JP3275488B2 - 電子部品用位置決め装置、およびこの装置を用いた電子部品位置決めならびに位置決め解除方法 - Google Patents
電子部品用位置決め装置、およびこの装置を用いた電子部品位置決めならびに位置決め解除方法Info
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Description
各種電子部品を製造する際に用いる電子部品の位置決め
装置に関するものである。
に対応するため、半製品(例えば電子部品素子搭載前の
パッケージ)を多数個並べて位置決めする電子部品位置
決め装置を用いて製造を行っている。図15は従来の電
子部品用位置決め装置の一部を示す斜視図である。電子
部品用位置決め装置7は、比較的厚板の基台金属板71
と、この上部に位置決めされる電子部品用のパッケージ
8の形状にほぼ合致した凹部分からなる位置決め部を形
成した比較的薄板の位置決め金属板72からなる。図5
に示すように、位置決め金属板の凹部はパッケージ8の
外形寸法より若干大となる寸法に設計され、クリアラン
スCが設けられており、これにより電子部品の抜き差し
を容易にしていた。しかし、電子機器の小型化に伴い、
電子部品も小型化が急となっている最近においては、前
記クリアランスの存在がパッケージの位置精度に悪影響
を及ぼし、従来許容されていた位置決め誤差が、パッケ
ージに搭載する電子素子等の位置精度に悪影響を及ぼし
ていた。これを解決するために、図17に示すように、
凹部分からなる位置決め部内の1辺に板バネS1を挿入
した構成の位置決め装置を考案し、図18に示すように
電子部品を当該バネ押圧により挟持して位置決めしてい
た。また、図19に示すように、位置決め部内の1辺に
突出する固定突起S2を設け、図20に示すように電子
部品を同じく押圧方向に挟持して位置決めしていた。
上記クリアランスによるがたつきはなくなるが、.板
バネ、固定突起の弾性により、パッケージの抜き差しが
スムーズにできなかったり、.板バネ、固定突起は変
形して弾性力が弱くなり、パッケージの位置決め固定が
充分でなくなったり、押圧力が機能しなくなるという問
題点があった。また、図19,図20に示した構成で
は、片持ちの固定突起でパッケージの一点を押すため、
パッケージが斜めに傾いて位置決め固定されることもあ
った。
れたもので、位置決め固定される電子部品(半製品)の
抜き差しがスムーズに行え、また、電子部品の位置決め
固定が安定して行うことのできる電子部品用位置決め装
置を提供することを目的としている。
めに、本発明による電子部品用位置決め装置は、板体に
設けられた凹部内に電子部品を設置固定する位置決め装
置であって、前記凹部と接続され、前記電子部品の外周
形状の一部に対応する形状を有し、当該電子部品を位置
決めする位置決め部と、当該位置決め部の両端から互い
に離隔する方向に伸長したのち、湾曲して互いに近接す
る2つの弾性アームと、当該伸長した弾性アームの先端
を連結するとともに、前記位置決め部に対向し挟持時に
電子部品の一部と接し、かつ前記板体とは独立して動作
する押圧部とを有し、前記電子部品の位置決め部と前記
押圧部との対向する面の距離を、設置される電子部品の
挟持方向寸法より小となるよう弾性アームの寸法、形状
を設定していることを特徴としている。
て、2つの弾性アームを設置される電子部品の挟持方向
に対して、ほぼ線対称形状に設定してもよい。
いて、板体と他の構成部分の少なくとも1つを着脱自在
としてもよい。
いて、前記板体は少なくとも2枚の板体が重ねて構成さ
れ、上部の板体に貫通した凹部を形成してもよい。
いて、板体に設けられた凹部内に多角形状の電子部品を
設置固定する位置決め装置であって、当該凹部と接続さ
れ、電子部品の連続する2辺に対応する形状を有し、当
該電子部品を位置決めする位置決め部と、当該位置決め
部の両端から互いに離隔する方向に伸長したのち、湾曲
して互いに近接する2つの弾性アームと、当該伸長した
弾性アームの先端を連結するとともに、前記位置決め部
に対向し挟持時に電子部品の少なくとも他の辺と接し、
かつ前記板体とは独立して動作する押圧部とを有し、前
記電子部品の位置決め部と前記押圧部との対向する面の
距離を、設置される電子部品の挟持方向寸法より小とな
るよう弾性アームの寸法、形状を設定している構成とし
てもよい。
位置決め固定する、複数の位置決め板からなる位置決め
装置であって、前記各々の位置決め板は前記電子部品の
外周形状の一部に対応する形状を有し、当該電子部品を
位置決めする位置決め部と、当該位置決め部の両端から
互いに離隔する方向に伸長したのち、湾曲して互いに近
