JP3267890B2 - アンテナ切換用同軸コネクタ - Google Patents
アンテナ切換用同軸コネクタInfo
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- JP3267890B2 JP3267890B2 JP06750897A JP6750897A JP3267890B2 JP 3267890 B2 JP3267890 B2 JP 3267890B2 JP 06750897 A JP06750897 A JP 06750897A JP 6750897 A JP6750897 A JP 6750897A JP 3267890 B2 JP3267890 B2 JP 3267890B2
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R24/38—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
- H01R24/40—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
- H01R24/42—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency comprising impedance matching means or electrical components, e.g. filters or switches
- H01R24/46—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency comprising impedance matching means or electrical components, e.g. filters or switches comprising switches
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- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
- H01R13/7032—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
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- H—ELECTRICITY
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- H01R2103/00—Two poles
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/02—Connectors or connections adapted for particular applications for antennas
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/944—Coaxial connector having circuit-interrupting provision effected by mating or having "dead" contact activated after mating
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ切換用同軸
コネクタに関するものである。
コネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話機等の受信回路に接続されてい
る第一アンテナとしての内蔵アンテナを、自動車を使用
する際に、自動車に設けられた第二アンテナとしての外
部アンテナに切り換えるためには、該外部アンテナ側の
同軸の外部コネクタを、上記受信回路側の同軸の内部コ
ネクタに結合させる。かかる外部コネクタ及び内部コネ
クタから成る同軸コネクタは、例えば特開平６−２２３
９２４に開示されている。
る第一アンテナとしての内蔵アンテナを、自動車を使用
する際に、自動車に設けられた第二アンテナとしての外
部アンテナに切り換えるためには、該外部アンテナ側の
同軸の外部コネクタを、上記受信回路側の同軸の内部コ
ネクタに結合させる。かかる外部コネクタ及び内部コネ
クタから成る同軸コネクタは、例えば特開平６−２２３
９２４に開示されている。
【０００３】この公知のコネクタは、添付図面の図４に
示されているように、中心導体５１Ａと外部導体５１Ｂ
を有する内部コネクタ５１と、中心導体５２Ａと外部導
体５２Ｂを有する外部コネクタ５２とから成っている。
該内部コネクタ５１は携帯電話機５０の接続器５３に設
けられ、上記外部コネクタ５２は、自動車に設けられた
外部アンテナ（図示せず）側の接続器５４に設けられ、
両コネクタ５１，５２は対をなしている。図示の例の場
合、上記対をなす内部コネクタ５１と外部コネクタ５２
は上記接続器５３，５４の両側に二対設けられている。
なお、上記接続器５３，５４には、それぞれ両側の内部
コネクタ５１，５１間そして外部コネクタ５２，５２間
に、信号端子５５，５６を有する信号コネクタ５７，５
８が設けられている。信号端子５５は、所定回路に半田
接続するための接続部５５Ａを有している。
示されているように、中心導体５１Ａと外部導体５１Ｂ
を有する内部コネクタ５１と、中心導体５２Ａと外部導
体５２Ｂを有する外部コネクタ５２とから成っている。
該内部コネクタ５１は携帯電話機５０の接続器５３に設
けられ、上記外部コネクタ５２は、自動車に設けられた
外部アンテナ（図示せず）側の接続器５４に設けられ、
両コネクタ５１，５２は対をなしている。図示の例の場
合、上記対をなす内部コネクタ５１と外部コネクタ５２
は上記接続器５３，５４の両側に二対設けられている。
なお、上記接続器５３，５４には、それぞれ両側の内部
コネクタ５１，５１間そして外部コネクタ５２，５２間
に、信号端子５５，５６を有する信号コネクタ５７，５
８が設けられている。信号端子５５は、所定回路に半田
接続するための接続部５５Ａを有している。
【０００４】上記携帯電話機５０の接続器５３には、信
号端子の上方に切換端子５９，６０が設けられている。
一方の切換端子５９は凸弯曲した接触部５９Ａを有し、
該接触部５９Ａにて他方の切換端子６０と接触してい
る。この他方の切換端子６０はＬ字状に屈曲された突出
部６０Ａを有していて、該突出部６０Ａが上方に押され
ることにより図示の破線のごとく弾性撓みを生じて上記
接触部５９Ａから離間するようになっている。上記二つ
の切換端子５９，６０は、図示の状態においては、電源
６１、励磁コイル６２を経て閉回路を形成し、スイッチ
６３の可動接点６４を内部アンテナ６５側に吸引してい
る。したがって、送受信回路６６は内部アンテナ６５と
接続されている。
号端子の上方に切換端子５９，６０が設けられている。
一方の切換端子５９は凸弯曲した接触部５９Ａを有し、
該接触部５９Ａにて他方の切換端子６０と接触してい
る。この他方の切換端子６０はＬ字状に屈曲された突出
部６０Ａを有していて、該突出部６０Ａが上方に押され
ることにより図示の破線のごとく弾性撓みを生じて上記
接触部５９Ａから離間するようになっている。上記二つ
の切換端子５９，６０は、図示の状態においては、電源
６１、励磁コイル６２を経て閉回路を形成し、スイッチ
６３の可動接点６４を内部アンテナ６５側に吸引してい
る。したがって、送受信回路６６は内部アンテナ６５と
接続されている。
【０００５】次に、接続器５４が接続器５３に結合され
ると、信号コネクタ５７，５８同士が接続されると共
に、二対の内部コネクタ５１と外部コネクタ５２も接続
され、その際、右側の外部コネクタ５２の外部導体５２
Ｂが切換端子６０の突出部６０Ａを上方に押し、該切換
端子６０を確線のごとく撓み変形させる。その結果、二
つの切換端子５９，６０は離れ、上記励磁コイル６２の
励磁は解除されて可動接点６４は下方側と接触し、上記
送受信回路６６は外部コネクタの中心導体５１Ａと接続
され外部アンテナとの間で送受信するようになる。
ると、信号コネクタ５７，５８同士が接続されると共
に、二対の内部コネクタ５１と外部コネクタ５２も接続
され、その際、右側の外部コネクタ５２の外部導体５２
Ｂが切換端子６０の突出部６０Ａを上方に押し、該切換
端子６０を確線のごとく撓み変形させる。その結果、二
つの切換端子５９，６０は離れ、上記励磁コイル６２の
励磁は解除されて可動接点６４は下方側と接触し、上記
送受信回路６６は外部コネクタの中心導体５１Ａと接続
され外部アンテナとの間で送受信するようになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】かかる公知の装置にあ
っては、外部アンテナ側の接続器５４を携帯電話機５０
の接続器５３に結合させるだけで、該携帯電話機５０の
内部アンテナ６５を切り換えて外部アンテナに接続でき
る。
っては、外部アンテナ側の接続器５４を携帯電話機５０
の接続器５３に結合させるだけで、該携帯電話機５０の
内部アンテナ６５を切り換えて外部アンテナに接続でき
る。
【０００７】しかしながら、上記切り換えのためには、
複雑な形状の二つの切換端子５９，６０を要し、又、そ
のための空間も大きく、コネクタの幅方向そして嵌合方
向に大型となる。そのため部品点数、組立工数の費用が
嵩み空間の利用も有効とは言えない。特に、二つの内部
コネクタ５１，５１間の距離を狭めたいときにはその障
害となる。又、高さ方向（紙面に直角方向）で信号端子
に重なるようにして切換端子が設けられているため、高
さ方向も大型となる。
複雑な形状の二つの切換端子５９，６０を要し、又、そ
のための空間も大きく、コネクタの幅方向そして嵌合方
向に大型となる。そのため部品点数、組立工数の費用が
嵩み空間の利用も有効とは言えない。特に、二つの内部
コネクタ５１，５１間の距離を狭めたいときにはその障
害となる。又、高さ方向（紙面に直角方向）で信号端子
に重なるようにして切換端子が設けられているため、高
さ方向も大型となる。
【０００８】本発明はかかる問題を解決し、コンパクト
で簡単な構成で切換えのできるアンテナ切換用同軸コネ
クタを提供することを目的とする。
で簡単な構成で切換えのできるアンテナ切換用同軸コネ
クタを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発明は、機
器内の送受信回路に接続されている第一アンテナを機器
内の第二アンテナに切り換えるための同軸コネクタであ
って、送受信回路側に設けられた内部コネクタとこれに
結合される外部コネクタの両コネクタを有し、該外部コ
ネクタに第二アンテナが接続される。
器内の送受信回路に接続されている第一アンテナを機器
内の第二アンテナに切り換えるための同軸コネクタであ
って、送受信回路側に設けられた内部コネクタとこれに
結合される外部コネクタの両コネクタを有し、該外部コ
ネクタに第二アンテナが接続される。
【００１０】本発明によるアンテナ切換用同軸コネクタ
にあっては、中心導体の外側に筒状外部導体を有する内
部コネクタに隣接して設けられた検出端子を備えてい
る。又、外部コネクタは上記内部コネクタの中心導体と
結合する中心導体と、上記筒状外部導体に外嵌結合され
るシェル状外部導体とを有している。上記検出端子は弾
性撓み変形可能にばね性を有している。
にあっては、中心導体の外側に筒状外部導体を有する内
部コネクタに隣接して設けられた検出端子を備えてい
る。又、外部コネクタは上記内部コネクタの中心導体と
結合する中心導体と、上記筒状外部導体に外嵌結合され
るシェル状外部導体とを有している。上記検出端子は弾
性撓み変形可能にばね性を有している。
【００１１】上記内部コネクタと外部コネクタの両コネ
クタの非結合時に該検出端子の接触部が上記筒状外部導
体の半径方向外側にあって該筒状外部導体と間隙を形成
する非接触位置にあり、両コネクタの結合時には上記シ
ェル状外部導体が上記間隙に進入して筒状外部導体に外
嵌されたシェル状外部導体に対して上記検出端子の接触
部が弾性接触する。かくして、上記検出端子の筒状外部
導体との非接触そして接触により、機器に内臓されてい
る切換回路の接続を切り換え、その結果、第一アンテナ
そして外部アンテナの一方が選択される。
クタの非結合時に該検出端子の接触部が上記筒状外部導
体の半径方向外側にあって該筒状外部導体と間隙を形成
する非接触位置にあり、両コネクタの結合時には上記シ
ェル状外部導体が上記間隙に進入して筒状外部導体に外
嵌されたシェル状外部導体に対して上記検出端子の接触
部が弾性接触する。かくして、上記検出端子の筒状外部
導体との非接触そして接触により、機器に内臓されてい
る切換回路の接続を切り換え、その結果、第一アンテナ
そして外部アンテナの一方が選択される。
【００１２】かかる本発明にあっては、好ましくは、内
部コネクタの筒状外部導体は検出端子の接触部に対応す
る部分に切欠部が形成されている。こうすることによ
り、検出端子と筒状外部導体が非接触状態にあるとき
に、その非接触を確実ならしめる。
部コネクタの筒状外部導体は検出端子の接触部に対応す
る部分に切欠部が形成されている。こうすることによ
り、検出端子と筒状外部導体が非接触状態にあるとき
に、その非接触を確実ならしめる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図１ないし図３
にもとづいて、本発明の実施形態を説明する。
にもとづいて、本発明の実施形態を説明する。
【００１４】図１は本発明のコネクタが携帯電話機に使
用された例を示し、同図において、図４に示された従来
例装置と共通部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
用された例を示し、同図において、図４に示された従来
例装置と共通部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【００１５】本実施形態において、携帯電話機５０に
は、図４の場合と同様に信号コネクタ５７が取りつけら
れた接続器５３が設けられており、該接続器５３には該
信号コネクタ５７の両側に同軸の内部コネクタ１が設け
られている。一方（図では右方）の内部コネクタ１に隣
接して検出端子６も設けられている。
は、図４の場合と同様に信号コネクタ５７が取りつけら
れた接続器５３が設けられており、該接続器５３には該
信号コネクタ５７の両側に同軸の内部コネクタ１が設け
られている。一方（図では右方）の内部コネクタ１に隣
接して検出端子６も設けられている。
【００１６】内部コネクタ１は、図２に見られるよう
に、絶縁体２の中空孔３内に雌形の中心導体４が収めら
れ、その外側には良好な高周波特性を有すべく、筒状外
部導体５が支持されている。該中心導体４及び筒状外部
導体５は絶縁体２から突出せる上端に結線端部４Ａ，５
Ａがそれぞれ設けられている。そして、上記中心導体４
の下端部にはスリット４Ｃが形成されていて、弾性変形
による拡径がし易くなっている。又、上記筒状外部導体
５の下部には窓状の切欠部５Ｂが形成されている。
に、絶縁体２の中空孔３内に雌形の中心導体４が収めら
れ、その外側には良好な高周波特性を有すべく、筒状外
部導体５が支持されている。該中心導体４及び筒状外部
導体５は絶縁体２から突出せる上端に結線端部４Ａ，５
Ａがそれぞれ設けられている。そして、上記中心導体４
の下端部にはスリット４Ｃが形成されていて、弾性変形
による拡径がし易くなっている。又、上記筒状外部導体
５の下部には窓状の切欠部５Ｂが形成されている。
【００１７】絶縁体から成る上記接続器５３には、上記
筒状外部導体５の切欠部５Ｂに面する側に保護壁部５３
Ａが下方に突出するように一体に設けられていて、その
内面に凹部５３Ｂが形成されている。本発明において保
護壁は必須ではなく、保護壁を設けなければ、更に二つ
の内部コネクタ間の距離を狭めることができる。上記接
続器５３の基部側では、溝５３Ｃ内に検出端子６が保持
されている。該検出端子６は上記接続器５３の基部から
突出して下方に延出し、弾性撓み変形可能な形状・寸法
となっている。該検出端子６は上端に結線端部６Ａを有
し、下部には屈曲した接触部６Ｂが形成されている。該
接触部６Ｂは上記筒状外部導体５の切欠部５Ｂに臨むよ
うに位置している。該接触部６Ｂと中心導体４の下端部
４Ｂとの上下方向での位置関係は、相手方となる同軸の
外部コネクタ５２の中心導体５２Ａが、図２に示すごと
く、上記中心導体４の下端部４Ｂに接触を開始したとき
に、シェル状外部導体５２Ｂが上記接触部６Ｂに近接し
てはいるが未だ接触していないという状態にあるように
設定されている。
筒状外部導体５の切欠部５Ｂに面する側に保護壁部５３
Ａが下方に突出するように一体に設けられていて、その
内面に凹部５３Ｂが形成されている。本発明において保
護壁は必須ではなく、保護壁を設けなければ、更に二つ
の内部コネクタ間の距離を狭めることができる。上記接
続器５３の基部側では、溝５３Ｃ内に検出端子６が保持
されている。該検出端子６は上記接続器５３の基部から
突出して下方に延出し、弾性撓み変形可能な形状・寸法
となっている。該検出端子６は上端に結線端部６Ａを有
し、下部には屈曲した接触部６Ｂが形成されている。該
接触部６Ｂは上記筒状外部導体５の切欠部５Ｂに臨むよ
うに位置している。該接触部６Ｂと中心導体４の下端部
４Ｂとの上下方向での位置関係は、相手方となる同軸の
外部コネクタ５２の中心導体５２Ａが、図２に示すごと
く、上記中心導体４の下端部４Ｂに接触を開始したとき
に、シェル状外部導体５２Ｂが上記接触部６Ｂに近接し
てはいるが未だ接触していないという状態にあるように
設定されている。
【００１８】かかる本実施形態にあっては、外部アンテ
ナ側の接続器５４が携帯電話機５０側の接続器５３に結
合されていない図１及び図２の状態で、電源６１、励磁
コイル６２を含み筒状外部導体５そして検出端子６を接
続してして成る回路は検出端子６と筒状外部導体５にお
いて開いており、励磁コイル６２は励磁された状態にな
く、スイッチ６３の可動接点６４は内部アンテナ６５側
に接続されている。
ナ側の接続器５４が携帯電話機５０側の接続器５３に結
合されていない図１及び図２の状態で、電源６１、励磁
コイル６２を含み筒状外部導体５そして検出端子６を接
続してして成る回路は検出端子６と筒状外部導体５にお
いて開いており、励磁コイル６２は励磁された状態にな
く、スイッチ６３の可動接点６４は内部アンテナ６５側
に接続されている。
【００１９】次に、外部アンテナに接続されている外部
コネクタ５２を保持する接続器５４が上記携帯電話機５
０の接続器５３に結合されると、接続器５４に保持され
ている外部コネクタ５２の中心導体５２Ａが、図２の二
点鎖線で示されるごとく、内部コネクタ１の中心導体３
と接触を開始し、シェル状外部導体５２Ｂが、筒状外部
導体５に外嵌される。すなわち、中心導体５２Ａ，４同
士が接続し始めても、シェル状外部導体５２Ｂは筒状外
部導体５と接触しているのみであり、検出端子６とは未
だ接触していない。
コネクタ５２を保持する接続器５４が上記携帯電話機５
０の接続器５３に結合されると、接続器５４に保持され
ている外部コネクタ５２の中心導体５２Ａが、図２の二
点鎖線で示されるごとく、内部コネクタ１の中心導体３
と接触を開始し、シェル状外部導体５２Ｂが、筒状外部
導体５に外嵌される。すなわち、中心導体５２Ａ，４同
士が接続し始めても、シェル状外部導体５２Ｂは筒状外
部導体５と接触しているのみであり、検出端子６とは未
だ接触していない。
【００２０】シェル状外部導体５２Ｂの筒状外部導体５
への外嵌がさらに進むと、中心導体５２Ａ，４同士の接
触が保たれたまま、上記シェル状外部導体５２Ｂは、図
３に示されるごとく、検出端子６の接触部６Ｂと接触す
るようになる。すなわち、上述した電源６１、励磁コイ
ル６２を含み筒状外部導体５そして検出端子６を接続し
て成る回路は閉回路を形成し、上記励磁コイル６２は励
磁されて可動接点６４は、内部コネクタ１の中心導体５
側に接続される（図１にて上側に切り換えられる）。し
たがって受信回路６６は、この中心導体５そして外部コ
ネクタ５２を経て外部アンテナ側に切り換えられる。当
然のことながら、この時点では、信号コネクタ５７，５
８間は結合されている。
への外嵌がさらに進むと、中心導体５２Ａ，４同士の接
触が保たれたまま、上記シェル状外部導体５２Ｂは、図
３に示されるごとく、検出端子６の接触部６Ｂと接触す
るようになる。すなわち、上述した電源６１、励磁コイ
ル６２を含み筒状外部導体５そして検出端子６を接続し
て成る回路は閉回路を形成し、上記励磁コイル６２は励
磁されて可動接点６４は、内部コネクタ１の中心導体５
側に接続される（図１にて上側に切り換えられる）。し
たがって受信回路６６は、この中心導体５そして外部コ
ネクタ５２を経て外部アンテナ側に切り換えられる。当
然のことながら、この時点では、信号コネクタ５７，５
８間は結合されている。
【００２１】本実施形態では、好ましい形態として、内
部コネクタ１の筒状外部導体５に切欠部５Ｂを形成した
が、外部コネクタ５２との非結合時に、検出端子６の接
触部６Ｂが確実に筒状外部導体５と非接触状態にあるな
らば、上記切欠部５Ｂは不要である。
部コネクタ１の筒状外部導体５に切欠部５Ｂを形成した
が、外部コネクタ５２との非結合時に、検出端子６の接
触部６Ｂが確実に筒状外部導体５と非接触状態にあるな
らば、上記切欠部５Ｂは不要である。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、以上のように、内部コネクタ
に隣接して該内部コネクタの筒状外部導体にほぼ平行に
一つの検出端子を設け、外部コネクタの外部導体と該検
出端子が接触するだけで、第一及び第二アンテナの切り
換えが可能とするようにしたので、アンテナ切換用同軸
コネクタがきわめて簡単な構造となる。その結果、二つ
の外部コネクタを併用する際には、例えば、信号コネク
タが幅方向に小さい場合は、両者の間隔を必要に応じて
小さくすることができ、アンテナを使用する装置の小型
化にもつながる。又、高さ方向で信号端子と重なるよう
にして切換端子が設けられていないので、高さ方向でも
小型化する。
に隣接して該内部コネクタの筒状外部導体にほぼ平行に
一つの検出端子を設け、外部コネクタの外部導体と該検
出端子が接触するだけで、第一及び第二アンテナの切り
換えが可能とするようにしたので、アンテナ切換用同軸
コネクタがきわめて簡単な構造となる。その結果、二つ
の外部コネクタを併用する際には、例えば、信号コネク
タが幅方向に小さい場合は、両者の間隔を必要に応じて
小さくすることができ、アンテナを使用する装置の小型
化にもつながる。又、高さ方向で信号端子と重なるよう
にして切換端子が設けられていないので、高さ方向でも
小型化する。
【図１】本発明の一実施形態としてのコネクタを有する
携帯電話機の概要構成図である。
携帯電話機の概要構成図である。
【図２】図１におけるコネクタの断面図であって外部コ
ネクタとの非結合時を示す。
ネクタとの非結合時を示す。
【図３】図１におけるコネクタの断面図であって外部コ
ネクタとの結合時を示す。
ネクタとの結合時を示す。
【図４】従来装置としてのコネクタを有する携帯電話機
の概要構成図である。
の概要構成図である。
１ 内部コネクタ ４ 中心導体 ５ 筒状外部導体 ５Ｂ 切欠部 ６ 検出端子 ６Ｂ 接触部 ５２ 外部コネクタ ５２Ａ 中心導体 ５２Ｂ シェル状外部導体 ６５ 内部アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 野辺 毅 東京都品川区大崎５丁目５番23号 ヒロ セ電機株式 会社内 (56)参考文献 特開 平９−204957（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−161891（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/703 H01R 24/02
Claims (2)
- 【請求項１】 機器内の受信回路に接続されている第一
アンテナを機器外の第二アンテナに切り換えるための同
軸コネクタであって、受信回路側に設けられた内部コネ
クタとこれに結合される外部コネクタの両コネクタを有
し、該外部コネクタに第二アンテナが接続されるものに
おいて、中心導体の外側に筒状外部導体を有する内部コ
ネクタに隣接して設けられた検出端子を備え、外部コネ
クタが上記内部コネクタの中心導体と結合する中心導体
と、上記筒状外部導体に外嵌結合されるシェル状外部導
体とを有し、上記検出端子が弾性撓み変形可能にばね性
を有していて、両コネクタの非結合時に該検出端子の接
触部が上記筒状外部導体の半径方向外側にあって該筒状
外部導体と間隙を形成する非接触位置にあり、両コネク
タの結合時には上記シェル状外部導体が上記間隙に進入
して筒状外部導体に外嵌されたシェル状外部導体に対し
て上記検出端子の接触部が弾性接触することを特徴とす
るアンテナ切換用同軸コネクタ。 - 【請求項２】 内部コネクタの筒状外部導体は検出端子
の接触部に対応する部分に切欠部が形成されていること
とする請求項１に記載のアンテナ切換用同軸コネクタ。
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