JP3274935B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP3274935B2
JP3274935B2 JP16017094A JP16017094A JP3274935B2 JP 3274935 B2 JP3274935 B2 JP 3274935B2 JP 16017094 A JP16017094 A JP 16017094A JP 16017094 A JP16017094 A JP 16017094A JP 3274935 B2 JP3274935 B2 JP 3274935B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源の瞬断が生じるた
びにリセットされることがないマイクロコンピュータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電池を搭載し、搭載した電池で駆
動される、ヘッドホーンステレオ又は携帯電話機等の携
帯電気機器が普及してきている。このような携帯電気機
器は、人が持ち運びながら使用するため、その使用中に
強い振動や衝撃が加わった場合には、搭載した電池と電
池接続端子との間で接触不良が生じて携帯電気機器に内
蔵しているマイクロコンピュータの電源が瞬間的に切離
される、所謂、電源の瞬断が発生する虞れがある。
【0003】図18はこのような電源の瞬断が発生した場
合のマイクロコンピュータの電源電圧の変化を示すグラ
フであり、縦軸を電源電圧とし、横軸を時間としてい
る。いま、時点t0 で電源の瞬断が発生すると、その時
点からマイクロコンピュータの電源電圧が低下してい
く。そして時点t1 で瞬断が解消すると、その時点t1
で電源電圧は電源の瞬断が発生する前の電圧に急速に回
復することになる。そのため電源電圧がマイクロコンピ
ュータの最低動作電圧Vmin 以下に低下した場合にはマ
イクロコンピュータのプログラム動作が暴走する。
【0004】そこで、通常はマイクロコンピュータの電
源回路にコンデンサと抵抗とを組合せたフィルタを接続
して、電源の瞬断が生じた場合でもマイクロコンピュー
タの電源電圧が、僅かな時間ではマイクロコンピュータ
の最低動作電圧Vmin 以下には低下しないようにしてい
る。しかし、フィルタの能力を超えた場合には、マイク
ロコンピュータの電源電圧は最低動作電圧以下になって
プログラム動作が暴走する場合が起こり得る。このよう
なプログラム動作の暴走を回避するために、ウオッチド
ッグタイマを内蔵して、マイクロコンピュータのプログ
ラム動作の暴走を検出するようにしている。
【0005】また、従来のこの種のマイクロコンピュー
タは図19に示すブロック図のように構成されているもの
がある。マイクロコンピュータ1には電圧検出回路1a
と、CPU 1bと、RAM 又はROM 等の周辺モジュール1cとが
内蔵されている。マイクロコンピュータ1に設けた電源
端子1dは、電圧検出回路1aと接続されている。CPU 1b及
び周辺モジュール1cには、それらを駆動するクロックCL
K が入力されている。電圧検出回路1aが電源電圧の低下
を検出した場合は、リセット信号RST を出力するように
しており、そのリセット信号RST はCPU 1b及び周辺モジ
ュール1cのリセット端子へ入力されている。
【0006】このマイクロコンピュータ1は、電源電圧
の低下を検出するとリセット信号RST を出力して、クロ
ックCLK の供給を停止させてCPU 1b及び周辺モジュール
1cの動作を停止させるとともに、リセット信号RST によ
りCPU 1b及び周辺モジュール1cをリセットして、初期動
作状態にする。それにより電源電圧の低下によるマイク
ロコンピュータ1の誤動作を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来のマ
イクロコンピュータは、前述したように電圧検出回路が
電源電圧の低下を検出した場合には、その都度、CPU 及
び周辺モジュールのプログラム動作を停止させるととも
に、CPU 及び周辺モジュールをリセットする。そのため
電源電圧が回復したときにはCPU 及び周辺モジュールが
初期状態からプログラム動作を再度実行するという不都
合がある。
【0008】本発明は斯かる問題に鑑み、マイクロコン
ピュータの電源電圧が基準電圧より低下し、短時間に回
復した場合には、プログラム動作を初期状態から再度実
行させずに、プログラム動作を一時的な中断状態になし
得るマイクロコンピュータを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るマイクロ
コンピュータは、第1電源に接続された第1抵抗と、第
2電源に接続された第2抵抗と、第1抵抗及び第2抵抗
を択一的に選択する選択回路と、該選択回路が選択した
抵抗が接続されるコンデンサとを備える。
【0010】第2発明に係るマイクロコンピュータは、
第2電源と接続された抵抗と、第1電源及び前記抵抗を
択一的に選択する選択回路と、該選択回路が選択した第
1電源又は抵抗が接続されるコンデンサとを備える。
【0011】第3発明に係るマイクロコンピュータは、
第1電源と接続された第1抵抗と、第2電源と接続され
た第2抵抗と、第2抵抗と接続されたコンデンサと、該
コンデンサを前記第1抵抗と接続する回路に介装された
開閉回路とを備える。
【0012】
【作用】第1発明では、電圧検出回路が第1電源の電圧
低下を検出すると、その検出出力によりクロックの供給
が遮断される。また選択回路が第2抵抗を選択し、第2
抵抗を介して第2電源とコンデンサとが接続される。そ
して、第2抵抗とコンデンサとによる時定数でコンデン
サが放電させられ、放電が終了するとリセット信号が生
成されてプログラム動作がリセットされる。
【0013】電圧検出回路が、第1電源の電圧が回復し
たことを検出すると、その検出出力によりクロックの供
給が開始される。また選択回路が第1抵抗を選択し、第
1抵抗を介して第1電源とコンデンサとが接続される。
そして第1抵抗とコンデンサとによる時定数でコンデン
サが充電され、充電が終了するとリセット信号が生成さ
れなくなり、プログラム動作のリセットが解除される。
これにより第1電源の瞬断が生じるたびにプログラム動
作がリセットされることがない。
【0014】第2発明では、電圧検出回路が第1電源の
電圧低下を検出すると、その検出出力によりクロックの
供給が遮断される。また選択回路が第2抵抗を選択し、
第2抵抗を介して第2電源とコンデンサとが接続され
る。そして、第2抵抗とコンデンサとによる時定数でコ
ンデンサが放電させられ、放電が終了するとリセット信
号が生成されてプログラム動作がリセットされる。
【0015】電圧検出回路が、第1電源の電圧が回復し
たことを検出すると、その検出出力によりクロックの供
給が開始される。また選択回路が第1電源を選択し、第
1電源とコンデンサとが接続されて、時定数を与えずコ
ンデンサが充電される。充電が終了するとリセット信号
が生成されなくなり、プログラム動作のリセットが解除
される。これにより、第1電源の瞬断が生じるたびにプ
