JP2762770B2 - 表面実装型コネクタ - Google Patents

表面実装型コネクタ

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JP2762770B2
JP2762770B2 JP3141482A JP14148291A JP2762770B2 JP 2762770 B2 JP2762770 B2 JP 2762770B2 JP 3141482 A JP3141482 A JP 3141482A JP 14148291 A JP14148291 A JP 14148291A JP 2762770 B2 JP2762770 B2 JP 2762770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板の端辺に装
着される表面実装型コネクタの構成に係り、特に接続端
子部分の寸法精度を厳密に抑えることなくプリント基板
上のパターン電極との確実な接続を確保して生産性の向
上を図った表面実装型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の表面実装型コネクタの主要
部構成例とプリント基板への装着・実装方法を説明する
図であり、(2-1) は装着前の状態を示す図,(2-2)は実装
後の状態を断面で示した図である。
【0003】なお図ではプラグコネクタをプリント基板
に実装する場合を例として表わしている。図2の(2-1)
で表面実装型プラグコネクタ(以下単にプラグとする)
1は、一端がプラグコンタクト2a,3a に形成され他端が
彎曲した舌片状の接続端子2b,3bに形成されている二種
類のプラグ端子2,3がそれぞれのプラグコンタクト2
a,3a 領域を外れる近傍の直状部で二列の千鳥状にプラ
グ絶縁体4に植設されて構成されたものであり、この状
態で上記二種類のプラグ端子2,3の接続端子2b,3bの
彎曲部頂点が一列に整列するようになっている。
【0004】そして該絶縁体4の上記接続端子2b,3b と
対面する側にはプラグ端子2,3の植設面4aから突出す
る側壁4bが形成されており、該側壁4bの内面4b′の所定
位置に接続用のパターン電極5a形成面が露出するように
プリント基板5を例えば螺子止め等の手段で固定したと
きに上記各接続端子2b,3b が該プリント基板5の対応す
る各パターン電極5aと予め設定された接触圧力で接触す
るようになっているが、(2-2) はこのときの状態を示し
たものである。
【0005】そこで、接触状態にある該プリント基板5
の各パターン電極5aとプラグ1の対応する接続端子2b,3
b 間を例えば半田付け等の通常手段で接続することで該
プラグ1をプリント基板5に容易に実装することができ
る。
【0006】しかしかかる構成になるプラグ1では接続
端子2b,3b が自由端を形成しているので曲がりや変形を
起こし易く、隣接する接続端子間の接近や接触を避ける
ためにはプラグ端子自体の寸法精度を厳しく抑える必要
がある。
【0007】特に最近の如くコネクタとしての端子密度
が上がって隣接する接続端子間のピッチPの狭小化が進
むと、ますますプラグ端子自体の寸法精度を厳しく抑え
なければならなくなる。
【0008】従って、多くの工数をかけて寸法精度的に
優れたプラグ端子を形成したり接続端子2b,3b 側の舌片
長さLを小さくして寸法精度を確保する等の手段を講じ
ている現状にある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成になるプラ
グでは、寸法精度的に優れたプラグ端子を形成するには
多くの工数がかかるため生産性の向上を期待することが
できないと言う問題があり、また接続端子2b,3b 側の舌
片長さを小さくして寸法精度を確保する場合では長い舌
片長さを必要とするプリント基板への実装ができないた
め適用範囲に制約が生ずると言う問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、プラグコネ
クタまたはジャックコネクタを構成する絶縁体は、端部
に複数のパターン電極を整列配置したプリント基板がそ
の端部を載置させる側壁を一体に備え、且つ該絶縁体に
は該側壁側へ導出した接続端子を有する複数のプラグ端
