JP3270989B2 - シート部材搬送装置 - Google Patents

シート部材搬送装置

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JP3270989B2
JP3270989B2 JP25039895A JP25039895A JP3270989B2 JP 3270989 B2 JP3270989 B2 JP 3270989B2 JP 25039895 A JP25039895 A JP 25039895A JP 25039895 A JP25039895 A JP 25039895A JP 3270989 B2 JP3270989 B2 JP 3270989B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、印刷機及
びファクシミリの如き画像形成機に使用されるシート部
材搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、ゼログラフィ式複写機、レ
ーザ印刷機及びレーザファクシミリの如き画像形成機に
おいては、静電感光体上にトナー像が形成され、かかる
トナー像が転写域においてシート部材上に転写される。
静電感光体は、通常、回転ドラムの周表面に配設されて
いる。普通紙でよいシート部材は、シート部材搬送装置
によって、静電感光体の移動に同期せしめて転写域を通
して移動せしめられる。シート部材搬送装置は、フィー
ドローラ対と、搬送すべきシート部材の搬送方向長さS
Lよりも短い所定搬送経路長さTLだけ離隔せしめてフ
ィードローラ対の下流に配設されたレジストローラ対
と、フィードローラ対及びレジストローラ対の駆動を制
御するための駆動制御手段とを具備している。かような
シート部材搬送装置においては、カセット式供給機構の
如き適宜の供給手段から送出されたシート部材が、レジ
ストローラ対まで一次搬送され、次いで転写域を通して
二次搬送される。更に詳述すると、一次搬送において
は、レジストローラ対が非駆動状態にある時にフィード
ローラ対の駆動が開始され、供給手段から送出されたシ
ート部材がフィードローラ対の作用によって搬送され、
かかるシート部材の先端が非駆動状態にあるレジストロ
ーラ対のニップに当接せしめられる。シート部材の先端
がレジストローラ対に当接せしめられても幾分かの時間
だけフィードローラ対は更に回転駆動され続け、従って
シート部材の先端は確実にレジストローラ対のニップに
押し付けられ、これによってシート部材の先端が搬送方
向に対して実質上直角でなく傾斜している場合はかかる
傾斜が矯正される。また、レジストローラ対とフィード
ローラ対との間にてシート部材には長さRLのループが
生成される。シート部材に生成されるループの「長さR
L」は、フィードローラ対とレジストローラ対と間に存
在するシート部材の長さSLからフィードローラ対とレ
ジストローラ対との間の搬送経路長さTLを引いた長さ
を意味する。しかる後に遂行される二次搬送において
は、静電感光体の移動に所要とおりに同期せしめてレジ
ストローラ対及びフィードローラ対が実質上同時に駆動
され始め、これによってシート部材が転写域に向けて搬
送され始める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりのシー
ト部材搬送装置においては、一次搬送においてシート部
材に形成されるループの長さRLは、シート部材の先端
が非駆動状態のレジストローラ対のニップに当接せしめ
られた時点からの、フィードローラ対によるシート部材
の搬送長さによって規定される。従って、フィードロー
ラ対の駆動停止時点に関する公差及びフィードローラ対
の直径等における製作公差の如き公差によって、シート
部材に形成されるループの長さRLが変動する。シート
部材に形成されるループの長さRLのかかる変動自体
は、非駆動状態にあるレジストローラ対のニップにシー
ト部材の先端が充分に押し付けられ、これによってシー
ト部材の先端が傾斜している場合にはかかる傾斜が確実
に矯正され、そしてまたシート部材に形成されるループ
の長さRLが許容範囲にありさえすれば、特に問題を発
生せしめることはない。しかしながら、シート部材に形
成されるループに関して、従来のシート部材搬送装置に
は二次搬送に次のとおりの問題が存在する。二次搬送の
開始に際しては、レジストローラ対の駆動開始とフィー
ドローラ対の駆動開始とが実質上同時に遂行されるよう
に設定されているが、例えばレジストローラ対と電動モ
ータとの間に介在せしめられたクラッチ手段及びフィー
ドローラ対と電動モータとの間に介在せしめられたクラ
ッチ手段の、機械的連結の完成に要する時間における公
差に起因して、レジストローラ対の駆動開始時点とフィ
ードローラ対の駆動開始時点との間には幾分かの差が生
成され得る。また、レジストローラ対によるシート部材
搬送速度とフィードローラ対によるシート部材搬送速度
とは実質上同一に設定されているが、レジストローラ対
及びフィードローラ対の直径等における製作公差に起因
して、レジストローラ対によるシート部材の搬送速度と
フィードローラ対によるシート部材の搬送速度との間に
は幾分かの差が生成され得る。そして、フィードローラ
対の駆動がレジストローラ対の駆動よりも早く開始され
る、及び/又はフィードローラ対によるシート部材の搬
送速度がレジストローラ対によるシート部材の搬送速度
よりも大きいと、シート部材の後端がフィードローラ対
から離脱するまでの間に、フィードローラ対とレジスト
ローラ対との間におけるシート部材のループの長さが増
大されて許容範囲を越えてしまう虞がある。シート部材
のループの長さが許容範囲を越えて過剰に増大せしめら
れると、特に所謂腰(スティフネス)が弱いシート部材
の場合或いは雰囲気が高湿度である場合、シート部材に
折り曲げ或いは皺が発生してしまう。シート部材に折り
曲げ或いは皺が発生するのを回避するためには、フィー
ドローラ対とレジストローラ対との間におけるシート部
材のループの長さの許容量を充分に大きくせしめること
が意図され得るが、かくするには、例えばフィードロー
ラ対とレジストローラ対との間において両者間にシート
部材の搬送径路を規定している案内板対の相互間隔を相
当大きく設定することが必要であり、シート部材搬送装
置が過剰に嵩高なものになってしまう等の別個の問題が
発生する。
【0004】従って、本発明の技術的課題は、シート部
材搬送装置が過剰に嵩高なものになってしまう等の別個
の問題を生成せしめることなく、フィードローラ対とレ
ジストローラ対との間においてシート部材のループが過
剰に増大せしめられてしまうことを確実に回避すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究及
び実験の結果、二次搬送において、最初にレジストロー
ラ対の駆動を開始し、次いで所定遅延時間経過後にフィ
ードローラ対の駆動を開始するようにせしめれば、一次
搬送においてシート部材に形成された長さRLのループ
が、二次搬送においてシート部材の後端がフィードロー
ラ対から離脱するまでの間に、過剰に増大せしめられる
ことも実質上消滅せしめられることもないようにせしめ
ることができ、かくして上記目的を達成することができ
ることを見出した。
【0006】即ち、本発明によれば、フィードローラ対
と、搬送すべきシート部材の搬送方向長さSLより短い
所定搬送経路長さTLだけ離隔せしめて該フィードロー
ラ対の下流に配設されたレジストローラ対と、該フィー
ドローラ対及び該レジストローラ対の駆動を制御する駆
動制御手段とを具備し、該駆動制御手段は、一次搬送に
おいて、該レジストローラ対が非駆動状態であるときに
該フィードローラ対の駆動を開始し、該フィードローラ
対の作用によって搬送されているシート部材の先端が該
レジストローラ対のニップに当接せしめられた後に該フ
ィードローラ対の駆動を停止し、かくして該フィードロ
ーラ対と該レジストローラ対との間においてシート部材
に長さRLのループを生成せしめ、次いで、二次搬送に
おいて、該レジストローラ対及び該フィードローラ対の
駆動を開始する、シート部材搬送装置において、該駆動
制御手段は、該二次搬送において、最初に該レジストロ
ーラ対の駆動を開始し、次いで所定遅延時間経過後に該
フィードローラ対の駆動を開始し、該所定遅延時間は、
該一次搬送においてシート部材に生成された長さRLの
ループが、シート部材の後端が該フィードローラ対から
離脱するまでの間に、過剰に増大せしめられることも実
質上消滅されることもないようにせしめられるよう設定
される、ことを特徴とするシート部材搬送装置が提供さ
れる。
【0007】該二次搬送においてシート部材のループ
