JP3270142B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
を形成する画像形成装置に関する。
装置の一例として従来の静電カラープロッタの構成を図
14に示す。図14において、ロール軸1aにロール状
に巻かれた記録紙1と搬送ローラ4との間には、ホスト
コンピュータ等から入力される画像データに応じて記録
紙1に静電的に潜像を形成する記録ヘッド2と、潜像を
ブラック,シアン,マジェンタ,イエロー等のカラー液
体現像剤で現像する現像ユニット3が配置されている。
また、記録紙1の搬送方向下流側には、記録紙1の巻取
収納を行う中間巻取部5、記録紙1の切断を行うカッタ
ユニット6、及び記録紙1の経路をこの中間巻取部5へ
の経路とカッタユニット6への経路とに切り換える切り
換えレバー5aが配置されている。さらに装置外部に
は、排出された記録紙1を受けるストッカ8が設けられ
ている。
ラー画像が形成される様子について説明する。今、初期
状態においては、現像ユニット3のロータリー現像ヘッ
ドは、第1色目の記録色であるブラックの現像ヘッドが
記録紙1に対応する位置にある。不図示のホストコンピ
ュータから第1色のブラックの画像データが入力される
と、記録紙1はロール軸1aにより常にバックテンショ
ンを与えられながら搬送ローラ4によって矢印Aの方向
に搬送される。ブラックの記録信号が記録ヘッド2によ
り記録紙1に印加されて静電潜像が形成された後、その
部分に現像ユニット3によってブラックの画像が形成さ
れる。この時、画像が形成されながら搬送される記録紙
1は、その先端が切り換えレバー5aによって中間巻取
部5へ導かれ、巻取りローラ5bに自動的に巻き取られ
ることによって装置外へ出ることなく収納される。そし
て、ブラックの画像形成が終了した記録紙1は、搬送ロ
ーラ4によって矢印Aとは逆方向に引き戻され記録開始
位置にセットされる。
矢印Aの方向に送られると共に、シアンの記録信号が記
録ヘッド2に印加され、記録紙1にシアンの記録画像に
対応した潜像が形成される。この時、現像ユニット3の
ロータリヘッドはシアンの現像ヘッドが記録紙に対応す
る位置に回転されており、先に形成されたブラックの画
像に重ねてシアンの画像が形成される。そして、ブラッ
クの画像形成時と同様、記録紙1の先端はは中間巻取部
5に巻取収納され、シアン画像形成後、再び矢印Aとは
逆方向に引き戻され記録開始位置にセットされる。以
降、マジェンタ,イエローについても同様の動作が行わ
れるが、イエローの画像形成時、即ち最終色の画像形成
時には、記録紙1は中間巻取部5で巻き取られることな
くカッタユニット6ヘ搬送される。そして、ブラック、
シアン、マジェンタ及びイエローの四色の画像が形成さ
れた記録紙1は、カッタユニット6で切断された後に排
出される。
は、記録紙1にテンションを与えた状態で画像形成しな
くてはならないため、記録紙1の先端を搬送ローラ4の
ニップ部より上流側へは戻すことができず、記録紙1の
先端に記録ヘッド2から搬送ローラ4のニップ部までの
長さの白紙部分が生じる。また、記録紙1をその搬送方
向と垂直な方向に切断するYカッタは、サイズ毎に切り
換えることができないため、この種の装置は、オートレ
イアウト機能と呼ばれサイズの異なる画像が連続する場
合、幅方向に記録スペースがあっても、同列せず後続し
て記録するよう、コンピュータ側から送られてきたデー
タを画像サイズ毎に並べ変える機能を有している。その
ような場合記録紙の幅全てを画像で埋められないため、
その部分も白紙部分となる。
じた画像部分を切断する必要が生じるが、最近では白紙
部分やサイズに応じた画像部分を操作者がカットする手
間を省くため、図14にカッタユニット6として示すよ
うに、記録紙排出口の前にカッタを設け、装置内でカッ
トした後に排出する構成の装置も市販されている。そし
て、切断された様々な記録紙は、全て搬送路を落下し装
置外部に設けられているストッカ8に収納される。
