、キャビティ
5内への電子部品チップ6の装填は、1個ずつ行なわれ
るため、所定個数の電子部品チップの装填を終えるの
に、比較的長時間を必要とする欠点もあった。また、電
子部品チップをテーピングするための設備が比較的複雑
な機構を必要とし、そのため高価であるという欠点もあ
った。さらに、需要者側におけるチップマウント工程で
は、通常、複数個のリール1を横方向に並べ、かつそれ
らから引出された収納テープ2を平面的に処理するの
で、チップマウント設備の占有床面積を大きく必要する
欠点もあった。
次に、マガジン方式では、チップマウント設備における
占有床面がそれほど必要でなく、輸送コストも比較的安
価であるという利点を有するものの、マガジン、電子部
品チップの脱落を防止するためのストッパ、等の副材料
のコストが高くつくとともに、テーピング方式と同様、
マガジン化するための設備が高くつき、かつ時間を長く
必要とする欠点があった。また、マガジン方式において
は、致命的な欠点として、1個のマガジンに収納され得
る電子部品チップの数が他の方式に比べて少ないという
ことがある。
占有床面がそれほど必要でなく、輸送コストも比較的安
価であるという利点を有するものの、マガジン、電子部
品チップの脱落を防止するためのストッパ、等の副材料
のコストが高くつくとともに、テーピング方式と同様、
マガジン化するための設備が高くつき、かつ時間を長く
必要とする欠点があった。また、マガジン方式において
は、致命的な欠点として、1個のマガジンに収納され得
る電子部品チップの数が他の方式に比べて少ないという
ことがある。
次に、袋詰め方式は、包装に有する副材料、設備などの
コストが低く、作業時間の短縮も図れ、電子部品チップ
1個当たりの輸送コストも低いという利点を有するもの
の、チップマウント工程においては、パーツフィーダを
用いなければならなず、このようなパーツフィーダを複
数個並べた場合、大きな床面積を必要とする欠点があっ
た。特に、パーツフィーダにおける貯留容器は、通常、
円形であるため、それらを詰めて配置したとしても、大
きな床面積を占有してしまう。
コストが低く、作業時間の短縮も図れ、電子部品チップ
1個当たりの輸送コストも低いという利点を有するもの
の、チップマウント工程においては、パーツフィーダを
用いなければならなず、このようなパーツフィーダを複
数個並べた場合、大きな床面積を必要とする欠点があっ
た。特に、パーツフィーダにおける貯留容器は、通常、
円形であるため、それらを詰めて配置したとしても、大
きな床面積を占有してしまう。
さらに、最近の傾向として、電子部品チップが極めて小
型化されつつあり、このような超小型の電子部品チップ
は、袋詰め方式であればともかく、テーピング方式やマ
ガジン方式に対しては、これらを適用することすら困難
になりつつある。
型化されつつあり、このような超小型の電子部品チップ
は、袋詰め方式であればともかく、テーピング方式やマ
ガジン方式に対しては、これらを適用することすら困難
になりつつある。
そこで、この発明は、上述した従来の包装形態の問題点
を解消し得る、電子部品チップの新規な包装形態を利用
した電子部品チップ供給装置を提供しようとするもので
ある。
を解消し得る、電子部品チップの新規な包装形態を利用
した電子部品チップ供給装置を提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] この発明は、複数個の電子部品チップを所定の方向に整
列させた状態でチップマウント機に供給するための電子
部品チップ供給装置に向けられる。
列させた状態でチップマウント機に供給するための電子
部品チップ供給装置に向けられる。
この電子部品チップ供給装置は、電子部品チップ収納カ
セットとパイプとから構成される。
セットとパイプとから構成される。
電子部品チップ収納カセットは、複数個の電子部品チッ
プと、電子部品チップを収納する内空間を備えるととも
に電子部品チップを内空間に投入するための投入口を備
えかつ帯電防止処理が施されたケースと、投入口を閉じ
る蓋とを備え、内空間の下方には、電子部品チップを取
出すための取出口が内空間に連通した状態で形成され、
かつ、内空間には、取出口に向かって下方へ傾斜する勾
配が形成される。
プと、電子部品チップを収納する内空間を備えるととも
に電子部品チップを内空間に投入するための投入口を備
えかつ帯電防止処理が施されたケースと、投入口を閉じ
る蓋とを備え、内空間の下方には、電子部品チップを取
出すための取出口が内空間に連通した状態で形成され、
かつ、内空間には、取出口に向かって下方へ傾斜する勾
配が形成される。
パイプは、その上端面が斜めにカットされかつ前記取出
口に挿入された状態で上下方向に往復動するように設け
