JPH06127798A - 長尺紙搬送装置 - Google Patents

長尺紙搬送装置

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Publication number
JPH06127798A
JPH06127798A JP27716892A JP27716892A JPH06127798A JP H06127798 A JPH06127798 A JP H06127798A JP 27716892 A JP27716892 A JP 27716892A JP 27716892 A JP27716892 A JP 27716892A JP H06127798 A JPH06127798 A JP H06127798A
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JP
Japan
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paper
guide
sheet
long paper
winding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27716892A
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English (en)
Inventor
Naotoshi Yamada
尚寿 山田
Yukitaka Kumagai
行高 熊谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06127798A publication Critical patent/JPH06127798A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、長尺紙を安定して巻取ることができ
るとともに、これを簡単に取り出すことができる長尺紙
搬送装置を提供する。 【構成】搬送ローラ81により搬送される長尺紙2を巻
取る巻取り部8を複数のガイド84、851、852に
よって略円筒形状の収納空間部に構成するとともに、こ
のうちのガイド851を移動可能にし、巻取り部8の収
納空間部で巻取られる長尺紙2の巻径が増加すると、こ
れにともなって収納空間部を広げる方向にガイド851
を移動させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙等の長尺用紙
に画像を形成した後にカッタで用紙を所定の大きさに切
断して排出する画像形成装置などに適用される長尺紙搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、静電プロッタ、インクジェット
プリンタ、レーザープリンタ等の画像形成装置には、ロ
ール紙に画像を形成した後、用紙搬送方向と直角方向の
カッタ(以下、Yカッタと称する。)や用紙搬送方向と
平行方向のカッタ(以下、Xカッタと称する。)を用い
て用紙を切断し、例えばA4サイズからA0、或いはA
0幅で長さが10m等の様々なサイズの用紙を排出する
ものが知られている。
【0003】ところで、カラー対応の画像形成装置で
は、ロール紙側部の有効画像範囲の外側に画像形成用の
マークを形成し、このマークに従って、複数の色を重ね
合わせることでカラー画像を形成するようにしている。
【0004】そして、このような画像形成装置では、一
般にホストコンピュータから画像データを受取り、この
画像データに応じた画像をロール紙上にレイアウトして
形成すると、その後、用紙幅内に複数個配設されたXカ
ッタを選択的に用紙と接触させることにより種々のサイ
ズの用紙に切断して排出している。
【0005】この場合、上述したロール紙の側部にマー
クを形成するための余白を有しているものでは、同じく
Xカッタを選択的に用紙と接触させて、余白部或いはマ
ーク部を切断するようにしている。
【0006】また、通常オートレイアウト機能と呼ば
れ、コンピュータ側から送られてきたデータを画像サイ
ズ毎に並べ変える機能を有するものでは、この機能によ
って、画像サイズ毎にロール紙上にレイアウトを行うよ
うにしている。このため、時によってロール紙の幅全て
を画像で埋められないことがあり、この場合は、該当す
る部分はやむなく無駄紙として白紙で排出することがあ
る。
【0007】従って、このような装置では、例えば画像
が形成されたA4、A3、A2、A1、A0サイズの用
紙や長さ10mという長尺サイズの用紙を始め、ロール
紙側部の余白部や画像形成部で画像形成されなかった白
紙部など、様々な形状に切断された用紙が排紙口から排
出されることになる。
【0008】一方、静電プロッタのようにロール紙と搬
送ローラ間に画像形成部が位置するような装置には、ロ
ール紙と搬送ローラで記録紙にテンションを与えた状態
でしか画像形成が出来ないものがある。そして、このよ
うな装置では、用紙先端を搬送ローラのニップ部より上
流側に戻すことができないため、潜像形成部から用紙先
端までは無駄紙になってしまう。そして、画像形成動作
を行う度に、この部分が無駄紙としてYカッタで切断さ
れ、排出口から排紙されることになる。
【0009】このようにして、従来の各装置において
は、用紙排出口から様々な状態で用紙が排出されるよう
になるが、これら排紙される全ての種類の用紙は、装置
外部の排出口下部に配置されたストッカに落下させて収
納していた。そして、操作者が、排紙終了の時点でスト
ッカの中から必要な記録紙のみを選り分けて取り出し、
その他の余白部やマーク部などの無駄紙をそのまま残
し、ある時点でゴミとして処理するようにしている。
【0010】一方、長尺紙(例えば長さ10m)を使用
するものでは、排紙に対応するために装置外部に巻取り
軸を用意してあるものがある。このものは、画像形成に
先立ち、操作者が用紙先端を巻取り軸まで引き出し、用
紙先端を巻取り軸に巻き付けてから画像データを送って
画像を作成する。そして、長尺紙への画像形成の終了の
後、操作者は、記録紙を巻取った軸ごと装置から外し、
巻取られた用紙を軸から取り外すようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にすべての種類の用紙をストッカに収容するようにした
ものでは、特に長尺紙をストッカより取り出す際に折れ