装置においては、排紙口から長尺な記録紙や各サイズの
記録紙、または記録紙側部の余白部や画像形成されなか
った白紙部分といった無駄紙等、様々な記録紙が排出さ
れ、これらは全て同じストッカ内に収納されていた。そ
のため、操作者はその中から必要なものを見つけだし、
拾い上げなければならなかった。しかし、混在した記録
紙の中からではその作業も煩雑であると共に、ストッカ
ヘ排出されるに際し、必要となる画像が形成された記録
紙が折れ曲がってしまうという問題があった。
としては、上述したストッカへの収納のほか、長尺な記
録紙ではそれを巻き取る方法もある。しかし、使用され
る記録紙の材質として、紙ベースの標準紙やトレッシン
グペーパ、樹脂ベースの合成紙及び、フィルム等、種々
の材質のものが使用可能であるため、長尺な記録紙であ
っても記録紙の剛性等の違いにより、例えばその剛性が
強いものは、ある程度の長さの記録紙を巻き取っても直
ぐに広がってしまう等巻き取ることが不適切な記録紙が
ある。従って、記録紙の材質によっては、巻き取ること
に適したものあるいは適さないものがあり、長尺な記録
紙であっても一概に巻き取れば良いというものではない
ため、適切な記録紙の排出及装置の開発を困難なものに
していた。 本願発明はこの様な点に着目してなされた
ものであり、記録紙の回収動作の作業性の向上、及び記
録紙の破損の防止を図るため、記録紙の画像及び非画像
部、サイズ、あるいは材質等を区別した排出が可能な画
像形成装置の提供を目的とするものである。
に、請求項1記載の発明によれば、記録紙を搬送する記
録紙搬送手段と、前記記録紙上に画像を形成する画像形
成手段とを有する画像形成装置において、画像形成後の
前記記録紙を、前記画像形成装置外に排出する排紙口
と、画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置内に
巻き取り収納する記録紙巻き取り収納手段と、前記記録
紙を、前記排紙口と前記記録紙巻き取り収納手段とへ選
択的に誘導する切り換え手段と、前記切り換え手段を制
御する制御手段とを設けた。更に、請求項2の発明で
は、前記記録画像の長さに応じて、前記切り換え手段を
制御するようにした。また、請求項3の発明によれば、
記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記記録紙上に画
像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置にお
いて、画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置外
に排出する排紙口と、画像形成後の前記記録紙を、前記
画像形成装置内に収納する記録紙収納手段と、前記記録
紙を、前記排紙口と前記記録紙収納手段とへ選択的に誘
導する切り換え手段と、前記記録紙の材質に応じて、前
記切り換え手段を制御する制御手段とを設けた。
ガイド17を介して機外に排紙する経路と、一旦機内に
記録紙を収納する収納手段へ導く経路とで、画像形成さ
れた記録紙の搬走路を切り換えるようにしたので、記録
紙の長さ、紙の剛性或いは記録画像の内容等に対応じた
記録紙の扱いが可能となった。また、収納手段として巻
き取り手段を設け、巻き取った状態での排紙ができるよ
うにしたので、特に長尺の記録紙の場合、紙の扱いが容
易となった。更に、前記記録画像の長さに応じて前記記
録紙を切断する切断手段を設けたので、同一の記録紙か
ら任意の長さの記録画を得ることが可能となった。
プロッタの構成を示す図である。なお同図において、図
14に示した従来の静電カラープロッタと同様の部材に
ついては、同一符号を付して詳細な説明は省略する。本
実施例では、記録紙1からカッタユニット6に至まで従
来の静電カラープロッタと同様の構成を有し、カッタユ
ニット6の記録紙搬送方向下流側に切断された記録紙1
を選択して排出する排紙装置7が配置され、排出された
記録紙1を受けるストッカ8が装置外部に設けられてい
る。ここで、排紙装置は、後述する複数の搬送路、切り
換え手段、巻取り部及び排紙トレー等を備えるものであ
る。
紙装置7の斜視図であり、図3及び図4はその断面図で
ある。また図5は、記録紙の搬送状態を示す概念図であ
る。カッタユニット6は、記録紙をその搬送方向と垂直
な方向に切断するYカッタ11と、記録紙をその搬送方
向に平行な方向に切断する複数のXカッタ12と、カッ
タユニット6内で記録紙を搬送するための搬送ローラ対
である第一ローラ対13と第二ローラ対14とにより構
成される。Xカッタ12は幅914mmの記録紙に対し
て、左右37mmの余白部を残して中央部を4等分する
よう合計5個が、図示されない移動機構によって、選択
的に記録紙と接離可能に配置されている
には、排紙装置7が配設されている。カッタユニット6
の第二搬送ローラ対14を通過した記録紙の記録紙搬送
路は、第一ガイド15と第二ガイド16によって形成さ
れる狭い第二搬送路と第二ガイド16と第三ガイド17
で形成される広い第一搬送路とに分かれている。第二搬
送路はカッタからの搬送路のほぼ延長線上にあり、第一
搬送路はそれから下方へ分岐した位置にある。この分岐
点において、第一ガイド15から下方へ第二搬送路を遮
蔽する如く突出した可撓性フィルムからなる障害突起1
8が設けられている。また、この突起と対向して第一搬
送路と第二搬送路を切り換える切り換え手段としてのゲ
ート20が、図2に示されるように、Xカッタ12によ
って切断された記録紙幅に対応した位置に6個(20a
〜20f)配置され、ゲートソレノイド19によって第
三ガイド17側からそれぞれ独立して揺動可能に保持さ
れている。ここで、ゲート20a,20fは、前記Xカ
ッタ12の両端のカッタで切断される左右37mmの余
白部を受け持ち、20b〜20eは画像が形成された有
効画像領域をを受け持つ。そして、各20b〜20eは
A4サイズの記録紙の幅であり、記録紙のサイズがA
3,A2の場合は、20b,20cと20d,20eが
それぞれ組みになって対応し、A1,A0の場合は20
b〜20eが組みになって対応する。
3、及び図5を用いて説明する。まず、画像が形成され
た記録紙が第一搬送ローラ対13によってカッタユニッ
ト6内に搬入され、カッタユニット6で所定の形状にX
カッタ12及びYカッタ11によって切断された後、第
二搬送ローラ対14によって搬出される。各Xカッタ1
2は図示されない移動機構によって、選択的に記録紙と
接離可能であるので、カット組み合わせにより、記録紙
は最終的にその画像に合わせてA4、A3、A2、A
1、A0のサイズに切断される。また、Yカッタ11は
通常は記録紙幅の外に待機し、切断時には第一搬送ロー
ラ対13と第二搬送ローラ対14だけを一時停止させ
て、Yカッタが記録紙幅方向に横断して切断する。従っ
て、画像のサイズによっては、記録紙幅はA0或いは9
14mmであり、長さが10mという長尺な記録紙も可
能である。
された記録紙は、通常先端に記録されない無駄紙1aが
あるので、ゲート20a〜20fがゲートソレノイド1
9によって全て下方に下げられ、記録紙先端部は障害突
起18に突き当たって下方へ向けられる。その結果、記
録紙先端は第二搬送路へ入る事なく、第一搬送路へ導か
れる。そして、Yカッタ11によって後端を切断された
無駄紙1aは第三ガイド17の上を滑落し、装置外へ搬
送されストッカ8内へ落下収納される。
記録紙先端がカッタユニット6から出てくるタイミング
で、実際に画像形成されている部分1dに対応するゲー
ト20のみを上方へ移動する。具体的には図2に示され
ているように,A4サイズの記録紙が切断されて搬送さ
れてくると、画像形成された記録紙1dに対応する20
c〜20eは上方へ移動する。ここで障害突起18は可
撓性フィルムよりなるので、ゲートソレノイド19がゲ
ート20c〜20eを揺動することで、各ゲート20c
〜20eが障害突起18を上方へ持ち上げながら第一搬
送路を遮蔽する位置へ移動し、記録紙先端はゲート20
c〜20eによって撓められた障害突起18とゲート2
0c〜20eとの間を通って、第二搬送路へ導かれる。
また、記録位置制御用のマーク部1b及び画像形成され
ない記録紙1cに対応するゲート20a,20b,20
fは下方に降りたままで、前記の無駄紙1aと同様に第
一搬送路へ導かれ、第三ガイド17上を滑落する。
ゲート20を選択的に移動させる事により、記録紙1の
必要な画像部分と、不必要なゴミになる部分とを分離
し、異なる収納部へ排出する。
制御系について説明する。図6は記録紙の搬送路制御の
ブロック図である。コントローラ51にはCAD等の外
部装置であるコンピュータ52、記録紙の材質を入力す
る操作部53が接続され、更にコントローラ51には、
搬送ローラ等の各稼動部の制御を判断するCPU54が
接続され、そのCPU54にはCPU54の判断情報が
記憶されているROM55が接続されている。また、C
PU54にはゲート20a〜20fを駆動させるための
ゲートソレノイド19a〜19fを制御するソレノイド
駆動回路56、及び記録ヘッド2、現像ユニット3、搬
送ローラ4、中間巻取部5、カッタユニット6のそれぞ
れが接続されている。
ート20の制御を説明する。ここで、図7は記録紙の搬
送路制御のフローチャートである。先ず、コンピュータ
52によって作図された画像がコントローラ51に入力
されると、コントローラ51ではこれを各色構成要素毎
にビット画像に展開すると共に、記録紙のサイズ等を設
定してCPU54に情報を入力する。この際、操作部5
3に入力された記録紙の材質情報もコントローラ51に
よってCPU54に入力されることになる。そして、C
PU54に入力された情報をサイズや材質等のROM5
5の記録紙情報に従ってCPU54が判断し、ソレノイ
ド駆動回路56を制御する。
択され排出されるが、具体的には、図7のフローチャー
トに示すように、先ず、記録紙サイズがA0以上か否か
をCPU54がROM55の情報を参照して判別し、A
0以上であれば記録紙の材質がフィルム又は合成紙であ
るか否かを同様にCPU54が判別する。これは、前者
は、後述する装置上面に設けられた排紙トレー28が収
納をA1サイズを限度とするためであり、後者は、巻き
取ったとしてもその剛性のため外に広がろうとするの
で、やはり後述する巻取り部で巻き取ることが不適切で
あるためである。
ばソレノイドを駆動させ、ゲートを下方へ下ろし第一搬
送路を選択する。また、材質がフィルム又は合成紙のい
ずれでもなければ、ソレノイドを駆動させ、ゲートを上
方へ上げ第二搬送路を選択すると共に、後述するガイド
24を切り換えることにより巻取り部への搬送路を選択
し、記録紙を巻き取った後ストッカへ排出する。
各ゲート20に対応する記録紙部分が画像形成された有
効画像範囲か否かを判別し、有効画像範囲でなければ対
応するソレノイド19を駆動させゲート20を下方へ下
げる。また、有効画像範囲であれば、対応するソレノイ
ド19を駆動させゲート20を上方へ上げると共に、ガ
イド24を切り換えることにより排紙トレー28への搬
送路を選択し、記録紙を排紙トレー28へ排出する。
より、記録紙の種類に応じて排出経路を変えることで、
例えば、小サイズの出力記録紙を、他の白紙や無駄紙の
間に紛れ込んだ中から見つけて拾い上げるという煩わし
い作業や、後から出力された長尺な記録紙に潰されて折
れ曲がったりする不都合を回避して、ゴミと必要出力と
の分離、更に、サイズに合わせた記録紙の排出が可能と
なった。
部の断面図であり、各搬送路への搬送を分けた場合を示
している。上述した第二搬送路は、第三搬送ローラ21
とピンチ部材22のニップ点へ連通する。この第三搬送
ローラ21は、金属軸21aに発泡ゴム材ローラ21b
を複数圧入接着したものであり、切断された記録紙のエ
ッジでローラが傷つき、削れ粉が発生するのを防ぐため
に、図2に示すように少なくともXカッタ12によって
記録紙が切断される位置に対応して、発泡ゴム材の径が
他の外周に比べて小さく設定されているか、全くローラ
部が無い様にローラ周面がスラスト方向に沿って間欠的
に構成されている。そして、第一ガイド15の一部が櫛
歯状にこの第三搬送ローラ21の欠落部に入り込んでい
る。また、ピンチ部材22は、第三搬送ローラ21の発
泡ゴム材ローラ位置に対応して複数個配置され、軸22
aを中心に独立して揺動するよう保持されたブラケット
に回動自在なプラスチックローラを備え、図示されない
付勢手段で第三搬送ローラ21に圧接している。この圧
接力は、カッタユニット6内の第二搬送ローラ14の搬
送力に影響を与えない程度に小さく設定されている。ブ
ラケット部はその一部がピンチ部材22の第三搬送ロー
ラ21と反対側で記録紙下流側へ長く伸びており、この
部分に記録紙搬送ガイドの働きをする可撓性部材よりな
るガイド22bが貼られている。
2のニップによって導かれた記録紙の搬送方向下流側に
は、ガイドA24が配置されている。このガイドA24
は断面が略円弧形状の2つの板金がその端部で接合され
た形状を有し、揺動中心軸24aを中心に図示されない
ソレノイドによって揺動され、第二搬送路を更に第三,
第四搬送路に分けるよう形成されている。このガイドA
24の接合部も櫛歯形状をしており、この部分が第一ガ
イド15同様第三搬送ローラ21の欠落部に入り込む位
置関係にある。そして、ガイドA24は、第三搬送ロー
ラ21の欠落部に入り込む位置に無い場合(図8)を第
三搬送路とし、入り込む場合(図9)を第四搬送路とす
る記録紙の搬送路を切り換える切り換え手段の役割を果
たす。
路の位置を取るときの排紙装置7の断面図を示す。ピン
チ部材22の下流側には記録紙を案内するガイドA24
の一部を成すガイド面24nと,第三搬送ローラ21に
接して記録紙を搬送する排紙ピンチローラ23が配置さ
れている。更に、排紙ピンチローラ23によって搬送さ
れた後、適切に排紙されるよう、装置上面カバー27に
設けられた穴にその穴を塞ぐように固定された排紙トレ
ー28が配置されている。この排紙トレー28は、第三
搬送ローラ21から排紙された記録紙を装置上面カバー
27上へ導くよう上方へ緩やかな傾斜を持って形成され
ている。また、排紙トレー28と対向して記録紙搬送路
を挟み可撓性部材よりなるガイド27aが、装置上面カ
バー27に設けられている。
路の位置を取るときの排紙装置7の断面図を示す。巻取
り部は、円弧形状の3枚のガイド、即ち、第四搬送路へ
の切り換え手段を兼ねるA24とガイドB25、及びガ
イドC26によって、略円筒形状の巻取り空間が形成さ
れている。この3枚のガイド内側は、基材の一部表面に
記録紙搬送方向へわたって摩擦係数の低い樹脂シートを
貼った樹脂シートのガイド面24m、25m、26mで
構成されている。この樹脂の種類としては、ポリアセタ
ール、フッソ樹脂等が良好である。ガイドB25は回転
軸29を回転中心として揺動可能で、バネ30によって
時計回り方向へ付勢されている。(以下、図2も参照)
ガイドB25には、その両端に垂直に設けられた側板2
5xと、側板25xの内側には回転自在なコロ31が設
けられている。ガイドC26もその両端に垂直に設けら
れた側板26xを有し、その側板26xは第三搬送ロー
ラ21の軸受け部に揺動自在に保持されている。そし
て、ネジリコイルバネ33が、第三搬送ローラ21軸の
記録紙搬送幅の外側に左右対象に係合しており、一端は
ガイドC26の側板26xに固定され、他端は、第一ガ
イド15に当接している。側板26xは、コロ31が当
接するよう内側に直角に折り曲げられた曲げ部26yを
有している。また、ガイドC26には記録紙幅内にわた
って複数の穴が設けられており、ガイドC26に回動自
在に保持されたアシストローラ32の外周の一部がその
穴から記録紙巻き取り空間内へ突出した位置にある。ア
シストローラ32は第三搬送ローラ21と同様に、金属
軸に発泡ゴム材ローラを複数圧入して構成されている。
