JP3222287B2 - 無線機用のアンテナ - Google Patents
無線機用のアンテナInfo
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- JP3222287B2 JP3222287B2 JP25515493A JP25515493A JP3222287B2 JP 3222287 B2 JP3222287 B2 JP 3222287B2 JP 25515493 A JP25515493 A JP 25515493A JP 25515493 A JP25515493 A JP 25515493A JP 3222287 B2 JP3222287 B2 JP 3222287B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼び出し信号と交信信
号に異なる周波数を用いる無線機における無線機用のア
ンテナに関するものであり、また携帯に好適なようにア
ンテナが突出および収納でき、しかもアンテナ収納状態
でも呼び出し信号受信可能な無線機用のアンテナに関す
るものである。
号に異なる周波数を用いる無線機における無線機用のア
ンテナに関するものであり、また携帯に好適なようにア
ンテナが突出および収納でき、しかもアンテナ収納状態
でも呼び出し信号受信可能な無線機用のアンテナに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用電話機等の無線機にあって
は、呼び出し信号と交信信号に異なる周波数が用いられ
ており、また携帯に好適なように無線機筐体が小形化さ
れるのみならず、アンテナも交信時には突出伸長させ、
交信していないときには収納できるように構成されてい
る。しかも、呼び出し信号の待受時には、アンテナ収納
状態であっても、呼び出し信号が受信できるように構成
されなければならない。
は、呼び出し信号と交信信号に異なる周波数が用いられ
ており、また携帯に好適なように無線機筐体が小形化さ
れるのみならず、アンテナも交信時には突出伸長させ、
交信していないときには収納できるように構成されてい
る。しかも、呼び出し信号の待受時には、アンテナ収納
状態であっても、呼び出し信号が受信できるように構成
されなければならない。
【0003】かかる従来技術の一例として、特開平3−
245603号公報に示されたものがある。これを簡単
に説明するならば、コイル状エレメントにロッド状エレ
メントを接続し、筐体にロッド状エレメントを突出収納
自在となし、アンテナの突出状態ではロッド状エレメン
トの基部に給電点が弾接して接続され、アンテナの収納
状態ではコイル状エレメントが筐体から突出する位置に
あり、このコイル状エレメントの基部に給電点が弾接し
て接続されるように構成される。
245603号公報に示されたものがある。これを簡単
に説明するならば、コイル状エレメントにロッド状エレ
メントを接続し、筐体にロッド状エレメントを突出収納
自在となし、アンテナの突出状態ではロッド状エレメン
トの基部に給電点が弾接して接続され、アンテナの収納
状態ではコイル状エレメントが筐体から突出する位置に
あり、このコイル状エレメントの基部に給電点が弾接し
て接続されるように構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、携帯
に好適であり、しかもアンテナ収納状態で呼び出し信号
の待受受信も可能であり、それなりに優れたものであ
る。しかるに、以下のごとき不具合がある。まず、アン
テナの収納および突出状態のいずれにあってもコイル状
エレメントとロッド状エレメントがアンテナとして接続
されたままで、収納および突出により給電点の弾接箇所
が相違する。そこで、アンテナの収納および突出状態に
おける給電点に対するアンテナの出力インピーダンスが
変化し、整合が得られにくい。また、アンテナの突出状
態にあっては、コイル状エレメントとロッド状エレメン
トによってアンテナ放射特性が定まるが、発明者らの実
験によれば、ロッド状エレメントを垂直に設定したとき
に、指向方向が水平よりやや下を向くという不具合があ
った。高いアンテナ利得で通信するためには、指向性が
水平または水平よりやや上を向くことが望ましい。さら
に、アンテナの突出状態では、コイル状エレメントとロ
ッド状エレメントの共働によりアンテナとして機能して
おり、各エレメント設計の制約が大きい。
に好適であり、しかもアンテナ収納状態で呼び出し信号
の待受受信も可能であり、それなりに優れたものであ
る。しかるに、以下のごとき不具合がある。まず、アン
テナの収納および突出状態のいずれにあってもコイル状
エレメントとロッド状エレメントがアンテナとして接続
されたままで、収納および突出により給電点の弾接箇所
が相違する。そこで、アンテナの収納および突出状態に
おける給電点に対するアンテナの出力インピーダンスが
変化し、整合が得られにくい。また、アンテナの突出状
態にあっては、コイル状エレメントとロッド状エレメン
トによってアンテナ放射特性が定まるが、発明者らの実
験によれば、ロッド状エレメントを垂直に設定したとき
に、指向方向が水平よりやや下を向くという不具合があ
った。高いアンテナ利得で通信するためには、指向性が
水平または水平よりやや上を向くことが望ましい。さら
に、アンテナの突出状態では、コイル状エレメントとロ
ッド状エレメントの共働によりアンテナとして機能して
おり、各エレメント設計の制約が大きい。
【0005】本発明は、上述のごとき従来技術を改善す
るためになされたもので、第1エレメントと第2エレメ
ントがそれぞれ独立してアンテナとして機能するように
した無線機用のアンテナを提供することを目的とする。
るためになされたもので、第1エレメントと第2エレメ
ントがそれぞれ独立してアンテナとして機能するように
した無線機用のアンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の無線機用のアンテナは、第1エレメント
と第2エレメントの間にトラップ回路を接続し、前記第
1エレメントの基部と前記第2エレメントの基部に選択
的に給電するアンテナであって、前記トラップ回路を、
前記第1エレメントと第2エレメントの間を直線状導体
で接続し、絶縁筒を介在させて二重とした2つの導電筒
状部を前記直線状導体の同軸心上に設け、これらの導電
