JPH10254388A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10254388A
JPH10254388A JP6154097A JP6154097A JPH10254388A JP H10254388 A JPH10254388 A JP H10254388A JP 6154097 A JP6154097 A JP 6154097A JP 6154097 A JP6154097 A JP 6154097A JP H10254388 A JPH10254388 A JP H10254388A
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JP
Japan
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surface portion
led
display device
light emitting
light
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JP6154097A
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English (en)
Inventor
Takehisa Natori
武久 名取
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向の視野角を広く取りながらも垂直方
向の視野角を狭くしつつ、安定した高輝度を維持するこ
とができる表示装置を提供する。 【解決手段】 表面実装型LED2の上側およぴ下側に
は、それぞれ上側傾斜面部4aおよび下側水平面部4f
が設けられている。表面実装型LED2から下方に出射
される光は下側水平面部4fで反射されると、LED2
から上方に出射される光と共に上側傾斜面部4aで反射
されてほぼ前方に出射する。これにより、LED2の出
射光は垂直方向において狭い指向性を有し、輝度を向上
させることができる。また、LED2下側の反射面であ
る下側水平面部4fは、上側傾斜面部4aと較べて短く
形成されているので、ほこり等が付着しにくくなってお
り、下側水平面部4fの反射率がほこり等によって落ち
ることなく、長時間放置してもLED2の輝度を安定し
て高く維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード素
子などの発光素子を用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光ダイオード素子(以下、LE
D(Light Emitting Diode)という)を用いて大型画面
に画像を表示する表示装置が開発されている。図11は
従来の表示装置の表示パネル部分を示す図である。表示
装置51では、LED52はLED配列基板53上の図
中○印で示される位置にマトリクス状に取り付けられて
画像表示を行うようにされている。表示装置51では1
6(縦)×16(横)=256個のLED52が設けら
れているが、実際にはこのような表示パネルを多数組み
合わせて大型画面による表示が行われる。また、フルカ
ラー画像表示を行う場合には、例えば青色、赤色および
緑色のLEDの組み合わせにより1画素を形成し、これ
らのLEDの組み合わせにより形成された各画素がX−
Y軸上にマトリクス的に配置されることになる。
【0003】図12は従来の表示装置51に用いられる
LED52の構成を示す斜視図である。LED52とし
ては、光軸対称レンズ形状の樹脂カバー52aにより内
部のペレット52bをモールドしたものが知られてい
る。樹脂カバー52aの材質としては、例えばエポキシ
樹脂などが用いられる。
【0004】また、発光体であるペレット52bは、よ
く知られているように半導体のPN接合により形成され
るものであり、その発光色はPN接合を形成する半導体
の材質および形状などにより決定される。ペレット52
bは、一方の電極リード52dに形成されたリフレクタ
R内に設けられており、他方の電極リード52dとボン
ディングワイヤ52cにより接続される。
【0005】このようなLED52では、ペレット52
bから出射される光のうち、ほぼ水平方向に出射したも
のは、ペレット52bの周辺に設けられたリフレクタR
により前方に反射されると、樹脂カバー52aの光軸対
称レンズの作用により比較的狭い指向性を有する光とな
って出射される。つまり、各LED52からの出射光は
光軸にほぼ沿って集光するように屈折されるので、正面
から見た場合に高輝度な表示装置を容易に得ることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大画面に使
用される表示装置としての使用条件を考慮すると、上下
(垂直)方向の視野角はそれほど要求されないが、少な
くとも左右方向の視野角はできるだけ広く取れるように
することが望ましい。ところが、図12に示したタイプ
のLED52が配設された表示装置の場合、LED52
の指向性が狭いために高輝度は得られるものの、一方で
は正面以外の方向から見る場合に輝度が低下する、つま
り視野角が狭くなってしまうという問題があった。
【0007】また、LED52をLED配列基板53
(図11参照)に取り付ける際、LED配列基板53に
形成されたリード穴に多数のLED52の電極リード5
2d,52dを差し込んでから半田付けをして固定する
必要があるので、製造工程も面倒なものとなってしま
う。
【0008】このような問題を解決するLEDとして、
表面実装型のLEDが知られている(図9参照)。この
表面実装型のLED(2)は、基台(2e)上に形成さ
れた電極(2d,2d)の一方にペレット(2b)を載
置し、このペレット(2b)をモールドするようにブロ
ック形状の樹脂カバー(2a)を設けて構成されてい
る。
【0009】このLED(2)では、ペレットからの光
を前方に反射するリフレクタRは設けられておらず、ま
た、樹脂カバー(2a)は集光作用を有するレンズ形状
に形成されていないので、光が拡散するように出射され
る。つまり広い指向性を有することになる。
【0010】このような表面実装型LED(2)を表示
装置に用いる場合、LED配列基板の所定位置にLED
(2)を配置し、例えばリフロー法などによって半田付
けを行うことができるので、図12に示すタイプのLE
D52を用いる場合と較べて製造工程が簡略になる。ま
た、LED(2)の指向性が広いので、表示装置の視野
角を上下方向および左右方向に広く取ることができる。
【0011】ところが、表面実装型LEDの場合、指向
性が広いために出射光が拡散して、高輝度が得られなく
なってしまう。これに対し、本願出願人は、基板に装着
された表面実装型LEDの上側および下側に表面実装型
LEDから出射された光を前方に反射する反射面部を設
けた表示装置を先に提案している(特願平7−3025
7号参照)。この提案された表示装置では、輝度を2倍
に改善することができる。
【0012】しかしながら、長時間放置しておくと、下
側の反射面部の鏡面にほこり等が付着して反射率が落
ち、その結果、輝度が低下してしまうという問題が新た
に生じた。また、弱い外部からの光が主に下側反射面部
で反射し、見る者の眼に入って表示画像が見にくくなっ
てしまうという問題もあった。
【0013】そこで、本発明は、水平方向の視野角を広
く取りながらも垂直方向の視野角を狭くしつつ、安定し
た高輝度を維持することができる表示装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、見る者の眼に入る外
光の反射を少なくすることができる表示装置を提供する
ことを他の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の表示装置は、基板に装着
された複数の発光素子を有し、該発光素子を画素として
画像を表示する表示装置において、前記発光素子が装着
された基板の装着面に対してそれぞれ所定の傾斜角を有
する上側反射面部および下側反射面部を、該発光素子の
上側および下側にそれぞれ設け、該下側反射面部を前記
上側反射面部より狭く形成したことを特徴とする。
【0015】前記下側反射面部は前記発光素子の光軸と
略平行に形成することか好ましい。さらに、前記基板に
マトリクス状に装着された前記発光素子の上側および下
側にそれぞれ設けられる前記上側反射面部および下側反
射面部をそれぞれ水平方向に連続して形成し、前記上側
反射面部の上端部を、該上側反射面部と直接隣り合う前
記下側反射面部の上端部に上面部を介して連結し、前記
上側反射面部の下端部を、該上側反射面部と前記発光素
子を挟んで隣り合う前記下側反射面部の下端部に底面部
を介して連結することにより、前記上側反射面部および
下側反射面部が一体に形成されることが好ましい。
【0016】また、前記底面部に前記発光素子を露出さ
せる開口部が形成されることが好ましい。さらに、前記
上面部および前記底面部は黒色面あるいは粗面に形成さ
れることが好ましい。また、前記上側および下側反射面
部は熱伝導性を有する材質から構成されることが好まし
い。さらに、前記画素は発光色の異なる複数の発光素子
からなり、該発光色の異なる複数の発光素子を水平方向
に並べて前記基板に装着することが好ましい。また、前
記発光素子は表面実装型発光ダイオード素子であること
が好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置の実施形態につ
いて説明する。本実施形態の表示装置では、発光素子と
して表面実装型LEDが用いられる。始めに、表面実装
型LEDについて説明する。図9は表面実装型LEDの
構成を示す斜視図である。この表面実装型LED2は、
基台2e上に形成された電極2d,2dの一方にペレッ
ト2bを載置し、このペレット2bをモールドするよう
にブロック形状の樹脂カバー2aを設けることにより構
成されている。
【0018】このLED2では、ペレットからの光を前
方に反射するリフレクタRは設けられておらず、また、
樹脂カバー2aは集光作用を有するレンズ形状に形成さ
れていないので、光が拡散するように出射される。つま
り広い指向性を有することになる。尚、図において、K
Mはカソードマークであり、このカソードマーク側の電
極がカソード電極であることを示している。
【0019】このような表面実装型LED2を表示装置
に用いる場合、LED配列基板の所定位置にLED2を
配置し、例えばリフロー法などによって半田付けを行う
ことにより装着することができるので、製造工程が簡略
になる。また、LED2の指向性が広いので、表示装置
の視野角を上下方向および左右方向に広く取ることがで
きる。
【0020】本実施形態の表示装置では、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各色を発光する表面実装型のLED
が用いられており、フルカラーの画像表示を行うことが
可能である。図1は実施の形態における表示装置の全体
的構成を示す図である。同図(a)は正面図であり、同
図(b)は側面図である。図2はLED配列基板に表面
実装型LEDが取り付けられた状態を示す図である。同
図(a)正面図であり、同図(b)は側面図である。L
ED配列基板3には多数個の表面実装型LED2が配列
されている。また、LED配列基板3の4箇所にネジ穴
3Hが形成されており、これについては後述する。
【0021】尚、図において、表面実装型LED2は一
部省略して配列されているが、実際には後述する配列パ
ターンにしたがってLED配列基板3のほぼ全面に配列
されている。また、LED配列基板3は縦長の長方形に
形成されているが、この形状に限定されるものではな
く、例えば正方形や横長の長方形であってもよい。
【0022】図3は図2の破線Aで括られたLED実装
部分を示す拡大図である。LED実装部分にはR、G、
B各色の表面実装型LED2が水平方向に配置されてい
る。同図の左側には緑色を発光する緑色LED2(G)
が上下方向に2つ配置され、その隣に赤色を発光する赤
色LED2(R)が1つ配置され、さらにその隣に青色
を発光する青色LED2(B)が配置されており、これ
らの緑色LED2(G)、赤色LED2(R)および青
色LED2(B)により色を表現する画素PAが形成さ
れている。また、その隣には、後述する理由により青色
LED2(B)が省略され(図中破線a)、2つの緑色
LED2(G)および1つの赤色LED2(R)の組み
合わせから画素PB が形成されている。
【0023】本実施形態の配列パターンは画素PA と画
素PB が列および行方向のそれぞれにおいて交互に並ぶ
いわゆるチェッカーフラグタイプとなるように、画素P
A および画素PBが配列されている。この場合、画素PA
および画素PB からなる16(縦)×16(横)=2
56個の画素が1枚のLED配列基板3にマトリクス状
に配列される。このように256個の画素PA 、PB が
配列されたLED配列基板3を、画面サイズに応じて複
数組み合わせることにより大型画面のカラー画像表示装
置を構成することができる。
【0024】本実施形態では、青色の要素の無い画素P
B が全体の画素数の半分を占めるように配列されている
が、これについて考察する。一般に、肉眼の網膜にある
といわれている赤、緑、青の3原色に対応する各受光器
の視感度として、青が一番感度が悪く、次に赤であり、
緑が最も感度が良いということが知られている。このよ
うな視感度特性に基づいて、赤、緑、青のうち少なくと
も青色の要素を間引いた単位画素を適宜マトリクス状の
配列に混在させるようにして組み込んでも、フルカラー
画像の色再現に影響を及ぼさない。したがって、本実施
形態のように青色LED2(B)を省略した画素PB を
混在させても、色再現に支障が無いように表示すること
が可能であり、これによって高価な青色LEDの使用数
を削減してコストダウンを図ることができる。
【0025】尚、本実施形態では、画素PB の全体の画
素数に対する混在率がほぼ50%にしているが、視覚的
な色再現に影響がない範囲で変更することは可能であ
る。また、画素PB の配列パターンも本実施形態のよう
にチェッカーフラグタイプに限定されるものではなく、
色再現に影響がないようにして種々変更することは可能
である。また、表面実装型LED2をLED配列基板3
に実装する場合、リフロー法などで半田付けを行うこと
により実装工程を簡略化することができる。
【0026】つぎに、反射部材の構造およびその取付方
法について説明する。図4は反射部材4の形状を示す図
である。同図(a)は正面図であり、同図(b)は側面
図である。図5は反射部材の側面を示す拡大図である。
図6は反射部材がLED配列基板3に装着される様子を
示す斜視図である。ここで、便宜上、これらの各図では
多数の同一部分がある場合、すべての同一部分に対する
符号の記入を省略して一部にだけ符号を付している場合
がある。
【0027】反射部材4は、図4(b)に示すようにア
ルミニウム板などの金属板を、山形が連なるように折り
曲げた状態で形成されている。図4および図5に示すよ
うに、反射部材4には、上側傾斜面部(上側反射面部)
4a、下側水平面部(下側反射面部)4f、下側傾斜面
部4eおよび上面部4cが水平方向に連続して形成され
ている。
【0028】下側水平面部4fは光軸と平行に形成され
ており、下側水平面部4fに連なる下側傾斜面部4eは
水平方向に対して下側に傾斜角αで傾斜している。ま
た、反射部材4の上側傾斜面部4aは水平方向に対して
上側に傾斜角αで傾斜している。上側傾斜面部4aおよ
び下側水平面部4fを鏡面にすることで、LED2から
の出射光を反射する反射面が形成される。この反射面は
前述したように水平方向に連続して形成されている。
【0029】このように折り曲げられた反射部材4の底
面には、取付け時にLED実装部分単位(図3参照)で
LED2を露出させるための開口部4dが形成されてい
る。また、上側傾斜面部4aおよひ下側水平面部4fは
底面部4bで連結されており、底面部4bにはネジ穴4
H が4個所に形成されている。さらに、上側傾斜面部4
aおよび下側傾斜面部4eは上面部4cで連結されてい
る。
【0030】また、図4(a)、図5および図6の斜線
で示される底面部4b、下側傾斜面部4eおよび上面部
4cの部分、つまり反射面以外の部分は、黒色面Mに形
成されており、光反射作用を有しない。尚、黒色面Mと
する代わりに、粗面にして光の反射が散乱するようにし
てもよい。このような形状を有する反射部材4は、LE
D配列基板3とほぼ同サイズとなるように一体に成形さ
れている。
【0031】反射部材4の開口部4dに、画素PA およ
び画素PB を構成する7個のLED2が対応するように
位置合わせをし、反射部材4をLED配列基板3の前面
にあてがうように装着する。反射部材4はLED配列基
板3のサイズに対応してユニット化されているので、L
ED配列基板3に反射部材4を装着する工程を簡略化で
きる。
【0032】図1(a)、(b)には、このようにして
反射部材4とLED配列基板3とが組み合わされた状態
が示されている。この状態では、LED2が反射部材4
の開口部4d内側に納まりつつ表出している。また、底
面部4bは、画素PB 内の青色LEDが設けられていな
いスペース部分に位置することになる。このとき、図1
(a)に示すように、LED配列基板3のねじ穴3H と
反射部材4のねじ穴4H との4つの位置はそれぞれ一致
する。この一致した各ねじ穴4H 、3H に、図1(b)
に示すようにネジNを正面から挿通し、LED配列基板
3の背部に設けられた支持部材5に対して正面からねじ
止めする。
【0033】支持部材5の他端部は本体6に固定されて
おり、ねじ止めされた状態では、反射部材4はLED配
列基板3に固定されると共に、支持部材5により本体6
と連結するように支持される。
【0034】尚、支持部材5の材質としては、反射効率
が良くて熱伝導性の高いもの、例えばクロムメッキ処理
等が施された銅やアルミニウムなどの板材が用いられ
る。これにより、LEDの表示駆動時に発生するLED
配列基板3の熱が伝導され易く放熱効率がよい。また、
支持部材5には放熱板7が取り付けられているので、支
持部材5に伝導された熱はさらに放熱板7に伝導されて
より一層放熱効率が向上する。尚、放熱板7は本体6に
設けるようにしてもよく、同様の効果が得られる。
【0035】つぎに、上記構成を有する表示装置のLE
D光の出射状態について説明する。図7はLED光の出
射状態を示す図である。同図(a)は図1(b)の破線
Bで示される枠内を拡大して示す。本実施形態の表示装
置では、LED配列基板3に反射部材4が取り付けられ
た場合、LED2の上側に位置する上側傾斜面部4aは
主観視方向に対して傾斜角αで開口して設けられ、LE
D2の下側に位置する下側水平面部4fは主観視方向に
平行に設けられる。ここで、主観視方向とは、表示装置
の表示パネル正面に対して直交する方向、つまり、LE
D配列基板3の平面に対して垂直な方向をいう。
【0036】LED2は表面実装型であるので、広い指
向性で光を出射するが、この出射光のうち上下(垂直)
方向に向かって出射される光の成分は、図7(a)の破
線矢印に示すように、上側傾斜面部4aおよび下側水平
面部4fからなる反射面で反射し、ほぼ前方(主観視方
向)に出射する。すなわち、LED2から下方に出射さ
れる光は下側水平面部4fで反射されると、LED2か
ら上方に出射される光と共に上側傾斜面部4aで反射さ
れてほぼ前方に出射する。
【0037】これにより、LEDの出射光は上下(垂
直)方向において狭い指向性を有し、輝度を向上させる
ことかできる。また、LED2下側の反射面である下側
水平面部4fは、上側傾斜面部4aと較べて短く形成さ
れているので、ほこり等が付着しにくくなっており、長
時間放置しても下側水平面部4fの反射率がほこり等に
よって落ちることはなく、LED2の輝度を安定して高
く維持できる。さらに、下側水平面部4fは短くしかも
光軸に平行に形成されているので、見る者の眼に入る外
光の反射を少なくすることができる。
【0038】図8は上側反射面部4aで反射される光の
反射角を示す図である。LED2上側に位置する上側傾
斜面部4aの主観視方向に対する傾斜角をαで示し、L
ED2からの光の出射角をβとした場合、上側傾斜面部
4aで反射されて外部に出射する光の主観視方向に対す
る反射角をγとすると、反射角γは数式(1)で示され
る。 γ=β−2α ……… (1) 観視距離は一般に5m以上で、図の発光点から反射点ま
での距離数mmに比べ十分に長いためγは略0とみな
せ、β=2αとなる。
【0039】つまり、所望の指向性を有する反射光が得
られるように、上側傾斜面部4aの傾斜角αは数式
(1)に基づいて設定されればよく、本実施形態では例
えば傾斜角αは10°前後に設定されている。上20°
に出た光は4aで反射され、光軸に平行に出射する。下
20°に出た光は4f,4aで反射されて、光軸に平行
に出射する。したがって、直接(光軸に平行に)出た光
と、上20°に出た光、下20°に出た光を同時に見る
ことになり、最大3倍明るくなる。実際は斜め出射光は
正面出射光より暗く、反射率も100%ではないため2
倍程度となる。
【0040】一方、水平(左右)方向では、反射面ある
いは光遮断面などが形成されていないので、水平方向に
向かって出力される出射光の成分は、図7(b)の矢印
に示すようにそのまま出射される。このため、LEDの
出射光は水平方向において広い指向性を有することにな
る。つまり、本実施形態では、水平方向に連続して形成
される上側傾斜面部4aおよび下側水平面部4fによ
り、本来指向性の広い表面実装型LED2の外部への出
射光に対し垂直方向に狭い指向性が与えられる一方、水
平方向に広い指向性が与えられる。したがって、表示装
置に搭載される場合、一般的に要求される左右方向の視
野角を広く取ることができる一方で、上下方向の視野角
を狭くすることができ、光の拡散を防止して輝度を高く
維持することが可能になる。
【0041】また、本実施形態では、LED2はG、
R、Bの異なる発光色毎に水平(左右)方向に配列され
ているので、主観視位置で発光色毎の輝度比の変化が少
なくなり、主観視位置で色相の変化が生じない。すなわ
ち、仮に、LED2が異なる発光色ごとに垂直方向に並
ぶように配列され、これらのLED2を上側傾斜面部4
aおよび下側水平面部4fにより上下に挟むように構成
されている場合、垂直方向の主観視位置によって、上側
傾斜面部4aおよび下側水平面部4fからなる反射面で
反射されて見える各色のLED光のバランスが変化し
て、輝度比が変わることになり色相が変化してしまう。
したがって、LED2を異なる発光色ごとに水平方向に
配列することにより、上側傾斜面部4aおよび下側水平
面部4fからなる反射面で反射する各色のLED光のバ
ランスは垂直方向の主観視位置で変わらなくなる。しか
も、樹脂カバー2aがレンズ作用を起こさない表面実装
型LED2であるので、図7(b)に示したように外部
にそのまま出射光が出力され、各色のLED2の配列に
関わらず、どの主観視位置でもほぼ同様の輝度比を得る
ことができる。
【0042】また、反射部材4では、図5に示したよう
に上側傾斜面部4aおよび下側水平面部4f以外の部
分、つまり、上面部4c、底面部4bおよび下側傾斜面
部4eが黒色面Mに形成されているので、図1(a)の
斜線部分に示すように、正面方向(主観視方向)から見
た場合に、LED2の周囲が黒色により囲まれることに
なる。すなわち、仮に、反射部材4に黒色面Mが形成さ
れずに、底面部4bおよび上面部4cが鏡面のままであ
る場合、これらの部分までが外光等を不用意に反射し
て、表示画像のコントラストを悪化させる要因となる
が、上側傾斜面部4aおよび下側水平面部4fからなる
反射面とLED2以外の部分をできるだけ黒色面Mに形
成することで、不要な光の反射を抑制してコントラスト
を向上できる。
【0043】さらに、本実施形態の反射部材4はアルミ
ニウムなどの熱伝導性の良い材質で形成されているの
で、LED配列基板3の発熱を放熱する放熱板としても
作用する。この反射部材4は、図4(b)に示すよう
に、水平方向に沿って折り曲げるようにして形成されて
いるので、表面積を比較的広くとることができ、高い放
熱効果が得られる。
【0044】また、本実施形態では、アルミニウムが導
電性物質であるので、LED駆動パルスなどにより発生
する高周波の輻射をシールドする効果も得られる。尚、
反射部材4として、アルミニウム以外の他の材質、例え
ば銀、ニッケルなどを用いてもよく、耐錆性、軽量、加
工性などに優れたものが好ましい。
【0045】また、図1(b)に示すネジNに金属性の
ものを用いた場合、ネジNを介して反射部材4がLED
配列基板3の背部に位置する支持部材5と熱的に接続さ
れるので、放熱効果をより向上できる。
【0046】尚、本実施形態では、R、G、B各色のL
EDを用いたカラー画像表示装置に適用された場合を示
したが、これに限定されるものではなく、例えばより多
色のLEDが採用された表示装置、あるいは単色のみの
LEDが採用された表示装置などに適用することも可能
である。また、LEDの配列状態や反射部材4の形状な
ども特に本実施形態に限定されるものではなく、実際の
使用条件等に応じて種々変更可能である。
【0047】また、反射部材の形状および取付は上記実
施形態に限らず、つぎのようにすることも可能である。
すなわち、上側傾斜面部および下側水平面部を、LED
配列基板に装着されたLEDから光軸方向に離間した位
置に設けるようにしてもよい。図10はLEDから光軸
方向に離間した位置に設けられた上側傾斜面部および下
側水平面部を示す図である。この場合、上側傾斜面部1
4aおよび下側傾斜面部14eの光軸に対する傾斜角は
それぞれ14°および17.5°に設定されており、ま
た、上側傾斜面部14aと下側水平面部14fとの間に
形成される開口部14dは狭くなっている。したがっ
て、LED12から下方に出射される光のうち、下側傾
斜面部14eに直接当たる光の成分はほとんど無く、L
ED12から下方に出射される光の多くは前方に出射さ
れる成分と下側水平面部14fで反射して上側傾斜面部
14aに導かれる成分である。したがって、黒色面ある
いは粗面に形成された下側傾斜面部14bで吸収あるい
は乱反射されることなく、LED12から下方に出射さ
れる光を効率よく前方に出射させることができ、輝度を
高くできる。また、上側傾斜面部14aおよび下側水平
面部14が接近して設けられているので、LED14か
ら出射される光の指向性が狭くなり、輝度をより高くで
きると共に、LED12を密に配置して全体として輝度
を高くすることも可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の表示装置によ
れば、発光素子から出射された光が反射されて前方に出
射される光のうち、下側反射面部で反射される光に較べ
て上側反射面部で反射される光が多くなるので、表面実
装型LEDなど広い指向性を有する発光素子を用いた場
合、水平方向の視野角を広く取りながらも垂直方向の視
野角を狭くしつつ、安定した高輝度を維持することがで
きる。すなわち、下側反射面部を狭く形成してほこり等
が付着しにくいようにしたので、長期に亘って安定した
輝度を保つことができる。また、見る者の眼に入る外光
の反射を少なくすることができ、表示画像が見やすくな
る。
【0049】請求項2に記載の表示装置によれば、前記
下側反射面部を前記発光素子の光軸と略平行に形成した
ので、発光素子から下方に出射される光は下側反射面部
で反射して上側反射面部に導かれ、さらに発光素子から
上方に出射された光と共に上側反射面部で反射して前方
に出射することにより、輝度を高くできる。
【0050】請求項3に記載の表示装置によれば、前記
基板にマトリクス状に装着された前記発光素子の上側お
よび下側にそれぞれ設けられる前記上側反射面部および
下側反射面部をそれぞれ水平方向に連続して形成し、前
記上側反射面部の上端部を、該上側反射面部と直接隣り
合う前記下側反射面部の上端部に上面部を介して連結
し、前記上側反射面部の下端部を、該上側反射面部と前
記発光素子を挟んで隣り合う前記下側反射面部の下端部
に底面部を介して連結することにより、前記上側反射面
部および下側反射面部が一体に形成されたので、上側反
射面部および下側反射面部を反射部材としてユニット化
することができ、製造部品点数の削減や組立工程の簡略
化が可能になり、製造能率の向上や低コスト化を促進す
ることができる。
【0051】請求項4に記載の表示装置によれば、前記
底面部に前記発光素子を露出させる開口部が形成された
ので、発光素子が装着された基板に被せるようにして上
側反射面部および下側反射面部を設けることができ、組
立工程を簡略化できる。
【0052】請求項5に記載の表示装置によれば、前記
上面部および前記底面部は黒色面あるいは粗面に形成さ
れたので、発光点以外の不要な光の反射を著しく低減す
ることができ、表示画像のコントラストを向上できる。
【0053】請求項6に記載の表示装置によれば、前記
上側および下側反射面部は熱伝導性を有する材質から構
成されたので、アルミニウム板などの材質を用いること
により、発光ダイオード素子などの発光素子を駆動する
際に発生する熱を効率よく放熱できる。また、表示駆動
パルスなどによる電磁波の輻射を抑制することも可能で
ある。
【0054】請求項7に記載の表示装置によれば、前記
画素は発光色の異なる複数の発光素子からなり、該発光
色の異なる複数の発光素子を水平方向に並べて前記基板
に装着したので、主観視位置での色相の変化を無くすこ
とができる。
【0055】請求項8に記載の表示装置によれば、前記
発光素子は表面実装型発光ダイオード素子であるので、
表面実装型発光ダイオード素子を用いて水平方向の視野
角を広く取りながらも垂直方向の視野角を狭くし、安定
した高輝度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における表示装置の全体的構成を示
す図である。
【図2】LED配列基板に表面実装型LEDが取り付け
られた状態を示す図である。
【図3】図2の破線Aで括られたLED実装部分を示す
拡大図である。
【図4】反射部材4の形状を示す図である。
【図5】反射部材の側面を示す拡大図である。
【図6】反射部材がLED配列基板3に装着される様子
を示す斜視図である。
【図7】LED光の出射状態を示す図である。
【図8】上側反射面部4aで反射される光の反射角を示
す図である。
【図9】表面実装型LEDの構成を示す斜視図である。
【図10】LEDから光軸方向に離間した位置に設けら
れた上側傾斜面部および下側水平面部を示す図である。
【図11】従来の表示装置の表示パネル部分を示す図で
ある。
【図12】従来の表示装置51に用いられるLED52
の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2、12…LED、3…LED配列基板、4…反射部
材、4a、14a…上側傾斜面部、4b…底面部、4c
…上面部、4d、14d…開口部、4e、14e…下側
傾斜面部、4f、14f…下側水平面部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に装着された複数の発光素子を有
    し、該発光素子を画素として画像を表示する表示装置に
    おいて、 前記発光素子が装着された基板の装着面に対してそれぞ
    れ所定の傾斜角を有する上側反射面部および下側反射面
    部を、該発光素子の上側および下側にそれぞれ設け、 該下側反射面部を前記上側反射面部より狭く形成したこ
    とを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記下側反射面部を前記発光素子の光軸
    と略平行に形成したことを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記基板にマトリクス状に装着された前
    記発光素子の上側および下側にそれぞれ設けられる前記
    上側反射面部および下側反射面部をそれぞれ水平方向に
    連続して形成し、 前記上側反射面部の上端部を、該上側反射面部と直接隣
    り合う前記下側反射面部の上端部に上面部を介して連結
    し、 前記上側反射面部の下端部を、該上側反射面部と前記発
    光素子を挟んで隣り合う前記下側反射面部の下端部に底
    面部を介して連結することにより、 前記上側反射面部および下側反射面部が一体に形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記底面部に前記発光素子を露出させる
    開口部が形成されたことを特徴とする請求項3記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記上面部および前記底面部は黒色面あ
    るいは粗面に形成されたことを特徴とする請求項3また
    は請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記上側および下側反射面部は熱伝導性
    を有する材質から構成されたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記画素は発光色の異なる複数の発光素
    子からなり、 該発光色の異なる複数の発光素子を水平方向に並べて前
    記基板に装着したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記発光素子は表面実装型発光ダイオー
    ド素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載の表示装置。
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