JP3268910B2 - 発光ダイオード表示器 - Google Patents

発光ダイオード表示器

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JP3268910B2 JP25702893A JP25702893A JP3268910B2 JP 3268910 B2 JP3268910 B2 JP 3268910B2 JP 25702893 A JP25702893 A JP 25702893A JP 25702893 A JP25702893 A JP 25702893A JP 3268910 B2 JP3268910 B2 JP 3268910B2
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隆 山岡
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光ダイオード表示器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来ドットを用いて表示を行なうものと
して、例えば実公平2−19828号公報に開示された
表示器があり、それを図6の断面図として示す。この図
に於て複数の発光ダイオード31が基板32上に載置さ
れている。発光ダイオード31の上方に位置する透孔3
3を有する反射枠34が基板32上に配置されている。
そして平面形状が角型の透孔を有する反射枠又は丸型の
透孔を有する反射枠が別々に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の角型の透
孔を有する反射枠を備えた表示器では、角型の透孔の4
隅が暗くなり表示品質が悪くなる欠点がある。この欠点
は、比較的小さい発光ダイオードを用いた表示器で顕著
になる。また丸型の透孔を有する反射枠を備えた表示器
では、角型の透孔に比べて面積が比較的小さいので、丸
型の透孔と発光ダイオードが当り易い欠点がある。この
欠点は、比較的大きい発光ダイオードや発光色の異なる
複数の発光ダイオードを用いた表示器で顕著になる。故
に本発明はかかる従来の欠点を鑑みて、4隅が暗くなく
表示光の均一性の良いかつ角型の透孔を有する、又は発
光ダイオードに当らないかつ丸型の透孔を有する発光ダ
イオード表示器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、基板と、その基板上に載置された発光ダ
イオードと、その発光ダイオードの上方に位置する透孔
を有しかつ前記基板上に配置された反射枠とを備え、前
記透孔は前記反射枠の1面から所定の深さまでに於て角
型の一定の平面形状を有する第1孔部と、その所定の深
さから前記反射枠の他の面までに於て丸型の一定の平面
形状を有する第2孔部とからなり、前記第1孔部の1辺
の長さと前記第2孔部の直径とが同じ長さに設定されて
いる事を特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は上述の様に、角型の第1孔部を外観側
に設けると、発光ダイオードからの光が比較的面積が小
さい丸型の第2孔部で集光されるので、光の均一性が良
くなり、角型の第1孔部の4隅で暗くならない。また丸
型の第2孔部を外観側に設けると、発光ダイオードの近
傍に位置する角型の第1孔部は比較的面積が大きいの
で、発光ダイオードに当らない。そして外観側に丸型の
第2孔部を設けるので、表示する光の均一性は良い。こ
れらの作用は、第1孔部の1辺の長さと第2孔部の直径と
が同じ長さに設定されているので、一層顕著なものとな
る。さらにまた、第1、第2の孔部は、その平面形状をそ
れぞれ一定としている、すなわちテーパーのない孔形状
(角柱、円柱形状の孔)としているので、同じ表示ピッ
チの場合は、テーパーを備える場合に比べて、発光ダイ
オードと反射枠の間隔を広く保つことができる。そのた
め、表示ピッチが小さな表示器に好適な構造とすること
ができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の第1実施例を図1乃至図3に
従い説明する。図1は本実施例に係る発光ダイオード表
示器の斜視図、図2はその表示器の平面図、図3は図2
のAA断面図である。これらの図に於て基板1は例えば
ガラスエポキシ樹脂からなり、縦が約32mm、横が約3
2mm、厚さが約1mmの大きさである。基板1の表面には
銅箔等からなる導電部2a、2b、2c、2d等が所定
のパターンで形成されている。
【0007】発光ダイオード3は例えば燐化ガリウム等
からなり、1辺が約0.2mmの略立方体であり、赤色
を発光するものである。発光ダイオード3は基板1の導
電部2a、2b、2c、2d等の上に載置され、金属細
線にて配線されている。発光ダイオード3は例えば横に
2mmのピッチで16個が直線上に載置され、縦に2mmの
ピッチで16個が直線上に載置されている。
【0008】反射枠4は白色樹脂例えばノリル樹脂等か
らなり、縦が約32mm、横が約32厚さが約2.5mmの
大きさである。反射枠4は例えば横に2mmのピッチで1
6個縦に2mmのピッチで16個の透孔5が形成されてい
る。図1では簡単のために透孔5の数を省略している。
透孔5は各々発光ダイオード3の上方に位置する様に配
置されている。
【0009】反射枠4の1面6から所定の深さまで例え
ば0.8mmの深さまで、透孔5は第1孔部7を有してい
る。第1孔部7の平面形状は例えば、1辺が約1.6mm
の正方形に形成されている。反射枠4の所定の深さから
反射枠4の他の面8まで、透孔5は第2孔部9を有して
いる。第2孔部9の平面形状は例えば、直径が約1.6
mmの円形に形成されている。
【0010】反射枠4の所定の位置に於て、丸孔10が
形成されており、この丸孔10にビス11が挿入されて
いる。反射枠4と基板1は、ビス11とナット12をネ
ジ留めする事により、固定されている。上述の固定方法
以外に、基板1の表面に接着剤を塗布しその上に反射枠
4を載置しても良いし、反射枠4の裏面にピンを設け基
板1と熱溶着しても良い。
【0011】リードピン13は鉄又は銅又はこれらの合
金からなり、基板1に形成されたスルーホールに半田付
けされており、各発光ダイオード3へのアノード側入力
又はカソード側入力の端子として用いられている。これ
らの部材により本実施例の発光ダイオード表示器14が
構成されている。この表示器14では上述の様に、角型
の第1孔部7を有する反射枠の1面6を表示器14の外
観側に設けているので発光ダイオード3を点灯した時
に、角型表示の角ばった表示が得られる。また発光ダイ
オード3からの光は、比較的面積が小さい丸型の第2孔
部9で集光され、光が均一化されるので、角型の第1孔
部7の4隅で暗くなく、表示光の均一性は良い。
【0012】次に本発光ダイオード表示器14に用いら
れた反射枠4を製造するための金型を図4の断面図に従
い説明する。この図に於て、金型は下型15と上型16
と突出し型17から構成されている。下型15は反射枠
4の第2孔部9を形成するための、平面形状が丸型の凸
部18が形成されている。上型16は反射枠4の第1孔
部7を形成するための、平面形状が角型の凸部19と、
反射枠4の丸孔10を形成するための、平面形状が丸型
の凸部20が形成されている。突出し型17は上型16
と数mm上方に離れて位置する様に配置され、所定の位置
に突出しピン21が形成されている。
【0013】上述の金型構成に於て、空洞部22に樹脂
が注入され熱硬化した後に、突出し型17を下方に押す
事により、反射枠4が下型15と上型16から離れて取
出される。
【0014】更に本発明の第2実施例を図5に従い説明
する。図5は本実施例に係る発光ダイオード表示器23
の断面図である。この図に於て、発光ダイオード3aは
例えば燐化ガリウム等からなり、1辺が約0.4mmの
略立方体であり、赤色を発光するものである。また必要
に応じて、1画素内に発光波長の異なる(例えば赤色と
緑色)複数の発光ダイオードが基板1上に載置されても
良い。
【0015】反射枠4aの1面6aから所定の深さまで
透孔5aは角型の第1孔部7aを有し、所定の深さから
反射枠4aの他の面8aまで透孔5aは丸型の第2孔部
9aを有する様に形成されている。この表示器23では
上述の様に、丸型の第2孔部9aを有する反射枠の他の
面8aを表示器23の外観側に設けているので、発光ダ
イオード3aを点灯した時に、丸型表示によるやわらか
い表示が得られる。
【0016】発光ダイオード3aの近傍に位置する角型
の第1孔部7aは比較的面積が大きいので、発光ダイオ
ード3aに当らない。そして外観側に丸型の第2孔部9
aを設けるので、表示する光の均一性は良い。
【0017】更に本発光ダイオード表示器23に用いら
れた反射枠4aに於ける第1孔部7aと第2孔部9aの
各々の大きさを、第1実施例の発光ダイオード表示器1
4に用いられた反射枠4に於ける第1孔部7と第2孔部
9の各々の大きさと同一にするならば、反射枠4aと反
射枠4は同一となる。その結果、角型表示と丸型表示の
2つの形状を得るのに、配置方向を変える事により1つ
の反射枠で行えるので製造する金型は1つで済みコスト
が安くなる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の様に角型の第1孔部を外
観側に設けると、比較的小さい発光ダイオードが用いら
れても、発光ダイオードからの光が比較的面積が小さい
丸型の第2孔部で集光されるので、光の均一性が良くな
る。故に角型の第1孔部の4隅で暗くなく、表示する光
は均一化される。
【0019】また丸型の第2孔部を外観側に設けると、
比較的大きい発光ダイオードや発光色の異なる複数の発
光ダイオードが用いられても、発光ダイオードの近傍に
位置する角型の第1孔部は比較的面積が大きいので、発
光ダイオードに当らない。そして外観側に丸型の第2孔
部を設けるので、表示する光は均一化される。特に発光
色の異なる発光ダイオードでは、色の混ざりが良くな
る。これらの作用効果は、第1孔部の1辺の長さと第2孔
部の直径とが同じ長さに設定されているので、一層顕著
なものとなる。さらにまた、第1、第2の孔部は、その平
面形状をそれぞれ一定としている、すなわちテーパーの
ない孔形状(角柱、円柱形状の孔)としているので、同
じ表示ピッチの場合は、テーパーを備える場合に比べ
て、発光ダイオードと反射枠の間隔を広く保つことがで
きる。そのため、表示ピッチが小さな表示器に好適な構
造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る発光ダイオード表示
器の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る発光ダイオード表示
器の平面図である。
【図3】図2のAA断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る発光ダイオード表示
器に用いられた反射枠を製造するための金型の断面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例に係る発光ダイオード表示
器の断面図である。
【図6】従来の発光ダイオード表示器の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 3 発光ダイオード 4 反射枠 5 透孔 6 反射枠の1面 7 第1孔部 8 反射枠の他の面 9 第2孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−56388(JP,A) 実開 昭62−170983(JP,U) 実開 昭53−13089(JP,U) 実開 昭61−203780(JP,U) 実開 昭62−110976(JP,U) 実開 平5−57859(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/33 G09F 13/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、その基板上に載置された発光ダ
    イオードと、その発光ダイオードの上方に位置する透孔
    を有しかつ前記基板上に配置された反射枠とを備え、前
    記透孔は前記反射枠の1面から所定の深さまでに於て角
    型の一定の平面形状を有する第1孔部と、その所定の深
    さから前記反射枠の他の面までに於て丸型の一定の平面
    形状を有する第2孔部とからなり、前記第1孔部の1辺
    の長さと前記第2孔部の直径とが同じ長さに設定されて
    いる事を特徴とする発光ダイオード表示器。
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