筒状部をそれぞれ前記第1エレメントと第2エレメント
に接続し、前記直線状導体のインダクタンス成分と前記
二重の導電筒状部のキャパシタンス成分とによる並列共
振回路で形成している。
めに、本発明の無線機用のアンテナは、第1エレメント
と第2エレメントの間にトラップ回路を接続し、前記第
1エレメントの基部と前記第2エレメントの基部に選択
的に給電するアンテナであって、前記トラップ回路を、
前記第1エレメントと第2エレメントの間を直線状導体
で接続し、絶縁筒を介在させて二重とした2つの導電筒
状部を前記直線状導体の同軸心上に設け、これらの導電
筒状部をそれぞれ前記第1エレメントと第2エレメント
に接続し、前記直線状導体のインダクタンス成分と前記
二重の導電筒状部のキャパシタンス成分とによる並列共
振回路で形成している。
【0007】また、小径の前記導電筒状部を一端側に設
けた部材の外周面に周状の凹部を設け、この部材に前記
小径の導電筒状部側から前記凹部にわたって誘電体から
なる前記絶縁筒と金属材からなる太径の前記導電筒状部
を被せ、前記太径の導電筒状部の先端部をかしめて前記
凹部に嵌入する挟搾部を形成して前記トラップ回路を構
成しても良い。
けた部材の外周面に周状の凹部を設け、この部材に前記
小径の導電筒状部側から前記凹部にわたって誘電体から
なる前記絶縁筒と金属材からなる太径の前記導電筒状部
を被せ、前記太径の導電筒状部の先端部をかしめて前記
凹部に嵌入する挟搾部を形成して前記トラップ回路を構
成しても良い。
【0008】そして、前記直線状導体と、前記第2エレ
メントが一本の線状体からなるように構成しても良い。
メントが一本の線状体からなるように構成しても良い。
【0009】さらに、無線機の筐体に突出および収納自
在に取り付け、突出状態で前記第2エレメントの基部に
設けた終端金具が前記筐体に設けた給電金具に嵌合して
電気的接続し、収納状態で前記筐体より前記第1エレメ
ントを突出し、この第1エレメントに接続される前記太
径の導電筒状部を一端側に設けた部材が前記給電金具に
嵌合して電気的接続するように構成することもできる。
在に取り付け、突出状態で前記第2エレメントの基部に
設けた終端金具が前記筐体に設けた給電金具に嵌合して
電気的接続し、収納状態で前記筐体より前記第1エレメ
ントを突出し、この第1エレメントに接続される前記太
径の導電筒状部を一端側に設けた部材が前記給電金具に
嵌合して電気的接続するように構成することもできる。
【0010】そしてさらに、前記第1エレメントをコイ
ル状として絶縁材からなるボビンに巻回するとともにそ
の端部を太径の前記導電筒状部を一端側に設けた部材の
他端部に巻回結合して電気的接続し、前記第1エレメン
トが巻回されたボビンを覆うとともに前記部材に当接さ
せて前記部材の他端側にキャップを結合し、前記部材の
軸心上に設けた透孔に前記直線状導体の一端部を挿入貫
通して前記部材の一端側で固定するとともに電気的接続
するように構成することもできる。
ル状として絶縁材からなるボビンに巻回するとともにそ
の端部を太径の前記導電筒状部を一端側に設けた部材の
他端部に巻回結合して電気的接続し、前記第1エレメン
トが巻回されたボビンを覆うとともに前記部材に当接さ
せて前記部材の他端側にキャップを結合し、前記部材の
軸心上に設けた透孔に前記直線状導体の一端部を挿入貫
通して前記部材の一端側で固定するとともに電気的接続
するように構成することもできる。
【0011】
【作 用】トラップ回路を、直線状導体のインダクタン
ス成分と、これと同軸心上の二重の導電筒状部のキャパ
シタンス成分との並列共振回路で形成するので、トラッ
プ回路の外径を比較的に細く構成し得る。
ス成分と、これと同軸心上の二重の導電筒状部のキャパ
シタンス成分との並列共振回路で形成するので、トラッ
プ回路の外径を比較的に細く構成し得る。
【0012】また、小径の導電筒状部を設けるとともに
周状の凹部を設けた部材に、絶縁筒と太径の導電筒状部
を被せ、太径の導電筒状部の先端部をかしめて挟搾部を
凹部に嵌入させるならば、二重の導電筒状部の固定が簡
単な構造で容易にでき、トラップ回路の外径を細く構成
し易い。
周状の凹部を設けた部材に、絶縁筒と太径の導電筒状部
を被せ、太径の導電筒状部の先端部をかしめて挟搾部を
凹部に嵌入させるならば、二重の導電筒状部の固定が簡
単な構造で容易にでき、トラップ回路の外径を細く構成
し易い。
【0013】そして、トラップ回路を形成するための直
線状導体と、第2エレメントを一本の線状体で構成する
ならば、線状体の先端部に二重の導電筒状部を設けるこ
とで、容易にトラップ回路が構成し得る。
線状導体と、第2エレメントを一本の線状体で構成する
ならば、線状体の先端部に二重の導電筒状部を設けるこ
とで、容易にトラップ回路が構成し得る。
【0014】さらに、アンテナの突出状態で第2エレメ
ントの基部に設けた終端金具を給電金具に嵌合して電気
的接続し、収納状態で第1エレメントの基部に接続され
る太径の導電筒状部を給電金具に嵌合して電気的接続す
るならば、終端金具と太径の導電筒状部の嵌合部分を同
径とすることで、給電金具を簡単な構造となし得る。
ントの基部に設けた終端金具を給電金具に嵌合して電気
的接続し、収納状態で第1エレメントの基部に接続され
る太径の導電筒状部を給電金具に嵌合して電気的接続す
るならば、終端金具と太径の導電筒状部の嵌合部分を同
径とすることで、給電金具を簡単な構造となし得る。
【0015】そしてさらに、第1エレメントをコイル状
とすることで、アンテナの収納状態で筐体から突出する
長さが短かい。また、太径の導電筒状部が設けられた部
材に第1エレメントの端部を巻回固定するとともに直線
状導体を接続するので、トラップ回路と第1エレメント
の接続が簡単である。さらに、第1エレメントを覆うキ
ャップでボビンを部材に当接させるので、ボビンの固定
構造も簡単である。
とすることで、アンテナの収納状態で筐体から突出する
長さが短かい。また、太径の導電筒状部が設けられた部
材に第1エレメントの端部を巻回固定するとともに直線
状導体を接続するので、トラップ回路と第1エレメント
の接続が簡単である。さらに、第1エレメントを覆うキ
ャップでボビンを部材に当接させるので、ボビンの固定
構造も簡単である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を、図1ないし図
