JP2006339800A - 多重データを抽出するためのスライス装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴースト信号及び擬似ゴースト信号の影響が出力に現れるのを防止できるようにする。
【解決手段】トランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、制御部とを有した等化装置において、前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定する。ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御す、擬似ゴースト信号が出力されるのを抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】トランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、制御部とを有した等化装置において、前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定する。ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御す、擬似ゴースト信号が出力されるのを抑制する。
【選択図】図1
Description
この発明は、多重データを抽出するためのスライス装置に関するものであり、ゴースト信号及び擬似ゴースト信号の影響が出力に現れるのを防止できるように工夫したものである。
デジタルテレビジョン受信装置において、垂直ブランキング期間の特定の水平ライン上に文字放送データを多重した期間がある。この期間に多重されている信号を文字多重信号と称している。文字放送データを抽出するためには、文字多重期間のデジタルデータをスライサに入力し、スライサの出力から2値化したデータを得ている(例えば特許文献1)。また文字放送データの抜き取り技術として、ゴースト信号、あるいはノイズ等の影響を軽減する技術もある(例えば特許文献2)。この技術では、取り出した文字放送データの誤り検出を行い、誤り率が大きくなったときに、この誤り率情報をスライスレベル制御回路に与えている。そしてスライスレベル制御回路が、文字放送データをスライスするスライス回路のスライスレベルを制御している。
特開2004−088623公報
特公平08−032026号公報
デジタルビデオ信号をトランスバーサルフィルタに入力し、ゴースト信号をキャンセルするためには、トランスバーサルフィルタに対して、タップ利得制御データを与える必要がある。
ここで、ビデオ信号がITU-R BT.601変換しデジタル化された状態で処理されたとき問題となる課題が生じている(ITU-R BT.601 は、アナログビデオ信号をデジタルデータに変換する際のデータ形式を規定した国際規格)。即ち、ゴースト信号が正極性として検出されたときは、負極性のゴーストキャンセルデータを作成して、オリジナルデジタルビデオデータに加算し、ゴースト信号を低減している。しかし、ゴースト信号が負極性として検出されたときは、デジタルビデオデータでは、クランプレベル以下の負極性のゴースト信号を正しく表現できない。一方、負極性のゴースト信号をキャンセルするために、正極性のゴーストキャンセルデータを作成して、ゴースト信号が存在すると見られるオリジナルデジタルビデオデータに加算すると、逆に正極性のゴースト信号を多重してしまうという不具合が生じている。
そこでこの発明の一実施形態では、ゴースト信号及び擬似ゴースト信号の影響が出力に現れるのを防止できるように工夫した多重データを抽出するためのスライス装置及び方法を提供することにある。
この課題を解決するためにこの発明の一実施形態では、デジタルビデオ信号が入力されるクランプレベル変換処理部と、前記クランプレベル変換処理回路でクランプレベルが設定されたデジタルビデオ信号が入力されるトランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、制御部とを有した等化装置におけるスライス方法において、前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定し、前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルが相対的に上がるように制御することを特徴とする。
具体的には、前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御する。
又この発明の他の実施形態では、具体的には、前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記クランプレベル変換処理でのクランプレベルを下げる方向に制御する。
上記の手段により、スライスレベルが適切なレベルに制御され、ゴーストやノイズを低減した2値化出力を得ることが可能である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1において、入力端子11には、デジタルビデオ信号が入力される。このデジタルビデオ信号は、位相検出部12及び直流(DC)検出部15に入力される。位相検出部12は、基準の位相となるクロックランイン信号を参照する。クロックランイン信号は、デジタルビデオ信号の文字データが多重されている水平ライン上の特定の期間に多重されている(図2参照)。
位相検出部12は、クロックランイン信号に位相同期したサンプリングパルスを生成する。例えば、クロックランイン信号が、位相同期ループ回路の参照信号として用いられる。位相同期ループ回路は、電圧制御発振器と、位相比較器と、低域通過フィルタと、分周回路とを有する。位相比較器は、クロックランイン信号と、内部で生成した比較信号との位相比較を行い、その位相ずれ量を出力する。位相ずれ量は、低域通過フィルタを介して電圧制御発振器の発振位相制御端子に供給する。電圧制御発振器の出力は、分周器で分周されて適切な周波数に変換されて、サンプリングパルスとして利用されるとともに、また適切な周波数に変換されて先の参照信号として用いられる。
データ検出部13では、サンプリングパルスのタイミングで、デジタルビデオデータの値がサンプリングされる。サンプリングされたデータは、次のDC(直流成分)除去部14に入力されて、直流成分を除去される。直流成分を除去する量は、DC成分検出部15からの出力により制御されている。
DC成分除去部14からの出力データは、トランスバーサルフィルタ16に入力される。ここでは、タップ利得制御部19からのタップ利得情報に基づいて、ゴースト信号をキャンセルしている。ゴースト信号がキャンセルされたデジタルビデオを信号は、スライサ17に入力されてスライスされ、2値化データに変換されて出力される。
スライサ17の入力側と出力側のデータは、誤差検出部18に入力される。この誤差検出部では、残留ゴースト信号を検出する。残留ゴースト信号を検出するためには、ゴーストの検出区間であって、ゴーストキャンセル前の信号と、ゴーストキャンセル後の信号とを用いた相関演算処理が行われる。この相関演算処理により、基準信号と残留ゴーストの時間差、残留ゴーストの振幅(及びその正極性又は負極性)が検出される。
残留ゴースト信号の検出情報は、タップ利得制御部19に帰還される。タップ利得制御部19は、検出情報を用いて、トランスバーサルフィルタ16の制御すべきタップの利得を制御する。これにより、ゴーストキャンセル信号の振幅及び基準信号からの時間差が決まる。ゴーストキャンセル信号が、トランスバーサルフィルタ16の入力側のオリジナルビデオ信号に加算されることで、ゴーストキャンセルされたビデオ信号を得ることができる。
図2を参照して、ここで、デジタルビデオ信号の文字多重区間について説明する。図2に示すように、文字多重放送信号の場合、垂直帰線期間の特定の水平走査期間に、文字信号が多重されている。この場合、水平同期信号、カラーバースト信号、クロックラインイン信号、フレーミングコード、文字データの順に配列されている。先の位相検出部12の発振器は、クロックランイン信号に位相同期して、データサンプリングパルスを生成している。フレーミングコードは、データの多重位置の開始を示す基準となるコードである。
クロックランイン信号、フレーミングコードは、2値化データとしては、1、0、1、0であるが、デジタルビデオ信号に多重されている状態では、0から50のデジタルデータとして存在する。したがって、理想的には、2値化データの”1”が最高値50、2値化データの”0”が直流レベル値0で表されている。しかし、サンプリング位相がずれた場合、上記の最高値50が例えば値45、あるいは値40になることもあるし、また直流レベル値0が例えば値5、或いは値10に変動する。
図1に戻り説明する。タップ利得制御部19からのタップ利得制御情報は、ゴースト判定部21に入力される。ゴースト判定部21では、トランスバーサルフィルタ16で用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定する。つまり、トランスバーサルフィルタ16において、負極性のゴーストをキャンセルしようとしているのか、正極性のゴーストをキャンセル使用としているのかを判定する。そして、ゴースト信号が負極性であるときは、スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御する。この理由にいては、さらに後述する。
図3(A)−図3(C)、図4(A)−図4(C)は、ゴースト信号のキャンセル動作を説明するために示した図であり、図3(A)−図3(C)は正極性のゴースト信号をキャンセルする場合の原理図、図4(A)−図4(C)は、負極性のゴースト信号をキャンセルする場合の原理図である。図3(A)は、トランスバーサルフィルタ16に入力するデジタルビデオ信号にゴーストが付加された状態を表す。基準信号Rから時間dt遅延した位置に、基準信号Rのゴースト信号GRが発生しているものとする。ゴースト信号GRの振幅がαであるとする。これに対して、タップ利得制御部19は、図3(B)に示すような擬似ゴーストを生成すべく、トランスバーサルフィルタ16のタップ利得を制御する。つまり基準信号Rよりも時間dt遅延した位置に、振幅−αの擬似ゴースト信号を生成する。この擬似ゴースト信号を、入力側のデジタルビデオ信号に加算すると、図3(C)に示すように、ゴースト信号をキャンセルした出力ビデオ信号を得ることができる。
次に図4(A)は、負極性のゴースト信号が生じている場合の例を示している。ここで、入力される負極性のゴースト信号は、ITU-R BT.601変換した信号の表現能力では再現できない。
しかし、これに対して、タップ利得制御部19は、図4(B)に示すような擬似ゴーストを生成すべく、トランスバーサルフィルタ16のタップ利得を制御する。つまり基準信号Rよりも時間dt遅延した位置に、振幅αの擬似ゴースト信号を生成し、図4(B)に示すように、残留ゴースト信号となる。この擬似ゴースト信号を、入力側のデジタルビデオ信号に加算すると、図4(C)の本来のゴースト信号GRをキャンセルすべき擬似ゴースト信号が、元のビデオ信号に加算された状態となることがある。
そこでこの発明では、上記のような不具合が生じても、出力ビデオ信号にゴーストが残るのを防止することができるように、以下のような対策を施している。
図5(A)−図5(D)は、この発明の特徴的な動作例を説明するために示す図である。図5(A)は、トランスバーサルフィルタ16に入力するデジタルビデオ信号である。図5(B)は、検出された擬似ゴースト信号であり、この擬似ゴースト信号に基づいて、タップ利得制御部19は、トランスバーサルフィルタ16内のタップ利得を設定する。この結果、図5(C)に示すように、ゴースト信号GRXがトランスバーサルフィルタ16の出力に新たに発生したとする。
しかし、この装置では、スレッシュホールドレベル制御部22が、スライサ17のスライスレベルを制御し、スライスレベルL1をレベルL2に設定する。この結果、スライス出力は、図5(D)に示すようにゴースト信号GRXの影響が抑圧される。つまりゴースト信号が確実にキャンセルされた出力を得ることができる。なおスライスレベルL1をレベルL2に変化させる場合、その可変量は、ゴースト信号のレベルに応じて決めてもよい。
上記したようにこの装置では、トランスバーサルフィルタ16で用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定し、ゴースト信号が負極性であるときは、スライス回路17のスライスレベルを上げる方向に制御している。
この発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。上記の実施形態ではトランスバーサルフィルタのタップ利得情報をスライス回路のスライスレベル制御のために用いた。しかしタップ利得情報をクランプ回路のクランプレベル制御のために用いても、先の実施形態と同様な効果を得ることができる。
図6には、この発明の他の実施の形態を示している。図1の構成と異なる部分を説明する。入力端子11と位相検出部12との間には、クランプレベル変換処理部25が設けられている。ここでは、入力したデジタルビデオ信号のクランプレベルを常に所定レベルに決めるのではなく、クランプレベル制御部26からの制御信号に基づいて決めている。クランプレベル制御部26に対しては、ゴースト判定部21からのゴースト信号のレベル情報、ゴースト信号の極性情報が入力されている。
この実施の形態では、トランスバーサルフィルタ16で用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定し、ゴースト信号が負極性であるときは、クランプレベル変換処理部25でのクランプレベルを下げる方向に制御するのである。ここで、ゴースト信号のレベルに応じて、クランプレベルを下げる量についても可変しても構わない。
図7(A)−図7(E)には、上記の実施の形態の動作を説明するために波形図を示している。図7(A)は、トランスバーサルフィルタ16に入力するデジタルビデオ信号である。図7(B)は、検出された擬似ゴースト信号であり、この擬似ゴースト信号に基づいて、タップ利得制御部19は、トランスバーサルフィルタ16内のタップ利得を設定する。この結果、図7(C)に示すように、ゴースト信号GRXがトランスバーサルフィルタ16の出力に新たに発生したとする。するとこの装置では、図7(D)に示すように、クランプレベル変換処理部25において、ペデスタルレベルとしてのクランプレベル1をクランプレベル2に制御する。つまり、クランプレベルが下げられる。すると、トランスバーサルフィルタ16の出力は、図7(C)のような状態から、図7(E)に示すような状態になり、ゴースト信号がスライスレベル以上になることが抑制される。つまり最終出力したデジタルビデオ信号にゴースト信号が残留することが無くなる。
この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。図1に示した実施の形態と図6に示した実施の形態が一体化されたものであってもよい。これによるとスライスベルの可変量及びクランプレベルの可変量が少なくても有効に残留ゴースト信号を消滅させることができる。
図8は、図1に示した実施の形態の動作を示すフローチャートである。また図9は、図6に示した実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図10から図12は、本発明の装置により、出力ビデオ信号が改善された様子を説明するために示している。縦軸は、ゴースト信号のレベルを示し、横軸は、遅延時間を示し、以上の環境において、文字多重放送で所望とされる0.5%以下のビットエラーレートを実現する範囲を表す。図10は、負極性のゴーストによる影響が、トランスバーサルフィルタの出力ビデオ信号に現れている様子である。遅延時間0の信号を中心にして、時間的に進んだ位置と、遅延した位置に周期的に不要な影響が現れている。図11は、図1に示した実施形態による方法で処理したときの、スライサの出力ビデオ信号の様子を示している。6dBを中心にして、スライスレベルを制御したことにより、ペデスタルである6dBを中心にして、ゴーストによる悪影響が抑圧された様子がわかる。また、図12は、図6に示した実施形態により、クランプレベルを調整したときの出力ビデオ信号の様子を示している。全体的に抑圧された状態となり、不要に生じたゴースト信号も抑圧される。スライスレベルが3dB程度であると、図11の場合とほぼ同様な出力を得ることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
12…位相検出部、13…データ検出部、14…DC成分除去部、15…DC成分検出部、16…トランスバーサルフィルタ、17…スライス回路、18…誤差検出部、19…タップ利得制御部、21…ゴースト判定部、22…スレッシュホールドレベル制御部、25…クランプレベル変換処理部、26…クランプレベル制御部。
Claims (7)
- 輝度が高い方がレベルが高くなるようにデジタル化されたデジタルビデオ信号が入力されるトランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、を有したスライス装置において、
前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定するゴースト判定部と、
前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御するスレッシュホールド制御部と
を有したことを特徴とする多重データを抽出するためのスライス装置。 - 輝度が高い方がレベルが高くなるようにデジタル化されているデジタルビデオ信号が入力されるクランプレベル変換処理部と、前記クランプレベル変換処理回路でクランプレベルが設定されたデジタルビデオ信号が入力されるトランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、制御部とを有した装置におけるスライス装置において、
前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定するゴースト判定部と、
前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記クランプレベル変換処理でのクランプレベルを下げる方向に制御するクランプレベル制御部と
を有したこと特徴とする多重データを抽出するためのスライス装置。 - 輝度が高い方がレベルが高くなるようにデジタル化されているデジタルビデオ信号が入力されるクランプレベル変換処理部と、前記クランプレベル変換処理回路でクランプレベルが設定されたデジタルビデオ信号が入力されるトランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタでゴーストキャンセル処理された後のデジタルビデオ信号が入力されるスライス回路と、制御部とを有した等化装置におけるスライス方法において、
前記トランスバーサルフィルタで用いられるタップ利得制御情報を用いて、ゴースト信号が正極性であるのか負極性であるのかを判定し、
前記ゴースト信号が負極性であるときは、前記スライス回路のスライスレベルが相対的に上がるように制御する
ことを特徴とする多重データを抽出するためのスライス方法。 - 前記スライス回路のスライスレベルが相対的に上がるように制御するステップでは、
前記スライス回路のスライスレベルを上げる方向に制御する
請求項3記載の多重データを抽出するためのスライス方法。 - 前記スライス回路のスライスレベルが相対的に上がるように制御するステップでは、
前記クランプレベル変換処理でのクランプレベルを下げる方向に制御する
請求項3記載の多重データを抽出するためのスライス方法。 - 請求項4の多重データを抽出するためのスライス方法において、前記スライスレベルを上げる量は、前記負極性のゴースト信号の振幅に応じて設定される多重データを抽出するためのスライス方法。
- 請求項5の多重データを抽出するためのスライス方法において、前記クランプレベルを下げる量は、前記負極性のゴースト信号の振幅に応じて設定される多重データを抽出するためのスライス方法。
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Family Applications (1)
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JP2005159470A Pending JP2006339800A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 多重データを抽出するためのスライス装置 |
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JP2004088623A (ja) | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Renesas Technology Corp | 文字放送データ抜き取り装置 |
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2005
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2006
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