JP3270831B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3270831B2
JP3270831B2 JP02045899A JP2045899A JP3270831B2 JP 3270831 B2 JP3270831 B2 JP 3270831B2 JP 02045899 A JP02045899 A JP 02045899A JP 2045899 A JP2045899 A JP 2045899A JP 3270831 B2 JP3270831 B2 JP 3270831B2
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latch
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浩由 富田
達哉 神田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置に
関し、詳しくはデータストローブ信号に基づいてデータ
信号を取り込む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置等の半導体装置として、
安定した高速なデータ入出力を実現するために、クロッ
ク信号に同期してアドレス信号を取り込み、クロック信
号とは別のデータストローブ信号に同期してデータ入出
力を行うものがある。図24は、データストローブ信号
に同期してデータ取り込みを行う半導体装置の発明者に
よって考えられているタイミング図を示す。
【0003】図24には、データストローブ信号の立ち
上がりと立ち下がりの両方のエッジに同期してデータを
取り込むDDR(Double Data Rate)方式によるデータ
取り込みが示される。図24の最上段にはクロック信号
CLKが示され、2段目と3段目とには、データストロ
ーブ信号DS及びこれに同期して取り込まれるデータ信
号DQが示される。図24の例では、D0〜D3の4ビ
ットのデータが連続的に書込まれるバースト長=4の場
合のバースト書込み時のデータ取り込みタイミングが示
されている。
【0004】まずクロック信号CLKの第1番目の立ち
上がりエッジ(clk1)で、書き込みコマンドと先頭アド
レスを示す書き込みアドレスWA1とが外部から入力さ
れる。書き込みコマンドは半導体装置のコマンドデコー
ダでデコードされたのち書き込みコマンドラッチに入力
され、書き込みコマンドラッチからライトイネーブル信
号が出力される。このライトイネーブル信号によって、
データストローブ信号DS及びデータ信号DQとを受け
るそれぞれのバッファが活性化される。バッファに入力
されたデータ信号DQは、バッファに入力されたデータ
ストローブ信号DSに同期して、ラッチに取り込まれ
る。ライトイネーブル信号を生成してバッファを活性化
するまでにある程度の時間を必要とするために、書き込
みコマンド入力(clk1)からデータストローブ信号の最
初の立ち上がりエッジまでの時間tDSSは、約3ns
程度の余裕が必要である。
【0005】データストローブ信号DSの最初の立ち上
がりエッジでデータD0をラッチし、次の立ち下がりエ
ッジでデータD1をラッチする。クロック信号CLKの
第2番目の立ち上がりエッジ(clk2)で次の書き込みア
ドレスWA2が内部生成され、その後のデータストロー
ブ信号DSの立ち上がりエッジでデータD2をラッチ
し、次の立ち下がりエッジでデータ信号D3をラッチす
る。
【0006】DDR方式に於いては、データD0及びD
1は、2つの異なったラッチに格納され、データD1が
ラッチされた直後に、データD0及びD1が同時に、半
導体装置の内部回路にパラレルに供給される。従ってデ
ータはストローブ信号の半分の周期で入力されるが、内
部回路はストローブ信号と同じ周期で動作する。この場
合の書き込みアドレスはWA1である。またデータD3
がラッチされた直後に、データD2及びD3が同時に、
半導体装置の内部回路にパラレルに供給される。この場
合の書き込みアドレスはWA2である。
【0007】上述のような半導体装置に於いては、ユー
ザが入力するデータストローブ信号DSのタイミング
に、許容可能なマージンを設定出来ることが望ましい。
図25は、データストローブ信号の立ち上がりが、書き
込みコマンド入力から1クロックサイクル遅れた場合の
データ取り込みを示すタイミングチャートである。
【0008】まずクロック信号CLKの第1番目の立ち
上がりエッジ(clk1)で、書き込みコマンドと書き込み
アドレスWA1とが外部から入力される。データストロ
ーブ信号DSの最初の立ち上がりエッジは、アドレスW
A1入力から1クロックサイクル遅れて現れる(clk
2)。このデータストローブ信号DSの立ち上がりエッ
ジでデータD0をラッチし、次の立ち下がりエッジでデ
ータD1をラッチする。クロック信号CLKの第2番目
の立ち上がりエッジ(clk2)で次の書き込みアドレスW
A2が内部生成され、次のタイミング(clk3)のデータ
ストローブ信号DSの立ち上がりエッジでデータD2を
ラッチし、次の立ち下がりエッジでデータ信号D3をラ
ッチする。
【0009】データD1がラッチされた直後に、データ
D0及びD1を半導体装置の内部回路にパラレルに供給
する。この場合の書き込みアドレスは、WA1である。
しかしながら、直前のタイミング(clk2)で半導体装置
で生成された書き込みアドレスはWA2である。従っ
て、通常の1つのバッファに書き込みアドレスを格納す
る単純な構成では、データD0及びD1を内部回路に供
給する時点に於いては、既に書き込みアドレスWA1が
書き込みアドレスWA2によって書き換えられてしま
う。
【0010】これを避けるためには、例えば書き込みア
ドレスWA1及びWA2を順次シフトレジスタ等に格納
しておく必要がある。そしてデータD0及びD1を内部
回路に供給するタイミングで書き込みアドレスWA1を
読み出し、次にデータD2及びD3を内部回路に供給す
るタイミングで書き込みアドレスWA2を読み出す作業
が必要になる。そして、アドレスバッファをシフトレジ
スタで構成することは、外部から入力されるクロック信
号とデータストローブ信号が図25に示すタイミング関
係で入力される場合には有用であるが、図24に示すタ
イミング関係で入力される場合には適用することは困難
である。シフトレジスタは、シフト動作に所定の時間を
要するので、図24におけるデータD0,D1の書込み
動作開始時点でおいて、シフトレジスタは対応するアド
レスを出力することが出来ない
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図24に示される最短
tDSSのタイミングでは、内部回路へのデータ供給を
行う直前のタイミングで取り込まれたアドレスを使用す
る必要がある。即ち、例えばデータD0及びD1を内部
回路に供給する場合には、直前に取り込まれた書き込み
アドレスはWA1であり、この書き込みアドレスWA1
をデータD0及びD1と共に内部回路に供給する必要が
ある。それに対して図25の最長tDDSの場合には、
上述のように、直前に取り込まれた書き込みアドレスW
A2ではなく、更にその前に取り込まれた書き込みアド
レスWA1を、データD0及びD1に対して用いる必要
がある。
【0012】このようにデータストローブ信号に許容可
能なタイミングマージンを設けると、設定したタイミン
グに応じてアドレスバッファからどのアドレスを読み出
すのかを制御する必要が生じる。従って本発明は、デー
タストローブ信号に許容可能なタイミングマージンを設
けた、データストローブ信号に同期してデータ取り込み
を行う半導体装置を提供することを目的とする。
【0013】また、データストローブ信号を使用する半
導体装置においては、データ及びアドレスを異なるタイ
ミング信号に応答して取込む。すなわちデータ信号はデ
ータストローブ信号に応答して取込まれ、アドレスはク
ロック信号に応答して取込まれる。このように異なるタ
イミングで取込んだ2種類の信号を、内部回路が対応づ
けながら正確かつ高速に処理、転送することは困難であ
る。
【0014】従って、本発明は、異なるタイミングで取
込んだアドレス及びデータを正確かつ高速に処理するこ
とが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に於て
は、クロックに同期してアドレスが入力されストローブ
信号に同期してデータが入力される半導体装置は、前記
アドレスを取り込む複数のアドレスラッチ回路と、該ク
ロックに対応して該複数のアドレスラッチ回路の一つを
順番に指定して、指定されたアドレスラッチ回路が該ク
ロックに対応して該アドレスを取り込むように制御する
第1の制御回路と、該ストローブ信号に対応して該複数
のアドレスラッチ回路の一つを順番に指定して、指定さ
れたアドレスラッチ回路が該ストローブ信号に同期して
該アドレスを出力するように制御する第2の制御回路を
含むことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明に於ては、請求項1記載の
半導体装置に於て、前記ストローブ信号に同期してデー
タを取り込み該ストローブ信号に同期して該データを出
力するデータラッチ回路を更に含むことを特徴とする。
請求項3の発明に於ては、請求項2記載の半導体装置に
於て、書き込みコマンドが入力されたことに応答して生
成されるライトイネーブル信号により前記データラッチ
回路は動作することを特徴とする。
【0017】請求項4の発明に於ては、請求項3記載の
半導体装置に於て、前記ライトイネーブル信号は、前記
第1の制御回路と前記第2の制御回路とを前記書き込み
コマンドが入力されてから所定の期間動作させることを
特徴とする。請求項5の発明に於ては、請求項1記載の
半導体装置に於て、前記第1の制御回路は、前記クロッ
クを分周する第1の分周器を含み該第1の分周器からの
分周クロック信号により前記複数のアドレスラッチ回路
の一つを順番に指定し、前記第2の制御回路は、前記ス
トローブ信号を分周する第2の分周器を含み該第2の分
周器からの分周ストローブ信号により前記複数のアドレ
スラッチ回路の一つを順番に指定することを特徴とす
る。
【0018】請求項6の発明に於ては、請求項1記載の
半導体装置に於て、前記クロックに同期して前記アドレ
スを取り込むインクリメントラッチ回路と、該インクリ
メントラッチの取り込んだアドレスを1だけ増加させて
該インクリメントラッチ回路に供給すると共に前記複数
のアドレスラッチ回路に供給するアドレス生成器を更に
含み、該複数のアドレスラッチ回路は外部からのアドレ
ス及び該アドレス生成器からのアドレスの一方を選択し
て取り込み可能であることを特徴とする。
【0019】請求項7の発明に於ては、請求項2記載の
半導体装置に於て、前記データラッチ回路は、前記スト
ローブ信号の立ち上がりエッジに同期して前記データを
取り込む第1のデータラッチ回路と、前記ストローブ信
号の立ち下がりエッジに同期して前記データを取り込む
第2のデータラッチ回路を含むことを特徴とする。請求
項8の発明に於ては、クロックに同期してアドレスが入
力されストローブ信号に同期してデータが入力される半
導体装置は、前記データを取り込む複数のデータラッチ
回路と、該ストローブ信号に対応して該複数のデータラ
ッチ回路の一つを順番に指定して、指定されたデータラ
ッチ回路が該ストローブ信号に対応して該データを取り
込むように制御する第1の制御回路と、該クロックに対
応して該複数のデータラッチ回路の一つを順番に指定し
て、指定されたデータラッチ回路が該クロックに同期し
て該データを出力するように制御する第2の制御回路を
含むことを特徴とする。
【0020】請求項9の発明に於ては、請求項8記載の
半導体装置に於て、前記クロックに同期してアドレスを
取り込み該クロックに同期して該アドレスを出力するア
ドレスラッチ回路を更に含むことを特徴とする。請求項
10の発明に於ては、請求項8記載の半導体装置に於
て、書き込みコマンドが入力されたことに応答して生成
されるライトイネーブル信号により前記データラッチ回
路は動作することを特徴とする。
【0021】請求項11の発明に於ては、請求項10記
載の半導体装置に於て、前記ライトイネーブル信号は、
前記第1の制御回路と前記第2の制御回路とを前記書き
込みコマンドが入力されてから所定の期間動作させるこ
とを特徴とする。請求項12の発明に於ては、請求項8
記載の半導体装置に於て、前記第1の制御回路は、前記
ストローブ信号を分周する第1の分周器を含み該第1の
分周器からの分周ストローブ信号により前記複数のデー
タラッチ回路の一つを順番に指定し、前記第2の制御回
路は、前記クロックを分周する第2の分周器を含み該第
2の分周器からの分周クロック信号により前記複数のデ
ータラッチ回路の一つを順番に指定することを特徴とす
る。
【0022】請求項13の発明に於ては、請求項9記載
の半導体装置に於て、前記アドレスラッチ回路の取り込
んだアドレスを1だけ増加させて該アドレスラッチ回路
に供給するアドレス生成器を更に含み、該アドレスラッ
チ回路は外部からのアドレス及び該アドレス生成器から
のアドレスの一方を選択して取り込み可能であることを
特徴とする。
【0023】請求項14の発明に於ては、請求項8記載
の半導体装置に於て、前記第1のデータラッチ回路及び
前記第2のデータラッチ回路の各々は、前記ストローブ
信号の立ち上がりエッジに同期してデータを取り込む第
1のラッチと、前記ストローブ信号の立ち下がりエッジ
に同期してデータを取り込む第2のラッチを含むことを
特徴とする。
【0024】請求項15の発明に於ては、請求項9記載
の半導体装置に於て、前記アドレスラッチ回路は、前記
クロックに基づいて該クロックの所定サイクル数の期間
だけ前記アドレスを遅らせて出力する遅延回路を含むこ
とを特徴とする。請求項16の発明においては、請求項
1又は9記載の半導体装置において、前記アドレスラッ
チ回路は、リード動作時にはクロック遅延無しで前記ア
ドレスをアドレスバッファに転送することを特徴とす
る。
【0025】上記請求項1乃至7の発明に於いては、ク
ロックに同期してアドレスが入力されストローブ信号に
同期してデータが入力される半導体装置に於いて、アド
レスラッチ回路はクロックに対応してアドレスを取り込
みストローブ信号に同期してアドレスを出力する。この
際、複数のアドレスラッチ回路に順番に(2つのアドレ
スラッチ回路の場合は交互に)アドレスを書き込み、ま
た順番にアドレスを読み出すことで、データと対応する
アドレスとをストローブ信号に同期したタイミングで同
時に内部回路に供給することが出来る。従って、データ
ストローブ信号の設定されたマージン内であれば、デー
タストローブ信号のタイミングに関わらずに、適切な書
き込み動作を実現することが出来る。
【0026】上記請求項8乃至15の発明に於いては、
クロックに同期してアドレスが入力されストローブ信号
に同期してデータが入力される半導体装置に於いて、デ
ータラッチ回路はストローブ信号に対応してデータを取
り込みクロックに同期してデータを出力する。この際、
複数のデータラッチ回路に順番に(2つのデータラッチ
回路の場合は交互に)データを書き込み、また順番にデ
ータを読み出すことで、アドレスと対応するデータとを
クロックに同期したタイミングで同時に内部回路に供給
することが出来る。従って、データストローブ信号の設
定されたマージン内であれば、データストローブ信号の
タイミングに関わらずに、適切な書き込み動作を実現す
ることが出来る。
【0027】上記請求項16の発明においては、リード
動作時に、最短時間で出力を得ることが出来る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を、添付の
図面を用いて説明する。図1は、本発明による半導体記
憶装置の第1の実施例を示す構成図でDDRタイプのシ
ンクロナスDRAMの概略構成図である。図1の半導体
記憶装置10は、データ入力バッファ11、データスト
ローブ入力バッファ12、アドレスバッファ13、デー
タラッチ14、シフトレジスタ15、データラッチ1
6、分周器17、分周器18、ラッチ出力クロック生成
器19、ラッチ入力クロック生成器20、内部クロック
生成器21、コマンドデコーダ22、ライトコマンドラ
ッチ23、インクリメントラッチ24、アドレス生成器
25、ラッチ26、ラッチ27、アドレスバッファ2
8、ライトアンプ29、ライトアンプ30、ライトパル
ス/コラム選択パルス生成器31、プリデコーダ34、
プリデコーダ35、奇数セル配列36、偶数セル配列3
7、センスアンプ38、センスアンプ39、コラムデコ
ーダ40、コラムデコーダ41、バースト長計測カウン
タ42、及びリードアンプ43及び44、クロック生成
器501、モードレジスタ502、パラレルシリアル変
換部503、及び出力バッファ504を含む。
【0029】半導体装置10は、クロック信号CLKに
同期してアドレス入力を行い、データストローブ信号D
Sに同期して、データ信号DQを取り込む。なおデータ
信号DQ及びアドレス信号は複数ビットからなるが、以
下の説明に於いて回路構成を示す際には、説明の簡略化
のために1ビットの回路構成を示す。本発明の第1の実
施例の半導体装置10に於いては、並列接続されたラッ
チ26及び27が、連続する2つの入力アドレスをラッ
チする。ラッチ26及び27は、ラッチ入力クロック生
成器20の制御によって、内部クロックiCLKに同期
してアドレスを取込むアドレスバッファ13からの入力
アドレス又は、インクリメントラッチ24とアドレス生
成器25によって生成される内部アドレスiADDの一
方をクロック信号CLKに同期して取り込み、ラッチ出
力クロック生成器19の制御によって、ラッチしたアド
レスをデータストローブ信号DSに同期してアドレスバ
ッファ28に出力する。入力アドレスは、ラッチ26か
ら始まり、ラッチ26と27に交互に取り込まれる。ま
たラッチしたアドレスをアドレスバッファ28に供給す
る際には、ラッチ26から始めて、ラッチ26及び27
から交互にアドレスを出力する。
【0030】このような構成とすれば、図24に示す最
短tDSSの場合と図25に示す最長tDSSの場合と
の両者に対応することが出来る。図24に示す最短tD
SSの場合には、クロック信号に同期してラッチ26に
アドレスWA1を取り込んで、データD1に対応したデ
ータストローブ信号の変化エッジのタイミングでラッチ
26のアドレスWA1を出力する。次にラッチ27にア
ドレスWA2を取り込んで、データD3に対応したデー
タストローブ信号の変化エッジのタイミングでラッチ2
7のアドレスWA2を出力する。
【0031】図25に示す最長tDSSの場合には、ラ
ッチ26にアドレスWA1を取り込んで、次にラッチ2
7にアドレスWA2を取り込む。データD1に対応した
データストローブ信号の変化エッジのタイミングでラッ
チ26のアドレスWA1を出力し、次にデータD3に対
応したデータストローブ信号の変化エッジのタイミング
でラッチ27のアドレスWA2を出力する。
【0032】このように本発明の第1の実施例に於いて
は、シフトレジスタではなく、並列に設けられた2つの
ラッチ26及び27に入力アドレスを格納して、順次適
切なタイミングで読み出すことで、最短tDSSから最
長tDSSまでのデータストローブ信号DSのタイミン
グマージンに対応することが出来る。また、ラッチ2
6,27からアドレスがアドレスバッファ28に出力さ
れるタイミングはデータストローブ信号に同期してい
る。同様に後述するシフトレジスタ15、データラッチ
16からデータがライトアンプ29、30にパラレル出
力されるタイミングもデータストローブ信号に同期して
いる。従って内部回路(=アドレスバッファ28及びシ
フトレジスタ/データラッチ15、16よりも後段の回
路であって、プリデコーダ34、35、ライトアンプ2
9、30、センスアンプ38、39、コラムデコーダ4
0、41等の回路)は、データストローブ信号に同期し
て動作することによって、アドレス信号と対応するデー
タ信号とを正確かつ高速に処理することができる。
【0033】以下に、半導体記憶装置10の全体動作を
説明する。コマンドデコーダ22は、クロック信号CL
Kと同期して入力されたコマンドComm(例えば、/
RAS、/CAS、/CS、/WE等の制御信号の組合
せ)をデコードして、コマンドが書込みコマンドの場
合、HIGHパルスの信号であるライト信号wrpz及
びCAS信号を出力する。尚、CAS信号はリードコマ
ンド等他のコマンド入力にも応答して出力される。この
CAS信号がクロック生成器501に入力されると、H
IGHワンショットパルスの信号である外部タイミング
パルス信号extpnzが出力される。次いでクロック
生成器は、後述するバースト長計測カウンタからのバー
スト終了信号endzが出力(Lレベルになる)される
まで内部クロック信号iCLKに同期してHIGHパル
スの信号である内部タイミングパルス信号intpnz
を出力する。バースト長を測定しているのがバースト長
測定カウンタ42であり、外部タイミングパルス信号e
xtpnzによってリセットされ、以降モードレジスタ
502に予め設定されたバースト長に対応する数だけ、
内部タイミングパルス信号intpnzをカウントし、
カウントを終了すると、内部クロック信号iCLKに応
答してendz信号をライトコマンドラッチ23に出力
する。ライトコマンドラッチ23は、コマンドデコーダ
22からのライト信号wrpzを受けると、HIGHレ
ベルのライトイネーブル信号wrtzを出力し、バース
ト期間終了時にバースト長計測カウンタ42からのen
dpz信号(Lレベル)により、ライトイネーブル信号
wrtzをリセットする。
【0034】内部タイミングパルス信号intpnz及
び外部タイミングパルス信号extpnzは、ラッチ入
力クロック生成器20に供給されて、ラッチ入力クロッ
クの生成を制御する。外部ラッチ入力クロックextp
lz及びextprzは、ラッチ26、27における外
部アドレスの取り込みを制御し、内部ラッチ入力クロッ
クintplz及びintprzは、ラッチ26、27
における内部アドレスの取り込みを制御する。
【0035】ライトイネーブル信号wrtzは、データ
入力バッファ11及びデータストローブ入力バッファ1
2に供給され、これらの入力バッファ11及び12をイ
ネーブルにする。またライトイネーブル信号wrtz
は、分周器17及び18に供給され、分周器17及び1
8に分周動作を開始させる。なおこのライトイネーブル
信号wrtzは、書き込みコマンドが入力されてからラ
イトコマンドラッチ23によって所定の期間だけ出力さ
れる。これによって分周器17及び18を所定のサイク
ル数だけ動作させることが出来る。
【0036】データ入力バッファ11は、ライトイネー
ブル信号wrtzでイネーブルにされると、データ信号
DQを受け取る。データストローブ入力バッファ12
は、ライトイネーブル信号wrtzでイネーブルにされ
ると、データストローブ信号DSを受け取り、DS信号
の立上がりに同期して立上がるDS1信号と、DS信号
の立下がりに同期して立上がる/DS1信号を出力す
る。このDS1信号は、データラッチ14、分周期17
及びラッチ出力クロック生成器19に出力され、シフト
レジスタ15、データラッチ16に供給される。
【0037】データ入力バッファ11が受け取ったデー
タ信号DQは、データストローブ信号DS1に同期し
て、データラッチ14に格納される。又、次のデータ信
号DQは、/DS1信号に同期してデータラッチ16に
格納される。データラッチ14に格納されたデータ信号
DQは、データストローブ信号/DS1に同期して、更
にシフトレジスタ15に格納される。従って、順次入力
されたデータをD0及びD1とすれば、シフトレジスタ
15にはD0が格納され、データラッチ16にはD1が
格納されることになる。そして、シフトレジスタ15及
びデータラッチ16は、/DS1信号に同期して、それ
ぞれが保持しているデータD0及びD1を対応するライ
トアンプ29及び30にパラレルに出力する。これら、
データラッチ14,16、及びシフトレジスタ15はシ
リアルパラレル変換部505を構成している。
【0038】シフトレジスタ15及びデータラッチ16
のデータは、内部回路に出力され、具体的にはライトア
ンプ29及び30を介して、センスアンプ38及び39
に送られる。ライトアンプ29及び30の動作タイミン
グは、ライトパルス/コラム選択パルス生成器31から
のライトアンプ活性化信号WRTで制御される。センス
アンプ38及び39に書き込まれる際のセンスアンプを
選択するためのコラムアドレスは、コラムデコーダ34
及び35からコラムデコーダ40及び41に送られデコ
ードされる。センスアンプ38及び39に書き込まれた
データは、奇数セル配列36及び偶数セル配列37にそ
れぞれ格納される。奇数セル配列36及び偶数セル配列
は、例えばDRAMメモリセルアレイで構成されてい
る。各セル配列は、メモリセルキャパシタ及びアクセス
トランジスタからなりマトリックス状に配列された複数
のメモリセルと、アクセストランジスタを選択するため
にロー方向に複数配列された複数のワード線と、センス
アンプに接続されメモリセルからアクセストランジスタ
を介して読出されたデータをセンスアンプに伝達しまた
センスアンプが保持した書込みデータをメモリセルに書
込むためのコラム方向に複数配列されたビット線を含
む。
【0039】また、奇数セル配列と偶数セル配列はそれ
ぞれ奇数アドレス、偶数アドレスに対応している。例え
ば、図24においてアドレスWA1が奇数アドレスの場
合、書込みデータD0は奇数セル配列中の選択されたメ
モリセルに書込まれ、書込みデータD1は、偶数セル配
列中の選択されたメモリセルに書込まれる。一方、読出
し動作時、奇数セル配列36及び偶数セル配列37内の
メモリセルが保持しているデータが、センスアンプ3
8、39で増幅され、コラムデコーダ40、41で指定
されたセンスアンプからリードアンプ43、44に読出
しデータがパラレルに出力される。リードアンプ43、
44のデータは、パラレルシリアル変換部503でシリ