が、該一次搬送においてシート部材に生成されたループ
の長さRLを越えて増大せしめられることがないよう
に、上記所定遅延時間が設定されているのが好適であ
る。該所定遅延時間は、一般に5乃至30msec程度でよ
い。該一次搬送においてシート部材に生成されるループ
の長さRLは、フィードローラ対と該レジストローラ対
との間の該所定搬送経路長さTLの0.1乃至0.2倍
である(0.1×TL≦RL≦0.2×TL)のが好都
合である。該レジストローラ対よりも上流で該フィード
ローラ対よりも下流に位置する検出位置においてシート
部材を検出ための検出手段が配設されており、該駆動制
御手段は、該一次搬送において、該検出手段がシート部
材の先端を検出した時点から所定遅延時間経過後に該フ
ィードローラ対の駆動を停止するのが好都合である。ま
た、該フィードローラ対及び該レジストローラ対の各々
はクラッチ手段を介して電動モータに駆動連結されてお
り、該制御手段は該クラッチ手段の作動を制御すること
によって該フィードローラ対及び該レジストローラ対の
駆動を制御するのが好都合である。
【0008】
【作用】本発明のシート部材搬送装置においては、二次
搬送において、最初にレジストローラ対の駆動が開始さ
れ、次いで所定遅延時間経過後にフィードローラ対の駆
動が開始される。従って、少なくとも二次搬送の初期に
おいては、シート部材のループの長さは減少せしめられ
る。種々の製作公差に起因してフィードローラ対による
シート部材の搬送速度がレジストローラ対によるシート
部材の搬送速度よりも大きい場合には、上記所定遅延時
間経過後にフィードローラ対の駆動が開始されると、シ
ート部材のループの長さは漸次増大せしめられるが、上
記所定遅延時間を適宜に設定することによって充分容易
に、シート部材の後端がフィードローラ対を離脱せしめ
られるまでの間に、シート部材のループの長さが過剰に
増大せしめられることはないようにせしめることができ
る。好ましくは、二次搬送においてシート部材のループ
が、一次搬送においてシート部材に形成されたループの
長さRLを越えて増大せしめられることがないようにせ
しめることができる。種々の製作公差に起因してフィー
ドローラ対によるシート部材の搬送速度がレジストロー
ラ対によるシート部材の搬送速度よりも小さい場合に
は、二次搬送においてはシート部材のループの長さは減
少し続けるが、上記所定遅延時間を適宜に設定すること
よって充分容易に、シート部材の後端がフィードロー
ラ対を離脱せしめられるまでの間に、シート部材のルー
プが実質上消滅されることはないようにせしめることが
できる。シート部材の後端がフィードローラ対を離脱す
るまでの間に、シート部材のループが消滅せしめられて
しまうと、レジストローラ対によるシート部材の搬送に
フィードローラ対が抵抗することになり、静電感光体と
シート部材との精密な同期が毀損されてしまう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
シート部材搬送装置の好適実施形態を図示している添付
図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0010】図1を参照して説明すると、全体を番号2
で示すシート部材搬送装置は、フィードローラ対4とレ
ジストローラ対6とを含んでいる。
【0011】フィードローラ対4は、被駆動軸8に固定
された被駆動ローラ10と従動軸12に固定された従動
ローラ14とから構成されている。被駆動軸8は回転自
在に装着されており、図1において紙面に垂直な方向に
延びている。従動軸12も回転自在に装着され、図1に
おいて紙面に垂直な方向に、従って被駆動軸8と平行に
延びている。従動軸12は被駆動軸8に接近する方向及
びこれから離れる方向に移動自在に装着され、適宜の弾
性偏倚手段(図示していない)によって被駆動軸8に向
けて弾性的に偏倚せしめられている。従って、従動軸1
2に固定された従動ローラ14は、被駆動軸8に固定さ
れた被駆動ローラ10に弾性的に押圧せしめられてい
る。被駆動ローラ10及び従動ローラ12は適宜の合成
ゴム或いは合成樹脂から形成することができる。図1に
簡略に図示する如く、被駆動軸8は電磁クラッチでよい
クラッチ手段16を介して、電動モータでよい回転駆動
源18に接続されている。回転駆動源18が付勢されて
所定方向に回転せしめられている状態において、クラッ
チ手段16が付勢されて作動状態(連結状態)にせしめ
られると、被駆動軸8及びこれに固定されている被駆動
ローラ10が矢印で示す方向に回転せしめられ、これに
応じて従動軸12及びこれに固定されている従動ローラ
14も矢印で示す方向に回転せしめられる。
【0012】レジストローラ対6は、フィードローラ対
4から所定搬送経路長さTLだけ離隔せしめて、フィー
ドローラ対4の下流に配設されている。搬送経路長さT
Lは、搬送されるシート部材20の搬送方向長さSLよ
りも短く設定されている。レジストローラ対6も、被駆
動軸22に固定された被駆動ローラ24と従動軸26に
固定された従動ローラ28とから構成されている。被駆
動軸22は回転自在に装着されており、図1において紙
面に垂直な方向に延びている。従動軸26も回転自在に
装着され、図1において紙面に垂直な方向に、従って被
駆動軸22と平行に延びている。従動軸26は被駆動軸
22に接近する方向及びこれから離れる方向に移動自在
に装着され、適宜の弾性偏倚手段(図示していない)に
よって被駆動軸22に向けて弾性的に偏倚せしめられて
いる。従って、従動軸26に固定された従動ローラ28
は、被駆動軸22に固定された被駆動ローラ24に弾性
的に押圧せしめられている。被駆動ローラ24及び従動
ローラ28は適宜の合成ゴム或いは合成樹脂から形成す
ることができる。図1に簡略に図示する如く、被駆動軸
22は電磁クラッチでよいクラッチ手段30を介して、
上記回転駆動源18に接続されている。回転駆動源18
が付勢されて所定方向に回転せしめられている状態にお
いて、クラッチ手段30が付勢されて作動状態(連結状
態)にせしめられると、被駆動軸22及びこれに固定さ
れている被駆動ローラ24が矢印で示す方向に回転せし
められ、これに応じて従動軸26及びこれに固定されて
いる従動ローラ28も矢印で示す方向に回転せしめられ
る。
【0013】図1を参照して説明を続けると、フィード
ローラ対4の上流には案内板32及び34(図1にはそ
れらの上流部のみを図示している)が配設され、フィー
ドローラ対4とレジストローラ対6との間には案内板3
6及び38が配設され、レジストローラ対6の下流には
案内板40及び42が配設されている。これらの案内板
32、34、36、38、40及び42はシート部材2
0の搬送径路44を規定している。更に詳述すると、フ
ィードローラ対4の上流においては案内板32及び34
が両者間に搬送径路44を規定し、フィードローラ対4
とレジストローラ対6との間においては案内板36及び
38が両者間に搬送径路44を規定し、レジストローラ
対6の下流においては案内板40及び42が両者間に搬
送径路44を規定している。
【0014】シート部材搬送装置2には、検出手段46
及び48も配設されている。検出手段46は、フィード
ローラ対4の直ぐ上流側に位置する検出位置おいて、案
内板32及び34間に規定されている搬送径路44を通
して搬送されるシート部材20を検出する。検出手段4
8は、フィードローラ対4よりも下流でレジストローラ
対6よりも上流に位置する、好ましくはレジストローラ
対6の直ぐ上流側に位置する検出位置において、案内板
36及び38間に規定されている搬送径路44を通して
搬送されるシート部材20を検出する。検出手段46及
び48は検出位置に突出する検出アームを有するマイク
ロスイッチから構成することができる。所望ならば、透
過型或いは反射型光電スイッチの如き他の適宜の形態の
スイッチから検出手段46及び48を構成することもで
きる。
【0015】図1を参照して説明を続けると、シート部
材搬送装置2は静電複写機の如き画像形成機に装備さ
れ、かかる画像形成機は回転ドラム50(その一部のみ
を図1に図示している)を含んでいる。シート部材搬送
装置2の上記案内板40及び42の上方に回転自在に装
着されている回転ドラム50の周表面には静電感光体が
配設されている。回転ドラム50は電動モータでよい回
転駆動源52に接続されており、矢印で示す方向に回転
駆動される。回転ドラム50が矢印で示す方向に回転駆
動されることによって、その周表面に配設されている静
電感光体は、静電潜像形成域、現像域、転写域54及び
クリーニング域(図1においては転写域54のみを図示
している)を順次に通して移動せしめられる。静電潜像
形成域においては周知の様式によって静電感光体上に静
電潜像が形成され、現像域においては静電潜像がトナー
像に現像される。転写域54においては、回転ドラム5
0に対向して位置する転写用コロナ放電器56が配設さ
れている。シート部材搬送装置2によって搬送されるシ
ート部材20は転写域54において回転ドラム50の周
表面に密接せしめられ、かかるシート部材20の裏面に
転写用コロナ放電器56から所定極性のコロナ放電が施
され、かくして静電感光体上のトナー像がシート部材2
0に転写される。トナー像が転写されたシート部材20
は回転ドラム50の周表面から剥離されて定着手段(図
示していない)に送給され、かかる定着手段においてト
ナー像がシート部材20に定着される。一方、上記クリ
ーニング域においては、転写の後に静電感光体上に残留
するトナーが除去される。
【0016】而して、図1に図示するシート部材搬送装
置2及びこれが装備される画像形成機の上述したとおり
の機械的構成自体は公知のものであり、本発明が適用さ
れる典型例を例示するものであり、従ってそれらの詳細
についての説明は本明細書においては省略する。
【0017】図1と共に図2を参照して説明すると、シ
ート部材搬送装置2が装備される画像形成機には、マイ
クロコンピュータから構成することができる制御手段5
8が配設されており、上記回転駆動源18及び52並び
にクラッチ手段16及び30の作動は制御手段58によ
って制御される(従って、制御手段58はシート部材搬
送装置2の駆動制御手段を構成する)。画像形成機、特
にこれに装備されているシート部材搬送装置2の作動を
説明すると、画像形成機に配設されている開始スイッチ
60(図2)が手動で閉じられると、回転駆動源18及
び52が付勢され、従って回転ドラム50が矢印で示す
方向に回転され始め、上述したとおりの静電潜像形成、
現像、転写、定着及びクリーニングを含む画像形成工程
が開始される。シート部材20の一次搬送も開始され、
カセット式或いはその他の適宜の形態でよいシート部材
供給機構(図示していない)からシート部材搬送装置2
に、普通紙でよいシート部材20が送給される。かかる
シート部材20が案内板32及び34間に規定されてい
る搬送径路44に導入され、検出手段46がシート部材
20の先端を検出すると、クラッチ手段16が付勢され
フィードローラ対4が矢印で示す方向に回転駆動され始
める。上記シート部材20は回転駆動せしめられている
フィードローラ対4のニップに導入され、フィードロー
ラ対4の作用によって更に下流に搬送され続ける。
【0018】フィードローラ対4の作用によってシート
部材20の搬送が続けられると、検出手段48がシート
部材20の先端を検出する。次いで、シート部材20の
先端が非駆動状態であるレジストローラ対6のニップに
当接せしめられる。しかる後においてもフィードローラ
対4は回転駆動され続け、従ってシート部材20の先端
は非駆動状態にあるレジストローラ対6のニップに押し
付けられる。これによって、シート部材20の先端が搬
送方向に対して充分精密に直角ではなくて傾斜している
場合には、かかる傾斜が適切に矯正される。また、非駆
動状態にあるレジストローラ対6によってシート部材2
0の前進が阻止されている状態においてフィードローラ
対4がシート部材20を搬送し続ける故に、図1に図示
する如く、フィードローラ対4とレジストローラ対6と
の間においてシート部材20にループ62が生成され
る。検出手段48がシート部材20の先端を検出した時
点から、制御手段58に内蔵されている遅延タイマー6
4が所定遅延時間DT1を計時すると、クラッチ手段1
6が除勢されてフィードローラ対4の回転駆動が停止さ
れ、一次搬送が終了する。遅延タイマー64が計時する
遅延時間DT1は、フィードローラ対4とレジストロー
ラ対6との間においてシート部材20に生成されるルー
プ62が適切な長さRLになるように設定される。遅延
時間DT1は、クラッチ手段16が電気的に除勢されて
から実際にフィードローラ対4の回転駆動が終了せしめ
られる迄の必要時間における公差を考慮して、フィード
ローラ対4とレジストローラ対6との間において適切な
長さRLのループ62が安定して形成されるように設定
されるべきである。シート部材20に生成されるループ
62の長さRLは、フィードローラ対4とレジストロー
ラ対6との間の所定搬送経路長さTLの0.1乃至0.
2倍(0.1×TL≦RL≦0.2×TL)である
一般に好都合である。そして、かような長さRLのルー
プ62を形成するためには、フィードローラ対4とレジ
ストローラ対6との間の搬送経路長さTL、フィードロ
ーラ対4によるシート部材20の搬送速度、使用するク
ラッチ手段16のの特性等によって変動するが、上記遅
延時間DT1を、一般に、60乃至100msec程度
に設定すればよい。
【0019】次いで、静電感光体上への光像照射の進行
を検出する検出手段(図示していない)の如き適宜の手
段によって、回転ドラム50の回転に所要とおりに対応
せしめて二次搬送開始信号が生成され、かかる信号によ
ってシート部材20の二次搬送が開始される。本発明に
従って構成されたシート部材搬送装置2においては、か
かる二次搬送において、フィードローラ対4の回転駆動
とレジストローラ対6の回転駆動とが実質上同時に開始
されるのではなくて、最初にクラッチ手段30が付勢さ
れてレジストローラ対6の回転駆動が開始される。次い
で、制御手段58に内蔵されている遅延タイマー66が
所定遅延時間DT2を計時すると、クラッチ手段16が
付勢されてフィードローラ対4の回転駆動が開始され
る。かくして、シート部材20は回転ドラム50の回転
に所要とおりに同期せしめて転写域54に送給される。
【0020】二次搬送においては、最初にレジストロー
ラ対6の回転駆動が開始され、次いで所定遅延時間DT
2経過後にフィードローラ対4の回転駆動が開始される
故に、二次搬送の初期(フィードローラ対4の回転駆動
が開始されるまでの間)においては、フィードローラ対
4とレジストローラ対6との間においてシート部材20
に生成されているループ62の長さが漸次減少せしめら
れる。フィードローラ対4によるシート部材20の搬送
速度とレジストローラ対6によるシート部材20の搬送
速度は実質上同一に設定されている故に、理論的には、
フィードローラ対4の回転駆動が開始された後において
は、フィードローラ対4とレジストローラ対6との間に
おいてシート部材20に生成されているループ62の長
さは、シート部材20の後端がフィードローラ対4のニ
ップから離脱するまで実質上一定に維持される。しかし
ながら、ローラ10、14、24及び28の外径等にお
ける製作公差に起因して、実際には、フィードローラ対
6によるシート部材20の搬送速度とレジストローラ対
6によるシート部材20の搬送速度との間には若干の差
が存在する。フィードローラ対6によるシート部材20
の搬送速度がレジストローラ対6によるシート部材20
の搬送速度よりも遅い場合には、フィードローラ対6の
回転駆動が開始された後においても、シート部材20に
生成されているループ62の長さは更に減少し続ける。
一方、フィードローラ対6によるシート部材20の搬送
速度がレジストローラ対6によるシート部材20の搬送
速度よりも早い場合には、フィードローラ対6の回転駆
動が開始された後においては、シート部材20に生成さ
れているループ62の長さは増大され始める。而して、
本発明においては、上記遅延時間DT2を適切な時間に
設定して、シート部材20の後端がフィードローラ対4
から離脱せしめられる迄の間に、フィードローラ対4と
レジストローラ対6との間においてシート部材20に生
成されているループ62が、過剰に増大せしめられるこ
となく、好ましくは一次搬送においてシート部材20に
生成されたループ62の長さRLを越えて増大せしめら
れることなく、そしてまた実質上消滅せしめられてしま
うこともないようにせしめられる。更に詳述すると、二
次搬送の初期において減少せしめられたループ62の長
さが、フィードローラ対4の回転駆動が開始された後に
増大され始める場合には、許容範囲を越えて過剰に増大
せしめられることがない、好ましくは一次搬送において
生成されたループ62の長さRLを越えて増大せしめら
ることがない(従って、シート部材20の後端がフィ
ードローラ対4から離脱する際のループ62の最終長さ
FRLは、0<FRL≦RLである)ように設定され
る。また、二次搬送の初期において減少せしめられたル
ープ62の長さが、フィードローラ対4の回転駆動が開
始された後にも更に減少せしめられる場合には、一次搬
送において生成されたループ62が完全には消滅される
ことがない(従って、シート部材20の後端がフィード
ローラ対4から離脱する際のループ62の最終長さFR
Lは、0<FRL<RLである)ように設定される。か
ような要件を充足するためには、フィードローラ対4と
レジストローラ対6との間の搬送経路長さTL、フィー
ドローラ対4によるシート部材20の搬送速度、レジス
トローラ対6によるシート部材20の搬送速度等によっ
て変動するが、上記遅延時間DT2を、一般に、5乃至
30msec程度に設定すればよい。かくして、本発明
に従って構成されたシート部材搬送装置2においては、
シート部材20に生成されるループ62の長さが過剰に
なってシート部材20に折り曲げ或いは皺が発生するこ
とが確実に回避され、そしてまたシート部材20のルー
プ62が消滅せしめられて、レジストローラ対6による
シート部材20の搬送にフィードローラ対4が干渉する
という事態の発生も確実に回避される。
【0021】
【実施例】次に一実施例について説明すると、図1に図
示するとおりの形態のシート部材搬送装置を20台作成
した。全てのシート部材搬送装置の設計は同一であり、 フィードローラ対の被駆動ローラの外径: 17.85mm フィードローラ対の被駆動ローラの周速: 250.9 mm/s レジストローラ対の被駆動ローラの外径: 17.85mm レジストローラ対の被駆動ローラの周速: 250.9 mm/s フィードローラ対とレジストローラ対と の間の搬送経路長さ : 67.5 mm レジストローラ対の直ぐ上流側のシート 部材検出位置とレジストローラ対との間 の搬送経路長さ : 13.6 mm であり、フィードローラ対と回転駆動源との間に配設し
たクラッチ手段及びレジストローラ対と回転駆動源との
間に配設したクラッチ手段は、共に、小倉クラッチ株式
会社から商品名「MIC5N]として販売されている電
磁クラッチであった。
【0022】一次搬送における遅延時間DT1(即ち、
レジストローラ対の上流側でシート部材が検出されてか
らフィードローラ対のクラッチ手段を除勢するまでの時
間)を84msecに設定し、二次搬送における遅延時間D
T2(即ち、レジストローラ対のクラッチ手段を付勢し
てからフィードローラ対のクラッチ手段を付勢するまで
の時間)を16msecに設定した。
【0023】20台のシート部材搬送装置の各々におい
て、A4寸法の普通紙であるシート部材の一次搬送及び
二次搬送を100回繰り返し遂行した。そして、一次搬
送においてシート部材に生成されたループの長さを測定
したところ、7.2乃至9.5mmであった。二次搬送に
おけるシート部材のループの変動を観察したところ、シ
ート部材のループは一次搬送において生成されたループ
の長さを越えて増大することはなく、そしてまた実質上
消滅することもなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明のシート部材搬送装置において
は、フィードローラ対とレジストローラ対との間でシー
ト部材のループが過剰に増大せしめられしまうことが
確実に回避され、そしてまたシート部材の後端がフィー
ドローラ対から離脱するまでの間にフィードローラ対と
レジストローラ対との間でシート部材のループが実質上
消滅せしめられてしまうことも確実に回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたシート部材搬送装置
の好適実施形態を、それが装備された画像形成機の一部
と共に示す断面図。
【図2】図1のシート部材搬送装置における制御関連要
素を示す簡略ブロック線図。
【符号の説明】
