JPH0450336Y2 - - Google Patents

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JPH0450336Y2
JPH0450336Y2 JP1986117970U JP11797086U JPH0450336Y2 JP H0450336 Y2 JPH0450336 Y2 JP H0450336Y2 JP 1986117970 U JP1986117970 U JP 1986117970U JP 11797086 U JP11797086 U JP 11797086U JP H0450336 Y2 JPH0450336 Y2 JP H0450336Y2
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JP
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strainer
side wall
drain
slit
roof
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JP1986117970U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば屋根、特に陸屋根や、或いは
庇等に配設し、当該屋根や庇等における排水溝に
流れる雨水や雪解け水等を集め、排水管へ導くた
めのルーフドレインに関し、更に詳しくは、上記
ルーフドレインにおいて、ゴミや木の葉等を排水
管内に流入させることなく雨水や雪解け水等のみ
を排水管内へ排水することができ、しかもストレ
ーナに目詰りが発生しないようにすることのでき
るルーフドレインに関するものである。
(ロ) 従来技術 一般に、例えば屋根、特に陸屋根や、或いは庇
等には、当該屋根や庇等に配設された排水溝に流
れ込む雨水や雪解け水等を集め、その建物近くの
地上若しくは地中に形成された排水路につながる
排水管へと導くためのルーフドレインが配設され
ている。第1図にその一例を示す。
従来のルーフドレイン(例えば第1図)は、通
常、短管Eの一端をフランジ状に形成した受け皿
部Aと、周縁に側壁を立設した押え皿部Bと、周
囲及び上面に適宜形状の透孔、例えば適宜巾のス
リツトを多数設け、前記押え皿部Bの側壁に嵌合
するようにした逆皿状のストレーナCとからなる
ものであり、屋根や庇等に堀設された排水溝D内
に前記ストレーナCの部分を露出して埋設され、
排水溝Dを流れる雨水雪解け水等はストレーナC
を通過させるがゴミや木の葉等はストレーナCの
部分で止るようにすることにより、木の葉等が排
水管Eに流入しないようにしつつ雨水や雪解け水
等を排出することができるようになつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記したような従来のルーフドレイン
にあつては、ストレーナCに設けた透孔、例え
ば、スリツトは、雨水や雪解け水等に混入する比
較的大きな寸法の例えば、木の枝、木の葉或はゴ
ミ等をその長さにより分別するように設計されて
いるので、時として透孔に向うゴミ、木の葉や木
の枝の向きによつては、ストレーナCのスリツト
を通過して、排水管を閉塞させることになり問題
とされている。
といつて、ストレーナCのスリツト巾等の寸法
を小さくすると、ゴミ屑、木の葉等の推積等によ
り目詰まりを起し易くなり、却つて雨水や雪解け
水等の排出というストレーナ本来の機能が損われ
ることになり問題である。
そこで、押え皿の排水口に目の細い第二のスト
レーナを配置して、排水管の閉塞を防止する手段
が提案されたが、第二のストレーナの目詰まりを
清掃するのに第一のストレーナを取り外すなど多
くの手間を要し、問題がある。
本考案は、これら従来のストレーナにおける流
れの向きによる木の葉等のゴミの侵入に係る問題
点を解決することを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、ゴミや木の葉等を排水管内に流入さ
せることなく、雨水や雪解け水等を該排水管内へ
排水することができ、しかも目詰まりが発生しな
いようにすることのできる補助用の第二のストレ
ーナを備えるルーフドレインを提供することを目
的としている。
すなわち、本考案は、排水管に接続する受け皿
部と、該受け皿部に固定されている押え皿部と、
該押え皿部にストレーナが設けられているルーフ
ドレインにおいて、第一のストレーナの側壁部
を、側壁部で囲んで第二のストレーナが設けられ
ており、第一のストレーナの側壁部は、下方が拡
開されて、上から下方に延びる細長いスリツトが
形成されており、天井部が透孔を備えて該側壁部
と一体に形成され、前記第一のストレーナの側壁
部及び天井部は、前記押え皿部の排水口全域を覆
つて配置されており、第二のストレーナの側壁部
は、下方が拡開されて、上から下方に延び、前記
第一のストレーナのスリツトの巾以下の巾を有す
る細長いスリツトが、前記第一のストレーナのス
リツトに対して排水口に向かう方向に重ならない
位置に形成され、第二のストレーナの側壁部の頂
部は、第一のストレーナの側壁部の頂部より低く
形成され、第二のストレーナの側壁部の頂部開口
部と第一のストレーナの側壁部の間に間隙が形成
されていることを特徴とするルーフドレインにあ
る。
本考案においては、使用される押え皿の構造及
び形状は、従来の押え皿と同様とすることができ
る。しかし、押え皿周縁に立上り壁部を設けて、
その立上り壁部を仕上げ面とするのが好ましい。
本考案において、第二のストレーナの側壁部の
スリツトは、第一のストレーナの側壁部のスリツ
トに、ゴミや木の枝等が、侵入し易い向きで流入
しないように設けられる。したがつて、本考案の
第二のストレーナの側壁は、第一のストレーナの
側壁部に対して適宜の間隙が設けられるように形
成して配設されるので、その間隙から清掃が可能
となる上に、第二ストレーナが目詰まりをしても
溢流により流入し、滞留することにならない。ま
た、第一及び第二のストレーナは、清掃を容易に
させるために二以上に分割して取付けるようにす
ることができる。
本考案において、第二のストレーナの側壁部の
スリツトの巾の寸法は、第一ストレーナのスリツ
トの巾の寸法に比して同寸法以下とされる。この
ように、第二のストレーナの方のスリツトの開口
の巾を第一のストレーナのスリツトの開口の巾に
比して小さくすると、ゴミ、木の葉等を積極的に
分離でき、しかも、これら分離されたゴミ、木の
葉等の除去が容易である上に、目詰まりを生じて
も、頂部間隙から溢流して第一のストレーナに流
入するので、排水溝に溢流させるようにはならな
い。このようにするために、本考案においては、
第一のストレーナのスリツトの開口に対して、第
二のストレーナのスリツトの開口が、例えば、半
径方向或は押え皿の排水口に向う方向に僅かなが
らでも重なり合わないように或はずれるように形
成される。
また、第一のストレーナのスリツトの数に対し
て、第二のストレーナのスリツトの数は、その外
周及び開口領域の大きさ或はスリツトの開口の大
きさ等に応じて適宜増減することができるので、
必ずしも一致しない。
本考案のルーフドレインにおいて、第一のスト
レーナ及び第二のストレーナは、機械的強度及び
耐食性にすぐれれば、如何なる材料製とすること
ができる。また、本考案において、第一のストレ
ーナには、従来公知の形状及び構造をもつストレ
ーナを使用することができる。この場合、押え皿
は一体に形成してもよいが、継いだ形態のものに
形成することができる。
(ホ) 作用 本考案のルーフドレインは、第二のストレーナ
の側壁部のスリツトを、第一のストレーナの側壁
部のスリツトに対し、流入するゴミ、木の葉や木
の枝等の向きが異なるように設けたので、排水溝
を流れる雨水や雪解け水等に混入するゴミ、木の
枝、木の葉等は、二重に配設されたストレーナに
より、二度に亙つて分別されることになり、排水
管に流入するゴミや木の葉等を著しく減ずること
ができる。
本考案のルーフドレインにおいては、排水管に
流入するのを阻止されたゴミや木の葉等は、第二
のストレーナの外側又は第一及び第二のストレー
ナの間に滞積することになるが、第二のストレー
ナを取外すなどして、容易に除去することがで
き、その際には、ルーフドレインのストレーナを
外す必要がないので、前記ゴミや木の葉等が排水
管内に落下するおそれもない。
更に、本考案のルーフドレインにおいて、滞積
するゴミ、木の葉等の量が増加して第二のストレ
ーナが目詰まりを生じても、第二のストレーナを
溢流して第一のストレーナに流入するために、排
水溝が溢れることもなく、また、排水管にゴミ、
木の葉等が流入して排水管の閉塞を起すような事
態には至らない。
(ヘ) 実施例 以下、添付図面により、本考案の実施の態様の
一について説明するが、本考案は、以下の説明及
び例示により何ら制限されるものではない。
第2図は、本考案のルーフドレインの一実施例
を示す概略の断面図であり、従来公知の形状及び
構造のルーフドレインの外側に補助ストレーナを
設けた一例を示すものである。
受け皿1は、短管部2の上端部に段付フランジ
部3が形成されている。段付フランジ部3には、
一部に、肉厚部4が形成されており、ここに植込
ボルト5が設けられている。本例においては、短
管部2は、竪形管に形成されているが、もとよ
り、短管部2をL字形等に形成して、横形管に形
成される形式とすることができる。
押え皿6は、その内側開口部7に下方に向けて
脚部8が形成されており、その脚部8の下端は、
内側開口部7に突出して内向きフランジ部9を形
成している。この内向きフランジ部9は、段付フ
ランジ部3の段部10に係合して保持される。ま
た、押え皿の皿部には、段付フランジ部3の肉厚
部4に設けられた植込ボルト5に対応する位置に
ボルト用孔11が設けられており、これに、植込
ボルト5を挿通してナツト12により締付けて、
押え皿6を受け皿1に固定することができる。受
け皿1及び押え皿6は、共に流入する雨水の排出
が容易なように傾斜して形成されている。
押え皿6の外周端には端壁13が立設されてお
り、この端壁13の上面は仕上げ面に形成され
る。
内側ストレーナ14は、下方を少し拡開した截
頭円錐形状に形成されており、その側壁部15に
は、上下方向に延びる適宜巾のスリツト16が形
成されており、また、その天井部17には透孔1
8が形成されている。この内側ストレーナ14の
側壁部15の下端19は押え皿6の内側フランジ
に載置されている。
外側ストレーナ20は、本例においては、内側
ストレーナ14と同様に、截頭円錐形状に形成さ
れており、その側壁部21には適宜巾のスリツト
22が形成されている。本例においては、外側ス
トレーナ20は、内側ストレーナ14より、僅か
に高さを低く形成されており、側壁部21の頂部
は、対応する高さの内側ストレーナ14外周に対
し所定間隔を有する環状の間隙23を成形できる
ように、僅かに内側に湾曲した箇所で切欠かれ
て、大きな開口部24を形成している。
本例においては、外側ストレーナ20の開口径
を、内側ストレーナ14の裾部25の外周径より