ログラム動作がリセットされることがない。また、第1
電源の電圧が回復すると時定数を与えず直ちにリセット
信号が生成されなくなる。
【0016】第3発明では、電圧検出回路が、第1電源
の電圧低下を検出すると、その検出出力によりクロック
の供給が遮断される。また開閉回路が開路して、第1電
源とコンデンサとが切り離される。そして第2抵抗とコ
ンデンサとの時定数でコンデンサが放電させられ、放電
が終了するとリセット信号が生成され、プログラム動作
がリセットされる。
【0017】電圧検出回路が、第1電源の電圧が回復し
たことを検出すると、その検出出力によりクロックの供
給が開始される。また開閉回路が閉路し、第1抵抗を介
して第1電源とコンデンサとが接続される。そして第1
電源の電圧が、第1抵抗と第2抵抗とで分圧された電圧
によりコンデンサが充電される。充電が終了すると、リ
セット信号が生成されなくなり、プログラム動作のリセ
ットが解除される。これにより、第1電源の瞬断が生じ
るたびにプログラム動作がリセットされることがない。
【0018】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係るマイクロコンピュータの第
1実施例の構成を示すブロック図である。発振子OSC を
接続している発振子接続端子2a,2b と接続された発振回
路2から出力されるクロックは、AND 回路3の一入力端
子へ入力される。電源V D の電圧の低下を検出する電圧
検出回路4の検出出力たる電圧低下検出信号SDはAND
回路3の他入力端子へ入力され、また切換信号として選
択回路7へ入力される。AND 回路3から出力されるクロ
ックCLK はCPU 5及びRAM 又はROM あるいはデジタル/
アナログコンバータ等からなる周辺モジュール6へ供給
される。
【0019】電源VD の電圧は抵抗R1 を介して選択回
路7の一側端子7aへ与えられ、接地電源VS の電圧は抵
抗R2 を介して選択回路7の他側端子7bへ与えられる。
選択回路7が抵抗R1 又は抵抗R2 、即ち一側端子7a又
は他側端子7bを選択した電圧は、一側端子を接地してい
るコンデンサ8及びシュミット回路9へ与えられる。シ
ュミット回路9が出力するリセット信号RST はCPU 5及
び周辺モジュール6のリセット端子へ入力される。
【0020】図2は電圧検出回路4の構成の一例を示す
ブロック図である。電源VD と接地電源VS との間に
は、Pチャネルトランジスタ4aとNチャネルトランジス
タ4bとの直列回路が介装され、Nチャネルトランジスタ
4bのゲートには電源VD の電圧が入力され、抵抗負荷と
して動作させるようになっている。Pチャネルトランジ
スタ4aのゲートはPチャネルトランジスタ4aとNチャネ
ルトランジスタ4bとの接続部と接続される。また、電源
D と接地電源VS との間にはPチャネルトランジスタ
4cとNチャネルトランジスタ4dとの直列回路が介装さ
れ、Pチャネルトランジスタ4cのゲートは接地され、抵
抗負荷として動作させるようになっている。
【0021】Nチャネルトランジスタ4dのゲートには、
Pチャネルトランジスタ4aとNチャネルトランジスタ4b
との接続部の電位が入力される。Pチャネルトランジス
タ4cとNチャネルトランジスタ4dとの接続部の電位は、
インバータ4eへ入力される。インバータ4eから電圧低下
検出信号SD が出力される。
【0022】この電圧検出回路4は、そのPチャネルト
ランジスタ4a、Nチャネルトランジスタ4bの出力が、電
源VD の電圧−VtP(Pチャネルトランジスタ4aのしき
い値電圧Vth)となる。この出力がNチャネルトランジ
スタ4dへ入力されるため、Nチャネルトランジスタ4dは
電源VD の電圧−VtP>Vtn(Nチャネルトランジスタ
4dのしきい値電圧Vth)のときにオンし、Lレベルを出
力する。即ち電源VDの電圧>VtP+VtnのときLレベ
ルを出力し、電圧低下検出信号SD はHレベルとなる。
また電源VD の電圧が所定電圧以下に低下した場合は、
Nチャネルトランジスタ4dがオフして、インバータ4eか
ら出力される電圧低下検出信号SD はLレベルになる。
【0023】図3は選択回路7の構成を示すブロック図
である。一側端子7aに入力された電圧は、トランスファ
ゲート7cの入力側へ入力され、他側端子7bに入力された
電圧はトランスファゲート7dの入力側へ入力される。ト
ランスファゲート7c及びトランスファゲート7dの出力側
は共通に接続され、出力側に出力された電圧はシュミッ
ト回路9 (図1参照) の入力側へ与えられる。電圧検出
回路4が出力する電圧低下検出信号SD は、トランスフ
ァゲート7c,7d を夫々構成しているNチャネル,Pチャ
ネルトランジスタ7cN ,7dP のゲートへ入力され、また
インバータ7eを介してトランスファゲート7c,7d を夫々
構成しているPチャネル,Nチャネルトランジスタ7
cP ,7dN のゲートへ入力される。
【0024】この選択回路7は電圧検出回路4からHレ
ベルの電圧低下検出信号SD が入力された場合には、ト
ランスファゲート7cがオンし、一側端子7aに入力された
電圧を選択して出力する。またLレベルの電圧低下検出
信号SD が入力された場合には、トランスファゲート7d
がオンし、他側端子7bに入力された電圧を選択して出力
する。
【0025】次にこのように構成したマイクロコンピュ
ータの動作を電源電圧の変化を示す図4とともに説明す
る。いま、マイクロコンピュータに電源VD の電圧が供
給されると発振回路2が発振動作を開始し、発振回路2
からクロックを出力してAND回路3の一入力端子へ入力
する。そして電源VD の電圧が所定電圧以上にある場合
は、電圧検出回路4からHレベルの電圧低下検出信号S
D が出力される。それによりAND 回路3の論理が成立し
てAND 回路3からクロックCLK が出力されてCPU 5及び
周辺モジュール6へ供給されて、それらを駆動する。
【0026】また選択回路7は、Hレベルの電圧低下検
出信号SD により抵抗R1 が接続された一側端子7aの電
圧を選択して、コンデンサ8は抵抗R1 を介して電源V
D の電圧により充電され、コンデンサの電圧VC がシュ
ミット回路9へ入力されて、シュミット回路9からイン
アクティブ状態のHレベルのリセット信号RST が出力さ
れる。そしてこのリセット信号RST はCPU 5及び周辺モ
ジュール6のリセット端子へ入力され、CPU 5及び周辺
モジュール6のリセットを解除した状態となり、所定の
プログラム動作をする。
【0027】ところで、携帯用電気機器の使用中におけ
る振動、衝撃等によりマイクロコンピュータの電源が瞬
断し、図4(a) に示すように期間t1 では電源VD の電
圧VA が低下して、基準電圧VB 以下になると、電圧検
出回路4が出力する電圧低下検出信号SD はHレベルか
らLレベルに反転する。それによりAND 回路3の論理が
不成立になってAND 回路3からCPU 5及び周辺モジュー
ル6へのクロックCLKの供給が図4(c) に示す如く停止
し、CPU 5及び周辺モジュール6の動作が停止する。
【0028】また選択回路7は、電圧低下検出信号SD
