JPH0550365U - 面状コネクター装置 - Google Patents
面状コネクター装置Info
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- JPH0550365U JPH0550365U JP10840891U JP10840891U JPH0550365U JP H0550365 U JPH0550365 U JP H0550365U JP 10840891 U JP10840891 U JP 10840891U JP 10840891 U JP10840891 U JP 10840891U JP H0550365 U JPH0550365 U JP H0550365U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 平面上に配列された電極に対して電気的な接
続を検査する場合において、特に良好な状態で遂行しな
くてもシートにねじれや歪みが発生せず、取り扱いが容
易で正確な位置合わせが行うことができ、見込まれた収
縮量より大きい収縮がシートに生じても、全体の導電路
形成部が有効に機能して確実な電気的接続を達成するこ
とができる面状コネクター装置を提供することにある。 【構成】 所定のパターンに対応して配列された多数の
導電路形成部が少なくとも一面において厚み方向に突起
状に形成されてなる異方導電性エラストマーシートと、
導電路形成部の配列パターンに対応して配列された貫通
孔を有する剛性の支持ボードとが積重されて構成され、
前記異方導電性エラストマーシートにおける突起状の導
電路形成部が前記支持ボードの貫通孔内に挿入され、か
つ当該導電路形成部の先端部が支持ボードの表面から突
出していることを特徴とする。
続を検査する場合において、特に良好な状態で遂行しな
くてもシートにねじれや歪みが発生せず、取り扱いが容
易で正確な位置合わせが行うことができ、見込まれた収
縮量より大きい収縮がシートに生じても、全体の導電路
形成部が有効に機能して確実な電気的接続を達成するこ
とができる面状コネクター装置を提供することにある。 【構成】 所定のパターンに対応して配列された多数の
導電路形成部が少なくとも一面において厚み方向に突起
状に形成されてなる異方導電性エラストマーシートと、
導電路形成部の配列パターンに対応して配列された貫通
孔を有する剛性の支持ボードとが積重されて構成され、
前記異方導電性エラストマーシートにおける突起状の導
電路形成部が前記支持ボードの貫通孔内に挿入され、か
つ当該導電路形成部の先端部が支持ボードの表面から突
出していることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、例えば製造されたプリント回路基板の良否を検査する目的で当該プ リント回路基板の電極に対する電気的な接続を達成するために使用される面状コ ネクター装置に関する。
【0002】
従来、面状コネクターの1種として、異方導電性エラストマーシートが知られ ており、特に図4に示すように、柔軟なエラストマーシート体の一面において縦 横(同図において、縦方向の図示は省略している。)に配列された多数の円錐台 形の導電路形成部16がベース部14の表面から厚み方向の外方に突起状に形成 されて異方導電性エラストマーシート10が構成されている。 各導電路形成部16内にはその一面から他面に伸びるよう、導電性粒子が厚み 方向に配向された状態で分散された導電性領域18が設けられている。この例に おける導電性領域18は、当該導電路形成部16が厚み方向に圧縮されることに よって厚み方向の導電路が形成される感圧導電部として構成されている。 このような異方導電性エラストマーシートよりなる面状コネクターは、弾性を 有するものであるため、例えばプリント回路基板の接続すべき電極の間隔が、製 造上の理由や接続後の取り扱い状況によって設計値から変動しても、安定した接 触を保つ点において優れている。
【0003】
しかしながら、以上のような突起状の導電路形成部を有する異方導電性エラス トマーシートにおいては、そのエラストマーが柔軟で伸縮性に富み、従って容易 に変形が生じやすい。このため、平面上に配列された電極に対して電気的な接続 を達成する場合においては、シートにねじれや歪みが生じていない状態で適切な 押圧力が均一に与えることが必要であるにもかかわらず、そのような良好な適用 状態を得ることが困難であり、また適用対象に対して正確な位置合わせを行うこ とが困難である。
