JP3268183B2 - 積層プラスチックボトル - Google Patents

積層プラスチックボトル

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JP3268183B2
JP3268183B2 JP30940395A JP30940395A JP3268183B2 JP 3268183 B2 JP3268183 B2 JP 3268183B2 JP 30940395 A JP30940395 A JP 30940395A JP 30940395 A JP30940395 A JP 30940395A JP 3268183 B2 JP3268183 B2 JP 3268183B2
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air hole
outer layer
mouthpiece
plastic bottle
bottle body
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彰 西上
孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0037Containers
    • B05B11/0039Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means
    • B05B11/0044Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物の減少に伴
って内側層が外側層から剥離し収縮する積層プラスチッ
クボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の積層プラスチックボトルとして
は、本出願人が先に出願を行い既に出願公開された特開
平4−339759号公報や特開平5−310265号
公報等に記載されたものがある。
【0003】図15及び図16は、フランジを備えた口
筒部に空気孔を設けた積層プラスチックボトルを示し、
図15は前記積層プラスチックボトルの斜視図であり、
図16は前記積層プラスチックボトルの右半分を断面で
示した側面図である。
【0004】この積層プラスチックボトル51は、外側
層53の内側に内側層55が剥離可能に積層された2層
を備え、注出キャップ57が装着される口筒部59が設
けられたボトル本体61と、ボトル本体61の前記口筒
部59における外側層53だけを貫通した空気孔63
と、空気孔63の下部に位置する前記口筒部59の周囲
に突出して設けられたフランジ65とから構成されてい
る。
【0005】ここで、注出キャップ57はポンプ機構6
7を口筒部59に装着するためのものである。尚、図1
6ではポンプ機構67を省略している。
【0006】係る積層プラスチックボトル51において
ポンプ機構67を動作させて内容物を注出すると、内容
物の減少に伴って内側層55が外側層53から剥離して
収縮変形し、内側層55と外側層53との間に空間が形
成される。そして、空気が外部から空気孔63を通って
負圧になった前記空間に充填される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように空
気が負圧になった前記空間に充填される場合、風呂場で
シャワーを使用している時等、注出キャップ57下面に
水滴が溜まっていると注出キャップ57とフランジ65
間及び注出キャップ57と口筒部59間に形成される狭
い隙間66による毛管現象が発生して前記空間に水滴を
吸い込んでしまう。このため、内容物が減少しているに
も関わらず、吸い込んだ水滴64により内容物の残量が
不明確となる場合もあった。
【0008】そこで、本発明は、このような従来技術の
問題点に鑑みてなされたものであり、空気孔から水滴を
吸い込まない積層プラスチックボトルを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。以下に、本発明の
ポイントを簡単に述べる。
【0010】本発明は、互いに剥離可能に積層された内
側層と外側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが
装着される口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本
体の前記口筒部における外側層だけを貫通した空気孔と
を具備する積層プラスチックボトルにおいて、少なくと
も前記空気孔の下方に位置する周方向と同一位置であっ
て前記口筒部の外周面と前記注出キャップとの間に、毛
管現象による水の上昇を阻止する隙間部が設けられてい
ることを特徴とする積層プラスチックボトルである(請
求項1に対応)。
【0011】本発明の積層プラスチックボトルは、ポン
プ機構を動作して内容物を注出すると内容物の減少に伴
ってボトル内部が負圧となり内側層が外側層から剥離す
る。そして、外部から空気孔を通った空気は内側層が外
側層から剥離した空間に充填される。
【0012】口筒部の外周面と注出キャップとの間に設
けた前記隙間部が毛管現象の発生を防ぎ、空気孔から内
側層と外側層との間の空間に水滴が侵入するのを防止す
る。
【0013】毛管現象による水滴の上昇を防止するに
は、前記空気孔の周辺で口筒部外壁の周方向を平面とし
てもよい(請求項2に対応)。前記隙間部を設けること
になるからである。
【0014】また、前記口筒部の空気孔の下部に位置す
る部位には、空気孔を設けた部位の外径よりも小外径の
小径部を設けてもよい(請求項3に対応)。注出キャッ
プと口筒部間の距離を大きくすることができるため、毛
管現象の発生を防止することができるからである。
【0015】さらに、本発明は、互いに剥離可能に積層
された内側層と外側層の少なくとも2層を備えた胴部
と、胴部の上部に設けられた肩部と、肩部から上方に延
び注出キャップが装着される口筒部と、前記口筒部にお
ける外側層だけを貫通した空気孔とを具備する積層プラ
スチックボトルにおいて、少なくとも前記空気孔の下方
に位置する周方向と同一位置であって前記肩部の上面と
前記口筒部の下端面との間に、毛管現象による水の上昇
を阻止する隙間部が設けられていることを特徴とする積
層プラスチックボトルである(請求項4に対応)。口筒
部の外周面と注出キャップとの間に設けた前記隙間部が
毛管現象の発生を防ぎ、空気孔から内側層と外側層との
間の空間に水滴が侵入するのを防止することができるか
らである。
【0016】毛管現象による水滴の上昇を防止するに
は、フランジの形状が空気孔の下部に位置する部位に切
り欠き部を設けてもよい(請求項5に対応)。注出キャ
ップとボトル本体の上部間の距離を大きくすることによ
り、毛管現象の発生を防ぎ水滴の上昇を防止することが
できるからである。
【0017】また、フランジの形状は、空気孔の近傍の
みに切り欠き部を設けるのではなくフランジの周方向略
全域に分散して切り欠き部を設けてもよい(請求項6に
対応)。注出キャップと肩部間の距離を大きくすること
により、毛管現象の発生を防止することができるからで
ある。また、フランジ上面の面積が小さいため、たとえ
フランジ上部に水滴が付着し毛管現象により口筒部の上
部へ上昇しても、その絶対量を少さくできるからであ
り、これによってボトルが横転した時に空気孔へ流れ込
む水滴を極力少なくすることができる。
【0018】さらに、フランジの形状は、フランジの高
さが、空気孔の下部から周方向へ離隔するに従って連続
的に増加するものでもよい(請求項7に対応)。注出キ
ャップと肩部間の距離を大きくすることにより、毛管現
象の発生を防ぎ水滴の上昇を防止することができ、フラ
ンジ上に付着した水滴をフランジの傾斜によりフランジ
の外部に排除することができるからである。
【0019】〈本発明の原材料〉外側層は例えば高密度
ポリエチレンで構成することができ、内側層は例えばナ
イロンで構成することができる。
【0020】尚、ナイロンは水分透過性が高いので、ナ
イロンの内側にガスバリア性に富む他の樹脂層(「アド
マ−」等)を積層して内側層として、内側層の水分透過
性を減少せしめることも可能である。
【0021】但し、外側層、内側層の原材料は前記の例
に限るものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図14の図面に基いて説明する。
【0023】〔第1の実施の形態〕図1は本発明による
積層プラスチックボトルの第1の実施の形態における斜
視図であり、図2は右半分を断面で示した側面図であ
る。
【0024】図1において、ボトル本体1は円筒状の胴
部3と胴部3の上部に連なる円筒状の口筒部5とを備え
ている。ボトル本体1は、口筒部5から胴部3の底部7
に至るまでその全体が、外側層9と内側層11とを積層
して構成されている。外側層9と内側層11は、1本の
帯状の接合部13において接合されているが、接合部1
3以外の部位では外側層9と内側層11が当接している
だけで剥離可能になっている。口筒部5の上部にはネジ
山15が備えられ、ネジ山15の下部における外側層9
には、接合部13から180度離れた部位に空気孔17
が設けられている。空気孔17は外側層9だけを貫通し
ており、内側層11には貫通していない。空気孔17の
周辺で口筒部5の外壁周方向は平面19となっている。
【0025】前記ボトル本体1の口筒部5には手動のポ
ンプ機構20が装着されており、ポンプ機構20は前記
ネジ山15と螺合する注出キャップ21が備えられてい
る。
【0026】図2が示すように、注出キャップ21を口
筒部5に螺合固定した状態においては、注出キャップ2
1の底部23は空気孔17を覆う位置に配され、注出キ
ャップ21の底部23と口筒部5との間には大きな隙間
25が形成される。
【0027】前記構成において、ポンプ機構20を作動
させると、ボトル本体1内部に収容された図示しない内
容物が外部に注出される。このボトル本体1は内容物の
減少に伴い内側層11が外側層9から剥離し収縮する。
内側層11のいずれの部位から剥離が始まるかは、内側
層11の肉厚分布によって決まるが通常は接合部13か
ら離れた位置から始まる。
【0028】内側層11の剥離が進行すると、外側層9
と内側層11との間に形成された図示しない内部空間と
ボトル本体1の外部間に圧力差が生じる。ここで、肩部
27に水滴29が存在しても注出キャップ21の底部2
3と口筒部5との間には大きな隙間25(隙間部)が存
在するため、毛管現象は発生せず水滴29が空気孔17
の近傍に引き寄せられることはない。従って、水滴29
が空気孔17から外側層9と内側層11の間の空間に侵
入することはない。
【0029】〔第2の実施の形態〕図3及び図4は本発
明による積層プラスチックボトルの第2の実施の形態を
示し、図3は斜視図を示し、図4は右側を断面で示した
側面図である。
【0030】第2の実施の形態は、空気孔17下部の口
筒部5の少なくとも一部の外径が口筒部5の上部の外径
より小さい形状、図中では断面略半円形の溝31を口筒
部5の周方向に設けたものである。図中同一態様部分に
は同一符号を付して説明を省略する。尚、溝31の形状
は断面略半円形の他、矩形状等でもよい。
【0031】第2の実施の形態においては、断面略半円
形の溝31によって、図示しない注出キャップ21と口
筒部5との間に大きな隙間25(隙間部)が形成される
ため毛管現象が発生しない。従って、水滴29が空気孔
17から外側層9と内側層11の間の空間に侵入するこ
とはない。
【0032】〔第3の実施の形態〕図5及び図6は本発
明による積層プラスチックボトルの第3の実施の形態を
示し、図5は斜視図を示し、図6は右側を断面で示した
側面図である。
【0033】第3の実施の形態は、空気孔17の下部に
位置する口筒部5の周囲に設けられたフランジ33にお
いて、空気孔17の下部に位置する部位に切り欠き部3
5を設けたものである。図中同一態様部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0034】第3の実施の形態においては、水滴29が
肩部27に付着しても注出キャップの底部23と胴部3
との間に大きな隙間37(隙間部)が存在するため、毛
管現象は発生せず水滴29が空気孔17の近傍に引き寄
せられることはない。従って、水滴29が空気孔17か
ら外側層9と内側層11の間の空間に侵入することはな
い。尚、切り欠き部35の形状は矩形状には限られな
い。
【0035】図7及び図8は第3の実施の形態において
フランジ33の形状を変更した変形例を示す。図7は係
る変形例の平面図であり、図8はその斜視図である。
【0036】この変形例のフランジ33は、円形のフラ
ンジ33に空気孔17の下部に位置する口筒部5の接線
方向に切り欠き部35を設けたものである。図中同一態
様部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】この変形例においては、図示しない注出キ
ャップ21を口筒部5に装着させたとき、空気孔17の
下部には注出キャップ21の底部23と肩部27間の隙
間37が設けられ、空気孔17の周方向近傍においても
同様の隙間37が設けられている。従って、水滴29が
肩部27に付着しても毛管現象は発生せず、たとえ、水
滴29がフランジ33の上部に付着して毛管現象が発生
しても、空気孔17の近傍ではないため、水滴29が空
気孔17に引き寄せられる場合も少ない。従って、水滴
29が空気孔17から外側層9と内側層11の間の空間
に侵入することはない。
【0038】〔第4の実施の形態〕図9及び図10は本
発明による積層プラスチックボトルの第4の実施の形態
を示し、図9は上面図を示し、図10は斜視図を示す。
【0039】第4の実施の形態は、口筒部5に設けた空
気孔17の下部のフランジ33形状が楕円形をしている
ものであり、環状のフランジ33に比べ大きな切り欠き
部35を設けたものである。図中同一態様部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0040】第4の実施の形態では、図示しない注出キ
ャップ21を口筒部5に装着させたとき、注出キャップ
の底部23と肩部27間の隙間37が空気孔17の周方
向において広く設けられている。従って、水滴29が肩
部27に付着しても空気孔17の周方向周辺では毛管現
象は発生せず、水滴29がフランジ33の上部に付着し
て毛管現象が発生したとしても、空気孔17の近傍では
ないため水滴29が空気孔17に引き寄せられる場合も
少ない。従って、水滴29が空気孔17から外側層9と
内側層11の間の空間に侵入することはない。
【0041】図11及び図12は第4の実施の形態にお
ける変形例を示す。図11は係る変形例の平面図であ
り、図12はその斜視図である。
【0042】この変形例においては、空気孔17の下部
に位置する口筒部5の接線方向と係る位置から周方向に
180度離隔した位置に切り欠き部35aが設けられ、
他の周方向には、径方向内側にへこんだ複数の切り欠き
部35bが分散して設けられている。
【0043】この変形例では、図示しない注出キャップ
21を口筒部5に装着させたとき、空気孔17の下部で
注出キャップの底部23と肩部27間には大きな切り欠
き部35aが設けられるため、毛管現象は発生せず肩部
27に付着した水滴29が空気孔17の近傍に引き寄せ
られることはない。また、凹凸を有する面にも注出キャ
ップの底部23と肩部27間には小さな切り欠き部35
bが設けられるため、毛管現象は発生せず肩部27に付
着した水滴29が空気孔17の近傍に引き寄せられるこ
とはない。さらに、フランジ33の上面の面積は円環状
のフランジに比べて小さいため、フランジ33上に水滴
29が付着しても毛管現象により上昇する水滴29の量
を抑えることができる。このため、ボトル本体1が横転
した時に空気孔17へ流れ込む水滴29を極力少なくす
ることができる。従って、水滴29が空気孔17から外
側層9と内側層11の間の空間に侵入することはない。
【0044】〔第5の実施の形態〕図13及び図14は
本発明による積層プラスチックボトルの第5の実施の形
態を示し、図13は斜視図を示し、図14は右側を断面
で示した側面図である。
【0045】第5の実施の形態は、フランジ33の高さ
が空気孔17の下部から周方向に離隔するに従って連続
的に増加し、空気孔17から周方向へ90度離隔した部
位で最大となり、空気孔17から180度離隔する部位
に向かって再び連続的に減少するものである。図中同一
態様部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0046】第5の実施の形態においては、フランジ3
3の上面に付着した水滴29が重力により肩部27に自
然排出され、空気孔17の近傍では注出キャップ21と
フランジ31間の隙間39が広く設けられているため、
空気孔17の近傍では毛管現象が発生しない。従って、
水滴29が空気孔17から外側層9と内側層11の間の
空間に侵入することはない。
【0047】
【実施例】外側層9をポリエチレンで構成し、内側層1
1をナイロンで構成し、外側層9と内側層11とをアド
マ−(商品名、三井石油化学株式会社製)で接合して接
合部13を形成し、接合部13と180度の位置に空気
孔17を設けてボトル本体1を製造したところ、良好な
結果が得られた。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
注出キャップとフランジ間、注出キャップと肩部間及び
注出キャップと口筒部間に隙間部を設けたことにより、
毛管現象の発生を阻止することができ、その結果、空気
孔から水滴が外側層9と内側層11の間の空間に流れ込
むことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの右半分を断面で示した側面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの斜視図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの右半分を断面で示した側面図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの斜視図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの右半分を断面で示した側面図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの変形例の平面図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの変形例の斜視図である。
【図9】 本発明の第4の実施の形態における積層プラ
スチックボトルの平面図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態における積層プ
ラスチックボトルの斜視図である。
【図11】 本発明の第4の実施の形態における積層プ
ラスチックボトルの変形例の平面図である。
【図12】 本発明の第4の実施の形態における積層プ
ラスチックボトルの変形例の斜視図である。
【図13】 本発明の第5の実施の形態における積層プ
ラスチックボトルの斜視図である。
【図14】 本発明の第5の実施の形態における積層プ
ラスチックボトルの右半分を断面で示した側面図であ
る。
【図15】 従来の積層プラスチックボトルの斜視図で
ある。
【図16】 従来の積層プラスチックボトルの右半分を
断面で示した側面図である。
【符号の説明】
1 ボトル本体 3 胴部 5 口筒部 9 外側層 11 内側層 13 胴部 17 空気孔 19 平面 21 注出キャップ 25 隙間(隙間部) 27 肩部 31 溝(小径部) 33 フランジ 35 切り欠き部 37 隙間(隙間部) 39 隙間(隙間部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 8/16 B32B 1/02 B65D 77/06 B65D 83/76

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔とを具備す
    る積層プラスチックボトルにおいて、 少なくとも前記空気孔の下方に位置する周方向と同一位
    置であって前記口筒部の外周面と前記注出キャップとの
    間に、毛管現象による水の上昇を阻止する隙間部が設け
    られていることを特徴とする積層プラスチックボトル。
  2. 【請求項2】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔とを具備す
    る積層プラスチックボトルにおいて、 前記空気孔の周辺で口筒部外壁の周方向が平面であるこ
    とを特徴とする積層プラスチックボトル。
  3. 【請求項3】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔とを具備す
    る積層プラスチックボトルにおいて、 前記口筒部の空気孔の下部に位置する部位には、空気孔
    を設けた部位の外径よりも小外径の小径部が設けられて
    いることを特徴とする積層プラスチックボトル。
  4. 【請求項4】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備えた胴部と、胴部の上部に設
    けられた肩部と、肩部から上方に延び注出キャップが装
    着される口筒部と、前記口筒部における外側層だけを貫
    通した空気孔とを具備する積層プラスチックボトルにお
    いて、 少なくとも前記空気孔の下方に位置する周方向と同一位
    置であって前記肩部の上面と前記口筒部の下端面との間
    に、毛管現象による水の上昇を阻止する隙間部が設けら
    れていることを特徴とする積層プラスチックボトル。
  5. 【請求項5】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔と、空気孔
    の下部に位置する前記口筒部の周囲に突出して設けられ
    たフランジとを具備する積層プラスチックボトルにおい
    て、 前記フランジには、空気孔の下部に位置する部位に切り
    欠き部が設けられていることを特徴とする積層プラスチ
    ックボトル。
  6. 【請求項6】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔と、空気孔
    の下部に位置する前記口筒部の周囲に突出して設けられ
    たフランジとを具備する積層プラスチックボトルにおい
    て、 前記フランジには、その周方向略全域に分散して切り欠
    き部が設けられていることを特徴とする積層プラスチッ
    クボトル。
  7. 【請求項7】 互いに剥離可能に積層された内側層と外
    側層の少なくとも2層を備え、注出キャップが装着され
    る口筒部が設けられたボトル本体と、ボトル本体の前記
    口筒部における外側層だけを貫通した空気孔と、空気孔
    の下部に位置する前記口筒部の周囲に突出して設けられ
    たフランジとを具備する積層プラスチックボトルにおい
    て、 前記フランジの高さが、空気孔の下部から周方向へ離隔
    するに従って連続的に増加することを特徴とする積層プ
    ラスチックボトル。
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