られる。このパイプ内には、電子部品チップを所定の方
向に整列させる整列通路が形成されている。
口に挿入された状態で上下方向に往復動するように設け
られる。このパイプ内には、電子部品チップを所定の方
向に整列させる整列通路が形成されている。
[発明の作用効果] この発明によれば、電子部品チップ収納カセットのケー
ス内に収納された電子部品チップは、勾配に沿って案内
されながら、取出口付近において、パイプ内の整列通路
に受入れられる。このとき、パイプは、上下方向に往復
動されているので、電子部品チップに対して撹拌作用を
及ぼし、電子部品チップの動きを円滑にする。また、パ
イプは、上端面が斜めにカットされているので、電子部
品チップを、その整列通路内に容易に受入れることがで
きる。さらに、ケースには帯電防止処理が施されている
ので、静電気によって電子部品チップの動きが阻害され
ず、電子部品チップに対して円滑な動きを与えることが
できる。このようにして、カセット内に収納されている
電子部品チップは、パイプの整列通路から1個ずつ整列
状態で順次マウント工程のために供給され、その後、チ
ップマウント機によって、所望の電子部品チップが適宜
の回路基板にマウントされる。
ス内に収納された電子部品チップは、勾配に沿って案内
されながら、取出口付近において、パイプ内の整列通路
に受入れられる。このとき、パイプは、上下方向に往復
動されているので、電子部品チップに対して撹拌作用を
及ぼし、電子部品チップの動きを円滑にする。また、パ
イプは、上端面が斜めにカットされているので、電子部
品チップを、その整列通路内に容易に受入れることがで
きる。さらに、ケースには帯電防止処理が施されている
ので、静電気によって電子部品チップの動きが阻害され
ず、電子部品チップに対して円滑な動きを与えることが
できる。このようにして、カセット内に収納されている
電子部品チップは、パイプの整列通路から1個ずつ整列
状態で順次マウント工程のために供給され、その後、チ
ップマウント機によって、所望の電子部品チップが適宜
の回路基板にマウントされる。
このように、この発明によれば、ケースの内空間内にラ
ンダムに電子部品チップを収納した電子部品チップ収納
カセットを用いることができる。そして、このカセット
によれば、電子部品チップ1個当たりの包装に要するコ
ストが極めて安くなる。すなわち、テーピング方式やマ
ガジン方式のように、電子部品チップを一定の方向に向
けながら装填するといった手間が不要で、また、そのた
めの高価な設備も必要でない。この発明によれば、包装
コストに関して、テーピング方式の1/10、マガジン方
式の1/15のコストダウンを見込むことができる。
ンダムに電子部品チップを収納した電子部品チップ収納
カセットを用いることができる。そして、このカセット
によれば、電子部品チップ1個当たりの包装に要するコ
ストが極めて安くなる。すなわち、テーピング方式やマ
ガジン方式のように、電子部品チップを一定の方向に向
けながら装填するといった手間が不要で、また、そのた
めの高価な設備も必要でない。この発明によれば、包装
コストに関して、テーピング方式の1/10、マガジン方
式の1/15のコストダウンを見込むことができる。
また、電子部品チップは、ケース内にランダムに収納す
ればよいだけであるので、取扱いの困難な特に小型の電
子部品チップを収納するのに有用である。
ればよいだけであるので、取扱いの困難な特に小型の電
子部品チップを収納するのに有用である。
また、電子部品チップ1個当たりの包装体積が小さくて
済み、輸送コストの低減を図るとができる。これに関し
て、テーピング方式の1/8のコストダウンを見込むこ
とができる。
済み、輸送コストの低減を図るとができる。これに関し
て、テーピング方式の1/8のコストダウンを見込むこ
とができる。
また、この発明で用いられるカセットは、その高さ方向
寸法を大きくすることにより、所定個数の電子部品チッ
プ収容量を確保したまま平面寸法を小さくできるので、
多数のカセットを横に並べてチップマウント工程を実施
する場合であっても、それほど大きな床面積を占有する
ことはない。
寸法を大きくすることにより、所定個数の電子部品チッ
プ収容量を確保したまま平面寸法を小さくできるので、
多数のカセットを横に並べてチップマウント工程を実施
する場合であっても、それほど大きな床面積を占有する
ことはない。
また、ケースの内空間を大きくすれば、電子部品チップ
の収納数が増すので、チップマウント工程におけるカセ
ットの交換頻度を少なくすることができ、したがって、
チップマウント機の稼動率が向上する。すなわち、この
発明のカセットによれば、袋詰め方式に匹敵する500
0〜10000個の電子部品チップの収納が可能とな
る。
