JP2759234B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2759234B2
JP2759234B2 JP3321013A JP32101391A JP2759234B2 JP 2759234 B2 JP2759234 B2 JP 2759234B2 JP 3321013 A JP3321013 A JP 3321013A JP 32101391 A JP32101391 A JP 32101391A JP 2759234 B2 JP2759234 B2 JP 2759234B2
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photoconductor
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fixing roller
paper
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JP3321013A
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大介 林
貢 宮本
生一 北川
高志 永島
弘 楠本
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真複写機などの
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、感光体
と、クラッチによって所定のタイミングで駆動されるレ
ジストローラを、同一の駆動系に連係させて、当該レジ
ストローラの給紙速度を感光体の周速に合わせるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かゝる構成によれば、
感光体とレジストローラとの間における用紙の撓み姿勢
が一定になり、転写装置に送り込まれた用紙に対するト
ナー像の転写が良好に達成されると思われていた。しか
し現実には、軽微ではあるが用紙搬送方向に間隔をへだ
てる状態で部分的に転写不良が発生している。
【0004】そこで本発明者らは、鋭意考察して転写不
良の発生原因を追求したところ、転写不良の原因が、レ
ジストローラと感光体との間での用紙の撓み姿勢の変化
に起因することを突き止めたのである。即ち、上記のレ
ジストローラは一般に、駆動側のローラを合成樹脂製と
し且つ従動側のローラをゴム製としているが、かゝる合
成樹脂製のローラは、例えばアルミ等の金属製の感光体
に比べて製作精度がやゝ劣るものであって、外径の寸法
精度が低いことに起因して周速(ひいては給紙速度)が
バラつき、これが原因でレジストローラと感光体との間
での用紙の撓み姿勢が僅かであるが変化していることを
知見するに至ったのである。
【0005】而して、撓み量が小さくなるように変化し
た際には用紙に緊張力が加わって、転写域で感光体表面
に静電吸着されている用紙に引き剥がしの応力が作用
し、撓み量が大きくなるように変化した際には用紙を感
光体表面に押し付ける応力が作用し、これらが転写ズレ
の原因になっていることを突き止めたのである。
【0006】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、レジストローラと感光体との間での用紙の
撓み量を一定化させて、転写不良を生じさせないように
した技術を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、レジストローラと感光体を各別に駆動さ
せる第1及び第2の駆動手段を設けると共に、レジスト
ローラによる給紙速度を感光体の周速に同期させる第1
の制御手段を設ける一方、前記感光体の下流側に、第3
の駆動手段によって駆動される定着ローラを配置すると
共に、その定着ローラと前記感光体との間には、直線状
に引っ張られた用紙を検出するための検出手段を設け、
かつ、前記定着ローラの周速を前記感光体の周速よりも
やや速くする第1速度と、前記定着ローラを減速させて
その周速を前記感光体の周速に同期させる第2速度とに
切り換える機能を有する第2の制御手段を前記第3の駆
動手段に設け、前記第1速度で駆動している前記定着ロ
ーラに前記用紙が撓んだ状態で到達した後、その定着ロ
ーラによって引っ張られて直線状に変化すると、その用
紙が前記検出手段によって検出され、その間に出力され
る検出信号により、前記第2の制御手段から前記第3の
駆動手段に対して制御出力が送出され、前記定着ローラ
の周速が前記感光体の周速と同期されるように構成した
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の特徴構成によれば、レジストローラの製
作精度の如何に拘わらず、直線状に引っ張られた用紙が
検出されている間には、当該レジストローラの給紙速度
と感光体の周速とが同期することで、レジストローラと
感光体との間での用紙の撓み量が一定となり、また、転
写後において無理な引っ張りによる転写ズレが防止され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は画像形成装置の一例である静電写真複写機
の概略を示し、図において、1は原稿載置台2に対する
原稿押え3を備えた装置本体で、光学系移動式の露光装
置4が空間上部に設けられている。5は装置本体1に横
架された感光体で、この感光体5のまわりには、帯電装
置6、現像装置7、転写装置、用紙分離装置9、クリ
ーニング装置10が配置されている。
【0010】11は給紙カセット12内の用紙aを転写
装置8に送給する給紙搬送装置で、給紙ローラ13と、
上下のガイド板による搬送部14,15と、当該搬送部
14,15間に配置された上下一対のレジストローラ1
6,17から構成されている。尚、下部側の駆動用レジ
ストローラ17は合成樹脂製であり、上部側の従動用レ
ジストローラ16はゴム製である。
【0011】18は感光体5の下流側に配置された定着
装置で、加熱用と加圧用の定着ローラ19,20から成
る。21は用紙分離装置9と定着装置18との間に配置
された用紙案内板、22は定着後の用紙aを排紙トレイ
23に排紙させる排紙ローラである。24は用紙a後端
の通過を検出する手段、25は感光体5と定着装置18
との間に設けられた用紙検出手段である。
【0012】図2に示すように、前記駆動側のレジスト
ローラ17は、ステッピングモータやサーボモータ等に
よる第1駆動手段26によって駆動され、前記感光体5
は、給紙ローラ13や排紙ローラ22を駆動する第2駆
動手段27によって駆動され、駆動側である加熱用の定
着ローラ19は、ステッピングモータやサーボモータ等
による第3駆動手段28によって駆動されるように構成
されている。
【0013】そして、前記第1駆動手段26には、一対
のレジストローラ16,17による給紙速度を感光体5
の周速に同期させる第1制御手段29が連係され、前記
第3駆動手段28には、前記用紙検出手段25が用紙検
出信号を出力する間、前記定着ローラ19を減速させて
その周速を感光体5の周速に同期させる第2制御手段3
0が連係されている。
【0014】より詳しくは、前記第1制御手段29は、
駆動側のレジストローラ17の周速をシュミレートし
て、この結果に基づいて当該レジストローラ17の回転
速度を加減速させて、一対のレジストローラ16,17
による給紙速度を感光体5の周速に同期させる機能を持
つものである。一方、前記第2制御手段30は、定着ロ
ーラ19の周速を感光体5の周速よりもやゝ速くする第
1速度と、用紙検出手段25が用紙検出信号を出力して
いる間、前記定着ローラ19の周速を感光体5の周速に
同期させる第2速度とに切り換える機能を持つものであ
る。
【0015】上記の構成によれば、給紙カセット12か
ら搬送部14に取り出された用紙aは、所定のタイミン
グで駆動されるレジストローラ16,17によって転写
装置8へと給紙され、感光体5の表面に形成されたトナ
ー像が転写される。このとき、前記レジストローラ1
6,17の給紙速度が感光体5の周速に同期しているの
で、レジストローラ16,17と感光体5との間におけ
る用紙aの撓み姿勢が常に一定となり、転写ズレを伴わ
ない良好なるトナー像の転写が達成される。
【0016】そしてトナー像の転写に引き続いて、用紙
分離装置9による感光体表面からの用紙aの分離が行な
われ、分離された用紙aは図2に示すように、その腰の
強さと自重および感光体5に残留の静電吸着力の作用で
弓なりに湾曲しつつ、用紙案内板21を経て定着装置1
8に導入される。
【0017】このとき、定着装置18の定着ローラ19
は、その周速が感光体5の周速よりもやゝ速い第1速度
で回転しており、而して、用紙先端の定着ローラ19,
20間への導入が円滑に行なわれると共に、感光体5と
定着装置18との間で湾曲している用紙aが直線状に引
っ張られることで、当該定着ローラ19,20が搬送す
る用紙aが用紙検出手段25によって検出される。
【0018】この結果、前記定着ローラ19は、当該用
紙検出手段25が用紙検出の信号を出力する間、感光体
5の周速に同期する第2速度で駆動されることになり、
而して、用紙aの無理な引っ張りによる転写ズレが防止
されることになる。そして、用紙a後端が用紙検出手段
25を通過すると、定着ローラ19が第1速度に切り換
えられ、爾後の定着と排紙が速く行なわれて用紙aがト
レイ23に取り出される。
【0019】尚、前記定着ローラ19の周速を感光体5
の周速よりもやゝ速くするように第1速度を設定してい
るが、定着ならびに排紙の性能上で影響のない範囲で更
に速度アップを図るもよい。また、用紙a後端が用紙検
出手段25を通過したときに定着ローラ19を第1速度
に切り換えさせているが、用紙後端検出手段24からの
信号を基にして所定時間経過後に、優先的に前記定着ロ
ーラ19を第1速度に切り換えさせる構成などに変更可
能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の制御手段により、レジストローラの給紙速度を感光
体の周速に同期させるようにしたことで、レジストロー
ラと感光体との間での用紙の撓み量が常に一定となり、
撓み姿勢の変動に起因する転写ズレを効果的に防止で
き、また、感光体と定着装置との間で湾曲している用紙
が直線状に引っ張られることで信号を出力する検出手段
を感光体と定着装置との間に設けて、第2の制御手段に
より、その信号が出力されている間、定着ローラの周辺
と感光体と同期させるようにしたので、転写後において
無理な引っ張りによる転写ズレが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電写真複写機の縦断側面図である。
【図2】第1乃至第3駆動手段と共に示す給紙状況の説
明図である。
【符号の説明】
5…感光体、8…転写装置、16,17…レジストロー
ラ、19,20…定着ローラ、26〜28…駆動手段、
29,30…制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永島 高志 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 楠本 弘 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−53759(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 502 G03G 15/00 518

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のタイミングで駆動されるレジスト
    ローラの下流側に、転写装置を対峙させた感光体を配置
    して成る画像形成装置において、前記レジストローラと
    感光体を各別に駆動させる第1及び第2の駆動手段を設
    けると共に、前記レジストローラによる給紙速度を感光
    体の周速に同期させる第1の制御手段を設ける一方、前
    記感光体の下流側に、第3の駆動手段によって駆動され
    る定着ローラを配置すると共に、その定着ローラと前記
    感光体との間には、直線状に引っ張られた用紙を検出す
    るための検出手段を設け、かつ、前記定着ローラの周速
    を前記感光体の周速よりもやや速くする第1速度と、前
    記定着ローラを減速させてその周速を前記感光体の周速
    に同期させる第2速度とに切り換える機能を有する第2
    の制御手段を前記第3の駆動手段に設け、前記第1速度
    で駆動している前記定着ローラに前記用紙が撓んだ状態
    で到達した後、その定着ローラによって引っ張られて直
    線状に変化すると、その用紙が前記検出手段によって検
    出され、その間に出力される検出信号により、前記第2
    の制御手段から前記第3の駆動手段に対して制御出力が
    送出され、前記定着ローラの周速が前記感光体の周速と
    同期されるように構成したことを特徴とする画像形成装
    置。
JP3321013A 1991-11-09 1991-11-09 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2759234B2 (ja)

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US5884134A (en) * 1996-06-19 1999-03-16 Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus with a device to increase contact area between a transfer sheet and an image carrier
DE60134612D1 (de) * 2000-11-22 2008-08-14 Ricoh Kk Verfahren und Vorrichtung zur Bilderzeugung mit verbessertem Fixiervorgang
JP4686081B2 (ja) * 2001-09-13 2011-05-18 株式会社リコー 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5753759A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Ricoh Co Ltd Speed controller of electronic photographic copying machine

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