JP4150380B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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本発明は、例えばロータリースイッチやデュアル・インライン・パッケージ(DIP)ロータリースイッチ等のスイッチ装置に関する。
近年、電子機器の小型化に伴い、電子機器に装着されるスイッチも非常に小型化されている。具体的にはスイッチハウジングの一片の長さは、例えば10mm程度、高さは4mm程度とされている。このため、スイッチを構成する複数の部品、例えば固定接点、複数の可動接点を有する可動接片、及び可動接点を駆動するロータ等も小型化されている。これらの部品は、ハウジング内に収容され、スイッチが構成される(例えば特許文献1参照)。
実開平5−25636号公報
ところで、上記従来のスイッチ装置において、複数の可動接点を有する可動接片は例えば0.12mmというような極めて薄い扁平状の金属板により構成されている。この可動接片は、フープ状の金属板より打ち抜き形成される。この際、可動接片と一体的に複数の可動接点が形成される。この可動接点は、可動接片に対して僅かに折り曲げられて弾性を有する形状とされている。この複数の可動接点を有する可動接片が変形した場合、可動接点と固定接点との接触の安定性を保持することが困難となり、スイッチの信頼性を左右することとなる。すなわち、可動接点と固定接点との距離は、例えば1mm以下の極僅かな間隔に設定されている。このため、可動接片に僅かに変形やねじれが生じた程度でも可動接点と固定接点が常時接触してしまったり、或いは、可動接点と固定接点との距離が規定値より大きくなり、これらを十分な圧力により接触させることが困難となったり、接触させることができなくなったりすることがある。したがって、可動接片の変形を防止することが接触の安定性、及びスイッチ装置の歩留まりを向上させる上で非常に重要である。
しかし、この可動接片は、前述したように極めて薄い金属板により形成されているため脆弱であり、且つ、一辺の長さが例えば8mm程度と非常に小型である。このため、可動接片の製造時、保管時、スイッチへの組み込み時等において、可動接片の取り扱いに注意を要する。したがって、製造、保管、組み込み時において、必要以上に労力を要している。
上記特許文献1には、可動接片をハウジングに収容するときの位置決めを容易化するため、可動接片の平行する2辺を折り曲げた構成が記載されている。しかし、この構成においても、可動接片の変形やねじれを十分に防止することが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、可動接片の変形を防止することができ、信頼性を向上することが可能なスイッチ装置を提供しようとするものである。
本発明のスイッチ装置の態様は、収容部を有し、前記収容部の底部に固定接点が形成された基板と、前記収容部内に設けられ、周囲に枠体を有し、前記枠体に一端部が接続され、他端が自由とされた可動接点と、前記枠体の周囲に形成された折曲部とを有する可動接片と、前記可動接点を駆動する操作子と、前記可動接片と前記操作子の相互間に設けられ、中央部が前記操作子により前記可動接片に押圧され、端部に前記可動接片の端部を押圧する複数の突部を有するスペーサとを具備することを特徴とする
本発明によれば、可動接片の変形を防止することができ、信頼性を向上することが可能なスイッチ装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るスイッチ装置21を示している。この実施形態は本発明を例えばDIPロータリースイッチに適用した場合を示している。図2において、スイッチ装置21は、基板22、複数の端子23、可動接片24、スペーサ25、ロータ26、Oリング27、ばね材28、カバー29により形成されている。基板22とカバー29はハウジング30を構成し、このハウジング30の内に可動接片24、スペーサ25、ロータ26、Oリング27、ばね材28が順次収容される。ハウジング30の一辺の長さは、約10mm、高さは約2mmである。
基板22は、矩形状の収容部22aを有しており、この収容部22aの底部に複数の端子23が取着されている。各端子23の収容部22a内の端部には固定接点23aがそれぞれ形成されている。
可動接片24は、導電性金属により構成され、矩形状の枠体24aに複数の可動接点24bが一体的に形成されている。すなわち、各可動接点24bの一端は枠体24に接続され、他端が自由に動作する接点として形成されている。各可動接点24bの中央部には、突起24cが形成されている。この突起24cにロータ26の底面に形成された第1のカム26aが当接することにより、可動接点24bが下方に押圧され、対応する固定接点23aに接触される。さらに、枠体24の4辺は、収容部22aの底部方向に折り曲げられ折曲部24dが形成されている。このため、可動接片24の剛性が向上されている。
可動接片24の上に設けられる矩形状のスペーサ25は、例えばステンレススチールにより形成され、弾性を有している。スペーサ25は、可動接点24bの突起24cに対応した複数の開口部25aを有しており、スペーサ25を可動接片24の上に載置した状態において、可動接点24bの各突起24cが開口部25aから突出する。さらに、スペーサ25の四隅には、可動接片24方向に突出した突部25bが形成されている。スペーサ25は、スイッチ装置が組み立てられた状態において、その中央部がロータ26により可動接片24の中央部方向に押圧され、各突部24bが可動接片23の四隅を押圧する。このため、可動接片24が仮に変形している場合においてもスペーサにより変形が修正される。
ロータ26は、その底面に形成された第1のカム26aと、上面に形成された操作子26bと、操作子26aの周囲に形成された第2のカム26cと、第2のカム26cと操作子26aの間に形成されたリング状の溝部26dとを有している。操作子26bは、カバー29の開口部29aに挿入され、操作子26bの操作に応じてロータ26が回転される。第1のカム26aは、前記可動接点24bの突起24cに当接してロータ26の回転位置に応じて所定のスイッチ状態を設定する。第2のカム26cは、ロータ26の回転ステップに対応して等間隔に形成されており、リング状のばね材28に形成された突部28aに係合される。このため、ロータ26の回転位置がばね材28により規制される。
Oリング27は、例えばゴム材により形成され、ロータ26の溝部26dに収容される。このOリング27は、スイッチ装置が組み立てられた状態において、カバー29の裏面に当接する。このため、操作子26bとカバー29の開口部29aとの間隙が閉塞され、ハウジング内への塵埃の侵入が防止される。
ばね材28は、係合部28bを有し、この係合部28bは、基板22の収容部22a内に形成された図示せぬ係合部に係合される。このため、ばね材28はロータ28に対して回転しないように固定されている。ばね材28は、スイッチ装置が組み立てられた状態において、前述したように突部28aがロータ26の第2のカム26cに係合される。この状態においてロータ26がばね材28の弾性に抗して回転された場合、第2のカム26cが突部28aを超え、クリックが発生する。
上記のように、基板22の収容部22a内に可動接片24、スペーサ25、ロータ26、Oリング27、ばね材28が順次収容された後、カバー29が基板22に装着され、カバー29と基板22が例えば超音波溶着技術を用いて接着される。
図1(a)は、上記可動接片24を取り出して示し、図1(b)は従来の可動接片の一例を示している。図1(a)において、可動接片24は、厚みが例えば0.12mmのフープ状の金属板から打ち抜いて形成される。この際、枠体24aの4辺が下方に折り曲げられ折曲部24dが形成される。これと同時に、枠体24aに接続された複数の可動接点24b、突起24cが形成される。
上記実施形態に係る可動接片24は、その周囲に矩形状の枠体24aを有し、枠体24aの各辺に折曲部24を形成している。このため、図1(b)に示す従来の可動接片41に比べて剛性を向上できる。すなわち、従来の可動接片41は、その周囲に矩形状の枠体がなく、可動接点の一端部を連結する平行した2辺のみを有し、この2辺に収容部に対する位置決め用の折曲部42が形成された構成である。このような構成の場合、矢印A,Bで示す2方向からの力に対しては抗力を有するものの、図示上下方向からの力や矢印E,Fで示すねじれに対する応力が十分ではない。
これに対して、図1(a)に示す実施形態の構成の場合、矢印A,B,C,Dで示す4方向からの力、上下方向からの力、及び矢印E,F,G,Hで示すねじれに対して十分な抗力を得ることができる。このため、可動接片24の製造、保管、及びスイッチ装置を組み立てる際において、可動接片24の変形を防止できるため、可動接片24を基板22の収容部22aに収容した状態において、可動接点24bと固定接点23aとの間隔を規定値内に容易に設定することができる。したがって、これらの接触の安定性を保持することが可能であり、スイッチ装置の信頼性を向上できるとともに、製品の歩留まりを向上させることができる。さらに、図1(a)に示す可動接片24は十分な剛性を有しているため、取り扱いが容易であるという利点も有している。
また、図3(a)(b)に示すように、スペーサ25の四隅には、前述したように突部25bが形成されている。この突部25bは、図3(a)に示すように、スペーサ25の厚み例えば0.05mmに対して同等の高さを有している。このため、図3(b)に示すように、スイッチ装置を組み立てた状態において、スペーサ25の中央部はロータ26により可動接片24に押圧され、スペーサ25の四隅は、突部25bの高さ分だけ上方に湾曲する。この湾曲により、図示矢印で示すように、可動接片24を下方へ押圧する力が発生する。このため、可動接片24の四隅は、スペーサ25により収容部の底部方向に押圧される。したがって、仮に、製造、保管、組み立て時において、可動接片24に変形やねじれが生じた場合においても、最終的にスイッチ装置の組み立てが完了した時点においては、スペーサ25により可動接片24の変形やねじれが修復され、可動接点24bと固定接点23aとの間隔を規定値内に容易に設定することができる。したがって、これらの接触の安定性を保持することが可能であり、スイッチ装置の信頼性を向上できるとともに、製品の歩留まりを向上させることができる。
なお、上記実施形態は、本発明をDIPロータリースイッチに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明をその他のスイッチ装置に適用することも可能である。
図1(a)は、本発明の実施形態に係る可動接片を示す斜視図、図1(b)は、従来の可動接片の一例を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るスイッチ装置を示す分解斜視図。 図3(a)は、本発明の実施形態に係るスペーサの一部を拡大して示す側面図、図3(b)は、スペーサの機能を示す側面図。
符号の説明
21…スイッチ装置、22…基板、22a…収容部、23…端子、23a…固定接点、24…可動接片、24a…枠体、24b…可動接点、24d…折曲部、25…スペーサ、25b…突部、26…ロータ、26a…第1のカム、26b…操作子、29…カバー、30…ハウジング。

Claims (1)

  1. 収容部を有し、前記収容部の底部に固定接点が形成された基板と、
    前記収容部内に設けられ、周囲に枠体を有し、前記枠体に一端部が接続され、他端が自由とされた可動接点と、前記枠体の周囲に形成された折曲部とを有する可動接片と、
    前記可動接点を駆動する操作子と
    前記可動接片と前記操作子の相互間に設けられ、中央部が前記操作子により前記可動接片に押圧され、端部に前記可動接片の端部を押圧する複数の突部を有するスペーサと
    を具備することを特徴とするスイッチ装置。
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