JP2007312366A - パルス信号受信装置、パルス化qpsk信号受信装置、及びパルス信号受信方法 - Google Patents

パルス信号受信装置、パルス化qpsk信号受信装置、及びパルス信号受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シンボル周期に比べ信号幅が短いパルス変調信号に対し、比較的簡易な構成で、最適なクロックタイミングでサンプリングされた信号を検出すること。
【解決手段】時分割部103は、データ信号をクロック信号の立ち上がりエッジでサンプリングし、サンプリング後のデータ信号をそれぞれカウンタ104−1〜104−3へ出力する。カウンタ104−1〜104−3は、データ信号が所定期間内にHighレベルとなるHighレベル数をカウントし、最大値検出部105は、カウンタ104−1〜104−3のHighレベル数のうち、最大のHighレベル数が検出されたカウンタでカウントされたデータ列に関する最多データ列情報を、選択データ判定部106へ出力する。選択データ判定部106は、最多データ列情報から、どのタイミングでサンプリングされたデータ列を復調データ列として選択すべきか判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法に関し、特に、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス変調信号を受信するパルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法に関する。
従来から、復調処理を行う際に必要となるクロック信号を生成する方法として、受信信号からクロック信号を再生するクロックリカバリ(クロック再生)という手法が、受信装置において一般に用いられている(例えば、特許文献1参照)。図9に、特許文献1に開示された受信装置の要部構成のブロック図を示す。同図に示す受信装置では、クロック再生回路13において、受信信号からクロック信号が再生される。クロック再生回路13におけるクロックリカバリの基本的な動作は、受信信号のレベル変化点を検出し、クロック再生回路13の内部に保持するクロック信号の周波数及び位相を検出したレベル変化点に同期するように制御し、制御後のクロック信号を再生クロック信号として出力する。
特開2004−215220号公報
しかしながら、上述したクロックリカバリ手法を、パルス変調信号に対し適用した場合には、必ずしも常に最適なクロックを再生することができるとは限らない。すなわち、クロックリカバリ手法をパルス変調信号に対し適用した場合には、シンボル周期でなく、信号幅に対応する周波数のクロックが再生される。このため、クロックリカバリ手法では、シンボル周期に対し信号幅が短いパルス変調信号に対しては、再生されたクロックを使用してパルス変調信号をサンプリングすると、本来サンプリングする必要のないサンプル点においてもパルス変調信号がサンプリングされてしまう。このため、クロックリカバリ手法では、サンプリング後の信号を、そのまま復調信号に用いることが困難であるという課題が生じる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、シンボル周期に比べ信号幅が短いパルス変調信号に対し、比較的簡易な構成で、最適なクロックタイミングでサンプリングされた信号を検出することができるパルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係るパルス信号受信装置は、パルス信号を受信する受信手段と、前記パルス信号の電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する2値化手段と、前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックを用いて前記2値化信号をサンプリングした再生データと、を得るクロックデータリカバリ手段と、前記再生データを、複数のデータ列に時分割する時分割手段と、所定期間内の前記再生データの有無を、前記各データ列毎にカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされたカウント値に基づいて、復調するデータ列を前記複数のデータ列から選択するデータ選択手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とし、シンボル周期中の所定のタイミングで送信されるパルス信号を受信する場合には、パルス信号の電圧を閾値判定して得られた2値化信号からクロックリカバリ手法によりクロックを再生すると、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックが生成される。このため、再生クロックの立ち上がりエッジでサンプリングされた再生データには、非所望データが含まれることになるが、再生データを複数のデータ列に時分割し、時分割後のデータ列に含まれる再生データの有無に基づいて、複数のデータ列から、実際に使用するデータ列の候補を選択して、非所望データを除去することができる。このため、本発明の構成は、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス信号を、比較的簡易な構成で復調することができる。
本発明によれば、シンボル周期に比べ信号幅が短いパルス変調信号に対し、比較的簡易な構成で、最適なクロックタイミングでサンプリングされた信号を検出することができるパルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1におけるパルス信号受信装置の要部構成を示す。また、図2に、パルス信号受信装置の各部におけるタイミング図を示す。
図1に示すパルス信号受信装置100は、2値化部101と、クロックデータリカバリ部102と、時分割部103と、カウンタ104−1、104−2、104−3と、最大値検出部105と、選択データ判定部106と、データ選択部107とを備えている。
2値化部101は、アンテナを経由して受信された受信信号S11の振幅レベルを閾値判定し、Lowレベル又はHighレベルの2値のいずれか一方へ変換し、変換後の2値化信号S12をクロックデータリカバリ部102へ出力する。
クロックデータリカバリ部102は、2値化信号S12から再生データS13と再生クロックS14とを生成する。具体的には、クロックデータリカバリ部102は、2値化信号S12の受信信号のレベル変化点を検出する。次に、クロックデータリカバリ部102は、クロックデータリカバリ部102の内部に保持するクロック信号の周波数及び位相を検出したレベル変化点に同期するように制御し、制御後のクロック信号を再生クロックS14として生成する。以下、一例として、図示せぬ通信相手から、1シンボル周期の1/3のパルス幅のパルス信号が送信され、図2に示すように、2値化部101が、1シンボル周期の1/3程度のパルス幅の2値化信号を生成する場合について説明する。