子またはジャック端子が植設されており、前記側壁上に
載置される前記プリント基板の前記パターン電極と前記
接続端子の接触部の各々が接続される表面実装型コネク
タにおいて、前記絶縁体は、接続端子抑え板と該抑え板
の両端部より同方向に導出したアームを備えたブラケッ
トを有し、該ブラケットは前記アームの端部が前記絶縁
体に連結し、前記抑え板が前記接続端子の各々の先端部
を横切ると共に該先端部の各々を列状に位置決めして装
着されており、且つ前記アームが前記抑え板を介して前
記接続端子の各々を前記側壁方向へ弾性変形させて、前
記側壁の上面と前記接続端子の前記接触部との間隔が前
記プリント基板の厚さより小さくなるように支持してい
る表面実装型コネクタによって解決される。
【0011】
【作用】各プラグ端子の接続端子部分を予め設定した位
置に位置決めして保持した状態で該接続端子部分をプリ
ント基板側に所定量だけ弾性変位させられるようにプラ
コネクタを構成すると、隣接する接続端子間の接近や
接触が避けられると共にプリント基板の接続電極5aに
対する接触圧力を所要値に容易に合わせることができ
る。
【0012】本発明では、接続端子部分を位置決めして
保持したまま該接続端子部分をプリント基板側に弾性変
位させ得るブラケットをプラグ絶縁体に装着してプラグ
を構成している。このことはプラグ端子としての接続端
子側の曲がりや変形が該ブラケットによって修正される
と共に、該接続端子部分が基板実装時に挿入されるプリ
ント基板上のパターン電極に所定圧力で接触し得ること
を表している。
【0013】従って、特に寸法精度の高いプラグ端子を
使用することなくプリント基板の対応する接続電極と確
実に接続できるプラグを容易に実現することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明になる表面実装型コネクタの主
要部構成例を示す図であり、(1-1) は全体構成図, (1-
2) は基板への装着時の状態を断面で示した図である。
【0015】なお図では理解し易くするため図2同様に
プラグコネクタの場合を例とし、図2と同じ対象部材に
は同一の記号を付して表わしている。図1の(1-1) で表
面実装型プラグコネクタ(以下単にプラグとする)11
は、図2で説明した二種類のプラグ端子2,3が図2の
プラグ絶縁体4と同様の側壁12a を具えたプラグ絶縁体
12に図2同様の二列の千鳥状に植設されて構成されたプ
ラグコネクタ本体(以下プラグ本体とする)13と、上記
絶縁体12の長手方向両端面の対応する位置に幅方向に沿
って形成されている角溝12b をガイドとして挿入するこ
とで該絶縁体12に装着し得る樹脂成形品からなるブラケ
ット14とで構成されている。
【0016】特にこの場合の該ブラケット14は、上記絶
縁体12の2個の角溝12b と対応するそれぞれの位置に位
置する該角溝12b に嵌合する太さの2個のガイドポール
14aと、該各ガイドポール14aを上記角溝12b に嵌合させ
たときの上記プラグ端子2,3の各接続端子2b,3b 近傍
と対応する位置に該各接続端子2b,3b を繋ぐ方向で且つ
該各接続端子2b,3b 存在領域をカバーする長さを有して
配された接続端子抑え板14b とが、該抑え板14b の両端
に繋がる板状のアーム14c で連結された平面視ほぼ
“コ”の字形をなすものである。
【0017】更に該接続端子抑え板14b の上記ガイドポ
ール14a 突出側の面は、各接続端子2b,3b と対応する位
置に該各接続端子2b,3b がその裏面側で位置決めし得る
凹溝14b′が櫛刃状に形成されている。
【0018】そして該アーム14c の領域は、上記ガイド
ポール14a を絶縁体12の対応する角溝12b に挿入して該
ブラケット14を絶縁体12に装着したときに接続端子抑え
板14b が各接続端子2b,3b の近傍を位置決めした状態で
押下し図面下側に変位させるように必要に応じて図の矢
印Aで示す如く接続端子抑え板14b が櫛刃形成面側に垂
れ下がる方向に彎曲して形成されている。
【0019】従って、上述したアーム14c 部分における
彎曲量を実装するプリント基板の厚さに合わせて設定す
ることで角接続端子2b,3b の先端部の側壁内面 12a′か