5を参照して説明する。図1は、本発明の無線機用のア
ンテナの第1実施例の突出状態の縦断面図であり、図2
は、図1のアンテナの収納状態の縦断面部分図であり、
図3は、図1のトラップ回路の固定構造を説明するため
の縦断面図であり、図4は、図1の給電部に用いられる
内バネを示す図で、(a)は左側図、(b)は正面図で
あり、図5は、図1のアンテナの等価回路図で、(a)
はアンテナの突出状態、(b)は収納状態である。
5を参照して説明する。図1は、本発明の無線機用のア
ンテナの第1実施例の突出状態の縦断面図であり、図2
は、図1のアンテナの収納状態の縦断面部分図であり、
図3は、図1のトラップ回路の固定構造を説明するため
の縦断面図であり、図4は、図1の給電部に用いられる
内バネを示す図で、(a)は左側図、(b)は正面図で
あり、図5は、図1のアンテナの等価回路図で、(a)
はアンテナの突出状態、(b)は収納状態である。
【0017】まず、図1ないし図4を参照して、本発明
の無線機用のアンテナの第1実施例の構造を説明する。
コイル状アンテナの第1エレメント10が円柱状の誘電
体絶縁樹脂からなるボビン12に巻回され、第1エレメ
ント10の基部が導電金属材からならる第1スリーブ1
4の一端部に巻回結合されて電気的接続がなされる。こ
の第1スリーブ14の他端側には有底孔からなる太径の
導電筒状部14aが設けられる、また軸心上に透孔が設
けられる。そして、この透孔に直線状導体16の一端部
が導電筒状部14a側から挿入貫通されて一端側で半田
付け18で固定されるとともに電気的接続がなされる。
なお、ボビン12の端面には、この半田付け18を逃げ
るための凹部12aが設けられている。さらに、第1ス
リーブ14の一端側の側面には雄ネジ14bが刻設さ
れ、この雄ネジ14bに、第1エレメント10が巻回さ
れたボビン12を覆うとともにボビン12を第1スリー
ブ14の一端側端面に当接固定する樹脂材からなるキャ
ップ20が螺合される。
の無線機用のアンテナの第1実施例の構造を説明する。
コイル状アンテナの第1エレメント10が円柱状の誘電
体絶縁樹脂からなるボビン12に巻回され、第1エレメ
ント10の基部が導電金属材からならる第1スリーブ1
4の一端部に巻回結合されて電気的接続がなされる。こ
の第1スリーブ14の他端側には有底孔からなる太径の
導電筒状部14aが設けられる、また軸心上に透孔が設
けられる。そして、この透孔に直線状導体16の一端部
が導電筒状部14a側から挿入貫通されて一端側で半田
付け18で固定されるとともに電気的接続がなされる。
なお、ボビン12の端面には、この半田付け18を逃げ
るための凹部12aが設けられている。さらに、第1ス
リーブ14の一端側の側面には雄ネジ14bが刻設さ
れ、この雄ネジ14bに、第1エレメント10が巻回さ
れたボビン12を覆うとともにボビン12を第1スリー
ブ14の一端側端面に当接固定する樹脂材からなるキャ
ップ20が螺合される。
【0018】また、直線状導体16には、ロッド状アン
テナの第2エレメント22が一本の線状体で一体的に設
けられる。直線状導体16の他端部(すなわち第2エレ
メント22の先端部)には、第2スリーブ26が嵌入さ
れ、この第2スリーブ26の一端部に導電筒状部14a
内に誘電体からなる絶縁筒24を介在させて挿入嵌合し
得る有底孔からなる小径の導電筒状部26aが設けられ
る。そして、第2スリーブ26には、外周面から直線状
導体16に至る透孔が穿設され、この透孔から半田28
を流し込むことで、第2スリーブ26が直線状導体16
と固定されるとともに電気的接続がなされる。また、第
2スリーブ26の外周面に周状の凹部26bが設けられ
ていて、小径の導電筒状部26aに絶縁筒24を介して
被せられた太径の導電筒状部14aの先端部がかしめら
れて挟搾部とされて凹部26bに嵌合され、第1と第2
スリーブ14,26が固定される。周状の凹部26bの
断面は、導電筒状部26a側が斜辺となるレ字状とされ
ている。さらに、第2スリーブ26の他端部には雌ネジ
26cが刻設される。
テナの第2エレメント22が一本の線状体で一体的に設
けられる。直線状導体16の他端部(すなわち第2エレ
メント22の先端部)には、第2スリーブ26が嵌入さ
れ、この第2スリーブ26の一端部に導電筒状部14a
内に誘電体からなる絶縁筒24を介在させて挿入嵌合し
得る有底孔からなる小径の導電筒状部26aが設けられ
る。そして、第2スリーブ26には、外周面から直線状
導体16に至る透孔が穿設され、この透孔から半田28
を流し込むことで、第2スリーブ26が直線状導体16
と固定されるとともに電気的接続がなされる。また、第
2スリーブ26の外周面に周状の凹部26bが設けられ
ていて、小径の導電筒状部26aに絶縁筒24を介して
被せられた太径の導電筒状部14aの先端部がかしめら
れて挟搾部とされて凹部26bに嵌合され、第1と第2
スリーブ14,26が固定される。周状の凹部26bの
断面は、導電筒状部26a側が斜辺となるレ字状とされ
ている。さらに、第2スリーブ26の他端部には雌ネジ
26cが刻設される。
【0019】そして、第2エレメント22の終端は、導
電性の終端金具30に穿設された透孔に貫通され、終端
金具30の終端面に半田付け33で固定されるとともに
電気的接続がなされる。この終端金具30は、終端部に
径太部30aが形成され、また第2エレメント22の挿
入側から有底孔が穿設されるとともにこの有底孔の底部
近くに雌ネジ30bが刻設される。
電性の終端金具30に穿設された透孔に貫通され、終端
金具30の終端面に半田付け33で固定されるとともに
電気的接続がなされる。この終端金具30は、終端部に
径太部30aが形成され、また第2エレメント22の挿
入側から有底孔が穿設されるとともにこの有底孔の底部
近くに雌ネジ30bが刻設される。
【0020】さらに、第2エレメント22には、絶縁性
樹脂からなるチューブ32が被せられる。このチューブ
32の両端にはそれぞれ雄ネジが刻設されていて、第2
スリーブ26の雌ネジ26cと、終端金具30の雌ネジ
30bとにそれぞれ螺合されて固定される。
樹脂からなるチューブ32が被せられる。このチューブ
32の両端にはそれぞれ雄ネジが刻設されていて、第2
スリーブ26の雌ネジ26cと、終端金具30の雌ネジ
30bとにそれぞれ螺合されて固定される。
【0021】そしてまた、無線機の筐体34に、フラン