曲ったり、破れたりするおそれがあり、また、ストッカ
中の長尺紙は折れ曲って収納されるため、ストッカがす
ぐに一杯になってしまい、このための操作者は常にスト
ッカの状態を監視しなければならないという面倒さがあ
った。
【0012】一方、装置外部の軸に用紙先端を固定して
巻き取るようなものでは、長尺紙を排出する前に操作者
が用紙先端を軸に固定する手間が掛かり、さらに巻き取
り終了により軸から用紙を取り外す操作が必要となり、
さらには人手によって軸に用紙先端を巻き付けるので、
用紙を往復動させて複数色の画像を形成する場合には、
用紙のスキューに影響が出て、各色間に色ズレを生じる
原因になるという問題点があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、長尺紙を安定して巻取ることができるとともに、こ
れを簡単に取り出すことができる長尺紙搬送装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺紙を搬送
する搬送手段と、この搬送手段により搬送される長尺紙
を巻取る複数の用紙案内部材で形成される収納空間部を
有するとともに、少なくとも1つの用紙案内部材を移動
可能にした巻取り収納部と、この巻取り収納部で巻取ら
れる長尺紙の巻径の増加にともなって前記収納空間部を
広げる方向に前記移動可能な用紙案内部材を移動させる
移動手段とにより構成されている。
【0015】また、本発明では、巻取り収納部は前記搬
送手段より搬送される長尺紙挿入口を上方に設け、前記
移動手段は長尺紙の巻径の増加にともなって長尺紙の巻
中心が下方に移動するように前記移動可能な用紙案内部
材を移動させるようにしている。
【0016】また、本発明では、巻取り収納部は収納空
間部を形成する複数の用紙案内部材の一部に前記収納空
間部内に突出する補助搬送手段を設け、該補助搬送手段
により前記搬送手段より前記収納空間部内に搬送される
長尺紙を該収納空間部で巻取るようにしている。
【0017】また、本発明では、移動手段は前記収納空
間部内での長尺紙巻取終了により前記移動可能な用紙案
内部材をさらに移動させ前記収納空間部で巻取られた長
尺紙の排出を可能にしている。
【0018】また、本発明では、移動手段は前記収納空
間部で巻取られた長尺紙を排出する際に該巻取られた長
尺紙を前記長尺紙の巻取り方向に対して巻込む方向に回
転させながらその排出を案内する案内部材を有するよう
にしている。また、本発明では、収納空間部を形成する
用紙案内部材の一部を可撓性薄材にて形成している。
【0019】
【作用】この結果、本発明によれば、搬送手段により搬
送される長尺紙を巻取る巻取り収納部を、複数の用紙案
内部材で形成される収納空間部を有するとともに、少な
くとも1つの用紙案内部材を移動可能にした構成とし、
この巻取り収納部で巻取られる長尺紙の巻径の増加にと
もなって収納空間を広げる方向に用紙案内部材を移動さ
せるようにした。この場合、巻取り収納部は、長尺紙の
挿入口を上方に設け、しかも、長尺紙の巻径の増加にと
もなって長尺紙の巻中心が下方に移動するように移動可
能な用紙案内部材を移動するようにしている。これによ
り、長尺紙を自動的に良好に巻取りながら収納空間部に
収納することが可能になり、また、巻取り収納部への搬
送が巻取られた用紙の自重に影響を受けることがなくな
り、さらに長尺紙の巻径の増加にかかわらず、長尺紙の
挿入口を同じ位置に保つことができ、長尺紙を安定して
収納空間部に案内することができる。
【0020】巻取り収納部は、収納空間部を形成する複
数の用紙案内部材の一部に収納空間部内に突出する補助
搬送手段を設けるようにしている。これにより、剛性の
強い用紙についても長尺にわたっての巻取りが可能にな
る。この場合、補助搬送手段を収納空間部の下方に設け
ることで、長尺紙の巻径の増加にともない用紙の自重で
補助搬送手段に確実に接触し、十分な搬送力を与えるこ
とができる。
【0021】収納空間部内での長尺紙巻取終了により移
動可能な用紙案内部材をさらに移動させ収納空間部で巻
取られた長尺紙の排出を可能にする大きな開口を形成す
るようにし、また、収納空間部で巻取られた長尺紙を、
特別な排出手段を設けることなく、その自重で収納空間
から排出できるようにしている。これにより、幅のある
巻取られた長尺紙を収納空間部から簡単に取り出すこと
ができるとともに、巻取り状態のままストッカに落下収
納することもでき、落下時や取り出し時に用紙にダメー
ジを受けることがなく、しかも巻取り状態で収納される
ことで整然と収納され、ストッカ内への収納量も増える
という効果がある。
【0022】さらに、収納空間部より排出される長尺紙
を、その巻取り方向に対して巻込む方向に回転させなが
ら排出するようにしているので、巻取り状態を確実に保
った状態でストッカに落下収納できる。
【0023】そして、収納空間部を構成する用紙案内部
材の一部を可撓性薄材で構成することで、収納空間部の
用紙挿入口に可撓性薄材を接触する位置まで近付けるこ
とを可能にし、これにより、収納空間部を滑らかな円筒
形状空間を形成することができ、送り込まれた用紙を収
納空間内でスムーズに巻取ることができ、巻取った長尺
紙を排出するときも可撓性を撓ませて移動させること
で、コンパクトなスペースでの移動が可能になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。この場合、同実施例は、本発明を静電プロッタに適
用した例を示している。図1は紙搬送部の概略構成を示
すもので、図において、符号1で示すロール紙は、例え
ば、幅914mmで長さ150m巻の用紙2からなって
いる。
【0025】ロール紙1より巻戻される用紙2は、搬送
ローラ3との間で常にロール紙1側にバックテンション
をかけて搬送するようにしている。また、ロール紙1と
搬送ローラ3との間に位置される用紙2に対し、この用
紙2を静電記録紙として潜像を形成する静電記録ヘッド
4と、該潜像をブラック、シアン、マジェンタ、イエロ
ー等のカラー液体現像剤で現像する現像ユニット5を配
置している。
【0026】そして、ロ−ル紙1の用紙2の巻戻し巻取
りを繰り返しながら静電記録ヘッド4で静電潜像を形成
するとともに現像ユニット5で現像を行う。現像ユニッ
ト5では、シアン、マゼンダ、イエロウ、ブラックの4
色が独立して働き、用紙2を4往復させ、それぞれにお
いて潜像形成と現像動作を繰り返して4色によるカラ−
像を形成するようにしている。
【0027】この場合、用紙2は、カラー画像作成時
は、搬送ローラ3により一色現像終了毎にロール紙1に
対する巻戻し巻取りが行われ、途中現像時は、用紙2の
先端部を中間巻取りローラ6に巻き付けられ、最終色現
像時に、用紙2の先端部を経路切り換え手段によって、
カッタユニット7に搬送されるようにしている。
【0028】そして、カッタユニット7を通った用紙2
は、排紙装置8に送られる。この排紙装置8は、用紙2
の状態に応じてそのままでの排紙または巻き取り後の排
紙を選択的に実行するようにしている。なお、9は排紙
装置8より排紙された用紙を収納するストッカである。
【0029】図2は、カッタユニット7の概略構成を示
している。この場合、カッタユニット7は、用紙2の搬
送方向の長さを決めるとともに、この搬送方向に対し直
角方向に用紙2を切断するYカッタ71と、用紙2の幅
方向を決めるとともに、搬送方向に平行な方向に用紙2
を切断する複数のXカッタ72をそれぞれ有し、さら
に、カッタユニット7内のYカッタ71およびXカッタ
72に対して用紙2を搬送するための搬送ローラ対であ
る第一搬送ローラ73、第二搬送ローラ74を有してい
る。
【0030】ここで、Xカッタ72は、幅914mmの
用紙2に対して左右37mmの余白を残して中央部を4
等分するように用紙2の幅方向に沿って合計5個が配置
されている。そして、それぞれのXカッタ72は、図示
されない移動機構によって選択的に用紙2と接離可能に
なっていて、これらXカッタ72によるカット組み合わ
せにより、用紙2を画像位置に合わせてA4、A3、A
2、A1、A0の各サイズに切断するようにしてい
る。。
【0031】また、Yカッタ71は、通常は用紙2の幅
方向の外に待機していて、切断時に第一、第二搬送ロー
ラ73、74を一時停止して、Yカッタ71を用紙2の
幅方向に横断させることで、所定長さに切断するように
している。これにより、画像サイズによって、用紙2の
幅がA0或いは914mmで、その長さが10mという
長尺紙を得ることも可能になる。図3(図4)は、カッ
タユニット7とこれの下流に設けられる排紙装置8との
間の用紙経路の概略構成を示している。
【0032】この場合、カッタユニット7の第二搬送ロ
ーラ74の後の用紙経路として、第一ガイド91と第二
ガイド92によって形成される狭い第一搬送路と、第二
ガイド92と第三ガイド93で形成される広い第二搬送
路を有している。この場合、第一搬送路は、カッタ搬送
経路のほぼ延長線上にあり、第二搬送路はそれから下方
へ分岐した位置にある。
【0033】そして、この分岐点において、第一ガイド
91から第一搬送路を遮蔽可能に突出した障害突起94
を設けている。また、障害突起94に対向して第三ガイ
ド93側にゲート95を設け、このゲート95をソレノ
イド96によって揺動可能にしている。
【0034】この場合、障害突起94は可撓性フィルム
からなっていて、図4に示すようにソレノイド96が吸
引して、ゲート95を上方へ持ち上げることで第2搬送
路を遮蔽するようにしている。ここで、ゲート95は、
図2に示すようにXカッタ72によって切断された用紙
2の幅位置に対応して6箇所配置されており、共通軸を
中心に各ゲート95ごとに設けられたソレノイド96に
よって、それぞれ独立して揺動可能にしている。
【0035】従って、図3に示すようにゲート95が下
方を向いている場合は、カッタユニット7から搬送され
た用紙2は障害突起94によってその先端を下方へ向け
られ、用紙2先端は第一搬送路に入ることなく、第二搬
送路を通って第三ガイド93の上を自重で滑落し装置外
へ搬送され、用紙ストッカに落下収納され、また、図4
に示すようにゲート95が上方を向いている場合は、カ
ッタユニット7から搬送された用紙2の先端は、ゲート
95によって撓められた障害突起94とゲート95の間
を通って第一搬送路へと導かれるようになっている。次
に、図5(図6)は排紙装置8の概略構成を示してい
る。
【0036】この場合、上述の第一搬送路は、第三搬送
ローラ81とピンチ部材82のニップ点に連通してい
る。第三搬送ローラ81の周囲には、ピンチ部材82の
他に、排紙ピンチローラ83を配置している。また、第
三搬送ローラ81とピンチ部材82の間には、第一ガイ
ド91の櫛歯状に形成された先端部911が入り込むよ
うになっている。
【0037】第三搬送ローラ81は、図2に示すよう
に、例えば金属軸に発泡ゴム材ローラを所定間隔をおい
て複数個圧入接着したものが用いられ、切断された用紙
エッジでローラが傷つき、削れ粉が発生するのを防ぐた
めに、少なくとも上述したXカッタ72によって用紙2
が切断される位置にローラのない部分を対応させるよう
にしている。この場合、発泡ゴム材の径を他の外周に比
べて小さく設定刷るように構成してもよい。また、ピン
チ部材82は、第三搬送ローラ81をなす発泡ゴム材ロ
ーラ位置に対応して配設されるもので、図6に示すよう
に回動中心821により揺動自在に保持されたブラケッ
ト822先端に回動自在に支持されたプラスチックロー
ラよりなっている。この場合、プラスチックローラより
なるピンチ部材82は、図示しない付勢手段により第三
搬送ローラ81に圧接しており、その圧接力は、カッタ
ユニット7での搬送力に影響を与えない程度に小さく設
定されている。また、ブラケット822は、その一部が
ピンチ部材82に対して第三搬送ローラ82と反対側で
用紙下流へ長く伸びており、この部分に用紙搬送ガイド
の働きをする可撓性フィルム822aを有している。
【0038】排紙ピンチローラ83は、第三搬送ローラ
81とともに用紙搬送方向の下流側に位置していて、ピ
ンチ部材82と第三搬送ローラ81のニップによって搬
送された用紙2をガイド84を介してそのニップ部に取
り込むようにしている。
【0039】このガイド84は、図6に示すように略円
弧形状の2つの板部材841、842の端部を接合した
形状をしており、一方の板部材841側に設けた揺動軸
843を中心に、図示されないソレノイドによって揺動
自在になっている。また、ガイド84の接合部分844
は櫛歯形状をしており、この部分が、第三搬送ローラ8
1の各発泡ゴム材のローラ間に入り込む位置関係になっ
ている。この場合、接合部分844の櫛歯形状は、少な
くともXカッタ72によって切断される用紙端部位置は
突出部になっており、第一ガイド91近傍に位置してい
る。
【0040】図5および図6は、ガイド84がソレノイ
ドの動作によって2つの位置を取ることを示している。
そして、ガイド84が図5に示す位置を取るときには、
板部材842によってピンチ部材82で搬送された用紙
2を排紙ピンチローラ83側に案内し、図3(図4)に
示すように装置上面カバー98に設けられた穴を塞ぐよ
うに固定されている排紙トレー97に沿って排出するよ
うにしている。この場合、排紙トレー97は第三搬送ロ
ーラ81から排紙された用紙2を装置上面カバー98上
に導く上方へ緩やかな傾斜を持って形成されている。ま
た、排紙トレー97と対向して、用紙排紙経路を規制す
る可撓性部材99が装置上面カバー98に設けられてい
る。この可撓性部材99は、用紙2の後端が膨らみ第三
搬送ローラ81上に乗り上げて収納性が悪くなるのを防
止するためのものである。
【0041】ここで、ガイド84が図5に示す位置を取
る場合で、小サイズの用紙2が装置上面カバー98上に
排出されるまでを、図3、図4および図7により簡単に
説明する。
【0042】この場合、画像形成動作が始まり、用紙2
先端がカッタユニット7を通って搬送されるが、用紙2
先端には無駄紙があるので、最初、全てのゲート95が
図3に示すように下方に下がる。これにより用紙2先端
部は、障害突起94によって下方へ押し付けられ、第二
搬送路へ案内される。また、Yカッタ71によって後端
を切断された図7に示す無駄紙2aは第三ガイド93の
上を滑落する。
【0043】次に、用紙2が小サイズ紙である場合は、
ガイド84が図示されないソレノイドによって図5に示
される位置を取り、用紙先端がカッタユニット7から出
てくるタイミングで、実際に画像形成されている図7に
示す用紙部分2dに対応するゲート95のみを図4に示
す上方へ移動し、第一搬送路に案内する。
【0044】また、図7に示す用紙2の幅方向で、画像
が記録されなかった部分2cに対応するゲート95は、
図3に示す下方へ降りたままで、第二搬送路に導き、第
三ガイド93上を滑落させる。さらに用紙2の側部にマ
ークが記録されていたり、或いは余白としてXカッタ7
2で切断された場合には、図7に示す余白部分2bに対
応するゲート95を図3に示す下方に降りたままとし
て、同じく第三ガイド93上を滑落して排紙させる。図
4に示すゲート94の上昇により第一搬送路に導かれた
実際に画像形成されている用紙部分2dは、第三搬送ロ
ーラ81とピンチ部材82によって搬送され、ガイド8
4の板部材842に沿って案内されて排紙ピンチローラ
83により、排紙トレー97上へ排出されるようにな
る。
【0045】このようにして、用紙2の幅方向に複数設
けられたゲート95を選択的に移動させる事により、用
紙2上の必要な画像部分と、不必要なゴミになる部分と
を分離し異なる収納部に排出できる。一方、ガイド84
が図6に示す位置を取る時は、板部材841によりピン
チ部材82で搬送された用紙2を巻取り部85に排出す
るようになっている。
【0046】この場合、ガイド84が図6に示された位
置にあると、用紙2の先端をピンチ部材82と第三搬送
ローラ81とでニップして搬送し、ガイド84の板部材
841に沿って巻取り部85へと搬送するようになる。
【0047】この巻取り部85は、図5(図6)に示す
ように円弧形状をその一部に持つ3枚のガイド84、8
51、852によって、略円筒形状の空間を形成してい
る。これら3枚のガイド84、851、852は、基材
の一部表面に紙搬送方向に沿って摩擦係数の低い樹脂シ
ートを貼って構成されている。樹脂の種類としては、ポ
リアセタール、フッソ樹脂等が良好である。そして、こ
の樹脂シート面を有するガイド84、851、852に
沿って用紙2を巻き取るようにしている。
【0048】ここで、ガイド84は、上述したように第
三搬送ローラ81と排紙トレー97へ導く搬送経路を形
成するとともに、その一部、ここでは板部材841が巻
取り部84の用紙収納空間を形成する案内ガイドの役割
を持ち、更にそれ自体が用紙経路を切り換える切り換え
ゲートの役割を果たしている。また、新たな搬送ガイド
を設ける事なく用紙2を異なる経路へ排紙可能であり用
紙経路を最短にする効果もある。
【0049】一方、ガイド852は、軸852aを回転
中心として揺動可能に設けられ、バネ86により図6の
時計回り方向へ付勢されている。そして、このガイド8
52の用紙幅方向外側の左右の位置は、巻取り部85の
空間側へ直角に曲げられており、その対向する曲げ部内
側には回転自在なコロ852bが設けられている。ま
た、ガイド851は、前記コロ852bに対応する位置
に曲げ部851aを有するとともに、第三搬送ローラ8
1を側板に保持している軸受部に揺動自在に保持してい
る(図2)。
【0050】また、ガイド851には図2に示すように
用紙幅の範囲にわたって複数の穴851bを設けてお
り、これら穴851bに対してそれぞれアシストローラ
87を回動自在に設けるとともに、これらアシストロー
ラ87の外周の一部を各穴851bから巻取り部8の用
紙巻取り空間内へ突出するようにしている。ここでのア
シストローラ87は、第三搬送ローラ81と同様に、金
属軸に発泡ゴム材ローラを複数圧入して構成されてい
る。
【0051】また、ガイド851は、アシストローラ8
7よりも用紙搬送方向下流側へ向かって可撓性フィルム
88を設け、この可撓性フィルム88の先端をガイド8
4の板部材841の面近傍に位置するようにしている。
【0052】このようなガイド851は、上述した第三
搬送ローラ81と同軸に揺動自在に保持されていて、第
三搬送ローラ81の軸両端部に左右対象にネジリコイル
バネ89を設けている。このネジリコイルバネ89の一
端は図6に示すようにガイド851に固定され、他端は
第一ガイド91に当接しており、ネジリコイルバネ89
の付勢力により、ガイド851をアシストローラ87ご
と図6の時計方向に付勢し、また、図示しないストッパ
ーにより、その揺動範囲を規制されるようになってい
る。
【0053】これにより、ガイド851の曲げ部851
aは、常時ガイド852のコロ852bに当接してい
る。この場合、ネジリコイルバネ89の付勢力をガイド
852側のバネ86の付勢力よりも強めておけば、ガイ
ド852は、ガイド851によって位置決めされる。つ
まり、ガイド851が規制手段に当接して最上部へ持ち
上がっている状態では、ガイド84、ガイド851、ガ
イド852によって内接円の直径が、例えば、約40m
mのほぼ円筒形状の巻取り部8の用紙巻取り空間が形成
されることになる。この時のネジリコイルバネ89は、
ガイド851とアシストローラ87等を含めた自重とガ
イド852の回転モーメントを加えたモーメントよりも
わづかに大きなモーメントをガイド851に与えること
になる。
【0054】また、ガイド851に設けられた可撓性フ
ィルム88は、ピンチ部材82のブラケット822に貼
られた可撓性フィルム882aと接触した状態にあり、
第三搬送ローラ81とピンチ部材82によって搬送され
る用紙を、ガイド84の板部材841面と可撓性フィル
ム822aにより巻取り部85に案内するようにする。
この場合、可撓性フィルム822aと板部材841面と
の接触圧はわずかで、用紙2の進行を妨げないように可
撓性フィルム822aの厚さを設定している。図2に
は、各部に対する駆動機構を示している。
【0055】この場合、第三搬送ローラ81の軸両端部
には、図示されない支持側板の外側において第三搬送ロ
ーラギヤ101を固定している。また、各アシストロー
ラ87の両軸端部にもガイド851の外側においてアシ
ストローラギヤ102を固定している。
【0056】一方、ガイド851には、その両側に第四
アイドラギヤ103とそれを支持するスタッドを固定
し、第四アイドラギヤ103の内径には、ワンウェイク
ラッチ104を圧入している。ワンウェイクラッチ10
4は、第四アイドラギヤ103を支持するスタッドに対
して一方向にのみ回転自在になるように圧入向きが設定
されている。
【0057】第四アイドラギヤ103は、ガイド851
の両側において第三搬送ローラギヤ101とアシストロ
ーラギヤ102に噛み合っており、第三搬送ローラ81
が用紙搬送方向へ回転する時のみ、その駆動をアシスト
ローラ87に伝えるようにしている。カッタユニット7
内の第二搬送ローラ72の一方の軸端部には、カッタ駆
動ギヤ105がワンウェイクラッチ106を介して軸と
嵌合している。
【0058】図示しない側板には駆動モータ107を設
けていて、この駆動モータ107の駆動力を、その出力
軸に固定されたモータギヤ108、同じく側板に固定さ
れた第一アイドラギヤ109を介してカッタ駆動ギヤ1
05へ伝えるようにしている。この場合、ワンウェイク
ラッチ106の作用により、駆動モータ107が用紙を
搬送する方向(図2では、左回り)に回転した時のみ、
その駆動力を第二搬送ローラ74に伝えるようにしてい
る。
【0059】そして、この第二搬送ローラ74の駆動力
により図示しないクラッチ機構を介して第一搬送ローラ
73を駆動するようにしている。これにより、駆動モー
タ107の駆動力により、第一搬送ローラ73、第二搬
送ローラ74を駆動し、クラッチ機構により第二搬送ロ
ーラ74の駆動のみを非駆動状態にできるようにしてい
る。
【0060】また、図示しない側板には、モータギヤ1
08と噛み合う第二アイドラギヤ110、それと噛み合
う第三アイドラギヤ111およびこれらギヤを保持する
スタッドを配設している。
【0061】第三アイドラギヤ111は、第三搬送ロー
ラ81に固定されている第三搬送ローラギヤ101の一
方と噛み合い、駆動モータ107の駆動力を第三搬送ロ
ーラ81に伝えるようにしている。これにより、駆動モ
ータ107の駆動力により第三搬送ローラ81とアシス
トローラ87を駆動できるようになっている。
【0062】駆動モータ107にはパルスモータが用い
られ、正逆回転制御を可能にしている。そして、駆動モ
ータ107を正回転(図2では左回り)するときは、そ
の駆動力が第一搬送ローラ73、第二搬送ローラ74、
第三搬送ローラ81、アシストローラ87により用紙2
を排紙方向に搬送するように伝えられ、駆動モータ10
7が逆回転するときには、その駆動力がワンウェイクラ
ッチ106の作用によりカッタユニット7の第二搬送ロ
ーラ74に伝えられないようになっている。
【0063】第三搬送ローラ81は、用紙2を画像形成
側へ戻す方向へ回転するが、左右の第四アイドラギヤ1
03は、ワンウェイクラッチ104の作用により、その
回転中心軸であるスタッドに対して回転できないように
なっている。
【0064】従って、アシストローラギヤ102へ駆動
力が伝達されることがなく、第四アイドラギヤ103が
回転しないので、第三搬送ローラギヤ101の回転に伴
い、ガイド851全体が第三搬送ローラ81の軸を中心
に反時計方向にネジリコイルバネ89の付勢力に抗して
回転する。この場合、ガイド851の揺動範囲は図示さ
れない規制部材で、例えば約40度に設定されている。
従って、駆動モータ107の逆回転範囲は、この40度
の移動量に相当するパルス数が設定されることになる。
【0065】図6に戻って、ガイド852は、バネ86
の力によりガイド851に当接して位置決めされてい
る。そして、ガイド851が反時計回りに回転する事に
よって、ガイド852は、コロ852bを介して下がり
時計方向に回転する。これにより、巻取り部8の空間
は、これら二つのガイド851、852が移動しても略
円筒形状を保つように各回転中心の位置が設定されるこ
とになる。次に、用紙2の巻取り動作について説明す
る。
【0066】いま、図6に示すように巻取り部85の用
紙巻取り空間内へ進入した用紙2の先端は、ガイド8
4、ガイド852、ガイド851の各面に沿って進む
が、この時可撓性フィルム88が円筒空間のガイドの一
部を形成しているので、この可撓性フィルム88に沿っ
て進み一周する。ここで、可撓性フィルム88が設けら
れるのは、ガイド84とガイド851の間隔をなるべく
狭くして、周囲ガイド形状を円筒形に近づけるためであ
る。また、薄い可撓性フィルム88を設けた事により、
ガイド84面と接触させる事も可能となり、安定して用
紙2を一周させる事ができる。
【0067】その後、用紙2は、一周した用紙2自身の
内面によってガイドされながら、内側の空間側へ厚みが
増えるように巻取られて行く(この状態を図8に示して
いる。)。
【0068】この場合、アシストローラ87の表面が各
ガイドの内接円より常に突出する位置にあるので、用紙
2の外周とアシストローラ87とは確実に接触し、用紙
2は第三搬送ローラ81で送り込まれながら、アシスト
ローラ87で回転力を与えられ巻取られるようになる。
【0069】そして、用紙2がある程度まで巻取られる
と、用紙2の内側に入り込みながら巻取られる事ができ
なくなる。そこで、図9に示すように用紙2は外側に径
を増しながら巻取られるようになる。この場合、ガイド
84、ガイド852、ガイド851の用紙2との接触面
は、摩擦係数の小さい樹脂が設けられているので、用紙
2との接触抵抗は用紙搬送力に比べて僅かである。そし
て、用紙2の径が大きくなって各ガイド84、852、
851との接触圧が大きくなり、これに用紙2の自重増
加が加わると、ガイド851は、上述したネジリコイル
バネ89の付勢力に抗して反時計方向に押し下げられる
ようになる。本実施例では、10mの長さの用紙2の巻
取りを可能に設定しており、ガイド851を12度経由
して回転する量に相当する。
【0070】ガイド851が押し下げられると、これに
従い、ガイド852も曲げ部851aにコロ852bを
当接したままで時計回りに移動する。その結果、巻取り
部85の空間は、ほぼ円筒形状を保ったままで巻取られ
た用紙2のセンターをガイド851の移動方向へ移しな
がら拡大して行く。
【0071】この場合、用紙2は、アシストローラ87
が重力方向の下方に配置されている事と、巻取り空間の
内接円よりもアシストローラ87表面が突出した位置に
あることで巻取られた用紙2は自重で確実にアシストロ
ーラ87表面と接触し、十分な搬送力を得る事ができ
る。また、巻取り部85の用紙巻取り空間では、用紙挿
入口が上部にあるので、用紙径が増大し用紙2の自重が
大きくなっても用紙の挿入搬送に支障を来す事はない。
さらに、ガイド851とガイド852は、移動する用紙
挿入口を形成しているガイド84の板部材841と可撓
性フィルム88の位置は変わらないので、安定して用紙
を挿入搬送する事もできる。
【0072】その後、巻取りが終了すると、駆動モータ
107は、約53個のパルス分逆回転して停止する。そ
の結果、図10に示すようにガイド851は、駆動機構
により反時計方向に約40度回転し、ガイド852もバ
ネ86により時計方向に回転する。これにより、ガイド
852のコロ852bは、ガイド851の曲げ部851
aとの間を大きく離間するようになるため、バネ86に
よってさらに大きく回動し、図示しない揺動規制部によ
って停止する。
【0073】この場合、ガイド851には、可撓性フィ
ルム88を有しているが、この可撓性フィルム88は、
ピンチ部材82のブラケット822と干渉しても撓むこ
とができるので、ガイド851は、小さなスペースで大
きく移動することが可能になり、これによりガイド85
1とガイド84の間が広く開放されるので、これらの間
から巻取りを終了した用紙2は自重落下する。
【0074】自重落下する用紙2は、第三ガイド93に
沿って、ストッカ9へ落下するが、この落下するとき
に、ガイド851面と第三ガイド93の斜面に沿って転
がる。この場合、用紙2を巻き込む方向にガイド851
面と第三ガイド93の斜面が設定されるので、巻取られ
た用紙2の端部を固定しなくとも、巻取り紙が広がる事
がなく、巻取られた姿勢を保ってストッカ9へ落下収納
される。
【0075】一方、駆動モータ107が逆回転して停止
する場合には、カッタ駆動ギヤ105に組込まれたワン
ウェイクラッチ106の作用で、その駆動力はカッタユ
ニット7へ伝えられない。従って、Yカッタ71で切断
された後続の用紙2先端部は搬送されず停止することに
なる。また、画像形成部では引き続き図1に示す搬送ロ
ーラ3によって用紙搬送されながら画像形成が続けられ
ているので、記録紙2は搬送ローラ3とカッタユニット
7の間でたわむ事になる。つまり、巻取った用紙2を排
紙するまでは、後続の用紙2が巻取り部85の空間内へ
搬送されてくる事がないので、特別な制御を行わなくと
も、駆動モータ107の正逆転を制御するだけで、カッ
タユニット7と巻き取り装置8の間の用紙搬送の整合を
取ることができる。
【0076】このように、本実施例では、巻取った用紙
2とゲート95によって経路を切り替えられるゴミとな
る不要な用紙は、共通なストッカに収納される。つま
り、巻取った用紙2を収納する特別なストッカを設ける
事なく収納が可能なように、ストッカを共通に利用して
いる。一方、小サイズの出力用紙については、上述した
ようにゲート95およびガイド84によって装置上面の
排紙トレー97へ排出され、ここに積載収納されるよう
になる。従って、ストッカ内では、小サイズ紙を探す必
要がなく、巻取られた用紙2の落下で小サイズ紙がダメ
ージを受ける事もない。また、巻かれた用紙2はゴミに
なる部分と混在する事になるが、用紙のサイズが大き
く、しかも巻かれているので、判別は容易であり、取り
出す時にダメージを受ける事もない。
【0077】巻取り紙の排出が終了すると、駆動モータ
107は、再度正回転を始める。この時、ワンウェイク
ラッチ104は、その駆動方向がアシストローラ87に
伝える方向なので、ネジリコイルバネ89の付勢力によ
りガイド851を初期位置に復帰し、曲げ部851aが
バネ89の力に抗してガイド852のコロ852bを押
し上げるので、ガイド852も初期位置に復帰するよう
になる。次に、以上のような構成による全体動作を図1
1のフローチャートにより説明する。
【0078】この場合、最初に用紙サイズがA0以上か
を判断する(ステップ111)。ここで、YESなら
ば、用紙の材質がフィルムまたは合成紙かを判断する
(ステップ112)。ここで、これら以外でNOなら
ば、図4に示すようにソレノイド96を選択的に駆動し
てゲート95を上方に上昇させる(ステップ113)。
【0079】そして、ガイド84を図6に示す位置に移
動させ、搬送経路を巻取り部85側へ切り換え(ステッ
プ114)、巻取り部85にて用紙を巻き取るようにす
る(ステップ115)。そして、巻き取りを終了したと
ころで、ストッカに排紙するようになる(ステップ11
6)。
【0080】一方、ステップ111でNOと判断したな
らば、用紙の有効画像範囲を判断する(ステップ11
7)。ここで、NOならば、図3に示すようにソレノイ
ド96を選択的に駆動してゲート95を下方に下ろし、
ストッカに排紙するようになる(ステップ118)。
【0081】また、ステップ111でYESと判断した
ならば、図4に示すようにソレノイド96を選択的に駆
動してゲート95を上方に上昇させる(ステップ11
9)。そして、ガイド84を図5に示す位置に移動さ
せ、搬送経路を排紙トレー97側へ切り換え(ステップ
120)、装置上面の排紙トレー97へ用紙を排紙する
ようになる。
【0082】なお、ステップ112で用紙の材質をフィ
ルムまたは合成紙と判断した場合は、ステップ118に
進んで、図3に示すようにソレノイド96を選択的に駆
動してゲート95を下方に下ろし、ストッカに排紙する
ようになる。次に、用紙の材質別排紙経路の選択動作を
説明する。
【0083】本実施例の適用される画像形成装置におい
ては、標準紙の他にトレッシングペーパ、透明フィル
ム、合成紙等の用紙を使用することがある。そして、用
紙の材質によって画像形成条件が異なるために、操作者
は、例えばパネル等から使用する用紙の種類を選択した
りして何らかの条件設定を行うのが一般的である。
【0084】また、本実施例のように用紙を巻取って排
出する場合、巻取り性能は用紙の材質に大きく影響を受
ける。標準紙やトレッシングペーパの様に剛性の低い用
紙は容易に巻取る事が可能であるが、樹脂をベースとし
た透明フィルムや合成紙はその剛性が強く、巻取る際に
外側へ膨らむ力が大きい。この様な用紙では、巻取られ
た後排出の際に膨らんで落下排出が上手く行われない場
合が生じる。特に、巻取り長さが短い場合(例えば2m
以下)には排出時の膨らみが顕著である。そこで、本発
明では、予め使用されている用紙の材質と、画像形成中
の用紙サイズを参照して、どの排出経路へ排紙するかの
選択を行うようにしている。
【0085】具体的には、巻取り不可能な小サイズ紙
は、その材質に関わらず、ゲート95と経路切り換えガ
イド84により装置上面の排紙トレー97に排出するよ
うにしている。
【0086】また、非画像部は用紙サイズ、材質に関わ
らずゲート95によって第二ガイド92と第三ガイド9
3によって形成される経路へ導きストッカに排出するよ
うにしている。
【0087】通常、巻取り排出される用紙サイズである
場合、その用紙材質が樹脂ベースの透明フィルムや合成
紙の場合で、例えば2m以下の長さの時には、巻取りへ
搬送せず、前記非画像部と同様に、そのままストッカに
排出してしまう。巻取り部85でのトラブルを未然に防
止するためには、用紙材質によって全く巻取らない様に
した方が確実である。ストッカ内に巻取られない長尺紙
が排出される事になるが、樹脂ベースの用紙は巻取られ
なくとも破損する事はない。次に、図12は、ジャム紙
の処理を説明するものである。
【0088】第一ガイド91は、ガイド851と同様
に、第三搬送ローラ81の側板への軸受けに揺動自在に
保持している。この場合、ネジリコイルバネ89は、そ
の一端をガイド851に固定され、他端を第一ガイド9
1に当接しているので、ガイド851と第一ガイド91
は、第三搬送ローラ81の軸を中心に、ネジリコイルバ
ネ89の付勢力により互いに反発する方向に付勢してい
る。
【0089】一方、排紙トレー97は、装置上面カバー
98の穴から装置内に入り込むようにして、前記カバー
98に固定されると共に、第一ガイド91を、ネジリコ
イルバネ89の付勢力に抗して、下に押し下げて位置決
め固定するようにしている。
【0090】そして、ゲート95によって、一旦無駄紙
と経路を異にした巻取り紙を、第二ガイド92と第三ガ
イド93により構成される第二搬送路の延長線上で合流
させる。このように広い第二搬送路に合流させる事によ
り、装置を大型化せずにガイド851を大きく開放する
事を可能にしている。
【0091】従って、このようにすると排紙経路が無駄
紙と巻取り紙とで共通になるので、搬送経路が簡単にな
り、万一の紙詰まりに対しても操作者の取扱いが簡単で
ある。例えば、紙詰まり時には、排紙口から無駄紙の排
出経路である第二搬送路の処理を行うことができる。つ
まり、ガイド851を手で第三搬送ローラ81の軸を中
心に押し下げることで、巻取り部85での巻取り紙の除
去処理ができ、さらに、排紙トレー97を取り外す事に
よって、第一ガイド91がネジリコイルバネ89の付勢
力で図示矢印の上方へ持ち上げられ、第一搬送路の用紙
除去処理ができるようになる。
【0092】第一ガイド91がネジリコイルバネ89の
力で持ち上げられた結果、バネ力が弱くなり、ガイド8
51も同時に連動して下方へ下がり、それに連動してガ
イド852も移動し、巻取り部85を連動開放する事が
できる。巻取り中の停電等で用紙搬送が停止したときに
は、第一搬送路を解放して用紙2を切断し、巻取り部8
5から巻取り途中の用紙2の除去処理をすることもでき
る。なお、本発明は、上記実施例にのみ限定されず、要
旨を変更しない範囲で、適宜変形して実施できる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、搬送手段により搬送さ
れる長尺紙を巻取る巻取り収納部を、複数の用紙案内部
材で形成される収納空間部を有するとともに、少なくと
も1つの用紙案内部材を移動可能にした構成とし、この
巻取り収納部で巻取られる長尺紙の巻径の増加にともな
って収納空間を広げる方向に用紙案内部材を移動させる
ようにしたので、長尺紙を自動的に良好に巻取りながら
収納空間部に収納することができる。
【0094】また、巻取り収納部は長尺紙の挿入口を上
方に設けたので、巻取り収納部への搬送が巻取られた用
紙の自重に影響を受けることがなくなる。しかも、長尺
紙の巻径の増加にともなって長尺紙の巻中心が下方に移
動するように移動可能な用紙案内部材を移動するように
しているので、長尺紙の巻径の増加にかかわらず、長尺
紙の挿入口を同じ位置に保つことができ、長尺紙を安定
して収納空間部に案内することができる。
【0095】また、巻取り収納部は、収納空間部を形成
する複数の用紙案内部材の一部に収納空間部内に突出す
る補助搬送手段を設けたので、剛性の強い用紙について
も長尺にわたっての巻取りが可能である。この場合、補
助搬送手段を収納空間部の下方に設けたので、長尺紙の
巻径の増加にともない用紙の自重で補助搬送手段に確実
に接触し、十分な搬送力を与えることができる。
【0096】また、収納空間部内での長尺紙巻取終了に
より前記移動可能な用紙案内部材をさらに移動させ収納
空間部で巻取られた長尺紙の排出を可能にする大きな開
口を形成するので、幅のある巻取られた長尺紙を簡単に
取り出すことができる。
【0097】また、収納空間部で巻取られた長尺紙は、
特別な排出手段を設けることなく、その自重で収納空間
から排出され、巻取り状態のままストッカに落下収納さ
れるので、落下時や取り出し時に用紙にダメージを受け
ることがなく、しかも巻取り状態で収納されることで整
然と収納され、ストッカ内への収納量も増えるという効
果もある。この場合、収納空間部より排出される長尺紙
は、その巻取り方向に対して巻込む方向に回転させなが
ら排出されるので、巻取り状態を確実に保った状態でス
トッカに落下収納できる。
【0098】また、収納空間部を構成する用紙案内部材
の一部を可撓性の薄材で構成するこで、収納空間部の用
紙挿入口に可撓性薄材を接触する位置まで近付けること
を可能にしたので、収納空間部を滑らかな円筒形状空間
を形成することができ、送り込まれた用紙を収納空間内
でスムーズに巻取ることができる。、また、巻取った長
尺紙を排出するときも可撓性を撓ませて移動させること
ができるので、コンパクトなスペースでの移動が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙搬送部の概略構成を示す
図。
【図2】一実施例のカッタユニットの概略構成を示す
図。
【図3】一実施例のカッタユニットと排紙装置の間の用
紙経路の概略構成を示す図。
【図4】一実施例のカッタユニットと排紙装置の間の用
紙経路の概略構成を示す図。
【図5】一実施例の排紙装置の概略構成を示す図。
【図6】一実施例の排紙装置の概略構成を示す図。
【図7】一実施例の用紙各部の切断状態を説明するため
の図。
【図8】一実施例の巻取り部空間での用紙の巻取り状態
を説明するための図。
【図9】一実施例の巻取り部空間での用紙の巻取り状態
を説明するための図。
【図10】一実施例の巻取り部空間での用紙の排紙状態
を説明するための図。
【図11】一実施例の全体動作を説明するためのフロー
チャート。
【図12】一実施例のジャム紙の処理を説明するための
図。
【符号の説明】
1…ロール紙、2…用紙、3…搬送ローラ、4…静電記
録ヘッド、5…現像ユニット、6…中間巻取りローラ、
7…カッタユニット、71…Yカッタ(用紙搬送直角方
向カッタ)、72…Xカッタ、73…第一搬送ローラ、
74…第二搬送ローラ、8…排紙装置、81…第三搬送
ローラ、82…ピンチ部材、821…回転中心、822
…ブラケット、822a…可撓性フィルム、83…排紙
ピンチローラ、84…ガイド、841、842…板部
材、843…揺動軸、844…櫛歯形状接合部分、85
…巻取り部、851、852…ガイド、852a…曲げ
部、852b…コロ、86…バネ、87…アシストロー
ラ、88…可撓性フィルム、89…ネジリコイルバネ、
9…ストッカ、91…第一ガイド、911…先端部、9
2…第二ガイド、93…第三ガイド、94…障害突起、
95…ゲート、96…ソレノイド、97…排紙トレー、
98…装置上面カバー、99…可撓性部材、101…第
三搬送ローラギヤ、102…アシストローラギヤ、10
3…第四アイドラギヤ、104…ワンウェイクラッチ、
105…カッタ駆動ギヤ、106…ワンウェイクラッ
チ、107…駆動モータ、108…モータギヤ、109
…第一アイドラギヤ、110…第二アイドラギヤ、11
1…第三アイドラギヤ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺紙を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される長尺紙を巻取る複数の用
    紙案内部材で形成される収納空間部を有するとともに、
    少なくとも1つの用紙案内部材を移動可能にした巻取り
    収納部と、 この巻取り収納部で巻取られる長尺紙の巻径の増加にと
    もなって前記収納空間を広げる方向に前記移動可能な用
    紙案内部材を移動させる移動手段とを具備したことを特
    徴とする長尺紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 巻取り収納部は前記搬送手段より搬送さ
    れる長尺紙挿入口を上方に設け、前記移動手段は長尺紙
    の巻径の増加にともなって長尺紙の巻中心が下方に移動
    するように前記移動可能な用紙案内部材を移動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の長尺紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 巻取り収納部は収納空間部を形成する複
    数の用紙案内部材の一部に前記収納空間部内に突出する
    補助搬送手段を設け、該補助搬送手段により前記搬送手
    段より前記収納空間部内に搬送される長尺紙を該収納空
    間部で巻取ることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の長尺紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 移動手段は、前記収納空間部内での長尺
    紙巻取終了により前記移動可能な用紙案内部材をさらに
    移動させ前記収納空間部で巻取られた長尺紙の排出を可
    能にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    長尺紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 移動手段は、前記収納空間部で巻取られ
    た長尺紙を排出する際に該巻取られた長尺紙を前記長尺
    紙の巻取り方向に対して巻込む方向に回転させながら前
    記排出を案内する案内部材を有することを特徴とする請
    求項4記載の長尺紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 収納空間部を形成する用紙案内部材の一
    部を可撓性薄材にて形成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載の長尺紙搬送装置。
JP27716892A 1992-10-15 1992-10-15 長尺紙搬送装置 Withdrawn JPH06127798A (ja)

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