JP3272002B2 - ポリオルガノシルセスキオキサンの製造方法 - Google Patents

ポリオルガノシルセスキオキサンの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラダー状分子構造を有
し、耐熱性、硬度、絶縁性等の面で、優れた特性を示す
超高分子量のポリオルガノシルセスキオキサンの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙開発に伴いポリイミドをはじめとす
る一群の高耐熱性樹脂が開発され、最近では電気、電子
産業分野における小型、軽量化、高性能化の要請に応え
るため、更に自動車産業の軽量化などの進展につれてそ
の市場が大幅に拡大され、耐熱樹脂に対する要望はます
ます増大していると共に、より一層の耐熱性の向上が求
められている。
【0003】しかしながら、炭素骨格のプラスチックは
耐熱性の点では一定の限界がある事は止むを得ない事で
あり、その点では珪素骨格のプラスチック材料は一層高
度な性能を実現しうる可能性を秘めている。
【0004】ところで、ラダーシリコーンの略称で知ら
れるポリオルガノシルセスキオキサンは、シロキサン骨
格結合の分子の動きが固定されていてシリカ類似の骨格
構造を有しており、硬度、耐熱性等の目的に対しては理
想的な構造を有している。とりわけ側鎖がメチルのポリ
メチルシルセスキオキサンは分子構造上も特に無機的な
性質を示し硬度、耐熱性が高い。
【0005】しかしながら、上記のような側鎖の大部分
がメチル基であるポリオルガノシルセスキオキサンは合
成上多くの障害があって広く一般に使用されるには問題
があることも知られている。その理由の一つは、ポリメ
チルシルセスキオキサンは側鎖による立体障害が少な
く、末端基のシラノール及びアルコキシ基の反応性が高
いため、合成時や保存時にゲル化しやすいことが知られ
ている。このため高分子量のものはこれまで合成されて
おらず、オリゴマー領域のものが唯一製品化されている
にすぎない(商品名;グラスレジン 米国OI−NEG
社)。
【0006】上記のオリゴマーの溶液は例えば金属、プ
ラスチック等の基材にコーティングし、溶剤の揮発後加
熱すると末端基のシラノール基、アルコキシ基間での脱
水、脱アルコールを伴う縮合反応により三次元硬化する
ためコーティング被膜として用いられている。この被膜
は硬度、耐熱性は高いものの、極めてもろく、基材の大
きな変形には充分追随することができないことが第2の
問題点であり、従って実用的には数ミクロン程度の薄膜
としてのみ利用されている。
【0007】また、上述したように三次元硬化するに当
り、加熱硬化が不可欠であることが第3問題点であ
り、実際には使用する基材によっては適用温度の制約が
あり、更に硬化に長時間を要することはコストとプロセ
ス面での難点を伴うことにもつながっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は側鎖がメチル
基を主体とするポリオルガノシルセスキオキサンの上述
の問題点を解決する目的でなされたものであり、超高分
子量であって、加熱硬化をしなくても強靱さ、硬度、耐
熱性を示す新しいポリオルガノシルセスキオキサンの
造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】なわち本発明のポリオ
ルガノシルセスキオキサンの製造方法は、一般式(I)
で構造が示され、数平均分子量が100,000以上で
あるポリオルガノシルセスキオキサンの製造方法におい
て、(1)トリアルコキシシラン、またはトリクロロシ
ランを、有機溶媒を加えずに、酸触媒の存在下で加水分
解縮合反応させて、初期加水分解縮合物を製造する第1
工程と、(2)初期加水分解縮合物を、有機溶剤中、固
形分濃度0.5〜30重量%の濃度でアルカリを触媒と
して、60〜140℃に加熱して更に縮合する第2工程
とを有することを特徴とする。
【0010】
【化2】
【0011】(一般式(I)において、全側鎖R 1 の5
0〜100モル%がメチル基であり、残部が炭素原子数
2ないし3個のアルキル基か置換または非置換フェニル
基であり、2 は炭素原子数1ないし3個のアルキル基
または水素原子を示し、nは整数である。)
【0012】
【0013】以下、本発明を詳しく説明する。一般式
(I)で示される本発明の製造方法で得られるポリオル
ガノシルセスキオキサンにおいて、側鎖R1 は炭素1〜
3のアルキル基、置換または非置換フェニル基を示し、
このうち50モル%以上、好ましくは80モル%以上が
メチル基であることを必要とする。メチル基が50モル
未満では本発明の目的とする耐熱性、硬度が不満足と
なる。また側鎖R1 のメチル基以外の残りの基としては
炭素原子数4以上のアルキル基は耐熱性に悪影響を及ぼ
すため好ましくない。
【0014】本発明の製造方法で得られるポリオルガノ
シルセスキオキサンにおいて末端基を示すR2 は炭素原
子数1ないし3個のアルキル基または水素原子であり、
これらは原料のトリアルコキシシランまたはトリクロロ
シランに由来するものである。炭素原子数は4個以上の
トリアルコキシシランを原料とする場合では加水分解、
縮合速度が遅く非実用的である。末端基を例えばトリメ
チルクロロシラン、トリメチルメトキシシランなどを用
いてキャッピングして保存安定性を高めて使用すること
も可能である。
【0015】本発明の製造方法で得られるポリオルガノ
シルセスキオキサンの数平均分子量はGPC装置と標準
分子量物質を用いることにより測定されるものであり、
数平均分子量としては100,000以上であることが
必要である。数平均分子量は100,000未満では
液を基材に塗布後溶剤が揮散した後も被膜がべたついた
り、耐溶剤性や表面硬度が不充分となるので好ましくな
い。
【0016】本発明の製造方法では、まず対応する原料
のトリアルコキシシランまたはトリクロロシランを有機
溶媒を加えずに、酸触媒の存在下で加水分解縮合反応さ
せて、初期縮合物を製造する第1工程を行う。この初期
加水分解縮合での触媒は、反応のコントロールのしやす
さから酸触媒を使用する。次いでこの初期縮合物を、有
機溶剤中、固形分濃度0.5〜30重量%の濃度でアル
カリを触媒として、60〜140℃に加熱して数平均分
子量が100,000以上となるよう、更に縮合を進め
第2工程を行う
【0017】本発明において縮合時、すなわち第2工程
で使用する有機溶剤としてはメタノール、エタノール、
2−プロパノール、ブタノール等のアルコール類、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテルのようなエーテル類、メチルエチルケト
ン、アセトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン
類、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸ブチルのようなエス
テル類、トルエン、キシレン、ベンゼンなどの芳香族炭
化水素類、ジクロロエタン、トリクロロエタン、トリク
ロロエチレン、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水
素類、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の溶剤が例示される。
【0018】縮合時の触媒としては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化セシウムなど
アルカリ金属の水酸化物、トリエチルアミン、ジエチレ
ントリアミン、n−ブチルアミン、ジメチルアミノエタ
ノール、トリエタノールアミンなどのアミン類、テトラ
メチルアンモニウムハイドロキサイドのような四級アン
モニウム塩類を使用することができる。
【0019】本発明のポリオルガノシルセスキオキサン
の製造方法では、前述の有機溶剤に対して固形分濃度は
30重量%以下とすることがよく、これを超えた固形分
濃度では縮合の進行と共にゲル化が生じやすくなる。ま
たゲル化が避けられても、生成物の保存安定性が乏しく
保管時にゲル化が起りやすい。一方0.5重量%未満
濃度では縮合反応の速度が遅く、実用的ではない。
【0020】縮合反応の温度は60〜140℃であり
60℃未満では反応を効率的に進めることができず、1
40℃を超えると逆にゲル化を抑制することが難しい。
縮合反応の停止は反応溶液を中和することにより行い、
その際に生じる塩は必要に応じて瀘過または水洗等によ
り除去する。また微量の水が問題となる場合は脱水剤を
用いて取り除くことができる。縮合反応のもう一つの副
生物であるアルコールは加熱あるいは減圧蒸留によって
容易に除去することが可能である。このようにして本発
によればポリオルガノシルセスキオキサンをゲル化す
ることなく安定に製造することができる。
【0021】このポリオルガノシルセスキオキサンを使
用するに当っては、そのまま溶液として、濃縮、稀釈等
濃度や溶剤組成を修正して用いることもできるし、溶剤
を全て除いたフィルムや粉末状として取り出すこともで
きる。また本発明のポリオルガノシルセスキオキサンに
は必要に応じて各種の添加剤例えば充填剤、染料、顔
料、安定剤、紫外線吸収剤、防カビ剤、界面活性剤、レ
ベリンク剤などを添加して用いることもできる。
【0022】本発明の製造方法で得られたポリオルガノ
シルセスキオキサンはその溶液を基材表面に塗布し、溶
剤を揮散させるだけで、強靱で、硬く、また500℃の
耐熱性を有する被膜を形成させることができるが、この
被膜を加熱硬化することにより、更に硬度、耐溶剤性等
の向上を図ることも可能である。
【0023】
【実施例】以下、実施例及び比較例をあげて本発明を更
に詳しく説明する。なお、実施例及び比較例中のポリオ
ルガノシルセスキオキサンの基本物性測定は下記の方法
により行った。
【0024】〔数平均分子量〕GPC法による。装置は
島津製作所製CR−3Aを使用しカラムは昭和電工
(株)製ショウデックスKF801,KF802,KF
803,KF804を連結して使用し、標準試料ポリス
チレンとの比較換算により求めた。
【0025】〔赤外線吸収スペクトル〕島津製作所製I
R−435を使用し、透過率測定により赤外吸収スペク
トルを調べた。
【0026】〔X線回析〕理学電機(株)製RIGAK
U ROD−Bシステム(X線源はCuターゲット)を
使用した。
【0027】(実施例1)1リットルの4つ口フラスコ
に、メチルトリエトキシシラン481.4g(2.7モ
ル)、フェニルトリメトキシシラン59.5g(0.3
モル)、塩酸0.0004モル、水108g(6モル)
を仕込んだ後、フラスコ内の温度を50℃まで昇温し、
撹拌しながら30分間保持した。続いて70℃に昇温
し、2時間反応させた後、エバポレーターを用いて水及
びアルコールを除いたところ、反応物約260gを得
た。次にこれをメチルイソブチルケトンに固形分濃度が
15重量%になるよう溶解しトリエチルアミン0.00
82モルを滴下し、80℃で3時間反応せしめた後、塩
酸0.0087モルを加えて中和した。
【0028】この反応物の分子量をGPCにより求めた
ところ、数平均分子量は350,000であった。GP
C溶出曲線から見られるこの反応物の分子量分布は一般
のシリコーン系化合物に比して狭かった。またこの溶液
をシリコンウェハー上にスピンコートし、溶剤を完全に
除去した後のフィルムの赤外吸収スペクトルではSi−
O−Siの伸縮振動が1030cm-1と1100cm-1
とに大きく分岐し、ポリシルセスキオキサンの構造が確
認された。なお、このスペクトルの帰属については第3
回無機高分子講演要旨集第35頁の記載を引用、準拠し
た。
【0029】また上記フィルムのX線回析図は、4.5
Åに明瞭な回析ピークを有しており、Brownらがポリシ
ルセスキオキサンに対して測定した値に一致した。
【0030】上記フィルムは、鉛筆硬度Hの比較的硬い
被膜であり、うすい金属板にコーティングした被膜では
180度折り曲げにも追従しうる柔軟性を示した。ま
た、これを500℃で1時間熱処理を行ったが何ら損傷
は見られず、鉛筆硬度は6Hに向上した。
【0031】(比較例1)実施例1において、縮合時の
固形分濃度を0.2重量%とする以外は実施例1と同様
な操作、処方によりポリオルガノシルセスキオキサンを
合成した。80℃3時間後の反応物のGPCによる数平
均分子量は50,000であった。この溶液を固形分濃
度15%となるよう濃縮し、実施例1と同様にシリコン
ウェハー上にスピンコートし、溶剤を完全に除去した
が、フィルムはベタつき、硬度は全く得られなかった。
【0032】(比較例2)実施例1において、縮合時の
固形分濃度を35重量%とする以外は実施例1と同様な
操作、処方によりポリオルガノシルセスキオキサンを合
成した。80℃3時間後の反応物の数平均分子量は65
0,000であった後、常温で保存一昼夜後この溶液は
ゲル化を生じた。
【0033】(比較例3)実施例1において、縮合時の
反応温度を50℃とする以外は実施例1と同様な操作、
処方によりポリオルガノシルセスキオキサンを合成し
た。3時間後の反応物の数平均分子量は62,000で
あり、本発明の目的とする分子量域には達していなかっ
た。
【0034】(比較例4)実施例1において、縮合時の
溶剤をシクロヘキサノール、縮合時の反応温度を145
℃とする以外は実施例1と同様な操作、処方によりポリ
オルガノシルセスキオキサンを合成した。反応2時間後
にゲル化し、沈澱を生じた。
【0035】(実施例2)1リットルの4つ口フラスコ
に、メチルトリエトキシシラン320.9g(1.8モ
ル)、プロピルトリエトキシシラン247.6g(1.
2モル)、塩酸0.0004モル、水108g(6モ
ル)を仕込んだ後、フラスコ内の温度を50℃まで昇温
し、撹拌しながら30分間保持した。続いて70℃に昇
温し、2時間反応させた後、エバポレーターを用いて水
及びアルコールを除いたところ、反応物約270gを得
た。次にこれを酢酸ブチルに固形分濃度が5重量%にな
るよう溶解し、エタノールアミン0.0082モルを滴
下し、70℃で5時間反応せしめた後、酢酸0.008
7モルを加えて中和した。この反応物の分子量をGPC
により求めたところ、数平均分子量は1,150,00
0であった。実施例1と同様にこれをシリコンウェハー
上にスピンコートし、溶剤を完全に除去したところ、鉛
筆硬度Fの比較的硬い被膜が得られた。さらにこの被膜
に300℃で1時間熱処理を行ったが、何ら異常は見ら
れず鉛筆硬度は2Hに向上した。
【0036】(比較例5)実施例2におけるメチルトリ
エトキシシランを1.2モル、プロピルトリエトキシシ
ラン1.8モルとする以外は実施例1と同様な操作、処
方によりポリオルガノシルセスキオキサンを合成した。
反応3時間後の数平均分子量は980,000であっ
た。シリコンウェハー上に作製した被膜は鉛筆硬度2B
と軟らかく、また300℃で1時間加熱処理を行ったと
ころ多数のクラックを生じた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
によればポリオルガノシルセスキオキサンをゲル化する
ことなく安定に製造することができる。そして、本発明
の製造方法で得られたポリオルガノシルセスキオキサン
は、その溶液を基材にコーティングし溶剤を揮発させる
だけで、強靱で硬度が高く、また500℃に耐える耐熱
性の被膜を形成することができる。このため、プロセス
的にも簡便となる他、従来加熱硬化に適しない基材にも
適用することができ、広い用途に使用することが可能で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−13632(JP,A) 特開 平3−20331(JP,A) 特開 昭56−49540(JP,A) 特開 昭61−108628(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/04 - 77/398

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で構造が示され、数平均分
    子量が100,000以上であるポリオルガノシルセス
    キオキサンの製造方法において、 (1)トリアルコキシシラン、またはトリクロロシラン
    を、有機溶媒を加えずに酸触媒の存在下で加水分解縮合
    反応させて、初期加水分解縮合物を製造する第1工程
    と、 (2)初期加水分解縮合物を、有機溶剤中、固形分濃度
    0.5〜30重量%の濃度でアルカリを触媒として、6
    0〜140℃に加熱して更に縮合する第2工程とを有す
    ることを特徴とするポリオルガノシルセスキオキサンの
    製造方法。 【化1】 (一般式(I)中、全側鎖R 1 の50〜100モル%が
    メチル基であり、残部が炭素原子数2ないし3個のアル
    キル基か置換または非置換フェニル基であり、R 2 が炭
    素原子数1ないし3個のアルキル基または水素原子であ
    り、nが整数である。)
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