JP3274247B2 - 光学活性なインドリン誘導体の製法と中間体 - Google Patents

光学活性なインドリン誘導体の製法と中間体

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JP3274247B2
JP3274247B2 JP23325993A JP23325993A JP3274247B2 JP 3274247 B2 JP3274247 B2 JP 3274247B2 JP 23325993 A JP23325993 A JP 23325993A JP 23325993 A JP23325993 A JP 23325993A JP 3274247 B2 JP3274247 B2 JP 3274247B2
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保路 福田
太 志賀
浩▲祐▼ 古田
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強力な細胞毒性により制
癌剤としての用途が期待されるシクロプロパ〔c〕ピロ
ロ〔3,2−e〕インドール誘導体の光学活性な中間体
である5−ニトロインドリン誘導体の製造方法並びにそ
の5−ニトロインドリン誘導体を製造する際の中間体に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】強力な
細胞毒性により制癌剤としての用途が期待されているシ
クロプロパ〔c〕ピロロ〔3,2−e〕インドール誘導
体及びピロロ〔3,2−e〕インドール誘導体(特開昭
60−193989号等)は不斉炭素を有しており各々
のエナンチオマーで活性が異なることが知られている
(ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエ
ティー,112巻,4623ページ,1990年および
バイオオーガニック・メディシナル・ケミストリー・レ
ターズ,2巻,755ページ,1992年)。
【0003】従ってこれら誘導体を医薬品として開発す
るには光学的に純粋な化合物を効率良く製造することが
必要である。従来は合成中間体に光学分割剤を結合させ
てジアステレオマーとし、それを高速液体クロマトグラ
フィーによって分離するという非常に生産効率の悪い方
法を用いて合成されていたため(ジャーナル・オブ・ア
メリカン・ケミカル・ソサイエティー,112巻,52
30ページ,1990年、ジャーナル・オブ・オーガニ
ック・ケミストリー,53巻,695ページ,1988
年およびバイオオーガニック・メディシナル・ケミスト
リー・レターズ,2巻,755ページ,1992年)、
工業的規模での製造が困難なものになっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、一般式
(3a)及び(3b)
【0005】
【化12】
【0006】(式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2
は水酸基の保護基を、R3 は水素原子、ハロゲン原子、
メチル基、メトキシ基、ニトロ基を示す)で表わされる
ジアステレオマーあるいはそれらの対掌体の混合物が容
易に再結晶で分離できることを見い出し、一般式(1
a)及び(1b)
【0007】
【化13】
【0008】(式中、R1 及びR2 は前記と同じ)で表
わされる光学活性な5−ニトロインドリン誘導体を高い
光学純度で得る製造方法を完成した。
【0009】さらに、一般式(1a)及び(1b)の光
学活性体をエキソメチレン体(5)に変換させ、これを
一般式(1)で表わされるラセミ体に変換させ、光学活
性体の製造原料として再利用させることに成功し、光学
純度が高い5−ニトロインドリン誘導体の生産効率の良
い製造方法を完成した。
【0010】
【化14】
【0011】ここでR1 のアミノ基の保護基としてはメ
トキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、t
−ブトキシカルボニル基等の炭素数1〜6の直鎖状また
は分枝状低級アルコキシカルボニル基、2,2,2−ト
リクロロエトキシカルボニル基、2,2,2−トリクロ
ロ−1,1−ジメチルエトキシカルボニル基等のハロア
ルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、
4−メトキシベンジルオキシカルボニル基等の置換また
は無置換のアラルキルオキシカルボニル基、メタンスル
ホニル基、ベンジルスルホニル基、トリフルオロメチル
スルホニル基、(メチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、
メトキシ基等で置換されていてもよい)フェニルスルホ
ニル基等の置換スルホニル基が例示され、好適にはt−
ブトキシカルボニル基が用いられる。
【0012】R2 の水酸基の保護基としてはメチル基、
エチル基等の炭素数1〜4の低級アルキル基、ベンジル
基、4−メトキシベンジル基、2,4−ジメトキシベン
ジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアリールメ
チル基、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブチルジフ
ェニルシリル基等のアルキル及びアリール置換シリル基
等が例示され、好適にはベンジル基が用いられる。
【0013】またここで一般式(3a)、(3b)及び
(5)で表わされる化合物はいずれも新規物質であり本
発明の製造方法の重要な中間体である。
【0014】次に(S)−(N−シンナモイル)プロリ
ンを分割剤としたラセミ体の5−ニトロインドリン誘導
体(1)を用いた光学活性な5−ニトロインドリン誘導
体の製造方法について説明する。
【0015】
【化15】
【0016】(第1工程)本工程は一般式(1)で表わ
される5−ニトロインドリン誘導体の3位水酸基に一般
式(2)で表わされる(S)−(N−シンナモイル)プ
ロリン誘導体を縮合させてジアステレオマー(3a)及
び(3b)の混合物としそれらを分離することにより一
般式(3a)及び(3b)で表わされる光学活性な5−
ニトロインドリン誘導体を製造するものである。
【0017】(1)と(2)の縮合による(3)の製造
は(2)のカルボキシル基を活性化するか、あるいは縮
合剤を用い適当な有機溶媒中でトリエチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕−7−ウンデセン、ピリジン、4−N,
N−ジメチルアミノピリジン、4−ピロリジノピリジン
等の塩基存在下またはこれらの存在なしに行われる。
【0018】カルボキシル基の活性化や縮合剤には従来
知られているもの(例えば実験化学講座、第4版、22
巻258〜271ページ、1992年、丸善)を用いる
ことができ、好適には4−N,N−ジメチルアミノピリ
ジンの存在下に、ジシクロヘキシルカルボジイミドが用
いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に関与
しないものならいかなるものも用いられるが好適にはジ
クロロメタン、クロロホルム、アセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン等が用いられ反応は通常−30〜50℃で
円滑に進行する。
【0019】(1)と(2)の縮合によって得られたジ
アステレオマーの混合物(3)は通常の有機化学的手
法、例えばカラムクロマトグラフィー法、高速液体クロ
マトグラフィー法等によっても分離できるが、より簡便
に再結晶法により(3a)及び(3b)に分割すること
ができる。(1)及び(2)は公知の方法(テトラヘド
ロン・レターズ,31巻,6699ページ,1990年
及びジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー・パ
ーキン・トランス・I,759ページ,1986年)に
従って容易に製造できる。
【0020】(第2工程)本工程は、一般式(3a)及
び(3b)で表わされる光学活性な5−ニトロインドリ
ン誘導体の3位水酸基に結合している(S)−(N−シ
ンナモイル)プロリン部分を加溶媒分解により除去する
ことにより一般式(1a)及び(1b)で表わされる光
学活性な5−ニトロインドリン誘導体を製造するもので
ある。
【0021】加溶媒分解の条件としては水、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコールなどの炭素数
1〜4の直鎖状または分枝状低級アルコール、エチレン
グリコール、グリセリンなどの多価アルコール、N,N
−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの
非プロトン性極性溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサンなどのエーテル系溶媒を単独あるいは適当な
割合で混合して用い、塩酸、硫酸等の無機酸、酢酸、ク
エン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸、または水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸バリウム等のア
ルカリ金属塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7
−ウンデセン、ピリジン、4−N,N−ジメチルアミノ
ピリジン、4−ピロリジノピリジン等の有機塩基、ナト
リウム、カリウム、等のアルカリ金属存在下、−30℃
〜150℃で反応させる方法が例示され、好適にはメタ
ノール−テトラヒドロフランの混合溶媒中、水酸化カリ
ウムの水溶液を反応させることにより行われる。
【0022】(第3工程)本工程は一般式(1a)で表
わされる光学活性な5−ニトロインドリン誘導体の3位
水酸基に保護基R4 を導入し一般式(6)で表わされる
保護された5−ニトロインドリン誘導体を製造するもの
である。ここで水酸基の保護基R4 とはアセチル基、ブ
チリル基、ピバロイル基等の炭素数1〜6の直鎖状また
は分枝状低級アルカノイル基、ベンゾイル基、4−メト
キシベンゾイル基、4−ニトロベンゾイル基などのアリ
ロイル基、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブチルジ
フェニルシリル基等のアルキル及びアリール置換シリル
基等が例示され、好適にはアセチル基が用いられる。R
4 の導入は公知の方法(例えば“プロテクティブ・グル
ープス・イン・オーガニック・シンセシス”第2版,6
8〜103ページ,ジョーンウィリーアンドサンズ19
91年)によって容易に行われる。
【0023】(第4工程)本工程は一般式(6)で表わ
される光学活性な5−ニトロインドリン誘導体の5位ニ
トロ基を還元し一般式(7)で表わされる光学活性な5
−アミノインドリン誘導体を製造するものである。
【0024】ニトロ基のアミノ基への還元は公知の方法
に従って行われるが(“オーガニック・ファンクショナ
ル・グループ・プレパレーションズ”第2版,1巻,3
77〜433ページ,アカデミックプレス,1983
年)、好適には白金、パラジウム炭素などを触媒とした
水素添加によって行われる。反応は1〜10気圧の水素
圧下、反応温度0°〜50℃で行われる。溶媒としては
反応に関与しないものであればいかなるものも使用でき
るが、好適にはテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサ
ン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒が用
いられる。
【0025】(第5工程)本工程は一般式(1b)で表
わされる光学活性な5−ニトロインドリン誘導体の3位
水酸基を脱離基Xに変換し一般式(4)で表わされる5
−ニトロインドリン誘導体を製造するものである。ここ
で脱離基Xとはハロゲン原子、OSO2 5 (R5 はメ
チル基、エチル基、ベンジル基、トリフルオロメチル
基、及びハロゲン原子、メチル基、メトキシ基、ニトロ
基などで置換されていてもよいフェニル基を示す)を表
わす。脱離基Xへの変換は公知の方法(例えばテトラヘ
ドロン・レターズ,31巻,6699ページ,1990
年及び“オーガニック・ファンクショナル・グループ・
プリパレーションズ”第2版,1巻,619〜639ペ
ージ,アカデミックプレス,1983年)に従って行う
ことができる。
【0026】(第6工程)本工程は一般式(4)で表わ
される光学活性な5−ニトロインドリン誘導体に塩基を
作用させてHXを脱離し、一般式(5)で表わされるエ
キソメチレン誘導体を製造するものである。
【0027】反応に用いられる塩基としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム等のアルカリ金属塩、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕−7−ウンデセン、ピリジン、4−N,
N−ジメチルアミノピリジン等の有機塩基が用いられ、
溶媒としては反応に関与しないものであればいかなるも
のも使用できるが、好適にはメタノール、エタノール、
ブタノールなどの低級アルコール、エチレングリコー
ル、グリセリンなどの多価アルコール、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン
などのエーテル系溶媒が単独であるいは混合して用いら
れる。反応は−10°〜150℃で円滑に進行する。
【0028】(第7工程)本工程は一般式(5)で表わ
されるエキソメチレン誘導体をヒドロホウ素化により水
酸化することにより、ラセミ体である一般式(1)で表
わされる5−ニトロインドリン誘導体を製造するもので
ある。
【0029】ヒドロホウ素化は公知の方法(実験化学講
座第4版、20巻、72〜81ページ、丸善、1992
年)に従って容易に行うことができる。
【0030】第6〜第7工程を経ることによって、不要
なエナンチオマーはラセミ化され、再び第1〜第4工程
を経ることによって望むエナンチオマーを得ることがで
きる。また第7工程において不斉のヒドロホウ素化を行
うことにより一般式(5)で表わされる化合物から直接
光学活性な5−ニトロインドリン誘導体とすることもで
きる。
【0031】なお本文中は(S)−(N−シンナモイ
ル)プロリンを用いた分割による(7)の製法を例示し
てあるが本発明の製法によって(R)−(N−シンナモ
イル)プロリンを用いれば(7)のエナンチオマーが得
られることは言うまでもない。
【0032】
【実施例】以下に実施例を示し本発明の有用性を示す
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0033】実施例1
【0034】
【化16】
【0035】6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシ
カルボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニトロ−
2,3−ジヒドロインドール(30.1g、75.1m
mol)、(S)−(N−シンナモイル)プロリン(2
7.6g、113mmol)および4−N,N−ジメチ
ルアミノピリジン(0.920g、7.53mmol)
をジクロロメタン(150ml)に溶解し、これにジシ
クロヘキシルカルボジイミド(21.7g、105mm
ol)のジクロロメタン(50ml)溶液を氷冷下10
分間かけて滴下した。反応液を室温にて1時間撹拌後、
酢酸(2.15ml、37.6mmol)を加え、更に
1時間撹拌した。反応液を濾過後、溶媒を留去し、酢酸
エチル(300ml)を加え、氷冷下30分間放置し
た。不溶物を濾去し、濾液を濃縮して得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン−
酢酸エチル=6:1]により不純物を除き、得られたジ
アステレオ混合物にメタノール(800ml)を加えて
析出晶を濾取した。これにエタノール(500ml)を
加えて温浸し、冷後析出晶を濾取することにより(3
S、2’S)−6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキ
シカルボニル)−3−(N−シンナモイルプロリル)オ
キシメチル−5−ニトロ−2,3−ジヒドロインドール
を17.3g(36%)得た。
【0036】融点 152−153.5℃ [α]D 25=−15°(C0.44、溶媒:ジクロロメ
タン) 分析値(%)C35373 8 ・1/4H2 Oとして 計算値:C,66.50;H,5.98;N,6.65 実験値:C,66.46;H,6.03;N,6.68 また、上記メタノールおよびエタノール濾液を濃縮して
(3R,2’S)−6−ベンジルオキシ−1−(t−ブ
トキシカルボニル)−3−(N−シンナモイルプロリ
ル)オキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジヒドロイン
ドールの粗精製物28.6gをガム状物として得た。
【0037】実施例2
【0038】
【化17】
【0039】(3S、2′S)−6−ベンジルオキシ−
1−(t−ブトキシカルボニル)−3−(N−シンナモ
イルプロリル)オキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジ
ヒドロインドール(4.96g、7.90mmol)の
メタノール(80ml)懸濁液に20%水酸化カリウム
水溶液(4.43ml、15.8mmol)を滴下し、
室温にて2.5時間撹拌した。反応液に水を加え、ジク
ロロメタンにて抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[ヘキサン−酢酸エチル=1:1]にて精
製し、イソプロピルエーテルより再結晶することにより
黄色針状結晶の(3S)−6−ベンジルオキシ−1−
(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシメチル−
5−ニトロ−2,3−ジヒドロインドールを2.63g
(83%)得た。
【0040】融点 110.5−111.5℃ [α]D 25=+13°(C0.37、溶媒:クロロホル
ム) 分析値(%)C21242 6 として 計算値:C,62.99;H,6.04;N,7.00 実験値:C,62.80;H,6.26;N,7.29 実施例3
【0041】
【化18】
【0042】(3S、2′S)−6−ベンジルオキシ−
1−(t−ブトキシカルボニル)−3−(N−シンナモ
イルプロリル)オキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジ
ヒドロインドール(17.3g、27.6mmol)を
テトラヒドロフラン(50ml)に溶解し、メタノール
(300ml)を加えた。これに20%水酸化カリウム
水溶液(15.5ml、55.2mmol)を滴下し、
室温にて2時間撹拌した。反応液にジクロロメタンを加
え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去すると(3S)−6−
ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−3
−ヒドロキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジヒドロイ
ンドールを得た。これをジクロロメタン(150ml)
に溶解し、無水酢酸(5.20ml、55.1mmo
l)およびトリエチルアミン(7.70ml、55.2
mmol)を順次加え、一夜放置した。溶媒を留去して
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[ヘキサン−酢酸エチル=2:1]にて精製し、エタノ
ールより再結晶することにより黄色針状結晶の(3S)
−3−アセトキシメチル−6−ベンジルオキシ−1−
(t−ブトキシカルボニル)−5−ニトロ−2,3−ジ
ヒドロインドールを11.9g(97%)得た。
【0043】融点 122−123.5℃ [α]D 25=+18°(C0.45、溶媒:クロロホル
ム) 分析値(%)C23262 7 として 計算値:C,62.43;H,5.92;N,6.33 実験値:C,62.33;H,5.95;N,6.54 実施例4
【0044】
【化19】
【0045】実施例1記載の粗製(3R,2’S)−6
−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−
3−(N−シンナモイルプロリル)オキシメチル−5−
ニトロ−2,3−ジヒドロインドール(28.6g、4
6mmol)のメタノール(550ml)懸濁液に20
%水酸化カリウム水溶液(28ml、100mmol)
を滴下し、室温にて、2時間撹拌した。反応液に水を加
え、ジクロロメタンにて抽出し、飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去して得られ
る残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサ
ン−エーテル=1:2]にて精製し、メタノールより再
結晶することにより、黄色針状晶の(3R)−6−ベン
ジルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒ
ドロキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジヒドロインド
ールを15.4g(84%)得た。
【0046】融点 112〜113℃ [α]D 27 =−7.0°(C0.37、クロロホル
ム) 実施例5
【0047】
【化20】
【0048】(R)−6−ベンジルオキシ−1−(t−
ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニ
トロ−2,3−ジヒドロインドール(500mg、1.
25mmol)の無水ジクロロメタン(10ml)溶液
にメタンスルホニルクロライド(0.110ml,1.
42mmol)次いでトリエチルアミン(0.190m
l、1.36ml)を滴下し、室温にて1時間撹拌し
た。反応液をジクロロメタンでうすめ、水洗後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去して得られる残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン−酢酸
エチル=2:1]にて精製後、エーテルを加えて析出晶
を濾取することにより、黄色粉末状結晶の(R)−6−
ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−3
−メタンスルホニルオキシメチル−5−ニトロ−2,3
−ジヒドロインドールを520mg(87%)得た。
【0049】融点 161−163℃(分解) 分析値(%)C22262 8 Sとして 計算値:C,55.22;H,5.48;N,5.85 実験値:C,55.05;H,5.40;N,5.83 実施例6
【0050】
【化21】
【0051】(R)−6−ベンジルオキシ−1−(t−
ブトキシカルボニル)−3−メタンスルホニルオキシメ
チル−5−ニトロ−2,3−ジヒドロインドール(30
0mg、627μmol)のエタノール(12.5m
l)懸濁液に1N水酸化ナトリウム水溶液(0.630
ml、630μmol)を滴下し、80℃にて2時間撹
拌した。反応液を濃縮後水を加え、ジクロロメタンにて
抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を留去して得られる残渣をエタノールより再結晶するこ
とにより、黄色針状結晶の6−ベンジルオキシ−1−
(t−ブトキシカルボニル)−3−メチリデン−5−ニ
トロ−2,3−ジヒドロインドールを211mg(88
%)得た。
【0052】融点 147−149℃ 分析値(%)C21222 5 として 計算値:C,65.96;H,5.80;N,7.33 実験値:C,65.80;H,5.83;N,7.30 実施例7
【0053】
【化22】
【0054】(R)−6−ベンジルオキシ−1−(t−
ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニ
トロ−2,3−ジヒドロインドール(46.3g、11
6mmol)の無水ジクロロメタン(1L)溶液にメタ
ンスルホニルクロライド(9.90ml、128mmo
l)、次いでトリエチルアミン(17.7ml、127
mmol)を滴下し、室温にて30分間撹拌した。反応
液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を留去することにより黄色結晶の(R)−6−
ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−3
−メタンスルホニルオキシメチル−5−ニトロ−2,3
−ジヒドロインドールを得た。これをエタノール−テト
ラヒドロフラン(2:1、1.5L)に溶解後、炭酸カ
リウム(32.0g、232mmol)を加え、70℃
にて5時間撹拌した。反応液を氷水(2L)に注ぎ、ジ
クロロメタンにて抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を留去して得られた残渣にエーテルを加えて析
出晶を濾取することにより、6−ベンジルオキシ−1−
(t−ブトキシカルボニル)−3−メチリデン−5−ニ
トロ−2,3−ジヒドロインドールを34.9g(79
%)得た。
【0055】実施例8
【0056】
【化23】
【0057】6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシ
カルボニル)−3−メチリデン−5−ニトロ−2,3−
ジヒドロインドール(34.9g、91.3mmol)
の無水テトラヒドロフラン(350ml)溶液に氷冷下
ジメチルスルフィドボラン錯体(9.10ml、95.
7mmol)を10分間かけて滴下し、室温にて3時間
撹拌した。反応液を氷冷後、水(300ml)、2N水
酸化ナトリウム水溶液(59.3ml、119mmo
l)および37%過酸化水素水溶液(10.5ml、1
14mmol)を順次滴下し、室温にて1.5時間撹拌
した。反応液に飽和食塩水を加え、ジクロロメタンにて
抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して
得られる残渣にエーテルを加えて析出晶を濾取すること
により淡黄色粉末状結晶の6−ベンジルオキシ−1−
(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシメチル−
5−ニトロ−2,3−ジヒドロインドールを18.6g
得た。濾液を濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー[ヘキサン−酢酸エチル=2:1→1:1]にて精
製し、エーテルを加えて析出晶を濾取することにより、
更に11.5gを得た。合計収量30.1g(82
%)。
【0058】参考例1
【0059】
【化24】
【0060】酸化白金(22.7mg、100μmo
l)にテトラヒドロフラン(2.5ml)を加え、これ
に(3S)−3−アセトキシメチル−6−ベンジルオキ
シ−1−(t−ブトキシカルボニル)−5−ニトロ−
2,3−ジヒドロインドール(443mg、1.00m
mol)をテトラヒドロフラン(2.5ml)を用いて
加え、水素気流下(3気圧)1時間撹拌した。反応液を
酢酸エチルでうすめ、酸化白金を濾去後、溶媒を留去し
て得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[ヘキサン−酢酸エチル=1:1]で精製し、ヘキサン
−エーテルより固化することにより、無色粉末の(3
S)−3−アセトキシメチル−5−アミノ−6−ベンジ
ルオキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−2,3−
ジヒドロインドールを392mg(93%)得た。
【0061】融点 78−80℃ [α]D 25=+28°(C0.29、溶媒:ジクロロメ
タン) 分析値(%)C23282 5 ・1/2H2 Oとして 計算値:C,65.54;H,6.93;N,6.65 実験値:C,65.81;H,6.86;N,6.66 実施例9
【0062】
【化25】
【0063】6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシ
カルボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニトロ−
2,3−ジヒドロインドール(13.0g、32.5m
mol)、(R)−(N−シンナモイル)プロリン(1
2.0g、48.8mmol)及び4−N,N−ジメチ
ルアミノピリジン(0.40g、3.25mmol)を
ジクロロメタン(100ml)に溶解し、これにジシク
ロヘキシルカルボジイミド(9.45g、45.5mm
ol)のジクロロメタン(10ml)溶液を氷冷下1.
5時間かけて滴下した。滴下後、同温にて1.5時間撹
拌した。反応液に酢酸(0.93ml、16.3mmo
l)を加え、更に1時間撹拌した。反応液の溶媒を留去
し、酢酸エチルを加え、不溶物を濾去し、濾液を濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ヘキサン−酢酸エチル=1:1]にて不純物を除
き、得られたジアステレオ混合物にメタノールを加え、
温浸し、冷後、析出晶を濾取した。更にこの粗結晶にエ
タノールを加え、再び同様な方法で析出晶を濾取する事
により、黄色綿状晶の(3R,2’R)−6−ベンジル
オキシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−3−(N−
シンナモイルプロリル)オキシメチル−5−ニトロ−
2,3−ジヒドロインドールを14.5g(71%)得
た。
【0064】融点 158〜159℃ [α]D 25=+26°(C0.44、ジクロロメタン) 分析値(%)C353738 として 計算値:C,66.97;H,5.94;N,6.69 実測値:C,66.93;H,6.08;N,6.66 実施例10
【0065】
【化26】
【0066】(3R,2’R)−6−ベンジルオキシ−
1−(t−ブトキシカルボニル)−3−(N−シンナモ
イルプロリル)オキシメチル−5−ニトロ−2,3−ジ
ヒドロインドール(628mg、1mmol)のメタノ
ール(12ml)とテトラヒドロフラン(1ml)の混
合溶液に20%水酸化カリウム水溶液(0.60ml)
を滴下し、室温にて3時間撹拌した。反応液に水を加
え、ジクロロメタンにて抽出し、飽和食塩水で洗浄、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン
−酢酸エチル=2:1]にて精製し、黄色粉末晶の
(R)−6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカル
ボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニトロ−2,3
−ジヒドロインドールを300mg(75%)得た。
【0067】融点 113〜115℃ [α]D 25=−20°(C0.37、クロロホルム) 分析値(%)C212426 として 計算値:C,62.99;H,6.04;N,7.00 実測値:C,62.83;H,6.19;N,6.91 実施例11
【0068】
【化27】
【0069】(R)−6−ベンジルオキシ−1−(t−
ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシメチル−5−ニ
トロ−2,3−ジヒドロインドール(260mg、0.
65mmol)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、
無水酢酸(0.14ml、1.30mmol)、トリエ
チルアミン(0.18ml、1.30mmol)及び4
−N,N−ジメチルアミノピリジン(1.00mg、
0.01mmol)を順次加え、室温で1時間撹拌し
た。溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[ヘキサン−酢酸エチル=4:1]に
て精製し、メタノールで再結晶することにより、黄色針
状晶の(R)−3−アセトキシメチル−6−ベンジルオ
キシ−1−(t−ブトキシカルボニル)−5−ニトロ−
2,3−ジヒドロインドールを276mg(96%)得
た。
【0070】融点 125〜126℃ [α]D 25=−20°(C0.45、クロロホルム) 分析値(%)C232627 として 計算値:C,62.43;H,5.92;N,6.33 実測値:C,62.14;H,6.00;N,6.23 参考例2
【0071】
【化28】
【0072】酸化白金(10.2mg)にテトラヒドロ
フラン(1ml)を加え、これに(R)−3−アセトキ
シメチル−6−ベンジルオキシ−1−(t−ブトキシカ
ルボニル)−5−ニトロ−2,3−ジヒドロインドール
(200mg、0.45mmol)をテトラヒドロフラ
ン(1.2ml)を用いて加え、水素気流(3気圧)
下、2時間撹拌した。反応液をセライト上で濾去し、酢
酸エチルで十分洗浄し、濾液を濃縮した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン−酢
酸エチル=2:1]にて精製し、n−ヘキサンより固化
することにより、無色粉末晶の(R)−3−アセトキシ
メチル−5−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−(t−
ブトキシカルボニル)−2,3−ジヒドロインドールを
129mg(69%)得た。
【0073】融点 70〜71℃ [α]D 26=−32°(C0.29、ジクロロメタン) 分析値(%)C2328251/4H2Oとして 計算値:C,66.25;H,6.89;N,6.72 実測値:C,66.18;H,6.98;N,6.72
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 浩▲祐▼ 栃木県下都賀郡野木町友沼6096 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 209/32 C07D 403/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2 は水酸基の保
    護基を示す)で表わされる5−ニトロインドリン誘導体
    と、一般式(2) 【化2】 (式中、R3 は水素原子、ハロゲン原子、メチル基、メ
    トキシ基、ニトロ基を示す)で表わされる(S)−(N
    −置換シンナモイル)プロリン誘導体あるいはその対掌
    体とを縮合させて得られる一般式(3a)及び(3b) 【化3】 (式中、R1 、R2 、R3 は前記と同じ)で表わされる
    ジアステレオマーあるいはそれらの対掌体の混合物を分
    離した後、各々を加溶媒分解することを特徴とする一般
    式(1a)及び(1b) 【化4】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ)で表わされる光学活
    性な5−ニトロインドリン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(1a)及び(1b) 【化5】 (式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2 は水酸基の保
    護基を示す)で表わされる光学活性な5−ニトロインド
    リン誘導体の対掌体あるいはそれらの混合物(但し混合
    比が1:1のものを除く)の水酸基を脱離基に変換し、
    一般式(4) 【化6】 (式中、Xはハロゲン原子、−OSO2 5 (R5 は炭
    素数1〜4の低級アルキル基、置換されていてもよいフ
    ェニル基、ベンジル基、トリフルオロメチル基)を示
    し、R1 、R2 は前記と同じ)で表わされる化合物と
    し、これに塩基を作用させ一般式(5) 【化7】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ)で表わされるエキソ
    メチレン誘導体とし、更にこれをヒドロホウ素化するこ
    とを特徴とする一般式(1) 【化8】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ)で表わされるラセミ
    体5−ニトロインドリン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(3a) 【化9】 (式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2 は水酸基の保
    護基を、R3 は水素原子、ハロゲン原子、メチル基、メ
    トキシ基、ニトロ基を示す)で表わされる光学活性中間
    体及びその対掌体。
  4. 【請求項4】 一般式(3b) 【化10】 (式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2 は水酸基の保
    護基を、R3 は水素原子、ハロゲン原子、メチル基、メ
    トキシ基、ニトロ基を示す)で表わされる光学活性中間
    体及びその対掌体。
  5. 【請求項5】 一般式(5) 【化11】 (式中、R1 はアミノ基の保護基を、R2 は水酸基の保
    護基を示す)で表わされるエキソメチレン誘導体。
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