の収納数が増すので、チップマウント工程におけるカセ
ットの交換頻度を少なくすることができ、したがって、
チップマウント機の稼動率が向上する。すなわち、この
発明のカセットによれば、袋詰め方式に匹敵する500
0〜10000個の電子部品チップの収納が可能とな
る。
また、この発明で用いられるカセットは、チップマウン
ト工程に適用されるだけでなく、多数の電子部品チップ
を包装したり輸送したりするのにも適用することができ
る。
ト工程に適用されるだけでなく、多数の電子部品チップ
を包装したり輸送したりするのにも適用することができ
る。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例を示している。ここに示
す電子部品チップ収納カセット27は、ケース28を備
える。ケース28の内空間29には勾配30が形成され
る。この実施例では、ケース28は、勾配30に沿った
外面を有しており、ケース28における無駄な体積部分
を除去している。カセット27内には、計数された複数
個の電子部品チップ13が収納されており、また、ケー
ス28の投入口31は、蓋32によって閉じられてい
る。
す電子部品チップ収納カセット27は、ケース28を備
える。ケース28の内空間29には勾配30が形成され
る。この実施例では、ケース28は、勾配30に沿った
外面を有しており、ケース28における無駄な体積部分
を除去している。カセット27内には、計数された複数
個の電子部品チップ13が収納されており、また、ケー
ス28の投入口31は、蓋32によって閉じられてい
る。
ケース28は、たとえば、アクリル樹脂、アクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン樹脂、スチロール樹脂、ポ
リカーボネート、等の熱可塑性樹脂から構成される。ま
た、電子部品チップ13同士、またはチップ13とケー
ス28の摩擦により発生する静電気を防止するため、ケ
ース28に用いる材料には、帯電防止処理が施される。
なお、ケース28は、上述した樹脂のほか、金属や紙あ
るいはそれらの複合物(たとえばラミネート物)などで
構成してもよい。
リル・ブタジエン・スチレン樹脂、スチロール樹脂、ポ
リカーボネート、等の熱可塑性樹脂から構成される。ま
た、電子部品チップ13同士、またはチップ13とケー
ス28の摩擦により発生する静電気を防止するため、ケ
ース28に用いる材料には、帯電防止処理が施される。
なお、ケース28は、上述した樹脂のほか、金属や紙あ
るいはそれらの複合物(たとえばラミネート物)などで
構成してもよい。
また、上述した蓋32は、ケース28内に電子部品チッ
プ13が投入された後、閉じられる。蓋32は、たとえ
ば、接着、嵌着、粘着、溶着等の方法でケース28に固
着される。
プ13が投入された後、閉じられる。蓋32は、たとえ
ば、接着、嵌着、粘着、溶着等の方法でケース28に固
着される。
また、図示しないが、ケース28の側面には、ラベルが
貼り付けられてもよい。このラベルには、たとえば、バ
ーコードのような光学的に読取り可能な手段、または磁
気的に読取り可能な手段をもって、中に収納される電子
部品チップ13の品名、数量、等の情報が表示される。
貼り付けられてもよい。このラベルには、たとえば、バ
ーコードのような光学的に読取り可能な手段、または磁
気的に読取り可能な手段をもって、中に収納される電子
部品チップ13の品名、数量、等の情報が表示される。
前述した勾配30の下方に向く終端には、電子部品チッ
プ13のための取出口33が形成される。
プ13のための取出口33が形成される。
第1図は、カセット27がチップマウント機にセットさ
れた状態を示している。取出口33には、パイプ34
が、ブロック35に保持された状態で挿入される。パイ
プ34は、電子部品チップ13に相関する断面形状を有
する整列通路36を備えている。パイプ34は、両方向
矢印37で示すように、往復動され、これによって取出
口33付近にある電子部品チップ13を1個ずつ整列さ
せた状態で、その整列通路36内に受入れる。パイプ3
4は、その上端面が斜めにカットされている。これは、
パイプ34の上端面上に電子部品チップ13が載り、整
列通路36を遮断することを防止するためと、電子部品
チップ13の入り込みを容易にするためである。
れた状態を示している。取出口33には、パイプ34
が、ブロック35に保持された状態で挿入される。パイ
プ34は、電子部品チップ13に相関する断面形状を有
する整列通路36を備えている。パイプ34は、両方向
矢印37で示すように、往復動され、これによって取出
口33付近にある電子部品チップ13を1個ずつ整列さ
せた状態で、その整列通路36内に受入れる。パイプ3