接する2つの弾性アームと、当該伸長した弾性アームの
先端を連結するとともに、前記位置決め部に対向し挟持
時に電子部品の一部と接する押圧部とを有する構成で、
当該位置決め板を相互に直交する方向に配置することを
特徴とする構成としてもよい。
部品位置決めならびに位置決め解除を行う場合、前記押
圧部を前記電子部品位置決め部と離隔する方向に引っ張
り、これにより拡張された空間に電子部品を設置する過
程と、設置後前記押圧部の引っ張り作業を解除し、電子
部品を前記位置決め部に固定する過程と、所定の製造作
業を終了した後、前記押圧部を前記電子部品位置決め部
と離隔する方向に引っ張り、電子部品に加えられていた
挟持力を解除し、この電子部品を位置決め部から取り出
す過程を有する位置決めならびに位置決め解除方法とす
ればよい。
品位置決め部の両端から互いに離隔する方向に伸長した
のち、互いに近接する少なくとも2つの弾性アームと、
これら弾性アームを連結し押圧時に電子部品の一部と接
し、かつ前記板体とは独立して動作する押圧部とを有し
ているので、搭載される電子部品への押圧部による押圧
が均一にかつ安定して行うことができる。また、弾性ア
ームに開放端がない構成であるので、形状の変形による
弾性の機能の変化、喪失のおそれがほとんどなくなる。
れば、押圧部を前記電子部品位置決め部と離隔する方向
に引っ張り、あるいは引っ張りを解除することにより、
電子部品の位置決め部からの抜き差しを容易に行うこと
ができる。
して説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す斜視
図であり、図2は図1において搭載される電子部品の脱
着の状況を示す平面図である。電子部品用位置決め装置
1は、長辺方向Xと短辺方向Yを有する細長い板形状を
有しており、比較的厚板の基台金属板3と、この上部に
電子部品用のパッケージPを位置決めする部分を複数有
する比較的薄板の位置決め金属板2とからなる。この実
施例では、基台金属板3は厚さ1mm程度のステンレス鋼
(例えばSUS-304)からなり、位置決め金属板2は厚さ
0.3mm程度のステンレス鋼からなる。位置決め金属板
2は、電子部品用のパッケージPを位置決めする部分を
複数有しており、各部分は、位置決めされる電子部品を
固定設置する平面的に凹形に形成された位置決め部21
と、この位置決め部の両端から互いに離隔する方向に伸
長したのち、湾曲して互いに近接する2つの弾性アーム
22,22と、これら伸長した弾性アーム22,22の
先端を連結する押圧部23とからなる。押圧部23の中
央部分には押圧部23を移動させるための挿入穴23a
が設けられている。前記電子部品位置決め部21と前記
押圧部23とが対向する面の距離は、通常の状態におい
て、設置される電子部品の挟持される方向(この実施例
では長辺方向X)の寸法より小となるよう設定される。
これにより、弾性アーム22,22の弾性力が、設置さ
れる電子部品に対して挟持する力として作用する。挟持
力等の調整は、弾性アームの寸法等により設定すればよ
い。これら、各部分の加工は、プレス加工あるいはフォ
トエッチング技術を用いれば容易に行うことができる。
なお、この実施例において、位置決め金属板2の厚みは
0.3mmであるが、使用する材料によっては弾性アーム
の弾性力(挟持力)を適正にするための厚みを選択する
必要がある。
を用いて電子部品を固定、あるいは固定解除する方法を
説明する。図3,図5,図6は電子部品を固定、あるい
は固定解除する方法を説明する平面図、図4は図3のA
−A断面図である。図3ならびに図4に示すように、本
位置決め装置に対して電子部品の脱着を行う外部の機器
の可動椀Gの一部を押圧部23の挿入穴23aに挿入
し、矢印X1の方向に移動させ、位置決め部と押圧部間
を拡張する。そして、位置決め部にパッケージPを設置
した後、図5に示すように、前記可動椀Gの移動を解除
し、弾性アームの矢印X2方向の挟持力により、パッケ
ージPを挟持する。図6に示すように、パッケージPに
対する必要なアッセンブリー、検査等が行われた後、再
度押圧部23を可動椀Gにより矢印X1の方向に移動さ
せ、位置決め部と押圧部間を拡張し、パッケージPを取
り出す。
は1枚の金属板で構成していたが、図7に示すように基
台金属板を、平板上の下部基台金属板3aと、搭載され
る電子部品の搭載位置に貫通凹部の設けられた上部基台
金属板3bとからなる構成としてもよい。上部基台金属
板の貫通凹部で電子部品の補助的な位置決めがなされ、
位置決めが容易になる。なお、基台金属板、位置決め金