ガイドC26には、可撓性シートからなるガイド26a
がその先端がガイドA24のガイド面24m近傍に達す
るように、ガイドC26の基材に貼られている。
付勢力により、アシストローラ32と共に時計回り方向
に付勢され、図示されないストッパーによって、その揺
動範囲を規制されている。通常ガイドB25の側板25
xの端部は、ガイドC26の曲げ部26yと当接してお
り、ネジリコイルバネ33の付勢力の方がバネ30の付
勢力よりも強いために、ガイドB25は、ガイドC26
によって位置決めされるようになっている。ガイドC2
6がストッパーに当接して最上部へ持ち上がっている時
には、ガイドA24、ガイドB25、ガイドC26によ
って、内接円の直径が約40mmのほぼ円筒形状の巻取
り空間が形成されている。ネジリコイルバネ33は、ガ
イドC26とアシストローラ32等を含めた自重とガイ
ドB25の回転モーメントを加えたモーメントよりもわ
づかに大きなモーメントをガイドC26に与えている。
また、ガイド22bとガイドA24との接触圧はわずか
で、記録紙の進行を妨げない様にフィルムの厚さを設定
してある。
画像が形成されA1〜A4のサイズに切断された記録紙
は、ゲート20が上昇して第二搬送路へ導かれ、更にガ
イドA24の設定によって排紙トレー側に導かれる。そ
して、記録紙は第三搬送ローラ21とピンチ部材22に
よって搬送され、排紙トレー28上へ排出される。この
時、記録紙が比較的長いとその荷重で第三搬送ローラ2
1の回転では排紙トレー28の斜面を登っていかず、記
録紙後端が膨らんだ状態で第三搬送ローラ21に乗り上
げてしまい収納性が悪くなるが、ガイド27aがその膨
らみを押さえ確実に排紙トレー28に収納させる。
11、及び図12に基づいて説明する。ここで、図10
及び図11は、記録紙の巻取状態を示す排紙装置断面図
であり、図12は、巻取り部の開口状態を示す排紙装置
断面図である。ガイドA24が図9に示された第4搬送
路を形成する位置にある時には、記録紙の先端はピンチ
部材22と第三搬送ローラ21とでニップされて搬送さ
れ、ガイドA24の24m面に案内されて巻取り部へと
搬送される。
イド26aがピンチ部材22のブラケットに貼られたガ
イド22bと接触した状態にあり、ガイドA24、ガイ
ドB25、及びガイドC26とにより、略円筒形の空間
を形成するためガイド面A24m、ガイド面B25m、
ガイド面C26mに沿って安定して進む。その後記録紙
は、一周した記録紙自身の内面によってガイドされなが
ら、内側の空間側へ厚みが増えるように巻取られて行
く。アシストローラ32表面が各ガイドの内接円より常
に突出する位置にあるので、記録紙外周とアシストロー
ラ32と確実に接触し、記録紙は第三搬送ローラ21で
送り込まれながら、アシストローラ32で回転力を与え
られて巻取られて行く。
側へ入り込みながら巻取られる事は出来なくなるため、
記録紙は外側へ径を増やしながら巻取られて行く。ここ
で、ガイドA24、ガイドB25、及びガイドC26の
記録紙接触面には、摩擦係数の小さい樹脂が設けられて
いるので、記録紙との接触抵抗は記録紙搬送力に比べて
僅かである。そして、記録紙径が大きくなる事で、3枚
のガイドとの接触圧が大きくなり、記録紙の自重増加に
も伴ってガイドC26は、ネジリコイルバネ33の付勢
力に抗して反時計回り方向へ押し下げられることにな
る。また、本実施例では、10mの長さを巻取り可能に
設定されており、これはガイドC26が12度回転する
量に相当する。そして、ガイドC26が押し下げられる
に従い、ガイドB25も曲げ部26yにローラ31を当
接したままで時計回りに移動し、その結果巻取り空間
は、略円筒形状を保ったままで巻取られた記録紙センタ
ーをガイドC26の移動方向へ移しながら拡大して行
く。
53パルス逆回転して停止する。その結果、ガイドC2
6は一連の駆動機構により反時計回りに約40度回転す
ることにより、ローラ31が当接していた曲げ部26y
が大きく離間するため、ガイドB25は、バネ30によ
り時計回りに回転して、図示されない揺動規制部によっ
て停止する。そして、ガイドC26とガイドB25の間
が広く開放されるため、巻取りを終了した記録紙は、そ
の間から自重で落下し、第三ガイド17より成る第一搬
送路に沿ってストッカ8内へ収納されることになる。
部を設け、前記記録紙を巻き取った状態で、一旦画像形
成装置内に収納できるよう構成したことにより、長尺な
記録紙の容易な取扱い、及び装置全体の小型化を図るこ
とができた。また、第三搬送路の先に収納手段として傾
斜したトレーを設けたので、短尺な記録紙の場合、多数
枚の記録紙の積み重ね収容が可能となった。
斜視図である図2を用いて駆動系を説明する。モータ3
4に取り付けられたモータギャ35は、図示されない支
持側板にスタッドで固定された第一アイドラギヤ36と
噛み合っており、第一アイドラギヤ36は、カッタユニ
ット6内の第二搬送ローラ14の一方の軸端部に、内径
にワンウェイクラッチ37を介して嵌合されたカッタ駆
動ギヤ38と噛み合ている。
モータギヤ35が、図示されない支持側板にスタッドで
固定された第二アイドラギヤ39と噛み合い、第二アイ
ドラギヤ39が、やはりスタッドで固定された第三アイ
ドラギヤ40と順に噛み合っている。更に、第三搬送ロ
ーラ21の両軸端部には第三搬送ローラギヤ41が固定
され、第三アイドラギヤ40と噛み合っている。そし
て、内径にワンウェイクラッチ42が圧入された第四ア
イドラギヤ43が、ガイドC26の両外側で第三アイド
ラギヤ40の反対側に第三搬送ローラギヤ41と噛み合
っている。ここでワンウェイクラッチ42は、第三搬送
ローラ21が記録紙搬送方向へ回転する時のみ、第四ア
イドラギヤ43がアシストローラギヤ44に駆動を伝え
るように設定されている。また、アシストローラ32の
両軸端部にもガイドC26の外側においてアシストロー
ラギヤ44が固定され、第四アイドラギヤ43と噛み合
っている。
逆回転して停止する場合の動作について説明す。カッタ
駆動ギヤ38に組み込まれたワンウェイクラッチ37の
作用で、その駆動力はカッタユニット6へは伝えられな
い。従って、Yカッタ11で切断された後続の記録紙先
端部は搬送されず停止することになる。そのため、画像
形成部では引き続き搬送ローラ4によって記録紙が搬送
されながら画像形成が続けられているので、記録紙は搬
送ローラ4とカッタユニット6の間でたわむ事になる。
後、駆動モータ34は、再度正回転を始める。この時
は、ワンウェイクラッチ42は駆動をアシストローラ3
2に伝える方向なので、ネジリコイルバネ33の付勢力
によりガイドC26は初期位置に復帰し、曲げ部26y
部がバネ30の力に抗してローラ31を押し上げて、ガ
イドB25も初期位置に復帰する。
の説明をする。第一ガイド15は、ガイドC26と同様
第三搬送ローラ21の軸受け部に揺動自在に保持されて
いる。また、ネジリコイルバネ33は一端をガイドC2
6に固定され、他端が第一ガイド15に当接しているの
で、ガイドC26と第一ガイド15とは第三搬送ローラ
21の軸を中心に、ネジリコイルバネ33の付勢力によ
り互いに反発する方向に付勢されている。一方排紙トレ
ー28は、装置上面カバー27の穴から装置内に入り込
むようにして固定されると共に、第一ガイド15を、ネ
ジリコイルバネ33の付勢力に抗して、下に押し下げて
位置決めしている。
の排出経路である広い空間を持った第一搬送路で処理を
行うことができ、ガイドC26を手で第三搬送ローラ2
1の軸を中心に押し下げて、巻取り部内の処理も出来
る。また、排紙トレー28を取り外す事によって、第一
ガイド15がネジリコイルバネ33の付勢力で上方へ持
ち上げられ、装置上面が広く開くことにより第二搬送路
の記録紙処理が出来る。第一ガイド15がネジリコイル
バネ33の力で持ち上げられた結果、ガイドC26に対
する付勢力が弱くなり、ガイドC26も同時に連動して
下方へ下がると共にガイドB25も移動し、巻取り部を
開放するため、巻取り部の記録紙処理もできる。
め、巻取り中の停電等でも記録紙搬送が停止したとき
に、第二搬送路を解放して記録紙を切断し、巻取り部か
ら巻取り途中の記録紙の除去処理をすることも可能であ
る。
雑に排出され収納されていた画像形成後の記録紙を、サ
イズ或いは材質等に応じて、適切に排出する事ができる
ので、記録紙回収の作業性向上及び記録紙の破損防止を
図ることができる。
ユニット及び排紙装置断面図
ユニット及び排紙装置断面図
切り換え状態を示す概念図
置断面図
置断面図
置断面図
面図
紙装置断面図
ニット及び排紙装置断面図
Claims (3)
- 【請求項1】記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記
記録紙上に画像を形成する画像形成手段とを有する画像
形成装置において、 画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置外に排出
する排紙口と、 画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置内に巻き
取り収納する記録紙巻き取り収納手段と、 前記記録紙を、前記排紙口と前記記録紙巻き取り収納手
段とへ選択的に誘導する切り換え手段と、 前記切り換え手段を制御する制御手段とを有することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記記録画像の長さに応じて、前記切り換
え手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記
記録紙上に画像を形成する画像形成手段とを有する画像
形成装置において、 画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置外に排出
する排紙口と、 画像形成後の前記記録紙を、前記画像形成装置内に収納
する記録紙収納手段と、 前記記録紙を、前記排紙口と前記記録紙収納手段とへ選
択的に誘導する切り換え手段と、 前記記録紙の材質に応じて、前記切り換え手段を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26229592A JP3270142B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26229592A JP3270142B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114795A JPH06114795A (ja) | 1994-04-26 |
JP3270142B2 true JP3270142B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=17373802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26229592A Expired - Fee Related JP3270142B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270142B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7256999B2 (ja) * | 2021-02-25 | 2023-04-13 | 大日本印刷株式会社 | プリンタ、プリンタの制御方法、印画物の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26229592A patent/JP3270142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06114795A (ja) | 1994-04-26 |
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