クロックデータリカバリ部102は、1シンボル周期中に、t1、t2、t3のタイミング(以下「サンプリングタイミング」という)において、立ち上がりエッジを有する再生クロックS14を生成する。クロックデータリカバリ部102は、再生クロックS14の立ち上がりエッジで、2値化信号S12をサンプリングして再生データS13を取得する。クロックデータリカバリ部102は、生成した再生データS13と再生クロックS14を時分割部103へ出力する。
時分割部103は、再生データS13を再生クロックS14のサンプリングタイミングt1、t2、t3でサンプリングする。次に、時分割部103は、サンプリングタイミングt1でサンプリングしたデータS15−1をカウンタ104−1へ出力し、サンプリングタイミングt2でサンプリングしたデータS15−2をカウンタ104−2へ出力し、サンプリングタイミングt3でサンプリングしたデータS15−3をカウンタ104−3へ出力する。更に、時分割部103は、データS15−1、S15−2、S15−3をデータ選択部107へ出力する。なお、1シンボル周期内のサンプリング数は3回に限定されない。クロックデータリカバリ部102が、1シンボル周期内に4つ以上の立ち上がりエッジを有するクロックを生成する場合には、時分割部103は、立ち上がりエッジごとに再生データS13をサンプリングして、4つのデータ列に時分割する。
カウンタ104−1、104−2、104−3は、データS15−1、S15−2、S15−3が所定期間内にHighレベルとなる個数をカウントし、カウントしたHighレベル数を最大値検出部105へ出力する。Highレベル数は、データS15−1〜S15−3それぞれに含まれる再生データの数を表す。なお、上述したように、時分割部103は、再生データS13を1シンボル周期あたり3回サンプリングする場合を想定している。このため、パルス信号受信装置100は、カウンタを3つ備えるが、1シンボル周期あたりのサンプリング数は3回に限定されるものではなく、時分割部103が1シンボル周期あたり再生データS13をサンプリングする数と同数のカウンタを設ければ良い。
最大値検出部105は、カウンタ104−1、104−2、104−3から出力されるHighレベル数のうち、最大のHighレベル数を検出する。次に、最大値検出部105は、最大のHighレベル数が検出されたカウンタでカウントされたデータ列、すなわち、再生データを最も多く含むデータ列に関する情報(以下「最多データ列情報」という)を、選択データ判定部106へ出力する。最多データ列情報S17としては、最大のHighレベル数が検出されたデータ列をサンプリングしたサンプリングタイミングに関する情報や、最大のHighレベル数がカウントされたカウンタに関する情報など、時分割されたデータ列と1対1に対応付けられる情報であれば良い。以下では、最大のHighレベル数が検出されたデータ列をサンプリングしたサンプリングタイミングを、最多データ列情報S17とする場合について説明する。
選択データ判定部106は、最大値検出部105から出力された最多データ列情報S17を用いて、サンプリングタイミングt1、t2、t3でサンプリングしたデータS15−1、S15−2、S15−3の中から、どのデータ列を復調データ列として選択すべきか判定する。次に、選択データ判定部106は、判定したデータ列に関する情報を、選択データ列情報S18としてデータ選択部107へ出力する。
具体的には、選択データ判定部106は、最多データ列情報S17の変化を監視し、最多データ列情報S17が変化しても、すぐには選択データ列情報S18を変更しない。選択データ判定部106は、最多データ列情報S17が変化後所定の回数以上連続して同一の情報を示す場合に、選択データ列情報S18を変更する。以下、選択データ判定部106がどのデータ列を復調データ列として選択すべきか判定し、選択データ列情報S18を変更する方法について、図3を用いながら説明する。図3は、最多データ列情報S17と選択データ列情報S18の時間的推移の一例を示す。
図3Aは、カウンタ読み出しタイミングT1で、最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt1からサンプリングタイミングt2へ変化し、カウンタ読み出しタイミングT2では、最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt2を維持し、カウンタ読み出しタイミングT3で、最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt2からサンプリングタイミングt1へ再び変化する場合を示す。
このように、最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt1からサンプリングタイミングt2へ変化し、変化後のサンプリングタイミングt2の状態が継続する回数が所定回数(n回)未満である場合には、選択データ判定部106は、データS15−2でなく、データS15−1に関する情報を選択データ列情報S18としてデータ選択部107へ出力する。なお、図3Aは、データS15−1をサンプリングしたサンプリングタイミングt1を選択データ列情報S18とした場合の例を示しているが、選択データ列情報S18は、サンプリングタイミングに限られず、データS15−1と1対1に対応付けられる情報であれば良い。
一方、図3Bに示すように、カウンタ読み出しタイミングT1において、最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt1からサンプリングタイミングt2へ変化し、以後、カウンタ読み出しタイミングTnまで継続して最多データ列情報S17がサンプリングタイミングt2の状態を維持する場合には、選択データ判定部106は、カウンタ読み出しタイミングTn+1以降、データS15−2に関する情報を選択データ列情報S18としてデータ選択部107へ出力する。
このように、本実施の形態のパルス信号受信装置では、最多データ列情報S17が変化した場合に、直ちに変化後の最多データ列情報S17に対応するデータ列が復調データS19として選択されずに、最多データ列情報S17が変化し、変化後の最多データ列情報S17が所定回数以上継続する場合に、変化後の最多データ列情報S17に対応するデータ列が復調データS19として選択されるようにした。このため、本実施の形態のパルス信号受信装置では、ノイズの影響を受けて一時的にHighレベル数が多くなったデータ列が、復調データS19として選択されるのを防いで、最適なサンプリングタイミングでサンプリングされたデータ列が復調データS19として選択される割合を高めることが出来る。
データ選択部107は、時分割部103から出力されるデータS15−1、S15−2、S15−3から、選択データ列情報S18に対応するデータ列を、復調データS19として選択する。
次いで、上記のように構成されたパルス信号受信装置100の動作について、図2のタイミング図を参照しながら説明する。