がLレベルに反転したことにより抵抗R2 が接続された
他側端子7bの電圧を選択する。それによりコンデンサ8
が抵抗R2 を介して放電し、コンデンサ8の端子電圧V
C が低下し始めるが、抵抗R2 とコンデンサ8とからな
る遅延回路により、抵抗R2 とコンデンサ8との積で定
まる遅延時間td が経過した後に放電が終了して、シュ
ミット回路9の入力側がLレベルになり、シュミット回
路9からアクティブな状態のLレベルのリセット信号RS
T を出力する。
【0029】しかし、期間t1 は遅延時間td より短い
場合は、コンデンサ8の端子電圧VC は図4(b) に示す
ようにシュミット回路9のH側(正側)のしきい値電圧
より高い値であり、リセット信号RST はHレベルを保持
していて、CPU 5及び周辺モジュール6がリセットされ
ることがなく、電源VD の電圧VA は回復してクロック
CLK の供給を再開する。そして図4(a) に示すように電
源VD の電圧VA が基準電圧VB 以上にある場合には、
図4(c) に示すようにクロックCLK をCPU 5及び周辺モ
ジュール6へ供給し、基準電圧VB 以下になると、クロ
ックCLK の供給を停止することになる。
【0030】一般にマイクロコンピュータは電源VD
電圧変動に対して図5に示すような特性を有する。電源
D の電圧VA が低下すると動作周波数が低下してCPU
5及び周辺モジュール6の動作速度が遅くなるが、発振
回路2からは水晶発振子又はセラミック発振子による一
定周波数のクロックCLK が供給される。例えばマイクロ
コンピュータが8MHz のクロックCLK で動作している場
合、電源VD の電圧VA が3V以下に低下すると、マイ
クロコンピュータの動作限界を越えて、誤動作し、また
はプログラム動作が暴走する。
【0031】したがって、図5に示すような特性のマイ
クロコンピュータを8MHz のクロックで動作させ、電源
D の電圧VA を例えば5Vで使用する場合、基準電圧
Bを3V以上、5V以下の中間値、例えば 3.5Vに定
めると、電源VD が瞬断し、電源VD の電圧VA が 3.5
V以下にあったとき、電圧検出回路4から電圧低下検出
信号SD が出力されてクロックCLK の供給を停止する。
クロックCLK の供給停止は、動作周波数が0Hzとなるた
め、マイクロコンピュータにとって最もマージンが高い
動作領域となり、電源VD の電圧VA が例えば2V程度
まで低下しても誤動作又はプログラム動作が暴走するこ
とがない。そして、電源VD の電圧が再び 3.5V以上に
なり、電圧検出回路4の電圧低下検出信号SD がHレベ
ルになると、クロックCLK の供給が再開されて、マイク
ロコンピュータは動作を開始する。このように電源の瞬
断時間が短い場合は、マイクロコンピュータのクロック
CLK の供給を一時停止させて、誤動作又はプログラム動
作の暴走を防止する。
【0032】次に電源VD が瞬断している間が遅延時間
d より長い場合について図4を用いて説明する。図4
(a) に示すように期間t2 で電源VD が瞬断した場合、
期間t1 の場合と同様に、電源VD の電圧VA が基準電
圧VB 以下になると電圧検出回路4からLレベルの電圧
低下検出信号SD を出力して、AND 回路3からのクロッ
クCLK の供給を停止する。また選択回路7により他側端
子7bの電圧が選択されてコンデンサ8の端子電圧VC
低下し始めて、シュミット回路9の入力側はLレベルに
近づくことになる。ここで、電源VD の電圧VA が基準
電圧VB 以下に低下している時間が、遅延時間td 以上
になると、遅延時間td が経過したときにシュミット回
路9の入力側がLレベルになって、シュミット回路9か
らLレベルのリセット信号RST を出力する。これによ
り、電源VD の瞬断が生じている時間が長い場合は、ク
ロックCLK の供給を停止させ、その後CPU 5及び周辺モ
ジュール6をリセットしてプログラム動作の暴走を防止
する。
【0033】その後、電源VD の瞬断が解消し、電源V
D の電圧が基準電圧VB 以上に回復すると、電圧低下検
出信号SD がHレベルに反転し、その時点よりAND 回路
3からのクロックCLK の供給を再開する。また電圧低下
検出信号SD がHレベルになったことにより選択回路7
により一側端子7aの電圧を選択して、抵抗R1 を介して
電源VD の電圧によりコンデンサ8を充電して、抵抗R
1 とコンデンサ8との積による遅延時間tP が経過した
後に、シュミット回路9が出力するリセット信号RST が
Hレベルになって、CPU 5及び周辺モジュール6のリセ
ットを解除し、マイクロコンピュータは再びプログラム
動作を開始する。
【0034】ここで、抵抗R1 は必ず用いる必要はない
が、抵抗R1 を用いた場合は、電圧低下検出信号SD
Hレベルに反転した時点からリセット信号RST がHレベ
ルに反転するまでの時間を選定することができる。それ
により、マイクロコンピュータのリセットを解除する時
点を選定できる。
【0035】次に電源VD の投入時の動作を説明する。
電源VD の投入時には、コンデンサ8は充電されていな
いため、シュミット回路9の入力側の電圧は0V (Lレ
ベル) となっている。また電圧検出回路4が出力する電
圧低下検出信号SD はLレベルであり、選択回路7によ
り他側端子7bの電圧が選択される。そのためリセット信
号RST はLレベルのアクティブの状態でマイクロコンピ
ュータはリセットされる。そして電源VD の電圧が上昇
し、基準電圧VB 以上になると電圧低下検出信号SD
Hレベルとなり、AND 回路3からクロックCLK を出力し
て、CPU 5及び周辺モジュール6へ供給する。
【0036】その後、抵抗R1 とコンデンサ8との積に
よる遅延時間tP が経過したときに、コンデンサ8の充
電が完了して、その端子電圧VC がHレベルになってリ
セット信号RST がHレベルに反転し、マイクロコンピュ
ータのリセットが解除されて、マイクロコンピュータは
プログラム動作を開始する。
【0037】このようにして電源投入時には、自動的に
マイクロコンピュータをリセットさせる。またマイクロ
コンピュータのプログラム動作中に電源が瞬断したとき
はクロックの供給を中止して、マイクロコンピュータの
動作を停止させ、その誤動作を防止する。更に瞬断時間
が長く継続して周辺モジュールにおける記憶内容が消失
する虞れがある場合は、マイクロコンピュータをリセッ
トして、初期動作状態から、マイクロコンピュータのプ
ログラム動作を再開することができる。
【0038】図6は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第2実施例の構成を示すブロック図である。選択回路
7とシュミット回路9との接続中間点を、マイクロコン
ピュータの外部に設けたコンデンサ接続端子10と接続し
ている。コンデンサ接続端子10と接地電源VS との間に
コンデンサ8を介装させている。それ以外の構成は、図
1に示すマイクロコンピュータと同様となっており、同
一構成部分には同一符号を付している。
【0039】このマイクロコンピュータは図1に示した
マイクロコンピュータと同様の動作をする。そして、こ
のようにコンデンサ接続端子10を設けた場合にはマイク
ロコンピュータの使用者がマイクロコンピュータを組込
む回路の電源フィルタの特性等に適合するように前述し
た遅延時間td ,tP を選定して、選定した容量のコン
デンサをコンデンサ接続端子10に接続することができ
る。
【0040】この遅延時間td ,tP を選定する考え方
を図7により説明する。マイクロコンピュータを組込む
回路の電源回路特性、即ち、電源が瞬断した場合に、マ
イクロコンピュータに供給される電圧の低下特性が例え
ば図7に示すような特性である場合、通常、電源の電圧
が5Vを中心にして4〜6Vの電圧範囲でマイクロコン
ピュータが使用されているとすると、電圧検出回路4は
4V以下でマイクロコンピュータが問題なく動作する電
圧以上の値、即ち基準電圧VB を3.5Vにする。そして
クロックCLK の供給を停止している状態から、マイクロ
コンピュータの動作が問題なく復帰できる最適動作電圧
MIN を2Vとし、マイクロコンピュータを組込んだ回
路の電源が、基準電圧VB から最低動作電圧VMINまで
降下するまでの時間がtF 秒である場合は、マイクロコ
ンピュータの使用者は遅延時間td がtF 秒以下になる
様に抵抗R2 に対するコンデンサ8の容量を選定すれば
よい。
【0041】これにより、マイクロコンピュータを組込
む回路の電源の電圧低下特性が異なる場合でも、夫々の
回路に応じた遅延時間を得ることができる。図8は本発
明に係るマイクロコンピュータの第3実施例の構成を示
すブロック図である。抵抗R1 とシュミット回路9とを
接続する回路途中にトランスファゲートからなる開閉回
路11が介装される。開閉回路11とシュミット回路9との
接続中間点は抵抗R2 と接続され、コンデンサ8を介し
て接地電源VS と接続される。それ以外の構成は図1に
示すマイクロコンピュータと同様であり、同一構成部分
は同一符号を付している。
【0042】次にこのマイクロコンピュータの動作を、
電源が瞬断したときのマイクロコンピュータの電源電圧
の変化を示す図9とともに説明する。ここではマイクロ
コンピュータを使用している回路の電源電圧特性が、電
源VD の瞬断でその電圧VAが急速に低下する場合につ
いて説明する。
【0043】図9に示すように電源VD の電圧VA が急
速に低下して基準電圧VB 以下になって、CPU 5及び周
辺モジュール6へクロックCLK の供給が停止された後、
更にマイクロコンピュータの最低動作電圧VLIM 以下に
なった状態が所定時間続いた場合には、電源VD の電圧
A が回復してもマイクロコンピュータは正常な動作に
復帰できなくなる。そこで、電源VD の電圧VA が基準
電圧VB より低下すると、電圧検出回路4からLレベル
の電圧低下検出信号VD が出力されて開閉回路11が開路
される。
【0044】そうするとコンデンサ8が抵抗R2 を介し
て放電し、所定の遅延時間が経過して放電が終了すると
シュミット回路9の入力側がLレベルになってシュミッ
ト回路9からLレベルのリセット信号RST が出力されて
CPU 5及び周辺モジュール6がリセットされる。その
後、電源VD の瞬断が解消し電圧低下検出信号SD がH
レベルになると開閉回路11が閉路される。それにより電
源VD の電圧VA が抵抗R1 と抵抗R2 とにより分圧し
た電圧でコンデンサ8が充電されてシュミット回路9の
入力側がHレベルになり、Hレベルのリセット信号RST
が出力されて、CPU 5及び周辺モジュール6のリセット
が解除される。なお、開閉回路11を閉路したときのコン
デンサ8の端子電圧VC は、 VC =VA ×R2 /(R1 +R2 ) …(1) となる。
【0045】このように、抵抗R2 とシュミット回路9
とを接続する回路途中には、図1に示したようにトラン
スファゲートからなる選択回路を介装させずに、抵抗R
2 のみを介してコンデンサ8が放電する。しかし、図1
に示すマイクロコンピュータでは、電源電圧が急速に低
下した場合には、コンデンサ8を放電させるトランスフ
ァゲートのオン抵抗が急速に高くなるためコンデンサ8
が放電し難くなり、シュミット回路9の入力側の電位が
Lレベルになり難くなる虞れがあるが、コンデンサ8の
放電回路にトランスファゲートを介装していなければ、
電源電圧が急速に低下しても、シュミット回路9の入力
側の電位が確実にLレベルになり、CPU5及び周辺モジ
ュール6を確実にリセットできる。
【0046】図10は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第4実施例の構成を示すブロック図である。シュミッ
ト回路9が出力するリセット信号RST はAND 回路12の一
入力端子へ入力される。マイクロコンピュータには外部
からリセット信号が入力されるリセット端子13が設けら
れており、リセット信号13に入力されたリセット信号は
AND 回路12の他入力端子へ入力される。AND 回路12から
出力されるリセット信号RST はCPU 5及び周辺モジュー
ル6のリセット端子へ入力される。それ以外の構成は図
1に示したマイクロコンピュータと同様となっており、
同一構成部分には同一符号を付している。
【0047】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。このマイクロコンピュータは図1に示すマイク
ロコンピュータと同様に動作する。しかし、リセット端
子13を設けているので、このマイクロコンピュータを組
込んだ回路において、例えばリセットボタンを操作した
ときのリセット信号をリセット端子13へ入力することが
でき、リセット操作によりLレベルのリセット信号をリ
セット端子13へ入力すると、AND 回路12からLレベルの
リセット信号が出力されて、CPU 5及び周辺モジュール
6をリセットできる。
【0048】図11は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第5実施例の構成を示すブロック図である。電圧低下
検出機能をイネーブル、ディセーブルにするための選択
端子14を設けている。電圧検出回路4が出力する電圧低
下検出信号SD はOR回路15の一入力端子へ入力され、そ
の他入力端子には選択端子14からの信号が入力される。
OR回路15の出力信号はAND 回路3の他入力端子へ入力さ
れ、切換信号として選択回路7へ入力される。それ以外
の構成は図1に示したマイクロコンピュータと同様であ
り、同一構成部分には同一符号を付している。
【0049】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。このマイクロコンピュータは図1に示すマイク
ロコンピュータと同様に動作する。そして、選択端子14
へHレベルの信号を入力した場合には、その信号がOR回
路15を介してAND 回路3及び選択回路7へ入力されて、
AND 回路3からのクロックCLK の供給を継続させ得て、
電源の瞬断によりCPU 5及び周辺モジュール6の動作を
停止させることがない。また選択回路7により一側端子
7aが選択されたままになり、シュミット回路9からLレ
ベルのリセット信号RST を出力せず、CPU 5及び周辺モ
ジュール6をリセットさせない。そのため、マイクロコ
ンピュータを組込んだ回路の動作に対応して、電源が瞬
断した場合にCPU 5及び周辺モジュール6の動作を停止
させるか、動作を継続させるかを選択することができ
る。
【0050】したがって、マイクロコンピュータを組込
んだ、例えば時間的な精度が要求される回路では、クロ
ックの供給が停止され、CPU 5及び周辺モジュール6が
リセットされた後に復帰するとマイクロコンピュータ内
のタイマの値が変わってしまって問題が生じることがあ
る。このような回路ではCPU 5及び周辺モジュール6の
動作を停止させず、電源が瞬断してもマイクロコンピュ
ータの動作による時間的な精度を確保することができ
る。なお、このマイクロコンピュータはCPU 5及び周辺
モジュール6のリセットをも禁止するため、図10に示す
ようにリセット端子13を設けて、リセット端子13と併用
するのが望ましい。
【0051】図12は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第6実施例の構成を示すブロック図である。電圧検出
回路による、CPU 5、周辺モジュール6へのクロック入
断機能をイネーブル、ディセーブルにするための信号を
入力する選択端子17を設けている。電圧検出回路4が出
力する電圧低下検出信号SD はOR回路16の一入力端子へ
入力され、また切換信号として選択回路7へ入力され
る。OR回路16の他入力端子には選択端子17からの信号が
入力され、その出力信号はAND 回路3の他入力端子へ入
力される。それ以外の構成は図1に示すマイクロコンピ
ュータと同様であり、同一構成部分には同一符号を付し
ている。
【0052】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。このマイクロコンピュータは、選択端子17へク
ロック入断機能をイネーブル、ディセーブルにするHレ
ベルの信号を入力しない場合は図1に示したマイクロコ
ンピュータと同様の動作をする。しかし、電源の瞬断時
に選択端子17へHレベルのクロック入断機能をイネーブ
ル、ディセーブルにする信号を入力すると、その信号は
OR回路16を介してAND回路3へ入力されて、電源の瞬断
によりAND 回路3からCPU 5及び周辺モジュール6へ供
給されるクロックCLK が遮断されず、供給し続けてCPU
5及び周辺モジュール6は動作し続ける。そして電圧検
出回路4から電圧低下検出信号SD が出力されると、選
択回路7は他側端子7bを選択し、シュミット回路9から
リセット信号RST が出力されてCPU 5及び周辺モジュー
ル6をリセットさせることができる。
【0053】図13は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第7実施例の構成を示すブロック図である。電圧低下
検出機能をイネーブル、ディセーブルにするためのデー
タを格納する選択レジスタ20を設けている。電圧検出回
路4が出力する電圧低下検出信号SD はOR回路15の一入
力端子へ入力され、その他入力端子には選択レジスタ20
の内容が入力される。それ以外の構成は図11に示すマイ
クロコンピュータと同様となっており、同一構成部分に
は同一符号を付している。
【0054】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。このマイクロコンピュータは選択レジスタ20に
データを書込むことにより、図11に示すマイクロコンピ
ュータの選択端子14に信号を入力した場合と同様の動作
をする。なお、図10に示すリセット端子13を、リセット
信号RST のデータが書込まれる選択レジスタとして図10
及び図13に示す構成を組合せてクロックCLK を供給する
データが書込まれる選択レジスタと、リセット信号RST
を出力するデータが書込まれる選択レジスタとを夫々設
けて、夫々にデータを書込むこともできる。
【0055】またこれまでの実施例では選択端子及び選
択レジスタは、いずれも1つである場合について説明し
たが、2つの選択端子又は2つの選択レジスタを設けて
クロックCLK と、リセット信号RST とを独立して制御す
ることも可能である。
【0056】図14は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第8実施例の構成を示すブロック図である。電圧検出
回路4から出力される電圧低下検出信号SD は、Dフリ
ップフロップ21の入力端子Dへ入力される。Dフリップ
フロップ21のトリガ端子Tには発振回路2が出力するク
ロックCLK が入力される。Dフリップフロップ21の出力
端子Qから出力される信号SQ はAND 回路3の他入力端
子へ入力され、切換信号として選択回路7へ入力され
る。それ以外の構成は図1に示すマイクロコンピュータ
と同様となっており、同一構成部分には同一符号を付し
ている。
【0057】次にこのマイクロコンピュータの動作を、
各部信号のタイミングチャートを示す図15とともに説明
する。いま、電源VD が瞬断していない場合は、図15
(a) に示すクロックCLK が発振回路2から出力され、電
圧検出回路4からHレベルの電圧低下検出信号SD が出
力され、Dフリップフロップ21の出力端子Qから図15
(c) に示すHレベルの信号SQ が出力される。そしてAN
D 回路3から図15(d) に示すクロックCLK が出力されて
CPU 5及び周辺モジュール6が動作する。
【0058】また、信号SQ により選択回路7は一側端
子7aを選択し、コンデンサ8の端子電圧VC がHレベル
になって、シュミット回路9からHレベルのリセット信
号RST が出力され、CPU 5及び周辺モジュール6はリセ
ットされることがない。したがって、電源VD が瞬断し
ていない場合は、CPU 5及び周辺モジュール6の動作は
図1に示すマイクロコンピュータの動作と同様である。
【0059】ところで、電源VD が瞬断して電圧検出回
路4の電圧低下検出信号SD がLレベルに反転すると、
その後、発振回路2が出力したクロックCLK が図15(a)
に示すように立下る時点t3 でDフリップフロップ21の
出力端子Qから図15(c) に示すようにLレベルに反転し
た信号Sa が出力される。それによりAND 回路3から図
15(d) に示すようにクロックCLK の出力が遮断され、CP
U 5及び周辺モジュール6の動作が停止する。
【0060】また電圧低下検出信号SD がLレベルにな
ったことにより選択回路7は他側端子7bを選択し、コン
デンサ8の端子電圧VC が低下を始めてLレベルになっ
たとき、シュミット回路9からLレベルのリセット信号
RST が出力されてCPU 5及び周辺モジュール6がリセッ
トされる。
【0061】このように電圧低下検出信号SD と、発振
回路2が出力するクロックCLK とを同期させていない場
合には、発振回路2が出力する図15(a) に示すクロック
CLKに対して非同期で電圧低下検出信号SD がLレベル
になると、つまり、図15(a)に示す如くクロックCLK が