4は、その上端面が斜めにカットされている。これは、
パイプ34の上端面上に電子部品チップ13が載り、整
列通路36を遮断することを防止するためと、電子部品
チップ13の入り込みを容易にするためである。
上述のように、パイプ34がケース28の取出口33付
近において往復動すれば、そのようなパイプ34は撹拌
作用を果たすことになる。そのため、電子部品チップ1
3の動きが円滑にされる。
近において往復動すれば、そのようなパイプ34は撹拌
作用を果たすことになる。そのため、電子部品チップ1
3の動きが円滑にされる。
なお、実際に、カセット27をチップマウント機に装着
する場合、このようなカセット27は、横方向に複数個
並べられる。このとき、カセット27として、その厚み
方向(第1図紙面に対して直角方向)の寸法の小さいも
のを用いれば、複数個のカセット27をかなり密度高く
並べることが可能となり、チップマウント機における占
有面積の低減を図ることができる。
する場合、このようなカセット27は、横方向に複数個
並べられる。このとき、カセット27として、その厚み
方向(第1図紙面に対して直角方向)の寸法の小さいも
のを用いれば、複数個のカセット27をかなり密度高く
並べることが可能となり、チップマウント機における占
有面積の低減を図ることができる。
第1図に示したように、電子部品チップ13を取出すの
に上下動するパイプ34を用いるとき、カセット27を
チップマウント機にセットする前に、中の電子部品チッ
プ13がこぼれ出すことを防止する手段として、第2図
ないし第4図にそれぞれ示す構造を有利に適用すること
ができる。
に上下動するパイプ34を用いるとき、カセット27を
チップマウント機にセットする前に、中の電子部品チッ
プ13がこぼれ出すことを防止する手段として、第2図
ないし第4図にそれぞれ示す構造を有利に適用すること
ができる。
第2図は、取出口33を上方に向けて示した、ケース2
8の部分拡大斜視図である。この例では、取出口33を
実質的に閉じるように、蓋片38,38が一体に形成さ
れている。蓋片38,38は、それらの根元部39,3
9において容易に破断または折れ曲がるように構成され
る。したがって、たとえば第1図に示したパイプ34が
取出口33内に突入してきたとき、蓋片38,38は容
易に破断または折り曲げられ、取出口33が開かれる。
8の部分拡大斜視図である。この例では、取出口33を
実質的に閉じるように、蓋片38,38が一体に形成さ
れている。蓋片38,38は、それらの根元部39,3
9において容易に破断または折れ曲がるように構成され
る。したがって、たとえば第1図に示したパイプ34が
取出口33内に突入してきたとき、蓋片38,38は容
易に破断または折り曲げられ、取出口33が開かれる。
なお、第2図に示した実施例における蓋片38,38お
よびその周囲の部材は、ケース28とは別の部材によっ
て構成され、後で、取出口33を閉じるように接合され
てもよい。
よびその周囲の部材は、ケース28とは別の部材によっ
て構成され、後で、取出口33を閉じるように接合され
てもよい。
第3図に示した実施例では、取出口33には、電子部品
チップ13の通過を禁止し得る必要最小限の係止片4
0,40が設けられている。これら係止片40,40
は、第1図に示したパイプ34が取出口33内に突入す
るとき、容易に変形し、電子部品チップ13がパイプ3
4を介して取出されることを可能にする。係止片40,
40は、たとえば紙、金属または薄いプラスチックシー
ト等により構成されることができ、また、ケース28と
一体に成形されてもよい。
チップ13の通過を禁止し得る必要最小限の係止片4
0,40が設けられている。これら係止片40,40
は、第1図に示したパイプ34が取出口33内に突入す
るとき、容易に変形し、電子部品チップ13がパイプ3
4を介して取出されることを可能にする。係止片40,
40は、たとえば紙、金属または薄いプラスチックシー
ト等により構成されることができ、また、ケース28と
一体に成形されてもよい。
第4図に示す実施例では、取出口33に関連して、たと
えば板ばねからなるストッパばね41が設けられる。こ
れらストッパばね41は、定常状態では、電子部品チッ
プ13の通過を許容しない間隔を保っている。そして、
取出口33に、第1図に示したパイプ34が突入する
と、ストッパばね41,41は変形し、このパイプ34
を介して電子部品チップ13が取出されることを可能に
する。
えば板ばねからなるストッパばね41が設けられる。こ
れらストッパばね41は、定常状態では、電子部品チッ
プ13の通過を許容しない間隔を保っている。そして、
取出口33に、第1図に示したパイプ34が突入する
と、ストッパばね41,41は変形し、このパイプ34
