JP3274439B2 - 画像形成装置の操作ガイダンス表示装置 - Google Patents

画像形成装置の操作ガイダンス表示装置

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JP3274439B2
JP3274439B2 JP25073399A JP25073399A JP3274439B2 JP 3274439 B2 JP3274439 B2 JP 3274439B2 JP 25073399 A JP25073399 A JP 25073399A JP 25073399 A JP25073399 A JP 25073399A JP 3274439 B2 JP3274439 B2 JP 3274439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機及びプリン
ター等の画像形成装置が、次の操作を行う上で必要な操
作の操作情報を表示する画像形成装置の操作ガイダンス
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としての例えば複写
機では、用紙切れやジャム等のトラブルが発生したと
き、操作パネルに備えられた表示部においてそのトラブ
ルを示すメッセージを表示し、あるいはそのトラブルが
発生している個所を例えば表示ランプにて表示すること
により、操作者による処理を促すようにしている。
【0003】しかしながら、単に上記メッセージあるい
はトラブル発生個所を表示するのみでは、これらに基づ
いてその複写機に不慣れな使用者がトラブル処理を容易
に行うことができない。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、特開平4−84174号公報においては、トラブル
発生時にこのトラブルの内容を表示部にメッセージとし
て表示すると共に、これに連動して、上記トラブル発生
箇所を開放する動作を行う構成が提案されている。
【0005】具体的には、ジャムが発生したり、プロセ
スカートリッジの交換を要する事態が生じた際に、先ず
画像形成動作が停止する。次に、操作パネル上にトラブ
ルの内容がメッセージとして点滅表示され、これに連動
して、自動的に、プロセスカートリッジが退避位置に移
動すると共に、上部カバーが解放され、ジャム発生箇所
のユニット部材が矢印等の表示点滅サインによって直接
表示される。これにより、装置本体の上方よりジャムに
なった転写材を容易に確認でき、かつ取り除くことがで
きるようになっている。
【0006】また、特開昭59−78372号公報にお
いては、ドアの開閉状態及び故障の状態等の複写機の状
態、並びに複写機の各構成部品を含むグラフィック表示
を行うと共に、その状態のメッセージを表示する構成が
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
84174号において提案されているように、トラブル
内容の表示に連動してトラブル発生箇所の開放動作が自
動的に開始されると、トラブル処理は容易にはなるもの
の、上記開放動作を行う開放機構を複雑な構成の画像形
成装置に設けることは、特に構造上の面から実現し難い
ものである。また、上記開放動作を操作者が予測してい
ない場合には、操作者にとって危険な状態となる虞もあ
る。
【0008】また、特開昭59−78372号の構成で
は、故障等の複写機の状態を、単に、静止画によって表
示するものであるため、多機能搭載となり、トナーの補
給や、廃棄トナーボトルの交換、用紙の補給、変倍コピ
ーモードでの原稿方向の変更、オプション装置の装着
等、画像形成装置が次の画像形成を行うために操作者が
行うべき操作の種類が多くかつ複雑になってきている今
日の複写機では、上記の表示に基づいて、その装置に不
慣れな操作者が容易に操作できないという問題点を有し
ている。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みて成されたもの
で、その目的は、画像形成装置の使用中に操作者による
操作が必要な状態となった場合に、その操作がたとえ操
作者にとってはじめてのものであったり、また、わかり
難いものであったとしても、操作者が安全かつ確実に操
作を行い得ることを可能とし、本装置を具備することで
画像形成装置の操作性を向上し得る画像形成装置の操作
ガイダンス表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の操作ガイダンス表示装置は、上記の課題を解決する
ために、画像形成装置の画像処理動作に関する画像処理
情報を画像処理画面に表示する表示手段を有する画像形
成装置に備えられ、画像形成装置が操作者による所定の
操作を必要とする状態となったことを検出する状態検出
手段と、上記状態検出手段にて検出される所定の操作の
一連の手順を示す動画データを記憶している動画データ
記憶手段と、上記状態検出手段にて、所定の操作が必要
な状態となったことが検出されると、上記表示手段に
上記画像処理画面と操作ガイダンス表示画面とを交互に
切り換えて表示させるとともに、操作ガイダンス表示画
面では、所定の操作の一連の手順を示す動画データを動
画として循環表示させる表示制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0011】
【0012】
【0013】また、上記表示手段に動画と共に表示され
る画像処理情報は、複写条件及び複写機状態に関するも
のである。
【0014】上記の構成によれば、画像形成装置におい
て操作者による所定の操作が必要な状態となったとき
に、状態検出手段にてこの状態が検出され、表示制御手
段の制御動作により、表示手段に画像処理情報と共に、
必要な操作の動画が表示される。あるいは、画像処理情
報を表示する画像処理画面の余白部分に、必要な操作を
示す動画が表示される、若しくは縮小して表示される。
いずれにしても、画像処理情報の画像と操作ガイダンス
の動画像とが重ならないように表示手段に表示される。
【0015】したがって、操作すべき部分、及びこの部
分の操作の仕方が明確となる。これにより、その操作が
たとえ操作者にとってはじめてのものであったり、わか
り難いものであったとしても、安全かつ確実に操作を行
うことができ、本装置を具備することで、画像形成装置
の操作性が向上する。
【0016】また、本発明に係る画像形成装置の操作ガ
イダンス表示装置では、動画データが、操作者が操作す
べき部位を表す操作指示部と、操作指示部以外の非操作
指示部とで、異なる表示状態となるように設定されてい
てもよい。
【0017】これにより、操作者が操作すべき部位を表
す操作指示部とそれ以外の非操作指示部とが明確に区別
されて表示されるので、操作者にとってその操作が初め
ての場合でも、また、わかり難い操作であっても、さら
に容易に操作することができる。
【0018】また、本発明に係る画像形成装置の操作ガ
イダンス表示装置は、必要な操作に応じたメッセージデ
ータを記憶しているメッセージデータ記憶手段を備え、
上記表示制御手段は、状態検出手段にて操作が必要な状
態となったことが検出されると、必要な操作に応じたメ
ッセージも一緒に表示するものであってもよい。
【0019】これにより、メッセージにて操作の補足説
明をすることで、より操作を確実に把握することができ
る。これにより、その操作がたとえ操作者にとってはじ
めてのものであったり、わかり難いものであったとして
も、安全かつより確実に操作を行うことができ、本装置
を具備することで、画像形成装置の操作性がより一層向
上する。
【0020】なお、上記状態検出手段及び表示制御手段
は、それぞれCPUを備え、それぞれの該CPUは、通
信インターフェースを介して互いに接続されている構成
であってもよい。
【0021】この場合、表示制御手段のCPUは、状態
検出手段のCPUからの入力に従い、制御動作を行うこ
とができる。
【0022】また、上記表示制御手段を含む表示制御部
には、上記表示手段に表示するための表示データを一時
的に書き込むメモリとして、V−RAMが2つ備えられ
ている構成であってもよい。
【0023】この場合、表示手段に表示するための動画
データ及びメッセージデータ等の表示データを、2つの
V−RAMを使って一時的に書き込むことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図131に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置を
備えた画像形成装置としての複写機は、図2に示すよう
に、複写機本体1と、この複写機本体1の上に設けられ
た自動原稿給送手段としての自動原稿循環装置(以下、
RDH:Recirculating Document Handlerと称する) 2
とを備えている。
【0026】RDH2は、原稿を原稿読取り位置として
の原稿露光部3に給送したのちにセットされた元の位置
に戻すように構成されており、使用時に原稿露光部3を
覆うように、原稿露光部3に対して開閉自在となってい
る。尚、RDH2の構成の詳細については後述する。
【0027】複写機本体1は、上面部に上記原稿露光部
3を備えている。この原稿露光部3は原稿を光走査する
領域を形成するものであり、透明なガラスからなる原稿
台を有している。原稿露光部3の下方にはミラー4〜
9、ズームレンズ10及びコピーランプ11からなる露
光光学系12が配置されている。露光光学系12はコピ
ーランプ11の出射光を原稿に照射して光走査を行うと
共に、原稿からの反射光を、露光光学系12の下方に配
置されている感光体ドラム13に導くようになってい
る。
【0028】感光体ドラム13の周囲には帯電器14、
現像装置15、転写器16、剥離器17、クリーニング
装置18及び除電器19等が配設される一方、感光体1
3からの用紙搬送方向には、搬送装置20及び定着装置
21が配設されている。上記クリーニング装置18は、
感光体ドラム13に接触して残留トナーを掻き落とすク
リーニングブレード18aを備えている。また、上記現
像装置15には、現像装置15に必要に応じてトナーを
補給するトナーホッパー47が設けられている。
【0029】複写機本体1では、これら感光体ドラム1
3、その周囲の上記各手段、及び上記搬送装置20及び
定着装置21にて複写プロセス部22が構成されてい
る。この複写プロセス部22は、周知のように、露光光
学系12にて導かれた原稿からの反射光により感光体ド
ラム13に形成された静電潜像を、現像装置15により
現像してトナー像とし、第1ないし第3の給紙トレイ2
3〜25等から供給される用紙に、上記トナー像を転写
するようになっている。さらに、複写プロセス部22
は、剥離器17により感光体13表面から剥離された用
紙を搬送装置20により定着装置21まで搬送し、定着
装置21で用紙上のトナー像を加熱及び加圧して用紙に
定着させるようになっている。
【0030】一方、現像装置15の下方には第1給紙ト
レイ23が配置され、第1給紙トレイ23に隣接して第
2・第3の給紙トレイ24・25が配置されている。各
給紙トレイ23〜25には図示しない用紙残量検出装置
が設けられ、これにより検出された各トレイ23〜25
の用紙残量は、後述する操作パネル101に表示される
(図9参照)。また、現像装置15の側方には手差給紙
トレイ26が配置されている。上記第1ないし第3の給
紙トレイ23〜25は用紙を多量に収容可能であり、給
紙ベルト27〜29により各々一定サイズの用紙を最上
部のものから順次給送するものである。一方、手差給紙
トレイ26は、異なるサイズの少量の用紙を受け入れ可
能であり、この用紙を順次給紙するものである。手差給
紙トレイ26の近傍には、手差給紙トレイ26に載置さ
れた用紙の巾方向を調整する手差用紙ガイド71と、必
要に応じて使用される補助トレイ72とがそれぞれ設け
られている(図3参照)。
【0031】上記第1ないし第3の給紙トレイ23〜2
5、手差給紙トレイ26、及び給紙トレイ24上方の中
間トレイ37から送出された用紙は、搬送路30にて感
光体ドラム13の位置まで搬送される。感光体ドラム1
3への給紙は、レジストローラ31により所定のタイミ
ングで行われる。
【0032】定着装置21の出紙側にはゲートフラッパ
35を備えた搬送切換部32が設けられている。上記ゲ
ートフラッパ35は、片面コピーを行う場合に用紙をフ
ィニッシャ33へ導く一方、両面コピーを行う場合に用
紙を反転搬送路34へ導くようになっている。
【0033】上記フィニッシャ33は、用紙を排出トレ
イ36に排出する他、用紙にステープル処理を施すステ
ープラユニット48を備えており、必要に応じてこのス
テープラユニット48にて用紙に対しステープル処理を
施すものである。排紙トレイ36はフィニッシャ33に
よりステープル処理が施された用紙を複数部受けること
ができるように上下に駆動可能である。
【0034】上記反転搬送路34は用紙を搬送切換部3
2から中間トレイ37へ導くものである。中間トレイ3
7上の用紙は、搬送ベルト38にて送出され、表裏反転
して感光体13に供給される。
【0035】フィニッシャ33の下方には、上記複写プ
ロセス部22におけるクリーニング装置18にて掻き落
とされたトナーを回収する廃棄トナーボトル75が備え
られている。
【0036】また、複写機本体1の正面側には、図3及
び図4に示すように、開閉可能な第1及び第2ドア39
・40が設けられ、左側面がわには、図5に示すよう
に、開閉可能な左側面カバー73と、上記廃棄トナーボ
トル75の交換時に開閉される廃棄トナーボトルユニッ
トカバー74とが設けられている。さらに、複写機本体
1の上面側には、図3に示すように、RDH2と併設し
て上記トナーホッパー47内へのトナー補給時に開閉さ
れるトナーホッパーカバー70が設けられている。
【0037】一方、RDH2は、図6或いは図7(図2
に示した構成を簡略化して模式的に示したもの)に示す
ように、上面に複数の原稿が積載される原稿セット台5
1を備えると共に、手差原稿セット台69を備えてい
る。上記原稿セット台51には、積載された原稿の長さ
方向を調整する原稿後端ガイド80と、原稿の巾方向を
調整する原稿ガイド81とがそれぞれ備えられている。
上記手差原稿セット台69には、手差原稿ガイド82が
備えられると共に、必要に応じて使用される補助トレイ
205が備えられている。そしてこのRDH2は、下取
り上戻し方式による循環式原稿送給モード(以下、RD
Hモードと称する)による原稿送り動作と、手差しによ
る個別原稿送給モード(以下、SDFモードと称する)
とによる原稿送り動作が可能である。
【0038】即ち、図7に示すように、上記RDHモー
ドにおいて、原稿セット台51に積み重ねられて載置さ
れた原稿Dは、原稿セット台51の真下位置に設けられ
た送り出しベルト52により、最下位置のものから順に
送り出され、送り出しベルト52の下流側に設けられた
一対の送り出しローラ53・53により搬送路54を搬
送される。さらに、原稿Dは、搬送ローラ55及び搬送
ベルト56により、原稿露光部3上の読取位置に配され
る。その後、原稿Dは、露光光学系12(図2参照)に
よる走査が終了すると、搬送ベルト56により上記読取
位置から送り出され、給紙ローラ57により反転されて
搬送路58を搬送され、搬送ローラ59・59により原
稿出紙部50を通って上記原稿セット台51における最
上部位置の原稿D上に戻される。
【0039】また、SDFモードにおいて、手差原稿セ
ット台69に配された1枚の原稿Dは、搬送ローラ55
と搬送ベルト56とにより搬送されて上記読取位置に配
され、その後、RDHモードと同様、原稿出紙部50を
通って原稿セット台51上に排出される。
【0040】上記搬送ローラ55はモータ60により、
また給紙ローラ57はモータ65により回転駆動され
る。搬送ベルト56は、モータ61により回転駆動され
る駆動ローラ62と、この駆動ローラ72に対抗して設
けられる従動ローラ63と、これら両ローラ62・63
に張架された無端状のベルト64とからなる。この搬送
ベルト56は、ベルト64に形成された通気孔から図示
しない空気吸引装置により空気を吸引し、原稿Dをベル
ト64の面に吸着することにより、滑りのない状態で原
稿Dを搬送するようになっている。
【0041】このRDH2において、RDHモードによ
る両面原稿から両面コピーを得る両面モードの際、第1
循環目の原稿は、原稿セット台51から搬送路54に送
り込まれ、その後端部がA位置に達したときに、搬送ロ
ーラ55の逆転により、搬送路66を通って裏面が原稿
露光部3と対向する状態で上記読取り位置に送られ、そ
の後原稿セット台51に戻される。また、第2循環目の
原稿は、原稿セット台51から搬送路54のみを通って
表面が原稿露光部3と対向する状態で上記読取り位置に
送られ、その後原稿セット台51に戻される。即ち、原
稿の第1循環目は、原稿セット台51上の全原稿の裏面
コピーのみが行われ、この裏面コピー済の用紙が中間ト
レイ38にストックされ、第2循環目は、中間トレイ3
8より送出された用紙の表面に対して原稿の表面がコピ
ーされる。したがって、本複写機においては、RDHモ
ードによる両面モードの際、原稿セット台51に載置さ
れた複数枚の原稿からなる1部としての原稿に対して複
数部のコピーを行う場合、1部ずつコピーが完了するこ
とになる。
【0042】また、上記原稿セット台51にはリサイク
ルセンサ67が設けられている。リサイクルセンサ67
は、検出部67aを原稿セット台51における最上部原
稿、即ち先頭頁の原稿の上に配することにより、原稿の
一巡を検出するものであり、原稿セット台51上の最終
原稿、及び原稿の二重送り等も検出することができる。
上記検出部67aを最上部原稿の上に配する動作は、原
稿送りの一巡毎に必要に応じて行われる。上記検出部6
7aの上下の原稿における裏表方向は、片面モード時に
同一である一方、両面モード時に逆となる。尚、上記片
面モードは、片面原稿を用紙の片面にコピーする処理、
及び片面原稿を順次用紙の両面にコピーする処理を行う
ものである。
【0043】また、上記RDH2は、図2に示す状態に
おいて紙面垂直方向の奥側の端部を中心として、原稿露
光部3に対し全体が開閉自在となっている。さらに、R
DH2は、上記搬送路58を開放するため、上カバー6
8が開放自在となっている。
【0044】さらに、本複写機には、複写機各部の状態
を検出する多数の状態センサが設けられている。この状
態センサとして、図8に示すように、複写機本体1にお
けるトナーホッパー47内には、ホッパー47にトナー
が有るときはOFFし、トナーがなくなるとONするト
ナーエンプティセンサSa1 が設けられている。また、
状態センサとして、第1ないし第3の給紙トレイ23・
24・25には、各トレイ23・24・25内にセット
されている用紙の後端を検出しているときはONし、用
紙がなくなるとOFFする用紙後端検出センサSa2
Sa3 ・Sa4が設けられている。また、状態センサと
して、手差給紙トレイ26の奥位置には、トレイ26上
に用紙が有るときはONし、用紙がなくなるとOFFす
る用紙検出センサSa5 が設けられている。
【0045】また、上記状態センサとして、フィニッシ
ャ33内にはステープラユニット48がホーム位置にあ
るときはONし、ステープラ動作中はOFFするホーム
位置検出センサSa6 が、フィニッシャ33におけるス
テープラユニット48内にはユニット48内にステープ
ル針がセットされているときはONし、ステープル針が
なくなるとOFFするステープル針検出センサSa7
設けられている。また、上記状態センサとして、フィニ
ッシャ33内には排出トレイ36が下部位置に到達する
まではOFFし、用紙が増えてくるにしたがってトレイ
36の位置が下がってきて下部位置に達するとONする
排出トレイ下部位置検出センサSa8 が設けられてい
る。
【0046】さらに、複写機本体1における上記廃棄ト
ナーボトル75の下方には、上記状態センサとして、廃
棄トナーボトル75が空の状態ではボトル75が軽いの
でOFFし、廃棄トナーが満杯の状態ではボトル75が
重くなるのでONする廃棄トナー満杯検出センサSa9
が設けられている。
【0047】また、RDH2にも、多数の状態センサが
備えられている。この状態センサとして、原稿露光部3
と対向面側にはRDH2が原稿露光部3に対し開状態で
あるときはOFF、閉状態であるときはONする開閉検
出センサSb1 が設けられている。尚、このこの開閉検
出センサSb1 は、RDH2に代わり設けられるオリジ
ナルカバーにも備えられており、同様の機能を有する。
また、上記状態センサとして、送り出しベルト52の近
傍にはRDH2に原稿がセットされていない状態ではO
FFし、原稿がセットされている状態ではONする原稿
セット検出センサSb2 が設けられている。また、上記
状態センサとして、搬送ベルト56の上方には、原稿の
サイズを検出する原稿長さサイズ検知センサSb3 と原
稿巾検出センサSb4 とが設けられている。
【0048】また、本複写機は、図9に示す操作パネル
101を備えている。この操作パネル101には、表示
手段としての液晶表示装置(以下、LCD: Liquid Cr
ystal Display と称する)102、縮小・等倍・拡大キ
ー103、倍率自動選択キー104、ズームキー11
4、操作ガイドキー105、コピー設定数表示部10
6、コピー完了数表示部107、0〜9の数字を入力す
るための枚数セットキー108、枚数セットキー108
による設定数をクリアするためのクリアキー109、給
紙トレイ選択キー115、及びコピーの開始を指令する
コピースタートキー110が設けられている。さらに、
操作パネル101には、ステープル処理等、フィニッシ
ャ33での処理を設定するフィニッシャ機能設定部11
1、前記両面モード及び片面モード等のコピーモードを
設定するためのコピーモード設定部112、並びに合紙
を挿入するコピーや、或いは綴じ代を確保したコピー、
或いは枠を消すコピー等その他、各種の機能によるコピ
ーを設定するための機能設定部113等が設けられてい
る。
【0049】さらに、本複写機は図10に示す制御回路
を備えている。同図において、センサ121は、前記し
た状態センサSa・Sb、及び複写機本体1及びRDH
2に備えられた図示しないジャム検出用のセンサ等から
なるセンサ類である。キー122は操作パネル101に
設けられた各種のキー類である。これらセンサ121及
びキー122は、入出力(I/O)インターフェイス1
23を介して、動作制御部124のCPU(Central Pro
cessing Unit) 125と接続されている。このCPU1
25には、ROM(Read Only Memory)126及びRAM
(Random AccessMemory)127が接続されると共に、I
/Oインターフェイス123を介して、表示制御部12
8、モータドライバ129及びクラッチドライバ131
が接続されている。
【0050】ROM126はCPU125の制御用プロ
グラムを予め記憶しており、CPU125は、このプロ
グラムに従い、センサ121及びキー122からの入力
に基づいて、接続されている上記各手段の動作を制御す
るものである。即ち、画像形成プロセス、紙搬送動作及
び定着動作といったコピー動作全体等を制御するもので
あり、さらに、上記したセンサ121やキー122から
の入力に基づいて、本複写機が、操作者による操作が必
要な状態となったことを検出する状態検出手段でもあ
る。RAM127はバッファ用メモリや複写制御等に必
要となるフラグその他の演算用領域として使用される。
モータドライバ129により駆動されるモータ130
は、複写機本体1及びRDH2に設けられている各モー
タを含むものである。また、クラッチドライバ131に
より駆動されるクラッチ132は、上記モータ130と
各手段との間に設けられた電磁クラッチ等である。表示
制御部128は、上記のキー122により設定された数
値、複写条件、複写機能、ジャム発生等の複写機状態、
その処理手順、或いは用紙きれやトナーきれ等操作者に
よる所定の操作が必要となった場合の各操作の操作手順
等を、内部に備えている表示ドライバを制御して、LC
D102、及びその他、操作パネル101に設けられて
いるコピー設定数表示部106、コピー完了数表示部1
07等に表示させるものである。
【0051】LCD102を制御する上記表示制御部1
28は、本実施の形態の操作ガイダンス表示装置の構成
を示す図1に示すように、プログラムROM141、デ
ータROM142、CPU143、アトリビュートRA
M144、V−RAM145・146、キャラクタジェ
ネレータROM(以下、CG−ROMと称する)14
7、動画データ記憶手段としてのグラフィックROM1
48、カラーパレット149、及びLCDコントローラ
150を備えている。
【0052】プログラムROM141は、CPU143
及びLCDコントローラ150と共に表示制御手段を構
成するものであり、CPU143の制御用プログラムを
予め記憶している。データROM142は、複写機本体
1及びRDH2の各部で、次の複写を行うために必要な
操作者の行う操作の一連の操作手順を示す文字によるメ
ッセージのデータ、並びにグラフィックROM148に
おける動画データの格納アドレス及び表示色情報等を予
め記憶している。即ち、このデータROM142にメッ
セージデータ記憶手段としての機能が付加されている。
CPU143は、通信インターフェースを介して動作制
御部124のCPU125と接続されており、このCP
U125からの入力に従い、プログラムROM141の
プログラムに基づく制御動作を行う。アトリビュートR
AM144は、このRAM144に書き込まれた表示デ
ータについて、LCDコントローラ150にLCD10
2での表示において、表示画像の点滅及び白黒反転等を
指示するものである。このようなアトリビュートRAM
144を備えたLCDコントローラとしては、例えば、
日立製のHD63645FもしくはHD64645Fを
使用することができる。V−RAM145・146は、
LCD102に表示するための動画データ及び上記メッ
セージデータ等の表示データを一時的に書き込むメモリ
である。CG−ROM147には各文字のフォントが格
納されている。グラフィックROM148は、複写を実
施する上で必要な操作者の操作の一連の操作手順を示す
動画のデータを予め記憶している。
【0053】LCDコントローラ150は、V−RAM
145・146に書き込まれている表示データをCG−
ROM147及びグラフィックROM148を介して取
り出し、LCD102に表示させるものである。この場
合、上記動画データは動画として表示される。この動画
表示は、プログラムROM141の内部のタイマによ
り、V−RAM145・146における、グラフィック
ROM148の動画像のセルパターンが格納されている
アドレスを、適切なタイミングで変更することにより実
現することができる。この適切なタイミングとは、LC
D表示の場合、残像が残らないような70〜200ms
のタイミングである。また、動画像のセルパターンは、
グラフィックROM148の容量を抑制するため、各処
理操作において移動させる部分に相当する部分のデータ
のみを変更するように設定され、非移動部分は1つのパ
ターンのみのデータとしている。また、LCDコントロ
ーラ150は、V−RAM145・146に格納されて
いる表示データをLCD102に表示させる際、表示デ
ータにおけるLCD102での表示箇所のカラー情報に
基づいて、カラーパレット149から表示色を取り出し
て、カラー表示させるようになっている。
【0054】また、表示制御部128には、上記LCD
102の他、操作パネル101に設けられたLED(Li
ght Emitting Diode) 表示部151、及びキーマトリク
ス152が接続されている。
【0055】上記の構成において、本複写機では、コピ
ー動作中に、次の複写を実施するに際して操作者による
所定の操作が必要な状態となった場合、操作パネル10
1のLCD102においては、その操作のための操作ガ
イダンスの動画像が、画像処理情報を示す画像処理画面
の上に重ねて表示される。この場合、両画像が重ならな
いように、操作ガイダンスの動画像は画像処理画面の上
部余白部分に縮小して表示される。
【0056】例えばコピー枚数やジャムデータ等の管理
者データをプリントアウトすべく、操作者がプリンター
を接続する必要が生じた場合、本複写機では、図12に
示すオプション装着のためのオプション装着操作ガイダ
ンス表示が開始される。このオプション装着操作ガイダ
ンス表示は、オプション装着手順を示すものであり、こ
の場合は、管理者データをプリントアウトするコマンダ
としてプリンターを接続するためのものである。
【0057】本複写機では、例えば10万枚毎に管理者
データをプリントアウトするよう予め設定されており、
10万枚毎にオプションであるコマンダ接続の必要性が
検出されるようになっている。つまり、複写機本体1に
備えられた図示しないカウンタが所定のコピー枚数をカ
ウントしたことでオプション装着タイミングが検出さ
れ、オプション装着操作ガイダンス表示が開始される。
【0058】同図においてS1では、操作パネル101
のLCD102には、図11に示すような画像処理情報
のみが表示されている。これが、上記した画像処理画面
である。この画面では、グラフィック表示にてコピー濃
度は自動設定、コピー倍率は等倍、第1給紙トレイ23
が選択され、かつ、第1ないし第3の給紙トレイ23〜
25にセットされている用紙サイズを示し、『コピーで
きます。』のメッセージ表示でコピーが可能であること
を示している。
【0059】オプション装着タイミングを検出すると、
動作制御部124は、通信インターフェースを介して、
表示制御部128にオプション装着操作ガイダンスの表
示を行うように指示する。これを受けてCPU143で
は、データROM142から表示すべきメッセージのデ
ータを読み出すと共に、表示すべき画像についてのグラ
フィックROM148における格納アドレス、表示色情
報を読み出し、これらをV−RAM145・146に書
き込む。
【0060】次に、LCDコントローラ150は、V−
RAM145・146に格納されているデータをCG−
ROM147及びグラフィックROM148を介して読
み出し、LCD102に表示させる。
【0061】これにより、LCD102には、メッセー
ジ『コピーできます。』に代えて、図13ないし図16
に示すように、『右図の手順でコマンダを接続してくだ
さい。』のメッセージが表示されると共に、LCD10
2における画像処理画面における余白部分に、図13に
示すようなモード設定動作を示す動画、図14に示すよ
うなドア開放動作を示す動画、図15に示すようなコマ
ンダ装着を示す動画、図16に示すようなスタート/ス
ットプキーをONする動作を示す動画が順に循環表示さ
れる(S2〜S5)。尚、ここで示した図13ないし図
16は、LCD102に示されるある瞬間の画面を示す
ものである。
【0062】例えば上記S3におけるドア開放の動画と
は、図17に示すように第1及び第2ドア39・40の
開放動作をグラフィック表示するものであり、図18な
いし図35に示すセル1からセル18を遷移時間tによ
りアニメーション化したものである。この動画表示を行
うために、グラフィックROM148には、複写機の外
形を表わすデータの他、ドア開放動画に使用するドア動
作の上記セルが格納されており、プログラムにて動きの
あるドア部分のみを書き換えるように制御されている。
ここで、上記遷移時間tとしては、動画がスムーズなも
のとなるように、先にも示した70〜200ms程度の
値が適している。
【0063】尚、上記S2におけるモード設定の動画
は、コマンダ200のモードスイッチ200aをPPC
モードに切り換える動作を示しており、動画像部分のア
には、『PPC』、イの部分には『モードスイッチ』の
簡単なメッセージも併せて表示され、操作をさらに容易
にしている。S4におけるコマンダ装着の動画は、コネ
クタカバーを矢印の移動させて、コネクタ201に印さ
れている矢印を上にして差し込む動作を示し、動画像部
分のアには、『コネクタカバー』、イの部分には『矢印
を上に』の簡単なメッセージも併せて表示され、操作を
さらに容易にしている。
【0064】このように、オプション装着タイミングを
検出して、動画によるオプション装着操作ガイダンスが
自動的に表示されることで、操作者は、オプションであ
るコマンダ200の接続がたとえはじめての操作であっ
ても、また、わかり難い操作であっても、操作全体の概
要を把握することができ、安全で確実な操作が可能とな
る。
【0065】また、例えばトナーホッパー47内のトナ
ーが空になり、操作者がトナーを補給する必要が生じた
場合、本複写機では図36に示すトナー補給のためのト
ナー補給操作ガイダンス表示が開始される。このような
操作ガイダンス表示は、トナーエンプティセンサSa1
がOFFからONに切り換わり、トナーエンプティを検
出した際に開始される。
【0066】上記トナー補給操作ガイダンス表示は、ト
ナー補給手順を示すものであり、S6からS9におい
て、LCD102に表示されている画像処理画面には、
メッセージ『コピーできます。』の下に続けて、図37
ないし図40に示すように、『右図の手順でトナーを補
給してください。』のメッセージが表示され、また、画
像処理画面における余白部分には、図37に示すような
トレイ199を立たせ、トナーホッパーカバー70を開
ける動作を示す動画、図38に示すようなトナーカート
リッジ202を位置合わせをしながら補給口に装着させ
る動作を示す動画、図39に示すようなトナーカートリ
ッジ202からトナーホッパー47内へトナーを補給す
る動作を示す動画、図40に示すようなトナーカートリ
ッジ202を取り外して、トナーホッパーカバー70を
閉じる動作を示す動画が循環表示される。尚、ここで示
した図37ないし図40は、LCD102に示されるあ
る瞬間の画面を示すものである。また、このトナー補給
操作ガイダンスの表示は、上記のオプション装着ガイダ
ンスの場合と同様の動作で行われる。また、トレイ19
9は、オリジナルカバーが用いられているタイプの複写
機の場合であり本実施の形態の複写機の場合は備えられ
ていない。
【0067】このように、トナーエンプティを検出し
て、動画によるトナー補給操作ガイダンスが自動的に表
示されることで、操作者は、トナーの補給がはじめてで
あっても、また、わかり難い操作であっても、操作全体
の概要を把握することができ、安全で確実な操作が可能
となる。
【0068】また、選択されている第1給紙トレイ23
内に用紙がなくなり、操作者が用紙を補給する必要が生
じた場合、本複写機では、図41に示す用紙を補給する
ための用紙補給操作ガイダンス表示が開始される。この
ような操作ガイダンス表示は、用紙後端検出センサSa
2 がONからOFFに切り換わる用紙エンプティを検出
した際に開始される。
【0069】上記用紙補給操作ガイダンス表示は、用紙
補給手順を示すものであり、S10からS13におい
て、LCD102に表示されている画像処理画面には、
メッセージ『コピーできます。』に代えて、図42ない
し図45に示すように、『右図の手順で第1トレイに用
紙を補給してください。』のメッセージが表示され、ま
た、画像処理画面における余白部分に、図42に示すよ
うな開ボタン203を押して、第1給紙トレイ23を引
き出す動作を示す動画、図43に示すような補給する用
紙をばらす動作を示す動画、図44に示すようなばらし
た用紙を第1給紙トレイ23に補給する動作を示す動
画、図45に示すような第1給紙トレイ23を戻す動作
を示す動画が循環表示される。尚、ここで示した図42
ないし図45は、LCD102に示されるある瞬間の画
面を示すものである。また、この用紙補給操作ガイダン
スの表示は、上記のオプション装着ガイダンスの場合と
同様の動作で行われる。
【0070】このように、用紙エンプティを検出して、
動画による用紙補給操作ガイダンスが自動的に表示され
ることで、操作者は、第1給紙トレイ23への用紙の補
給がたとえはじめてであっても、また、わかり難い操作
であっても、操作全体の概要を把握することができるた
め、安全で確実な操作が可能となる。
【0071】また、この場合、さらに操作者が操作し易
いように、上記S10〜S13において、前記した『右
図の手順で第1トレイに用紙を補給してください。』の
メッセージに代えて、図46から図49に示すように、
補給すべき用紙のサイズを明記した『右図の手順で第1
トレイにA4の用紙を補給してください。』としてもよ
い。これにより、より確実な用紙補給が可能となる。
【0072】また、前記の説明では、本複写機はRDH
2を備えている構成であったが、RDH2に代えてオリ
ジナルカバーを備えている場合に、オリジナルカバーを
開いて、原稿露光部3における原稿台の上に直接原稿を
載置して複写する複写モードで複写が完了し、操作者が
原稿を除去する必要が生じた場合、本複写機では、図5
0に示す原稿を除去するための第1原稿除去操作ガイダ
ンス表示が開始される。このような操作ガイダンス表示
は、後述のように複写完了時点を検出した際に開始され
る。
【0073】上記第1原稿除去操作ガイダンス表示は、
原稿台上の原稿を除去する手順を示すものであり、S1
5からS17において、LCD102に表示されている
画像処理画面には、メッセージ『コピーできます。』の
下に続けて、図51ないし図53に示すように、『右図
の手順で原稿を除去してください。』のメッセージが表
示され、また、画像処理画面における余白部分には、図
51に示すようなオリジナルカバーを開く動作を示す動
画、図52に示すような原稿を取り除く動作を示す動
画、図53に示すようなオリジナルカバーを閉じる動作
を示す動画が循環表示される。尚、ここで示した図51
ないし図53は、LCD102に示されるある瞬間の画
面を示すものである。また、この第1原稿除去操作ガイ
ダンスの表示は、上記のオプション装着ガイダンスの場
合と同様の動作で行われる。
【0074】このように、複写完了時点を検出して、動
画による第1原稿除去操作ガイダンスが自動的に表示さ
れることで、操作者の原稿取り忘れが抑制され、複写機
の使用がたとえはじめてであっても、確実な操作が可能
となる。
【0075】前述の複写完了時点の検出は、図54のフ
ローチャートに示す手順にて検出される。つまり、開閉
検出センサSb1 がON−OFF−ONと切り換わり、
オリジナルカバーが開閉されたことを検出すると(S1
01)、コピー枚数をカウントするコピーカウンタ(C
CNT)をクリアし(S102)、マルチ枚数を(MD
ATA)に設定する(S103)。このS101〜S1
03の操作を、コピースタートキーがONされたと判断
するまで繰り返し(S104)、コピースタートキーが
ONされると、CCNT=MDATAとなるまで、1部
のコピーが終了する毎にカウンタを1ずつカウントアッ
プしていき(S105〜S107)、S107にてCC
NT=MDATAとなった時点を、複写完了時点として
検出する(108)。
【0076】また、RDH2による自動原稿送りにて複
写する複写モードでの複写が完了し、操作者が原稿を除
去する必要が生じた場合、本複写機では、図55に示す
RDH2から原稿を除去するための第2原稿除去操作ガ
イダンス表示が開始される。このような操作ガイダンス
表示は、後述のように複写完了時点を検出した際に開始
される。
【0077】上記第2原稿除去操作ガイダンス表示は、
RDH2上の原稿セット台51における原稿を除去する
手順を示すものであり、S20において、LCD102
に表示されている画像処理画面には、メッセージ『コピ
ーできます。』の下に続けて、図56ないし図57に示
すように、『右図の手順で原稿を取り除いてくださ
い。』のメッセージが表示され、また、画像処理画面に
おける余白部分には、図56、図57に示すような原稿
セット台51上の原稿を取り除く動作を示す動画が表示
される。尚、ここで示した図56ないし図57は、LC
D102に示されるある瞬間の画面を示すものである。
また、この第2原稿除去操作ガイダンスの表示は、上記
のオプション装着ガイダンスの場合と同様の動作で行わ
れる。
【0078】このように、RDH2を使用したモードに
おいて複写完了時点を検出して、動画による第2原稿除
去操作ガイダンスが自動的に表示されることで、操作者
の原稿取り忘れが抑制され、RDH2を使用したコピー
がはじめてであっても、確実な操作が可能となる。
【0079】このようなRDH2を使用した場合の複写
完了時点の検出は、図58のフローチャートに示す手順
にて検出される。つまり、原稿セット台51上に原稿が
セットされると(S110)、ミラーのスキャン回数を
カウントするミラースキャンカウンタ(MCNT)をク
リアし(S111)、原稿枚数カウンタ(CUNT)を
クリアする(S112)。このS110〜S112の操
作を、コピースタートキーがONされたと判断するまで
繰り返し(S113)、コピースタートキーがONされ
ると、CUNTにて原稿枚数をカウントし(S11
4)、CUNT=MCNTとなるまで、1枚ずつミラー
スキャンを行うと共にスキャンが終了する毎にカウンタ
を1ずつカウントアップしていき(S115〜S11
7)、S117にてCUNT=MCNTとなった時点
を、RDH2を用いた自動原稿送り時の複写完了時点と
して検出する(S118)。
【0080】また、本複写機では、排出部の画像形成動
作が完了し、操作者が排出用紙を除去する必要が生じた
場合、図59に示す排出用紙を除去するための第1排出
用紙除去操作ガイダンス表示が開始される。このような
操作ガイダンス表示は、後述のように画像形成動作完了
タイミングを検出した際に開始される。
【0081】上記第1排出用紙除去操作ガイダンス表示
は、排出用紙を除去する手順を示すものであり、S23
〜S24において、LCD102に表示されている画像
処理画面には、メッセージ『コピーできます。』に代え
て、図60ないし図62に示すように、『右図の手順で
排出トレイより用紙を除去してください。』のメッセー
ジが表示され、また、画像処理画面における余白部分に
は、図60に示すような排出トレイ36上に用紙が載置
されている状態を示す動画、図61及び図62に示すよ
うな用紙を除去する動作を示す動画が循環表示される。
尚、ここで示した図60ないし図62は、LCD102
に示されるある瞬間の画面を示すものである。また、こ
の第1排出用紙除去操作ガイダンス表示は、上記のオプ
ション装着ガイダンスの場合と同様の動作で行われる。
【0082】このように、排出部の画像形成動作の完了
を検出して、動画による第1排出用紙除去操作ガイダン
スが自動的に表示されることで、操作者は原稿を破損す
ることなく、安全で確実な操作が可能となる。
【0083】このような排出部の画像形成動作完了の検
出は、図63のフローチャートに示す手順にて検出され
る。つまり、開閉検出センサSb1 がON−OFF−O
Nと切り換わり、オリジナルカバーが開閉されたことを
検出すると(S120)、排出用紙の枚数をカウントす
る排出カウンタ(CUNT)をクリアし(S121)、
マルチ枚数を(MDATA)に設定する(S122)。
このS120〜S122の操作を、コピースタートキー
がONされたと判断するまで繰り返し(S123)、コ
ピースタートキーがONされると、CUNT=MDAT
Aとなるまで、1部のコピー用紙が排出される毎にカウ
ンタを1ずつカウントアップしていき(S124〜S1
26)、S126にてCUNT=MDATAとなったと
き、排出部の画像形成動作完了を検出する(S12
7)。
【0084】また、ステープラユニット48内のステー
プル針がなくなり、操作者がステープル針を補給する必
要が生じた場合、本複写機では、図64に示すステープ
ル針を補給するためのステープル針補給操作ガイダンス
表示が開始される。上記操作ガイダンス表示は、ステー
プラユニット48内のスタープル針検出センサSa
7が、ONからOFFに切り換わり、ステープル針なし
を検出した際に開始される。
【0085】上記ステープル針補給操作ガイダンス表示
は、ステープル針の補給手順を示すものであり、S26
〜S30において、LCD102に表示されている画像
処理画面には、メッセージ『コピーできます。』に代え
て、図65ないし図69に示すように、『右図の手順で
ステープル針を補給してください。』のメッセージが表
示され、また画像処理画面における余白部分には、図6
5に示すようなステープラユニット近傍のカバー204
を開く動作を示す動画、図66に示すような空の針カー
トリッジ205aを取り外す動作を示す動画、図67に
示すような新しい針カートリッジ205bの保護カバー
を取り外す動作を示す動画、図68に示すような新しい
針カートリッジ205bを装着する動作を示す動画、図
69に示すようなステープルキーを押す動作を示す動画
が循環表示される。また、上記図67の動画像部分のア
には、『保護カバー』の簡単なメッセージも併せて表示
される。尚、ここで示した図65ないし図69は、LC
D102に示されるある瞬間の画面を示すものである。
また、このステープル針補給操作ガイダンスの表示は、
上記のオプション装着ガイダンスの場合と同様の動作で
行われる。
【0086】このように、ステープル針なしを検出し
て、動画によるステープル針補給操作ガイダンスが自動
的に表示されることで、操作者は、ステープル針の補給
操作がはじめてであっても、また、わかり難い操作であ
っても、動画を見ながら行えるので、安全で確実な操作
が可能となる。
【0087】また、ステープラユニット48内でステー
プル針の針詰まりが発生し、操作者が詰まったステープ
ル針を除去する必要が生じた場合、本複写機では、図7
0に示す針詰まりを解除するためにステープル復帰操作
ガイダンス表示が開始される。上記ガイダンス表示は、
フィニッシャ33内に設けられたホーム位置検出センサ
Sa6 が、ステープラ動作後、規定時間内にステープラ
ユニット48がホーム位置に戻ってこずONしない場合
に針詰まりを検出して開始される。
【0088】上記ステープル復帰操作ガイダンス表示
は、詰まっているステープル針を除去して針詰まりを解
消する処理手順を示すものであり、S33〜S40にお
いて、LCD102に表示されている画像処理画面に
は、メッセージ『コピーできます。』に代えて、図71
ないし図79に示すように、『針詰まりです。右図の手
順で解除してください。』のメッセージが表示され、ま
た画像処理画面における余白部分には、図71に示すよ
うなステープラユニット近傍のカバー204を開く動作
を示す動画、図72、図73に示すようなステープラユ
ニット48を取り外す動作を示す動画、図74に示すよ
うなステープラユニット48における打ち込み部を開く
動作を示す動画、図75に示すような詰まっている針を
取り除く動作を示す動画、図76に示すような打ち込み
部を元の位置に戻す動作を示す動画、図77に示すよう
なステープラユニット48を元の位置に取り付ける動作
を示す動画、図78に示すようなカバー204を閉じる
作を示す動画、図79に示すようなステープルキーを押
す動作を示す動画が循環表示される。また、上記図7
4、図76の動画像部分のアには、『グリーン・リリー
ス・レバー』、イの部分には『グレイン・レバー』等の
簡単なメッセージも併せて表示され、操作をさらに容易
にしている。尚、ここで示した図71ないし図79は、
LCD102に示されるある瞬間の画面を示すものであ
る。また、このステープル復帰操作ガイダンスの表示
は、上記のオプション装着ガイダンスの場合と同様の動
作で行われる。
【0089】このように、ステープル針の針詰まりを検
出して、動画によるステープル復帰操作ガイダンスが自
動的に表示されることで、操作者は、詰まったステープ
ル針の除去作業がはじめてであっても、また、わかり難
い操作であっても、動画を見ながら行えるので、安全で
確実な操作が可能となる。
【0090】また、廃棄トナーボトル75が満杯にな
り、操作者が廃棄トナーボトル75を交換する必要が生
じた場合、本複写機では、図80に示す廃棄トナーボト
ル75を交換するための廃棄トナーボトル交換操作ガイ
ダンス表示が開始される。上記操作ガイダンス表示は、
廃棄トナー満杯検出センサSa9 が、OFFからONに
切り換わり、廃棄トナーボトル満杯を検出した際に開始
される。
【0091】上記廃棄トナーボトル交換操作ガイダンス
表示は、廃棄トナーボトル75を新しいものに交換する
交換手順を示すものであり、S42〜S45において、
LCD102に表示されている画像処理画面には、メッ
セージ『コピーできます。』に代えて、図81ないし図
84に示すように、『廃棄トナーが満杯です。右図の手
順で解除してください。』のメッセージが表示され、ま
た画像処理画面における余白部分には、図81に示すよ
うな廃棄トナーボトルユニットカバー74を開く動作を
示す動画、図82に示すような古い廃棄トナーボトル7
5aを取り出す動作を示す動画、図83に示すような新
しい廃棄トナーボトル75bを装着する動作を示す動
画、図84に示すような廃棄トナーボトルユニットカバ
ー74を閉じる動作を示す動画が循環表示される。ま
た、上記図82の動画像部分のアには、『キャップ』の
簡単なメッセージも併せて表示され、操作をさらに容易
にしている。尚、ここで示した図81ないし図84は、
LCD102に示されるある瞬間の画面を示すものであ
る。また、この廃棄トナーボトル交換操作ガイダンスの
表示は、上記のオプション装着ガイダンスの場合と同様
の動作で行われる。
【0092】このように、廃棄トナーボトル満杯を検出
して、動画による廃棄トナーボトル交換操作ガイダンス
が自動的に表示されることで、操作者は、廃棄トナーボ
トルの交換がたとえはじめてであっても、また、わかり
難い操作であっても、操作全体の概要を把握することが
できるため、安全で確実な操作が可能となる。
【0093】また、RDH2における手差原稿セット台
69を使用した複写モードで、原稿が載置されたことを
検出し、操作者が原稿載置状態を調整する必要が生じた
場合、本複写機では、図85に示す手差原稿セット台6
9上の原稿載置状態を調整するための原稿載置状態調整
操作ガイダンス表示が開始される。上記操作ガイダンス
表示は、RDH2に備えられた原稿センサSb2 がOF
FからONに切り換わり、原稿検出が成された際に開始
される。ここで原稿サイズは、原稿長さサイズ検出セン
サSb3 と原稿巾検出ンサSb4 にて検出される。
【0094】上記原稿載置状態調整操作ガイダンス表示
は、手差原稿セット台69上における原稿を正しい位置
にセットする手順を示すものであり、S47〜S50に
おいて、LCD102に表示されている画像処理画面に
は、メッセージ『コピーできます。』の下に続けて、図
86ないし図89に示すように、『右図の手順で原稿載
置調整を行ってください。』のメッセージが表示され、
また画像処理画面における余白部分には、図86に示す
ようなRDH2の下の原稿露光部3の原稿台上に原稿が
残っていないことを確認する動作を示す動画、図87に
示すようなRDH2における原稿セット台51の原稿後
端ガイド80、原稿ガイド81を最大サイズに合わせる
動作を示す動画、図88に示すような手差原稿セット台
69の手差原稿ガイド82を原稿サイズに合わせる動作
を示す動画、図89に示すような手差原稿セット台69
の上に原稿を下向きに挿入する動作を示す動画が循環表
示される。また、上記図87の動画像部分のアには、
『原稿ガイド』、イには『原稿後端ガイド』の簡単なメ
ッセージも併せて表示される。尚、ここで示した図86
ないし図89は、LCD102に示されるある瞬間の画
面を示すものである。また、この原稿載置状態調整操作
ガイダンスの表示は、上記のオプション装着ガイダンス
の場合と同様の動作で行われる。
【0095】このように、RDH2における手差原稿セ
ット台69を使用した複写モードで、原稿が載置された
ことを検出して、動画による原稿載置状態調整操作ガイ
ダンスが自動的に表示されることで、操作者は、たとえ
RDH2を使用したコピーがはじめてであっても、原稿
を確実にセットすることができる。
【0096】また、RDH2における手差原稿セット台
69を使用し、かつ、自動倍率設定モード、または自動
用紙選択モードでの複写モードで、原稿が載置されたこ
とを検出し、操作者が原稿方向を変更する必要が生じた
場合、本複写機では、図90に示す原稿方向を変更する
ための原稿方向変更操作ガイダンス表示が開始される。
【0097】上記原稿方向変更操作ガイダンス表示は、
RDH2に備えられた原稿センサSb2 がOFFからO
Nに切り換わり、原稿検出が成された際に開始される。
ここで原稿サイズは、原稿長さサイズ検出センサSb3
と原稿巾検出ンサSb4 にて検出される。上記自動倍率
設定モードとは、原稿サイズ及び選択用紙サイズから、
自動的に倍率を設定するモードであり、自動用紙選択モ
ードとは、倍率及び原稿サイズにより、自動的に用紙を
選択するモードである。
【0098】上記原稿方向変更操作ガイダンス表示は、
手差原稿セット台69上の原稿を正しい方向へ載置し直
すための手順を示すものであり、S52〜S54におい
て、LCD102に表示されている画像処理画面には、
メッセージ『コピーできます。』の下に続けて、図91
ないし図93に示すように、『右図の手順で原稿方向を
変更してください。』のメッセージが表示され、また画
像処理画面における余白部分には、図91に示すような
手差原稿セット台69から原稿を取り出す動作を示す動
画、図92に示すような補助トレイ205を開く動作を
示す動画、図93に示すような原稿をセットする動作を
示す動画が循環表示される。例えば自動倍率設定モード
が設定されており、原稿サイズがA4で、用紙サイズが
A3の場合は、倍率は自動的に141%となり、原稿方
向をA4R方向とするようガイダンス表示される。一
方、自動用紙選択設定モードが設定されており、原稿サ
イズがA4で、倍率が141%の場合は、自動的にA3
サイズの用紙が選択され、原稿方向をA4R方向とする
ようガイダンス表示される。尚、ここで示した図91な
いし図93は、LCD102に示されるある瞬間の画面
を示すものである。また、この原稿方向変更操作ガイダ
ンスの表示は、上記のオプション装着ガイダンスの場合
と同様の動作で行われる。
【0099】このように、RDH2における手差原稿セ
ット台69を使用し、かつ、自動倍率設定モード、また
は自動用紙選択モードでの複写モードで、原稿が載置さ
れたことを検出して、動画による原稿方向変更操作ガイ
ダンスが自動的に表示されることで、操作者は、確実に
所望のコピーを得ることができ、確実なコピーワークが
可能である。
【0100】また、排出トレイ36が満杯となり、操作
者が排出トレイ36から用紙を除去する必要が生じた場
合、本複写機では、図94に示す満杯になった排出用紙
を除去するための第2排出用紙除去操作ガイダンス表示
が開始される。上記操作ガイダンス表示は、排出トレイ
下部位置検出センサSa8 がOFFからONに切り換わ
り、排出トレイの満杯が検出された際に開始される。
【0101】上記第2排出用紙除去操作ガイダンス表示
は、満杯の排出用紙を除去する手順を示すものであり、
S56〜S57において、LCD102に表示されてい
る画像処理画面には、メッセージ『コピーできます。』
に代えて、図95ないし図97に示すように、『排出ト
レイが満杯です。右図の手順で用紙を取り除いてくださ
い。』のメッセージが表示され、また、画像処理画面に
おける余白部分には、図95に示すような排出トレイ3
6上に用紙が満杯状態で載置されている状態を示す動
画、図96及び図97に示すような満杯の用紙を除去す
る動作を示す動画が循環表示される。尚、ここで示した
図95ないし図97は、LCD102に示されるある瞬
間の画面を示すものである。また、この第2排出用紙除
去操作ガイダンスの表示は、上記のオプション装着ガイ
ダンスの場合と同様の動作で行われる。
【0102】このように、排紙トレイ36の満杯を検出
して、動画による第2排出用紙除去操作ガイダンスが自
動的に表示されることで、操作者は、確実に必要な処理
を行ってコピー動作を続行することができる。
【0103】また、表紙/合紙モードにおいて、操作者
が表紙/合紙用紙を補給する必要が生じた場合、本複写
機では、図98に示す表紙/合紙用紙を補給するために
表紙/合紙用紙補給操作ガイダンス表示が開始される。
上記表紙/合紙用紙補給操作ガイダンス表示は、用紙検
知センサSa5 がONからOFFに切り換わり、用紙補
給タイミングが検出された際に開始される。
【0104】上記表紙/合紙用紙補給操作ガイダンス表
示は、表紙/合紙用紙を補給する手順を示すものであ
り、S59〜S61において、LCD102に表示され
ている画像処理画面には、メッセージ『コピーできま
す。』に代えて、図99ないし図101に示すように、
『右図の手順で表紙/合紙用の用紙を補給してくださ
い。』のメッセージが表示され、また、画像処理画面に
おける余白部分には、図99に示すような補助トレイ7
2を開く動作を示す動画、図100に示すような手差用
紙ガイド71を用紙サイズに合わせる動作を示す動画、
図101のような用紙を挿入する動作を示す動画が循環
表示される。また、図99における動画像部分のアに
は、『補助トレイ』の簡単なメッセージが併せて表示さ
れ、操作をさらに容易にしている。尚、ここで示した図
99ないし図101は、LCD102に示されるある瞬
間の画面を示すものである。また、この表紙/合紙用紙
補給操作ガイダンスの表示は、上記のオプション装着ガ
イダンスの場合と同様の動作で行われる。
【0105】このように、表紙/合紙用紙補給タイミン
グを検出して、動画による表紙/合紙用紙補給操作ガイ
ダンスが自動的に表示されることで、操作者は、このよ
うな表紙/合紙用紙を挿入するコピーがはじめての操作
であったとしても、またわかり難い操作であっても、表
紙/合紙コピーを容易に確実に行うことができる。
【0106】また、操作者が、例えば表紙/合紙モー
ド、両面原稿より両面コピーまたは片面コピーを得るモ
ードを選択し、RDH2を使用して複写する必要が生じ
た場合、本複写機では、図102に示すRDH2に原稿
を載置するためのRDH原稿載置操作ガイダンス表示が
開始される。上記RDH原稿載置操作ガイダンス表示
は、RDH2の使用を必要とする原稿枚数カウントモー
ドが使用されることで原稿載置タイミングが検出され、
この原稿載置タイミングが検出された際に開始される。
【0107】上記RDH原稿載置操作ガイダンス表示
は、RDH2に原稿を載置する手順を示すものであり、
S63〜S66において、LCD102に表示されてい
る画像処理画面には、メッセージ『コピーできます。』
の下に続けて、図103ないし図106に示すように、
『右図の手順で原稿をセットしてください。』のメッセ
ージが表示され、また、画像処理画面における余白部分
には、図103に示すような原稿露光部3の原稿台上に
原稿が残っていないことを確認する動作を示す動画、図
104に示すようなRDH2における原稿セット台51
の原稿ガイド81を原稿サイズに合わせる動作を示す動
画、図105に示すような原稿セット台51の原稿後端
ガイド80を原稿サイズに合わせる動作を示す動画、図
106に示すような原稿セット台51の上に原稿を上向
きにセットする動作を示す動画が循環表示される。尚、
ここで示した図103ないし図106は、LCD102
に示されるある瞬間の画面を示すものである。また、こ
のRDH原稿載置操作ガイダンスの表示は、上記のオプ
ション装着ガイダンスの場合と同様の動作で行われる。
【0108】このように、原稿載置タイミングを検出し
て、動画によるRDH原稿載置操作ガイダンスが自動的
に表示されることで、操作者は、このような操作がはじ
めての操作であったとしても、またわかり難い操作であ
ったとしても、確実に操作することができる。
【0109】以上のように、本複写機の操作ガイダンス
表示装置では、所定のタイミングで、操作者が行うべき
操作が画像処理画面の余白部分に動画にて表示されるの
で、必要とされる操作、操作すべき部分、この部分の操
作の仕方が明確となる。したがって、操作者にとってそ
の操作がはじめての場合でも、また、わかり難い操作で
あっても、操作を容易かつ安全に行うことができ、本装
置の具備させることで、複写機の操作性を向上できる。
【0110】さらに、本実施の形態の場合、操作を示す
動画と共に、その操作に応じたメッセージが同時に表示
されるので、さらなる確実な操作が可能となり、本装置
の具備させることで、複写機の操作性をさらに向上でき
る。
【0111】尚、本実施の形態の操作ガイダンス表示装
置では、画像処理画面の余白部分に重ねて操作ガイダン
ス表示を行う構成としたが、画像処理画面と、操作ガイ
ダンス表示画面とが交互に切り換え表示される構成とし
てもよい。
【0112】即ち、例えばオプション装着タイミングが
検出された場合について説明すると、図107に示すよ
うに、オプション装着タイミングが検出されると、S1
の画像処理情報を示す画像処理画面から、S2〜S5に
おける、LCD102の全面に、図108に示すような
モード設定動作を示す動画、図109に示すようなドア
開放動作を示す動画、図110に示すようなコマンダ装
着を示す動画、図111に示すようなスタート/スット
プキーをONする動作を示す動画が循環表示され、その
後、また、S1の画像処理画面が表示されるというよう
に、S1と、S2〜S5とが交互に表示される。この切
り換え速度は、両者が判別可能な程度の、200mse
cから500msecが適している。
【0113】このような切り換え表示は、図112に示
すように、オプション装着タイミングが検出されると、
タイマ(TIM)を500msecにセットし(S13
0)、S131にて、図113に示すような画像処理画
面に『コマンダを接続してください。』のメッセージが
表示されたオプション装着情報を、S132にてタイム
オーバーするまで表示する。S132にてタイムオーバ
ーすると、再びタイマ(TIM)を500msecにセ
ットし(S133)、S134にて、前述の図112に
おけるS2〜S5のコマンダ装着手順の動画の循環表示
をS135にてタイムオーバーするまで表示し、再び、
S130に戻り、S130〜S135の動作を繰り返す
ことで行われる。
【0114】このように切り換えて表示することは、画
像処理画面における画像処理情報のメッセージ量が多く
操作情報と同時に操作者に伝えたい場合に、メッセージ
を多く表示できるので優れている。
【0115】また、本実施の形態の操作ガイダンス表示
装置では、表示画像において、動画における操作者が移
動操作すべき操作指示部もその他の非操作指示部も同じ
色で表示していたが、例えば両者を異なる色で表示して
もよい。上記のような動作を行うため、図1に示したL
CD102は、カラー表示が可能なものとなっている。
また、LCDコントローラ150は、V−RAM145
・146に格納されている表示データをLCD102に
表示させる際、表示データにおけるLCD102での表
示箇所のカラー情報に基づいて、カラーパレット149
から表示色を取り出して、カラー表示させるようになっ
ている。
【0116】上記の表示動作を、例えば、図14に示し
たドア開放の動画について示すと、図114ないし図1
31に示すものとなる。同図での斜線部である第1及び
第2ドア39・40は、本オプション装着操作ガイダン
スにおいての操作指示部である。LCD102での実際
の表示画面において、上記斜線部は例えば赤色で表示さ
れ、それ以外の複写機形状部分は例えば黒色で表示され
る。これによれば、操作すべき操作指示部とそれ以外の
非操作指示部とが明確に区別されて表示されるので、操
作者にとってその操作が初めての場合でも、また、わか
り難い操作であっても、さらに容易に操作することがで
きる。
【0117】尚、上記操作ガイダンス表示における操作
指示部と非操作指示部との色の設定は、赤色と黒色とに
限定されることなく、適宜行うことができる。また、上
記操作ガイダンス表示での操作指示部と非操作指示部と
の表示は、これら両者を明確に区別できればよいので、
上記異なる色の表示に限定されることなく、例えば異な
る濃度による表示、斜線部と非斜線部とによる表示、あ
るいは点滅と非点滅とによる表示等、異なる状態で表示
できればよい。このような表示を行う場合、LCD10
2は白黒表示のみ可能なものであってもよい。
【0118】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置の操作ガイダ
ンス表示装置は、以上のように、画像形成装置の画像処
理動作に関する画像処理情報を画像処理画面に表示する
表示手段を有する画像形成装置に備えられ、画像形成装
置が操作者による所定の操作を必要とする状態となった
ことを検出する状態検出手段と、上記状態検出手段にて
検出される所定の操作の一連の手順を示す動画データを
記憶している動画データ記憶手段と、上記状態検出手段
にて、所定の操作が必要な状態となったことが検出され
ると、上記表示手段に、上記画像処理画面と操作ガイダ
ンス表示画面とを交互に切り換えて表示させるととも
に、操作ガイダンス表示画面では、所定の操作の一連の
手順を示す動画データを動画として循環表示させる表示
制御手段とを備えた構成である。
【0119】これにより、その操作がたとえ操作者にと
ってはじめてのものであったり、わかり難いものであっ
たとしても、安全かつ確実に操作を行うことができ、本
装置を具備することで、画像形成装置の操作性を向上で
きるという効果を奏する。
【0120】また、本発明に係る画像形成装置の操作ガ
イダンス表示装置は、上記の構成において、上記所定の
操作が、複数の操作から成る一連の操作であり、上記動
画データ記憶手段には、複数の操作それぞれの動画デー
タが複数のセルパターンとして記憶されていてもよい。
【0121】これにより、表示制御手段の制御動作によ
り、画像処理情報を表示していた表示手段に、必要な一
連の操作の動画として、セルパターンが所定の時間間隔
で切り換えて表示されるので、画像形成装置の操作性が
上記と同様に向上するという効果を奏する。
【0122】さらに、本発明に係る画像形成装置の操作
ガイダンス表示装置は、上記の構成に加えて、上記動画
データ記憶手段に記憶されている動画データが、操作者
が操作すべき部位を表す操作指示部と、操作指示部以外
の非操作指示部とで、異なる表示状態となるように設定
されていてもよい。
【0123】これにより、操作者が操作すべき部位を表
す操作指示部とそれ以外の非操作指示部とが明確に区別
されて表示されるので、操作者にとってその操作が初め
ての場合でも、また、わかり難い操作であっても、さら
に容易に操作することができるという効果を併せて奏す
る。
【0124】さらに、本発明に係る画像形成装置の操作
ガイダンス表示装置は、上記の構成に加えて、必要な操
作に応じたメッセージデータを記憶しているメッセージ
データ記憶手段を備え、上記表示制御手段は、状態検出
手段にて操作が必要な状態となったことが検出される
と、必要な操作に応じたメッセージも一緒に表示するも
のであってもよい。
【0125】これにより、メッセージにて操作の補足説
明をすることで、より操作を確実に把握することができ
るという効果を併せて奏する。
【0126】なお、上記状態検出手段及び表示制御手段
は、それぞれCPUを備え、それぞれの該CPUは、通
信インターフェースを介して互いに接続されている構成
であってもよい。
【0127】この場合、表示制御手段のCPUは、状態
検出手段のCPUからの入力に従い、制御動作を行うこ
とができる。
【0128】また、上記表示制御手段を含む表示制御部
には、上記表示手段に表示するための表示データを一時
的に書き込むメモリとして、V−RAMが2つ備えられ
ている構成であってもよい。
【0129】この場合、表示手段に表示するための動画
データ及びメッセージデータ等の表示データを、2つの
V−RAMを使って一時的に書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における操作ガイダンス
表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記操作ガイダンス表示装置を備えた複写機の
内部構造を示す正面図である。
【図3】上記複写機の斜視図である。
【図4】上記複写機の正面のドアを開いた内部構造を示
す正面図である。
【図5】上記複写機の側面の要部拡大図である。
【図6】図2に示したRDHの斜視図である。
【図7】上記RDHの構成を示す概略の説明図である。
【図8】上記複写機本体内のセンサの配設位置を示す説
明図である。
【図9】図2に示した複写機本体が備える操作パネルの
正面図である。
【図10】図1に示した構成を概略的に示すブロック図
である。
【図11】画像処理画面を示す説明図である。
【図12】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
けるオプション装着操作ガイダンス表示を示すフローチ
ャートである。
【図13】図12に示したオプション装着操作ガイダン
ス表示におけるモード設定動作を示す動画(S2)が表
示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図14】図12に示したオプション装着操作ガイダン
ス表示におけるドア開放動作を示す動画(S3)が表示
されている状態の1画面を示す説明図である。
【図15】図12に示したオプション装着操作ガイダン
ス表示におけるコマンダ装着動作を示す動画(S4)が
表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図16】図12に示したオプション装着操作ガイダン
ス表示におけるスタート/ストップキーON動作を示す
動画(S5)が表示されている状態の1画面を示す説明
図である。
【図17】図12に示したオプション装着操作ガイダン
ス表示におけるドア開放動作を示す説明図である。
【図18】上記ドア開放を動画にて示すためのセル1を
示す説明図である。
【図19】同セル2を示す説明図である。
【図20】同セル3を示す説明図である。
【図21】同セル4を示す説明図である。
【図22】同セル5を示す説明図である。
【図23】同セル6を示す説明図である。
【図24】同セル7を示す説明図である。
【図25】同セル8を示す説明図である。
【図26】同セル9を示す説明図である。
【図27】同セル10を示す説明図である。
【図28】同セル11を示す説明図である。
【図29】同セル12を示す説明図である。
【図30】同セル13を示す説明図である。
【図31】同セル14を示す説明図である。
【図32】同セル15を示す説明図である。
【図33】同セル16を示す説明図である。
【図34】同セル17を示す説明図である。
【図35】同セル18を示す説明図である。
【図36】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
けるトナー補給操作ガイダンス表示を示すフローチャー
トである。
【図37】図36に示したトナー補給操作ガイダンス表
示におけるトナーホッパーカバー開放動作を示す動画
(S6)が表示されている状態の1画面を示す説明図で
ある。
【図38】図36に示したトナー補給操作ガイダンス表
示におけるトナーカートリッジ装着動作を示す動画(S
7)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図39】図36に示したトナー補給操作ガイダンス表
示におけるトナー補給動作を示す動画(S8)が表示さ
れている状態の1画面を示す説明図である。
【図40】図36に示したトナー補給操作ガイダンス表
示におけるトナーカートリッジを外し、トナーホッパー
カバー閉じる動作を示す動画(S9)が表示されている
状態の1画面を示す説明図である。
【図41】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける用紙補給操作ガイダンス表示を示すフローチャート
である。
【図42】図41に示した用紙補給操作ガイダンス表示
におけるトレイを引き出す動作を示す動画(S10)が
表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図43】図41に示した用紙補給操作ガイダンス表示
における用紙をばらす動作を示す動画(S11)が表示
されている状態の1画面を示す説明図である。
【図44】図41に示した用紙補給操作ガイダンス表示
における用紙補給動作を示す動画(S12)が表示され
ている状態の1画面を示す説明図である。
【図45】図41に示した用紙補給操作ガイダンス表示
におけるトレイを戻す動作を示す動画(S13)が表示
されている状態の1画面を示す説明図である。
【図46】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける用紙補給操作ガイダンス表示におけるトレイを引き
出す動作を示す動画(S10)が表示されている他の状
態の1画面を示す説明図である。
【図47】図46に示した用紙補給操作ガイダンス表示
における用紙をばらす動作を示す動画(S11)が表示
されている状態の1画面を示す説明図である。
【図48】図46に示した用紙補給操作ガイダンス表示
における用紙補給動作を示す動画(S12)が表示され
ている状態の1画面を示す説明図である。
【図49】図46に示した用紙補給操作ガイダンス表示
におけるトレイを戻す動作を示す動画(S13)が表示
されている状態の1画面を示す説明図である。
【図50】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける第1原稿除去操作ガイダンス表示を示すフローチャ
ートである。
【図51】図50に示した第1原稿除去操作ガイダンス
表示におけるカバーを開く動作を示す動画(S15)が
表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図52】図50に示した第1原稿除去操作ガイダンス
表示における原稿を取り除く動作を示す動画(S16)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図53】図50に示した第1原稿除去操作ガイダンス
表示におけるカバーを閉じる動作を示す動画(S17)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図54】オリジナルカバーを開いてコピーするモード
における複写完了時点を検出する手順を示すフローチャ
ートである。
【図55】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける第2原稿除去操作ガイダンス表示を示すフローチャ
ートである。
【図56】図55に示した第2原稿除去操作ガイダンス
表示における原稿を取り除く動作を示す動画(S20)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図57】図55に示した第2原稿除去操作ガイダンス
表示における原稿を取り除く動作を示す動画(S20)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図58】自動原稿送りにてコピーするモードにおける
複写完了時点を検出する手順を示すフローチャートであ
る。
【図59】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける第1排出用紙除去操作ガイダンス表示を示すフロー
チャートである。
【図60】図59に示した第1排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における複写完了時に排出トレイ上に用紙があ
る状態を示す動画(S23)が表示されている状態の1
画面を示す説明図である。
【図61】図59に示した第1排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における複写完了時に排出トレイ上から用紙を
除去する動作を示す動画(S24)が表示されている状
態の1画面を示す説明図である。
【図62】図59に示した第1排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における複写完了時に排出トレイ上から用紙を
除去する動作を示す動画(S24)が表示されている状
態の1画面を示す説明図である。
【図63】排出部の画像形成動作完了を検出する手順を
示すフローチャートである。
【図64】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
けるステープル針補給操作ガイダンス表示を示すフロー
チャートである。
【図65】図64に示したステープル針補給操作ガイダ
ンス表示におけるカバーを開く動作を示す動画(S2
6)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図66】図64に示したステープル針補給操作ガイダ
ンス表示における空の針カートリッジを取り外す動作を
示す動画(S27)が表示されている状態の1画面を示
す説明図である。
【図67】図64に示したステープル針補給操作ガイダ
ンス表示における新しい針カートリッジの保護カバーを
取り外す動作を示す動画(S28)が表示されている状
態の1画面を示す説明図である。
【図68】図64に示したステープル針補給操作ガイダ
ンス表示における新しい針カートリッジを装着する動作
を示す動画(S29)が表示されている状態の1画面を
示す説明図である。
【図69】図64に示したステープル針補給操作ガイダ
ンス表示におけるステープルキーを押す動作を示す動画
(S30)が表示されている状態の1画面を示す説明図
である。
【図70】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
けるステープル復帰操作ガイダンス表示を示すフローチ
ャートである。
【図71】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるカバーを開く動作を示す動画(S33)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図72】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープラユニットを取り外す動作を示
す動画(S34)が表示されている状態の1画面を示す
説明図である。
【図73】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープラユニットを取り外す動作を示
す動画(S34)が表示されている状態の1画面を示す
説明図である。
【図74】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープラユニットの打ち込み部を開く
動作を示す動画(S35)が表示されている状態の1画
面を示す説明図である。
【図75】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示における詰まっている針を除去する動作を示す動
画(S36)が表示されている状態の1画面を示す説明
図である。
【図76】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープラユニットの打ち込み部を元の
位置に戻す動作を示す動画(S37)が表示されている
状態の1画面を示す説明図である。
【図77】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープラユニットを元の位置に取り付
ける動作を示す動画(S38)が表示されている状態の
1画面を示す説明図である。
【図78】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるカバーを閉じる動作を示す動画(S3
9)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図79】図70に示したステープル復帰操作ガイダン
ス表示におけるステープルキーを押す動作を示す動画
(S40)が表示されている状態の1画面を示す説明図
である。
【図80】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける廃棄トナーボトル交換操作ガイダンス表示を示すフ
ローチャートである。
【図81】図80に示した廃棄トナーボトル交換操作ガ
イダンス表示におけるカバーを開く動作を示す動画(S
42)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図82】図80に示した廃棄トナーボトル交換操作ガ
イダンス表示における古い廃棄トナーボトルを取り出す
動作を示す動画(S43)が表示されている状態の1画
面を示す説明図である。
【図83】図80に示した廃棄トナーボトル交換操作ガ
イダンス表示における新しい廃棄トナーボトルを装着す
る動作を示す動画(S44)が表示されている状態の1
画面を示す説明図である。
【図84】図80に示した廃棄トナーボトル交換操作ガ
イダンス表示におけるカバーを閉じる動作を示す動画
(S45)が表示されている状態の1画面を示す説明図
である。
【図85】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける原稿載置状態調整操作ガイダンス表示を示すフロー
チャートである。
【図86】図85に示した原稿載置状態調整操作ガイダ
ンス表示における原稿台上に原稿が残っていないことを
確認する動作を示す動画(S47)が表示されている状
態の1画面を示す説明図である。
【図87】図85に示した原稿載置状態調整操作ガイダ
ンス表示における原稿セット台の原稿ガイド、原稿後端
ガイドを最大サイズ位置に合わせる動作を示す動画(S
48)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図88】図85に示した原稿載置状態調整操作ガイダ
ンス表示における手差原稿セット台の原稿ガイドを原稿
サイズに合わせる動作を示す動画(S49)が表示され
ている状態の1画面を示す説明図である。
【図89】図85に示した原稿載置状態調整操作ガイダ
ンス表示における手差原稿セット台に原稿を下向きにセ
ットする動作を示す動画(S50)が表示されている状
態の1画面を示す説明図である。
【図90】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける原稿方向変更操作ガイダンス表示を示すフローチャ
ートである。
【図91】図90に示した原稿方向変更操作ガイダンス
表示における原稿を取り出す動作を示す動画(S52)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図92】図90に示した原稿方向変更操作ガイダンス
表示における補助トレイを開く動作を示す動画(S5
3)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図93】図90に示した原稿方向変更操作ガイダンス
表示における原稿をセットする動作を示す動画(S5
4)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図94】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける第2排出用紙除去操作ガイダンス表示を示すフロー
チャートである。
【図95】図94に示した第2排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における排出トレイが満杯の状態を示す動画
(S56)が表示されている状態の1画面を示す説明図
である。
【図96】図94に示した第2排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における排出トレイから用紙を除去する動作を
示す動画(S57)が表示されている状態の1画面を示
す説明図である。
【図97】図94に示した第2排出用紙除去操作ガイダ
ンス表示における排出トレイから用紙を除去する動作を
示す動画(S57)が表示されている状態の1画面を示
す説明図である。
【図98】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置にお
ける表紙/合紙用紙補給操作ガイダンス表示を示すフロ
ーチャートである。
【図99】図98に示した表紙/合紙用紙補給操作ガイ
ダンス表示における補助トレイを開く動作を示す動画
(S59)が表示されている状態の1画面を示す説明図
である。
【図100】図98に示した表紙/合紙用紙補給操作ガ
イダンス表示における手差ガイド用紙サイズに合わせる
動作を示す動画(S60)が表示されている状態の1画
面を示す説明図である。
【図101】図98に示した表紙/合紙用紙補給操作ガ
イダンス表示における手差トレイに用紙を挿入する動作
を示す動画(S61)が表示されている状態の1画面を
示す説明図である。
【図102】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置に
おけるRDH原稿載置操作ガイダンス表示を示すフロー
チャートである。
【図103】図102に示したRDH原稿載置操作ガイ
ダンス表示における原稿台上に原稿が残っていないこと
を確認する動作を示す動画(S63)が表示されている
状態の1画面を示す説明図である。
【図104】図102に示したRDH原稿載置操作ガイ
ダンス表示における原稿セット台の原稿ガイドを原稿サ
イズに合わせる動作を示す動画(S64)が表示されて
いる状態の1画面を示す説明図である。
【図105】図102に示したRDH原稿載置操作ガイ
ダンス表示における原稿セット台の原稿後端ガイドを原
稿サイズに合わせる動作を示す動画(S65)が表示さ
れている状態の1画面を示す説明図である。
【図106】図102に示したRDH原稿載置操作ガイ
ダンス表示における原稿セット台に原稿を上向きにセッ
トする動作を示す動画(S66)が表示されている状態
の1画面を示す説明図である。
【図107】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置に
おける他のオプション装着操作ガイダンス表示を示すフ
ローチャートである。
【図108】図107に示したオプション装着操作ガイ
ダンス表示におけるモード設定動作を示す動画(S2)
が表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図109】図107に示したオプション装着操作ガイ
ダンス表示におけるドア開放動作を示す動画(S3)が
表示されている状態の1画面を示す説明図である。
【図110】図107に示したオプション装着操作ガイ
ダンス表示におけるコマンダ装着動作を示す動画(S
4)が表示されている状態の1画面を示す説明図であ
る。
【図111】図107に示したオプション装着操作ガイ
ダンス表示におけるスタート/ストップキーON動作を
示す動画(S5)が表示されている状態の1画面を示す
説明図である。
【図112】図107に示したオプション装着操作ガイ
ダンス表示を、画像処理情報と切り換え表示する手順を
示すフローチャートである。
【図113】図112に示した切り換え表示のフローチ
ャートにおけるS131にて表示されるオプション装着
情報の画面を示す説明図である。
【図114】本実施の形態の操作ガイダンス表示装置に
おけるドア開放を他の動画にて示すためのセル1を示す
説明図である。
【図115】同セル2を示す説明図である。
【図116】同セル3を示す説明図である。
【図117】同セル4を示す説明図である。
【図118】同セル5を示す説明図である。
【図119】同セル6を示す説明図である。
【図120】同セル7を示す説明図である。
【図121】同セル8を示す説明図である。
【図122】同セル9を示す説明図である。
【図123】同セル10を示す説明図である。
【図124】同セル11を示す説明図である。
【図125】同セル12を示す説明図である。
【図126】同セル13を示す説明図である。
【図127】同セル14を示す説明図である。
【図128】同セル15を示す説明図である。
【図129】同セル16を示す説明図である。
【図130】同セル17を示す説明図である。
【図131】同セル18を示す説明図である。
【符号の説明】
1 複写機本体(画像形成装置) 2 RDH 3 原稿露光部 101 操作パネル 102 液晶表示装置(表示手段) 125 CPU(状態検出手段) 141 プログラムROM(表示制御手段) 142 データROM(メッセージデータ記憶手段) 143 CPU(表示制御手段) 148 グラフィックROM(動画データ記憶手段) 150 LCDコントローラ(表示制御手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−16309(JP,A) 特開 平6−59840(JP,A) 特開 平5−165441(JP,A) 特開 平4−356070(JP,A) 特開 平2−138049(JP,A) 特開 平2−58070(JP,A) 実開 昭63−43147(JP,U) 実開 昭63−38152(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 - 21/04 G03G 21/14 B41J 29/42 B41J 29/46 - 29/48 G06F 3/14 - 3/153

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置の画像処理動作に関する画像
    処理情報を画像処理画面に表示する表示手段を有する画
    像形成装置に備えられ、 画像形成装置が操作者による所定の操作を必要とする状
    態となったことを検出する状態検出手段と、 上記状態検出手段にて検出される所定の操作の一連の手
    順を示す動画データを記憶している動画データ記憶手段
    と、 上記状態検出手段にて、所定の操作が必要な状態となっ
    たことが検出されると、上記表示手段に、上記画像処理
    画面と操作ガイダンス表示画面とを交互に切り換えて表
    示させるとともに、操作ガイダンス表示画面では、所定
    の操作の一連の手順を示す動画データを動画として循環
    表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする画
    像形成装置の操作ガイダンス表示装置。
  2. 【請求項2】上記動画データ記憶手段に記憶されている
    動画データは、操作者が操作すべき部位を表す操作指示
    部と、操作指示部以外の非操作指示部とで、異なる表示
    状態となるように設定されていることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置の操作ガイダンス表示装置。
  3. 【請求項3】必要な操作に応じたメッセージデータを記
    憶しているメッセージデータ記憶手段を備え、 上記表示制御手段は、所定の操作が必要な状態となった
    ことが状態検出手段にて検出されると、必要な操作に応
    じたメッセージも一緒に表示するものであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の 画像形成装置の操作ガ
    イダンス表示装置。
  4. 【請求項4】上記表示手段の画像処理画面に動画と共に
    表示される画像処理情報は、複写条件及び複写機状態に
    関するものであることを特徴とする請求項1ないし3の
    いず れか1項に記載の画像形成装置の操作ガイダンス表
    示装置。
  5. 【請求項5】上記状態検出手段及び表示制御手段は、そ
    れぞれCPUを備え、それぞれの該CPUは、通信イン
    ターフェースを介して互いに接続されていることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形
    成装置の操作ガイダンス表示装置。
  6. 【請求項6】上記表示制御手段を含む表示制御部には、
    上記表示手段の画像処理画面に表示するための表示デー
    タを一時的に書き込むメモリとして、V−RAMが2つ
    備えられていることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置の操作ガイダンス表示
    装置。
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