ジ部36aを有する給電金具36が螺合により固定され
る。この給電金具36の内周に終端金具30が貫通して
弾接し得る略筒状で導電材からなる内バネ38が軸方向
に抜けないように配設されている。一例として、給電金
具36のフランジ部36a側に挟搾部を設けてフランジ
部36a側への抜けが規制され、内バネ38を挿入後に
給電金具36の端部をかしめて挟搾部として反対側への
抜けが規制される。内バネ38は、図4に示すごとく、
複数のすり割38a,38a…が設けられて径方向に弾
力を有するように形成され、終端金具30の外周面と給
電金具36の内周面に弾接し得る構造とされる。なお、
第1スリーブ14の導電筒状部14aの外径は、終端金
具30の内バネ38内に挿入される部分の外径とほぼ同
じであり、アンテナの収納状態にあっては、第1のスリ
ーブ14の導電筒状部14aが挿入されて内バネ38が
弾接される。さらに、筐体34には、給電金具36に弾
接する給電バネ40が固定され、この給電バネ40に図
示しない無線機回路に接続される給電線42が電気的接
続される。
ジ部36aを有する給電金具36が螺合により固定され
る。この給電金具36の内周に終端金具30が貫通して
弾接し得る略筒状で導電材からなる内バネ38が軸方向
に抜けないように配設されている。一例として、給電金
具36のフランジ部36a側に挟搾部を設けてフランジ
部36a側への抜けが規制され、内バネ38を挿入後に
給電金具36の端部をかしめて挟搾部として反対側への
抜けが規制される。内バネ38は、図4に示すごとく、
複数のすり割38a,38a…が設けられて径方向に弾
力を有するように形成され、終端金具30の外周面と給
電金具36の内周面に弾接し得る構造とされる。なお、
第1スリーブ14の導電筒状部14aの外径は、終端金
具30の内バネ38内に挿入される部分の外径とほぼ同
じであり、アンテナの収納状態にあっては、第1のスリ
ーブ14の導電筒状部14aが挿入されて内バネ38が
弾接される。さらに、筐体34には、給電金具36に弾
接する給電バネ40が固定され、この給電バネ40に図
示しない無線機回路に接続される給電線42が電気的接
続される。
【0022】ここで、図1のごとく、アンテナを筐体3
4から引き出して突出させた状態では、終端金具30が
給電金具36の内バネ38内に挿入されて、第2エレメ
ント22の基部が給電点となる。なお、終端金具30の
径太部30aによって突出方向への抜けが規制される。
また、図2のごとく、アンテナと筐体34内に収納させ
た状態では、第1スリーブ14の導電筒状部14aが給
電金具36の内バネ38内に挿入されて、第1スリーブ
14すなわち第1エレメント10の基部が給電点とな
る。このアンテナの収納状態では、第1エレメント10
は、筐体34の外部に突出されている。
4から引き出して突出させた状態では、終端金具30が
給電金具36の内バネ38内に挿入されて、第2エレメ
ント22の基部が給電点となる。なお、終端金具30の
径太部30aによって突出方向への抜けが規制される。
また、図2のごとく、アンテナと筐体34内に収納させ
た状態では、第1スリーブ14の導電筒状部14aが給
電金具36の内バネ38内に挿入されて、第1スリーブ
14すなわち第1エレメント10の基部が給電点とな
る。このアンテナの収納状態では、第1エレメント10
は、筐体34の外部に突出されている。
【0023】次に、図5を参照して、本発明の無線機用
のアンテナの作用を説明する。第1エレメント10は、
例えば呼び出し信号を伝送する共振周波数帯(f1)に
共振するように実効長が半波長または四分の一波長に設
定され、第2エレメント22は、これより若干高い交信
信号を伝送する共振周波数帯(f2)に共振するように
実効長が半波長または四分の一波長に設定される。そし
て、絶縁筒24の誘電体が介在された2つの導電筒状部
14aと26aはコンデンサ50を形成し、直線状導体
16のインダクタンス成分と平列に接続されて、並列共
振回路からなるトラップ回路52が形成される。しか
も、このトラップ回路52の共振周波数は、第1エレメ
ント10と第2エレメント22の共振周波数帯のほぼ中
間に設定される。なお、第1エレメント10と第2エレ
メント22の共振周波数帯は広く設定され、トラップ回
路の共振周波数帯も広く設定される。そこで、トラップ
回路の中心共振周波数が、第1エレメント10と第2エ
レメント22の共振周波数帯からいく分ずれていても良
い。
のアンテナの作用を説明する。第1エレメント10は、
例えば呼び出し信号を伝送する共振周波数帯(f1)に
共振するように実効長が半波長または四分の一波長に設
定され、第2エレメント22は、これより若干高い交信
信号を伝送する共振周波数帯(f2)に共振するように
実効長が半波長または四分の一波長に設定される。そし
て、絶縁筒24の誘電体が介在された2つの導電筒状部
14aと26aはコンデンサ50を形成し、直線状導体
16のインダクタンス成分と平列に接続されて、並列共
振回路からなるトラップ回路52が形成される。しか
も、このトラップ回路52の共振周波数は、第1エレメ
ント10と第2エレメント22の共振周波数帯のほぼ中
間に設定される。なお、第1エレメント10と第2エレ
メント22の共振周波数帯は広く設定され、トラップ回
路の共振周波数帯も広く設定される。そこで、トラップ
回路の中心共振周波数が、第1エレメント10と第2エ
レメント22の共振周波数帯からいく分ずれていても良
い。
【0024】そして、交信時の図1のごときアンテナの
突出状態では、図5(a)に示すごとく、トラップ回路
52により、第1エレメント10と第2エレメント22
がアンテナ作用としては切り離され、第2エレメント2
2のみが共振周波数帯f2のアンテナとして機能する。
そして、第2エレメント22の出力インピーダンスが、
アンテナの出力インピーダンスとして給電金具36に接
続される。
突出状態では、図5(a)に示すごとく、トラップ回路
52により、第1エレメント10と第2エレメント22
がアンテナ作用としては切り離され、第2エレメント2
2のみが共振周波数帯f2のアンテナとして機能する。
そして、第2エレメント22の出力インピーダンスが、
アンテナの出力インピーダンスとして給電金具36に接
続される。
【0025】また、呼び出し信号の待受時の図2のごと
きアンテナの収納状態では、図5(b)に示すごとく、
トラップ回路52により第2エレメント22が、第1エ
レメント10からアンテナ作用としては切り離され、第
1エレメント10のみが共振周波数帯f1のアンテナと
して機能する。そして、第1エレメント10の出力イン
ピーダンスが、アンテナの出力インピーダンスとして給
電金具36に接続される。
きアンテナの収納状態では、図5(b)に示すごとく、
トラップ回路52により第2エレメント22が、第1エ
レメント10からアンテナ作用としては切り離され、第
1エレメント10のみが共振周波数帯f1のアンテナと
して機能する。そして、第1エレメント10の出力イン
ピーダンスが、アンテナの出力インピーダンスとして給
電金具36に接続される。
【0026】ここで、第1エレメント10と第2エレメ
ント22のそれぞれの出力インピーダンスを同じに設定
することで、アンテナの突出状態でも収納状態でも、同
じ出力インピーダンスが得られ、簡単な1つの整合回路
で整合が容易に図れ、無線機用のアンテナとして高い利
得が得られる。
ント22のそれぞれの出力インピーダンスを同じに設定
することで、アンテナの突出状態でも収納状態でも、同
じ出力インピーダンスが得られ、簡単な1つの整合回路
で整合が容易に図れ、無線機用のアンテナとして高い利
得が得られる。
【0027】本発明の第2実施例を、図6ないし図10
を参照して説明する。図6は、本発明の無線機用のアン
テナの第2実施例の突出状態の縦断面図であり、図7
は、図6のトラップ回路の固定構造を説明するための縦
断面図であり、図8は、図6の第2エレメントの伸縮構
造に用いるスライドバネを示す図で、(a)は正面図、
(b)は右側面図であり、図9は、図6の給電金具を示
す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図であり、図
10は、図9の給電金具に被さるバンドバネを示す図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図6およ
び図7において、図1に示す部材と同一若しくは均等な
部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
を参照して説明する。図6は、本発明の無線機用のアン
テナの第2実施例の突出状態の縦断面図であり、図7
は、図6のトラップ回路の固定構造を説明するための縦
断面図であり、図8は、図6の第2エレメントの伸縮構
造に用いるスライドバネを示す図で、(a)は正面図、
(b)は右側面図であり、図9は、図6の給電金具を示
す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図であり、図
10は、図9の給電金具に被さるバンドバネを示す図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図6およ
び図7において、図1に示す部材と同一若しくは均等な
部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0028】第2実施例において、第1実施例と相違す
るところは、第2エレメントをそれ自体で伸縮自在とし
たことと、終端金具および給電金具等の構造が若干相違
している。
るところは、第2エレメントをそれ自体で伸縮自在とし
たことと、終端金具および給電金具等の構造が若干相違
している。
【0029】導電金属材からなる第2スリーブ60は、
一端側に小径の導電筒状部60aが設けられ、また直線
状導体16の一端が固定され、さらに外周面の凹部60
bにより、第1スリーブ14の太径の導電筒状部14a
の先端がかしめられて固定されることは、第1実施例の
第2スリーブ26と同様である。しかし、他端部側は中
実であり、その外周面にポンチ用穴60d,60dが設
けられる。
一端側に小径の導電筒状部60aが設けられ、また直線
状導体16の一端が固定され、さらに外周面の凹部60
bにより、第1スリーブ14の太径の導電筒状部14a
の先端がかしめられて固定されることは、第1実施例の
第2スリーブ26と同様である。しかし、他端部側は中
実であり、その外周面にポンチ用穴60d,60dが設
けられる。
【0030】そして、第2スリーブ60の中実の他端部
側に導電材からなる太径パイプ62の一端が嵌合挿入さ
れポンチでかしめて固定されるとともに電気的接続され
る。この太径パイプ62の他端には挟搾部62aが形成
される。この太径パイプ62の他端側には、導電材から
なる中実の細径棒体64が挿入され、その先端部に図8
に示すごときスライドバネ66が嵌合固定されている。
このスライドバネ66は、導電性と弾性を有する素材か
らなり、図8のごとくすり割66a,66aが設けられ
て外方に若干拡げられており、大径パイプ62の内壁に
弾接して摺動し得るよう形成され、太径パイプ62と細
径棒体64が電気的接続されている。そして、細径棒体
64の先端は適宜に拡張されてスライドバネ66の抜け
が規制され、また細径棒体64のスライドバネ66の他
端側にスライド金具68が圧入固定されてスライドバネ
66のずれが阻止される。細径棒体64の他端側は、導
電性の終端金具72に穿設された透孔に貫通され、終端
金具72の終端面に半田付け74で固定されるとともに
電気的接続がなされる。細径棒体64の中間部は、樹脂
からなるチューブ76が被せられている。そして、太径
パイプ62と細径棒体64により、いわゆるテレスコー
プ状のそれ自体で伸縮自在の第2エレメントが形成され
る。
側に導電材からなる太径パイプ62の一端が嵌合挿入さ
れポンチでかしめて固定されるとともに電気的接続され
る。この太径パイプ62の他端には挟搾部62aが形成
される。この太径パイプ62の他端側には、導電材から
なる中実の細径棒体64が挿入され、その先端部に図8
に示すごときスライドバネ66が嵌合固定されている。
このスライドバネ66は、導電性と弾性を有する素材か
らなり、図8のごとくすり割66a,66aが設けられ
て外方に若干拡げられており、大径パイプ62の内壁に
弾接して摺動し得るよう形成され、太径パイプ62と細
径棒体64が電気的接続されている。そして、細径棒体
64の先端は適宜に拡張されてスライドバネ66の抜け
が規制され、また細径棒体64のスライドバネ66の他
端側にスライド金具68が圧入固定されてスライドバネ
66のずれが阻止される。細径棒体64の他端側は、導