を介して電子部品チップ13が取出されることを可能に
する。
なお、第4図に示した実施例によれば、電子部品チップ
13が残っている状態でカセット27をチップマウント
機から取外しても、電子部品チップ13がこぼれ落ちる
ことが防止される。
13が残っている状態でカセット27をチップマウント
機から取外しても、電子部品チップ13がこぼれ落ちる
ことが防止される。
さらに、第1図に示したパイプ34を適用する場合、第
2図から第4図の例のほか、チップマウント機へのセッ
ト前に電子部品チップがこぼれ落ちることを防止するた
め、図示しないが、たとえば紙等からなる容易に破れや
すいシート状部材を取出口33が形成されたケース28
の下端面に貼り付けてもよい。また、このようなシート
状部材は、第2図ないし第4図に示した各実施例と併用
して、ケース28内の密封性を高めるようにしてもよ
い。
2図から第4図の例のほか、チップマウント機へのセッ
ト前に電子部品チップがこぼれ落ちることを防止するた
め、図示しないが、たとえば紙等からなる容易に破れや
すいシート状部材を取出口33が形成されたケース28
の下端面に貼り付けてもよい。また、このようなシート
状部材は、第2図ないし第4図に示した各実施例と併用
して、ケース28内の密封性を高めるようにしてもよ
い。
第5図ないし第7図は、たとえば第1図に示したケース
28の投入口31の他の例ないしはこれを閉じる蓋32
の他の例をそれぞれ示している。
28の投入口31の他の例ないしはこれを閉じる蓋32
の他の例をそれぞれ示している。
第5図に示す例では、投入口31aは、ケース28の上
端面の一部にのみ形成され、したがって、蓋32aもこ
れに合わせてより小さなものとされる。蓋32aは、た
とえば厚紙、樹脂シート、金属等により構成され、ケー
ス28の上端面に接合される。なお、蓋32aは、図示
しないが、投入口31aに対して嵌合する構造であって
もよい。
端面の一部にのみ形成され、したがって、蓋32aもこ
れに合わせてより小さなものとされる。蓋32aは、た
とえば厚紙、樹脂シート、金属等により構成され、ケー
ス28の上端面に接合される。なお、蓋32aは、図示
しないが、投入口31aに対して嵌合する構造であって
もよい。
第6図に示す例では、投入口31bが、ケース28の上
端面の一部に形成され、ここを閉じるため、回動可能な
蓋32bが取付けられる。蓋32bは、たとえば、突起
42と凹部43とのスナップ的嵌合により、投入口31
bを閉じる状態が維持される。
端面の一部に形成され、ここを閉じるため、回動可能な
蓋32bが取付けられる。蓋32bは、たとえば、突起
42と凹部43とのスナップ的嵌合により、投入口31
bを閉じる状態が維持される。
なお、蓋32bは、ケース28と肉薄部からなるヒンジ
構造を介して一体的に成形されてもよく、また、別体と
され、ピン(図示せず)等によりケース28に回動可能
に保持されてもよい。
構造を介して一体的に成形されてもよく、また、別体と
され、ピン(図示せず)等によりケース28に回動可能
に保持されてもよい。
また、第6図に示す構成において、投入口31bを、ケ
ース28の上端面の全面にわたって形成し、蓋32bに
ついても、これを閉じるようにさらに大きくしてもよ
い。
ース28の上端面の全面にわたって形成し、蓋32bに
ついても、これを閉じるようにさらに大きくしてもよ
い。
第7図に示す例では、投入口30cを閉じるように、ス
ライド式の蓋32cが用いられる。蓋32cには、好ま
しくは、これを開く操作を容易にするため、係止部44
が形成されている。蓋32cを閉じるときには、その出
っ張った端部を押し込めばよい。
ライド式の蓋32cが用いられる。蓋32cには、好ま
しくは、これを開く操作を容易にするため、係止部44
が形成されている。蓋32cを閉じるときには、その出
っ張った端部を押し込めばよい。
第7図の例においても、投入口31cを、ケース28の
上端面の全面にわたって形成し、かつ、これに応じて蓋
32cをさらに長くしてもよい。
上端面の全面にわたって形成し、かつ、これに応じて蓋
32cをさらに長くしてもよい。
以上述べた各実施例では、投入口がケースの上端面に形
成されていたが、このような投入口は、ケースの側面に
あってもよい。
成されていたが、このような投入口は、ケースの側面に
あってもよい。
一方、第1図に示すようにカセット27をチップマウン
ト機にセットする場合、その位置決めが比較的重要であ
る。カセット27の外形自体で位置決めしてもよいが、
さらにカセット27に位置決め機構を付加してもよい。
第8図ないし第18図には、そのような位置決め構造の
種々の例が示されている。これらの図面において、位置
決めされるべきカセットは、「27」の参照番号で示
し、チップマウント機側の位置決め壁を、「45」で示
す。
ト機にセットする場合、その位置決めが比較的重要であ
る。カセット27の外形自体で位置決めしてもよいが、
さらにカセット27に位置決め機構を付加してもよい。
第8図ないし第18図には、そのような位置決め構造の
種々の例が示されている。これらの図面において、位置
決めされるべきカセットは、「27」の参照番号で示
し、チップマウント機側の位置決め壁を、「45」で示
す。
第8図の例では、カセット27のより狭い幅の側面に上
下方向に延びる突条46が形成され、位置決め壁45側
にはこれを受入れる溝47が形成される。
下方向に延びる突条46が形成され、位置決め壁45側
にはこれを受入れる溝47が形成される。
第9図の例は、第8図の例と逆の関係であり、カセット
27側に溝48が形成され、位置決め壁45側に突条4
9が形成される。
27側に溝48が形成され、位置決め壁45側に突条4
9が形成される。
第10図の例では、カセット27のより広い幅の側面の
端部に上下方向に延びる突出する段部50,50が形成
され、位置決め壁45側には、これら段部50,50を
受入れる段部51,51が形成される。
端部に上下方向に延びる突出する段部50,50が形成
され、位置決め壁45側には、これら段部50,50を
受入れる段部51,51が形成される。
第11図に示す例は、第10図の例と逆の関係であり、
カセット27には窪んだ段部52,52が形成され、位
置決め壁45側には突出した段部53が形成される。
カセット27には窪んだ段部52,52が形成され、位
置決め壁45側には突出した段部53が形成される。
第12図の例では、カセット27のより狭い幅の側面に
上下方向に延びるあり54が形成され、位置決め壁45
側には、これを受けるあり溝55が形成される。
上下方向に延びるあり54が形成され、位置決め壁45
側には、これを受けるあり溝55が形成される。
第13図の例は、第12図の例と逆の関係であり、カセ
ット27に、あり溝56が形成され、位置決め壁45側
に、あり57が形成される。
ット27に、あり溝56が形成され、位置決め壁45側
に、あり57が形成される。
第14図の例では、カセット27のより幅の狭い側面に
は、突出して上下方向に延び、かつ先端部の断面形状が
円形の突条58が形成され、位置決め壁45側には、こ
れを受入れる溝59が形成される。
は、突出して上下方向に延び、かつ先端部の断面形状が
円形の突条58が形成され、位置決め壁45側には、こ
れを受入れる溝59が形成される。
第15図の例は、第14図の例と逆の関係であり、カセ
ット27に、溝60が形成され、位置決め壁45側に
は、突条61が設けられる。
ット27に、溝60が形成され、位置決め壁45側に
は、突条61が設けられる。
第16図の例では、カセット27のより幅の広い側面
に、上下方向に延びる突条62,62が形成され、位置
決め壁45側には、これを受入れる溝63,63が形成
される。
に、上下方向に延びる突条62,62が形成され、位置
決め壁45側には、これを受入れる溝63,63が形成
される。
第17図の例は、第16図の例と逆の関係であり、カセ
ット27に、溝64,64が形成され、位置決め壁45
側には、突条65,65が形成される。
ット27に、溝64,64が形成され、位置決め壁45
側には、突条65,65が形成される。
以上述べた位置決め構造の各種例では、カセット27を
上下方向に案内しながら位置決めするものであったが、
たとえば第16図に示す突条62および溝63を横方向
に延びるように形成し、カセット27を横方向に案内す
るようにしてもよい。
上下方向に案内しながら位置決めするものであったが、
たとえば第16図に示す突条62および溝63を横方向
に延びるように形成し、カセット27を横方向に案内す
るようにしてもよい。
また、第8図ないし第17図においては、カセット27
の一方端部のみを示したものにすぎなかったが、同様の
構造が他方端部においても採用されていてもよい。
の一方端部のみを示したものにすぎなかったが、同様の
構造が他方端部においても採用されていてもよい。
第18図に示す例は、カセット27の壁自身の形状を変
えるのではなく、カセット27から突出する爪片66を
付加的に設けて、これを位置決め手段としようとするも
のである。爪片66は、図示しないが、たとえば、チッ
プマウント機側の適当な固着手段により挟持され、それ
によって、カセット27の位置決めが達成される。な
お、図示した爪片66の形状は一例にすぎず、このよう
な爪片は、チップマウント機側の状況に応じて任意に変
更されることができる。また、爪片に取付け穴等を備え
ていてもよい。
えるのではなく、カセット27から突出する爪片66を
付加的に設けて、これを位置決め手段としようとするも
のである。爪片66は、図示しないが、たとえば、チッ
プマウント機側の適当な固着手段により挟持され、それ
によって、カセット27の位置決めが達成される。な
お、図示した爪片66の形状は一例にすぎず、このよう
な爪片は、チップマウント機側の状況に応じて任意に変
更されることができる。また、爪片に取付け穴等を備え
ていてもよい。
なお、第8図ないし第18図を参照して説明した種々の
位置決め機構は、単なる位置決め機構として、カセット
27の固着のための補助的手段として用いられてもよ
く、また、それのみで固着を達成するように用いられて
もよい。したがって、これら種々の例を適当に組合わせ
た実施例も可能であり、かつ、図示したような位置決め
機構は、さらに個数を増加させてもよい。
位置決め機構は、単なる位置決め機構として、カセット
27の固着のための補助的手段として用いられてもよ
く、また、それのみで固着を達成するように用いられて
もよい。したがって、これら種々の例を適当に組合わせ
た実施例も可能であり、かつ、図示したような位置決め
機構は、さらに個数を増加させてもよい。
第19図は、この発明のさらに他の実施例を示す縦断面
図である。なお、第19図においては、電子部品チップ
の図示が省略されている。
図である。なお、第19図においては、電子部品チップ
の図示が省略されている。
第19図に示した電子部品チップ収納カセット67に備
えるケース68の内空間69のほぼ中央真下に、取出口
70が形成され、V字状に延びる2つの勾配71が取出
口70に向かって下方へ傾斜するように設けられてい
る。また、図示が省略されているが、図面紙面に平行な
面からも下方へ傾斜する勾配が取出口70に向かって設
けられている。電子部品チップの取出しにあたっては、
整列パイプ72が用いられ、この整列パイプ72は、取
出口70を貫通して、両方向矢印73で示すように、上
下に往復動する。整列パイプ72には、整列通路74が
形成され、ここを電子部品チップが通過するとき、それ
ら電子部品チップが所定の方向に整列される。
えるケース68の内空間69のほぼ中央真下に、取出口
70が形成され、V字状に延びる2つの勾配71が取出
口70に向かって下方へ傾斜するように設けられてい
る。また、図示が省略されているが、図面紙面に平行な
面からも下方へ傾斜する勾配が取出口70に向かって設
けられている。電子部品チップの取出しにあたっては、
整列パイプ72が用いられ、この整列パイプ72は、取
出口70を貫通して、両方向矢印73で示すように、上
下に往復動する。整列パイプ72には、整列通路74が
形成され、ここを電子部品チップが通過するとき、それ
ら電子部品チップが所定の方向に整列される。
以上のように、この発明を種々の実施例に関連して説明
したが、これら実施例は、この発明の範囲内においてい
くつかの点において修正することが可能であろう。
したが、これら実施例は、この発明の範囲内においてい
くつかの点において修正することが可能であろう。
なお、上述した各実施例は、角型の電子部品チップに関
連して説明したが、円柱形または円筒形等のその他の形
状の電子部品チップに対しても、この発明を適用するこ
とができる。
連して説明したが、円柱形または円筒形等のその他の形
状の電子部品チップに対しても、この発明を適用するこ
とができる。
また、図示した各実施例のカセットに備えるケースは、
直方体状ないしは四角柱状であったが、このような形状
に限定されるものではなく、たとえば、その平面形態が
円形または三角形もしくは五角形等の多角形のものであ
ってもよい。
直方体状ないしは四角柱状であったが、このような形状
に限定されるものではなく、たとえば、その平面形態が
円形または三角形もしくは五角形等の多角形のものであ
ってもよい。
第1図は、この発明の一実施例による電子部品チップ供
給装置を示す断面図である。 第2図ないし第4図は、それぞれ、第1図に示したカセ
ット27の取出口33に関連して採用される好ましい構
造例を示す。 第5図ないし第7図は、それぞれ、カセットのケース2
8に形成される投入口およびそれを閉じる蓋の変形例を
示す斜視図である。 第8図ないし第18図は、それぞれ、カセットをチップ
マウント機に位置決めする構造の種々の例を示す。 第19図は、この発明のさらに他の実施例による電子部
品チップ供給装置を示す断面図である。 第20図は、従来の電子部品チップの包装形態の一例と
してのテーピング方式を示す図である。 図において、27,67は電子部品チップ収納カセッ
ト、13は電子部品チップ、29,69は内空間、2
8,68はケース、33,70は取出口、30,71は
勾配、34,72はパイプ、36,74は整列通路であ
る。
給装置を示す断面図である。 第2図ないし第4図は、それぞれ、第1図に示したカセ
ット27の取出口33に関連して採用される好ましい構
造例を示す。 第5図ないし第7図は、それぞれ、カセットのケース2
8に形成される投入口およびそれを閉じる蓋の変形例を
示す斜視図である。 第8図ないし第18図は、それぞれ、カセットをチップ
マウント機に位置決めする構造の種々の例を示す。 第19図は、この発明のさらに他の実施例による電子部
品チップ供給装置を示す断面図である。 第20図は、従来の電子部品チップの包装形態の一例と
してのテーピング方式を示す図である。 図において、27,67は電子部品チップ収納カセッ
ト、13は電子部品チップ、29,69は内空間、2
8,68はケース、33,70は取出口、30,71は
勾配、34,72はパイプ、36,74は整列通路であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の電子部品チップを所定の方向に整
列させた状態でチップマウント機に供給するための電子
部品チップ供給装置であって、 この電子部品チップ供給装置は、電子部品チップ収納カ
セットとパイプとから構成され、 前記電子部品チップ収納カセットは、複数個の前記電子
部品チップと、前記電子部品チップを収納する内空間を
備えるとともに前記電子部品チップを前記内空間に投入
するための投入口を備えかつ帯電防止処理が施されたケ
ースと、前記投入口を閉じる蓋とを備え、前記内空間の
下方には、前記電子部品チップを取出すための取出口が
前記内空間に連通した状態で形成され、かつ、前記内空
間には、前記取出口に向かって下方へ傾斜する勾配が形
成され、 前記パイプは、その上端面が斜めにカットされかつ前記
取出口に挿入された状態で上下方向に往復動するように
設けられ、前記パイプ内には、前記電子部品チップを所
定の方向に整列させる整列通路が形成されている、 電子部品チップ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61164968A JPH0651505B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 電子部品チップ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61164968A JPH0651505B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 電子部品チップ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6322378A JPS6322378A (ja) | 1988-01-29 |
JPH0651505B2 true JPH0651505B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15803295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61164968A Expired - Lifetime JPH0651505B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 電子部品チップ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651505B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3275841B2 (ja) | 1998-07-28 | 2002-04-22 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の収納容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112869A (en) * | 1980-11-10 | 1982-07-14 | Merck & Co Inc | Drug dispensing container |
JPS5832697U (ja) * | 1981-08-25 | 1983-03-03 | 松下電器産業株式会社 | 部品収納箱 |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP61164968A patent/JPH0651505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6322378A (ja) | 1988-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |