JP3270585B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3270585B2
JP3270585B2 JP19146193A JP19146193A JP3270585B2 JP 3270585 B2 JP3270585 B2 JP 3270585B2 JP 19146193 A JP19146193 A JP 19146193A JP 19146193 A JP19146193 A JP 19146193A JP 3270585 B2 JP3270585 B2 JP 3270585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファインダ系と撮影系
画面サイズ不一致による不都合な写真撮影を未然に防
止しうる安全機構を備えた、画面サイズ切換可能なカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画面サイズ切換可能なカメ
ラは、カメラ外部に配置された操作部材の動きに撮影系
及びファインダ系双方の可動羽根又はマスクを連動させ
て両者の画面サイズが同時に切り換わる様に構成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではカメラ外部に配置された操作部材から画を規
制する羽根部材又はマスクに至るまでの間にスペースの
制約から複数の連動部材を介する場合が多いため温度
変化により摩擦抵抗が増加したり、摩耗片がはさまる等
の原因により羽根部材又はマスクが正規の動作をせず
ファインダ系と撮影系の画面サイズが一致しない状態と
なる可能性があった
【0004】特に、マスクがファインダー画面内に全く
現れないでファインダ光学系の画面サイズが撮影光学系
画面サイズよりも広い時、本来ファインダ上で撮りた
いと思っている被写体の一部が切れてしまう可能性があ
。すなわち、人物撮影を行うような場合、ファインダ
上では人物全体を画面に入れたつもりでも実際の写真で
は顔切れや足切れが生じ、救済の余地がなかった。
【0005】本発明の目的は、画面サイズ変更用操作部
材の操作に対してファインダーの画面規制部材が正規に
動作しにくくなっていることを撮影者に認識させること
ができ、狭画面サイズが設定されているにもかかわらず
広画面サイズのつもりで撮影を行ってしまうことを防止
できるようにしたカメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、画面サイズ変更用操作部材を操作す
ることにより撮影画面とファインダー画面の双方の画面
サイズを別々の画面規制部材により変更することができ
るように構成されているカメラにおいて、ファインダー
画面の画面サイズ変更を行なうために広画面側の位置と
狭画面側の位置との間で移動可能な画面規制部材を常に
狭画面側に付勢する付勢手段を設け、該画面サイズ変更
用操作部材が該画面規制部材を広画面側の位置から狭画
面側の位置に移動させるための操作が行われたにもかか
わらず、該画面規制部材が該付勢手段により狭画面側の
位置に移動しない場合に、該画面サイズ変更用操作部材
をさらに操作することにより該画面規制部材を狭画面側
の位置の方に戻す強制戻し手段を該画面サイズ変更用操
作部材に設けているなお、該強制戻し手段により、該
画面規制部材を広画面側の位置から狭画面側の位置への
途中の位置まで戻すようにしてもよい
【0007】(削除)
【0008】
【実施例】以下に図を参照しつつ本発明の実施例を説明
するが、その前に本発明の前提技術例について説明す
【0009】〈前提技術例〉 図1〜図7に本発明の実施例の前提となる技術例を示
【0010】図3乃至図7において、1はファインダー
を構成する各部材を保持固定する為のファインダー地
板、2は不図示の鏡筒に設けたカムにより、撮影系のズ
ームレンズの動作と連動させた第1群の対物レンズ、3
a及び3bは該レンズ2と同様に不図示の鏡筒に設けた
カムにより撮影系のズームレンズの動作と連動させた第
2群の対物レンズ、4は対物レンズ2及び3a並びに3
bを介した像を左右反転させる為の平面鏡である。5は
フィールドレンズであり、平面側がファインダー像の結
像面である。6は被写体像を反転する為の3面反射のポ
ロプリズム、7は接眼レンズである。8はフィールドレ
ンズ5とポロプリズム6との間に配置されて図4及び図
5において紙面上下方向に移動可能なパノラマ視野枠で
あり、8aはこのパノラマ視野枠8の下面に設けられた
係合部である。9は上記パノラマ視野枠8を移動させる
為の伝達レバーであり、係合部9aを介してパノラマ視
野枠8を移動させる。また、伝達レバー9には係合部9
aの他端側にレバー9の回転中心となる軸部9bが設け
られており、ファインダー地板1に設けた穴部1aに嵌
合させることにより、レバー9の動きが規制されてい
る。
【0011】10はファインダー地板1の下面部に配置
された切換レバーであり、伝達レバーの軸部9cを圧入
させることによって保持固定されている。また、上記伝
達レバー9と切換レバー10との係合部はDカットする
ことによって、部品間の位置関係が常に同一となる様に
規制されている。また、切換レバー10は戻しばね11
によって反時計方向に付勢され、非作動時には図4に示
す様な状態になっている。
【0012】12はフィールドレンズ5の平面側の結像
面に密着保持された視野マスクである。視野マスク12
は図3に示すようにフィールドレンズ5を囲むコの字型
に形成され、コの字型形状部分の下方部分12aはファ
インダー地板1内の空間1d(伝達レバー9の可動空
間)に対する蓋となっており、該下方部分は上方からゴ
ミやほこり等が該空間へ侵入することを防止する為の役
割を果している。また、図6及び図7に示すように、プ
リズムカバー13がフィールドレンズ5及びポロプリズ
ム6並びに視野マスク12を覆い、これらの部材に対し
て外部からのゴミの侵入を防止している。14はカメラ
の外部から画面サイズをパノラマサイズに切換え操作す
るためのパノラマ切換ボタンであり、該切換ボタン14
を操作すると図1に示す様にファインダー視野範囲がパ
ノラマサイズに切り換わると同時に、図6に示す様に撮
影系の画面もパノラマサイズに切り換わるように後述の
機構により連動している。
【0013】図6及び図7が該切換ボタン14の操作に
連動して撮影系の画面サイズを切り換える機構を示した
ものである。15はカメラの撮影光軸中心に回転可能に
ガイドされたリング部材である。16及び17はカメラ
本体に対して上下方向のみの動作が可能なように動きを
規制された羽根部材であり、羽根部材16及び17に形
成された係合部16aと17aによってリング部材15
の回転動を羽根部材の上下動に変換させている。
【0014】図1及び図2はファインダー画面の変化を
示したものであり、固定した視野マスク12に対して移
動可能なパノラマ視野枠8の位置関係を示しており、図
1はパノラマ状態を示し、図2はフルサイズの状態を示
す。
【0015】図4及び図6並びに図1はパノラマ切換ボ
タン14をパノラマ側に切り換えた状態を示す。図4の
状態では、切換レバー10が戻しばね11によって時計
方向に付勢され、これと一体に動作する伝達レバー9も
時計方向に回転し、さらに、この伝達レバー9の係合部
9aを介してパノラマ視野枠8が図1の様に、ポロプリ
ズム6と視野マスク12の鉛通辺部12bとの間をスラ
イドし、視野マスク12の視野開口12cの上下を覆
い、標準画面サイズのファインダー画面をパノラマ画面
Pに変化させる。
【0016】尚、パノラマ視野枠8は係合部8aが図4
に示すようにファインダー地板1の位置決め面1bに当
接することによって所定の位置で止まり、また、戻しば
ね11のばね力によってガタが生じないように保持され
ている。
【0017】一方、撮影系においては図6に示すように
パノラマ切換ボタン14に設けた係合ダボ14bを介し
てリング部材15が時計方向に回転され、さらに羽根部
材16及び17に設けた係合ダボ16a及び17aを介
してリング部材15の回転が羽根部材16及び17に伝
達される。これにより、羽根部材16は下方へ、羽根部
材17は上方に、それぞれ移動され、その結果、図6に
二点鎖線で示された標準画面サイズの撮影画面を上下方
向共所定量狭め、撮影画面サイズをパノラマ画面サイズ
に変更する。
【0018】なお、ファインダーの画面サイズと撮影画
面の画面サイズが対応していることは言うまでもない。
次に戻しばね11の関連構造及び機能について説明す
る。戻しばね11は図4に示すように本実施例ではトー
ションばね(捩りばね)によって構成され、一方をファ
インダー地板1に設けたダボ1cに、もう一方を切換レ
バー10に掛け、切換レバー10を図4において常に時
計方向に付勢している。このばね11のもう一つの役割
は、パノラマ視野枠8を常にパノラマ側(図2において
左側へ)に位置するように付勢すると共に、パノラマ視
野枠8が所定位置で止った状態でガタなく保持すること
である。
【0019】このカメラでは、ばね11が伝達レバー9
を介してパノラマ視野枠8を図2において常に左側へ
(すなわち、ファインダー画面がパノラマ画面となるよ
うに)付勢しているので、撮影画面とファインダー画面
とを連動させるための連動機構に故障が生じた場合で
も、撮影者がそのことに気付かずに標準画面サイズで撮
影を行なって被写体人物の顔切れ写真や足切れ写真を撮
影してしまうことを防ぐことができる。すなわち、なん
らかの要因で(たとえば、外部から過大な力が加わり)
パノラマ切換ボタン14のファインダー連動部14aが
破損した時にはファインダー系と撮影系の画面サイズ
更機構の正確な連動がとれなくなるか、そのような時
ノラマ視野枠8がばね11により図2において左側へ
動かされるのでファインダーの画面サイズは狭画
側、すなわち、パノラマ側へ変り、従って撮影者はファ
インダー画面上で撮影画面がパノラマ画面に設定されて
いるとして認識することになり、その結果、撮影系の画
面が標準画面又はパノラマ画面のいずれにある場合でも
パノラマ写真撮影だけは可能となる。すなわち、パノラ
マ切換機構が故障した際にファインダー側は常にパノラ
マ側の視野枠に切り換わる為、その時に撮影者が標準画
面サイズの写真を撮影しようとする行為を防止すること
ができ、その結果、被写体人物の顔切れや足切れ等の写
真が生じることを防止することができる。なお、本前提
技術例では、パノラマ視野枠8を付勢する付勢部材とし
てトーションばねを使用したが、該付勢部材としてはト
ーションばねに限定されることはなく、引張コイルばね
やトグルばね、又はゴムや板ばね等を用いてもよく、パ
ノラマ視野枠8を狭画側に付勢するような方向に力を
発生させるようなものであれば何でもよい。また、本前
提技術例では、狭画としてパノラマ画面を中心に説明
したが、必ずしもこの画面に限定されることはなく、た
とえば、パノラマ画面の代りにハイビジョンサイズ(1
6:9)であってもよい。この場合でも視野枠部材を標
準画面位置から常に狭画側へ付勢するように構成すれ
ばよい。
【0020】また、該付勢部材を設ける位置も本前提技
術例に限定される必要はなく、どのような形態でどのよ
うな位置に設けるかについて本発明が制約を受けること
はない。
【0021】〈実施例〉 図8乃至図11に本発明の実施例を示す。
【0022】同図において図1〜図7と同じ番号で示し
た部品は前提技術例と同一部品を示し、これらの同一部
品についての説明は必要がない限り省略する。なお、2
1はパノラマ切換ボタン、22は切換レバーである。
【0023】本実施例は、パノラマ視野枠8の動作不良
時に機能する強制戻し機構を追加したことを特徴とする
ものであり、以下に詳細を説明する。
【0024】図8〜図10に示すように、パノラマ切換
ボタン21は前提技術例のパノラマ切換ボタン14と比
べて、切換レバー22の戻し爪部21aを備えている。
また、切換レバー22には下面側(紙面奥側)に突起部
22aが設けられている。
【0025】図8はパノラマ状態を示す。パノラマ切換
ボタン21は不図示のロック部材により右側(第2の位
置)に移動された図示の状態で保持されている。一方、
ファインダーのパノラマ視野枠8は戻しばね11により
切換レバー22及び伝達レバー9を介して図1に示すよ
うに視野マスク12の視野開口12cの上下を規制する
ように配置されている。各部品が正常に機能している場
合には図8に示すように、パノラマ切換ボタン21に設
けられた爪部21aは切換レバー22の突起部22aに
係合しない。
【0026】図9は標準画面(非パノラマ画面)状態を
示す。パノラマ切換ボタン21は不図示のばね部材によ
り図8の位置から左側(第1の位置)に移動され、不図
示のストッパーにより、位置決めされ図示の状態で保持
されている。一方、ファインダー側ではパノラマ切換ボ
タン21によって戻しばね11の力に抗して切換レバー
22及び伝達レバー9が反時計回りの方向に回動され、
図2に示すようにパノラマ視野枠8は視野マスク12の
視野開口12cの外に退避された状態で保持されてい
る。この状態でも、パノラマ切換ボタン21に設けられ
て爪部21aは切換レバー22の突起部22aとは係合
しない。このように、前提技術例に対して追加した部分
(21a及び22a)はパノラマ切換機構が正常に機能
している場合には、まったく接触しないような位置関係
となっている。
【0027】図10は温度や湿度等の変化により各レバ
ー部及びパノラマ視野枠の摺動部の摩擦抵抗が増加した
り、摩耗片が摺動部にはさまるなどしてパノラマ視野枠
8の移動に要する力が戻しばね11の力より大きくなっ
た場合、すなわち、パノラマ切換ボタン21の動きにパ
ノラマ視野枠8が連動しない状態を示す。この場合、パ
ノラマ切換ボタン21が図8の位置から左方向に移動し
たにもかかわらず、パノラマ視野枠8及び伝達レバー9
並びに切換レバー22の位置は図9の状態と同じであ
る。そして、操作部材であるパノラマ切換ボタン21の
爪部21aが切換レバー22の突起部22aと当接した
状態(図10)からさらにパノラマ切換ボタン21を右
側に移動させるとパノラマ切換ボタン21の爪部21a
が切換レバー22の突起部22aを強制的に押すことに
なる。この動作に連動して、切換レバー22及び伝達レ
バー9が時計方向に回動し、パノラマ視野枠8が図10
において上方(図2において右側へ)へある程度移動
し、視野マスク12の視野開口12cの一部にパノラマ
視野枠8の一部が途中まで入った状態で停止する(図1
1参照)。
【0028】この状態であれば、撮影者は、「現在の撮
影画面はパノラマ状態になっているが、なんらかの理由
で、視野枠8が途中で引っかかっているのだ」と認識可
能であり、従って、誤って標準画面のまま撮影してしま
うことを回避することができる。なお、上述したよう
に、パノラマ切換ボタンの爪部21a及び切換レバー2
2の突起部22aの当接によって生じる動作は、本来の
パノラマ切換動作が機能しない状態ではじめて生じる動
作であり、該爪21a及び突起部22aに該動作を生じ
させるための安全機構を構成するために、該ボタン及び
該レバー22の寸法関係は製造公差を含め、通常動作に
干渉しない形状となっている。この為逆にこの安全機構
の動きで本来の動きが規制されることはない。なお、本
実施例ではパノラマ切換ボタン21の動きを切換レバー
22伝達レバー9を介してパノラマ視野枠8に伝達して
いるが、必ずしもこの形態に限定されることはなく、理
想的にはパノラマ切換ボタンの動きを直接にパノラマ視
野枠8に伝達するような機構であることが望ましい。
【0029】〈参考技術例〉 図12〜図15に本発明の参考技術例を示す。
【0030】同図において、図1〜図7と同一番号で示
した部品は前提技術例と同一部品を示す。なお、31は
ファインダーのパノラマ視野枠8の位置検出を行う検出
スイッチ、32は撮影系のパノラマ羽根を駆動するリン
グ部材33の位置を検出する検出スイッチである。
【0031】以下、図を用いて動作を説明する。
【0032】図12、図14はファインダー系の画面及
び撮影系の画面がパノラマ状態になっている場合を示
す。
【0033】図12に示すようにパノラマ視野枠8がパ
ノラマ状態にある時には該枠8の側面に検出スイッチ3
1が当接することによりスイッチ31はON状態にあ
る。また、撮影系においてはリング部材33の折り曲げ
部33aと検出スイッチ32が当接することによりスイ
ッチ32はON状態にある。
【0034】図13、図15はファインダー系の画面及
び撮影系の画面が標準画面になっている場合を示してい
る。図13に示すように検出スイッチ31はパノラマ視
野枠8の画規制部に落ち込みスイッチ31はOFF状
態になる。この時、ファインダーの視野マスク12の開
口部12c内に少しでも該枠8の画規制部が残ってい
る場合にはスイッチ31はONとなり、完全に該枠8の
規制部が視野マスク開口部12cから退避した状態
でスイッチ31はOFFとなる。
【0035】一方、図15に示すように、撮影系におい
ては、リング部材33の切欠部33bがスイッチ32の
接片の位置に来ているためスイッチ32はOFF状態に
ある。
【0036】本参考技術例の装置では、スイッチ31及
びスイッチ32が共にON、もしくは両スイッチが共に
OFFであれば正常に機構部品が連動していると判定
し、両スイッチの一方がONで他方がOFFである場合
にはファインダー系もしくは、撮影系いずれかの連動機
構に異常をきたしていると判定して両スイッチの状態が
一致していない場合にはカメラ使用者に警告を発するよ
うになっている。その警告方法としては、たとえばファ
インダー表示部にLEO等による光表示部を点滅させた
り、ブザーによって音で知らせるようにしてもよい。ま
た、不具合な写真撮影を防止する為自動的にレリーズロ
ックをかけても良い。
【0037】なお、本参考技術例では、両検出スイッチ
の出力が異なる場合を異常状態判定して警告する例につ
いて述べたが、警告を発する場合をこの場合に限る必要
はなく、たとえば、上記前提技術例や実施例と同様にフ
ァインダー画面サイズが撮影系画面サイズより広い場合
のみ警告(表示音)を発したり、レリーズロックをかけ
るようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカメラ
によれば、画面サイズ変更用操作部材を狭画面側に操作
したにもかかわらず、ファインダーの画面規制部材が温
度や湿度変化による機構部の摩擦抵抗による動作不良及
び摩耗片付着による動作不良等によって広画面側の位置
から狭画面側の位置の方に移動しない場合に、画面サイ
ズ変更用操作部材をさらに操作することによって画面規
制部材を狭画面側の位置の方に強制的に戻すことができ
るので、画面規制部材が画面サイズ変更用操作部材の操
作に応じた正規の動作をしなくなっていることをファイ
ンダー画面を通じて撮影者に認識させることができ、狭
画面サイズが設定されているにもかかわらず広画面サイ
ズのつもりで撮影を行ってしまうことを防止できる。
【0039】(削除)
【0040】(削除)
【0041】(削除)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提技術例であるカメラのファインダ
ー画面の状態を示す図で、ファインダー画面がパノラマ
画面(狭画)になっている状態を示した図。
【図2】本発明の前提技術例であるカメラのファインダ
ー画面が標準画面になっている状態を示した図。
【図3】本発明の前提技術例であるカメラのファインダ
ー装置の要部分解斜視図。
【図4】本発明の前提技術例であるカメラのファインダ
ー装置の要部水平断面図と該カメラのパノラマ切換えボ
タンとを示した図で、画面が狭画に設定されている状
態を示す図。
【図5】同じくファインダー装置の水平断面図で、画面
が標準画面に設定されている状態を示した図。
【図6】本発明の前提技術例であるカメラのファインダ
ー装置の縦断面図と撮影画面の画面サイズ切換機構の正
面図で、撮影画面が狭画に設定されている状態を示し
た図。
【図7】図6と同じ図で、撮影画面が標準画面に設定さ
れている状態を示した図。
【図8】本発明の実施例のカメラのファインダー装置の
水平断面図で、ファインダー画面が狭画角画面に設定さ
れている状態を示した図。
【図9】同じく実施例のカメラのファインダー装置の水
平断面図で、ファインダー画面が標準画面に設定されて
いる状態を示した図。
【図10】同じく実施例のファインダー装置の水平断面
図で、パノラマ視野枠8に強制戻し機構が作用しはじめ
る状態を示した図。
【図11】同じく実施例のファインダー装置のパノラマ
視野枠8に強制戻し機構が作用した時のファインダー画
面を示した図。
【図12】本発明の参考技術例のカメラのファインダー
装置の水平断面図とパノラマ切換ボタン14の正面図。
【図13】該参考技術例のファインダー装置の別の状態
を示す図。
【図14】該参考技術例のカメラのファインダー装置の
縦断面図と撮影系の画面サイズ切換機構の正面図。
【図15】該第三実施例のカメラのファインダー装置の
縦断面図と撮影系の画角変更手段の正面図。
【符号の説明】
1…ファインダー地板 5…フィールドレンズ 6…ポロプリズム 8…パノラマ視野枠 2,3a,3b…対物レンズ 9…伝達レバー 4…平面鏡 7…接眼レンズ 10,22…切換レバー 11…戻しばね 12…視野マスク 14,21…パノラマ切換ボタン 15,33…リング部材 16,17…羽根部材 31,32…検出スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面サイズ変更用操作部材を操作するこ
    とにより撮影画面とファインダー画面の双方の画面サイ
    を別々の画規制部材により変更することができるよ
    うに構成されているカメラにおいて、 ファインダー画面の画面サイズ変更を行なうために広画
    面側の位置と狭画面側の位置との間で移動可能な画面
    制部材を常に狭画側に付勢する付勢手段を有し該画面サイズ変更用操作部材が該画面規制部材を広画面
    側の位置から狭画面側の位置に移動させるための操作が
    行われたにもかかわらず、 該画規制部材が該付勢手段
    により広画面側の位置から狭画面側の位置の方に移動
    ない場合に、該画面サイズ変更用操作部材がさらに操作
    されることにより該画規制部材を狭画の位置の方
    に戻す強制戻し手段を該画面サイズ変更用操作部材に設
    けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 該画面サイズ変更用操作部材は、該画面
    規制部材を広画面側の位置に位置させる第1の操作位置
    と該画面規制部材を狭画面側の位置に位置させる第2の
    操作位置との間で操作可能であり該強制戻し手段は、該画面サイズ変更用操作部材が該第
    1の位置から該第2の位置に操作されたにもかかわら
    ず、該画面規制部材が該付勢手段により広画面側の位置
    から狭画面側の位置の方に移動されてない場合におい
    て、該画面サイズ変更用操作部材がさらに前記第2の操
    作位置よりも前記第1の操作位置とは反対方向に操作さ
    れることにより該画面規制部材を狭画面側の位置の方に
    戻すことを特徴とする請求項1に記載の カメラ。
  3. 【請求項3】 該強制戻し手段は、該画面規制部材を広
    画面側の位置から狭画面側の位置への途中の位置まで戻
    すことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
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