属板の厚さは設置される電子部品の高さに応じて決定す
ればよいが、図7に示す構成により、上部金属板の厚さ
を変化させることにより、全体の板体の厚さの制御が容
易となる。
照して説明する。図8は本発明の第2の実施例を示す平
面図である。この実施例では位置決め金属板2には広口
の貫通凹部2aが設けられ、この貫通凹部2a上に、電
子部品位置決め部24,24と、これに続いて湾曲した
弾性アーム25,25と、これら弾性アームを連結する
押圧部26が一体化して形成され、、位置決め金属板2
の上部に固定部Fにより固定されている。この固定は精
度維持を考慮したネジ止め等で行われ、着脱が可能なよ
うにされている。パッケージPは位置決め部24,24
で短辺方向Yが位置決めされ、押圧部26で長辺方向X
方向が挟持される。この実施例によれば、位置決め部、
弾性アーム、押圧部の一体構成品が位置決め金属板に着
脱自在となっているので、各構成部品が変形する等の事
故があった場合でも、取り替えが容易に行える利点を有
している。
照して説明する。図9は本発明の第3の実施例を示す平
面図である。この実施例では第2の実施例と同じく、位
置決め金属板2には広口の貫通凹部2bが設けられてい
る。電子部品位置決め部27,27は他と独立し、位置
決め金属板の短辺方向Yに移動可能な状態で固定部F2
で固定されている。これにより電子部品の寸法によって
位置決め部27,27の前記短辺方向Yの間隔を移動さ
せ、適切な位置決めを行うことができる。弾性アーム2
8,28と、これら弾性アームを連結する押圧部29を
一体化した一体構成物は、位置決め金属板2の上部に固
定部F1により固定されている。なお、この実施例で
は、押圧部29はそのパッケージPとの接触部分におい
て、平面でみて横凹形状を有する構成となっており、2
ヶ所で電子部品と接触している。パッケージPは位置決
め部27,27で短辺方向Yが位置決めされ、押圧部2
9で長辺方向X方向に挟持される。この実施例によれ
ば、位置決め部が他の構成部品と独立しているので、移
動させることが可能となり、電子部品の外形寸法に対応
した適切な位置決めが行える利点を有している。
照して説明する。図10は本発明の第4の実施例を示す
平面図であり、図11は図10のB−B断面図である。
この実施例では、基台金属板3の上部に設けられた位置
決め金属板4に、比較的狭口の貫通凹部4aが設けられ
ている。この貫通凹部4aの寸法は、短辺方向Yは電子
部品の当該方向とほぼ同じ寸法に設定され、長辺方向X
のそれはかなり長い寸法に設定されている。この貫通凹
部4a上に、湾曲した弾性アーム41,41と、これら
弾性アームを連結する押圧部42を一体化して形成さ
れ、、位置決め金属板2の上部に固定部Fにより固定さ
れている。なお、押圧部にはこれを移動させる際に使用
する挿入穴42aが設けられている。この実施例では、
位置決め金属板の貫通凹部2bが電子部品の一方向を位
置決めするので、安定した位置決めが可能となる。
照して説明する。図12は本発明の第5の実施例を示す
平面図である。この実施例では位置決め金属板4に設け
られた広口の凹部4b内に、電子部品位置決め部43
と、これに続いて湾曲した弾性アーム44,44と、こ
れら弾性アームを連結する押圧部45が一体的に形成さ
れている。位置決め部43は、位置決めされる平面で見
て長方形形状の電子部品の連続する2辺に対応した形状
をしており、また、押圧部45の電子部品接触部分は、
他の2辺の一部に対応した形状を有している。弾性アー
ム44,44は、位置決めされる電子部品の対角線方向
に挟持力が作用するように湾曲形成されている。この実
施例によれば、位置決め部43と押圧部45に形成され
た電子部品の外形形状に対応する連続する2辺により、
ガタツキのない位置決めを行うことができる。
照して説明する。図13は本発明の第6の実施例を示す
平面図である。この実施例では、位置決めされる電子部
品の平面でみた外形形状は円形であり、位置決め金属板
4に、この円形の一部に対応した円弧形状を有する電子
部品の位置決め部46と、屈曲部を有する弾性アーム4
7,47と、これら弾性アームを連結し、円弧形状を有
する押圧部48が形成されている。弾性アームは上記実
施例と異なり、位置決め金属板に設けられた広口の凹部
4cにおいて位置決め金属板の短辺方向Yに固定されて
いる。このように本発明は、位置決め部、押圧部の形状
を選択することにより、いろんな外形形状の電子部品に
対応させることができる。また、弾性アームの固定位置
も凹部内のいろんな位置を選ぶことができる。
照して説明する。図14は本発明の第7の実施例を示す
平面図であり、図15は図14において各板体を重ねて
構成した場合のC−C断面図である。基台金属板3の上
部には第1の位置決め金属板5a(第1の位置決め板)
が設けられ、この第1の位置決め金属板の上部には第2
の位置決め金属板5b(第2の位置決め板)が設けられ
た構成であり、両位置決め金属板でパッケージPを位置
決め固定している。第1の位置決め金属板5aには平面
でみて横凹型の電子部品位置決め部51と,この位置決
め部に続く弾性アーム52,52と、弾性アームを接続
する押圧部53が設けられており、電子部品を長辺方向
Xに挟持している。第2の位置決め金属板5bには上記
挟持方向に対してほぼ直交する方向が挟持方向となるよ
う、電子部品位置決め部54と,この位置決め部に続く
弾性アーム55,55と、弾性アームを接続する押圧部
56が設けられており、電子部品を短辺方向Yに挟持し
ている。なお、両位置決め金属板の機械的な干渉をなく
すため、両者の間にスペーサーを挿入してもよい。この
実施例では、位置決めされる電子部品が2つの方向から
挟持固定されるので、確実な位置決めが可能となる。
状の一部に対応する形状を有し、当該電子部品を位置決
めする位置決め部と、当該位置決め部の両端から互いに
離隔する方向に伸長したのち、湾曲して互いに近接する
2つの弾性アームと、当該伸長した弾性アームの先端を
連結するとともに、前記位置決め部に対向し挟持時に電
子部品の一部と接し、かつ前記板体とは独立して動作す
る押圧部とを有し、これにより電子部品を位置決め固定
しているので、搭載される電子部品への押圧部による押
圧が均一にかつ安定して行うことができる。また、弾性
アームに開放端がない構成であるので、形状の変形によ
る弾性の機能の変化、喪失のおそれがほとんどなくな
る。よって、位置決めが正確に行われ、電子部品(パッ
ケージ)への電子部品素子の搭載位置がずれることがな
くなり、信頼性の高いアッセンブリが可能となる。
置される電子部品の挟持方向に対して、ほぼ線対称形状
であるので、挟持方向がくるうことがなく、安定して電
子部品を位置決めすることができる。
少なくとも1つが着脱自在であるので、例えば弾性アー
ムのみが変形した場合等に当該部分のみを取り替えれば
よい。特に、このような位置決め装置をマトリクス状に
多数個配置して使用する場合等に、変形あるいは破損部
分のみを取り替えればよいので、実用性の高い位置決め
装置を得ることができる。
が重ねて構成され、上部の板体に凹部が形成されている
構成であるので、例えば上部の板体にプレス加工あるい
はフォトエッチング加工により必要な加工をすることに
より、簡便に凹部、弾性アーム等が構成できる。
形成された電子部品の外形形状に対応する連続する2辺
により、ガタツキのない位置決めを行うことができる。
電子部品を挟持固定する弾性アームと押圧部を有し、第
2の板体は前記一方向とほぼ直行する方向に電子部品を
挟持する弾性アームと押圧部を有する構成であるので、
位置決めされる電子部品が2つの方向から挟持固定さ
れ、確実な位置決めが可能となる。
方法によれば、押圧部を前記電子部品位置決め部と離隔
する方向に引っ張り、あるいは引っ張りを解除すること
により、電子部品の位置決め部からの抜き差しを容易に
行うことができる。よって、製造装置による自動化が容
易に行なうことができる。
す斜視図。
図。
部 22,25,28,41,44,47,52,55 弾
性アーム 23,26,29,42,45,48,53,56 押
圧部 3 基台金属板 P パッケージ
Claims (7)
- 【請求項1】 板体に設けられた凹部内に電子部品を設
置固定する位置決め装置であって、前記凹部と接続さ
れ、前記電子部品の外周形状の一部に対応する形状を有
し、当該電子部品を位置決めする位置決め部と、当該位
置決め部の両端から互いに離隔する方向に伸長したの
ち、湾曲して互いに近接する2つの弾性アームと、当該
伸長した弾性アームの先端を連結するとともに、前記位
置決め部に対向し挟持時に電子部品の一部と接し、かつ
前記板体とは独立して動作する押圧部とを有し、前記電
子部品の位置決め部と前記押圧部との対向する面の距離
を、設置される電子部品の挟持方向寸法より小となるよ
う弾性アームの寸法、形状を設定している電子部品用位
置決め装置。 - 【請求項2】 2つの弾性アームが、設置される電子部
品の挟持方向に対してほぼ線対称形状であることを特徴
とする請求項1記載の電子部品用位置決め装置。 - 【請求項3】 板体と他の構成部分の少なくとも1つが
着脱自在であることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の電子部品用位置決め装置。 - 【請求項4】 前記板体は少なくとも2枚の板体が重ね
て構成され、上部の板体に凹部が形成されていることを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電
子部品用位置決め装置。 - 【請求項5】 板体に設けられた凹部内に多角形状の電
子部品を設置固定する位置決め装置であって、当該凹部
と接続され、電子部品の連続する2辺に対応する形状を
有し、この電子部品を位置決めする位置決め部と、当該
位置決め部の両端から互いに離隔する方向に伸長したの
ち、湾曲して互いに近接する2つの弾性アームと、当該
伸長した弾性アームの先端を連結するとともに、前記位
置決め部に対向し挟持時に電子部品の少なくとも他の辺
と接し、かつ前記板体とは独立して動作する押圧部とを
有し、前記電子部品の位置決め部と前記押圧部との対向
する面の距離を、設置される電子部品の挟持方向寸法よ
り小となるよう弾性アームの寸法、形状を設定している
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子部品用位
置決め装置。 - 【請求項6】 四角形以上の多角形状の電子部品を位置
決め固定する、複数の位置決め板からなる位置決め装置
であって、前記各々の位置決め板は前記電子部品の外周
形状の一部に対応する形状を有し、当該電子部品を位置
決めする位置決め部と、 当該位置決め部の両端から互いに離隔する方向に伸長し
たのち、湾曲して互いに近接する2つの弾性アームと、
当該伸長した弾性アームの先端を連結するとともに、前
記位置決め部に対向し挟持時に電子部品の一部と接する
押圧部とを有する構成で、当該位置決め板を相互に直交
する方向に配置する ことを特徴とする電子部品用位置決
め装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6記載の電子部品用
位置決め装置を用いて、電子部品位置決めならびに位置
決め解除方法であって、前記押圧部を前記電子部品位置
決め部と離隔する方向に引っ張り、これにより拡張され
た空間に電子部品を設置する過程と、設置後前記押圧部
の引っ張り作業を解除し、電子部品を前記位置決め部に
固定する過程と、所定の製造作業を終了した後、前記押
圧部を前記電子部品位置決め部と離隔する方向に引っ張
り、電子部品に加えられていた挟持力を解除し、この電
子部品を位置決め部から取り出す過程を有する電子部品
位置決めならびに位置決め解除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27500293A JP3275488B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 電子部品用位置決め装置、およびこの装置を用いた電子部品位置決めならびに位置決め解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27500293A JP3275488B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 電子部品用位置決め装置、およびこの装置を用いた電子部品位置決めならびに位置決め解除方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07106799A JPH07106799A (ja) | 1995-04-21 |
JP3275488B2 true JP3275488B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17549527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27500293A Expired - Lifetime JP3275488B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 電子部品用位置決め装置、およびこの装置を用いた電子部品位置決めならびに位置決め解除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3275488B2 (ja) |
Cited By (1)
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JPH07106799A (ja) | 1995-04-21 |
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