JP3267939B2 - ドレーン - Google Patents
ドレーンInfo
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D13/00—Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
- E04D13/04—Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
- E04D13/0404—Drainage on the roof surface
- E04D13/0409—Drainage outlets, e.g. gullies
- E04D2013/0413—Strainers for drainage outlets
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
ミが流入することがないドレーンに関するものである。
口に採用されるドレーンは、鋳鉄、アルミダイカスト若
しくは合成樹脂等で一体成形で加工した製品であり、斯
かるドレーンの一例は図7〜図10に示されている。
1は、床面に取付けられるドレーン本体2と、ドレーン
本体2の上方を被覆するカバー3から構成されている。
備える筒部5に大径上縁部6を設けており、大径上縁部
6は、筒部5の上端に上向きに広がるテーパ状の傾斜面
7と、傾斜面7から更に筒部5の径方向外方へ広がり且
つ僅かに上向きに傾斜する外周部8とから形成されてい
る。傾斜面7の表面には、筒部5の軸心を中心として対
称にボルト穴を備えた複数(図7では3個)の取り付け
部9を設け、取り付け部9の位置に対しカバー円周の径
線上でカバー円周の内方に位置する傾斜面7の表面及び
筒部5の内壁には、複数(図7では3個)の分流壁10
を立設している。又、傾斜面7の表面で複数の取り付け
部9の間には、筒部5の軸心を中心として放射状に所定
間隔で柵部材11を分流壁10と略同じ高さで立設して
いる。
は、頂部が若干丸みを帯びた截頭円錐状のカバー部12
と、カバー部12の下端周囲に位置してドレーン本体2
の大径上縁部6よりも一回り小さい鍔状の周囲部13と
から形成されており、カバー部12の円錐周囲面の表面
下方には、円錐の軸を中心として対称に、ボルト穴を備
えた複数の取り付け部14(図8では3個)がカバー3
の内側に突出するよう設けられている。
頂部から鍔状の周囲部13まで上下二段に亘って上段に
は長い細長の第一排水流入口15を、下段には下端に隣
接した小径の第二排水流入口16を穿設しており、第一
排水流入口15と第二排水流入口16は、カバー部12
の円錐の周方向に沿って取り付け部14の間に位置する
よう所定の間隔を有して複数設けられている。又、取り
付け部14の上方には若干短い第一排水流入口15のみ
を設けており、截頭した頂面の中央部には小円孔17を
穿設し、小円孔17の周縁の外側部分には放射方向に複
数花弁状の孔18を穿設している。
り付ける際には、図8に示すごとく排水通路4を備えた
筒部5の下端を排水管19に内嵌して連通し、且つドレ
ーン本体2の大径上縁部6の上縁をフロアの表面に合せ
た状態にしてから筒部5と排水管19の間にコーキング
材を充填して隙間を塞ぎ、次いでドレーン本体2の下面
外側部分とフロアの排水口部分との間の隙間にモルタル
を注入して固化しフロアに取り付ける。続いて、カバー
3をドレーン本体2に取り付ける際には、フロアに敷か
れる防水シート20を外周部8に被覆した後、ドレーン
本体2の取り付け部9のボルト穴とカバー3の取り付け
部14のボルト穴が重合するようカバー3をドレーン本
体2の大径上縁部6に被覆して、カバー3とドレーン本
体2をボルト締結する。
と、カバー3の第二排水流入口16には図9に示すごと
く柵部材11がカバー径方向の内側に位置しているた
め、柵部材11は第二排水流入口16のカバー径方向を
遮ると共にカバー周方向に隙間を有している。
る際には、第一排水流入口15及び第二排水流入口16
から排水が侵入し排水通路4を経て排水管19に流れ込
む。この時、ドレーン1に流れ込む排水は分流壁10に
衝突し、分流されてから排水管19に円滑に流れ込むた
め、雨水等による多量の排水により生じる溢水状態の発
生を防止することができる。
ては、ドレーン本体2の柵部材11により二重に柵がめ
ぐらされた状態にあるので、図9に示すごとく松葉や小
枝等のゴミ21が流れてきた場合でも第二排水流入口1
6においてゴミ21の流入を防止できる。
図10に示すドレーン1は、図10に示すごとく第一排
水流入口15においてゴミ21の侵入を防ぐものがない
ためドレーン1内部において松葉や小枝等のゴミ21が
鳥の巣状に詰まり、延いては排水の流入を阻害するとい
う問題があった。
部にゴミが侵入すること防止し、排水流入の阻害を予防
することを目的としたものである。
は、中央部に下向きの排水通路を、また上端に大径上縁
部を備えるドレーン本体と、該ドレーン本体の上方を被
覆し且つ上方に向け凸形に形成され該凸形部分に排水が
外部から流入するよう排水流入口を備えたカバーより成
るドレーンであって、前記凸形部分の周囲面に上下方向
に亘って所定の長さを備えると共にカバー周方向に沿っ
て所定の間隔でカバー径方向に互い違いに形成される外
周部と内周部を設け、前記外周部と内周部の間に排水流
入口を形成したことを特徴とするドレーン、に係るもの
である。
の裏面に上下方向に延在し且つカバーの内方に向かって
突出するゴミ止め部を設けた請求項1に記載のドレー
ン、に係るものである。
部の少くとも1つ以上を、中央部がカバーの内方に向か
って凸形又は凹形に湾曲するよう形成した請求項1又は
2に記載のドレーン、に係るものである。
の内部に排水が流入する際には、排水流入口から水が侵
入し排水通路を経て排水管に流れ込む。このとき、内周
部は、外周部と隣接する他の外周部の間に位置する排水
通路のカバー径方向を遮るためドレーンの内部に松葉や
小枝等のゴミが侵入することを防止し、結果としてゴミ
による排水の流入の阻害を予防することができる。
且つカバーの内方に向かって突出するゴミ止め部を設け
ると、ゴミ止め部は外周部と内周部の間のカバー周方向
の排水通路を遮るため、ドレーンの内部にゴミが侵入す
ることを一層防止することができる。
中央部がカバーの内方に向かって凸形又は凹形に湾曲す
るよう形成すると、凸形の場合には松葉や小枝等のゴミ
が流れてきても、外周部及び内周部の表面に沿って流れ
ることがなく湾曲部分に止まるため、より一層ドレーン
の内部にゴミが侵入することを防止することができ、凹
形の場合には外見を美しく見せることができると共にバ
リ取りの個所が少なくコストを削減することができる。
例と共に説明する。
の例を示すドレーン22であって、図中、図7〜図10
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
2は、床面に取付けられるドレーン本体23と、ドレー
ン本体23の上方を被覆するカバー24から構成されて
いる。
備える筒部5に大径上縁部6を設けており、大径上縁部
6は、筒部5の上端に上向きに広がるテーパ状の傾斜面
7と、傾斜面7から更に筒部5の径方向外方へ広がり且
つ僅かに上向きの外周部8とから形成されている。傾斜
面7の表面には、筒部5の軸心を中心として対称に複数
(図1では3個)の取り付け部9を設け、取り付け部9
の位置に対しカバー円周の径線上で円周の内方に位置す
る傾斜面7の表面及び筒部5の内壁には、複数(図1で
は3個)の分流壁10を立設している。
24は、頂部が若干広めに形成された截頭円錐状のカバ
ー部25と、カバー部25の下端周囲に位置してドレー
ン本体23の大径上縁部6よりも一回り小さい鍔状の周
囲部26とから形成されており、カバー部25の円錐の
周囲面には截頭した頂部から鍔状の周囲部26まで上下
に所定の長さを備え、且つカバー周方向に沿って所定の
間隔でカバー部25の表面の複数の個所を内側へ押圧し
たようカバー径方向に互い違いに形成される外周部27
と内周部28を設け、外周部27と内周部28の間に
は、排水流入口29を形成している。又、截頭した頂面
の中央部には小円孔30を穿設し、小円孔30の周縁の
外側部分には放射方向に複数花弁状の孔31を穿設して
いる。
平断面においてカバー部円周の曲率よりも大きな曲率に
なるよう中央部がカバー円周内方に向かって凸形に湾曲
しており、外周部27の裏面の中央部には、カバー24
の頂部から鍔状の周囲部26まで上下方向に延在し、且
つカバー部25の水平断面においてカバー径方向でカバ
ー部25の中心に向かって突出するゴミ止め部32を設
けている。
は、円錐の軸を中心として対称に、ボルト穴を備えた複
数の取り付け部33(図1では3個)をカバー24の内
側に突出するよう設けている。
取り付ける際には、図2に示すごとく排水通路4を備え
た筒部5の下端を排水管19に内嵌して連通し、且つド
レーン本体23の大径上縁部6の上縁をフロアの表面に
合せた状態にしてから筒部5と排水管19の間にコーキ
ング材を充填して隙間を塞ぎ、次いでドレーン本体23
の下面外側部分とフロアの排水口部分との間の隙間にモ
ルタルを注入して固化しフロアに取り付ける。続いて、
カバー24をドレーン本体23に取り付ける際には、フ
ロアに敷かれる防水シート20を外周部27に被覆した
後、ドレーン本体23の取り付け部9のボルト穴とカバ
ー24の取り付け部33のボルト穴が重合するようカバ
ー24をドレーン本体23の大径上縁部6に被覆して、
カバー24とドレーン本体23をボルト締結する。
用を説明する。
する際には、排水が外周部27と隣接する他の外周部2
7との間から侵入し、外周部27と内周部28の間の排
水流入口29からゴミ止め部32と内周部28の隙間を
経て排水管19に流れ込む。この時、ドレーン22に流
れ込む排水は分流壁10に衝突し、分流されてから排水
管19に円滑に流れ込むため、雨水等による多量の排水
により生じる溢水状態の発生を防止する。
てきた場合には、内周部28が外周部27と隣接する他
の外周部27との間のカバー径方向の排水通路を遮るよ
う形成されているため、図4に示すごとくドレーン22
の内部にゴミ21が侵入することを防止し、結果として
ゴミ21による排水の流入の阻害を予防することができ
る。
部28の間のカバー周方向の排水通路を遮るよう形成さ
れているため、一層ドレーン22の内部にゴミ21が侵
入することを防止することができる。
カバー円周の内方に向かって凸形に湾曲しているため、
松葉や小枝等のゴミ21が流れてきた場合であっても、
外周部27及び内周部28の表面に沿って流れることが
なく湾曲部分に止まり、より一層ドレーン22の内部に
ゴミ21が侵入することを防止することができる。
の例及び第三の例を示すドレーンであって、図中、図1
〜図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
の例と略同じもので、第一の例に対してカバーの外周部
34と内周部35の形状が異なったものである。
々、水平断面においてカバー部円周の曲率よりも大きな
曲率になるよう中央部が円周内方に向かって凹形に湾曲
しており、外周部34の裏面の中央部には、カバーの頂
部から鍔状の周囲部26まで上下方向に延在し、且つカ
バー部の水平断面においてカバー径方向でカバー部の中
心に向かって突出するゴミ止め部36を設けている。
等に取り付けられ、カバーはドレーン本体にボルト締結
される。
用を説明すると、雨や散水によりドレーンに排水が流入
する際には、第一の例と略同様に排水流入口37から排
水が侵入し排水通路を経て排水管に流れ込む。
た場合であっても、内周部35は、外周部34と隣接す
る他の外周部34との間のカバー径方向の排水通路を遮
るよう形成され、又、ゴミ止め部36は、外周部34と
内周部35の間のカバー周方向の排水通路を遮るよう形
成されているためドレーンの内部にゴミが侵入すること
を防止し、結果としてゴミによる排水の流入の阻害を予
防することができる。
円周外方に向かって湾曲しているため花のつぼみのごと
く外見を美しく見せることができると共に、カバーの形
状が簡単であるためカバーを製造する一体成形において
バリ取りの個所が少なく、コストを削減することができ
る。
同じもので、第一の例に対してカバーの外周部38と内
周部39の形状が異なったものである。
第一の例と同様に、夫々、水平断面においてカバー部の
円周の曲率よりも大きな曲率になるよう中央部がカバー
円周内方に向かって凸形に湾曲しており、ゴミ止め部が
ないものである。
等に取り付けられ、カバーはドレーン本体にボルト締結
される。
用を説明すると、雨や散水によりドレーンに水が流入す
る際には、第一の例と略同様に排水流入口40から水が
侵入し排水通路を経て排水管に流れ込む。
た場合であっても、内周部39は、外周部38と隣接す
る他の外周部38の間のカバー径方向の排水通路を遮る
よう形成されているためドレーンの内部にゴミが侵入す
ることを防止し、結果としてゴミによる排水の流入の阻
害を予防することができる。
を製造する一体成形においてバリ取りの個所が少なく、
一層コストを削減することができる。
のみ限定されることなく、ゴミ止め部32,36が内周
面28,35の表面にカバー径方向の外方に向かって突
出するよう設けられてもよいこと、又、外周面27,3
4,38及び内周面28,35,39の湾曲の曲率やゴ
ミ止め部32,36の形状は、松葉や小枝等のゴミ21
の侵入を防ぐものであれば、どのような形状でもよいこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々の変更を加え得ることは勿論である。
き、種々の優れた効果を奏し得る。
ーンの内部に排水が流入する際には、内周部は、外周部
と隣接する他の外周部の間に位置する排水通路のカバー
径方向を遮るためドレーンの内部に松葉や小枝等のゴミ
が侵入することを防止し、結果としてゴミによる排水の
流入の阻害を予防することができる。
延在し且つカバーの内方に向かって突出するゴミ止め部
を設けると、ゴミ止め部は外周部と内周部の間のカバー
周方向の排水通路を遮るため、ドレーンの内部にゴミが
侵入することを一層防止することができる。
以上を、中央部がカバーの内方に向かって凸形又は凹形
に湾曲するよう形成すると、凸形の場合には松葉や小枝
等のゴミが流れてきても、外周部及び内周部の表面に沿
って流れることがなく湾曲部分に止まるため、より一層
ドレーンの内部にゴミが侵入することを防止することが
でき、凹形の場合には外見を美しく見せることができる
と共にバリ取りの個所が少なくコストを削減することが
できる。
す一部切断斜視図である。
示す縦断面図である。
である。
周部に松葉や小枝等のゴミが止まった状態を示す水平断
面図である。
けるカバーの水平断面図である。
けるカバーの水平断面図である。
断面図である。
口の位置で松葉や小枝等のゴミが止まった状態を示す水
平断面図である。
葉や小枝等のゴミが侵入した状態を示す水平断面図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 中央部に下向きの排水通路を、また上端
に大径上縁部を備えるドレーン本体と、該ドレーン本体
の上方を被覆し且つ上方に向け凸形に形成され該凸形部
分に排水が外部から流入するよう排水流入口を備えたカ
バーより成るドレーンであって、前記凸形部分の周囲面
に上下方向に亘って所定の長さを備えると共にカバー周
方向に沿って所定の間隔でカバー径方向に互い違いに形
成される外周部と内周部を設け、前記外周部と内周部の
間に排水流入口を形成したことを特徴とするドレーン。 - 【請求項2】 カバーの外周部の裏面に上下方向に延在
し且つカバーの内方に向かって突出するゴミ止め部を設
けた請求項1に記載のドレーン。 - 【請求項3】 外周部及び内周部の少くとも1つ以上
を、中央部がカバーの内方に向かって凸形又は凹形に湾
曲するよう形成した請求項1又は2に記載のドレーン。
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JP25368898A JP3267939B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | ドレーン |
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JP3267939B2 true JP3267939B2 (ja) | 2002-03-25 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25368898A Expired - Lifetime JP3267939B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | ドレーン |
Country Status (1)
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JP7198448B2 (ja) * | 2018-10-18 | 2023-01-04 | 第一機材株式会社 | ドレン装置及びルーフドレンシステム |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP25368898A patent/JP3267939B2/ja not_active Expired - Lifetime
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