JP3273590B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3273590B2
JP3273590B2 JP00417097A JP417097A JP3273590B2 JP 3273590 B2 JP3273590 B2 JP 3273590B2 JP 00417097 A JP00417097 A JP 00417097A JP 417097 A JP417097 A JP 417097A JP 3273590 B2 JP3273590 B2 JP 3273590B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0896Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定方向に回転す
る像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤
で現像して被転写材に転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真方式を利用した画像形
成装置が広く使用されている。この電子写真方式の画像
形成装置は、例えば、原稿が載置されるガラス製の原稿
載置台を備えており、この原稿載置台に載置された原稿
に原稿載置台の下方から光を照射すると共に、ドラム状
の像担持体(感光ドラム)を所定のプロセススピードで
回転させながら、この感光ドラムを帯電器で一様に帯電
し、原稿に記録された画像の情報を担持する光を感光ド
ラムに照射してこの感光ドラムに静電潜像を形成し、現
像器を用いて静電潜像を現像して現像像を形成し、この
現像像を記録用紙などに転写してプリント画像(コピー
画像)を得る装置である。
【0003】このような画像形成装置には、感光ドラム
と現像器とを所定間隔(例えば、0.3mm)に保って
おき、現像器から感光ドラムに向けて現像剤を供給して
静電潜像を現像するタイプのものがある。この現像器
は、通常、画像形成装置の本体に出し入れ自在に組み込
まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の画像
形成装置では、現像剤の補充に当っては、装置本体から
現像器を取り出して現像剤を補充した後、再び、現像器
を装置本体に入れて組み込む。ところが、現像器を装置
本体に組み込む際に、勢いよく押して組み込むと現像器
と感光ドラムとの間の隙間(上記した所定間隔)が無く
なり、現像器が感光ドラムに衝突するおそれがある。現
像器が感光ドラムに衝突すると感光ドラムも現像器も傷
付いて、画像形成に支障をきたす。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、現像器を装置
本体に組み込む際に現像器が感光ドラムに衝突すること
を防止できる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像形成装置は、所定方向に動きながら静電
潜像が形成される像担持体と、該像担持体から所定間隔
離れた所定位置で回転する現像スリーブを有して装置本
体に出し入れ自在に組み込まれた現像器とを備え、前記
現像スリーブから前記像担持体に現像剤を供給すること
により、該像担持体に形成された静電潜像を現像し、現
像像を被転写材に転写する画像形成装置において、
(1)前記現像器が前記装置本体に組み込まれる際に、
前記所定位置よりも前記像担持体から離れた位置で前記
現像スリーブを一旦停止させ、その後、所定角度回動す
ることにより、一旦停止した前記現像スリーブを前記所
定位置まで移動させる停止部材を備えたことを特徴とす
るものである。
【0007】ここで、(2)前記停止部材が固定され
た、前記停止部材と共に回動する現像レバー軸 (3)該現像レバー軸の回動を規制する回動規制部材を
備えることが好ましい。
【0008】また、(4)前記停止部材が前記所定角度
回動して前記現像スリーブが前記所定位置に位置すると
きにのみ開閉自在な、前記現像器を覆うドアを備えるこ
とが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像形成装置の一実施形態を説明する。
【0010】図1は、一実施形態の複写機の外観を示す
斜視図である。
【0011】複写機(本発明にいう画像形成装置の一例
である)10の頂面には開閉自在な原稿台カバー12が
配置されており、この原稿台カバー12は、原稿を原稿
台に送るドキュメントフィーダ(DF)も兼ねている。
また、頂面の正面側には、複写枚数などが入力される操
作部14が配置されている。この複写機10は、カット
紙及びロール紙双方に選択的に画像を形成でき、複数枚
のカット紙がそれぞれに収容される4つのカセット1
6,18,20,22(カセット16,18は図示され
ていない)が複写機10の本体に出し入れ自在に備えら
れている。また、ロール紙が収容されるロール紙ユニッ
ト24が複写機10の本体に出し入れ自在に組み込まれ
ている。また、複写機10は、葉書などの小サイズの記
録紙も載置できる手差しトレイ26と、画像が形成され
た記録紙が積載される排紙トレイ28とを備えている。
手差しトレイ26の上方には、現像器30(図2参照)
を出し入れする際に開閉するトナー補給ドア(本発明に
いうドアの一例である)32が設けられている。また、
4つのカセット16,18,20,22の上方には、前
ドア34が開閉自在に設けられており、この前ドア34
を開けると、後述する現像レバー36が現れる。
【0012】図2を参照して、図1の複写機10で画像
を形成する手順を説明する。
【0013】図2は、複写機10の内部構造の概略を示
す模式図である。
【0014】原稿台カバー12(図1参照)の下には、
原稿が載置される原稿ガラス38が配置されている。原
稿ガラス38の下方には、原稿を照射して画像情報を担
持した画像信号を得る露光光学系が配置されている。こ
の露光光学系は、光源40、レンズ42、およびミラー
44,46,48,50,52,54を備えている。原
稿ガラス38に載置された原稿が光源40からの光を照
射され、原稿からの反射光40aが画像信号として、レ
ンズ42、およびミラー44,46,48,50,5
2,54を経て、露光光学系の下方に配置された感光ド
ラム56に照射される。感光ドラム56は、図2の紙面
に垂直方向に延びる回転軸56aを有しており、矢印A
方向に回転している。原稿からの反射光40aが照射さ
れる照射位置よりも感光ドラム56の回転方向上流側に
は、感光ドラム56を一様に帯電する一次帯電器58が
配置されている。この一次帯電器58によって感光ドラ
ム56が一様に帯電されて帯電面が形成された後、この
帯電面に原稿からの反射光40aが照射されて静電潜像
が形成される。
【0015】上記の照射位置よりも感光ドラム56の回
転方向下流側には、静電潜像を現像する現像器30が配
置されている。この現像器30は、感光ドラム56から
所定間隔離れて回転する現像スリーブ60を備えてお
り、この現像スリーブ60によって感光ドラム56に現
像剤(トナー)が供給される。現像スリーブ60と感光
ドラム56とが対向する領域は、静電潜像が現像される
現像領域であり、感光ドラム56の回転によって静電潜
像が現像領域に到達すると、現像器30によって静電潜
像が現像されてトナー像(現像像)が形成される。
【0016】現像領域よりも感光ドラム56の回転方向
下流側には、トナー像を記録紙に転写する転写帯電器6
2が配置されている。感光ドラム56と転写帯電器62
とが対向する領域は、トナー像が記録紙に転写される転
写領域であり、感光ドラム56の回転によってトナー像
が転写領域に到達すると、この転写領域に搬送されてき
た記録紙にトナー像が転写される。
【0017】記録紙は、カセット16,18,20,2
2やロール紙ユニット24などから送り出されて転写領
域に搬送される。記録紙を転写領域に搬送するに当って
は、例えばカセット16などから給紙ローラ64で送り
出されたカット紙16aを、その先端をレジストローラ
66に当接してループを形成した状態で待機させてお
き、トナー像が転写領域に到達するタイミングに合わせ
て転写領域に搬送する。トナー像が転写された記録紙
は、分離帯電器68によって感光ドラム56から分離さ
れ、矢印B方向に回転する搬送ベルト70に搬送されて
定着器72に到達する。この定着器72ではトナー像が
記録紙に定着される。トナー像が記録紙に定着された
後、記録紙が排紙口(図示せず)から排紙トレイ28に
排出される。なお、転写後に感光ドラム56に残留した
残留トナーは、クリーニング装置74によって感光ドラ
ム56から除去される。また、感光ドラム56に残留し
た残留電荷は除電ランプ(図示せず)によって除電され
る。これにより、感光ドラム56は次の画像形成に入り
得る状態になる。
【0018】図3から図9までを参照して、複写機10
から現像器30を取り出してトナーを補給した後、現像
器30を複写機10に再び組み込む手順を説明する。
【0019】図3から図9まではトナー補給ドア32の
周辺を拡大して示し、図3は、トナー補給ドア32が少
し開いた状態を示す斜視図であり、図4は、トナー補給
ドア32が完全に開いて現像器30が少しだけ取り出さ
れた状態を示す斜視図である。また、図5は、現像器3
0を取り出した状態を示す斜視図であり、図6は、現像
器30のトナー補給口を開けた状態を示す斜視図であ
る。また、図7は、トナー補給口にトナーボトルを差し
込んでトナーを補給している状態を示す斜視図であり、
図8は、現像器の背面に位置するトナー攪拌レバーを示
す斜視図である。図9は、トナーが補給された現像器3
0を複写機10に組み込んでいる状態を示す斜視図であ
る。これらの図では、図1、図2に示す構成要素と同一
の構成要素には同一の符号が付されている。
【0020】複写機10で画像形成中は、トナー補給ド
ア32が閉じられている(図2参照)。このとき、現像
レバー36は、図3の破線で示すように、ほぼ水平な加
圧位置36’に固定されており、トナー補給ドア32は
フック100(図10参照)に係止されて固定されてい
る。トナー補給ドア32が閉じられて、現像レバー36
が加圧位置36’に固定されているときは、現像スリー
ブ60(図2参照)が感光ドラム56から所定間隔だけ
離れている。
【0021】トナー補給ドア32を開くには、図3に示
すように、現像レバー36が実線で示す位置に移動する
まで矢印C方向に少しだけ回動させる。この回動によっ
て、後述するように、フックによるトナー補給ドア32
の係止が解除されるので、トナー補給ドア32が少し開
く。少し開いたトナー補給ドア32を手で完全に開け、
図4に示すように、現像レバー36を矢印C方向に更に
回動させる。この回動によって、現像レバー36が図4
の実線で示す位置に移動すると、後述するように、感光
ドラム56に対する現像器30の加圧が解除されて現像
スリーブ60が上記の所定間隔よりも感光ドラム56か
ら離れる。その後、図5に示すように、現像器30が止
まるまで矢印D方向に引き出して現像器30を取り出
す。
【0022】現像器30を取り出した後、図6に示すよ
うにトナー補給口80の蓋82を開け、図7に示すよう
にトナー補給口80にトナーボトル84を差し込んでト
ナーを現像器30内のホッパ部(図示せず)に補給す
る。なお、トナー補給口80の下方にトナーが溜まるな
どに起因して、トナーボトル84内のトナーがきちんと
補給されないことがある。この場合は、図8に示すよう
に、トナーボトル84をトナー補給口80から一旦取り
外し、現像器30の背面に位置するトナー攪拌レバー8
6を下方(矢印E方向)に何度か押す。これにより、ホ
ッパ部の内部に回転自在に設けられた攪拌棒(図示せ
ず)が回転し、トナーが攪拌されてホッパ部にほぼ均一
に収容される。その後、再び、トナー補給口80にトナ
ーボトル84を差し込んでトナーを補給する。
【0023】トナーの補給が終了した後、現像器30を
複写機10に押し込む。現像器30を押し込んでいる
と、後述する停止部材によって現像器30が一旦停止さ
せられる。現像器30が一旦停止すると現像スリーブ6
0(図2参照)も一旦停止する。この一旦停止した現像
スリーブ60の位置が、上記の所定間隔よりも現像スリ
ーブ60が感光ドラム56(図2参照)から離れた位置
である。一旦停止した現像スリーブ60を感光ドラム5
6に上記の所定間隔だけ近付けるには、図9に示すよう
に、現像レバー36が破線で示す加圧位置(本発明にい
う所定位置の一例である)36’に移動するまで、現像
レバー36を押しながら矢印F方向(矢印C方向とは反
対の方向)に回動させる。この回動した角度が本発明に
いう所定角度の一例である。この所定角度の回動によ
り、一旦停止した現像スリーブ60が感光ドラム56に
上記の所定間隔近付き、また、後述するように、トナー
補給ドア32を閉められるようになり現像の準備が整
う。
【0024】図10、図11を参照して、本発明の停止
部材の一例を説明する。
【0025】図10は、停止部材を示す斜視図であり、
図11は、現像レバーとその近傍の構成を示す斜視図で
ある。これらの図では、図3から図9までに示す構成要
素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0026】現像レバー36は、複写機10の本体に回
動自在に取り付けられた現像レバー軸90の一端部90
aに固定されており、現像レバー36を矢印C,F方向
に回動すると、この回動に伴って現像レバー軸90も矢
印C,F方向に回動する。複写機10の本体の、現像レ
バー36の近くの部分には、現像レバー軸90を回動自
在に及び矢印G方向に移動自在に支持する「C」の字状
の支持板92が固定されている。この支持板92には、
周方向に2つの溝部92a,92bが形成されており、
2つの溝部92a,92bは凸部92cで区切られてい
る。
【0027】現像レバー軸90の、支持板92に隣接し
た部分には、ストッパ94が固定されており、このスト
ッパ94には突起94aが形成されている。現像レバー
36を矢印C,F方向に回動させて現像レバー軸90を
回動させることにより、ストッパ94の突起94aを移
動できる。現像レバー軸90のうち、ストッパ94を挟
んで現像レバー36とは反対側の部分には、圧縮コイル
ばね96が巻き付いている。圧縮コイルばね96の一端
部(図示せず)は複写機10の本体前側板に固定されて
おり、他端部はストッパ94に当接している。ストッパ
94は圧縮コイルばね96によって常に矢印H方向に付
勢されており、このため、現像レバー軸90も常に矢印
H方向に付勢されている。なお、ここでは、支持板92
とストッパ94とで、本発明にいう回動規制部材の一例
が構成されている。
【0028】ストッパ94の突起94aが、例えば支持
板92の溝部92aに嵌り込んでいるときは、現像レバ
ー36を矢印H方向とは反対の方向に押しながら、現像
レバー36を矢印C方向に回動させることにより、突起
94aが溝部92aから抜け出る。また、現像レバー3
6をさらに矢印C方向に回動させて現像レバー36から
手を離すと、圧縮コイルばね96の付勢力によって突起
94aが溝部92bに嵌り込む。突起94aが溝部92
aには嵌り込んだときの現像レバー36の位置が、図9
の点線で示す加圧位置(本発明にいう所定位置の一例で
ある)36’である。一方、突起94aが溝部92bに
は嵌り込んだときの現像レバー36の位置が、図4の実
線で示す現像レバー36の位置である。
【0029】現像レバー軸90の、本体前側板よりも奥
側の部分には、図10に示すように、トナー補給ドア3
2に形成されたラッチアーム98を係止するフック10
0が固定されており、このフック100は現像レバー軸
90の回動に伴って回動する。フック100の先端部1
00aは鍵型になっており、この先端部100aがラッ
チアーム98に引っ掛かる。
【0030】フック100の中央部100bには引張コ
イルばね102の一端が固定されており、この引張コイ
ルばね102によって、フック100と共に現像レバー
軸90が矢印F方向に回動するように付勢されている。
従って、現像レバー36も引張コイルばね102によっ
て矢印F方向に回動するように付勢されているが、スト
ッパ94の突起94aが支持板92の溝部92bには嵌
り込んでいるときは、支持板92の凸部92cに突起9
4aが引っ掛かるので、現像レバー36は矢印F方向に
回動できない。現像レバー36を矢印F方向に回動させ
るためには、現像レバー36を矢印H方向とは反対の方
向に押して突起94aを溝部92bから抜け出させる必
要がある。
【0031】フック100の後端部100cには、連結
アーム104の一端部104aが移動自在に固定された
長孔100dが形成されている。また、連結アーム10
4の他端部104bは、中心軸106aを中心にして回
動する加圧アーム106に回転自在に固定されている。
このため、フック100が矢印F方向に回動すると、加
圧アーム106が中心軸106aを中心にして矢印F方
向に回動する。
【0032】図12から図15までを参照して、現像器
30の取り出しから組込みまでの間における現像レバー
36や加圧アーム106などの動きを説明する。
【0033】図12は、トナー補給ドアが完全に閉じて
現像スリーブが感光ドラムに所定間隔だけ近付いている
状態を示す模式図であり、図13は、現像器が完全に取
り出された状態を示す模式図である。また、図14は、
現像器を押し込んで組み込む際に現像器が一旦停止した
状態を示す模式図であり、図15は、現像器が一旦停止
して現像スリーブが感光ドラムに所定間隔だけ近付いて
いない場合に、トナー補給ドアを閉めようとしたときの
状態を示す模式図である。これらの図では、図3から図
11までに示す構成要素と同一の構成要素には同一の符
号が付されている。
【0034】図12に示すように、トナー補給ドア32
(ここでは図示せず)が完全に閉じて現像スリーブ60
が感光ドラム56に所定間隔だけ近付いているときは、
現像レバー36はほぼ水平の加圧位置に位置しており、
フック100がトナー補給ドア32のラッチアーム98
(図10参照)を係止してトナー補給ドア32が閉めら
れている。この状態では、現像器30の側壁に形成され
た現像加圧ピン30aが加圧アーム106の加圧面10
6bに押されて、現像スリーブ60が感光ドラム56に
所定間隔だけ近付いている。このとき、図11に示すス
トッパ94の突起94aが支持板92の溝部92aに嵌
り込んで溝端部92dに当接しており、引張コイルばね
102によってフック100と現像レバー36が現像レ
バー軸90を中心にして矢印F方向に回転するように付
勢されているので、現像レバー36を操作しない限りこ
の状態が維持される。
【0035】図13に示すように、トナー補給ドア32
が完全に開き、現像器30が取り出された状態では、現
像レバー36はほぼ垂直になっており、フック100は
トナー補給ドア32のラッチアーム98から外れてい
る。また、現像加圧ピン30aも加圧アーム106から
外れており、現像器30は加圧されていない。この状態
では、図11に示すストッパ94の突起94aが溝部9
2bに嵌り込んで凸部92cに引っ掛かっており、ま
た、引張コイルばね102によってフック100と現像
レバー36がレバー軸90を中心にして矢印F方向に回
動するように付勢されているので、現像レバー36を操
作しない限りこの状態が維持される。
【0036】図13の状態から複写機10の内部に現像
器30を押し込むと、図14に示すように、加圧アーム
106の停止面106cに現像加圧ピン30aが当接す
る。図14に示す状態では、図13と同様に、ストッパ
94の突起94aが溝部92bに嵌り込んで凸部92c
に引っ掛かっており、現像レバー36を操作しない限り
この現像レバー36は動かないので、加圧アーム106
は回動せず、現像器30は図14の状態で一旦停止す
る。この図14に示す状態における現像スリーブ60の
位置が、本発明にいう所定間隔よりも感光ドラム56
(像担持体)から離れた位置の一例である。
【0037】図14に示す状態でトナー補給ドア32を
閉めようとしても、図15に示すよに、フック100が
トナー補給ドア32のラッチアーム98を係止できず、
フック100の後端部100cがトナー補給ドア32に
当接するので、トナー補給ドア32を閉められない。こ
のため、現像器30が一旦停止して現像スリーブ60が
感光ドラム56に上記の所定間隔だけ近付いていない状
態では、トナー補給ドア32を閉められないこととな
る。この結果、現像スリーブ60を感光ドラム56に上
記の所定間隔だけ近付けることを忘れることが防止され
る。
【0038】図14に示す状態から現像スリーブ60を
感光ドラム56に上記の所定間隔だけ近付けるには、図
12に示す加圧位置にまで現像レバー36を回動して、
加圧アーム106の加圧面106bで現像加圧ピン30
aを感光ドラム56の方へ加圧する。これにより、図1
2に示される状態になり、現像スリーブ60が感光ドラ
ム56に所定間隔だけ近付くと共に、トナー補給ドア3
2を完全に閉じられる状態となる。ここでは、フック1
00、引張コイルばね102、連結アーム104、加圧
アーム106、及び現像加圧ピン30aによって本発明
の停止部材の一例が構成されている。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、現像器が画像形成装置の本体に組み込ま
れる際に、停止部材によって、所定間隔よりも像担持体
から離れた一旦停止位置で現像器が一旦停止するので、
現像スリーブが像担持体に衝突することを防止できる。
また、停止部材を所定角度回動させることにより、一旦
停止した現像スリーブを所定位置に移動させることがで
きる。
【0040】ここで、停止部材が固定された、停止部材
と共に回動する現像レバー軸と、この現像レバー軸の回
動を規制する回動規制部材とを備えた場合は、不注意で
停止部材を回動させることを防止できる。
【0041】また、停止部材が所定角度回動して現像ス
リーブが所定位置に位置するときにのみ開閉自在な、現
像器を覆うドアを備えた場合は、現像スリーブを所定位
置に位置させることを忘れることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態である複写
機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の複写機の内部構造を示す概略模式図であ
る。
【図3】トナー補給ドアが少し開いた状態を示す斜視図
である。
【図4】トナー補給ドアが完全に開いて現像器が少しだ
け取り出された状態を示す斜視図である。
【図5】現像器を取り出した状態を示す斜視図である。
【図6】現像器のトナー補給口を開けた状態を示す斜視
図である。
【図7】トナー補給口にトナーボトルを差し込んでトナ
ーを補給している状態を示す斜視図である。
【図8】現像器の背面に位置するトナー攪拌レバーを拡
大して示す斜視図である。
【図9】トナーが補給された現像器を複写機に組み込ん
でいる状態を示す斜視図である。
【図10】停止部材の一例を示す斜視図である。
【図11】現像レバーとその近傍の構成を示す斜視図で
ある。
【図12】トナー補給ドアが完全に閉じて現像スリーブ
が感光ドラムに所定間隔だけ近付いている状態を示す模
式図である。
【図13】現像器が完全に取り出された状態を示す模式
図である。
【図14】現像器を押し込んで組み込むときに現像器が
一旦停止した状態を示す模式図である。
【図15】現像器が一旦停止して現像スリーブが感光ド
ラムに所定間隔だけ近付いていない場合に、トナー補給
ドアを閉めようとしたときの状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 複写機 30 現像器 30a 現像加圧ピン 32 トナー補給ドア 36 現像レバー 56 感光ドラム 100 フック 102 引張コイルばね 104 連結アーム 106 加圧アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に回転しながら静電潜像が形成
    される像担持体と、該像担持体から所定間隔離れた所定
    位置で回転する現像スリーブを有して装置本体に出し入
    れ自在に組み込まれた現像器と、該現像器を覆うドアと
    を備え、前記現像スリーブから前記像担持体に現像剤を
    供給することにより、該像担持体に形成された静電潜像
    を現像し、現像像を被転写材に転写する画像形成装置に
    おいて、 前記現像器を加圧して前記所定位置に位置させる、この
    加圧を解除もする加圧アームと、 前記ドアを係止するフックと、 回動することにより前記加圧アーム及び前記フックを回
    動させる現像レバー軸とを備え、 前記加圧アームが前記現像器の加圧を解除する方向に前
    記現像レバー軸が回動されたときに前記フックによる前
    記ドアの係止が解除され、一方、加圧を解除する方向と
    は反対の方向に前記現像レバー軸が回動されたときに前
    記加圧アームが前記現像器を加圧すると共に前記フック
    が前記ドアを係止する位置に回動される ことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像器を加圧する方向に前記現像レ
    バー軸が回動することを規制する回動規制部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアは前記現像器が前記所定位置に
    位置するときにのみ開閉自在であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像形成装置。
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