らの隔たりをプリント基板の厚さよりも小さくすること
ができると共に、プリント基板としての厚さのばらつき
に対しても対応させることができる。
【0020】(1-2) はこのときの状態を示したものであ
り、図では接続端子2b,(3b) の先端部の側壁内面 12a′
からの隔たりdが図2で説明したプリント基板5の接続
用のパターン電極5aを含む厚さtよりも小さく設定され
ているが、この場合の“d−t”は上記接続端子2b,3b
部分における変位量換言すれば該接続端子2b,3b の上記
パターン電極5aに対する接触圧力に対応する。
【0021】そこでプリント基板5を矢示Bの如く挿入
し図示されない螺子止め等の手段で両者を固定すること
で接続端子2b,(3b) を該基板5のパターン電極5aに所要
の接触圧力で接触させることができる。
【0022】以後、通常の半田付け作業を行なうことで
該コネクタ11をプリント基板5に実装し得ることは図2
で説明した通りである。かかる構成になるコネクタで
は、各接続端子2b,3b が接続端子抑え板14b の凹溝 14
b′で位置決めされた状態で半田付けされることになる
ため、特に寸法精度の優れたプラグ端子を使用すること
なくまた接続端子2b,3b側の舌片長さを小さくすること
なく対応するパターン電極5aとの間の確実な接続が確保
し得るコネクタを容易に実現することができる。
【0023】
【発明の効果】上述の如く本発明により、接続端子部分
の寸法精度を厳密に抑えることなくプリント基板上のパ
ターン電極との確実な接続を確保して生産性の向上を図
った表面実装型コネクタを提供することができる。
【0024】なお本発明の説明では二種類のプラグ端子
の接続端子が一列に整列した場合を例としているため接
続端子抑え板が1個のブラケットを使用して説明してい
るが、接続端子部分が例えば千鳥状の二列に整列して配
置されているコネクタのときには各列と対応する位置に
2個の接続端子抑え板が平行して形成されているブラケ
ットを使用することで同等の効果を得ることができる。
【0025】また本発明の説明になる表面実装型プラグ
コネクタが、プラグコンタクト部分のみがジャックコン
タクトに置き換えられた表面実装型ジャックコネクタの
場合でも同等の効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる表面実装型コネクタの主要部構
成例を示す図。
【図2】 従来の表面実装型コネクタの主要部構成例と
プリント基板への装着・実装方法を説明する図。
【符号の説明】
2,3 プラグ端子 2b,3b 接続端
子 5 プリント基板 5a パターン
電極 11 表面実装型プラグコネクタ 12 プラグ絶縁体 12a側壁 12a′ 内面 12b 角溝 13 プラグコネクタ本体 14 ブラケット 14a ガイドポ
ール 14b 接続端子抑え板 14b′ 凹溝 14c アーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグコネクタまたはジャックコネクタ
    を構成する絶縁体は、端部に複数のパターン電極を整列
    配置したプリント基板がその端部を載置させる側壁を一
    体に備え、且つ該絶縁体には該側壁側へ導出した接続端
    子を有する複数のプラグ端子またはジャック端子が植設
    されており、前記側壁上に載置される前記プリント基板
    の前記パターン電極と前記接続端子の接触部の各々が接
    続される表面実装型コネクタにおいて、 前記絶縁体は、接続端子抑え板と該抑え板の両端部より
    同方向に導出したアームを備えたブラケットを有し、 該ブラケットは前記アームの端部が前記絶縁体に連結
    し、前記抑え板が前記接続端子の各々の先端部を横切る
    と共に該先端部の各々を列状に位置決めして装着されて
    おり、且つ前記アームが前記抑え板を介して前記接続端
    子の各々を前記側壁方向へ弾性変形させて、前記側壁の
    上面と前記接続端子の前記接触部との間隔が前記プリン
    ト基板の厚さより小さくなるように支持し ていることを
    特徴とする表面実装型コネクタ。
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