JP3271902B2 - 横軸回転窓 - Google Patents
横軸回転窓Info
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Description
障子を開閉する横軸回転窓に関するものである。
右縦枠材の中間高さに軸受を取付けると共に、両軸受間
に障子竪框を軸支することによって、その軸支部を支点
にして障子を室内外に回転しており、しかも、窓枠と障
子の間に設けた煽り止めによって障子の開放状態を保持
するものであった。
転窓では、障子の開放状態が煽り止めによって保持され
ていることから、風の吹いた時にはその都度、煽り止め
による固定を解放し、障子を人為操作によって閉鎖しな
ければならない問題点があった。
あり、その目的とするところは、風の圧力によって開放
状態の障子を自動的に閉鎖することができ、なお且つ気
密性も良好な横軸回転窓を提供することである。
窓枠を構成する左右縦枠材の中間高さより上部に、障子
を偏心状態で軸支すると共に、障子上框の室内面側に、
障子が傾斜状態でバランスを保つ重りを取り付け、障子
の軸支箇所に対して障子竪框の上側部分に、縦枠材の中
壁に接する断面中空のタイト材を取り付けると共に、軸
支箇所に対して縦枠材の下側部分に、竪框の中壁に接す
る断面中空のタイト材を取り付け、障子の軸支箇所に対
して縦枠材の上側部分に、障子竪框の室外壁面に接する
気密材をタイト材よりも室外側に取り付けると共に、軸
支箇所に対して竪框の下側部分に、縦枠材の室外壁面に
接する気密材をタイト材よりも室外側に取り付けて、障
子の閉鎖時に両気密材が一直線状に連続することを特徴
とするものである。
すように、窓枠2を構成する左右縦枠材21,21の上
部間、例えば各縦枠材21を上から下に向かって1対2
に分割する箇所に、障子3を偏心状態で軸支すると共
に、障子上框31の室内面側に、障子3が傾斜した状態
でバランスを保つ重り4を設け、なお且つ、図11に示
すように、障子3の閉鎖時に縦枠材21の室外壁24
と、障子竪框32の室外壁34とが、隙間Gを挟んで面
一になるように形成してあり、障子3の軸支箇所に対し
て縦枠材21の上側部分に、竪框32の室外壁面34に
接する気密材8aを取り付けると共に、図12に示すよ
うに、軸支箇所に対して竪框32の下側部分に、縦枠材
21の室外壁面24に接する気密材8bを取り付けてあ
り、障子3の閉鎖状態において両気密材8a,8bが一
直線状に略連続するものである。
て、障子3の開放傾斜角度を調整するものであり、図2
に示すように、上框31の室内面側に、ハット形の取付
金具41を固着し、取付金具41より室内に向けて突出
するボルトBに、抜孔42を有する重り板43を複数枚
挿通して重量を調整し、これら重り板43をボルトBか
ら外れないようにナットNで締め付けて確実に固定した
ものである。また、重量の異なる重り板43を多数枚用
意しておくことによって、重量の調整を行い易くするこ
ともできる。なお、符号44は、重り4を覆い隠して体
裁を整えるケースであり、符号Aはケース44を上框3
1に固定する為のアングルである。
うに、竪框32に向かって突出すると共に、その先部に
気密材8aを嵌め込む取付部25を、室内側に向けて屈
折した状態で設けたものである。また、竪框32の室外
壁34は、図12に示すように、縦枠材21の室外壁2
4と対称的な形状をしており、気密材8bを嵌め込む取
付部35を有するものである。
間Gより幅広く、かつ両室外壁24,34に達する隠蔽
部82の中間部に、前記室外壁24,34の取付部2
5,35に嵌める嵌合部81を室内側に突設したもので
ある。なお、符号Tは、縦枠材21の中壁26と、竪框
32の中壁36との隙間を密閉するタイト材である。
に、室内側に開放状態の障子3を自動的に閉じる閉鎖手
段5を設けても良い。
的には窓枠2の左右側方で、しかも障子3の軸支箇所と
略同じ高さ位置に軸受51,51を夫々設け、両軸受5
1,51によってロッド52を水平、かつ回転可能に支
持し、ロッド52の左右側部に一対のアーム53を、対
向する状態で、かつロッド52の軸支方向に対して直交
する方向に一体的に突設し、ロッド52をモータMによ
って回転させることにより、アーム53が障子竪框32
の上部を室内側より押圧するものである。
内側の斜め上方に向かって傾斜する状態に保持すれば、
障子3の可動領域が閉鎖状態からアーム53の先部に当
接するまでの範囲に設定されることは勿論、風に煽られ
た場合でも障子3が大きくばたつかないようになる。
側に勢い良く傾斜した場合に、竪框32がアーム53の
先部に当る衝撃をやわらげる為に、図4及び図5に示す
ように、アーム53の先部にT字型をなす緩衝板54の
中間部を軸支すると共に、緩衝板54の基部とアーム5
3の中間部との間にスプリングSを引っ掛けてある。
る障子3の圧力が、スプリングSの引張力より小さい場
合は、図4に示すように緩衝板54はアームから一直線
に延出し、かつ緩衝板54の先部の一方がアーム53の
先部より室外側に突出して竪框32に当接する状態にな
る。一方、逆に、前記障子3の圧力がスプリングSの引
張力を上回った場合は、図6に示すように、緩衝板54
の上部がアーム53の仮想延長線に対して室内側に傾斜
する状態になる。
4の先部にローラ55を軸支し、該ローラ55に障子竪
框32が当接するようにして、障子3の閉鎖運動を円滑
に行えるようにしてある。
されるものではなく、竪框32を支える方向に突出した
逆L字型であってもよい。
は、風速や雨量を測定する検知手段(図示せず)を利用
することによって、その検知手段のデータに基づいて、
以下のように障子3を強制的に開閉することができる。
限界値以上の風速若しくは雨量データを測定したら、モ
ータ駆動制御装置(図示せず)によってモータMが正回
転し、それに連動してロッド52とアーム53が一体的
に回転し、図4に示すように、アーム53に軸支された
緩衝板54の先部が障子竪框32に当接して竪框32を
起立方向に押圧し、図7に示すように障子3を閉鎖す
る。
段から限界値未満のデータを測定したら、駆動制御装置
によってモータMが逆回転し、それに連動してロッド5
2とアーム53が一体的に反転することによって、アー
ム53が障子3を押圧する力が解放されるので、重り4
によって障子3が自然に開放傾斜する。
えて図8に示すように、障子下框33の室内面側に係止
具6を取り付けると共に、窓枠取付部の室内側に、係止
具6と自動的に嵌脱するロック手段7を設け、障子3の
閉鎖状態を確実に保持できるようにしてもよい。
面における中央部、若しくは左右両側部に、逆L字型の
金具61を室内側に突出するように固定し、その突出部
の先部に、ピン62を起立したものである。
示すように、窓下枠材22の室内面における左右両側部
に夫々取付けた支持手段11を利用して、横軸71を下
框33と略同一高さで水平に、且つスライド可能に支持
し、横軸71の端部にラック72を形成し、そのラック
72に噛み合うピニオン73をモータMで動かすことに
よって、横軸71をスライドするようになし、横軸71
に前記係止具6のピン62に嵌脱するフック74を固定
したものである。
示すように、一対のガイドローラ13,13にて横軸7
1を挟むように支えるもので、両ガイドローラ13,1
3を角筒ケース12で被覆するものである。
定されるものではなく、例えば横軸回転窓を連窓に構成
した場合、ロッド52を各回転窓に連続するように設
け、そのロッド52に一体的に設けたアーム53によっ
て、各回転窓の障子3を同時に開閉し得るようにしても
よい。また、集会場や工場等の屋根の棟に換気室を設
け、該換気室の四方に本発明の横軸回転窓を取り付けれ
ば、強風時には一方向の横軸回転窓のみが閉鎖し、他方
向の横軸回転窓は開放しているので、換気を良好に行う
ことができる。
心状態で軸支し、障子上框の室内面側に、障子が傾斜し
た状態でバランスを保つ重りを設けてあるので、無風、
或いは微風時には、障子の上部が室内側に倒れ込むよう
にして自然に開き、傾斜した状態でバランスを保つ一
方、風力、風圧によっては、軸支箇所より下側部分の障
子面積が、上側部分の障子面積より広いので、障子の下
側部分が室内側に押し込まれ、障子が自然に閉鎖され
る。その結果、室内環境を快適に保つことができる。
の上側部分に、障子竪框の室外壁面に接する気密材を取
り付けると共に、軸支箇所に対して竪框の下側部分に、
縦枠材の室外壁面に接する気密材を取り付けることによ
って、障子の閉鎖時に両気密材が一直線状に連続するの
で、障子閉鎖時の気密性を良好な状態で保持することが
できる。
縦断面図である。
る閉鎖手段を加えた構造を示す概略正面図である。
態を示す概略縦断面図である。
断面図である。
縦断面図である。
である。
である。
す横断面図である。
す横断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 窓枠(2)を構成する左右縦枠材(2
1,21)の中間高さより上部に、障子(3)を偏心状
態で軸支すると共に、障子上框(31)の室内面側に、
障子(3)が傾斜状態でバランスを保つ重り(4)を取
り付け、障子(3)の軸支箇所に対して障子竪框(3
2)の上側部分に、縦枠材(21)の中壁(26)に接
する断面中空のタイト材(T)を取り付けると共に、軸
支箇所に対して縦枠材(21)の下側部分に、竪框(3
2)の中壁(36)に接する断面中空のタイト材(T)
を取り付け、障子(3)の軸支箇所に対して縦枠材(2
1)の上側部分に、障子竪框(32)の室外壁面(3
4)に接する気密材(8a)をタイト材(T)よりも室
外側に取り付けると共に、軸支箇所に対して竪框(3
2)の下側部分に、縦枠材(21)の室外壁面(24)
に接する気密材(8b)をタイト材(T)よりも室外側
に取り付けて、障子(3)の閉鎖時に両気密材(8a,
8b)が一直線状に連続することを特徴とする横軸回転
窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16944496A JP3271902B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 横軸回転窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16944496A JP3271902B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 横軸回転窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018716A JPH1018716A (ja) | 1998-01-20 |
JP3271902B2 true JP3271902B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=15886725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16944496A Expired - Lifetime JP3271902B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 横軸回転窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3271902B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK173866B1 (da) * | 1999-08-13 | 2002-01-14 | Vkr Holding As | Elektrisk operatorenhed til vinduer |
JP2006348693A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Misawa Homes Co Ltd | 回転窓及び回転窓の設置構造 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16944496A patent/JP3271902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1018716A (ja) | 1998-01-20 |
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