電性の終端金具72に穿設された透孔に貫通され、終端
金具72の終端面に半田付け74で固定されるとともに
電気的接続がなされる。細径棒体64の中間部は、樹脂
からなるチューブ76が被せられている。そして、太径
パイプ62と細径棒体64により、いわゆるテレスコー
プ状のそれ自体で伸縮自在の第2エレメントが形成され
る。
【0031】そしてまた、無線機の筐体34に、フラン
ジ部78aを有する給電金具78が螺合により固定され
る。この給電金具78には、図9に示すごとく、終端金
具72が嵌合できる透孔が設けられ、フランジ部78a
と反対側部分が端面から複数のすり割78a,78a…
が設けられて径方向に弾性を有するように構成される。
しかも、この給電金具78のすり割78a,78a…が
設けられた部分に、図10に示す、切り欠きを有するバ
ンドバネ80が被せられ、給電金具78が径を小さくす
る方向に弾性付勢される。
ジ部78aを有する給電金具78が螺合により固定され
る。この給電金具78には、図9に示すごとく、終端金
具72が嵌合できる透孔が設けられ、フランジ部78a
と反対側部分が端面から複数のすり割78a,78a…
が設けられて径方向に弾性を有するように構成される。
しかも、この給電金具78のすり割78a,78a…が
設けられた部分に、図10に示す、切り欠きを有するバ
ンドバネ80が被せられ、給電金具78が径を小さくす
る方向に弾性付勢される。
【0032】なお、第1スリーブ14の導電筒状部14
aの外径と、終端金具72の給電金具78に嵌合される
部分の外径は同じであり、太径パイプ62の外径はこれ
より僅かに小さく設定され、給電金具78を遊びをもっ
て通過し得るように形成される。
aの外径と、終端金具72の給電金具78に嵌合される
部分の外径は同じであり、太径パイプ62の外径はこれ
より僅かに小さく設定され、給電金具78を遊びをもっ
て通過し得るように形成される。
【0033】かかる構成にあっては、図6のごときアン
テナの突出状態では、終端金具72が給電金具78に嵌
合されて電気的接続がなされ、第2エレメントとしての
太径パイプ62と細径棒体64が一本のロッドアンテナ
として機能する。
テナの突出状態では、終端金具72が給電金具78に嵌
合されて電気的接続がなされ、第2エレメントとしての
太径パイプ62と細径棒体64が一本のロッドアンテナ
として機能する。
【0034】そして、アンテナの収納状態では、第1ス
リーブ14が給電金具78に嵌合挿入されて電気的接続
がなされ、第1エレメント10がアンテナとして機能す
る。この状態では、第2エレメントは太径パイプ62内
に細径棒体64が収納され、筐体34はアンテナ収納方
向の寸法が短かくて足りる。
リーブ14が給電金具78に嵌合挿入されて電気的接続
がなされ、第1エレメント10がアンテナとして機能す
る。この状態では、第2エレメントは太径パイプ62内
に細径棒体64が収納され、筐体34はアンテナ収納方
向の寸法が短かくて足りる。
【0035】本発明の第3実施例を、図11を参照して
説明する。図11は、本発明の無線機用のアンテナの第
3実施例の突出状態の縦断面図である。図11におい
て、図1および図6に示す部材と同一若しくは均等な部
材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
説明する。図11は、本発明の無線機用のアンテナの第
3実施例の突出状態の縦断面図である。図11におい
て、図1および図6に示す部材と同一若しくは均等な部
材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0036】第3実施例において、第2実施例と相違す
るところは、第2エレメントのそれ自体の伸縮自在の構
造にある。
るところは、第2エレメントのそれ自体の伸縮自在の構
造にある。
【0037】導電金属材からなる第2スリーブ90は、
一端側に小径の導電筒状部90aが設けられ、また直線
状導体16の一端が固定され、さらに外周面の凹部90
bにより、第1スリーブ14の太径の導電筒状部14a
の先端がかしめられて固定されることは、第1および第
2実施例の第2スリーブ26,60と同様である。しか
し、他端部側には、端面より有底孔90eが設けられて
いる。
一端側に小径の導電筒状部90aが設けられ、また直線
状導体16の一端が固定され、さらに外周面の凹部90
bにより、第1スリーブ14の太径の導電筒状部14a
の先端がかしめられて固定されることは、第1および第
2実施例の第2スリーブ26,60と同様である。しか
し、他端部側には、端面より有底孔90eが設けられて
いる。
【0038】そして、導電性の細径棒体92の一端部
に、導電材からなる止め金具94がかしめまたは圧入等
により固定される。そして、この止め金具94が、第2
スリーブ90の有底孔90eに挿入され、第2スリーブ
90の端部がかしめられて挟搾部が形成されて止め金具
94が固定される。
に、導電材からなる止め金具94がかしめまたは圧入等
により固定される。そして、この止め金具94が、第2
スリーブ90の有底孔90eに挿入され、第2スリーブ
90の端部がかしめられて挟搾部が形成されて止め金具
94が固定される。
【0039】細径棒体92の他端部は、中間ホルダー9
6に挿入され、しかも挿入側端部にスライドバネ66が
固定される。この細径棒体92の中間部は、チューブ7
6が被せられる。中間ホルダー96の細径棒体92の挿
入と反対側には、スプリングパイプ98の先端外周に止
めリング100が固定されたものが圧入固定されるとと
もに電気的接続がなされる。このスプリングパイプ98
の他端は、終端金具72に挿入固定される。そして、ス
プリングパイプ98の中間部は、弾性を有する樹脂材か
らなる太径チューブ102が被せられる。なお、スプリ
ングパイプ98は、導電性と弾性を有する板状の線材が
コイル状に密に巻回されて形成されている。細径棒体9
2は、スプリングパイプ98内に収納自在であり、突出
状態でスライドバネ66が中間ホルダー96の内壁に弾
接して、細径棒体92と中間ホルダー96さらにはスプ
リングパイプ98の電気的接続がなされる。そして、細
径棒体92とスプリングパイプ98により、それ自体で
伸縮自在に第2エレメントが形成される。なお、中間ホ
ルダー96の外径は、第1スリーブ14の導電筒状部1
4aの外径より僅かに小さく設定され、給電金具78を
遊びをもって通過し得るように形成される。
6に挿入され、しかも挿入側端部にスライドバネ66が
固定される。この細径棒体92の中間部は、チューブ7
6が被せられる。中間ホルダー96の細径棒体92の挿
入と反対側には、スプリングパイプ98の先端外周に止
めリング100が固定されたものが圧入固定されるとと
もに電気的接続がなされる。このスプリングパイプ98
の他端は、終端金具72に挿入固定される。そして、ス
プリングパイプ98の中間部は、弾性を有する樹脂材か
らなる太径チューブ102が被せられる。なお、スプリ
ングパイプ98は、導電性と弾性を有する板状の線材が
コイル状に密に巻回されて形成されている。細径棒体9
2は、スプリングパイプ98内に収納自在であり、突出
状態でスライドバネ66が中間ホルダー96の内壁に弾
接して、細径棒体92と中間ホルダー96さらにはスプ
リングパイプ98の電気的接続がなされる。そして、細
径棒体92とスプリングパイプ98により、それ自体で
伸縮自在に第2エレメントが形成される。なお、中間ホ
ルダー96の外径は、第1スリーブ14の導電筒状部1
4aの外径より僅かに小さく設定され、給電金具78を
遊びをもって通過し得るように形成される。
【0040】かかる構成にあっては、図11のごときア
ンテナの突出状態では、第2エレメントとしての細径棒
体92とスプリングパイプ98が一本のロッドアンテナ
として機能する。しかも、アンテナを横方向に押圧する
力に対して、スプリングパイプ98が弾性変形すること
で、アンテナが破損等されにくい。
ンテナの突出状態では、第2エレメントとしての細径棒
体92とスプリングパイプ98が一本のロッドアンテナ
として機能する。しかも、アンテナを横方向に押圧する
力に対して、スプリングパイプ98が弾性変形すること
で、アンテナが破損等されにくい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線機用
のアンテナは構成されているので、以下のごとき格別な
効果を奏する。
のアンテナは構成されているので、以下のごとき格別な
効果を奏する。
【0042】請求項1記載の無線機用のアンテナにあっ
ては、第1エレメントと第2エレメントのアンテナ作用
を切り離すためのトラップ回路を、直線状導体のインダ
クタンス成分と、これと同軸心上の二重の導電筒状部の
キャパシタンス成分との並列共振回路で形成したので、
トラップ回路の外径を比較的に細く構成することがで
き、携帯用の小型無線機等のアンテナ形状としてデザイ
ン的に優れている。
ては、第1エレメントと第2エレメントのアンテナ作用
を切り離すためのトラップ回路を、直線状導体のインダ
クタンス成分と、これと同軸心上の二重の導電筒状部の
キャパシタンス成分との並列共振回路で形成したので、
トラップ回路の外径を比較的に細く構成することがで
き、携帯用の小型無線機等のアンテナ形状としてデザイ
ン的に優れている。
【0043】また、請求項2記載の無線機用のアンテナ
にあっては、かしめにより二重の導電筒状部の固定がで
き、簡単な構造であり、それだけトラップ回路を細径に
構成し易く、設計が容易である。また、固定がかしめに
よるもので、組立工程が少なく、量産に好適でもある。
にあっては、かしめにより二重の導電筒状部の固定がで
き、簡単な構造であり、それだけトラップ回路を細径に
構成し易く、設計が容易である。また、固定がかしめに
よるもので、組立工程が少なく、量産に好適でもある。
【0044】そして、請求項3記載の無線機用のアンテ
ナにあっては、トラップ回路を形成するための直線状導
体と第2エレメントを一本の線状体で構成するので、線
状体の先端部にトラップ回路を形成することが容易であ
り、別部品で構成するよりは部品点数も少なく、量産に
好都合である。
ナにあっては、トラップ回路を形成するための直線状導
体と第2エレメントを一本の線状体で構成するので、線
状体の先端部にトラップ回路を形成することが容易であ
り、別部品で構成するよりは部品点数も少なく、量産に
好都合である。
【0045】さらに、請求項4記載の無線機用のアンテ
ナにあっては、アンテナの突出状態で第2エレメントの
基部の終端金具が給電金具に嵌合し、収納状態で第1エ
レメントの基部の導電筒状部が給電金具に嵌合するの
で、給電構造が簡単である。
ナにあっては、アンテナの突出状態で第2エレメントの
基部の終端金具が給電金具に嵌合し、収納状態で第1エ
レメントの基部の導電筒状部が給電金具に嵌合するの
で、給電構造が簡単である。
【0046】そしてさらに、請求項5記載の無線機用の
アンテナにあっては、コイル状の第1エレメントの端部
を太径の導電筒状部が設けられた部材に巻回固定すると
ともに直線状導体を部材に接続するので、トラップ回路
と第1エレメントの接続構成が簡単であり、しかもこの
第1エレメントが巻回されたボビンがキャップにより部
材に当接されるので、ボビンの固定構造も簡単である。
アンテナにあっては、コイル状の第1エレメントの端部
を太径の導電筒状部が設けられた部材に巻回固定すると
ともに直線状導体を部材に接続するので、トラップ回路
と第1エレメントの接続構成が簡単であり、しかもこの
第1エレメントが巻回されたボビンがキャップにより部
材に当接されるので、ボビンの固定構造も簡単である。
【図1】本発明の無線機用のアンテナの第1実施例の突
出状態の縦断面図である。
出状態の縦断面図である。
【図2】図1のアンテナの収納状態の縦断面部分図であ
る。
る。
【図3】図1のトラップ回路の固定構造を説明するため
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】図1の給電部に用いられる内バネを示す図で、
(a)は左側図、(b)は正面図である。
(a)は左側図、(b)は正面図である。
【図5】図1のアンテナの等価回路図で、(a)はアン
テナの突出状態、(b)は収納状態である。
テナの突出状態、(b)は収納状態である。
【図6】本発明の無線機用のアンテナの第2実施例の突
出状態の縦断面図である。
出状態の縦断面図である。
【図7】図6のトラップ回路の固定構造を説明するため
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図8】図6の第2エレメントの伸縮構造に用いるスラ
イドバネを示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面
図である。
イドバネを示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面
図である。
【図9】図6の給電金具を示す図で、(a)は正面図、
(b)は右側面図である。
(b)は右側面図である。
【図10】図9の給電金具に被さるバンドバネを示す図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図11】本発明の無線機用のアンテナの第3実施例の
突出状態の縦断面図である。
突出状態の縦断面図である。
10 第1エレメント 14 第1スリーブ 14a 導電筒状部 16 直線状導体 22 第2エレメント 24 絶縁筒 26,60,90 第2スリーブ 26a,60a,90a 導電筒状部 26b,60b,90b 凹部 30,72 終端金具 34 筐体 36,78 給電金具 50 コンデンサ 52 トラップ回路 62 太径パイプ 64,92 細径棒体 66 スライドバネ 96 中間ホルダー 98 スプリングパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−245603(JP,A) 特開 平7−30314(JP,A) 特開 平5−315822(JP,A) 特開 平7−154119(JP,A) 特開 平7−86819(JP,A) 実開 昭63−113308(JP,U) 実開 昭63−47614(JP,U) 実開 昭63−56806(JP,U) 実開 昭63−102309(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 9/32
Claims (5)
- 【請求項1】 第1エレメントと第2エレメントの間に
トラップ回路を接続し、前記第1エレメントの基部と前
記第2エレメントの基部に選択的に給電するアンテナで
あって、前記トラップ回路を、前記第1エレメントと第
2エレメントの間を直線状導体で接続し、絶縁筒を介在
させて二重とした2つの導電筒状部を前記直線状導体の
同軸心上に設け、これらの導電筒状部をそれぞれ前記第
1エレメントと第2エレメントに接続し、前記直線状導
体のインダクタンス成分と前記二重の導電筒状部のキャ
パシタンス成分とによる並列共振回路で形成したことを
特徴とする無線機用のアンテナ。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線機用のアンテナにお
いて、小径の前記導電筒状部を一端側に設けた部材の外
周面に周状の凹部を設け、この部材に前記小径の導電筒
状部側から前記凹部にわたって誘電体からなる前記絶縁
筒と金属材からなる太径の前記導電筒状部を被せ、前記
太径の導電筒状部の先端部をかしめて前記凹部に嵌入す
る挟搾部を形成して前記トラップ回路を構成したことを
特徴とする無線機用のアンテナ。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線機用のアンテナにお
いて、前記直線状導体と、前記第2エレメントが一本の
線状体からなることを特徴とする無線機用のアンテナ。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線機用のアンテナにお
いて、無線機の筐体に突出および収納自在に取り付け、
突出状態で前記第2エレメントの基部に設けた終端金具
が前記筐体に設けた給電金具に嵌合して電気的接続し、
収納状態で前記筐体より前記第1エレメントを突出し、
この第1エレメントに接続される前記太径の導電筒状部
を一端側に設けた部材が前記給電金具に嵌合して電気的
接続するように構成したことを特徴とする無線機用のア
ンテナ。 - 【請求項5】 請求項1記載の無線機用のアンテナにお
いて、前記第1エレメントをコイル状として絶縁材から
なるボビンに巻回するとともにその端部を太径の前記導
電筒状部を一端側に設けた部材の他端部に巻回結合して
電気的接続し、前記第1エレメントが巻回されたボビン
を覆うとともに前記部材に当接させて前記部材の他端側
にキャップを結合し、前記部材の軸心上に設けた透孔に
前記直線状導体の一端部を挿入貫通して前記部材の一端
側で固定するとともに電気的接続するように構成したこ
とを特徴とする無線機用のアンテナ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25515493A JP3222287B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 無線機用のアンテナ |
| EP94108577A EP0634806A1 (en) | 1993-07-13 | 1994-06-04 | Radio antenna |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25515493A JP3222287B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 無線機用のアンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0794924A JPH0794924A (ja) | 1995-04-07 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005020046A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁装置およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP25515493A patent/JP3222287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2005020046A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁装置およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH0794924A (ja) | 1995-04-07 |
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