立上っているときに、図15(b) に示すように電圧低下検
出信号SD が立下ると、AND 回路3からは、図15(e) に
示すように図15(a) に示すクロックCLK に同期して立上
り、電圧低下検出信号SD の立下りに同期して立下る時
間幅が短いハザードHNが発生することになる。
【0062】しかし前述したようにDフリップフロップ
21の出力端子Qから出力される図15(c) に示す信号SQ
と、発振回路2が出力する図15(a) に示すクロックCLK
とが同期していれば、図15(d) に示すように、クロック
CLK が立下った時点t0 でAND 回路3からのクロックCL
K の供給が遮断されて、ハザードHNが発生しない。その
ため、ハザードの非発生によりCPU 5及び周辺モジュー
ル6を、周波数が高いクロックと同様に動作させること
がなく、プログラム動作の暴走が生じない。
【0063】この実施例ではDフリップフロップ21によ
り発振回路2が出力するクロックCLK と、電圧低下検出
信号SD とを同期させたが、Dフリップフロップ21の使
用は例示であり、同様のラッチ機能を有するものであれ
ばよく、Dフリップフロップ21に限定するものではな
い。また、このように同期させた電圧低下検出信号SD
を選択回路7へも入力しているが、選択回路7へは発振
回路2が出力するクロックCLK と同期していない電圧低
下検出信号SD を入力してもよい。
【0064】図16は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第9実施例の構成を示すブロック図である。電圧検出
回路4から出力される電圧低下検出信号SD は、RSフリ
ップフロップ22のセット端子Sへ入力され、そのリセッ
ト端子Rにはシュミット回路9から出力されるリセット
信号RST が入力される。RSフリップフロップ22の出力端
子Qの信号はフラグとしてCPU 5により読出されるよう
に構成される。それ以外の構成は図1に示すマイクロコ
ンピュータと同様であり、同一構成部分には同一符号を
付している。
【0065】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。このマイクロコンピュータも図1に示すマイク
ロコンピュータと同様の動作をする。電源VD が瞬断
し、電圧検出回路4からLレベルの電圧低下検出信号S
D が出力されると、AND 回路3からCPU 5及び周辺モジ
ュール6へのクロックCLK の供給が遮断され、CPU 5及
び周辺モジュール6の動作が停止する。また、RSフリッ
プフロップ22がセットされる。更にリセット信号RST が
リセットされる。したがって、CPU 5により定期的にRS
フリップフロップ22の内容を読出すことにより、電源投
入後又は電源の瞬断によりCPU 5及び周辺モジュール6
がリセットされた後に、電源が瞬断して、クロックCLK
の供給を一時的に遮断していたことを認識することがで
きる。
【0066】本実施例では、RSフリップフロップ22の出
力端子Qの信号をフラグへ入力して読出すように構成し
たが、RSフリップフロップに限定されるものではない。
またマイクロコンピュータを組込んだ回路によってはフ
ラグとするよりも、割込み要求信号を発生させ、瞬断直
後からプログラムを切換えるようにした方が望ましい場
合があり、この場合も同様に実現することができる。
【0067】図17は本発明に係るマイクロコンピュータ
の第10実施例の構成を示すブロック図である。発振子OS
C が接続されている発振回路2から出力されるクロック
CLK は、AND回路3の一入力端子及びDフリップフロッ
プ21のトリガ端子Tへ入力される。電源VD の電圧低下
を検出する電圧検出回路4から出力される電圧低下検出
信号SD はDフリップフロップ21の入力端子Dへ入力さ
れる。Dフリップフロップ21の出力端子Qの出力信号は
OR回路23の一入力端子及びAND 回路24の一入力端子へ入
力される。選択端子14に入力された信号はOR回路23の他
入力端子及びAND 回路24の他入力端子へ入力され、また
OR回路25の一入力端子へ入力される。OR回路23の出力信
号はAND 回路3の他入力端子へ入力される。AND 回路3
から出力されるクロックCLK はCPU 5及びROM 又はRAM
等からなる周辺モジュール6へ入力される。
【0068】AND 回路24の出力信号は開閉信号として開
閉回路11へ入力される。電源VD の電圧は抵抗R1 と開
閉回路11とを介してシュミット回路9へ入力され、抵抗
1と開閉回路11とコンデンサ接続端子10とを介してコ
ンデンサ8の一端子へ与えられる。コンデンサ8の他端
子は接地電源VS と接続される。接地電源VS は抵抗R
2 を介してシュミット回路9の入力側と接続される。シ
ュミット回路9から出力されるリセット信号RST はOR回
路25の他入力端子へ入力される。OR回路25の出力信号は
AND 回路12の一入力端子へ入力され、その他入力端子に
はリセット端子13へ入力されたリセット信号が入力され
る。OR回路12から出力されるリセット信号RST はCPU 5
及び周辺モジュール6のリセット端子へ与えられる。
【0069】次にこのマイクロコンピュータの動作を説
明する。ここで、選択端子14がLレベルの場合について
説明する。いま、電源VD の瞬断がなく、電源VD の電
圧が低下していない場合は、電圧低下検出信号SD がH
レベルになり、Dフリップフロップ21の出力端子Qの出
力信号SQ がHレベルになる。この信号SQ がOR回路23
を介してAND 回路3へ入力され、AND 回路3からクロッ
クCLK が出力されてCPU 5及び周辺モジュール6が動作
する。また信号SQ がHレベルのためAND 回路24の出力
信号がHレベルとなり、開閉回路11が閉路してコンデン
サ8が充電され、シュミット回路9の入力側がHレベル
となり、シュミット回路9からHレベルのリセット信号
RST が出力され、このリセット信号RST がOR回路25を介
してAND回路12へ入力され、AND 回路12からHレベルの
リセット信号RST が出力されてCPU 5及び周辺モジュー
ル6をリセットさせない。
【0070】また、電源VD の瞬断によりLレベルの電
圧低下検出信号SD が出力されると、Dフリップフロッ
プ21の出力端子QがLレベルになり、AND 回路3からク
ロックCLK が出力されなくなり、CPU 5及び周辺モジュ
ール6の動作が停止する。Dフリップフロップ21の出力
端子Qから出力される信号SQ がLレベルになったこと
によりAND 回路24の出力信号がLレベルになって開閉回
路11が開路し、コンデンサ8が放電してシュミット回路
9の入力側がLレベルになる。そしてシュミット回路9
からLレベルのリセット信号RST が出力されて、OR回路
25を介してAND回路12へ入力され、AND 回路12からLレ
ベルのリセット信号RST が出力されて、CPU 5及び周辺
モジュール6がリセットされる。
【0071】このようにDフリップフロップ21の出力端
子Qから出力されるLレベルの信号SQ は、発振回路2
から出力されるクロックCLK に同期して出力されて、AN
D 回路3からクロックCLK の出力を遮断したときに、前
述したようにハザードが発生しない。また選択端子14が
Hレベルの場合について説明する。選択端子14へHレベ
ルの信号が入力されると、電源の瞬断により電圧低下検
出信号SD がLレベルになっても、AND 回路3からはク
ロックCLK を供給し続け、一方、AND 回路24の出力信号
がLレベルになって開閉回路11が開路してVD →R1
2 →VS の順に流れる電流を遮断する。一方、シュミ
ット回路9の出力はLレベルとなるが、OR回路25の他入
力端子には選択端子14のHレベルの信号が入力されてい
るために、リセット信号RST がHレベルとなりリセット
されることがない。
【0072】また、リセット端子13へLレベルの信号を
入力した場合は、シュミット回路9の出力レベルに関係
なくLレベルのリセット信号RST が出力されてCPU 5及
び周辺モジュール6がリセットされる。
【0073】なお、抵抗R2 とシュミット回路9とが接
続される回路途中には、電源VD の電圧低下によりオン
抵抗が高くなるトランスファゲートによる開閉回路が介
装されていないため、シュミット回路9の入力側を確実
にLレベルにでき、リセット回路の動作マージンを大き
くできる。また、基準電圧VB からマイクロコンピュー
タの動作限界電圧VLIM に至るまでの時間より短い時間
に対応するようコンデンサの容量を選定して、クロック
の供給を一時的に遮断することができ、そのコンデンサ
を、マイクロコンピュータの使用者側でコンデンサ接続
端子10を用いて接続することができる。
【0074】電圧低下検出信号SD が出力された場合、
AND 回路3から出力されているクロックCLK を、電圧低
下検出信号SD に同期して遮断させるから、AND 回路3
からハザードが出力されてプログラム動作が暴走するこ
とがない。
【0075】選択端子14へLレベルの信号を入力した場
合、電圧低下検出信号SD に基づいてクロックCLK 及び
リセット信号RST の出力、非出力を制御でき、選択端子
14へHレベルき信号を入力した場合は、電源が瞬断して
も選択端子14へ入力した信号に基づいてクロックCLK の
供給を継続させることができる。また選択端子14へ入力
した信号に基づいてクロックCLK の供給を継続させる場
合は、AND 回路24の出力がLレベルとなって開閉回路11
が開路し、抵抗R1 , R2 を通って電源VD から電流が
流れず消費電流を低減できる。そして、この場合はリセ
ット端子13へリセット信号を入力すればCPU 5及び周辺
モジュール6をリセットできる。なお、本実施例では図
1に示したマイクロコンピュータに、コンデンサ接続端
子10、リセット端子13、選択端子14、選択端子17、選択
レジスタ20、Dフリップフロップ21、又はRSフリップフ
ロップを備えたが、図8に示すマイクロコンピュータに
も同様に備えて、同様の効果を得ることができるのは勿
論である。
【0076】また選択回路及び開閉回路にトランスファ
ゲートを用いたが、これは例示であり、トランスファゲ
ートに限定するものではない。更に、シュミット回路の
入力側の電位を遅延させる回路を、抵抗及びコンデンサ
により構成したが、駆動能力が小さいトランジスタを用
いて構成することもできる。また選択回路部分も含む遅
延回路を用いて構成することもできる。
【0077】更にまた、コンデンサの端子電圧の電圧波
形の鈍りが大きいため、それによるノイズでリセット信
号が誤出力されないように、コンデンサの端子電圧をシ
ュミット回路へ入力しているが、シュミット回路に限定
されるものではない。更には発振回路に接続されている
接続端子を用いて発振子を外部接続するようにしている
が、外部接続にしない場合でも同様の効果が得られるの
は言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明に係るマ
イクロコンピュータは、第1電源の瞬断による電圧低下
時間が、第2抵抗とコンデンサとによる時定数より短い
場合はクロックの供給を遮断してプログラム動作を停止
させて、その誤動作を防止する。また、その時定数より
長い場合は、クロックの供給を遮断してプログラム動作
を停止させるとともに、リセット信号を生成してプログ
ラム動作をリセットさせ、第1電源の電圧が回復したと
きにプログラム動作を初期状態から行なわせて、プログ
ラムの誤動作を防止する。したがって、第1発明によれ
ば第1電源の瞬断が生じるたびにプログラム動作がリセ
ットされることがなく、それまでのプログラム動作に引
き続いてプログラム動作を実行するマイクロコンピュー
タを提供できる。
【0079】第2発明に係るマイクロコンピュータは、
第1電源の瞬断による電圧低下時間が、抵抗とコンデン
サとによる時定数より短い場合はクロックの供給を遮断
してプログラム動作を停止させて、その誤動作を防止す
る。また、その時定数より長い場合は、クロックの供給
を遮断してプログラム動作を停止させるとともに、リセ
ット信号を生成してプログラム動作をリセットさせ、第
1電源の電圧が回復したときにプログラム動作を初期状
態から行なわせて、プログラムの誤動作を防止する。ま
た第1電源の電圧が回復したときは、時定数を与えずに
コンデンサを充電して、直ちにリセットを解除する。し
たがって、第2発明によれば第1電源の瞬断が生じるた
びにプログラム動作がリセットされることがなく、それ
までのプログラム動作に引き続いてプログラム動作を実
行するマイクロコンピュータを提供できる。
【0080】第3発明のマイクロコンピュータは、第1
電源の瞬断による電圧低下時間が、第2抵抗とコンデン
サとによる時定数より短い場合はクロックの供給を遮断
してプログラム動作を停止させ、その誤動作を防止す
る。また、その時定数より長い場合は、クロックの供給
を遮断してプログラム動作を停止させるとともに、リセ
ット信号を生成してプログラム動作をリセットさせ、第
1電源の電圧が回復したときにプログラム動作を初期状
態から行なわせて、プログラムの誤動作を防止する。ま
たコンデンサと第2抵抗とを接続する回路には開閉回路
が介装しないので、そのオン抵抗の影響がなく、第1電
源の電圧が低下してもコンデンサの放電が妨げられるの
を防止する。したがって、第3発明によれば第1電源の
瞬断が生じるたびにプログラム動作がリセットされるこ
とがなく、それまでのプログラム動作に引き続いてプロ
グラム動作を実行するマイクロコンピュータを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマイクロコンピュータの第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 電圧低下検出回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 選択回路の構成を示すブロック図である。
【図4】 電源の瞬断による電源電圧の変化を示す波形
図である。
【図5】 電源電圧と動作周波数との関係を示すグラフ
である。
【図6】 本発明に係るマイクロコンピュータの第2実
施例の構成を示すブロック図である。
【図7】 電源電圧の低下を示す特性図である。
【図8】 本発明に係るマイクロコンピュータの第3実
施例の構成を示すブロック図である。
【図9】 電源電圧の低下を示す特性図である。
【図10】 本発明に係るマイクロコンピュータの第4
実施例の構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明に係るマイクロコンピュータの第5
実施例の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明に係るマイクロコンピュータの第6
実施例の構成を示すブロック図である。
【図13】 本発明に係るマイクロコンピュータの第7
実施例の構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明に係るマイクロコンピュータの第8
実施例の構成を示すブロック図である。
【図15】 各部信号のタイミングチャートである。
【図16】 本発明に係るマイクロコンピュータの第9
実施例の構成を示すブロック図である。
【図17】 本発明に係るマイクロコンピュータの第10
実施例の構成を示すブロック図である。
【図18】 電源電圧の低下を示す波形図である。
【図19】 従来のマイクロコンピュータの模式的構成
図である。
【符号の説明】
2 発振回路、3 AND 回路、4 電圧検出回路、5
CPU 、6 周辺モジュール、7 選択回路、8 コンデ
ンサ、10 コンデンサ接続端子、11 開閉回路、13 リ
セット端子、14 選択端子、20 選択レジスタ、21 D
フリップフロップ、22 RSフリップフロップ、R1 , R
2 抵抗、VD 電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−259121(JP,A) 特開 昭55−146506(JP,A) 特開 昭58−62718(JP,A) 特開 平5−119871(JP,A) 特開 平6−251170(JP,A) 実開 昭61−143230(JP,U) 実開 昭62−192416(JP,U) 実開 昭62−199827(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 G06F 15/78 510 H01L 27/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電源の電圧低下を検出する電圧検出
    回路を備え、該電圧検出回路の検出出力に基づいて、プ
    ログラム動作をリセットするリセット信号を生成するマ
    イクロコンピュータにおいて、 前記第1電源と接続されるべき第1抵抗と、第2電源と
    接続されるべき第2抵抗と、第1抵抗及び第2抵抗を択
    一的に選択する選択回路と、該選択回路が選択した第1
    抵抗又は第2抵抗が接続されるコンデンサとを備え、前
    記電圧検出回路の検出出力により選択回路の選択状態を
    制御し、前記コンデンサの充電電圧に基づいてリセット
    信号を生成すべく構成してあることを特徴とするマイク
    ロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 第1電源の電圧低下を検出する電圧検出
    回路を備え、該電圧検出回路の検出出力に基づいて、プ
    ログラム動作をリセットするリセット信号を生成するマ
    イクロコンピュータにおいて、 第2電源と接続されるべき抵抗と、前記第1抵抗及び前
    記抵抗を択一的に選択する選択回路と、該選択回路が選
    択した第1電源又は抵抗が接続されるべきコンデンサと
    を備え、前記電圧検出回路の検出出力により選択回路の
    選択状態を制御し、前記コンデンサの充電電圧に基づい
    てリセット信号を生成すべく構成してあることを特徴と
    するマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 第1電源の電圧低下を検出する電圧検出
    回路を備え、該電圧検出回路の検出出力に基づいて、プ
    ログラム動作をリセットするリセット信号を生成するマ
    イクロコンピュータにおいて、 前記第1電源と接続されるべき第1抵抗と、第2電源と
    接続されるべき第2抵抗と、該第2抵抗と接続されたコ
    ンデンサと、該コンデンサを前記第1抵抗と接続する回
    路に介装された開閉回路とを備え、前記電圧検出回路の
    検出出力により開閉回路の開閉状態を制御し、前記コン
    デンサの充電電圧に基づいてリセット信号を生成すべく
    構成してあることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 コンデンサを接続すべきコンデンサ接続
    端子を備えている請求項1、請求項2又は請求項3記載
    のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 リセット信号を入力すべきリセット端子
    を備えている請求項1、請求項2又は請求項3記載のマ
    イクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 電圧低下検出機能をイネーブル、ディセ
    ーブルにする信号を入力すべき端子を備えている請求項
    1、請求項2又は請求項3記載のマイクロコンピュー
    タ。
  7. 【請求項7】 クロックの入断機能をイネーブル、ディ
    セーブルにする信号を入力すべき端子を備えている請求
    項1、請求項2又は請求項3記載のマイクロコンピュー
    タ。
  8. 【請求項8】 電圧検出回路の検出出力をラッチするラ
    ッチ手段を備え、該ラッチ手段の出力によりクロックの
    入断を制御して、クロックに発生するハザードを防止す
    べく構成してある請求項1、請求項2又は請求項3記載
    のマイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】 電圧検出回路の検出出力をラッチするラ
    ッチ手段を備え、該ラッチ手段の出力により、クロック
    の一時停止を示す信号を出力すべく構成してある請求項
    1、請求項2又は請求項3記載のマイクロコンピュー
    タ。
  10. 【請求項10】 クロックの供給を遮断し、リセット信
    号が生成される前に、クロックの供給を再開した時点で
    割込み信号を発生すべく構成してある請求項1、請求項
    2又は請求項3記載のマイクロコンピュータ。
  11. 【請求項11】 電圧検出回路の検出出力をラッチする
    ラッチ手段と、クロックの入断機能をイネーブル、ディ
    セーブルにする信号が入力される端子と、リセット信号
    が入力されるリセット端子と、コンデンサを接続するた
    めのコンデンサ接続端子とを備えている請求項1、請求
    項2又は請求項3記載のマイクロコンピュータ。
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