大きく形成してあるので、本例のルーフドレイン
の据付作業を容易にしている。
本例のルーフドレインは、以上のように構成さ
れているので、受け皿1に対し、押え皿6は、植
込ボルト5を押え皿6のボルト用孔11に通しナ
ツト12で締付けて、固定される。この固定され
た押え皿6の内向きフランジ部9に内側ストレー
ナ14を載置し、その上から外側ストレーナ20
を端壁13に外側ストレーナ20の側壁部21の
外向けフランジ部26を嵌合させて配設する。
本例のルーフドレインは、以上のように形成さ
れているので、排水溝(図示されていない)を流
れる雨水は、外側ストレーナ20の側壁部21の
スリツト22により、ゴミ、木の葉等が分離され
て側壁部15のスリツト16より、排水管(図示
されていない)に流入する。
したがつて、本例のルーフドレインによると、
排水管に流入するゴミや木の葉等を著しく減ずる
ことができる。また、外側ストレーナ20のスリ
ツト22を通過できても、内側ストレーナ14の
スリツト16の位置は、外側ストレーナ20のス
リツト22の位置に対して、多少ずれて配設され
ているので、雨水の流れは曲げられる恰好とな
り、内側ストレーナ14のスリツト16にその侭
直接に流れ込むことにはならない。
また、本例においては、外側ストレーナ20の
スリツト巾を内側ストレーナ14のスリツト巾よ
り狭くしてあるので、排水管に流入するゴミや木
の葉等の量を更に減ずることができ、同時に排水
管に流入する雨水等の流量を調整することによつ
て雨水等の排出量を制限することもできる。
また、本例においては、端壁13により、外側
ストレーナ20の側壁部21の外向フランジ部2
6を係合させるので、沈積するゴミや砂等が外側
ストレーナ20から侵入することがない。
(ト) 考案の効果 本考案のルーフドレインは、第一のストレーナ
の外側に第二のストレーナを配置したので、従来
のルーフドレインと比較して、ゴミや木の葉等が
排水管に侵入することが著しく減少し、しかも、
目詰まり時においても、その清掃が容易である。
しかも、第一のストレーナの周囲に第二のスト
レーナを配置することにより、簡単に形成できる
ので、従来の二段にストレーナを有するルーフド
レインと比較して構造が簡単で、したがつて、部
品数が少なく取付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のルーフドレインの一例を示す
概略の断面図である。第2図は、本考案のルーフ
ドレインの一実施例を示す概略の断面図であり、
従来公知の形状及び構造のルーフドレインの外側
に補助ストレーナを設けた一例を示すものであ
る。 図中の符号については、1は受け皿、2は短管
部、3は段付フランジ部、4は肉厚部、5は植込
ボルト、6は押え皿、7は内側開口部、8は脚
部、9は内向きフランジ部、10は段付フランジ
部の段部、11はボルト用孔、12はナツト、1
3は端壁、14は内側ストレーナ、15及び21
は側壁部、16及び22はスリツト、17は天井
部、18は透孔、19は側壁部の下端、20は外
側ストレーナ、23は間隙、24は開口部、25
は内側ストレーナの裾部、26は外向けフランジ
部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水管に接続する受け皿部と、該受け皿部に固
    定されている押え皿部と、該押え皿部にストレー
    ナが設けられているルーフドレインにおいて、第
    一のストレーナの側壁部を、側壁部で囲んで第二
    のストレーナが設けられており、第一のストレー
    ナの側壁部は、下方が拡開されて、上から下方に
    延びる細長いスリツトが形成されており、天井部
    が透孔を備えて該側壁部と一体に形成され、前記
    第一のストレーナの側壁部及び天井部は、前記押
    え皿部の排水口全域を覆つて配置されており、第
    二のストレーナの側壁部は、下方が拡開されて、
    上から下方に延び、前記第一のストレーナのスリ
    ツトの巾以下の巾を有する細長いスリツトが、前
    記第一のストレーナのスリツトに対して排水口に
    向かう方向に重ならない位置に形成され、第二の
    ストレーナの側壁部の頂部は、第一のストレーナ
    の側壁部の頂部より低く形成され、第二のストレ
    ーナの側壁部の頂部開口部と第一のストレーナの
    側壁部の間に間隙が形成されていることを特徴と
    するルーフドレイン。
JP1986117970U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0450336Y2 (ja)

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JP1986117970U JPH0450336Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6325724U JPS6325724U (ja) 1988-02-19
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615489Y2 (ja) * 1981-02-27 1986-02-19

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JPS6325724U (ja) 1988-02-19

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