【0004】 また、異方導電性エラストマーシートは、通常、エラストマーを成形して製造 されるが、エラストマーの種類並びに成形条件によって成形時に数〜十数パーセ ントもの収縮が生じ、しかも実際の収縮量を十分確実に制御することはできない 場合がある。このため、実際の製造は収縮を見込んだ状態で遂行されるが、現実 には収縮の大きさは種々の要因によって変動するため、設計されたとおりの形態 を有するエラストマーシートを得ることが困難となる場合があり、シート体にお ける導電路形成部のピッチが所定の設計値から外れ、その結果、導電路形成部に 位置ずれが生じて全体の導電路形成部が有効に機能しないことがある。 例えば、導電路形成部が2mmピッチの格子点上に位置した一辺が100mm の異方導電性エラストマーシートを製造する場合に、見込まれた収縮量より大き い収縮が生じて設計値より1パーセントだけ小さい寸法のエラストマーシートが 形成されたとすると、このエラストマーシートの一端を適用対象の一端に位置合 わせしたときには、エラストマーシートの他端側の導電路形成部は位置合わせし た端から99mm離間した位置に存在することとなり、100mmの離間した位 置に存在する電極と目的とする電気的な接続を達成することができない。
【0005】 さらに、異方導電性エラストマーシートとレセプタ電極が配列された検査用ボ ードとの接続時や接続後における検査時において、過大な外力や振動等により、 導電路形成部の各々と、これと電気的な接続がなされるべきレセプタ電極との間 で、接続方向に対して垂直な方向に相対的な位置ずれが生じた場合、異方導電性 エラストマーシートの導電路形成部に屈曲が生じて、レセプタ電極との電気的接 続が断たれ、その後、外力が取り除かれて前記相対的な位置ずれが修正されても 、図5に示すように、導電路形成部16が屈曲したまま復元せず、レセプタ電極 70との電気的接続が回復しない、という問題がある。
【0006】 本考案は以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、 平面上に配列された電極に対して電気的な接続を達成する場合において、特 に良好な状態で遂行しなくてもシートにねじれや歪みが発生せず、取り扱いが容 易で正確な位置合わせを行うことができる面状コネクター装置を提供すること、 成形条件等に起因して見込まれた収縮量より大きい収縮がシートに生じても 、全体の導電路形成部が有効に機能して確実な電気的接続を達成することができ る面状コネクター装置を提供すること、 導電路形成部の厚さ方向の変形に制限を与えずに、厚さ方向に対して垂直な 方向への屈曲を防ぐことにより、外力等の影響を受けにくい面状コネクター装置 を提供することにある。
【0007】
本考案の面状コネクター装置は、所定のパターンに対応して配列された多数の 導電路形成部が少なくとも一面において厚み方向に突起状に形成されてなる異方 導電性エラストマーシートと、導電路形成部の配列パターンに対応して配列され た貫通孔を有する剛性の支持ボードとが積重されて構成され、前記異方導電性エ ラストマーシートにおける突起状の導電路形成部が前記支持ボードの貫通孔内に 挿入され、かつ当該導電路形成部の先端部が支持ボードの表面から突出している ことを特徴とする。
【0008】
【作用】 異方導電性エラストマーシートと剛性の支持ボードとが積重されて構成され ているので、装置全体として剛性を有するようになり、異方導電性エラストマー シートにねじれや歪みが発生せず、正確な位置合わせを行うことができる。 異方導電性エラストマーシートにおける突起状の導電路形成部が支持ボード の貫通孔内に挿入され、かつ当該導電路形成部の先端部が支持ボードの表面から 突出しているので、成形条件等に起因するシートの収縮が生じても、貫通孔内に 導電路形成部が挿入されることによってその配列位置が矯正され、全体の導電路 形成部が有効に機能して確実な電気的接続を達成することができる。 支持ボードの貫通孔がガイド穴として働くため、異方導電性エラストマーシ ートとレセプタ電極が配列された検査用ボードとの接続時や接続後における検査 時において、過大な外力や振動などを受けても、導電路形成部の屈曲が生じにく くなり、導電路形成部とレセプタ電極との相対的位置関係が適正に保たれている かぎり、両者の接続を安定に保つことができる。
【0009】
以下、本考案を図面を用いて具体的に説明する。 図1は、本考案の面状コネクター装置の一例を示す説明用断面図である。 同図において、20は異方導電性エラストマーシートであり、異方導電性エラ ストマーシート20は、その一面において縦横に配列された多数の導電路形成部 26がベース部24の表面から厚み方向の外方に突起状に形成されている。導電 路形成部26内には、導電性粒子が厚み方向に配向された状態で分散されている 。 30は剛性の支持ボードであり、支持ボード30には、格子点上に縦横に配列 された貫通孔35が形成されている。 この支持ボードは、異方導電性エラストマーシートと同一の大きさである必要 はなく、異方導電性エラストマーシートより大きく作り、異方導電性エラストマ ーシートと積重されない周辺部において、面状コネクター装置を組み込む装置と の位置合わせ機構、面状コネクター装置を組み込む装置への固定機構および後述 する第2の支持ボードとの位置合わせ機構等を設けることも可能である。 支持ボード30と異方導電性エラストマーシート20は、異方導電性エラスト マーシート20における突起状の導電路形成部26が支持ボード30の貫通孔3 5内に挿入され、かつ導電路形成部26の先端部が支持ボード30の表面から突 出している状態で、積重されている。