受信信号S11は、2値化部101によって閾値判定されて、Lowレベル又はHighレベルのいずれか一方の2値化信号S12に変換され、クロックデータリカバリ部102へ出力される。
そして、クロックデータリカバリ部102によって、2値化信号S12から再生データS13及び再生クロックS14が生成され、再生データS13及び再生クロックS14は、時分割部103へ出力される。例えば、図2に示すように再生データS13が1シンボル周期の1/3程度のパルス幅を有する場合には、1シンボル周期内にt1、t2、t3のタイミングにおいて立ち上がりエッジを有するクロックが、再生クロックS14として生成される。
そして、時分割部103によって、再生データS13が、再生クロックS14のt1、t2、t3をサンプリングタイミングとしてサンプリングされる。次に、サンプリング後のデータは、時分割部103によって、サンプリングタイミングごとにデータS15−1、S15−2、S15−3として時分割される。つまり、データS15−1には、再生クロックS14のt1のタイミングでサンプリングされた再生データS13が分配される。また、データS15−2には、再生クロックS14のt2のタイミングでサンプリングされた再生データS13が分配される。また、データS15−3には、再生クロックS14のt3のタイミングでサンプリングされた再生データS13が分配される。
そして、t1、t2、t3のタイミングにおいてサンプリングされたデータS15−1、S15−2、S15−3は、データ選択部107へ出力され、更に、それぞれカウンタ104−1、104−2、104−3へ出力される。そして、カウンタ104−1、104−2、104−3によって、所定時間内にデータS15−1、S15−2、S15−3がHighレベルとなるHighレベル数がそれぞれカウントされる。図2のカウント値S16−1、S16−2、S16−3は、上記所定時間を4シンボルとして、4シンボルごとにカウントされたHighレベル数を示すが、所定時間は4シンボルに限られず、シンボルレートや伝搬路状況などに応じて設定すれば良い。
そして、4シンボルごとにカウントされたHighレベル数は、最大値検出部105へ出力される。次に、最大値検出部105は、最大のHighレベル数が検出されたデータ列に関する情報(最多データ列情報)を、所定時間ごとに選択データ判定部106へ出力する。例えば、図2に示すカウンタ読出しタイミングT2におけるHighレベル数を比較すると、S16−1は3、S16−2は0、S16−3は0となっている。ここで、データS15−1は、最大のHighレベル数が検出されたデータ列であることから、データS15−1をサンプリングしたサンプリングタイミングt1が、最多データ列情報S17として選択データ判定部106へ出力される。
そして、選択データ判定部106は、最多データ列情報S17の推移を監視する。選択データ判定部106は、推移に応じて、サンプリングタイミングt1、t2、t3においてサンプリングされたデータS15−1、S15−2、S15−3の中から、どのデータ列を復調データとして選択すべきかを判定する。次に、選択データ判定部106は、判定したデータに関する情報を、選択データ列情報S18としてデータ選択部107へ出力する。
そして、データ選択部107によって、時分割部103から出力されるデータS15−1、S15−2、S15−3から選択データ列情報S18に対応するデータが、復調データS19として選択される。先に示した例では、カウント読出しタイミングT2〜T3においては、選択データ列情報S18がt1であるため、t1のタイミングでサンプリングされたデータS15−1が復調データS19として選択される。
以上のように、本実施の形態によれば、まず、シンボル周期に比べ短い時間幅をパルス幅とし、前記シンボル周期中の所定のタイミングにおいて送信するパルス信号を受信した場合に、受信信号を閾値判定することで、Lowレベル又はHighレベルの2値化信号へ変換する。次に、変換後の2値化信号から従来のクロックリカバリ手法を用いて、クロック信号とデータ信号とを再生する。次に、クロック信号の立ち上がりエッジのタイミングにおいて、データ信号をオーバーサンプリングする。次に、オーバーサンプリングされたデータ信号を、1シンボル周期に含まれるクロック信号の周期の数と同数のデータ列に時分割する。次に、分割後のデータ列のうち、所定期間内にHighレベルを最も多く含む最多データ列を検出する。次に、検出された最多データ列に応じて、時分割後のデータ列から所定期間内の復調データ列を選択するようにした。
これに対し、従来技術は、まず、シンボル周期に比べ短い時間幅をパルス幅とするパルス信号に対し、従来のクロックリカバリ手法を用いてクロック信号を再生する。次に、シンボル周期に比べ短いパルス幅に同期したクロック信号が再生される。このため、従来技術では、本来データが存在しないタイミングにおいて非所望データがサンプリングされる場合がある。
上記より、本実施の形態は、従来技術に対して、比較的簡易な構成で、非所望データを除去し、所望のサンプリングタイミングにおいて、サンプリングされた所望データのみを抜き出すことができる。
(実施の形態2)
図4に、本発明の実施の形態2に係るパルス信号受信装置の要部構成を示す。図4の本発明の実施の形態2のパルス信号受信装置200において、図1と共通する構成部分には図1と同一の符号を付して説明を省略する。図4は、図1に対して、増幅部201と増幅率制御部202を追加した構成を採る。
増幅部201は、増幅率制御部202によって決定された増幅率に応じて、受信信号S11を増幅し、2値化部101へ出力する。
増幅率制御部202は、カウンタ104−1、104−2、104−3によってHighレベルとカウントされたカウント値S16−1、S16−2、S16−3を用いて、増幅部201における増幅率を決定し、決定した増幅率に関する情報を増幅部201へ出力する。
以下、図5のタイミング図を用いながら、増幅率制御部202が増幅率を決定する方法について説明する。図5は、増幅率に応じて、Highレベル数が変化する様子を示す。
図5Aは、増幅部201の増幅率が小さい場合の信号波形の様子を示す。増幅部201の増幅率が小さいため、受信信号S11の増幅後の信号レベルが2値化部101の閾値以上となる割合が低く、この結果、2値化信号S12がHighレベルとなる割合が低い。このため、再生データS13がHighレベルとなる割合も低く、この結果、データS15−1、S15−2、S15−3にHighレベルが現れる割合が少なく、“1”が復調データと判定される頻度が低い。通常、“0”と“1”は、平均的に5割の割合で送信されていると仮定すると、図5Aに示す例では、増幅率が小さいために、2値化部101においてHighレベルと正しく判定されず、誤ってLowレベルと判定されてしまった割合が高いと予想される。
これに対し、図5Bは、図5Aに比べ、増幅部201の増幅率が大きい場合の信号波形の様子を示す。増幅部201の増幅率が図5Aに比べ大きいため、受信信号S11の増幅後の信号レベルが2値化部の閾値を超える割合が増え、この結果、図5Aに比べデータS15−1、S15−2、S15−3にHighレベルが現れる割合も増える。このため、再生データS13がHighレベルとなる割合も高くなり、結果として、データS15−1、S15−2、S15−3にもHighレベルが現れる割合が増え、“1”が復調データと判定される割合が高くなる。上述したように、図示せぬ通信相手からパルス信号受信装置100に対して、“0”と“1”とが送信される割合が等しいと仮定すると、図5Bに示す例では、増幅率が大きすぎる。このために、2値化部101において、正しくLowレベルと判定されずに、誤ってHighレベルと判定されてしまった割合が高いと予想される。
図5Cは、増幅部201の増幅率が図5Aに比べ大きく、図5Bに比べ小さい場合の信号波形の様子を示す。図5A及び図5Bと比べると、増幅率制御部202が、増幅率を最適に調整することで、データS15−1、S15−2、S15−3にHighレベルが現れる割合が、適当となる様子がわかる。
すなわち、増幅率制御部202は、一般に“1”と“0”とが送信される割合は等しいと仮定して、所定期間内に“1”と判定される割合と、“0”と判定される割合とが、ほぼ等しくなるように、カウント値S16−1、S16−2、S16−3を監視して、増幅率を変更していくようにすることで、増幅部201の増幅率を最適な値に制御することができる。この結果、2値化信号がHigレベルとなる割合が適正となり、受信品質を向上することができるようになる。
また、図示せぬ通信相手からパルス信号受信装置200に対して、“1”が送信された場合には、理想的にはサンプリングタイミングt1、t2、t3のいずれか一つのタイミングのみにおいて、Highレベルが検出されるわけになる。このため、増幅率制御部202は、これらサンプリングタイミングt1、t2、t3ごとのHighレベル数の個数を比較して、増幅率を制御するようにしても良い。例えば、増幅率制御部202は、サンプリングタイミングt1、t2、t3のすべてでHighレベルが検出された場合には、増幅率が大きすぎると考えられるため、増幅部201の増幅率が小さくなるよう制御する。
更に、既知のデータパターンを受信した場合のカウント値S16−1、S16−2、S16−3の理想値は一意に決まる。このため、増幅率制御部202が、図示せぬ通信相手から既知のデータパターンが送信された場合のカウンタ値S16−1、S16−2、S16−3を監視し、理想値からのずれを補正するように増幅率を制御することで、増幅率をより精度良く制御でき、受信品質を向上することができる。
なお、上述した説明では、増幅率制御部202は、増幅部201の増幅率を変更し、受信信号S11の増幅後のレベルが最適なレベルとなるように増幅率を制御するようにしたが、増幅率に代えて、2値化部101の閾値をHighレベル数に応じて変更するようにしても良い。図6に、2値化部101の閾値を変更する場合のパルス信号受信装置300の要部構成を示す。図6の本発明の実施の形態2に係るパルス信号受信装置300は、図4の増幅率制御部202に代え、閾値制御部301を備え、増幅部201を削除した構成を採る。
閾値制御部301は、データS15−1、S15−2、S15−3のHighレベル数に応じて2値化部101の閾値を変更する。具体的には、Highレベル数が少ない場合には、閾値制御部301は、2値化部101の閾値を下げる。この結果、2値化部101によって、Highレベルへ変換される2値化信号の割合が高くなる。一方、Highレベル数が多い場合には、閾値制御部301は、2値化部101の閾値を上げる。この結果、2値化部101によって、Highレベルへ変換される2値化信号の割合が低くなる。
このように、閾値をHighレベル数に応じて調整することにより、増幅率を適当な値に調整した場合と同様に、2値化信号がHigレベルとなる割合が最適となり、受信品質を向上することができるようになる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、受信信号がパルス化されたQPSK変調信号の場合について記載する。すなわち、本実施の形態は、主に、信号幅が極めて短いQPSK変調信号に対するパルス化QPSK信号受信装置に関する。本発明は、信号幅が極めて短いQPSK変調信号に対しても適用可能である。信号幅が極めて短いQPSK変調信号は、多くの処理でパルス変調信号と同様に扱うことが可能であり、本実施の形態では、これをパルス化QPSK信号という。
図7に、本発明の実施の形態3におけるパルス化QPSK信号受信装置の要部構成を示す。本実施の形態の説明にあたり、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。また、図8に、パルス化QPSK信号受信装置の各部におけるタイミング図を示す。
図7に示すパルス化QPSK信号受信装置400は、IQ分離部401と、2つの2値化部101と、クロックデータリカバリ部402と、時分割部403と、カウンタ404−1、404−2、404−3と、最大値検出部105と、選択データ判定部106と、データ選択部405とを備えている。
IQ分離部401は、パルス化QPSK信号S21に対し直交検波を施し、I成分とQ成分とに分離する。IQ分離部401は、得られた受信I信号S22−1と受信Q信号S22−2とを、それぞれ2値化部101へ出力する。
2値化部101は、IQ分離部401から出力された受信I信号S22−1、受信Q信号S22−2それぞれの振幅レベルを閾値判定する。次に、2値化部101は、Lowレベル又はHighレベルの2値のいずれか一方へ変換する。次に、2値化部101は、変換後の2値化I信号S23−1及び2値化Q信号S23−2を、クロックデータリカバリ部402へ出力する。
クロックデータリカバリ部402は、2値化I信号S23−1及び2値化Q信号S23−2から、再生IデータS24−1と再生QデータS24−2と再生クロックS14とを生成する。具体的には、クロックデータリカバリ部402は、2値化I信号S23ー1と2値化Q信号S23−2とのどちらか一方、または両方の受信信号のレベル変化点を検出する。
次に、クロックデータリカバリ部402は、クロックデータリカバリ部402の内部に保持するクロック信号の周波数及び位相を、検出したレベル変化点に同期するように制御し、制御後のクロック信号を再生クロックS14として生成する。
以下では、一例として、図示せぬ通信相手から、1シンボル周期の1/3の信号幅のパルス化QPSK信号が送信され、図8に示すように、2値化部101が、1シンボル周期の1/3程度の信号幅の2値化I信号S23−1、2値化Q信号S23−2を生成する場合について説明する。
クロックデータリカバリ部402は、1シンボル周期中にt1、t2、t3のタイミング(サンプリングタイミング)において、立ち上がりエッジを有する再生クロックS14を生成する。クロックデータリカバリ部402は、再生クロックS14の立ち上がりエッジにおいて、2値化I信号S23−1及び2値化Q信号S23−2をサンプリングして再生IデータS24−1及び再生QデータS24−2を取得する。クロックデータリカバリ部402は、生成した再生IデータS24−1、再生QデータS24−2、及び再生クロックS14を時分割部403へ出力する。
時分割部403は、再生IデータS24−1及び再生QデータS24−2を、再生クロックS14のサンプリングタイミングt1、t2、t3でサンプリングし、サンプリング後のIデータ及びQデータを、サンプリングタイミングごとに、IQデータ列群に時分割する。具体的には、時分割部403は、サンプリングタイミングt1においてサンプリングしたIデータS25−1及びQデータS25−2をカウンタ404−1へ出力し、サンプリングタイミングt2においてサンプリングしたIデータS25−3及びQデータS25−4をカウンタ404−2へ出力し、サンプリングタイミングt3においてサンプリングしたIデータS25−5及びQデータS25−6をカウンタ404−3へ出力する。
更に、時分割部403は、IデータS25−1、S25−3、S25−5及びQデータS25−2、S25−4、S25−6をデータ選択部405へ出力する。なお、1シンボル周期内のサンプリング数は3回に限定されない。
クロックデータリカバリ部402が、1シンボル周期内に4つ以上の立ち上がりエッジを有するクロックを生成する場合には、時分割部403は、立ち上がりエッジ毎に、再生IデータS24−1及び再生QデータS24−2をサンプリングして、4つ以上のデータ列に時分割する。
カウンタ404−1、404−2、404−3は、時分割部403により、サンプリングタイミング毎に、IQデータ列群に時分割されたIデータ及びQデータが所定期間内にHighレベルとなる個数をカウントし、カウントしたHighレベル数を最大検出部105に出力する。
具体的には、カウンタ404−1は、IデータS25−1及びQデータS25−2が、所定期間内にHighレベルとなる個数をカウントする。また、カウンタ404−2は、IデータS25−3とQデータS25−4が所定期間内にHighレベルとなる個数をカウントする。また、カウンタ404−3は、IデータS25−5とQデータS25−6が所定期間内にHighレベルとなる個数をカウントする。
Highレベル数は、I、Qデータそれぞれに含まれる再生データの合計数を表す。なお、上述したように、時分割部403は、再生IデータS24−1と再生QデータS24−2とを、1シンボル周期あたり3回ずつサンプリングする場合を想定している。このため、パルス化QPSK信号受信装置400は、カウンタを3つ備えるが、1シンボル周期あたりのサンプリング数は、3回に限定されるものではなく、時分割部403が1シンボル周期あたり再生IデータS24−1と再生QデータS24−2とをサンプリングする数と同数のカウンタを設ければ良い。
最大値検出部105は、カウンタ404−1、404−2、404−3から出力されるHighレベル数のうち、最大のHighレベル数を検出する。次に、最大値検出部105は、最大のHighレベル数が検出されたカウンタでカウントされたデータ列群、すなわち、再生Iデータ及び再生Qデータを最も多く含むデータ列群に関する情報(以下「最多データ列群情報」という)を、選択データ判定部106へ出力する。
最多データ列群情報S26としては、最大のHighレベル数が検出されたデータ列群をサンプリングしたサンプリングタイミングに関する情報や、最大のHighレベル数がカウントされたカウンタに関する情報など、時分割されたデータ列群と1対1に対応付けられる情報であれば良い。以下では、最大のHighレベル数が検出されたデータ列群をサンプリングしたサンプリングタイミングを、最多データ列群情報S26とする場合について説明する。
選択データ判定部106は、最大値検出部105から出力された最多データ列群情報S26から、サンプリングタイミングt1、t2、t3においてサンプリングしたIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6の3組の中から、どのデータ列群を復調データ列群として選択すべきか判定し、判定したデータ列群に関する情報を選択データ列群情報S27としてデータ選択部405へ出力する。
具体的には、選択データ判定部106は、実施の形態1と同様に、最多データ列群情報S26の変化を監視し、最多データ列群情報S26が変化しても、すぐに選択データ列群情報S27を変更せずに、最多データ列群情報S26が変化後所定の回数以上連続して同一の情報を示す場合に、選択データ列群情報S27を変更する。
データ選択部405は、時分割部403から出力されるIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6の3組の中から、選択データ列群情報S27に対応するデータ列を復調IデータS28−1、復調QデータS28−2として選択する。
次いで、上記のように構成されたパルス化QPSK信号受信装置400の動作について、図8のタイミング図を参照しながら説明する。
受信I信号S22−1、受信Q信号S22−2は、2つの2値化部101によってそれぞれ閾値判定される。次に、2値化部101は、判定後の受信I信号S22−1、受信Q信号S22−2を、Lowレベル又はHighレベルのいずれか一方の2値化I信号S23−1、2値化Q信号S23−2に変換し、クロックデータリカバリ部402へ出力される。
そして、クロックデータリカバリ部402によって、2値化I信号S23−1と2値化Q信号S23−2とから、再生IデータS24−1、再生QデータS24−2、及び再生クロックS14が生成する。次に、クロックデータリカバリ部402は、再生IデータS24−1、再生QデータS24−2、及び再生クロックS14を、時分割部403へ出力する。例えば、図8に示すように、クロックデータリカバリ部402は、再生IデータS24−1及び再生QデータS24−2が、1シンボル周期の1/3程度の信号幅を有する場合には、1シンボル周期内にt1、t2、t3のタイミングにおいて、立ち上がりエッジを有するクロックを再生クロックS14として生成する。
そして、時分割部403によって、再生IデータS24−1及び再生QデータS24−2が、再生クロックS14のt1、t2、t3をサンプリングタイミングとしてサンプリングされる。次に、時分割部403によって、サンプリング後のIデータ及びQデータは、サンプリングタイミングごとに、IQデータ列群に時分割される。
具体的には、時分割部403によって、サンプリング後の再生Iデータ及び再生Qデータは、IデータS25−1及びQデータS25−2と、IデータS25−3及びQデータS25−4と、IデータS25−5及びQデータS25−6と、に時分割される。つまり、IデータS25−1とQデータS25−2とへは、再生クロックS14のt1のタイミングにおいてサンプリングされた、再生IデータS24−1と再生QデータS24−2とが分配される。また、IデータS25−3とQデータS25−4とへは、再生クロックS14のt2のタイミングにおいてサンプリングされた、再生IデータS24−1と再生QデータS24−2とが分配される。また、IデータS25−5とQデータS25−6とへは、再生クロックS14のt3のタイミングにおいてサンプリングされた、再生IデータS24−1と再生QデータS24−2とが分配される。
そして、t1、t2、t3のタイミングにおいてサンプリングされたIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6のそれぞれのIQデータ列群は、データ選択部405へ出力され、更に、それぞれカウンタ404−1、404−2、404−3へ出力される。そして、カウンタ404−1、404−2、404−3によって、所定時間内にIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6が、HighレベルとなるHighレベル数が、それぞれカウントされる。なお、図8のカウント値S16−1、S16−2、S16−3は、上記所定時間を4シンボルとして、4シンボルごとにカウントされたHighレベル数を示すが、所定時間は4シンボルに限られず、シンボルレートや伝搬路状況などに応じて設定すれば良い。
そして、4シンボルごとにカウントされたHighレベル数は、最大値検出部105へ出力される。次に、最大値検出部105によって、最大のHighレベル数が検出されたデータ列群に関する情報(最多データ列群情報)が、所定時間ごとに選択データ判定部106へ出力される。例えば、図8に示すカウンタ読出しタイミングT2におけるHighレベル数を比較すると、S16−1は6、S16−2は0、S16−3は0となって、IデータS25−1及びQデータS25−2が最大のHighレベル数が検出されたデータ列群となる。これより、IデータS25−1及びQデータS25−2をサンプリングしたサンプリングタイミングt1が、最多データ列群情報S26として選択データ判定部106へ出力される。
そして、選択データ判定部106によって、最多データ列群情報S26の推移が監視される。次に、選択データ判定部106は、最多データ列群情報S26の推移に応じて、サンプリングタイミングt1、t2、t3でサンプリングされたIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6の3組の中から、どのデータ列を復調データとして選択すべきかが判定する。次に、選択データ判定部106は、判定されたデータに関する情報を、選択データ列群情報S27としてデータ選択部405へ出力する。
そして、データ選択部405によって、時分割部403から出力されるIデータS25−1とQデータS25−2、IデータS25−3とQデータS25−4、IデータS25−5とQデータS25−6から選択データ列群情報S27に対応するデータが復調IデータS28−1、復調QデータS28−2として選択される。先に示した例では、カウント読出しタイミングT2〜T3では、選択データ列群情報S27がt1である。したがって、t1のタイミングでサンプリングされたIデータS25−1とQデータS25−2とが、復調IデータS28−1と復調QデータS28−2として選択される。
以上のように、本実施の形態によれば、まず、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とし、前記シンボル周期中の所定のタイミングにおいて送信するパルス化QPSK信号を受信した場合に、直交変換後の受信I信号及び受信Q信号を閾値判定してLowレベル又はHighレベルの2値化I信号及び2値化Q信号へ変換する。次に、変換後の2値化I信号及び2値化Q信号から従来のクロックリカバリ手法を用いて、クロック信号、Iデータ信号、及びQデータ信号を再生する。次に、クロック信号の立ち上がりエッジのタイミングでIデータ信号及びQデータ信号をオーバーサンプリングする。次に、オーバーサンプリングされたIデータ信号及びQデータ信号を、1シンボル周期に含まれるクロック信号の周期の数と同数のデータ列群に時分割する。次に、分割後のデータ列群のうち所定期間内にHighレベルを最も多く含む最多データ列群を検出する。次に、検出された最多データ列群に応じて、時分割後のデータ列群から所定期間内の復調データ列群を選択するようにした。
これに対し、従来技術は、まず、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス化QPSK信号に対し、従来のクロックリカバリ手法を用いてクロック信号を再生する。次に、シンボル周期に比べ短い信号幅に同期したクロック信号が再生される。このため、従来技術では、本来データが存在しないタイミングにおいて非所望データがサンプリングされる場合がある。
上記より、本実施の形態は、従来技術に対して、非所望データを比較的簡易な構成で除去し、所望のサンプリングタイミングにおいて、サンプリングされた所望データのみを抜き出すことができる。
本発明のパルス信号受信装置は、パルス信号を受信する受信手段と、前記パルス信号の電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する2値化手段と、前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックを用いて前記2値化信号をサンプリングした再生データと、を得るクロックデータリカバリ手段と、前記再生データを、複数のデータ列に時分割する時分割手段と、所定期間内の前記再生データの有無を、前記各データ列毎にカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされたカウント値に基づいて、復調するデータ列を前記複数のデータ列から選択するデータ選択手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とし、シンボル周期中の所定のタイミングで送信されるパルス信号を受信する場合には、パルス信号の電圧を閾値判定して得られた2値化信号からクロックリカバリ手法によりクロックを再生すると、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックが生成される。このため、再生クロックの立ち上がりエッジでサンプリングされた再生データには、非所望データが含まれることになるが、再生データを複数のデータ列に時分割し、時分割後のデータ列に含まれる再生データの有無に基づいて、複数のデータ列から、実際に使用するデータ列の候補を選択して、非所望データを除去することができる。このため、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス信号を、比較的簡易な構成で復調することができる。
本発明のパルス信号受信装置の一つの態様は、前記時分割手段は、1シンボル周期に含まれる前記クロックの周期の数おきに抽出した前記再生データを用いて、前記複数のデータ列を構成する構成を採る。
この構成によれば、比較的簡易な構成で、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックの立ち上がりエッジにおいてサンプリングされた再生データを、所望データ列と非所望データ列とに分けることができる。
本発明のパルス信号受信装置の一つの態様は、前記データ選択手段は、前記カウント値に基づいて、所定期間内に前記再生データを最も多く含む最多データ列を検出する検出手段、を具備し、前記最多データ列が所定回数連続して同一の場合に、当該最多データ列を選択する構成を採る。
この構成によれば、所定期間内に再生データを最も多く含む最多データ列が変わっても、直ちに当該データ列を実際に使用するデータ列として選択するのではなく、当該データ列が、所定回数連続して検出されている場合にのみ、当該データ列を実際に使用するデータ列として選択するようにした。このため、干渉信号等の影響を受けて一時的に再生データを多く含む非所望データ列が直ちに選択されるのを防ぐことができる。
本発明のパルス信号受信装置の一つの態様は、前記2値化手段は、前記データ列毎の前記再生データの数に基づいて、受信したパルス信号の電圧を調整する構成を採る。
この構成によれば、時分割されたデータ列に含まれる再生データが所定数以上の場合には、増幅率を小さくし、時分割されたデータ列に含まれる再生データが所定数未満の場合には、増幅率を大きくすることが出来る。このため、受信したパルス信号の電圧を最適なレベルに調整することができ、復調精度を向上させ、受信品質を高めることができる。
本発明のパルス信号受信装置の一つの態様は、前記2値化手段は、前記データ列毎の前記再生データの数に基づいて、閾値判定に用いる閾値を変更する構成を採る。
この構成によれば、時分割されたデータ列に含まれる再生データが所定数以上の場合には、閾値判定に用いる閾値を高くし、時分割されたデータ列に含まれる再生データが所定数未満の場合には、閾値判定に用いる閾値を低くすることが出来る。このため、閾値判定に用いる閾値を最適な値に調整することができ、復調精度を向上させ、受信品質を高めることができる。
本発明のパルス化QPSK信号受信装置の一つの態様は、パルス化されたQPSK変調信号を受信する受信手段と、前記QPSK変調信号をI信号とQ信号とに分離する分離手段と、前記I信号とQ信号とのそれぞれの電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する2値化手段と、前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックで前記2値化信号をサンプリングして再生データを得るクロックデータリカバリ手段と、前記再生データを、複数のデータ列に時分割する時分割手段と、所定期間内の前記再生データの有無を、前記各データ列毎にカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされたカウント値に基づいて、復調するデータ列を前記複数のデータ列から選択するデータ選択手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とし、シンボル周期中の所定のタイミングにおいて送信されるパルス化QPSK信号を受信する場合に、パルス化QPSK信号のI信号とQ信号との電圧を閾値判定して得られた2値化信号からクロックリカバリ手法によりクロックを再生すると、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックが生成される。このため、再生クロックの立ち上がりエッジでサンプリングされた再生データには、非所望データが含まれることになるが、再生データを複数のデータ列に時分割し、時分割後のデータ列に含まれる再生データの有無に基づいて、複数のデータ列から、実際に使用するデータ列の候補を選択して、非所望データを除去することができる。このため、従来のクロックリカバリ手法を用いた比較的簡易な構成で、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス化QPSK信号を復調することができる。
本発明のパルス化QPSK信号受信装置の一つの態様は、前記2値化手段は、前記I信号の電圧を閾値判定により2値化して、2値化I信号へ変換し、前記Q信号の電圧を閾値判定により2値化して、2値化Q信号へ変換し、前記クロックデータリカバリ手段は、前記2値化I信号と前記2値化Q信号とのうち、少なくともいずれか一方に同期したクロックを得、更に、当該クロックを用いて前記2値化I信号及び前記2値化Q信号をサンプリングして、再生Iデータ及び再生Qデータを取得し、前記時分割手段は、前記再生Iデータ及び前記再生Qデータを、複数のIQデータ列群に時分割し、前記カウント手段は、前記所定期間内の前記再生Iデータ及び前記再生Qデータの有無を、前記IQデータ列群毎にカウントし、前記データ選択手段は、前記カウント手段によりカウントされた前記IQデータ列群毎のカウント値に基づいて、復調するデータ列群を前記複数のIQデータ列群から選択する構成を採る。
この構成によれば、閾値判定によりQPSK変調信号のI成分とQ成分とを2値化して得られた2値化I信号と2値化Q信号のうち、少なくともいずれか一方に同期したクロックを再生すると、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックが生成される。このため、再生クロックの立ち上がりエッジでサンプリングされた再生Iデータ及び再生Qデータには、非所望データが含まれることになるが、再生Iデータ及び再生Qデータを複数のデータ列群に時分割し、時分割後のデータ列群に含まれる再生Iデータ及び再生Qデータの有無に基づいて、複数のデータ列群から、実際に使用するデータ列群の候補を選択して、非所望データを除去することができる。このため、従来のクロックリカバリ手法を用いた比較的簡易な構成で、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス化QPSK信号を復調することができる。
本発明のパルス信号受信方法の一つの態様は、パルス信号を受信する工程と、前記パルス信号の電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する工程と、前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックを用いて前記2値化信号をサンプリングした再生データと、を得る工程と、前記再生データを、複数のデータ列に時分割する工程と、所定期間内の前記再生データの有無を、前記データ列毎にカウントする工程と、カウントされたカウント値に応じて、復調するデータ列の候補を前記複数のデータ列から選択する工程と、を有するようにした。
この方法によれば、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とし、シンボル周期中の所定のタイミングで送信されるパルス信号を受信する場合には、パルス信号の電圧を閾値判定して得られた2値化信号からクロックリカバリ手法によりクロックを再生すると、シンボル周期よりも短い周期をクロック周期とする再生クロックが生成される。このため、再生クロックの立ち上がりエッジでサンプリングされた再生データには、非所望データが含まれることになるが、再生データを複数のデータ列に時分割し、時分割後のデータ列に含まれる再生データの有無に基づいて、複数のデータ列から、実際に使用するデータ列の候補を選択して、非所望データを除去することができる。このため、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス信号を、比較的簡易な構成で復調することができる。
本発明のパルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法は、シンボル周期に比べ信号幅が短いパルス変調信号に対し、比較的簡易な構成で、最適なクロックタイミングでサンプリングされた信号を検出することができる。特に、シンボル周期に比べ短い時間幅を信号幅とするパルス変調信号を受信するパルス信号受信装置、パルス化QPSK信号受信装置、及びパルス信号受信方法などに有用である。
本発明の実施の形態1に係るパルス信号受信装置の要部構成を示すブロック図 実施の形態1に係るパルス信号受信装置の動作を説明するためのタイミング図 実施の形態1に係る選択データ判定部の動作を説明するためのタイミング図 本発明の実施の形態2に係るパルス信号受信装置の要部構成を示すブロック図 実施の形態2に係るパルス信号受信装置の動作を説明するためのタイミング図 実施の形態2に係るパルス信号受信装置の動作を説明するためのタイミング図 実施の形態2に係るパルス信号受信装置の動作を説明するためのタイミング図 本発明の実施の形態2に係るパルス信号受信装置の別の要部構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るパルス化QPSK信号受信装置の要部構成を示すブロック図 実施の形態3に係るパルス化QPSK信号受信装置の動作を説明するためのタイミング図 従来の受信装置の要部構成を示すブロック図
符号の説明
101 2値化部
102、402 クロックデータリカバリ部
103、403 時分割部
104−1、104−2、104−3、404−1、404−2、404−3 カウンタ
105 最大値検出部
106 選択データ判定部
107、405 データ選択部
201 増幅部
202 増幅率制御部
301 閾値制御部
401 IQ分離部

Claims (8)

  1. パルス信号を受信する受信手段と、
    前記パルス信号の電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する2値化手段と、
    前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックを用いて前記2値化信号をサンプリングした再生データと、を得るクロックデータリカバリ手段と、
    前記再生データを、複数のデータ列に時分割する時分割手段と、
    所定期間内の前記再生データの有無を、前記各データ列毎にカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされたカウント値に基づいて、復調するデータ列を前記複数のデータ列から選択するデータ選択手段と、
    を具備するパルス信号受信装置。
  2. 前記時分割手段は、1シンボル周期に含まれる前記クロックの周期の数おきに抽出した前記再生データを用いて、前記複数のデータ列を構成する
    請求項1に記載のパルス信号受信装置。
  3. 前記データ選択手段は、前記カウント値に基づいて、所定期間内に前記再生データを最も多く含む最多データ列を検出する検出手段、を具備し、
    前記最多データ列が所定回数連続して同一の場合に、当該最多データ列を選択する
    請求項1に記載のパルス信号受信装置。
  4. 前記2値化手段は、前記データ列毎の前記再生データの数に基づいて、受信したパルス信号の電圧を調整する
    請求項1に記載のパルス信号受信装置。
  5. 前記2値化手段は、前記データ列毎の前記再生データの数に基づいて、閾値判定に用いる閾値を変更する
    請求項1に記載のパルス信号受信装置。
  6. パルス化されたQPSK変調信号を受信する受信手段と、
    前記QPSK変調信号をI信号とQ信号とに分離する分離手段と、
    前記I信号とQ信号とのそれぞれの電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する2値化手段と、
    前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックで前記2値化信号をサンプリングして再生データを得るクロックデータリカバリ手段と、
    前記再生データを、複数のデータ列に時分割する時分割手段と、
    所定期間内の前記再生データの有無を、前記各データ列毎にカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされたカウント値に基づいて、復調するデータ列を前記複数のデータ列から選択するデータ選択手段と、
    を具備するパルス化QPSK信号受信装置。
  7. 前記2値化手段は、前記I信号の電圧を閾値判定により2値化して、2値化I信号へ変換し、前記Q信号の電圧を閾値判定により2値化して、2値化Q信号へ変換し、
    前記クロックデータリカバリ手段は、前記2値化I信号と前記2値化Q信号とのうち、少なくともいずれか一方に同期したクロックを得、更に、当該クロックを用いて前記2値化I信号及び前記2値化Q信号をサンプリングして、再生Iデータ及び再生Qデータを取得し、
    前記時分割手段は、前記再生Iデータ及び前記再生Qデータを、複数のIQデータ列群に時分割し、
    前記カウント手段は、前記所定期間内の前記再生Iデータ及び前記再生Qデータの有無を、前記IQデータ列群毎にカウントし、
    前記データ選択手段は、前記カウント手段によりカウントされた前記IQデータ列群毎のカウント値に基づいて、復調するデータ列群を前記複数のIQデータ列群から選択する
    請求項6に記載のパルス化QPSK信号受信装置。
  8. パルス信号を受信する工程と、
    前記パルス信号の電圧を閾値判定し、2値化信号へ変換する工程と、
    前記2値化信号に同期したクロックと、当該クロックを用いて前記2値化信号をサンプリングした再生データと、を得る工程と、
    前記再生データを、複数のデータ列に時分割する工程と、
    所定期間内の前記再生データの有無を、前記データ列毎にカウントする工程と、
    カウントされたカウント値に応じて、復調するデータ列の候補を前記複数のデータ列から選択する工程と、
    を有するパルス信号受信方法。
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