JP2007235708A - スライスレベル調整装置およびこれを用いたepgデータ取得装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】EPG信号のように定期的に送信される信号に対して、受信内容から該信号の到来を検知することなく、またスライスレベルの調整処理における制御負荷をできるだけ抑えるとともに、該信号の送信開始後できるだけ早期に、かつ確実にスライスレベルの調整を実行できるスライスレベル調整装置の提供を目的とする。
【解決手段】所定時刻に送信が開始される信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、現在の時刻を計時する計時部を備え、前記スライスレベルの調整を、前記計時部が略前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行うスライスレベル調整装置とする。
【選択図】図2
【解決手段】所定時刻に送信が開始される信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、現在の時刻を計時する計時部を備え、前記スライスレベルの調整を、前記計時部が略前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行うスライスレベル調整装置とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、スライスレベル調整装置およびこれを用いたEPGデータ取得装置に関し、特に、ゴースト現象等が発生してもスライスレベルを適正に調整し得るスライスレベル調整装置に関する。
従来、TV信号の垂直帰線区間などを利用したEPG[Electric Program Guide:電子番組表]データの配信が広く行われている。まずEPGデータ送信形態の一例について簡単に説明する。
1回分のEPGデータは、1日あたり数回程度、所定の時刻から数分間にわたって放送局から送信される。また受信エラー時の補償などのために、同一のEPGデータは3回程度、連続的に繰り返し送信される。図8にEPGデータを搬送するTV信号の内容を示す。図8のようにEPGデータがコーディングされている部分(以下、「EPG信号」とする)は、TV信号の水平同期信号およびバースト信号と、次に到来する水平同期信号との間に位置する。そしてEPGデータの搬送は、フィールド期間中、垂直帰線区間内の4ライン分(10番目〜13番目)において行われる。
さらにEPG信号は、先頭から、CRI、FRC、DATAの各部分より構成される。CRI[Clock Run In]は、ビットクロックの同期をとるための部分であり、FRC[Frame Code]は、各VBI方式固有の識別コードに係る部分であり、DATAは、EPGの内容に関するデータがコーディングされている部分である。
EPG信号は放送局からの搬送のため、上記した内容のデジタル情報を変調したものとなっている。そのため受信装置側では、例えばサンプリングパルスを用いて所定の閾値(スライスレベル)とEPG信号の値を比較することにより、逐次デジタル情報を取得することとしている。従って、スライスレベルが適切に設定されていなければ、デジタル情報の取得段階で重大なエラーが発生することになる。特にゴースト等のノイズによってEPG信号の振幅がぶれるような場合には、エラーが発生しやすくなるために深刻な問題となる。
かかる問題に対処するため、従来、例えば図8に示しているように、所定期間内におけるEPG信号の最大値と最小値を検出してこれらの中間値を算出し、算出結果をそれ以降のスライスレベルに設定することが行われていた。また特許文献1には、ゴースト等のノイズによって受信信号に歪みが生じても文字放送データの抜き取りが正しく行われるように、スライスレベルを適宜調整する技術が開示されている。
このようなスライスレベルの調整は、刻々変動するノイズ環境にも対応するべく、現に受信しているEPG信号の状態に即して行い、現状に適したレベルに調整されることが望ましい。さらに可能な限り早い段階で、調整済みのスライスレベルを用いてEPG信号を処理できるように、該調整はEPG信号の送信開始後できるだけ迅速に行われることが望ましい。そのため、かかる調整を行うタイミングを、どのようにとるかが重要となる。
この点、現にEPG信号の受信が行われているかに関わらず、恒常的にスライスレベルの調整を実行する方法(以下、「第1方法」とする)が挙げられる。この場合、EPG信号を受信していない期間は、スライスレベルは適切に調整されないが、実際にEPG信号は到来していないので特に問題はない。またEPG信号の受信が始まると、自動的に現状を反映したスライスレベルの調整がなされる。
また他の方法として、継続的に送信されるTV信号中におけるEPG信号の有無を検知し、EPG信号の到来が検知されたときにスライスレベルの調整を開始する方法(以下、「第2方法」とする)も挙げられる。この場合、例えばTV信号中でのEPG信号が割り当てられるべき位置の振幅を常時監視しておき、振幅が一定値を超えた時にEPG信号が受信されたと判断し、スライスレベルの調整を開始する。