【0010】 この面状コネクター装置は、剛性の支持ボード30と異方導電性エラストマー シート20とが積重されて構成されているので、異方導電性エラストマーシート 20にねじれや歪みが発生しにくく、正確な位置合わせを行うことができる。
【0011】 また、異方導電性エラストマーシート20が設計値より若干収縮して、端部に おける導電路形成部26の位置ずれが生じるような場合であっても、突起状の導 電路形成部26の各々が支持ボード30の対応する貫通孔35内に挿入されるこ とによって斯かる位置ずれが矯正され、この結果、全体の導電路形成部26が有 効に機能して確実な電気的接続を達成することができる。
【0012】 本考案を構成する異方導電性エラストマーシート20の寸法の一例を示せば、 ベース部24の厚みtB が0.2〜0.5mm、導電路形成部26の厚みtE が 0.5〜2.0mmであり、tE /tB ≧1.3であることが好ましい。 また、格子点上に設けられた導電路形成部26間のピッチは0.5〜3mmで ある。
【0013】 一方、支持ボード30の厚みtS は0.3〜0.8mmであるが、導電路形成 部26の先端部が支持ボード30の表面から突出することが必要であるために、 tS <tE −tB となることが必要である。 また、格子点上に設けられた貫通孔35間のピッチは0.5〜3mmである。 支持ボードは異方導電性エラストマーシートのねじれや歪みを押さえ、導電路 形成部の配列位置を矯正する等の機能を有するため、異方導電性エラストマーシ ートの材質より剛性が高いことが必要である。異方導電性エラストマーシートは 、多くの場合、弾性の低いエラストマー、例えばシリコンゴム等を用いて製造さ れており、このような場合には、支持ボードとして硝子エポキシ板等を好適に用 いることができる。
【0014】 図2は、本考案の面状コネクター装置の他の例を示す説明用断面図である。 同図において、異方導電性エラストマーシート20および支持ボード30の構 成は、図1に示したものと同様である。 40は、格子点上に縦横に配列された貫通孔45が形成されている剛性を有す る第2の支持ボードであり、第2の支持ボード40は、異方導電性エラストマー シート20の支持ボード30と積重している面(突起を有する面)とは反対側の 面において異方導電性エラストマーシート20と積重されており、いわば、支持 ボード30および第2の支持ボード40が、異方導電性エラストマーシート20 を挟み込むように構成されている。 そして、多数の貫通孔45は、それぞれ導電路形成部26の下方に配置されて いる。
【0015】 この面状コネクター装置においては、異方導電性エラストマーシート20の両 面が、剛性の支持ボード30および第2の支持ボード40によって挟み込まれる ように構成されているので、異方導電性エラストマーシート20におけるねじれ や歪みを一層確実に防止することができる。また、支持ボード30から異方導電 シート20が脱落するのを防止する効果もあり、大面積のコネクターを構成する ときに特に有効である。
【0016】 第2の支持ボード40において、格子点上に設けられた貫通孔45間のピッチ は、貫通孔35間のピッチと同一である。従って、導電路形成部26の配列位置 に対応して貫通孔45が位置することになり、突起を有する面とは反対側の面に おいても電気的な接続を達成することができる。 また、第2の支持ボード40の、異方導電性エラストマーシート20と積重さ れない周辺部において、支持ボード30と組み合わされてもしくは独立して機能 する、面状コネクター装置を組み込む装置との位置合わせ機構、面状コネクター 装置を組み込む装置への固定機構が設けられていてもよい。 なお、第2の支持ボード40の形状は必ずしも支持ボード30の形状と同一で ある必要はない。例えば、厚さtS2や貫通孔45の直径、および前記周辺部に設 けられる位置合わせ機構や固定機構の構造は支持ボード30の構造と異なってい てもよい。
【0017】 本考案においては、図3に示すように、支持ボード50の一部領域51の各々 に、一部領域51と同一サイズの異方導電性エラストマーシート60を積重させ ることにより、1枚の支持ボード50と複数枚の異方導電性エラストマーシート 60とが積重されて面状コネクター装置が構成されていてもよい。このような面 状コネクター装置によれば、 大型のプリント回路基板を検査する場合において、大きな面積を有する支持 ボード50に異方導電性エラストマーシート60を複数枚積重させることによっ て大型の面状コネクター装置を製造することができるが、この場合において、異 方導電性エラストマーシート60は通常の大きさのものを用いればよく、従って 、大面積の異方導電性エラストマーシートを成型するために大型の生産設備を用 意する必要がなくなる。 検査領域の一部が損傷を受けた場合に、一部領域51に積重された異方導電 性エラストマーシート60のうち損傷箇所を含むものだけを交換することによっ て損傷箇所の補修を行うことができ、補修工程の簡略化を図ることができる。 面状コネクター装置の製造過程において、検査領域の一部に不良箇所が発見 された場合には、不良箇所を含む一部領域51に積重された異方導電性エラスト マーシート60のみを交換することにより、検査領域全面にわたり一定の性能を 保証することができ、生産効率の向上に寄与することができる。
【0018】 <実施例1> 異方導電性エラストマーシートの作製 縦横に配列された1600個(40×40)の導電路形成部が突起状に形成さ れてなる異方導電性エラストマーシート(79mm×79mm)を市販の2液性 シリコーンゴムを用いて金型成型により作製した。 この異方導電性エラストマーシートにおいて、ベース部厚みtB は0.5mm 、導電路形成部の厚みtE は2.0mm(tE /tB =4)、導電路形成部の直 径は約1mm、隣接する導電路形成部間のピッチ(設計値)は2.0mmである 。 なお、成型に用いた金型は、成型物の収縮を考慮せずに設計したものであり、 得られた異方導電性エラストマーシートは、シート面内での収縮率が約1.3% であった。 支持ボードの作製 (100mm×100mm×0.8mm)のガラスエポキシ板に穴開け加工を 行って、格子点上に縦横に配列された1600個(40×40)の貫通孔を有す る支持ボードを作製した。 この支持ボードにおいて、貫通孔の直径は1.2mm、隣接する貫通孔間のピ ッチは2.0mmである。 面状コネクター装置の製造 異方導電性エラストマーシートの導電路形成部の各々を支持ボードの対応する 貫通孔に挿入して、支持ボードと異方導電性エラストマーシートとが積重されな る本考案の面状コネクター装置を製造した。 電気的接続状態の評価 直径1.0mmの円形の電極が、2.0mmピッチで縦40個、横40列並ん だ検査用ボードを用いて、で得られた面状コネクター装置の導電路形成部の各 々と前記電極の各々との電気的接続状態を確認したところ、全ての導電路形成部 において同時に電気的接続が達成されていることが確認された。これは、貫通孔 内に導電路形成部が挿入されることによって、導電路形成部の配列位置が矯正さ れたからである。 比較のため、で得られた異方導電性エラストマーシートの電気的接続状態を 支持ボードなしで評価したところ、周辺部に位置する導電路形成部と前記電極と の位置ずれが大きくなって、全ての導電路形成部において同時に電気的接続を達 成することはできなかった。
【0019】 <実施例2> 異方導電性エラストマーシートの作製 縦横に配列された1024個(32×32)の導電路形成部が突起状に形成さ れてなる異方導電性エラストマーシート(40mm×40mm)を市販の2液性 シリコーンゴムを用いて金型成型により30枚作製した。 これらの異方導電性エラストマーシートの各々において、ベース部厚みtB は 0.5mm、導電路形成部の厚みtE は1.5mm(tE /tB =3)、導電路 形成部の直径は約2mm、隣接する導電路形成部間のピッチ(設計値)は2.5 mmである。 支持ボードの作製 (455mm×550mm×0.5mm)のガラスエポキシ板に穴開け加工を 行って、格子点上に縦横に配列された30720個(160×192)の貫通孔 を有する支持ボードを2枚作製した。 この支持ボードにおいて、貫通孔の直径は2.2mm、隣接する貫通孔間のピ ッチは2.54mmである。 面状コネクター装置の製造 で得られた異方導電性エラストマーシートの導電路形成部を、で得られた 支持ボードの一部領域の貫通孔に挿入して、支持ボードの一部領域に異方導電性 エラストマーシートを積重させた。 更に、支持ボードの他の一部領域においても同様にして異方導電性エラストマ ーシートの導電路形成部を挿入して、異方導電性エラストマーシート30枚(縦 5枚×横6枚)を支持ボードに積重させた。 次いで、で得られた支持ボードの他の1枚を、異方導電性エラストマーシー トの突起を有する面とは反対側の面において積重させることにより、30枚の異 方導電性エラストマーシートが2枚の支持ボードに挟み込まれるように構成され た本考案の面状コネクター装置を製造した。 電気的接続状態の評価 直径約1.0mmの円形の電極が、2.54mmピッチで縦160個、横19 2列並んだ検査用ボードを2基用いて、で得られた面状コネクター装置を挟み 込んでプレスすることにより、導電路形成部の各々と前記電極の各々との電気的 接続状態を確認したところ、全ての導電路形成部において同時に電気的接続が達 成されていることが確認された。また、隣接する電極間におけるショートは発生 しなかった。
【0020】
本考案によれば、剛性の支持ボードと積重されているシートにねじれや歪みが 発生せず、正確な位置合わせが行うことができ、しかも見込まれた収縮量より大 きい収縮がシートに生じても、全体の導電路形成部が有効に機能して確実な電気 的接続を達成することができる。 また、損傷箇所の補修工程の容易化、簡略化を図ることができ、生産性にも優 れたものである。
【図1】本考案の面状コネクター装置の一例を示す説明
用断面図である。
用断面図である。
【図2】本考案の面状コネクター装置の他の例を示す説
明用断面図である。
明用断面図である。
【図3】本考案の面状コネクター装置の他の例を示す説
明図である。
明図である。
【図4】従来の面状コネクターとして知られている異方
導電性エラストマーシートの説明用断面図である。
導電性エラストマーシートの説明用断面図である。
【図5】導電路形成部の屈曲によってレセプタ電極との
電気的接続が断たれたときの異方導電性エラストマーシ
ートを示す説明用断面図である。
電気的接続が断たれたときの異方導電性エラストマーシ
ートを示す説明用断面図である。
10 異方導電性エラストマーシート 14 ベース部 16 導電路形成部 18 導電性領
域 20 異方導電性エラストマーシート 24 ベース部 26 導電路形成部 30 支持ボー
ド 35 貫通孔 40 第2の支
持ボード 45 貫通孔 50 支持ボー
ド 51 一部領域 60 異方導電
性エラストマーシート 70 レセプタ電極
域 20 異方導電性エラストマーシート 24 ベース部 26 導電路形成部 30 支持ボー
ド 35 貫通孔 40 第2の支
持ボード 45 貫通孔 50 支持ボー
ド 51 一部領域 60 異方導電
性エラストマーシート 70 レセプタ電極
Claims (1)
- 【請求項1】 所定のパターンに対応して配列された多
数の導電路形成部が少なくとも一面において厚み方向に
突起状に形成されてなる異方導電性エラストマーシート
と、導電路形成部の配列パターンに対応して配列された
貫通孔を有する剛性の支持ボードとが積重されて構成さ
れ、前記異方導電性エラストマーシートにおける突起状
の導電路形成部が前記支持ボードの貫通孔内に挿入さ
れ、かつ当該導電路形成部の先端部が支持ボードの表面
から突出していることを特徴とする面状コネクター装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10840891U JPH0550365U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 面状コネクター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10840891U JPH0550365U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 面状コネクター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550365U true JPH0550365U (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=14484001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10840891U Withdrawn JPH0550365U (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 面状コネクター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550365U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012033288A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 異方導電性シートおよび異方導電性シートの製造方法 |
JP2012164469A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Three M Innovative Properties Co | Icデバイス用ソケット |
JP5639897B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2014-12-10 | ポリマテック・ジャパン株式会社 | コネクタ |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP10840891U patent/JPH0550365U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |