JP2012169505A - Ledモジュール、led光源装置および液晶表示装置 - Google Patents

Ledモジュール、led光源装置および液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止する。
【解決手段】複数のLED3のアノードからカソードの方向が全て、隣接するLED3間で同一方向になるように基板上に実装されている。このように、各LED3の配列方向が揃っているため、隣接したLED3間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、複数個のLEDが上下1列に配列されたLEDモジュール1において輝度ムラがなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一または複数の発光ダイオード(LED)が実装されたLEDモジュール、このLEDモジュールが一または複数用いられたLED光源装置、LEDモジュールまたはLED光源装置がバックライトとして用いられた液晶表示装置に関する。
この種の従来の液晶表示装置は、透過型液晶パネルを有し、この液晶パネルの背後にバックライトを有している。バックライトとして使用される光源装置は、従来はCCFL(冷陰極蛍光ランプ)が主流であったが、LEDの技術進歩により、CCFLに代ってLEDを光源として利用することが有望視されている。
図8は、特許文献1に開示されている従来のLEDモジュールに関する平面図であって、(a)は、LEDを実装する前のプリント配線基板を示す平面図、(b)は、LEDを実装後のLEDモジュールを示す平面図である。
図8(a)および図8(b)において、従来のLEDモジュール100は、プリント配線基板101と8個直列のLED103とを有している。
プリント配線基板101には、絶縁基板102上に、8個のLED103が直列接続される連結用配線104〜112および電極113,114と、端子115〜118と、端子117,118間を連結する通過配線119とが形成されている。各連結用配線104〜112は、相互に離間し、端部同士が近接して連続的に配置されている。左端の連結用配線104は一方端が端子115に接続し、他方端はLED103のアノード側の電極113が形成され、連結用配線105〜111の各一方端は、LED103のカソード側の電極114が、連結用配線105〜111の各他方端は、LED103のアノード側の電極113が形成されている。右端の連結用配線112の一方端は端子114と接続し、他方端はLED103のカソード側の電極114が形成されている。端子115と端子116間に8個のLED103が順方向に直列接続されている。よって、ここででは、端子115がアノード端子となり、端子116がカソード端子となる。
端子115と端子116が、絶縁基板102の対向する2辺下側に分離して配置され、端子117と端子118が絶縁基板102の対向する2辺側に分離して配置され、端子117と端子118間に通過配線119が、絶縁基板102を長手方向に横断するように形成されている。
LED103は、表面実装型のLEDを想定し、LED103のアノードとカソードは平面的な金属膜(ランド)で形成された電極113,114に半田リフローなどによって電気的に接続され、LED103が電極113,114間に表面実装される。なお、LED103がリード型の場合では、電極113,114は、半田付け用の金属膜(ランド)とその中央に形成されたリード端子を挿入するスルーホール(貫通孔)で構成されている。短冊状の単一実装基板であるLEDモジュール100を行列方向に多数用いて、バックライト用面光源である従来のLED光源装置を構成することができる。端子116と端子118間をショートすれば、端子115と端子117間に電圧を印加することもできるし、隣接するLEDモジュール100間で、端子116と端子115、端子118と端子117を連結することもできる。
図9は、LEDが7つ直列接続された場合の放熱領域を考慮した場合の従来のLEDモジュールにおける平面図である。
図9において、従来のLEDモジュール200は、プリント配線基板201上に7個直列のLED202が配置されている。放熱領域203〜209が長方形状の銅ランドで構成され、互いに絶縁されていると共に、互いに半ピッチずれた状態で2行で配列されている。放熱領域210は放熱領域208の右側で放熱領域209の下側に放熱領域209の右端と上下で一致するように配置されている。放熱領域211は放熱領域204の右側で放熱領域203の下側に放熱領域203の右端と上下で一致するように配置されている。放熱領域203は他の放熱領域204〜209の長方形の長手寸法に比べて短く形成されている。放熱領域203、211上に渡ってコネクタ121が電気的に接続されている。放熱領域210,211は細い銅ランドで電気的に接続されている。
左端のLED202のアノードが放熱領域203に接続され、LED202のカソードが放熱領域204に接続されている。左端から2番目のLED202のアノードが放熱領域204に接続され、LED202のカソードが放熱領域205に接続されている。左端から3番目のLED202のアノードが放熱領域205に接続され、LED202のカソードが放熱領域206に接続されている。左端から4番目のLED202のアノードが放熱領域206に接続され、LED202のカソードが放熱領域207に接続されている。左端から5番目のLED202のアノードが放熱領域207に接続され、LED202のカソードが放熱領域208に接続されている。左端から6番目のLED202のアノードが放熱領域208に接続され、LED202のカソードが放熱領域209に接続されている。左端から7番目(右端)のLED202のアノードが放熱領域209に接続され、LED202のカソードが放熱領域210に接続されている。これによって、配線の最短接続や放熱を考慮した配線面積(銅箔;Cu)を確保するために、7個直列のLED202の向きが交互に配置されて7個のLED202が左右一列に並べられている。
特開2010−199005号公報
近年の液晶表示装置の薄型化に伴ってバックライトと液晶表示パネルとの距離が近づいてLEDの光源が目立つようになってきている。
さらに、上記従来の構成では、配線の最短接続や放熱用の配線面積(銅箔;Cu)を確保するために、複数のLEDの向きが交互に配置されているが、LED単体の光の指向性としてはLEDの中心から左右で非対称になる傾向があり、LEDのアノードとカソードの並び(向き)を交互に配列すると、光の指向性の偏りにより輝度ムラが発生していた。例えば図10のように、左端のLED202をアノードからカソードの向きを平面視で上から下の方向に配置すると、このLED202の光の指向性Sが例えば右側に寄っている場合には、隣接する左端から2番目のLED202はアノードからカソードの向きが平面視で下から上の方向に配置されて向きが逆になる。この場合、隣の光の指向性Sの強い側が重なってLED202間で「明」の状態になる。その隣のLED202との間は、光の指向性Sの弱い側が重なってLED202間で「暗」の状態になる。このように、LED202間で「明」と「暗」が交互に現れる。LED光源装置や液晶表示装置において、このようなLEDモジュールの長手方向が上下方向に多数配置されると、上下のLEDモジュールのLED間で「明」と「暗」が繋がって上下に筋状に人の目に見えてしまうという問題があった。
即ち、複数のLEDの配向特性(指向性S)が平面視で左右、上下または斜め方向で異なる場合であっても、配線長や放熱用の配線面積(銅箔;Cu)を考慮して、LEDの向きを交互煮配列すると、輝度ムラが発生していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止することができるLEDモジュール、このLEDモジュールが用いられたLED光源装置、これらのLEDモジュールまたはLED光源装置をバックライトとして用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明のLEDモジュールは、複数の各LEDのアノードからカソードの方向が全て、隣接するLED間で同一方向になるように基板上に実装されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける複数の各LEDの光出射側をそれぞれ覆うように各光拡散レンズが設けられている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける複数の各LEDにはそれぞれ各光拡散レンズが設けられている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける光拡散レンズは、前記複数の各LEDからの出射光をそれぞれ個別に光拡散して光強度が先端側でフラットになる配光特性を有している。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける基板上に前記LEDからの発熱を放熱するための複数の金属ランド部が、複数の放熱領域として、互いに絶縁された状態で形成されており、該LEDのアノードとカソードは隣接した金属ランド部に跨って電気的に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおいて、前記複数の各LEDのうち、第1のLEDのアノードが前記基板上の第1の放熱領域の下側に接続され、該第1のLEDのカソードが該第2の放熱領域の上側に接続され、第n(nは自然数)のLEDのアノードが第nの放熱領域の下側に接続され、該第nのLEDのカソードがクランク形状の第n+1の放熱領域の左上側に接続され、第n+1のLEDのアノードが該クランク形状の第n+1の放熱領域の右下側に接続され、該第n+1のLEDのカソードが第n+2の放熱領域の上側に接続され、第n+m(mは0または自然数)のLEDのアノードが第n+mの放熱領域の下側に接続され、第n+mのLEDのカソードが第n+(m+1)の放熱領域の上側に接続されているn+m個のLEDの直列構成がp(pは自然数)個配置されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける第1の放熱領域と次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域とが一体的に繋がっており、前記n+m個のLEDの直列構成が前記p個だけ並列配置されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおける第n+(m+1)の放熱領域が、次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域と兼用してクランク形状の放熱領域で構成され、前記n+m個のLEDの直列構成がp個だけ直列配置されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおけるクランク形状の放熱領域は、平面視において、上側の長方形の左側部と下側の長方形の右側部とが連結された形状であり、該クランク形状の放熱領域における長方形の右側部の下側に別の長方形の放熱領域が形成され、該クランク形状の放熱領域における長方形の左側部の上側に別の長方形の放熱領域が形成されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおいて、前記n=1、前記m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、前記n=2、前記m=2で、4個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、前記n=3、前記m=3で、6個のLEDの直列回路がp個並列に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおいて、前記n=1、前記m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、前記n=2、前記m=2で、4個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、前記n=3、前記m=3で、6個のLEDの直列回路がp個直列に接続されている。
さらに、好ましくは、本発明のLEDモジュールにおけるLEDの配光特性は該LEDの中心線から平面視左右または上下で非対称である。
本発明のLED光源装置は、本発明の上記LEDモジュールが一または複数配列されて面発光するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明のLED光源装置において、前記複数の各LEDまたは前記複数の各光拡散レンズのそれぞれが各穴にそれぞれ通されて該複数の各LEDからの出射光を前方に反射させる反射手段が設けられている。
本発明の液晶表示装置は、本発明の上記LED光源装置が液晶パネルの背面側に設けられてバックライトとして用いられたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の液晶表示装置におけるLED光源装置の前記反射手段の反射面と、前記液晶パネルの背面側の下地光学シートまでの距離が、前記LEDモジュールの高さ以上で該LED光源装置の各LEDの搭載ピッチ以下または25mm以下である。
さらに、好ましくは、本発明の液晶表示装置において、前記LED光源装置の各LEDの搭載ピッチが30mm以上100mm以下である。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、複数の各LEDのアノードからカソードの方向が全て、隣接するLED間で同一方向になるように基板上に実装されている。
これによって、各LEDの配列方向が揃っているので、隣接したLED間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性が防止される。
以上により、本発明によれば、各LEDの配列方向が揃っているため、隣接したLED間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止することができる。
本発明のLEDモジュールの実施形態1の構成例を示す平面図である。 図1のLEDモジュールの回路図である。 図1のLEDモジュールの発光状態を示す模式図である。 図1のLEDモジュールを用いたLED光源装置を組み込んだ液晶表示装置の要部縦断面図である。 本発明のLEDモジュールの実施形態2の構成例を示す平面図である。 図5のLEDモジュールの回路図である。 上記実施形態2のLEDモジュールに対応するように複数のLEDが上下2列に配列された従来のLEDモジュールの構成例を示す平面図である。 特許文献1に開示されている従来のLEDモジュールに関する平面図であって、(a)は、LEDを実装する前のプリント配線基板を示す平面図、(b)は、LEDを実装後のLEDモジュールを示す平面図である。 LEDが7つ直列接続された場合の放熱領域を考慮した場合の従来のLEDモジュールにおける平面図である。 図9のLEDモジュールの発光状態を示す模式図である。
以下に、本発明のLEDモジュールの実施形態1、2を用いたLED光源装置を組み込んだ液晶表示装置について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明のLEDモジュールの実施形態1の構成例を示す平面図である。
図1において、本実施形態1のLEDモジュール1は、プリント配線基板2上に図2に示すように複数個(ここでは7個)直列のLED3が配置されている。放熱領域4〜12が正方形、長方形およびクランク形状(平面視上側の長方形の左側部と平面視下側の長方形の右側部とが連結された形状)の銅ランドで構成され、互いに絶縁されていると共に、互いに所定ピッチずれた状態になるように配列されている。即ち、長方形の放熱領域4の右側がクランク形状の放熱領域5の左上側に嵌まり込み、クランク形状の放熱領域5の右下側にクランク形状の放熱領域6の左下側が嵌まり込み、同様に順次、クランク形状の放熱領域7〜10が嵌まり込む。クランク形状の放熱領域10の右下側に長方形状の放熱領域11が、放熱領域10、11の右端と上下で一致するように嵌まり込み、長方形状の放熱領域4の下側でクランク形状の放熱領域5の右側に、正方形状の放熱領域12が、放熱領域4の右端と上下で一致するように嵌まり込む。放熱領域4、12上に渡ってコネクタ13が電気的に接続されている。放熱領域11,12は細い銅ランドで電気的に接続されている。
LED3は、エネルギーが高い青色発光部をマウントし、その上に黄色蛍光体または、赤色および緑色蛍光体を含有した部分を被せて白色光を外部に出射させるが、それらの位置精度の偏りにより、複数のLEDの配向特性(指向性S)が同様に異なっている。
左端のLED3のアノードが放熱領域4の右側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域5の左下側に接続されている。左端から2番目のLED3のアノードが放熱領域5の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域6の左下側に接続されている。左端から3番目のLED3のアノードが放熱領域6の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域7の左下側に接続されている。左端から4番目のLED3のアノードが放熱領域7の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域8の左下側に接続されている。左端から5番目のLED3のアノードが放熱領域8の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域9の左下側に接続されている。左端から6番目のLED3のアノードが放熱領域9の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域10の左下側に接続されている。左端から7番目(右端)のLED3のアノードが放熱領域10の右上側に接続され、そのLED3のカソードが放熱領域11に接続されている。これによって、配線の最短接続や放熱を考慮した配線面積(銅箔;Cu)を確保するために、図2に示すように7個直列のLED3の向きが同じ方向を向くように配置(ここでは平面視上から下の方向にアノードからカソードが向くように配置したが、平面視下から上の方向にアノードからカソードが向くように配置でもよい)されて7個のLED3が左右一列に並べられている。
図3は、図1のLEDモジュール1の発光状態を示す模式図である。
図3において、本実施形態1のLEDモジュール1は、配線の最短接続や放熱用の配線面積(銅箔;Cu)を確保しかつ、複数(ここでは7個)のLED3のアノードからカソードの向きを同一にするために、クランク形状の放熱領域5〜10を用いて7個のLED3を配置している。LED単体の光の指向性(配光特性)としてはLEDの中心から例えば左右で非対称になる傾向があるが、左端のLED3をアノードからカソードの向きを平面視で上から下の方向に配置し、このLED3の光の指向性Sが例えば右側に寄っている場合には、隣接する左端から2番目のLED3はアノードからカソードの向きが、クランク形状の放熱領域5によって平面視で上から下の方向の同じ向きに配置されている。この場合、隣同士の光の指向性Sの強い側と弱い側とが重なり、次に隣合うLED3との間も、光の指向性Sの強い側と弱い側が重なる。このようにして、7個のLED3間で光の指向性Sの強い側と弱い側が重なって、7個全てのLED3間での光強度が均等になる。
図4は、図1のLEDモジュールを用いたLED光源装置を組み込んだ液晶表示装置の要部縦断面図である。
図4において、本実施形態1のLED光源装置16は、面発光のLEDバックライトであり、プリント配線基板2上に、複数個全てのLED3のアノードからカソードの方向が揃って同じ方向に配列され、各LED3上をそれぞれ覆うように光拡散レンズ14がそれぞれ設けられたLEDモジュール1A(光拡散レンズ14がないのがLEDモジュール1)が一または複数個(例えばマトリクス状に複数個)配列され、この配列された一または複数個のLEDモジュール1Aにおける各光拡散レンズ14を反射シート15の各穴にそれぞれ通して設置し、各LED3からの光を、光拡散レンズ14で配光特性をフラットに広げると共に反射シート15で液晶パネル22側に反射させる。
光拡散レンズ14は、透明樹脂(または透明ガラス)により構成され、LED3からの出射光をそれぞれ個別に光拡散して配光特性がフラットになるように、LED3からの出射光の指向性を角度120度から角度140度程度にまで広げている。
本実施形態1の液晶表示装置20Aは、一または複数個のLEDモジュール1Aにより面発光するLED光源装置16と、反射シート21および光拡散レンズ14の上方に設けられ、光拡散レンズ14の表面から所定距離だけ空くように反射シート21からの距離Lだけ離間して設けられた光拡散シートなどを含む光学シート21と、光学シート21上に設けられ、液晶画像表示を可能とする光透過型液晶パネル22とを有している。
この距離Lは、液晶表示装置20(図示せず)、20A自体を薄くするためにLEDモジュール1または1AのLED3の取り付けピッチ以下でLEDモジュール1または1Aの高さ(ここでは2.8mm)以上の寸法範囲内に設定する。LED3の取り付けピッチが50mm(30mm以上100mm以下)の場合には、反射シート21から光学シート21までの距離Lは、2.8mm以上50mm以下の寸法範囲内となる。光拡散レンズ14を用いて光を広げて配光特性をフラットにしているので、LEDモジュール1(または光拡散レンズ14)の高さ以上で各LED3の25mm以下(またはLED搭載ピッチ以下)の寸法範囲内でも、本発明の課題の輝度ムラを解消することができる。この距離Lが大きいほどLED3からの出射光が拡散して、本発明の課題の輝度ムラの発生が抑えられるが、この距離Lが小さいほど、本発明の課題の輝度ムラの発生が顕著になるため、光拡散レンズ14を用いることで、複数個全てのLED3のアノードからカソードの方向が同じ方向に配置される本発明が有効になる。
この距離Lは、光拡散レンズ14によってLED3からの出射光の指向性(配光特性)が広げられていることから、距離Lが低く設定でき、ひいては、液晶表示装置20、20Aの薄型化を実現することができる。
以上により、本実施形態1によれば、複数のLED3のアノードからカソードの方向が全て、隣接するLED3間で同一方向になるように基板上に実装されている。このように、各LED3の配列方向が揃っているため、隣接したLED3間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、複数個のLEDが左右1列に配列されたLEDモジュール1または1Aにおいて、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、複数(ここでは7個)のLED3が左右1列に配列されたLEDモジュール1または1Aについて説明したが、本実施形態2では、複数(ここでは16個)のLEDが上下2列に配列されたLEDモジュールについて説明する。
図5は、本発明のLEDモジュールの実施形態2の構成例を示す平面図である。
図5において、本実施形態2のLEDモジュール1Bは、プリント配線基板2B上に図6に示すように複数個(ここでは4個)直列を複数個(ここでは4個)並列とした合計複数個(ここでは16個)のLED31〜46が配置されている。放熱領域51〜67がクランク形状(平面視上側の長方形の左側部と平面視下側の長方形の右側部とが連結された形状)を含む所定形状の銅ランドで構成され、互いに絶縁されている。
即ち、平面視において、第1の直列回路で、4個のLED31、35、39、43を並列に接続すると共にコネクタ68と接続された所定形状の放熱領域51、放熱領域51の下方に長方形の放熱領域52が位置し、放熱領域52の下方がクランク形状の放熱領域53の左上側に嵌まり込み、クランク形状の放熱領域53の右側が放熱領域51の下方に位置する。クランク形状の放熱領域53の右側の下方に長方形の放熱領域54が位置し、長方形の放熱領域54の下方に長方形の放熱領域55が位置し、放熱領域55は細い銅ランドで電気的にコネクタ68と接続されている。
第2の直列回路で、4個のLED31、35、39、43を並列に接続すると共にコネクタ68と接続された所定形状の放熱領域51、放熱領域51の下方に長方形の放熱領域56が位置し、放熱領域56の下方がクランク形状の放熱領域57の左上側に嵌まり込み、クランク形状の放熱領域57の右側が放熱領域51の下方に位置する。クランク形状の放熱領域57の右側の下方に長方形の放熱領域58が位置し、長方形の放熱領域58の下方に長方形の放熱領域59が位置し、放熱領域59は細い銅ランドで電気的にコネクタ68と接続されている。
第3の直列回路で、4個のLED31、35、39、43を並列に接続すると共にコネクタ68と接続された所定形状の放熱領域51、放熱領域51の下方に長方形の放熱領域60が位置し、放熱領域60の下方がクランク形状の放熱領域61の左上側に嵌まり込み、クランク形状の放熱領域61の右側が放熱領域51の下方に位置する。クランク形状の放熱領域61の右側の下方に長方形の放熱領域62が位置し、長方形の放熱領域62の下方に長方形の放熱領域63が位置し、放熱領域63は細い銅ランドで電気的にコネクタ68と接続されている。
第4の直列回路で、4個のLED31、35、39、43を並列に接続すると共にコネクタ68と接続された所定形状の放熱領域51、放熱領域51の下方に長方形の放熱領域64が位置し、放熱領域64の下方がクランク形状の放熱領域65の左上側に嵌まり込み、クランク形状の放熱領域65の右側が放熱領域51の下方に位置する。クランク形状の放熱領域65の右側の下方に長方形の放熱領域66が位置し、長方形の放熱領域66の下方に長方形の放熱領域67が位置し、放熱領域67は細い銅ランドで電気的にコネクタ68と接続されている。
LED31〜46は、エネルギーが高い青色発光部をマウントし、その上に黄色蛍光体または、赤色および緑色蛍光体を含有した部分を被せて白色光を外部に出射させるが、それらの位置精度の偏りにより、複数のLEDの配向特性(指向性S)が同様に異なっている。
平面視において、第1の直列回路で、左端のLED31のアノードが放熱領域51の左下側に接続され、そのLED31のカソードが放熱領域52の上側に接続されている。LED32のアノードが放熱領域52の下側に接続され、そのLED32のカソードがクランク形状の放熱領域53の左上側に接続されている。LED33のアノードがクランク形状の放熱領域53の右下側に接続され、そのLED33のカソードが放熱領域54の上側に接続されている。LED34のアノードが放熱領域54の下側に接続され、そのLED34のカソードが放熱領域55の上側に接続されている。
第2の直列回路で、LED35のアノードが放熱領域51の左中下側に接続され、そのLED35のカソードが放熱領域56の上側に接続されている。LED36のアノードが放熱領域56の下側に接続され、そのLED36のカソードがクランク形状の放熱領域57の左上側に接続されている。LED37のアノードがクランク形状の放熱領域57の右下側に接続され、そのLED37のカソードが放熱領域58の上側に接続されている。LED38のアノードが放熱領域58の下側に接続され、そのLED38のカソードが放熱領域59の上側に接続されている。
第3の直列回路で、LED39のアノードが放熱領域51の右中下側に接続され、そのLED39のカソードが放熱領域60の上側に接続されている。LED40のアノードが放熱領域60の下側に接続され、そのLED40のカソードがクランク形状の放熱領域61の左上側に接続されている。LED41のアノードがクランク形状の放熱領域61の右下側に接続され、そのLED41のカソードが放熱領域62の上側に接続されている。LED42のアノードが放熱領域62の下側に接続され、そのLED42のカソードが放熱領域63の上側に接続されている。
第4の直列回路で、LED43のアノードが放熱領域51の右下側に接続され、そのLED43のカソードが放熱領域64の上側に接続されている。LED44のアノードが放熱領域64の下側に接続され、そのLED44のカソードがクランク形状の放熱領域65の左上側に接続されている。LED45のアノードがクランク形状の放熱領域65の右下側に接続され、そのLED45のカソードが放熱領域66の上側に接続されている。LED46のアノードが放熱領域66の下側に接続され、そのLED46のカソードが放熱領域67の上側に接続されている。
本実施形態1のLEDモジュール1は、配線の最短接続や放熱用の配線面積(銅箔;Cu)を確保しかつ、複数(ここでは16個)のLED31〜46のアノードからカソードの向きを同一にするために、クランク形状の放熱領域53,57,61,65を用いて16個のLED31〜46を配置している。LED単体の光の指向性(配光特性)としてはLEDの中心から例えば左右で非対称になる傾向があるが、左端のLED31〜46をアノードからカソードの向きを平面視で上から下の方向に配置し、このLED31〜46の光の指向性Sが例えば右側に寄っている場合には、隣同士のLED31,32とLED33,34は、アノードからカソードの向きが、クランク形状の放熱領域53によって平面視で上から下の方向の同じ向きに配置されている。この場合、隣同士の光の指向性Sの強い側と弱い側とが重なり、次に隣合うLED33,34とLED35,36との間も、アノードからカソードの向きが同じで、光の指向性Sの強い側と弱い側が重なる。このようにして、16個のLED31〜46で全て向きが同じであることから、隣同士のLED間で光の指向性Sの強い側と弱い側が重なって光強度がLED間で均等になる。
図4に示すように、本実施形態2のLED光源装置16Cは、面発光のLEDバックライトであり、プリント配線基板2B上に、複数個全てのLED31〜46のアノードからカソードの方向が揃って同じ方向に配列され、各LED31〜46上をそれぞれ覆うように各光拡散レンズ14がそれぞれ設けられたLEDモジュール1C(光拡散レンズ14がないのがLEDモジュール1B)が一または複数個(例えばマトリクス状に複数個)配列され、この配列された一または複数個のLEDモジュール1Cにおける各光拡散レンズ14を反射シート15Bの各穴にそれぞれ通して設置し、各LED31〜46からの光を、各光拡散レンズ14で配光特性をフラットに広げると共に反射シート15Bで液晶パネル22側に反射させる。
光拡散レンズ14は、透明樹脂(または透明ガラス)により構成され、LED31〜46からの出射光をそれぞれ個別に光拡散して配光特性がフラットになるように、LED31〜46からの出射光の指向性Sを角度120度から角度140度程度にまで広げている。
本実施形態2の液晶表示装置20Cは、一または複数個のLEDモジュール1Cにより面発光するLED光源装置16Cと、反射シート21および光拡散レンズ14の上方に設けられ、光拡散レンズ14の表面から所定距離だけ空くように反射シート21からの距離Lだけ離間して設けられた光拡散シートなどを含む光学シート21と、光学シート21上に設けられ、液晶画像表示を可能とする光透過型液晶パネル22とを有している。
この距離Lは、液晶表示装置20B(図示せず)、20C自体を薄くするためにLEDモジュール1Bまたは1CのLED31〜46の取り付けピッチ以下でLEDモジュール1Bまたは1Cの高さ(ここでは2.8mm)以上の寸法範囲内に設定する。LED31〜46の取り付けピッチが30mm(30mm以上100mm以下)の場合には、反射シート15Bから光学シート21までの距離Lは、LEDモジュール1Bまたは1Cの高さの2.8mm以上各LED3の搭載ピッチの25mm以下(またはLED31〜46の取り付けピッチ以下)の寸法範囲内となる。光拡散レンズ14を用いて光を広げて配光特性をフラットにしているので、LEDモジュール1Bまたは1Cの高さ以上(または光拡散レンズ14の高さ以上)で各LED3の搭載ピッチ以下または25mm以下の寸法範囲内でも、本発明の課題の輝度ムラを解消することができる。この距離Lが大きいほどLED31〜46からの出射光が拡散して、本発明の課題の輝度ムラの発生が抑えられるが、この距離Lが小さいほど、本発明の課題の輝度ムラの発生が顕著になるため、光拡散レンズ14を用いることで、複数個全てのLED31〜46のアノードからカソードの方向が同じ方向に配置される本発明が有効になる。
この距離Lは、光拡散レンズ14によってLED31〜46からの出射光の指向性(配光特性)が広げられていることから、距離Lが低く設定でき、ひいては、液晶表示装置20B、20Cの薄型化を実現することができる。
図7には、上記実施形態2のLEDモジュール1Bに対応するように複数のLEDが上下2列に配列された従来のLEDモジュールの構成例を示している。この従来の場合、1列目の複数のLEDはアノードからカソードへの方向が全て同じ方向に揃っているが、2列目の複数のLEDでは1列目の複数のLEDと逆方向に揃っているため、平面視上下のLEDのアノードからカソードへの方向が互いに逆方向になっている。このため、前述したように、上下のLED間で隣の光の指向性Sの強い側または弱い側が重なってLED間で「明」または「暗」の状態になる。複数のLEDモジュールが配置されると、上下のLEDモジュールのLED間で「明」と「暗」が生じて上下に筋状に人の目に見えてしまうが、本実施形態2によれば、各LEDの配列方向が揃っているため、隣接したLED間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、複数個のLEDが上下2列に配列されたLEDモジュール1Bまたは1Cにおいて、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止することができる。
なお、要するに、本発明のLEDモジュールにおいては、複数の各LEDのうち、第1のLEDのアノードがプリント配線基板上の第1の放熱領域の下側に接続され、この第1のLEDのカソードが第2の放熱領域の上側に接続され、・・第n(nは自然数)のLEDのアノードが第nの放熱領域の下側に接続され、第nのLEDのカソードがクランク形状の第n+1の放熱領域の左上側に接続され、第n+1のLEDのアノードがクランク形状の第n+1の放熱領域の右下側に接続され、第n+1のLEDのカソードが第n+2の放熱領域の上側に接続され、第n+m(mは0または自然数)のLEDのアノードが第n+mの放熱領域の下側に接続され、第n+mのLEDのカソードが第n+(m+1)の放熱領域の上側に接続されているn+m個のLEDの直列構成がp(pは自然数)個配置されていてもよい。
この場合の第n+(m+1)の放熱領域が、次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域と兼用してクランク形状の放熱領域で構成され、n+m個のLEDの直列構成がp個だけ直列配置されていてもよい。この場合に、n=1、m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、n=2、m=2で、4個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、n=3、m=3で、6個のLEDの直列回路がp個直列に接続されていてもよい。上記実施形態1では、n=1、m=0で、1個のLEDの回路がp個(ここではp=7個)直列に接続されている場合を示している。このとき、「クランク形状の第n+1の放熱領域」が第n+(m+1)の放熱領域と同一になり、「クランク形状の第n+1の放熱領域」が次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域と兼用してクランク形状の放熱領域で構成され、n+m個のLEDの直列構成がp個だけ直列配置されている。
また、図5の放熱領域51のように第1の放熱領域と次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域とが一体的に繋がっており、n+m個のLEDの直列構成がp個だけ並列配置されていてもよい。この場合に、n=1、m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、n=2、m=2で、4個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、n=3、m=3で、6個のLEDの直列回路がp個並列に接続されていてもよい。上記実施形態2では、n=2、m=2で、4個のLEDの直列回路がp個(ここではp=4個)並列に接続されている場合を示している。
なお、上記実施形態1,2の光拡散レンズ14は、複数の各LEDの光出射側をそれぞれ覆うように設けたが、これに限らず、複数の各LEDにそれぞれ各光拡散レンズが設けられていてもよい。
また、上記実施形態1,2では、特に詳細には説明しなかったが、光拡散レンズ14は、複数の各LEDからの出射光をそれぞれ個別に光拡散して光強度が先端側でフラットになる配光特性を有しているが、光拡散レンズ14がない場合には、LEDの配光特性は光強度が前方に突き出た配光特性であり、これに対して光拡散レンズ14を設けることにより、光強度が先端側でフラットになる配光特性になる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、一または複数の発光ダイオード(LED)が実装されたLEDモジュール、このLEDモジュールが一または複数用いられたLED光源装置、LEDモジュールまたはLED光源装置がバックライトとして用いられた液晶表示装置の分野において、各LEDの配列方向が揃っているため、隣接したLED間で「明」と「暗」が交互に現れることはなく、配線長を最短にしかつ放熱用の配線面積を維持しつつ、LEDの配向特性(指向性S)の非対称性による輝度の不均一性を防止することができる。
1、1A、1B、1C LEDモジュール
2、2B プリント配線基板(基板)
3、31〜46 LED(発光ダイオード)
4〜12、51〜67 放熱領域
13、68 コネクタ(配線接続装置)
14 光拡散レンズ(レンズ)
15、15B 反射シート(反射手段)
16、16C LED光源装置
20、20A、20B、20C 液晶表示装置
21 光学シート(下地光学シート)
22 光透過型液晶パネル(液晶パネル)
L 距離
S 光の指向性(配光特性)

Claims (17)

  1. 複数の各LEDのアノードからカソードの方向が全て、隣接するLED間で同一方向になるように基板上に実装されているLEDモジュール。
  2. 前記複数の各LEDの光出射側をそれぞれ覆うように各光拡散レンズが設けられた請求項1に記載のLEDモジュール。
  3. 前記複数の各LEDにはそれぞれ各光拡散レンズが設けられている請求項1に記載のLEDモジュール。
  4. 前記光拡散レンズは、前記複数の各LEDからの出射光をそれぞれ個別に光拡散して光強度が先端側でフラットになる配光特性を有している請求項2または3に記載のLEDモジュール。
  5. 前記基板上に前記LEDからの発熱を放熱するための複数の金属ランド部が、複数の放熱領域として、互いに絶縁された状態で形成されており、該LEDのアノードとカソードは隣接した金属ランド部に跨って電気的に接続されている請求項1に記載のLEDモジュール。
  6. 前記複数の各LEDのうち、第1のLEDのアノードが前記基板上の第1の放熱領域の下側に接続され、該第1のLEDのカソードが該第2の放熱領域の上側に接続され、第n(nは自然数)のLEDのアノードが第nの放熱領域の下側に接続され、該第nのLEDのカソードがクランク形状の第n+1の放熱領域の左上側に接続され、
    第n+1のLEDのアノードが該クランク形状の第n+1の放熱領域の右下側に接続され、該第n+1のLEDのカソードが第n+2の放熱領域の上側に接続され、第n+m(mは0または自然数)のLEDのアノードが第n+mの放熱領域の下側に接続され、第n+mのLEDのカソードが第n+(m+1)の放熱領域の上側に接続されているn+m個のLEDの直列構成がp(pは自然数)個配置されている請求項1に記載のLEDモジュール。
  7. 前記第1の放熱領域と次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域とが一体的に繋がっており、前記n+m個のLEDの直列構成が前記p個だけ並列配置されている請求項6に記載のLEDモジュール。
  8. 前記第n+(m+1)の放熱領域が、次のn+m個のLEDの直列構成における第1の放熱領域と兼用してクランク形状の放熱領域で構成され、前記n+m個のLEDの直列構成がp個だけ直列配置されている請求項6に記載のLEDモジュール。
  9. 前記クランク形状の放熱領域は、平面視において、上側の長方形の左側部と下側の長方形の右側部とが連結された形状であり、該クランク形状の放熱領域における長方形の右側部の下側に別の長方形の放熱領域が形成され、該クランク形状の放熱領域における長方形の左側部の上側に別の長方形の放熱領域が形成されている請求項6または8に記載のLEDモジュール。
  10. 前記n=1、前記m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、前記n=2、前記m=2で、4個のLEDの直列回路がp個並列に接続されているかまたは、前記n=3、前記m=3で、6個のLEDの直列回路がp個並列に接続されている請求項7に記載のLEDモジュール。
  11. 前記n=1、前記m=0または1で、1個のLEDの回路または2個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、前記n=2、前記m=2で、4個のLEDの直列回路がp個直列に接続されているかまたは、前記n=3、前記m=3で、6個のLEDの直列回路がp個直列に接続されている請求項8に記載のLEDモジュール。
  12. 前記LEDの配光特性は該LEDの中心線から平面視左右または上下で非対称である請求項1に記載のLEDモジュール。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のLEDモジュールが一または複数配列されて面発光するLED光源装置。
  14. 前記複数の各LEDまたは前記複数の各光拡散レンズのそれぞれが各穴にそれぞれ通されて該複数の各LEDからの出射光を前方に反射させる反射手段が設けられた請求項13に記載のLED光源装置。
  15. 請求項13または14に記載のLED光源装置が液晶パネルの背面側に設けられてバックライトとして用いられた液晶表示装置。
  16. 求項13または14に記載のLED光源装置の前記反射手段の反射面と、前記液晶パネルの背面側の下地光学シートまでの距離が、前記LEDモジュールの高さ以上で該LED光源装置の各LEDの搭載ピッチ以下または25mm以下である請求項15に記載の液晶表示装置。
  17. 前記LED光源装置の各LEDの搭載ピッチが30mm以上100mm以下である請求項16に記載の液晶表示装置。
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