特公平08−032026号公報
特開平08−289216号公報
上記した第1方法によると、何時EPG信号が到来したかを検知する必要がなく、EPG信号が到来したときは、自動的に現状を反映したスライスレベルの調製がなされる。しかしながらEPG信号は1日に数回程度の頻度で送信されるものであるから、恒常的にスライスレベルの調整を行うこの方法によると、必要以上に制御装置等の負荷を増大させる結果となり極めて非効率的である。
また上記した第2方法によると、EPG信号が到来した時にのみ、スライスレベルの調整が行われるので、第1方法に比べて制御装置等の負荷は大きく低減する。しかしながらこの方法によると、信号に何らかのノイズが混入した場合等には、EPG信号の到来を正確に検知できないおそれがある。またEPG信号の到来時と非到来時における信号波形が近似しているような場合は、EPG信号の到来自体の検知が難しくなるおそれがある。
そこで本発明は上記の問題に鑑み、EPG信号のように定期的に送信される信号に対して、受信内容から該信号の到来を検知することなく、またスライスレベルの調整処理における制御負荷をできるだけ抑えるとともに、該信号の送信開始後できるだけ早期に、かつ確実にスライスレベルの調整を実行できるスライスレベル調整装置およびこれを用いたEPGデータ取得装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるスライスレベル調整装置は、所定時刻に送信が開始される信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、現在の時刻を計時する計時部を備え、前記スライスレベルの調整を、前記計時部が前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行う構成(第2の構成)とする。
計時部が所定時刻を計時したタイミングでスライスレベルの調整を行うようにすれば、受信内容からEPG信号等の到来を検知する必要なく、該信号の到来に迅速に対応した該調整が可能である。そのため該信号の送信開始後の早い段階で、スライスレベルの調整を行うことができる。またスライスレベルの調整を所定の限られたタイミングで行うことにより、他のタイミングで該調整を行う必要がなく、該調整処理における制御負荷をできるだけ抑えることが可能である。
しかし単に計時部が所定時刻を計時した時にスライスレベルの調整を行うものでは、計時部で計時誤差が生じた場合に、該調整が正しく行われないという課題が生じる。例えば、スライスレベルの調整対象となる信号が実際に送信される前(所定時刻の前)に、計時部が誤って所定時刻を計時してしまった場合には、該信号が存在しない状態で該調整が行われてしまうこととなる。
そこで本構成では、所定時刻から、再調整待機時間の経過を計時した時にも、再度スライスレベルの調整(第2調整)を行うことで、このような問題を解決し得る。例えば、計時部の計時誤差範囲が1ヶ月に±60秒であって、1ヶ月に1度の周期で時刻調整を行う場合は、計時部において最大でも60秒以内の誤差に収まることが想定される。よってこの場合は、所定時刻から少なくとも60秒の経過を検知した時にも、再度スライスレベルの調整を行うようにすると良い。
上述のように本構成では、第1調整により、調整対象となる信号の受信期間における早い段階でのスライスレベル調整を可能とする一方、第2調整により、計時誤差が生じたとしても現に該信号を受信している状況でのスライスレベル調整を確実に行うことが可能となる。
また上記第2の構成において、前記スライスレベルの調整は、スライスレベルの上限として予め定められた上限レベルと;スライスレベルの下限として予め定められた下限レベルと;の間を所定数に分割して得られる第1レベル群について、これらの中からスライスレベルとして最適なレベルを選出する第1処理と、前記第1レベル群のうち、前記第1処理により選出されたレベルの両隣に位置するレベルについて、該レベル同士の間を、更に所定数に分割して得られる第2レベル群の中から、スライスレベルとして最適なレベルを選出する第2処理と、を含む構成(第3の構成)としても良い。
本構成によれば、スライスレベルの上限レベルと下限レベルの間において、まず第1処理により、スライスレベルとして最適なレベルを粗めに選出しておき、次に第2処理により、第1処理で選出されたレベルの近傍からスライスレベルとして最適なレベルを細かめに選出する。そのためスライスレベルとして最適なレベルの探索を、高精度としながらも効率良く行うことが可能となる。
また上記第2または第3の構成において、前記第1調整は、所定期間内における前記信号の最大値および最小値を検出すると共に、これらの中間値をスライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第3処理を含む構成(第4の構成)としても良い。
本構成によれば、所定の第3処理によってスライスレベルとして許容し得るレベルが得られた場合に、このレベルをスライスレベルとして採用することが可能である。第3処理では、信号の最大値と最小値の中間値を検出するだけで良いから迅速かつ制御装置の負荷を抑えた調整処理が実現できる。なお信号波形の歪みが小さい場合は、第3処理のように簡便な処理でも、適切なスライスレベルの探索を行うことが可能である。
また第3処理によってスライスレベルとして許容し得るレベルが得られない場合、すなわちノイズによって信号波形に相当の歪みが生じたような場合には、別途高精度なスライスレベルの調整を行うようにすれば良い。このように本構成では、ノイズ環境等に応じて、処理負担と処理精度のバランスを考慮した、適切なスライスレベルの調整処理を実現できる。
また上記第2から第4の何れかの構成において、前記第2調整は、前記第1調整で採用されたスライスレベルが、スライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第4処理を含む構成(第5の構成)としても良い。
本構成によれば、第4処理によってスライスレベルとして許容し得るレベルと判断されれば、第1調整で採用されたスライスレベルを、引き続きそれ以降のスライスレベルとして採用することが可能である。そのため、新たに適切なスライスレベルの探索を行う必要がなくなり、処理負担が軽減する。
また第4処理によってスライスレベルとして許容し得るレベルと判断されない場合は、別途高精度なスライスレベルの調整を行うようにすれば良い。このように本構成では、第1調整が適切になされたか否か等に応じて、処理負担と処理精度のバランスを考慮した、適切なスライスレベルの調整処理を実現できる。
また、EPG信号に対してスライスレベルの調整を行う、下記の第1または上記第2から第5の構成の何れかに係るスライスレベル調整装置と、該スライスレベル調整装置により得られたスライスレベルに基づき、前記EPG信号からEPGデータを取得するデータ取得部と、を備えた構成(第6の構成)のEPGデータ取得装置としても良い。本構成によれば、第1から第5の構成の何れかにおける利点を享受しつつ、EPGデータを取得することが可能となる。
なお、所定時刻に送信が開始されるEPG信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、現在の時刻を計時する計時部を備え、前記スライスレベルの調整を、前記計時部が前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行うものであって、前記第1調整では、所定期間内における前記信号の最大値および最小値を検出すると共に、これらの中間値をスライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第3処理が行われ、該第3処理により、許容し得ると判断された場合は、前記中間値をスライスレベルとして採用し、該第3処理により、許容されないと判断された場合は、スライスレベルの上限として予め定められた上限レベルと;スライスレベルの下限として予め定められた下限レベルと;の間を所定数に分割して得られる第1レベル群について、これらの中からスライスレベルとして最適なレベルを選出する第1処理と、前記第1レベル群のうち、前記第1処理により選出されたレベルの両隣に位置するレベルについて、該レベル同士の間を、更に所定数に分割して得られる第2レベル群の中から、スライスレベルとして最適なレベルを選出する第2処理と、を行って、該第2処理により選出されたレベルをスライスレベルとして採用し、前記第2調整では、前記第1調整で採用されたスライスレベルが、スライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第4処理が行われ、該第4処理により、許容し得ると判断された場合は、前記第1調整で採用されたスライスレベルを、引き続きスライスレベルとして維持し、該第4処理により、許容されないと判断された場合は、前記第1処理および前記第2処理を行い、該第2処理により選出されたレベルをスライスレベルとして採用する構成(第1の構成)に係るスライスレベル調整装置とすれば、上記第2から第5までの全ての構成における利点を享受しつつ、EPG信号に対するスライスレベルの調整を行うことが可能となる。
本発明のスライスレベル調整装置によれば、計時部が所定時刻を計時したタイミングでスライスレベルの調整(第1調整)を行うようにしているので、受信内容からEPG信号等の到来を検知する必要なく、該信号の到来に迅速に対応した該調整が可能である。そのため該信号の送信開始後の早い段階で、スライスレベルの調整を行うことができる。またスライスレベルの調整を所定の限られたタイミングで行うことにより、他のタイミングで該調整を行う必要がなく、該調整処理における制御負荷をできるだけ抑えることが可能である。
さらに、所定時刻から再調整待機時間の経過を計時した時にも、再度スライスレベルの調整(第2調整)を行うことで、計時部に計時誤差が生じる等により第1調整が適切になされなかった場合であっても、適切な(現に該信号を受信している状況での)スライスレベル調整を確実に行うことが可能となる。
以下に、本発明の実施形態であるTV受信装置について図面を参照しながら詳述する。図1は当該装置の構成概略図である。図1のように当該装置は、アンテナ1、受信部2、検波回路3、EPGデータ抽出部4、スライスレベル調整部5、計時部6、記憶部7、制御部8などから構成されている。
アンテナ1により受信されたTV信号は、受信部2へと伝達される。受信部2は、所望の周波数の信号を選出するためのチューナ回路等を有しており、受信信号に所定の処理を加えて後段の回路に出力する。
検波回路3は、入力される信号から映像信号ならびに音声信号を抜き出して、後段の回路に出力する。そして後段の回路ではこれらの信号に基づいて、映像ならびに音声を出力する。
EPGデータ抽出部4は、入力される信号からEPG情報を抜き出して、後段の回路に出力する。具体的には、入力信号に含まれるEPG信号と、スライスレベル調整部5で決定されたスライスレベルを、所定のサンプリングパルスの示すタイミングに合わせて比較する。そして両者の大小関係に応じてEPGに係るデジタルデータを抽出する。なお後段の回路では、抽出されたEPGデータに基づいてEPG情報をユーザへ提供する。
スライスレベル調整部5は、EPGデータ抽出部4で用いられるスライスレベルを適切なレベルに調整する。調整方法の具体的な内容については、後に改めて詳述する。
計時部6は、例えば水晶発振器や分周回路を用いることにより、現在の時刻を継続的に計時する。現在時刻の情報は、一連のスライスレベルの調整を開始するタイミングをとるために用いられる。また現在時刻の情報は、表示手段を通じてユーザに時刻を報知するために用いても良い。
記憶部7は、EPG信号が放送局から送信される時刻(EPG送信時刻)や、スライスレベルの調整処理等に用いられる各種情報(後述するSTEP1・STEP2の処理で用いられる各レベルの値等)などを記憶する。
そして制御部8は、TV受信装置内の各部の動作を制御する。特に計時部6を通じて、スライスレベルの調整を行うべき時刻の到来を検知したときは、スライスレベル調整部5を通じて、後述するスライスレベルの調整処理を実行する。
次に本実施形態において実行されるスライスレベルの調整内容について、図2から図4のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。まず当該処理の全体的な流れについて、図2に基づいて説明する。なお図2左側に記載している「第1調整」、「第2調整」および「第1処理」〜「第4処理」の語句は、本願の特許請求の範囲で使用している文言に対応する。
計時部6がEPG送信時刻を計時すると、まず初めに受信される1ライン(水平同期信号間)分のEPG信号について、その振幅方向についての最大値と最小値を検出する。そしてこれらの値の中間値を、エラーライン数チェック用のレベル(以下、「テストレベル」とする)に設定する。なおテストレベルは実際のスライスレベルと同様に、上方のスレッショルドレベル(以下、「REF1」とする)と、下方のスレッショルドレベル(以下、「REF2」とする)の2レベルを1組とする。またこのように、振幅の最大値と最小値の中間値をテストレベルとする設定を、以下適宜「AUTO設定」と称する。またスライスレベルの調整処理の開始時期は、計時部6がEPG送信時刻を計時したときに厳密に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での時差を設けていても良い。
次に、AUTO設定によるテストレベルを用いて、エラーライン数のチェックを実行する(ステップS1)。ここでエラーライン数のチェックは、サンプリングパルスに同調して、EPG信号が上側に凸であればEPG信号値がREF1以上であるか否か、EPG信号が下側に凸であればEPG信号値がREF2以下であるか否かを検知する。そして1ラインの中にこの条件を満たさず、エラーと認められる箇所がある場合は、そのラインはエラーラインとしてカウントする。例えば図5のような場合、実線で示したテストレベルによるとエラーとはならないが、破線で示したテストレベルによれば矢印で示した箇所がエラーと認められるので、エラーラインとしてカウントされる。EPG信号が上側に凸であるにも関わらず、EPG信号値がREF1より小さいからである。
また50フィールド間でのエラーライン数のチェックを1セットとする。EPG信号を含むラインは、1フィールドあたりに4本存在するから、1セット分のチェック本数は、4×50=200本となる。ステップS1では、このようなチェック処理を3セット行うこととする。なお1セット分のチェックにかかる時間は、16msec(1フィールド時間)×50=800msec程度となる。
次にステップS1で行われた3セット分のチェック結果において、エラーライン数が200ライン中10を上回るセットが、2セット以上あったか否かを判断する(ステップS2)。そして2セット以上あった場合(ステップS2のY)は、現状のテストレベルではスライスレベルとして不適切とみなし、引き続きSTEP1(ステップS3)およびSTEP2(ステップS4)の処理を行い、STEP2の処理で選出されたレベルをスライスレベルとして採用する(ステップS5)。
また逆に2セット以上なかった場合は(ステップS2のN)、現状のテストレベルはスライスレベルとして適切とみなし、STEP1及びSTEP2の処理を行わず、AUTO設定で得られたテストレベルをスライスレベルとして採用する(ステップS6)。なおSTEP1およびSTEP2の処理については、後に詳述する。
その後、計時部によって、EPG信号の送信開始時刻から予め定められた再調整待機時間が経過したことを検知すると、現時点で設定されているスライスレベルをテストレベルとして、ステップS1での処理と同様、50フィールド分のエラーライン数チェックを3セット行う(ステップS8)。そしてステップS8でのチェック結果において、エラーライン数が10を上回るセットが2セット以上あったか否かを判断する(ステップS9)。なお再調整待機時間を設ける意義については、後に詳述する。
その結果、2セット以上あった場合は(ステップS9のY)、STEP1(ステップS10)およびSTEP2(ステップS11)の処理を行い、STEP2で選出されたテストレベルを改めてスライスレベルとして採用する(ステップS12)。逆に2セット以上ない場合は(ステップS9のN)、STEP1およびSTEP2の処理は行わず、既に採用されているスライスレベルを、引き続きスライスレベルとして維持する。以上説明したステップS1からS12の処理を経て、一連のスライスレベルの調整処理は完了する。上記した調整処理により、EPG信号の波形(特に振幅の状態)に応じて、スライスレベルが適切な値に調整される。
なお上述の通り本実施形態では、再調整待機時間の経過待ち(ステップS7)の後に、再度スライスレベルの調整を行うことにしている。そのため仮に計時部での計時誤差が生じたとしても、スライスレベルの調整を正しく行うことができる。すなわち計時部での計時誤差のため、EPG信号が実際に送信される前(受信側に到来する前)に、誤ってEPG信号の送信時刻の到来を検知してしまう可能性がある。そしてこの場合には、EPG信号が存在しない状態でスライスレベルの調整が行われることになるので、該調整が正しく行われないおそれがある。EPG信号を受信している時と受信していない時とでは、EPG信号が存在すべき位置の振幅等が異なるからである。
ところが図6に示すように、計時部で計時誤差が生じた場合であっても、再調整待機時間を該計時誤差より大きく設けておけば、必ずEPG信号を受信している状態でのスライスレベルの調整が行われる。ここで再調整待機時間は、想定される計時誤差よりも大きくなるように、任意に設定することが可能である。例えば計時部が±60秒/月の誤差を生じ得るものであって、毎月1回の時刻合わせを行うような場合であれば、計時誤差として60秒を想定しておけば良く、再調整待機時間を2分などに設定すれば良い。
このように、ステップS1からステップS6の処理(第1調整)により、EPG信号の到来に迅速に対応したスライスレベルの調整を可能としつつも、ステップS8からステップS12の処理(第2調整)を行うことによって、計時部6に誤差が生じていたとしても、現状のEPG信号の振幅状態を反映したスライスレベルの調整がなされる。
また計時部の計時誤差範囲(単位時間あたりに生じ得る誤差)の情報を記憶部に格納しておくとともに、計時部の時刻合わせを行う頻度を入力する入力部を設けておき、この計時誤差範囲と時刻合わせを行う頻度との積を自動的に再調整待機時間として設定するようにしても良い。このようにすれば、ユーザは時刻合わせを行う頻度を入力するだけで良いから、さらに利便性が向上する。
次に先述したSTEP1の処理内容を図3および図7に基づいて説明する。STEP1では、スライスレベルの下限として予め定められたレベル(以下、「下限レベル1」とする)から、スライスレベルの上限として予め定められたレベル(以下、「上限レベル1」とする)までにおいて、スライスレベルとして最適なレベルを粗めに選出することを目的とする。
まず、テストレベル(REF1とREF2)を下限レベル1にセットする(ステップS21)。そしてこの状態で、ステップS1の場合と同様にエラーライン数のチェックを行い(ステップS22)、その時のエラーライン数をレジスタ等に保持する(ステップS23)。
これらステップS22およびS23の処理は、テストレベルを徐々に上げていき(ステップS25)、テストレベルが上限レベル1に到達するまで、繰り返し実行する(ステップS24)。なお下限レベル1から上限レベル1までは、13段階のレベルに等分割されており、ステップS25では、テストレベルをこの13段階に上げていくこととする。なおフィールドの途中で、各テストレベルの切替(レジスタ値の切替)や検出タイミングを行うと正確性に欠くことになるため、これらはフィールドの割り込み時に行われる。
そしてテストレベルが上限レベル1に到達したら(ステップS24のY)、エラーライン数のチェックを行った13段階のレベルのうち、エラーライン数が最低であったテストレベルを選出し(ステップS26)、STEP1の調整処理を終了する。例えば図7の上段に示すように、AからMまでの各テストレベルにおけるエラーライン数が検出された場合であれば、Gのテストレベルを選出する。
次にSTEP2の処理内容について、図4および図7に基づいて説明する。STEP2では、先述した13段階のレベルのうち、STEP1で選出されたレベルの1段階下(以下、「下限レベル2」とする)から、逆に1段階上(以下、「上限レベル2」とする)までにおいて、スライスレベルとして最適なレベルを細かく選出することを目的とする。
まず、テストレベル(REF1とREF2)を下限レベル2にセットする(ステップS31)。そしてこの状態で、ステップS1の場合と同様にエラーライン数のチェックを行い(ステップS32)、その時のエラーライン数をレジスタ等に保持する(ステップS33)。
これらステップS32およびS33の処理は、テストレベルを徐々に上げていき(ステップS35)、テストレベルが上限レベル2に到達するまで、繰り返し実行する(ステップS34)。なお下限レベル2から上限レベル2までは、9段階のレベルに等分割されており、ステップS35では、テストレベルをこの9段階に上げていくこととする。
そしてテストレベルが上限レベル2に到達したら(ステップS34のY)、エラーライン数のチェックを行った9段階のレベルのうち、エラーライン数が最低であったテストレベルを選出し(ステップS36)、STEP2の調整処理を終了する。例えば図7の下段に示すように、FからHまでの各テストレベルにおけるエラーライン数が検出された場合であれば、Gより1段階下のテストレベルを選出する。
以上に説明したSTEP1とSTEP2の一連の処理によって、下限レベル1から上限レベル1までにおいて、スライスレベルとして最適なレベルを高精度かつ効率良く探索することが可能である。すなわち本方法では、スライスレベルとして適切なレベルをSTEP1で粗めに選出し、STEP2でその近傍のみを細かく調べて再度選出するため、初めから所望のレベルを細かく調べて選出するよりも、処理が簡潔となる。なおSTEP1またはSTEP2におけるレベル分割やエラーチェックの内容等は、当該処理の目的を達成できる限り、上記のものには限定されない。
またステップS1およびS2(第1調整の初め)に、AUTO設定にてエラーライン数をチェックすることとしているのは、処理の効率を上げるためである。すなわち、EPG信号波形の歪みが小さい場合は、AUTO設定のように簡便な処理でも、適切なスライスレベルの探索を行うことが可能であり、迅速かつ制御装置の負荷を抑えた処理が実現できる。そしてEPG信号波形の歪みが大きいこと等により、AUTO設定では適切なスライスレベルが探索できない場合に初めてSTEP1・STEP2の処理を行うようにすることで、処理負担と処理精度のバランスを考慮した、適切なスライスレベルの調整処理が実現される。
またステップS8およびS9(第2調整の初め)に、第1調整での設定状態でエラーライン数をチェックすることとしているのも、処理の効率を上げるためである。すなわち第1調整が適切になされていれば、通常、スライスレベルは既に適切に調整されていると考えられ、引き続きその設定状態を維持するだけで足りる。そして計時部6の誤差のため第1調整が適切になされていないこと等により、第1調整での設定状態ではスライスレベルとして不適切である場合に初めてSTEP1・STEP2の処理を行うようにすることで、処理負担と処理精度のバランスを考慮した、適切なスライスレベルの調整処理が実現される。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、STEP1・STEP2の処理の代わりに他の処理工程を設けるようにしても良い。また上記の実施形態は受信信号としてEPG信号を挙げて説明をしたが、所定時刻に送信が開始される信号であれば、他種の信号であっても良い。
1 アンテナ
2 受信部
3 検波回路
4 EPGデータ抽出部(データ取得部)
5 スライスレベル調整部
6 計時部
7 記憶部
8 制御部
9 TV受信装置
11 EPG信号
12 テストレベル
2 受信部
3 検波回路
4 EPGデータ抽出部(データ取得部)
5 スライスレベル調整部
6 計時部
7 記憶部
8 制御部
9 TV受信装置
11 EPG信号
12 テストレベル
Claims (6)
- 所定時刻に送信が開始されるEPG信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、
現在の時刻を計時する計時部を備え、
前記スライスレベルの調整を、前記計時部が略前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行うものであって、
前記第1調整では、
所定期間内における前記信号の最大値および最小値を検出すると共に、これらの中間値をスライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第3処理が行われ、
該第3処理により、許容し得ると判断された場合は、
前記中間値をスライスレベルとして採用し、
該第3処理により、許容されないと判断された場合は、