2:シート部材搬送装置 4:フィードローラ対 6:レジストローラ対 8:フィードローラ対に被駆動軸 10:フィードローラ対の被駆動ローラ 12:フィードローラ対の従動軸 14:フィードローラ対の従動ローラ 16:クラッチ手段 18:回転駆動源 20:シート部材 22:レジストローラ対の被駆動軸 24:レジストローラ対の被駆動ローラ 26:レジストローラ対の従動軸 28:レジストローラ対の従動ローラ 46:検出手段 48:検出手段 50:回転ドラム 52:体験駆動源 54:転写域 56:転写用コロナ放電器 58:制御手段(シート部材搬送装置の駆動制御手段) 62:シート部材のループ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 9/14 B41J 13/00 G03G 15/00 518 H04N 1/00 108

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードローラ対と、搬送すべきシート
    部材の搬送方向長さSLより短い所定搬送経路長さTL
    だけ離隔せしめて該フィードローラ対の下流に配設され
    たレジストローラ対と、該フィードローラ対及び該レジ
    ストローラ対の駆動を制御する駆動制御手段とを具備
    し、該駆動制御手段は、一次搬送において、該レジスト
    ローラ対が非駆動状態であるときに該フィードローラ対
    の駆動を開始し、該フィードローラ対の作用によって搬
    送されているシート部材の先端が該レジストローラ対の
    ニップに当接せしめられた後に該フィードローラ対の駆
    動を停止し、かくして該フィードローラ対と該レジスト
    ローラ対との間においてシート部材に長さRLのループ
    を生成せしめ、次いで、二次搬送において、該レジスト
    ローラ対及び該フィードローラ対の駆動を開始する、シ
    ート部材搬送装置において、 該駆動制御手段は、該二次搬送において、最初に該レジ
    ストローラ対の駆動を開始し、次いで所定遅延時間経過
    後に該フィードローラ対の駆動を開始し、該所定遅延時
    間は、該一次搬送においてシート部材に生成された長さ
    RLのループが、シート部材の後端が該フィードローラ
    対から離脱するまでの間に、過剰に増大せしめられるこ
    とも実質上消滅されることもないようにせしめられるよ
    う設定される、ことを特徴とするシート部材搬送装置。
  2. 【請求項2】 該二次搬送においてシート部材のループ
    が、該一次搬送においてシート部材に生成されたループ
    の長さRLを越えて増大せしめられることはない、請求
    項1記載のシート部材搬送装置。
  3. 【請求項3】 該所定遅延時間は5乃至30msecであ
    る、請求項1又は2記載のシート部材搬送装置。
  4. 【請求項4】 該一次搬送においてシート部材に生成さ
    れるループの長さRLは、フィードローラ対とレジスト
    ローラ対との間の該所定搬送長さTLの0.1乃至0.
    2倍である(0.1×TL≦RL≦0.2TL)、請求
    項1から3までのいずれかに記載のシート部材搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 該レジストローラ対よりも上流で該フィ
    ードローラ対よりも下流に位置する検出位置においてシ
    ート部材を検出ための検出手段が配設されており、該駆
    動制御手段は、該一次搬送において、該検出手段がシー
    ト部材の先端を検出した時点から所定遅延時間経過後に
    該フィードローラ対の駆動を停止する、請求項1から4
    までのいずれかに記載のシート部材搬送装置。
  6. 【請求項6】 該フィードローラ対及び該レジストロー
    ラ対の各々はクラッチ手段を介して電動モータに駆動連
    結されており、該制御手段は該クラッチ手段の作動を制
    御することによって該フィードローラ対及び該レジスト
    ローラ対の駆動を制御する、請求項1から5までのいず
    かに記載のシート部材搬送装置。
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