アルデータに変換されたのち、出力バッファ504を介
して、データピンDQより外部に出力される。
【0040】クロック信号CLKは、内部クロック生成
器21に供給される。内部クロック生成器21は、外部
クロック信号CLKに同期した内部クロック信号iCL
Kを生成する。分周器17は、ライトイネーブル信号w
rtzに応答してデータストローブ信号DS1を1/2
に分周し、分周データストローブ信号ds2xを生成す
る。分周器18は、ライトイネーブル信号wrtzに応
答して内部クロック信号iCLKを1/2に分周し、分
周クロック信号clk2zを生成する。
【0041】ラッチ出力クロック生成器19は、データ
ストローブ信号DS1及び分周データストローブ信号d
s2xに基づいて、ラッチ出力クロックds2px及び
ds2pzを出力する。ラッチ出力クロックds2px
及びds2pzは各々、データストローブ信号DSの立
ち下がりエッジで一つおきにHIGHになるパルス信号
であり、互いに交互にHIGHになる。このラッチ出力
クロックds2pxは、ラッチ26からのアドレス出力
のタイミングを制御し、又、ds2pzは、ラッチ27
からのアドレス出力のタイミングを制御する。従って、
ラッチ26及びラッチ27から交互にアドレスが出され
る。
【0042】ラッチ入力クロック生成器20は、コマン
ド入力に対応してクロック生成器501より出力される
ワンショットパルスである外部タイミングパルス信号e
xtpnzを受けると、分周クロック信号clk2zの
HIGH及びLOWに応じて、この外部タイミングパル
ス信号extpnzを、外部ラッチ入力クロックext
plz或いはextprzとして出力する。又、バース
トライト動作の場合、外部タイミングパルス信号ext
pnzに引き続いて、クロック生成器501から出力さ
れる内部タイミングパルス信号intpnzを受ける
と、分周クロック信号clk2zのHigh及びLow
に応じて、この内部タイミングパルス信号intpnz
を内部ラッチ入力クロックintplzあるいはint
przとして出力する。
【0043】ラッチ26は、外部ラッチ入力クロックe
xtprzがHIGHの時に、アドレスバッファ13か
らのアドレス信号Addをラッチする。又、内部ラッチ
入力クロックintprzがHighの時にアドレス生
成器25からの内部アドレスiAddをラッチする。更
に、ラッチ出力クロックds2pxがHIGHの時に、
ラッチしたアドレス信号をアドレスバッファ28に供給
する。
【0044】ラッチ27は、ラッチ入力クロックext
plzがHIGHの時に、アドレスバッファ13からの
アドレス信号Addをラッチする。又、内部ラッチ入力
クロックintplzがHighの時にアドレス生成器
25からの内部アドレスiAddをラッチする。更に、
ラッチ出力クロックds2pzがHIGHの時に、ラッ
チしたアドレス信号をアドレスバッファ28に供給す
る。
【0045】アドレス信号はアドレスバッファ28から
プリデコーダ34及び35に送られる。ライトパルス/
コラム選択パルス生成器31からのコラム選択パルスc
spのタイミングに基づいて、プリデコーダ34、35
はプリデコード動作を行ない、その結果のデコードされ
たアドレス信号がコラムデコーダ40及び41に供給さ
れる。コラムデコーダ40及び41は、プリデコード結
果を更にデコードして、データ書き込みアドレスをデコ
ード指定する。
【0046】イングリメントラッチ24及びアドレス生
成器25は、バースト動作時、内部アドレスを自動生成
するために設けられている。バースト動作時、インクリ
メントラッチ24は、クロック生成器501からの外部
タイミングパルス信号entpnzに応答してアドレス
バッファ13からの外部アドレスをラッチする。アドレ
ス生成器25は、インクリメントラッチ24の出力する
アドレスに1を加算して内部アドレスiAddを生成
し、それをインクリメントラッチ24及びラッチ26、
27へ出力する。インクリメントラッチ24は、この内
部アドレスをクロック生成器501からの内部タイミン
グパルス信号intpnzに応答して取込む。以後、モ
ードレジスタ502に設定されたバースト長−1に相当
する回数だけ、インクリメントラッチ24の内部アドレ
スの取込み動作、及びアドレス生成器25のアドレス加
算動作がくり返される。
【0047】ライトパルス/コラム選択パルス生成器3
1には、データストローブ信号DS1及び内部クロック
信号iCLKが入力され、ライトネーブル信号wrt2
によって指定される動作モードに応答して、ライトアン
プ活性化信号WRT及びコラム選択信号cspを出力す
る。すなわち、書込み動作時(wrtz=H)は、デー
タストローブ信号DS1に応答して、所定のタイシング
で、ライトアンプ活性化信号WRT及びコラム選択パル
スcspを出力する。一方読み出し動作時(wrtz=
L)は、内部/外部タイシングパルス信号intpnz
/extpnzに応答して、コラム選択パルスcspを
生成するとともに、ライトアンプ活性化信号は非活性状
態(Lレベル固定)とし、ライトアンプ29、30の動
作を止める。
【0048】図2は、ラッチ26及び27の入出力タイ
ミングを示すタイミング図である。図2には、クロック
信号CLK、分周クロック信号clk2z、外部タイミ
ングパルス信号extpnz、外部ラッチ入力クロック
extprz、外部ラッチ入力クロックextplz、
データストローブ信号DS、分周データストローブ信号
ds2x、ラッチ出力クロックds2px、及びラッチ
出力クロックds2pzを示す。図2の例は、バースト
長=2の場合であり、アドレスは、クロックCLKの立
上がり毎のタイミングでライトコマンドと共に外部から
入力される。上述のように、ラッチ26に関しては、外
部ラッチ入力クロックextprzで最初の外部アドレ
ス信号が取り込まれ、ラッチ出力クロックds2pxで
ラッチされたアドレスが出力される。またラッチ27に
関しては、外部ラッチ入力クロックextplzで次の
外部アドレス信号が取り込まれ、ラッチ出力クロックd
s2pzでラッチされたアドレスが出力される。
【0049】図2から明らかなごとく、外部ラッチ入力
クロックextprzでラッチ26に取込まれたアドレ
スは、1クロック遅れて外部ラッチ入力クロックext
plzでラッチ27に取込まれるアドレスよりも必ず先
にアドレスバッファ28へ出力される。又、クロックC
LKの立上がりで連続的に取込まれる2つのアドレス
(A1,A2)は、独立に設けられた2つのラッチ2
6、27にそれぞれ格納されるので、2つ目のアドレス
(A2)が入力されても、1つ目のアドレス(A1)の
内容はクリアされずに保持される。又、シフトレジスタ
15、データラッチ16からのパラレル書込みデータの
出力タイミングと、ラッチ26、27からのアドレスの
出力のタイミングは、共にデータストローブ信号に応答
しており、内部回路はこのストローブ信号を基準にし
て、アドレスと書込みデータの対応をとることができ
る。例えば、図2において、最初のクロックCLKの立
上がりに応答してラッチ26に取込まれたアドレスA1
は、データストローブ信号のt=1における立下がりタ
イミングでアドレスバッファ28に出力されるが、この
アドレスA1に対応して、シフトレジスタ15、データ
ラッチ16に取込まれたデータD0、D1も、このデー
タストローブ信号のt=1の立下がりタイミングでライ
トアンプ29、30に出力される。すなわち、アドレス
と書込みデータは異なるタイミング信号( クロック、デ
ータストローブ信号) に同期して半導体装置に取込まれ
るが、内部回路は、アドレスと書込みデータを共通のタ
イミング信号(図2の例ではデータストローブ信号) に
同期して処理することができる。
【0050】このように本発明の第1の実施例に於いて
は、シフトレジスタではなく、並列に設けられた2つの
ラッチ26及び27に入力アドレスを格納して、順次適
切なタイミングで読み出すことで、最短tDSSから最
長tDSSまでのデータストローブ信号DSのタイミン
グマージンに対応することが出来る。以下に、図1の半
導体記憶装置10に於いて、本発明によるアドレス信号
のラッチ入力/出力タイミングに関わる各要素の構成に
ついて説明する。
【0051】図3は、分周器17或いは18の回路構成
を示す回路図である。図3の分周器17或いは18は、
NAND回路101乃至109、インバータ110乃至
113、PMOSトランジスタ114、及びNMOSト
ランジスタ115及び116を含む。ライトイネーブル
信号wrtzは、NAND回路101、103、10
6、及び109に入力される。これによってライトイネ
ーブル信号wrtzがHIGHの場合のみ、図3の分周
器は動作する。ライトイネーブル信号wrtzがHIG
Hの場合に、データストローブ信号DS1或いは内部ク
ロック信号iCLKが入力されると、それら入力信号の
最初の立上がりエッジに応答して分周出力信号はHIG
Hレベルになり、以降入力信号は1/2に分周されて、
分周データストローブ信号ds2x或いは分周クロック
信号clk2zとして出力される。ライトイネーブル信
号wrtzがLOWの場合は、出力がHIGHに固定さ
れる。分周動作自体は従来技術の範囲内であるので、詳
細な説明は省略する。
【0052】図4は、ラッチ入力クロック生成器20の
回路構成を示す回路図である。図4のラッチ入力クロッ
ク生成器20は、NAND回路121乃至127及びイ
ンバータ128乃至132を含む。ライトイネーブル信
号wrtzがHIGHの時には、インバータ132及び
NAND回路121を介して分周クロック信号clk2
zと同相の信号が、NAND回路124の一方の入力に
供給される。NAND回路124の他方の入力には、外
部タイミングパルス信号extpnzが供給される。従
って、分周クロック信号clk2zがHIGHの時に、
外部タイミングパルス信号extpnzが外部ラッチ入
力クロックextplzとして出力される。またNAN
D回路123を介して分周クロック信号clk2zの反
転信号が、NAND回路125の一方の入力に供給され
る。NAND回路125の他方の入力には、外部タイミ
ングパルス信号extpnzが供給される。従って、分
周クロック信号clk2zがLOWの時に、外部タイミ
ングパルス信号extpnzが外部ラッチ入力クロック
extprzとして出力される。図2の例では、外部タ
イミングパルス信号extpnzは、クロックCLKの
立上がりエッジに応答して出力され、また分周クロック
clk1zは、初期値がLレベルで以後クロックの立上
がり毎にH→L→H→…と変化するので、図4のラッチ
入力クロック生成器において書込み動作の場合、まず最
初にextprzパルスがラッチ26へ出力され、次い
でextplzがラッチ27へ出力される。従ってラッ
チ26→27の順に外部アドレスAddをラッチする。
ライトイネーブル信号wrtzがLOWのときには、e
xtpnz信号がラッチ入力クロックextplz/e
xtprzの両方として出力される。
【0053】バーストライト動作の場合は、ライトコマ
ンドが供給されるクロックの立上がりタイミングに対応
して外部タイミングパルス信号extpnzが供給され
たあと、バースト長に対応した回数だけ内部タイミング
供給信号intpnzが供給される。この内部タイミン
グパルス信号intpnzが供給される場合には、分周
クロック信号clk2zがHIGHの時に、内部タイミ
ングパルス信号intpnzがラッチ入力クロックin
tplzとして出力される。また分周クロック信号cl
k2zがLOWの時に、内部タイミングパルス信号in
tpnzがラッチ入力クロックintprzとして出力
される。バーストライト動作の場合、まず分周クロック
clk2zがLレベルの状態で、外部タイミングパルス
信号extpnzが供給されるので、ラッチ入力クロッ
ク生成器20は、外部ラッチ入力クロックextprz
を出力し、これを受けてラッチ26は外部アドレスAd
dをラッチする。次いで分周クロックがHレベルに変化
したのち内部タイミングパルス信号intpnzが供給
されるので、ラッチ入力クロック生成器20は次にin
tplzを出力する。ラッチ27はこれを受けて、アド
レス生成器25から出力された内部アドレスiAddを
ラッチする。ライトイネーブル信号wrtzがLOWの
ときには、ラッチ入力クロックintplz/intp
rzの両方にintpnzと同相の信号が出力される。
【0054】図5は、ラッチ出力クロック生成器19の
回路構成を示す回路図である。図5のラッチ出力クロッ
ク生成器19は、NAND回路141乃至145、イン
バータ146乃至152、及び容量C1及びC2を含
む。インバータ146に入力されたデータストローブ信
号DS1は、インバータ147乃至149と容量C1及
びC2からなる遅延素子列で遅延される。NAND回路
141及びインバータ150は、反転されたデータスト
ローブ信号DS1と遅延されたデータストローブ信号と
のANDを取ることで、データストローブ信号DS1の
立ち下がりエッジでHIGHになるパルス信号を生成す
る。このパルス信号は、分周データストローブ信号ds
2xがHIGHの時に、NAND回路143及び145
を介して、ラッチ出力クロックds2pxとして出力さ
れる。また分周データストローブ信号ds2xがLOW
の時に、NAND回路142及び144を介して、ラッ
チ出力クロックds2pzとして出力される。ライトイ
ネーブル信号wrtzがLOWのときには、ds2pz
/ds2pxが共にHIGHとなる。
【0055】図2の例では、データストローブ信号DS
の最初の立上がりに応答して分周データストローブ信号
ds2xがHになるので、ラッチ出力クロック生成器1
9からは、まずラッチ出力クロックds2pxが出力さ
れ、ラッチ26は、それに応答してラッチしているアド
レスをアドレスバッファ28に出力する。次いでラッチ
出力クロック生成器19はラッチ出力クロックds2p
zを出力し、ラッチ27は、それに応答してラッチして
いるアドレスをアドレスバッファ28に出力する。
【0056】図6は、ラッチ26及び27及びアドレス
バッファ28の回路構成を示す回路図である。図6のラ
ッチ26及び27は同一の構成であり、インバータ16
1乃至168及びトランスファーゲート169乃至17
2を含む。トランスファーゲート169乃至172の各
々は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタと
の対から構成される。外部ラッチ入力クロックextp
lz(或いはextprz)がHIGHになると、トラ
ンスファーゲート169が開き、アドレスバッファ13
(図1)からの外部アドレス信号Addが、インバータ
164及び165からなるラッチに格納される。ラッチ
に格納されたアドレス信号は、ラッチ出力クロックds
2pz(或いはds2px)がHIGHになると、トラ
ンスファーゲート172が開くことで、アドレスバッフ
ァ28に供給される。
【0057】内部ラッチ入力クロックintplz(或
いはintprz)が供給されるときには、アドレス生
成器25(図1)からのインクリメントされた内部アド
レス信号iAddが、まずインバータ167及び168
からなるラッチに格納され、ラッチ入力クロックint
plz(或いはintprz)がHIGHになるタイミ
ングで、インバータ164及び165からなるラッチに
格納される。ラッチ格納されたアドレス信号は、ラッチ
出力クロックds2pz( 又はds2px) がHigh
になるとトランスファゲート172が開くことでアドレ
スバッファ28へ供給される。
【0058】アドレスバッファ28は、インバータ18
1乃至185を含み、ラッチ26或いは27からシリア
ルに供給されたアドレス信号を格納し、アドレス信号と
その反転信号とを出力する。ライトイネーブル信号wr
tzがLOWのとき(リード動作時)も、extplz
/extprzでアドレス信号Addが、またintp
lz/intprzでアドレス信号iAddが、ラッチ
に格納される。リード動作時は、図5を用いて説明した
通り、ds2pz及びds2pxがHIGHである為、
ラッチ26又はラッチ27にラッチされたアドレスは直
ちにアドレスバッファに伝えられる。このようにしてリ
ード時には、リードコマンドから最短時間で、アドレス
出力が得られる構成となっている。
【0059】図7は、インクリメントラッチ24の回路
構成を示す回路図である。図7のインクリメントラッチ
24は、インバータ201乃至209及びトランスファ
ーゲート210乃至212を含む。トランスファーゲー
ト210乃至212の各々は、PMOSトランジスタと
NMOSトランジスタとの対から構成される。バースト
ライト動作において外部タイミングパルス信号extp
nzがHIGHになると、トランスファーゲート210
が開き、先頭アドレスである外部アドレス信号Add
が、インバータ206及び207からなるラッチに格納
される。ラッチに格納されたデータは、インバータ20
8及び209を介して、アドレス生成器25(図1)に
供給される。
【0060】引き続いて、内部タイミングパルス信号i
ntpnzが供給されるときには、アドレス生成器25
(図1)からのインクリメントされた内部アドレス信号
iAddが、まずインバータ204及び205からなる
ラッチに格納され、内部タイミングパルス信号信号in
tpnzがHIGHになるタイミングで、インバータ2
06及び207からなるラッチに格納される。以後、バ
ースト動作が完了するまで、アドレス生成器25からの
内部アドレスiAddを内部タイミングパルス信号に応
答して、インバータ206及び207からなるラッチに
格納する。
【0061】図8は、ライトパルス/コラム選択パルス
生成器31の回路構成を示す回路図である。このライト
パルス/コラム選択パルス生成器31は、OR回路51
1、512AND回路513〜515、インバータ51
6、タイミング調整用の固定ディレイ回路517、51
8及びパルス幅調整部520を含む。
【0062】このライトパルス/コラム選択パルス生成
器31は、ライト動作時、すなわち、ライトイネーブル
信号wrtzがHighレベルのとき、データストロー
ブ信号DS1に同期して、Highのパルスであるライ
トアンプ活性化信号WRT及びコラム選択パルスcsp
を出力する。一方、リード動作時のようにライトイネー
ブル信号wrtzがLowレベルのとき、内部/外部タ
イミングパルス信号intpnz/extpnzに同期
して、Highのパルスであるコラム選択パルスを出力
するとともに、Lowレベル( 固定) のライトアンプ活
性化信号を出力する。
【0063】ライトイネーブル信号wrtzがHigh
( 書込み) の時、インバータ516を介してAND回路
513の一方の入力にはLowレベルが入力されるの
で、内部/外部タイミングパルス信号intpnz/e
xtpnzからの信号は、このAND回路513におい
て阻止される。一方、Highレベルのライトイネーブ
ル信号wrtzは、AND回路514の一方の入力に入
力され、このAND回路514は、固定ディレイ518
によりタイミング調整されたデータストローブ信号DS
1をそのまま出力し、このデータストローブ信号DS1
はパルス幅調整部520においてパルス化されたのち、
ライトアンプ活性化信号WRT及びコラム選択パルス信
号cspとして出力される。ここでAND回路514
は、ライトイネーブル信号がHighレベルになったあ
との最初のデータストローブ信号DSの立ち下がりに対
応した、信号/DS1を出力していることになる。一
方、ライトイネーブル信号wrtzがLow( 読出し)
の時、AND回路515の一方の入力はLowとなるの
でその出力はLowとなり、Lowレベル( 固定) のラ
イトパルス信号WRTが出力される。これによりライト
アンプ29、30( 図1)は非活性化される。又、この
時AND回路514の一方の入力はLowレベルなの
で、AND回路514は、データストローブ信号/DS
1の出力を阻止する。そして、AND回路513の一方
の入力がライトイネーブル信号wrtzによりHigh
レベルとなるので、内部タイミングパルス信号intp
nz又は外部タイミングパルス信号extpnzを固定
ディレイ517でタイミング調整した信号が、AND回
路513から出力される。そして、それをパルス幅調整
部520で波形整形された信号が、コラム選択パルス信
号cspとして出力される。
【0064】尚、書き込み動作時のライトアンプ活性化
信号及びコラム選択パルス信号の出力タイミングは、シ
フトレジスタ15及びデータラッチ16からパラレルデ
ータが出力されるタイミングのあとにライトアンプ2
9、30が活性化されるように、又、アドレス発生器3
3から書き込みデータに対応するアドレスが出力される
タイミングのあとにプリデコーダ34、35が活性化さ
れるように、固定ディレイ518において調整される。
【0065】又、読み出し動作時のコラム選択パルス信
号cspの出力タイミングは、アドレス発生器33から
書き込み動作時よりも早いタイミングで出力されるアド
レスが出力されるタイミングでプリデコーダ34、35
が活性化するように、固定ディレイ517において調整
される。図9は、図1におけるコマンドデコーダ22、
ライトコマンドラッチ23、バースト長計測カウンター
42、モードレジスタ502及びクロック生成器501
相互間の関係をより詳細に示した回路図である。
【0066】コマンドデータ22は、内部クロックiC
LKの変化エッジのタイミングで取込んだ、/CAS、
/RAS、/CS、/WE等の各種制御信号の組合せか
らなるコマンドをデコードし、コマンドCommが書込
みの場合には、Highレベルのライト信号wrpzを
出力するとともにHighrレベルのCAS信号を出力
する。クロック生成器501は、立上がりエッジパルス
化回路531及びAND回路532、533を含む。立
上がりエッジパルス化回路531は、CAS信号が供給
されると、Highパルスの外部タイミングパルス信号
extpnzを出力する。バースト長計測カウンター4
2は、カウンタ42、インバータ535及びフリップフ
ロップ回路536を含む。クロック生成器501からの
外部タイミングパルス信号extpnzは、カウンタ5
34をリセットし、これによりフリップフロップ536
のQ出力( バースト終了信号endz) は、内部クロッ
クiCLKのHからLへの変化エッジに対応してHig
hレベルとなる。Highレベルのバースト終了信号
は、クロック生成器501のAND回路532の一方の
入力に供給され、それにより、AND回路532は他方
の入力に供給される内部クロックiCLKをそのまま出
力する。AND回路533の一方の入力には、High
レベルのCAS信号が供給されるので、AND回路53
3は、内部クロックiCLKを内部タイミングパルス信
号intpnzとして出力する。バースト長計測カウン
ター42中のカウンタ534は、クロック生成器501
から出力される内部タイミングパルス信号intpnz
のパルス数を、モードレジスタ502に設定されたバー
スト長に対応した数までカウントし、そのカウントが終
了したらHighレベルを出力する。これに応答して、
バースト終了信号endzはLowレベルとなる。バー
スト終了信号endzがLowレベルになると、AND
ゲート532において内部クロックiCLKが阻止さ
れ、内部タイミングパルス信号intpnzが出力され
なくなる。
【0067】一方、ライトコマンドラッチ23は、ラッ
チ538及びインバータ537を含む。このライトコマ
ンドラッチ23は、Highレベルのライト信号wrp
zが供給されると、Highレベルのライトイネーブル
信号wrtzを出力し、バースト長計測カウンタ42に
おけるintpnzのカウントが終了して、バースト終
了信号endzがLowレベルになると、ライトイネー
ブル信号wrtzをLowレベルにリセットする。
【0068】図10は、本発明による半導体記憶装置の
第2の実施例を示す構成図である。図10に於いて、図
1と同一の要素は同一の番号で参照し、その説明は省略
する。図10の半導体記憶装置50は、図1のデータ入
力バッファ11、データストローブ入力バッファ12、
アドレスバッファ13、分周器17、分周器18、コマ
ンドデコーダ22、ライトコマンドラッチ23、アドレ
ス生成器25、アドレスバッファ28、ライトアンプ2
9、ライトアンプ30、ライトパルス/コラム選択パル
ス生成器31、プリデコーダ34、プリデコーダ35、
奇数セル配列36、偶数セル配列37、センスアンプ3
8、センスアンプ39、コラムデコーダ40、コラムデ
コーダ41、バースト長計測カウンタ42、及びリード
アンプ43及び44、クロック生成器501、モードレ
ジスタ502、パラレルシリアル変換部503、出力バ
ッファ504を含む。半導体記憶装置50は更に、デー
タラッチ51、シフトレジスタ52、データラッチ5
3、データラッチ54、シフトレジスタ55、データラ
ッチ56、遅延回路57、ラッチ入力クロック生成器5
8、ラッチ出力クロック生成器59、内部クロック生成
器60、アドレスラッチ61、及びシフトレジスタ62
を含む。
【0069】第1の実施例に於いては、アドレス信号を
クロック信号CLKに同期して取り込んで、データスト
ローブ信号DSに同期して内部回路へ出力することによ
って、アドレスとデータとのタイミングを合わせてい
る。それに対して第2の実施例に於いては、アドレス信
号はクロック信号CLKに同期したままにしておいて、
データストローブ信号DSに同期して取り込まれるデー
タ信号を、クロック信号CLKに同期して内部回路へ出
力することで、アドレスとデータとのタイミングを合わ
せる。
【0070】より詳細には、アドレスバッファ13に供
給されたアドレス信号Addは、クロック信号CLKの
立ち上がりエッジでアドレスラッチ61にラッチされ
る。その後シフトレジスタ62によって、1.5サイク
ルだけアドレス信号Addを遅らせて、アドレス信号A
dd入力から1.5サイクル後に、ラッチしたアドレス
をアドレスバッファ28に供給する。最短tDSSから
最長tDSSの間のどのタイミングでデータストローブ
信号DSが与えられる場合であっても、アドレスは1.
5サイクル遅らされる。従って、データ書き込み動作は
常に、コマンド入力のタイミング(アドレス入力のタイ
ミング)から、1.5サイクル後に開始される。
【0071】以下に、最短tDSSの場合と最長tDS
Sの場合とに関して、半導体記憶装置50の動作を説明
する。図11は、最短tDSSの場合の半導体記憶装置
の動作を説明するタイミング図である。なお図11は説
明のための図であり、回路素子による信号の遅延は示さ
れない。
【0072】図10及び図11を参照して、最短tDS
Sの場合には、まずクロック信号CLKの立ち上がりエ
ッジ(clk1)に応じて、書込みコマンドが入力されると
共に書き込み外部アドレスWA1がアドレスラッチ61
にラッチされる。次にデータ信号DQのデータD0が、
データストローブ信号DSの立ち上がりエッジに応じ
て、データラッチ51にラッチされる。次にデータスト
ローブ信号DSの立ち下がりエッジに応じて、データD
1がデータラッチ53にラッチされる。それと同時に、
データラッチ51のデータD0が、シフトレジスタ52
に格納される。
【0073】更にクロック信号CLKの次の立ち上がり
エッジ(clk 2)に応じて、書き込みアドレスWA2が
アドレスラッチ61にラッチされる。このとき前に入力
された書き込みアドレスWA1は、既にシフトレジスタ
62に移動され格納される。次にデータ信号DQのデー
タD2が、データストローブ信号DSの立ち上がりエッ
ジに応じて、データラッチ54にラッチされる。次にデ
ータストローブ信号DSの立ち下がりエッジに応じて、
データD3がデータラッチ56にラッチされる。それと
同時に、データラッチ54のデータD2が、シフトレジ
スタ55に格納される。
【0074】上記動作と平行して、書き込みアドレスW
A1の入力から1.5サイクル後のタイミング(clk2.
5)で、書き込みアドレスWA1に対するデータ書き込
みが開始される。即ち、書き込みアドレスWA1がシフ
トレジスタ62から、アドレスバッファ28に供給され
ると共に、シフトレジスタ52のデータD0とデータラ
ッチ53のデータD1が、ライトアンプ29及び30に
供給される。
【0075】更に、書き込みアドレスWA2の入力から
1.5サイクル後のタイミング(clk3.5)で、書き込み
アドレスWA2に対するデータ書き込みが開始される。
即ち、書き込みアドレスWA2がシフトレジスタ62か
ら、アドレスバッファ28に供給されると共に、シフト
レジスタ55のデータD2とデータラッチ56のデータ
D3が、ライトアンプ29及び30に供給される。
【0076】図12は、最長tDSSの場合の半導体記
憶装置の動作を説明するタイミング図である。なお図1
2は説明のための図であり、回路素子による信号の遅延
は示されない。図10及び図12を参照して、最長tD
SSの場合には、まずクロック信号CLKの立ち上がり
エッジ(clk1)に応じて、書込みコマンドが入力される
と共に外部書き込みアドレスWA1がアドレスラッチ6
1にラッチされる。更にクロック信号CLKの次の立ち
上がりエッジ(clk 2)に応じて、書き込みアドレスW
A2がアドレスラッチ61にラッチされる。このとき前
に入力された書き込みアドレスWA1は、シフトレジス
タ62に移動され格納される。
【0077】書き込みアドレスWA2がアドレスラッチ
61にラッチされると同時に、データ信号DQのデータ
D0が、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ
に応じて、データラッチ51にラッチされる。次にデー
タストローブ信号DSの立ち下がりエッジに応じて、デ
ータD1がデータラッチ53にラッチされる。それと同
時に、データラッチ51のデータD0が、シフトレジス
タ52に格納される。
【0078】上記動作と平行して、書き込みアドレスW
A1の入力から1.5サイクル後のタイミング(clk2.
5)から、書き込みアドレスWA1に対するデータ書き
込みが開始される。即ち、書き込みアドレスWA1がシ
フトレジスタ62から、アドレスバッファ28に供給さ
れると共に、シフトレジスタ52のデータD0とデータ
ラッチ53のデータD1が、ライトアンプ29及び30
にパラレルに供給される。
【0079】次にデータ信号DQのデータD2が、デー
タストローブ信号の立ち上がりエッジに応じて、データ
ラッチ54にラッチされる。次にデータストローブ信号
の立ち下がりエッジに応じて、データD3がデータラッ
チ56にラッチされる。それと同時に、データラッチ5
4のデータD2が、シフトレジスタ55に格納される。
【0080】更に、書き込みアドレスWA2の入力から
1.5サイクル後のタイミング(clk3.5)から、書き込
みアドレスWA2に対するデータ書き込みが開始され
る。即ち、書き込みアドレスWA2がシフトレジスタ6
2から、アドレスバッファ28に供給されると共に、シ
フトレジスタ55のデータD2とデータラッチ56のデ
ータD3が、ライトアンプ29及び30にパラレルに供
給される。
【0081】以上のように第2の実施例に於いては、ア
ドレス信号をクロック信号CLKに同期したままにして
おいて、データストローブ信号DSに同期して取り込ま
れるデータ信号を、クロック信号CLKに同期して適切
なタイミングで出力する。このタイミングは、最長tD
SSに対応出来るように、データ書き込みアドレスの入
力から所定のクロックサイクル後のタイミングに設定す
ればよい。これによって、アドレスとデータとをクロッ
ク信号CLKに同期した同時タイミングで内部回路に供
給して、データ書き込みを行うことが出来る。
【0082】図13は、ラッチ入力クロック生成器58
の回路構成を示す回路図である。図13のラッチ入力ク
ロック生成器58は、NAND回路221乃至229、
インバータ230乃至243、及び複数の容量Cを含
む。データストローブ入力バッファ12から供給される
データストローブ信号DS1は、インバータ230乃至
232と複数の容量Cからなる遅延素子列で遅延され
る。NAND回路221及びインバータ237は、デー
タストローブ信号DSと遅延された反転データストロー
ブ信号とのANDを取ることで、データストローブ信号
DSの立ち上がりエッジでHIGHになるパルス信号を
生成する。このパルス信号は、分周データストローブ信
号ds2xがHIGHの時に、NAND回路228及び
インバータ242を介してラッチ入力クロックds1p
zとして出力される。また分周データストローブ信号d
s2xがLOWの時に、NAND回路229及び243
を介して、ラッチ入力クロックds2pzとして出力さ
れる。
【0083】分周データストローブ信号ds2xは、図
2に示すように、データストローブ信号DSの最初の立
上がりに応答してまずHighレベルとなり、次いで、
次のデータストローブ信号DSの立上がりに応答してL
owレベルに変化するので、ラッチ入力クロック生成器
58は、まずds1pzを出力し、そのデータストロー
ブ信号1周期分後にds2pzを出力する。
【0084】インバータ233に入力されたデータスト
ローブ信号DS1は、インバータ234乃至236と複
数の容量Cからなる遅延素子列で遅延される。NAND
回路222及びインバータ238は、反転されたデータ
ストローブ信号DSと遅延されたデータストローブ信号
とのANDを取ることで、データストローブ信号DSの
立ち下がりエッジでHIGHになるパルス信号を生成す
る。このパルス信号は、分周データストローブ信号ds
2xがHIGHの時に、NAND回路226及びインバ
ータ240を介して、ラッチ入力クロックds1pxと
して出力される。また分周データストローブ信号ds2
xがLOWの時に、NAND回路227及びインバータ
241を介して、ラッチ入力クロックds2pxとして
出力される。
【0085】分周データストローブ信号ds2xは、図
2に示すように、データストローブ信号DSの最初の立
上がりに応答してまずHighレベルとなり、次いで、
次のデータストローブ信号DSの立上がりに応答してL
owレベルに変化するので、ラッチ入力クロック生成器
58は、まずds1pxを出力し、次いでデータストロ
ーブ信号1周期分あとにds2pxを出力する。結局ラ
ッチ入力クロック生成器58は、ds1pz→ds1p
x→ds2pz→ds2pxの順でパルス信号を出力す
る。
【0086】以上のようにして生成されたラッチ入力ク
ロックds1pz及びds2pzをそれぞれデータラッ
チ51及び54に供給することで、データストローブ信
号DSの立ち上がりエッジに同期して、図11及び図1
2に示されるように奇数番目の入力データ(D0,D
2)をデータラッチ51及び54に交互に格納すること
が出来る。またラッチ入力クロックds1px及びds
2pxをそれぞれデータラッチ53及び56に供給する
ことで、データストローブ信号DSの立ち下がりエッジ
に同期して、図11及び図12に示されるように偶数番
目の入力データ(D1,D3)をデータラッチ53及び
56に交互に格納することが出来る。同様にシフトレジ
スタ52及び55に関しても、データストローブ信号D
Sの立ち下がりエッジに同期して、偶数番目のデータを
交互に格納することが出来る。このようにして、シフト
レジスタ52、データラッチ53、シフトレジスタ5
5、及びデータラッチ56は、シリアル入力される4つ
の書込みデータD0、D1、D2、D3をその順番に格
納する。
【0087】図14は、ラッチ入力クロック生成器58
の他の構成例を示す回路図である。このラッチ入力クロ
ック生成器58は、分周器541、542、インバータ
543、544、AND回路545〜548を含む。分
周器541は、ライトイネーブル信号wrtzがHig
hレベルの時、データストローブ入力バッファ12から
のデータストローブ信号DS1を1/2分周して分周デ
ータストローブ信号ds2xを出力する。AND回路5
45は、分周データストローブ信号ds2xがHigh
レベルの時データストローブ信号DS1を出力するもの
で、データストローブ信号DS1の最初の立上がりに応
答して、Highレベルのdslpz信号をデータラッ
チ51へ出力する。AND回路546は、分周データス
トローブ信号ds2xがLowレベルの時、データスト
ローブ信号DS1を出力するもので、データストローブ
信号DS1の次の立上がりに応答して、Highレベル
のds2pz信号をデータラッチ54へ出力する。
【0088】分周器542は、ライトイネーブル信号w
rtzがHighレベルの時、データストローブ入力バ
ッファ12からのデータストローブ信号/DS1を1/
2分周して分周データストローブ信号ds2zを出力す
る。AND回路547は、分周データストローブ信号d
s2zがHighレベルのとき、データストローブ信号
/DS1を出力するもので、結局データストローブ信号
DS1の最初の立下がりに応答して、Highレベルの
dslpxをシフトレジスタ52及びデータラッチ53
へ出力する。AND回路548は、分周データストロー
ブ信号ds2zがLowレベルのとき、データストロー
ブ信号/DS1を出力するもので、結局、データストロ
ーブ信号DS1の次の立下がりに応答して、Highレ
ベルのds2px信号をシフトレジスタ55及びデータ
ラッチ56へ出力する。
【0089】このようにラッチ入力クロック生成器58
は、データストローブ信号DS1の立上がり及び立ち下
がりに応答して、ds1pz→ds1px→ds2pz
→ds2pxの順で信号を出力する。図15は、ラッチ
出力クロック生成器59の回路構成を示す回路図であ
る。図15のラッチ出力クロック生成器59は、NAN
D回路251乃至255、インバータ256乃至26
2、及び容量C1及びC2を含む。インバータ256に
入力された内部クロック信号ICLKは、インバータ2
57乃至259と容量C1及びC2からなる遅延素子列
で遅延される。NAND回路251及びインバータ26
0は、反転された内部クロック信号ICLKと遅延され
た内部クロック信号ICLKとのANDを取ることで、
内部クロック信号ICLKの立ち下がりエッジでHIG
Hになるパルス信号を生成する。このパルス信号は、分
周クロック信号clk2zがHIGHの時に、NAND
回路253及び255を介して、ラッチ出力クロックc
lk1zとして出力される。また分周クロック信号cl
k2zがLOWの時に、NAND回路252及び254
を介して、ラッチ出力クロックclk1xとして出力さ
れる。
【0090】この例では、分周クロック信号clk2z
は、まずHighレベルになったあと、Lowレベルに
変化するので、ラッチ出力クロック生成器59は、まず
clk1zを出力し、次いでclk1xを出力する。従
って、まずシフトレジスタ52、データラッチ53が書
込みデータD0、D1をパラレルに出力し、次いで、シ
フトレジスタ55、データラッチ56が次の書込みデー
タD2、D3をパラレルに出力する。
【0091】尚、上述のように、シフトレジスタ52及
びデータラッチ53( 又は、シフトレジスタ55、デー
タラッチ56) は、対応するアドレスの入力から1.5
クロック周期後に格納したデータを出力する必要があ
る。このため本第2の実施例では、遅延回路57により
ライトイネーブル信号を1クロック分遅延させている。
これにより、アドレス入力から0.5クロック周期後の
内部クロックiCLKの立下がりに応答して、ラッチ出
力クロック生成器59がclk1z及びclk1xを出
力できないようにしている。
【0092】図16は、遅延57、分周器18及びラッ
チ出力クロック生成器59の別の構成例を示す回路図で
ある。この回路は、1クロックディレイ551、分周器
522、インバータ553、557及びAND回路55
4、555を含む。1クロックディレイ551は、DQ
フリップフロップで構成され、ライトイネーブル信号w
rtzを1クロック周期分遅延させ、dwrtz信号を
出力する。分周器552は、dwrtz信号により活性
化され内部クロックiCLKを1/2分周して、分周ク
ロック信号clk2zを出力する。AND回路554
は、分周クロック信号clk2zがHighレベルの時
に内部クロックiCLKの反転信号を、clk1z信号
としてシフトレジスタ52及びデータラッチ53へ出力
する。結局、AND回路554は、最初の書込みデータ
の組(D0,D1)に対応するアドレスが取込まれたタ
イミングから、1.5クロック周期後の内部クロックi
CLKの立下がり応答して、Highレベルのclk1
z信号を出力する。AND回路555は、分周クロック
信号clk2zが、Lowレベルの時に内部クロックi
CLKの反転信号を、clk1x信号としてシフトレジ
スタ55及びデータラッチ56へ出力する。結局、AN
D回路555は、次の書込みデータの組(D2,D3)
に対応するアドレスが取込まれたタイミングから、1.
5クロック周期後の内部クロックiCLKの立下がりに
応答して、Highレベルのclk1x信号を出力す
る。このようにラッチ出力クロック生成器59は、最初
のアドレスの取込みから1.5クロック周期後のタイミ
ングでシフトレジスタ52、データラッチ53から書込
みデータをパラレル出力させ、次いで、次のアドレス取
込みから1.5クロック周期後のタイミングでシフトレ
ジスタ55、データラッチ56から書込みデータをパラ
レル出力させる。
【0093】以上のようにして生成されたラッチ出力ク
ロックclk1zをシフトレジスタ52及びデータラッ
チ53に供給することで、対応するアドレス入力のタイ
ミングから1.5クロック周期後のクロック信号CLK
の立ち下がりエッジに応じて、格納されたデータを内部
回路へ出力することが出来る。またラッチ出力クロック
clk1xをシフトレジスタ55及びデータラッチ56
に供給することで、対応するアドレス入力のタイミング
から1.5クロック周期後のクロック信号CLKの立ち
下がりエッジに応じて、格納されたデータを内部回路へ
出力することが出来る。
【0094】図17は、データラッチ51、シフトレジ
スタ52、及びデータラッチ53の回路構成を示す回路
図である。なおデータラッチ54、シフトレジスタ5
5、及びデータラッチ56の回路構成も同様である。図
17の回路は、インバータ271乃至282及びトラン
スファーゲート283乃至287を含む。トランスファ
ーゲート283乃至287の各々は、PMOSトランジ
スタとNMOSトランジスタとの対で構成される。イン
バータ273及び274が、データラッチ51に対応す
るラッチ部分を構成し、インバータ276及び277
が、シフトレジスタ52に対応するラッチ部分を構成す
る。更にインバータ280及び281が、データラッチ
53に対応するラッチ部分を構成する。
【0095】図17に示される回路構成によって、ラッ
チ入力パルスds1pzによってデータラッチ51に奇
数番目(D0)のデータを格納し、ラッチ入力パルスd
s1pxによってデータラッチ53に偶数番目(D1)
のデータを格納すると共に、シフトレジスタ52にデー
タラッチ51から奇数番目のデータを移動して格納する
ことが出来る。また更にラッチ出力パルスclk1zに
よって、対応するアドレスの取込みから1.5クロック
周期後のクロック信号CLKの立ち下がりエッジに応じ
て、適切なタイミングでデータを内部回路へ出力するこ
とが出来る。
【0096】図18は、内部クロック生成器60の一部
であり、1.5クロック遅延を制御するタイミング信号
clk3z及びclk3xを生成する回路構成を示す回
路図である。図18の回路は、NAND回路301及び
302、インバータ303乃至311、及び複数の容量
Cを含む。
【0097】内部クロック信号iCLKは、インバータ
303乃至305と複数の容量Cからなる遅延素子列で
遅延される。NAND回路301及びインバータ306
は、内部クロック信号iCLKと遅延された反転内部ク
ロック信号とのANDを取ることで、内部クロック信号
iCLKの立ち上がりエッジでHIGHになるパルス信
号としてタイミング信号clk3zを生成する。
【0098】インバータ307に入力された内部クロッ
ク信号iCLKは、インバータ308乃至310と複数
の容量Cからなる遅延素子列で遅延される。NAND回
路302及びインバータ311は、反転された内部クロ
ック信号iCLKと遅延された内部クロック信号iCL
KとのANDを取ることで、内部クロック信号iCLK
の立ち下がりエッジでHIGHになるパルス信号として
タイミング信号clk3xを生成する。ライトイネーブ
ル信号wrtzがLOWのときには、clk3z及びc
lk3xは共にLOWとなる。これらclk3z、cl
k3x信号は、シフトレジスタ62へ供給される。
【0099】図19は、アドレスラッチ61、シフトレ
ジスタ62、及びアドレスバッファ28の回路構成を示
す回路図である。図19の回路は、インバータ321乃
至337及びトランスファーゲート338乃至343、
345を含む。トランスファーゲート338乃至34
3、345の各々は、PMOSトランジスタとNMOS
トランジスタとの対で構成される。インバータ323及
び324が、アドレスラッチ61に対応するラッチ部分
を構成し、インバータ326及び327からなるラッチ
及びインバータ329及び330からなるラッチが、シ
フトレジスタ62に対応する部分を構成する。またイン
バータ332及び333が、アドレスバッファ28に対
応するラッチ部分を構成する。
【0100】外部タイミングパルス信号extpnzが
HIGHになるとトランスファーゲート338が開い
て、インバータ323及び324からなるラッチが、外
部アドレス信号Addをラッチする。次のクロック信号
CLKの立ち下がりエッジに対応して、タイミング信号
clk3xがHIGHになることによって、インバータ
326及び327からなるラッチにアドレス信号が格納
される。次のクロック信号CLKの立ち上がりエッジに
対応して、インバータ329及び330からなるラッチ
にアドレス信号を格納する。更に次のクロック信号CL
Kの立ち下がりエッジに対応して、ラッチに格納された
アドレスデータが、アドレスバッファ28に供給され
る。
【0101】尚、バースト書込み動作において、内部ア
ドレスiAddをアドレスラッチ61に格納する場合
は、外部タイミングパルス信号extpnzにかえて内
部タイミングパルス信号intpnzがHighレベル
になる。そして以後のシフトレジスタ62の動作は前述
と同様である。尚、内部アドレスiAddの生成は、ア
ドレス生成器25( 図10) によって行われる。内部ア
ドレス生成器は、アドレスラッチ61から出力されるア
ドレスに1を加算したものを、内部アドレスiAddと
して生成する。
【0102】以上のようにして、シフトレジスタ62に
於いて、クロック信号CLKの1.5サイクル分の遅延
を導入することが出来る。またリード時にはライトイネ
ーブル信号wrtzがLOWとなり、アドレスラッチ6
1に取込まれたアドレスは、トランスファーゲート34
5を通って、シフトレジスタ62においてアドレス信号
を遅延させることなく、アドレスバッファ28に供給す
る。そしてリードコマンドから最短時間で、出力を得る
ことが出来る。尚、この時、clk3x及びclk3z
信号はすべてLowレベルであるので、アドレス信号は
シフトレジスタ62を通過しない。
【0103】図20は、ライトパルス/コラム選択パル
ス生成器の回路構成を示す回路図である。この回路は、
DR回路611、612、AND回路613、614、
615、インバータ616、620、タイミング調整の
ための固定ディレイ617、618、1クロックディレ
イ619及びパルス幅調整部620を含む。この回路
は、実施例1の図8の回路構成と基本的に同一である
が、図8の回路では、固定ディレイ518にデータスト
ローブ信号DS1が供給されていたのに対し、図20の
回路では、固定ディレイ回路618に内部クロックiC
LKの反転信号が供給されている点で異なる。従って、
読み出し動作時(wrtz:L)の動作は、図8、図2
0共同じであるが、書込み動作時(wrtz:H)、図
20の回路では、内部クロックiCLKに同期してライ
トアンプ活性化信号WRT及びコラム選択パルス信号c
spが出力される。
【0104】又、図8とのもう1つの相異点は、1クロ
ックディレイ619が設けられていることである。図
2、図3から明らかなごとく、tDSSが最小値であっ
ても最大値であっても、最初の書込みデータD0、D1
の内部クロックへの書込みは、それに対応するライトコ
マンドの入力タイミングより1.5クロック以上あとで
ある。従って、この1.5クロックの内部クロックiC
LKの立下がりタイミングより前にライトアンプ活性化
信号WRT及びコラム選択パレス信号cspが出力され
ないように、1クロックディレイ619が設けられてい
る。
【0105】上記第1の実施例に於いては2つのアドレ
スラッチ(ラッチ26及び27)が設けられ、第2の実
施例に於いては2セットのデータラッチが設けられる。
このラッチの数或いはデータラッチのセットの数は2つ
に限られず、最長tDSSの長さによっては、2つ以上
設けても良いことは明らかである。次に第3及び第4の
実施例について説明する。
【0106】第1の実施例では、アドレスをラッチする
ために2つのラッチ( ラッチ26及びラッチ27) を並
列に設けた( 図1) 。これは、図24に示されるような
tDDSが最小の場合と、図25に示されるようなtD
DSが最大の場合の両方に対応させるためである。すな
わち、最初の2ビットのデータ(D0,D1)を内部回
路に転送する時、図24の例では、ラッチはこの最初の
2ビットのデータに対応する1つのアドレスを保持して
いれば良いのに対し、図25の例では、ラッチはこの最
初の2ビットのデータに対応するアドレスと次の2ビッ
トのデータに対応するアドレスの2つのアドレスを保持
しておく必要があるからである。ラッチを1つのみ設け
た場合、図25の例に対応することができす、最初の2
ビットのデータを内部回路に転送する時点で、それに対
応するラッチに保持されたアドレスが次のデータに対応
するアドレスで書き換えられてしまい、指定されたメモ
リセルにデータを書き込むことができなくなる。また、
アドレスラッチを図10の61、62のようなシフトレ
ジスタで構成した場合、図24の例に対応することがで
きない。このシフトレジスタは複数の連続するアドレス
( 実施例では2つ)を保持してシフト動作する構成にな
っているため、少なくともアドレスを取り込んでから1
クロック周期の間はそのアドレスを内部回路へ出力する
ことができず、最初の2ビットのデータを内部回路に転
送する時点で、それに対応するアドレスをシフトレジス
タから内部回路へ出力することができないという問題が
生じる。
【0107】第2の実施例において、データラッチを2
組( 51、52、53;54、55、56) 並列に設け
ている( 図10) のも、上述と同様に、最初の2ビット
のデータを内部回路にパラレルに転送する時点で、2組
のデータを保持しておく必要がある場合( 図11) と、
1組のデータを保持しておけば良い場合( 図12) の両
方に対応させるためである。
【0108】ところで、図24及び図25( 又は図11
及び図12の例) では、tDSSの許容範囲がほぼクロ
ック1周期分に相当する場合を説明したが、図21はそ
のtDSSの許容範囲がより狭い場合( クロック0.5
周期程度) の、クロック、データストローブ信号及びデ
ータ書込みタイミングの関係を説明している。図21の
例では、tDSSが最小値の場合であっても最大値の場
合でも、最初の2ビットのデータ(D0,D1)を内部
回路へパラレルに転送する時点で、アドレスバッファ
は、そのデータに対応するアドレスと次の2ビットのデ
ータに対応するアドレスの2つのアドレスを保持してお
く必要があることがわかる。つまり、図21のタイミン
グ例では、アドレスの取り込みの形態は1種類しか存在
しないので、アドレスバッファとして図1ラッチ26+
ラッチ27の構成に代えて、図10で説明したようなア
ドレスラッチ61+シフトレジスタ62の構成を採用す
ることができる。但し、図10の例ではシフトレジスタ
62は、アドレス信号を1.5クロック周期分遅延させ
ているが、第3の実施例では1クロック周期分シフトさ
せれば良い。
【0109】図22はその構成を説明するもので、本発
明の第3の実施例を説明する構成図である。図22にお
いて図1と同一構成要素に対しては同一の図番を付し、
その説明は省略する。図22の半導体装置630は、図
1と同様に、入力バッファ11、データラッチ14、シ
フトレジスタ15、データラッチ16、ライトアンプ2
9、30、奇数セル配列36、偶数セル配列37、セン
スアンプ38、39、コラムデコーダ40、41、リー
ドアンプ43、44、パラレルシリアル変換部503、
出力バッファ504、入力バッファ12、コマンドデコ
ーダ22、ライトコマンドラッチ23、モードレジスタ
502、バースト長計測カウンター42、クロック生成
器501、ライトパルス/コラム選択パルス生成器3
1、アドレスバッファ13、プリデコーダ34、35を
有する。
【0110】図22の半導体装置は、図1におけるイン
クリメントラッチ24、アドレス生成器25、ラッチ2
6、27、アドレスバッファ28、アドレス生成器3
3、内部クロック生成器21、分周器17、18、ラッ
チ入力クロック生成器20、ラッチ出力クロック生成器
19を有していない代わりに、内部クロック生成器63
2及びアドレス発生器631を有している。
【0111】内部クロック生成器632は図10の内部
クロック生成器60と同様の構成を有するものであり、
アドレス発生器631は図10のアドレスラッチ61+
シフトレジスタ62+アドレス発生器25+アドレスバ
ッファ28と同様の構成を有する。尚、図22における
ライトパルス/コラム選択パルス生成器に関して、図8
の例では、AND回路514の一方の入力は直接ライト
イネーブル信号wrtzに接続されているが、図20の
619のような1ブロックディレイを介してライトイネ
ーブル信号wrtzに接続してもよい。第3の実施例に
おいて、最初の2ビットの書込みデータD0、D1が内
部回路へ出力されるのは、設定されたtDSSの値によ
らず、対応する書込みコマンドの入力タイミングより1
クロック周期以上あとである。従って、書込みコマンド
の入力タイミングから1クロック周期以内にデータスト
ローブ信号DSのノイズ成分等により、誤ってライトパ
ルス/コラム選択パルス信号が出力されないようにする
ため1クロックディレイ回路を設けるのが望ましい。
【0112】このように第3実施例は第1の実施例と比
較してよりシンプルな構成を有している。図23は本発
明の第4の実施例を説明する構成図である。図10に示
す第2の実施例では、上述したように図11と図12に
示したタイミング条件の両方を満たすべく、データラッ
チを2組並列に設けている。一方、tDSSの許容範囲
が第2の実施例の場合より狭く、tDSSがその許容範
囲のいずれの値をとった場合でも、図12に示すごと
く、最初の2ビットのデータに対応するアドレスを取り
込んだタイミングから1.5クロック周期後のアドレス
を内部回路に出力する時点で、データラッチが最初の2
ビットのデータのみ保持していれば良いといった場合に
は、図10の2組のデータラッチ(51、52、53;
54、55、56)に代えて図1のような1組のデータ
ラッチ(14、15、16)の構成を採用しても良い。
【0113】図23はその構成に対応する第4の実施例
を説明する構成図である。図23において、図10と同
様の構成要素には同一の図番を付し、その説明は省略す
る。図23の半導体装置640は、図10と同様に、入
力バッファ11、ライトアンプ29、30、奇数セル配
列36、偶数セル配列37、センスアンプ38、39、
コラムデコーダ40、41、リードアンプ43、44、
パラレルシリアル変換部503、出力バッファ504、
入力バッファ12、コマンドデコーダ22、ライトコマ
ンドラッチ23、モードレジスタ502、バースト長計
測カウンター42、クロック生成器501、ライトパル
ス/コラム選択パルス生成器31、入力バッファ13、
プリデコーダ34、35、内部クロック生成器60を有
する。図23の半導体装置640は、またアドレス発生
器641を有するが、これは図10のアドレスラッチ6
1+シフトレジスタ62+アドレス生成器25+アドレ
スバッファ28と同様の構成を有するものである。
【0114】図23の半導体装置640は、図10のデ
ータラッチ51、シフトレジスタ52、データラッチ5
3、データラッチ54、シフトレジスタ55、データラ
ッチ56、遅延回路57、分周器17、18、ラッチ入
力クロック生成器58、ラッチ出力クロック生成器59
の構成を持たないが、その代わりにデータラッチ64
2、シフトレジスタ643、データラッチ644からな
るシリアルパラレル変換部641の構成を有する。この
シリアルパラレル変換部641は、図1の第1の実施例
におけるシリアルパラレル変換部505と同様の構成を
有するものである。
【0115】このように第4の実施例の半導体装置は、
第2の実施例よりもよりシンプルな構成を有している。
そして第4の実施例においても第2の実施例と同様に、
クロックに同期してアドレスを取り込み、データストロ
ーブ信号に応答してデータを取り込むとともに、半導体
装置内部では、前記アドレスとデータとをともにクロッ
クに同期したタイミングで処理している。
【0116】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で自由に変更・変形が可能
である。
【0117】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明に於いては、クロ
ックに同期してアドレスが入力されストローブ信号に同
期してデータが入力される半導体装置に於いて、アドレ
スラッチ回路はクロックに対応してアドレスを取り込み
ストローブ信号に同期してアドレスを出力する。この
際、複数のアドレスラッチ回路に順番に(2つのアドレ
スラッチ回路の場合は交互に)アドレスを書き込み、ま
た順番にアドレスを読み出すことで、データと対応する
アドレスとをストローブ信号に同期したタイミングで同
時に内部回路に供給することが出来る。従って、データ
ストローブ信号の設定されたマージン内であれば、デー
タストローブ信号のタイミングに関わらずに、適切な書
き込み動作を実現することが出来る。
【0118】請求項8乃至15の発明に於いては、クロ
ックに同期してアドレスが入力されストローブ信号に同
期してデータが入力される半導体装置に於いて、データ
ラッチ回路はストローブ信号に対応してデータを取り込
みクロックに同期してデータを出力する。この際、複数
のデータラッチ回路に順番に(2つのデータラッチ回路
の場合は交互に)データを書き込み、また順番にデータ
を読み出すことで、アドレスと対応するデータとをクロ
ックに同期したタイミングで同時に内部回路に供給する
ことが出来る。従って、データストローブ信号の設定さ
れたマージン内であれば、データストローブ信号のタイ
ミングに関わらずに、適切な書き込み動作を実現するこ
とが出来る。
【0119】請求項16の発明においては、リード動作
時に、最短時間で出力を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体記憶装置の第1の実施例を
示す構成図である。
【図2】ラッチの入出力タイミングを示すタイミング図
である。
【図3】分周器の回路構成を示す回路図である。
【図4】ラッチ入力クロック生成器の回路構成を示す回
路図である。
【図5】ラッチ出力クロック生成器の回路構成を示す回
路図である。
【図6】ラッチ及びアドレスバッファの回路構成を示す
回路図である。
【図7】インクリメントラッチの回路構成を示す回路図
である。
【図8】ライトパルス/コラム選択パルス生成器の回路
構成を示す回路図である。
【図9】図1におけるコマンドデコーダ、ライトコマン
ドラッチ、バースト長計測カウンター、モードレジス
タ、及びクロック生成器相互間の関係をより詳細に示し
た回路図である。
【図10】本発明による半導体記憶装置の第2の実施例
を示す構成図である。
【図11】最短tDSSの場合の半導体記憶装置の動作
を説明するタイミング図である。
【図12】最長tDSSの場合の半導体記憶装置の動作
を説明するタイミング図である。
【図13】ラッチ入力クロック生成器の回路構成を示す
回路図である。
【図14】ラッチ入力クロック生成器の他の構成例を示
す回路図である。
【図15】ラッチ出力クロック生成器の回路構成を示す
回路図である。
【図16】遅延、分周器、及びラッチ出力クロック生成
器の別の構成例を示す回路図である。
【図17】データラッチ、シフトレジスタ、及びデータ
ラッチの回路構成を示す回路図である。
【図18】内部クロック生成器の一部であり1.5クロ
ック遅延を制御するタイミング信号を生成する回路構成
を示す回路図である。
【図19】アドレスラッチ、シフトレジスタ、及びアド
レスバッファの回路構成を示す回路図である。
【図20】ライトパルス/コラム選択パルス生成器の回
路構成を示す回路図である。
【図21】tDSSの許容範囲が狭い場合に、クロッ
ク、データストローブ信号、及びデータ書込みタイミン
グの関係を説明するための図である。
【図22】本発明の第3の実施例を説明する構成図であ
る。
【図23】本発明の第4の実施例を説明する構成図であ
る。
【図24】データストローブ信号に同期してデータ取り
込みを行う半導体装置のタイミング図を示す。
【図25】データストローブ信号の立ち上がりが、書き
込みコマンド入力から1クロックサイクル遅れた場合の
データ取り込みを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 データ入力バッファ 12 データストローブ入力バッファ 13 アドレスバッファ 14 データラッチ 15 シフトレジスタ 16 データラッチ 17 分周器 18 分周器 19 ラッチ出力クロック生成器 20 ラッチ入力クロック生成器 21 内部クロック生成器 22 コマンドデコーダ 23 ライトコマンドラッチ 24 インクリメントラッチ 25 アドレス生成器 26 ラッチ 27 ラッチ 28 アドレスバッファ 29 ライトアンプ 29 ライトアンプ 31 書き込みクロック生成器 32 コラム選択パルス生成器 33 アドレス発生器 34 プリデコーダ 35 プリデコーダ 36 奇数セル配列 37 偶数セル配列 38 センスアンプ 39 センスアンプ 40 コラムデコーダ 41 コラムデコーダ 51 データラッチ 52 シフトレジスタ 53 データラッチ 54 データラッチ 55 シフトレジスタ 56 データラッチ 57 遅延回路 58 ラッチ入力クロック生成器 59 ラッチ出力クロック生成器 60 内部クロック生成器 61 アドレスラッチ 62 シフトレジスタ

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックに同期してアドレスが入力されス
    トローブ信号に同期してデータが入力される半導体装置
    であって、 前記アドレスを取り込む複数のアドレスラッチ回路と、 該クロックに対応して該複数のアドレスラッチ回路の一
    つを順番に指定して、指定されたアドレスラッチ回路が
    該クロックに対応して該アドレスを取り込むように制御
    する第1の制御回路と、 該ストローブに対応して該複数のアドレスラッチ回路の
    一つを順番に指定して、指定されたアドレスラッチ回路
    が該ストローブ信号に同期して該アドレスを出力するよ
    うに制御する第2の制御回路を含むことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】前記ストローブ信号に同期してデータを取
    り込み該ストローブ信号に同期して該データを出力する
    データラッチ回路を更に含むことを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】書き込みコマンドが入力されたことに応答
    して生成されるライトイネーブル信号により前記データ
    ラッチ回路は動作することを特徴とする請求項2記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】前記ライトイネーブル信号は、前記第1の
    制御回路と前記第2の制御回路とを前記書き込みコマン
    ドが入力されてから所定の期間動作させることを特徴と
    する請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記第1の制御回路は、前記クロックを分
    周する第1の分周器を含み該第1の分周器からの分周ク
    ロック信号により前記複数のアドレスラッチ回路の一つ
    を順番に指定し、前記第2の制御回路は、前記ストロー
    ブ信号を分周する第2の分周器を含み該第2の分周器か
    らの分周ストローブ信号により前記複数のアドレスラッ
    チ回路の一つを順番に指定することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記クロックに同期して前記アドレスを取
    り込むインクリメントラッチ回路と、 該インクリメントラッチの取り込んだアドレスを1だけ
    増加させて該インクリメントラッチ回路に供給すると共
    に前記複数のアドレスラッチ回路に供給するアドレス生
    成器を更に含み、該複数のアドレスラッチ回路は外部か
    らのアドレス及び該アドレス生成器からのアドレスの一
    方を選択して取り込み可能であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記データラッチ回路は、 前記ストローブ信号の立ち上がりエッジに同期して前記
    データを取り込む第1のデータラッチ回路と、 前記ストローブ信号の立ち下がりエッジに同期して前記
    データを取り込む第2のデータラッチ回路を含むことを
    特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】クロックに同期してアドレスが入力されス
    トローブ信号に同期してデータが入力される半導体装置
    であって、 前記データを取り込む複数のデータラッチ回路と、 該ストローブ信号に対応して該複数のデータラッチ回路
    の一つを順番に指定して、指定されたデータラッチ回路
    が該ストローブ信号に対応して該データを取り込むよう
    に制御する第1の制御回路と、 該クロックに対応して該複数のデータラッチ回路の一つ
    を順番に指定して、指定されたデータラッチ回路が該ク
    ロックに同期して該データを出力するように制御する第
    2の制御回路を含むことを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】前記クロックに同期してアドレスを取り込
    み該クロックに同期して該アドレスを出力するアドレス
    ラッチ回路を更に含むことを特徴とする請求項8記載の
    半導体装置。
  10. 【請求項10】書き込みコマンドが入力されたことに応
    答して生成されるライトイネーブル信号により前記デー
    タラッチ回路は動作することを特徴とする請求項8記載
    の半導体装置。
  11. 【請求項11】前記ライトイネーブル信号は、前記第1
    の制御回路と前記第2の制御回路とを前記書き込みコマ
    ンドが入力されてから所定の期間動作させることを特徴
    とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】前記第1の制御回路は、前記ストローブ
    信号を分周する第1の分周器を含み該第1の分周器から
    の分周ストローブ信号により前記複数のデータラッチ回
    路の一つを順番に指定し、前記第2の制御回路は、前記
    クロックを分周する第2の分周器を含み該第2の分周器
    からの分周クロック信号により前記複数のデータラッチ
    回路の一つを順番に指定することを特徴とする請求項8
    記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】前記アドレスラッチ回路の取り込んだア
    ドレスを1だけ増加させて該アドレスラッチ回路に供給
    するアドレス生成器を更に含み、該アドレスラッチ回路
    は外部からのアドレス及び該アドレス生成器からのアド
    レスの一方を選択して取り込み可能であることを特徴と
    する請求項9記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】前記第1のデータラッチ回路及び前記第
    2のデータラッチ回路の各々は、 前記ストローブ信号の立ち上がりエッジに同期してデー
    タを取り込む第1のラッチと、 前記ストローブ信号の立ち下がりエッジに同期してデー
    タを取り込む第2のラッチを含むことを特徴とする請求
    項8記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】前記アドレスラッチ回路は、前記クロッ
    クに基づいて該クロックの所定サイクル数の期間だけ前
    記アドレスを遅らせて出力する遅延回路を含むことを特
    徴とする請求項9記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】前記アドレスラッチ回路は、リード動作
    時にはクロック遅延無しで前記アドレスをアドレスバッ
    ファに転送することを特徴とする請求項1又は9記載の
    半導体装置。
  17. 【請求項17】前記ストローブ信号は前記クロックと同
    一の周期を有し、前記ストローブ信号の最初の立ち上が
    りエッジの第1のタイミングは前記クロックの対応する
    立ち上がりエッジの第2のタイミングとは異なることを
    特徴とする請求項1又は8いずれか記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】前記第1のタイミングは前記第2のタイ
    ミングより遅れてお り、その遅れは前記クロックの1周
    期以内であることを特徴とする請求項17記載の半導体
    装置。
  19. 【請求項19】前記データラッチ回路は、前記ストロー
    ブ信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期
    して前記データを取り込むことを特徴とする請求項2又
    は8いずれか記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、ストローブ信号に応答して前記アドレス信号を
    出力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ス
    トローブ信号に応答して前記データ信号を出力するデー
    タ入力回路と、 前記アドレス入力回路からのアドレス信号で指定された
    メモリセルに、前記データ入力回路からのデータ信号を
    書き込む内部回路を有し、 前記アドレス入力回路は、 前記クロック信号の第1の立ち上がりエッジに応答して
    前記アドレス信号を取り込み、前記ストローブ信号に応
    答して前記アドレス信号を出力する第1のラッチ回路
    と、 前記第1のラッチ回路に並列接続され、前記クロック信
    号の次の立ち上がりエッジに応答して次のアドレス信号
    を取り込み、前記ストローブ信号に応答して前記次のア
    ドレス信号を出力する第2のラッチ回路を有することを
    特徴とする記憶回路。
  21. 【請求項21】前記アドレス信号は前記次のアドレス信
    号より先に前記アドレス入力回路から出力されることを
    特徴とする請求項20記載の記憶回路。
  22. 【請求項22】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、ストローブ信号に応答して前記アドレス信号を
    出力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ス
    トローブ信号に応答して前記データ信号を出力するデー
    タ入力回路と、 前記アドレス入力回路からの前記アドレス信号を受け、
    第1の活性化信号に応答して該アドレス信号をデコード
    するデコード回路と、 前記データ入力回路からの前記データを受けデータ書込
    みモードにおいて第2の活性化信号に応答して前記デー
    タ信号を増幅するライトアンプと、 前記デコード回路で指定されたメモリセルに、前記ライ
    トアンプからのデータ信号を書き込む内部回路を有し、 前記データ書込みモード時、前記第1及び第2の活性化
    信号は共に前記ストローブ信号に応答していることを特
    徴とする記憶回路。
  23. 【請求項23】データ読出しモードにおいて、前記第1
    の活性化信号は前記クロック信号に応答し、前記第2の
    活性化信号は非活性状態であることを特徴とする請求項
    22記載の記憶回路。
  24. 【請求項24】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、クロック信号に応答して前記アドレス信号を出
    力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ク
    ロック信号に応答して前記データ信号を出力するデータ
    入力回路と、 前記アドレス入力回路からのアドレス信号で指定された
    メモリセルに、前記データ入力回路からのデータ信号を
    書き込む内部回路を有し、 前記データ入力回路は、 前記ストローブ信号の第1の立ち上がりエッジ及び第1
    の立ち下がりエッジに応答してシリアル入力される前記
    データ信号を取込み、前記クロック信号に応答して前記
    データ信号をパラレルに出力する第1のデータ入力回路
    と、 前記第1のデータ入力回路に並列接続され、前記ストロ
    ーブ信号の次の立ち上がりエッジ及び次の立ち下がりエ
    ッジに応答して次のデータ信号を取込み、前記クロック
    信号に応答して前記次のデータ信号をパラレル出力する
    第2のデータ入力回路を有することを特徴とする記憶回
    路。
  25. 【請求項25】前記データ信号は前記次のデータ信号よ
    り先に前記データ入力回路から出力されることを特徴と
    する請求項24記載の記憶回路。
  26. 【請求項26】前記アドレスラッチ回路は、前記クロッ
    ク信号に応答してシフト動作するシフトレジスタを含む
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
  27. 【請求項27】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、ストローブ信号に応答して前記アドレス信号を
    出力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ス
    トローブ信号に応答して前記データ信号を出力するデー
    タ入力回路と、 前記アドレス入力回路からのアドレス信号で指定された
    メモリセルに、前記データ入力回路からのデータ信号を
    書き込む内部回路を有し、 前記アドレス入力回路は、前記クロック信号に応答して
    シフト動作するシフトレジスタを含み、前記データ入力
    回路から前記データを出力する時点で、前記シフトレジ
    スタが2つのアドレスを保持するように、前記クロック
    信号に対する前記ストローブ信号の入力タイミングを調
    整することを特徴とする記憶回路へのデータ書込方法。
  28. 【請求項28】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、クロック信号に応答して前記アドレス信号を出
    力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ク
    ロック信号に応答して前記データ信号を出力するデータ
    入力回路と、 前記アドレス入力回路からの前記アドレス信号を受け、
    第1の活性化信号に応答して該アドレス信号をデコード
    するデコード回路と、 前記データ入力回路からの前記データを受けデータ書込
    みモードにおいて第2の活性化信号に応答して前記デー
    タ信号を増幅するライトアンプをさらに有し、 前記デコード回路で指定されたメモリセルに、前記ライ
    トアンプからのデータ信号を書き込む内部回路を有し、 前記データ書込みモード時、前記第1及び第2の活性化
    信号は共に前記クロック信号に応答していることを特徴
    とする記憶回路。
  29. 【請求項29】データ読出しモードにおいて、前記第1
    の活性化信号は前記クロック信号に応答し、前記第2の
    活性化信号は非活性状態であることを特徴とする請求項
    28記載の記憶回路。
  30. 【請求項30】前記データ書込みモードにおいて、前記
    第1の活性化信号が前記デコード回路を活性化するタイ
    ミングは、前記アドレス入力回路が前記アドレス信号を
    出力するタイミングよりも後であり、また、前記第2の
    活性化信号が前記ライトアンプを活性化するタイミング
    は前記データ入力回路が前記データ信号を出力するタイ
    ミングよりも後であることを特徴とする請求項22又は
    28記 載の記憶回路。
  31. 【請求項31】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、クロック信号に応答して前記アドレス信号を出
    力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ク
    ロック信号に応答して前記データ信号を出力するデータ
    入力回路と、 前記アドレス入力回路からのアドレス信号で指定された
    メモリセルに、前記データ入力回路からのデータ信号を
    書き込む内部回路を有し、 前記アドレス入力回路は、前記クロック信号に応答して
    シフト動作するシフトレジスタを含み、該シフトレジス
    タは前記アドレス信号を前記クロック信号の1.5周期
    に相当する時間遅延することを特徴とする記憶回路。
  32. 【請求項32】前記アドレスラッチ回路が前記アドレス
    信号を出力するタイミングと前記データラッチ回路が前
    記アドレス信号に対応するデータを出力するタイミング
    が同じであることを特徴とする請求項2又は9のいずれ
    か記載の半導体装置。
  33. 【請求項33】クロック信号に応答してアドレス信号を
    取込み、クロック信号に応答して前記アドレス信号を出
    力するアドレス入力回路と、 ストローブ信号に応答してデータ信号を取込み、前記ク
    ロック信号に応答して前記データ信号を出力するデータ
    入力回路と、 前記アドレス入力回路からのアドレス信号で指定された
    メモリセルに、前記データ入力回路からのデータ信号を
    書き込む内部回路を有し、 前記アドレス入力回路は、前記クロック信号に応答して
    シフト動作するシフトレジスタを含み、さらに、前記シ
    フトレジスタと並列にバイパス回路を設け、データ読出
    しモードにおいて、前記アドレス信号は前記バイパス回
    路を通過することを特徴とする記憶回路。
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