スライスレベルの上限として予め定められた上限レベルと;スライスレベルの下限として予め定められた下限レベルと;の間を所定数に分割して得られる第1レベル群について、これらの中からスライスレベルとして最適なレベルを選出する第1処理と、
前記第1レベル群のうち、前記第1処理により選出されたレベルの両隣に位置するレベルについて、該レベル同士の間を、更に所定数に分割して得られる第2レベル群の中から、スライスレベルとして最適なレベルを選出する第2処理と、を行って、該第2処理により選出されたレベルをスライスレベルとして採用し、
前記第2調整では、
前記第1調整で採用されたスライスレベルが、スライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第4処理が行われ、
該第4処理により、許容し得ると判断された場合は、
前記第1調整で採用されたスライスレベルを、引き続きスライスレベルとして維持し、
該第4処理により、許容されないと判断された場合は、
前記第1処理および前記第2処理を行い、該第2処理により選出されたレベルをスライスレベルとして採用することを特徴とするスライスレベル調整装置。 - 所定時刻に送信が開始される信号について、該信号の波形に応じたスライスレベルの調整を行うスライスレベル調整装置において、
現在の時刻を計時する計時部を備え、
前記スライスレベルの調整を、前記計時部が略前記所定時刻を計時した時に第1調整として行うとともに、前記計時部が前記所定時刻から予め定められた再調整待機時間の経過を計時した時に第2調整として行うことを特徴とするスライスレベル調整装置。 - 前記第1調整及び/または第2調整は、
スライスレベルの上限として予め定められた上限レベルと;スライスレベルの下限として予め定められた下限レベルと;の間を所定数に分割して得られる第1レベル群について、これらの中からスライスレベルとして最適なレベルを選出する第1処理と、
前記第1レベル群のうち、前記第1処理により選出されたレベルの両隣に位置するレベルについて、該レベル同士の間を、更に所定数に分割して得られる第2レベル群の中から、スライスレベルとして最適なレベルを選出する第2処理と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のスライスレベル調整装置。 - 前記第1調整は、所定期間内における前記信号の最大値および最小値を検出すると共に、これらの中間値をスライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第3処理を含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のスライスレベル調整装置。
- 前記第2調整は、前記第1調整で採用されたスライスレベルが、スライスレベルとして許容し得るか否かを判断する第4処理を含むことを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載のスライスレベル調整装置。
- EPG信号に対してスライスレベルの調整を行う、請求項1から請求項5の何れかに記載のスライスレベル調整装置と、
該スライスレベル調整装置により得られたスライスレベルに基づき、前記EPG信号からEPGデータを取得するデータ取得部と、を備えたことを特徴とするEPGデータ取得装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006056348A JP2007235708A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | スライスレベル調整装置およびこれを用いたepgデータ取得装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007235708A true JP2007235708A (ja) | 2007-09-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006056348A Pending JP2007235708A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | スライスレベル調整装置およびこれを用いたepgデータ取得装置 |
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- 2006-03-02 JP JP2006056348A patent/JP2007235708A/ja active Pending
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2007
- 2007-03-01 US US11/712,496 patent/US7995142B2/en not_active Expired - Fee Related
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