JP3267941B2 - 防犯カメラ装置 - Google Patents

防犯カメラ装置

Info

Publication number
JP3267941B2
JP3267941B2 JP34756398A JP34756398A JP3267941B2 JP 3267941 B2 JP3267941 B2 JP 3267941B2 JP 34756398 A JP34756398 A JP 34756398A JP 34756398 A JP34756398 A JP 34756398A JP 3267941 B2 JP3267941 B2 JP 3267941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
frame information
difference
security camera
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34756398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000175086A (ja
Inventor
貴之 金津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP34756398A priority Critical patent/JP3267941B2/ja
Publication of JP2000175086A publication Critical patent/JP2000175086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3267941B2 publication Critical patent/JP3267941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋、ビル等の玄
関、内部等に防犯用として設置される防犯カメラ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような防犯カメラ装置として
は、例えば、実開平2−119759号に記載されてい
るように、画素情報を時間間隔をとって両者を比較する
ことにより、それらに違いがある場合、移動体であると
認知する移動体検出装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平2−119759号に記載された装置では、撮影さ
れた映像の移動量が大きい場合、即ち、画面の映像全体
が移動するような場合、時間間隔をとって両者を比較
し、その差分データを記録媒体に記録しようとすると、
差分データの容量が大きくなるため、記録媒体の容量が
大きくなってしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、映像
の移動量が大きくてもデータ容量が増大することなく、
データ圧縮率を高めることが可能な防犯カメラ装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防犯カメラ装置
は、上記目的を達成するため、所定の撮影位置に固定
し、前記撮影位置で監視対象を撮影することにより前記
撮影位置における状況を監視する防犯カメラ装置におい
て、前記撮影位置で予め動くものがない状態で撮影され
た基準フレーム情報と現在撮影された現フレーム情報と
の差分を圧縮する手段と、前回撮影された前フレーム情
報と現在撮影された現フレーム情報との差分を圧縮する
手段と、圧縮された両方の差分圧縮情報のサイズを比較
する手段と、前記比較手段の比較結果に基づいてサイズ
の小さい方の圧縮情報を記録媒体に記録する手段とを備
えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
防犯カメラ装置の一実施形態の外観を示す斜視図であ
る。図1において、まず、防犯カメラ装置1は、大別し
て撮影部2と圧縮・記録部3から成っている。撮影部2
には、レンズ、CCD等(図示せず)が用いられ、撮影
された映像情報は電気信号に変換され、圧縮・記録部3
に送られる。圧縮・記録部3は、詳しく後述するように
撮影部2から送られた映像情報を処理し、圧縮情報を記
録媒体に記録する。
【0007】また、防犯カメラ装置1には、複数のメモ
リが設けられている。まず、防犯カメラ装置1の所定の
設置場所で基準フレーム情報(予め人がいない時に撮影
を行った場合のフレームで、記録する全フレームの基準
となるもの)を格納する基準フレーム用不揮発メモリが
設けられている。更に、前回のフレーム情報を格納する
前フレーム用メモリ、現在のフレーム情報を格納する現
フレーム用メモリ、前フレーム情報と現フレーム情報と
の圧縮データの差分データ、基準フレーム情報と現フレ
ーム情報との圧縮データの差分データのうちサイズの小
さい方を格納する圧縮後差分情報用メモリが設けられて
いる。
【0008】記録・圧縮部3には、着脱可能な大容量記
録媒体、及びこの記録媒体に撮影された映像情報を記録
する記録装置が設けられている。大容量記録媒体は複数
装着することが可能で、内部に設けられたオートチェン
ジャー機構(図示せず)により自動的に内部の記録媒体
を交換することが可能である。また、すべての記録媒体
が記録済みになった時は記録された日付の古い順に映像
情報を消去し、サイクリックに記録媒体を使用すること
が可能である。更に、撮影部2に解像度が高く高速に処
理を行うCCDを用いることにより、記録する画像のブ
レを少なくし、画像分析の際の認識率を向上ることが可
能である。なお、4は大容量記録媒体の挿入口、5は挿
入口4を開閉するためのボタンである。
【0009】図2は本実施形態の動作を説明するための
説明図である。以下、図2に基づいて本実施形態の具体
的な動作について説明する。図2において、まず、防犯
カメラ装置1を所定の場所(例えば、家屋の玄関、店舗
の内部等)に設置し、防犯カメラ装置1を設置した時点
で圧縮・記録部2により基準フレーム情報を大容量の記
録媒体に可逆圧縮を行って記録しておく。基準フレーム
情報は防犯カメラ装置1の設置場所で、予め人、自動車
等の動くものがない時の基準となる映像情報である。
【0010】次いで、撮影開始において、この時はま
だ前フレーム情報がメモリにないため、基準フレーム情
報と撮影部2により現在撮影された現フレーム情報との
差分(−現)をとり、これを圧縮して(−圧)、圧
縮後差分情報用メモリに格納し、同じ圧縮情報を記録媒
体に記録する。圧縮方式としては、例えば、Motion JPE
G (Joint Photo-graphic Image Coding Experts Grou
p)、又はMPEG4 (Moving Picture Experts Group Phas
e4 )のいずれかを用いるものとする。圧縮・記録部2
では、圧縮情報(−圧)を展開した情報と基準フレー
ム情報から前回のフレーム情報である前フレーム情報を
計算により求め(−前)、これを前フレーム用メモリ
に格納する。
【0011】2フレーム目の撮影においては圧縮・記
録部2では、基準フレーム情報と現在撮影された現フレ
ーム情報(−現)との差分、前フレーム情報(−
前)と現フレーム情報との差分をそれぞれ圧縮し、且
つ、両方の圧縮情報のサイズを比較し、サイズの小さい
方を圧縮後差分情報用メモリに格納する。この場合は、
前フレーム情報と現フレーム情報との差分の方が小さい
ものとし、これを(−圧)、圧縮後差分情報用メモリ
に格納する。
【0012】また、同じ(−圧)情報、圧縮の際に前
フレーム情報を用いているため、前フレーム情報を用い
ていること(1ビットデータで0)、撮影年月日や日時
情報等を記録媒体に記録する。記録媒体への記録を終了
すると、同様に圧縮情報(−圧)を展開した情報と現
フレーム情報から前フレーム情報を計算し(−前)、
前フレーム用メモリに格納する。
【0013】次に、3フレーム目の撮影において、2
フレーム目の撮影の場合と同様に基準フレーム情報と
現在撮影された現フレーム情報(−現)との差分、前
フレーム情報(−前)と現フレーム情報との差分をそ
れぞれ圧縮し、且つ、両方の圧縮情報のサイズを比較
し、サイズの小さい方を圧縮後差分情報用メモリに格納
する。この場合は、基準フレーム情報と現フレーム情報
との差分の方が小さいものとし、これを(−圧)、圧
縮後差分情報用メモリに格納する。また、同じ(−
圧)情報、圧縮に基準フレーム情報を用いたこと(1ビ
ットデータで1)、撮影年月日や日時情報等を記録媒体
に記録する。
【0014】次いで、圧縮後情報(−圧)を展開した
情報と、基準フレーム情報から前フレーム情報を計算し
(−前)、前フレーム用メモリに格納する。以下、同
様の処理を繰り返し行い、基準フレーム情報と現フレー
ム情報との圧縮情報の差分と、前フレーム情報と現フレ
ーム情報との圧縮情報の差分を比較し、サイズの小さい
方の圧縮情報を記録媒体に格納していく。なお、撮影が
中断したり、防犯カメラ装置1の電源が切れたりしてメ
モリ内の前フレーム情報が消失した時は、再度撮影の
動作からやり直す。
【0015】ここで、本実施形態では、基準フレーム情
報と現フレーム情報の差分と、前フレーム情報と現フレ
ーム情報の差分を比較し、サイズの小さい方を記録媒体
に記録しているが、これは、以下のような理由に基づい
ている。 (1)撮影された映像の移動量が大きい場合、前フレー
ム情報と現フレーム情報の差分情報は基準フレーム情報
と現フレーム情報の差分情報よりも大きくなる傾向にあ
る。 (2)基準フレーム情報と現フレーム情報との差分のみ
では、基準フレームが意味を持たなくなった場合、例え
ば、防犯カメラの位置がずれた場合、差分情報が極端に
増加する。
【0016】従って、例えば、防犯カメラ装置1の作動
中に現フレームから人等がいなくなった場合、即ち、基
準フレーム撮影時の状態に戻った場合、基準フレーム情
報と現フレーム情報との圧縮データの差分を記録媒体に
記録する代わりに、予め記録媒体に持っている基準フレ
ーム情報をそのまま使用することができるため、差分を
記録媒体に記録する必要がない。よって、画面の映像全
体が移動し、また、基準フレームを撮影した状態に戻る
ような大きな移動が頻繁に起こるような場合には、前フ
レーム情報と現フレーム情報の差分情報を記録する方式
に比べ、記録するデータ容量を小さくすることができ
る。
【0017】このように本実施形態では、圧縮率を上げ
るために全体的に小さい変化(例えば明度の些細なブレ
や滲み等)は無視し、部分的に大きな変化のみを記録媒
体に記録している。防犯カメラで重要なのは部分的に大
きな変化であるため、基準フレーム情報と現フレーム情
報の圧縮データの差分と、前フレーム情報と現フレーム
情報の圧縮データの差分のうちサイズの小さい方を記録
媒体に記録することにより、防犯カメラで重要な映像の
部分的に大きな変化は捕らえながらも、効果的に映像情
報の圧縮率を向上することができる。
【0018】次に、記録媒体の記録情報の再生方法につ
いて図3を参照しながら説明する。図3において、ま
ず、防犯カメラ装置1で記録媒体に記録された映像を再
生するには再生専用の再生装置(図示せず)が用いられ
る。記録媒体の情報を再生する場合、最初に記録媒体か
ら基準フレーム情報を読み込み、1フレーム目の再生
で圧縮データを記録媒体から読み込む。この時、圧縮に
用いたフレーム情報(1ビットデータ)、撮影年月日、
時間情報等を取得する。この場合、図2で説明したよう
にの圧縮データは基準フレーム情報を用いているた
め、基準フレーム情報と圧縮データから現フレーム情報
(−現)を復元する。
【0019】フレーム目の再生では、同様に圧縮デー
タ、圧縮に用いたフレーム情報、撮影年月日、時間情報
等を読み込み、この時はの圧縮データは前フレーム情
報を用いているので、前フレーム情報(−現)と圧縮
データから現フレーム情報(−現)を復元する。3フ
レーム目の再生においても同様に圧縮データ、圧縮に
用いたフレーム情報等を読み込み、この時はの圧縮デ
ータは基準フレーム情報を用いた圧縮であるため、基準
フレーム情報と圧縮データから現フレーム情報(−
現)を復元する。以下、同様の処理を行い、記録媒体に
記録された映像情報を再生する。
【0020】なお、設置場所の都合等で防犯カメラ装置
1を設置できず、小型化する必要がある場合は、撮影部
2と圧縮・記録部3を分離し、両者をケーブル等で接続
してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準フレーム情報と現フレーム情報の圧縮データの差分
と、前フレーム情報と現フレーム情報の圧縮データの差
分を比較し、サイズの小さい方を記録媒体に記録してい
るので、防犯カメラで重要な部分的に大きな変化は撮影
できながらもデータの圧縮率を高めることができ、記録
媒体に記録するデータ容量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防犯カメラ装置の一実施形態の外観を
示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明するための説明図
である。
【図3】記録媒体の再生方法を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1 防犯カメラ装置 2 撮影部 3 圧縮・記録部 4 挿入口 5 ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−307944(JP,A) 特開 平10−145774(JP,A) 特開 平10−322532(JP,A) 特開 平5−316365(JP,A) 特開 平10−285542(JP,A) 特開 平10−210449(JP,A) 特開 平8−221597(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247 H04N 5/76 - 5/937 H04N 7/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮影位置に固定し、前記撮影位置
    で監視対象を撮影することにより前記撮影位置における
    状況を監視する防犯カメラ装置において、前記撮影位置
    で予め動くものがない状態で撮影された基準フレーム情
    報と現在撮影された現フレーム情報との差分を圧縮する
    手段と、前回撮影された前フレーム情報と現在撮影され
    た現フレーム情報との差分を圧縮する手段と、圧縮され
    た両方の差分圧縮情報のサイズを比較する手段と、前記
    比較手段の比較結果に基づいてサイズの小さい方の圧縮
    情報を記録媒体に記録する手段とを備えたことを特徴と
    する防犯カメラ装置。
JP34756398A 1998-12-07 1998-12-07 防犯カメラ装置 Expired - Fee Related JP3267941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34756398A JP3267941B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 防犯カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34756398A JP3267941B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 防犯カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000175086A JP2000175086A (ja) 2000-06-23
JP3267941B2 true JP3267941B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=18391076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34756398A Expired - Fee Related JP3267941B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 防犯カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3267941B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4075748B2 (ja) 2003-09-11 2008-04-16 松下電器産業株式会社 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000175086A (ja) 2000-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI298155B (en) Surveillance system having auto-adjustment function
JPH10164492A (ja) 撮像装置
JP2003250113A (ja) 画像音声記録再生装置
JP2003153177A (ja) 映像録画装置および映像録画方法
KR20090064273A (ko) 기록 장치, 재생 장치, 기록 방법, 재생 방법 및 그 방법을실현시키는 프로그램을 기록한 저장 매체
JP3931393B2 (ja) カメラ一体型ビデオレコーダおよび撮影方法
US20080123966A1 (en) Image Processing Apparatus
JPH11164245A (ja) 映像記録装置および映像再生装置ならびに映像記録再生装置
JP2006067172A (ja) イベント記録方法およびイベントレコーダ
JP3814565B2 (ja) 記録装置
JP3267941B2 (ja) 防犯カメラ装置
JP2009272921A (ja) 動画像記録装置、動画像再生装置、動画像記録方法、動画像再生方法および半導体集積回路
JP4027122B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
CN100515036C (zh) 智能型图像处理闭路电视摄像机装置及其物体追踪方法
JPH07143434A (ja) 撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラ
JP2007049449A (ja) 画像記録装置
JP3667065B2 (ja) 撮像記録装置及びその制御方法
JP2002033997A (ja) タイムラプス記録再生装置
JP3140821B2 (ja) 画像情報記録装置
JPH10200859A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2003018532A (ja) 撮像装置
JPH1051727A (ja) 連写式デジタルカメラの画像記憶再生方法およびその装置
JP3045281B2 (ja) 映像情報記録装置
JPH1013721A (ja) 撮像装置
JP4395282B2 (ja) 画像音声再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees