JP2002261523A - インターフェースコネクタ - Google Patents

インターフェースコネクタ

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JP2002261523A JP2001055236A JP2001055236A JP2002261523A JP 2002261523 A JP2002261523 A JP 2002261523A JP 2001055236 A JP2001055236 A JP 2001055236A JP 2001055236 A JP2001055236 A JP 2001055236A JP 2002261523 A JP2002261523 A JP 2002261523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器に、内部アンテナを内蔵させても、実装
密度が低下することなく、しかも、組み立て及び実装作
業が煩雑とならないインターフェースコネクタを提供す
る。 【解決手段】 内部アンテナ(10)を構成するローデ
ィングコイル(9)と帯状アンテナ板(8)を、それぞ
れ、絶縁ハウジング(2)の側面と平面に沿って取り付
けるので、インターフェースコネクタの実装と共にプリ
ント配線基板(6)への実装でき、更に、ローディング
コイル(9)を、プリント配線基板(6)に対して鉛直
方向に取り付けるので、実装面積が大きく増加しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の電源プラグ
やコネクタに接続し、機器内の回路素子に電源を供給し
たり、電気信号を入出力するインターフェースコネクタ
に関し、更に詳しくは、機器内に備えられる内部アンテ
ナを取り付けたインターフェースコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来、携帯電話機、携帯情報端末機等の移
動体通信機器には、図7に示すように、ケース101
A、101B内に取り付けられたプリント配線基板10
2に、インターフェースコネクタ100が実装されてい
る。
【0004】このインターフェースコネタク100は、
専用の充電器や外部機器のコネクタと接続するコネクタ
であり、絶縁ハウジング103に、充電器の電源端子が
当接する電源コンタクト104(導電パッド)や、外部
機器のコネクタに取り付けられた信号端子が接触する信
号コンタクト105が取り付けられている。
【0005】電源コンタクト104と信号コンタクト1
05は、インターフェースコネクタ100をプリント配
線基板102上に実装することにより、その脚部が、プ
リント配線基板102の電源パターン、信号パターン
(図示省略)に半田接続され、これらのコンタクト10
4、105とパターンを経由し、充電器から機器内のバ
ッテリーへ電源を供給したり、外部機器と機器内の回路
素子とデータ交換が行われれる。
【0006】一方、携帯電話機、携帯情報端末機等の移
動体通信機器には、ケース101外に突出するロッドア
ンテナ106の他に、ダイバーシチ受信方式を採用して
受信感度を良好とするため、ローディングコイルで構成
された内部アンテナ107を備え、プリント配線基板1
02の給電パターンを介して内蔵する受信回路へ接続さ
せている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】しかしながら、この内部アンテナ107
は、螺旋状に巻回したローディングコイルであるため、
他の回路素子と接触することなくプリント配線基板10
2上に実装するには、広い実装面積を占有することとな
り、実装密度が低下することから、移動体通信機器に特
に求められる小型化の障害となっていた。プリント配線
基板102に対して起立させて取り付ければ、この問題
は解決できるが、ケース101自体の厚みが大きくなる
ので、同様に移動体通信機器を小型化させることはでき
ないものであった。
【0009】また、上述のインターフェースコネクタ1
00と、内部アンテナ107は、プリント配線基板10
2は、別部品として管理され、狭いプリント配線基板1
02上の実装面に対して個別に実装する必要があるた
め、実装作業が煩雑なものであった。特に、内部アンテ
ナ107は、ローディングコイルであるため、弾性があ
り、実装しづらいものであった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、機器に、内部アンテナを内蔵
させても、実装密度が低下することなく、しかも、組み
立て及び実装作業が煩雑とならないインターフェースコ
ネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のインターフェースコネクタは、直方体状
に形成され、底面をプリント配線基板に対向する実装面
とした絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングに取り付けら
れ、一端部が絶縁ハウジングの正面側から接続される外
部端子に接続し、他端部がプリント配線基板の導電パタ
ーンに接続するコンタクトとを備えたインターフェース
コネクタにおいて、絶縁ハウジングの少なくとも一側面
に沿って、ローディングコイルを取り付けるとともに、
絶縁ハウジングの平面に沿って、ローディングコイルの
平面側端部に直列に電気接続する帯状アンテナ板を取り
付け、少なくとも1本のローディングコイルの底面側端
部を、プリント配線基板の給電パターンに電気接続させ
たことを特徴とする。
【0012】給電パターンに、帯状アンテナ板を直列に
接続したローディングコイルの他端を接続するので、ロ
ーディングコイルと帯状アンテナ板を内部アンテナとし
て作用させることができる。
【0013】ローディングコイルと帯状アンテナ板は、
それぞれ、絶縁ハウジングの側面と平面に沿って取り付
けられるので、プリント配線基板への実装、若しくは外
部端子との接続の障害とならず、インターフェースコネ
クタの実装と共に実装できる。
【0014】ローディングコイルは、プリント配線基板
に対して鉛直方向に取り付けられ、また、帯状アンテナ
板は、絶縁ハウジングの平面に沿って取り付けられるの
で、広い実装面積を占有しない。帯状アンテナ板をロー
ディングコイルに直列に電気接続して内部アンテナとす
るので、ローディングコイルの長さを、絶縁ハウジング
の高さ以下の長さとすることができ、ケースの厚みを増
加させない。
【0015】また、請求項2のインターフェースコネク
タは、絶縁ハウジングの側方に連設された連結部から、
絶縁ハウジングの一側面に沿って支持突起を立設し、支
持突起が挿通するローディングコイルの平面側端部を、
帯状アンテナ板の一端部で底面側に開口する接続凹部に
挿入し、接続凹部と連結部の間にローディングコイルを
弾装した状態で、帯状アンテナ板を絶縁ハウジングに取
り付けることを特徴とする。
【0016】支持突起が挿通するローディングコイル
は、絶縁ハウジングの一側面に沿って起立した状態で位
置決めされる。帯状アンテナ板を絶縁ハウジングに取り
付けると、ローディングコイルは接続凹部と連結部の間
に弾装されるので、その平面側端部は、帯状アンテナ板
の接続凹部に弾性接触し、帯状アンテナ板を取り付ける
だけで、その一端部がローディングコイルと直列に電気
接続する。
【0017】また、請求項3のインターフェースコネク
タは、帯状アンテナ板は、直列に接続されたローディン
グコイルとともに所定の周波数で共振するように、その
一部を蛇行させて全長を調整したことを特徴とする。
【0018】ローディングコイルを、絶縁ハウジングの
側面への取り付けスペースに合わせた形状とし、全体の
アンテナの長さは、帯状アンテナ板を蛇行させてその長
さを調整できるので、絶縁ハウジングの形状に拘束され
ずに、内部アンテナとして作用する共振周波数で共振さ
せることができる。
【0019】また、請求項4のインターフェースコネク
タは、絶縁ハウジングの両側面に、一対のローディング
コイルを取り付け、帯状アンテナ板の両端部を、各ロー
ディングコイルの平面側端部に直列に電気接続したこと
を特徴とする。
【0020】プリント配線基板への実装、若しくは外部
端子との接続の障害とならない両側面に沿って一対のロ
ーディングコイルを取り付けるので、絶縁ハウジングを
小型化しても、帯状アンテナ板をその間に直列に接続し
て長い長さのアンテナとすることができ、より長い波長
の周波数に共振させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
インターフェースコネクタ1を、図1乃至図6で説明す
る。本実施の形態に係るインターフェースコネクタ1
は、携帯電話機のケース(図示せず)内に配置されたプ
リント配線基板6上に取り付けられ(図2、図3参
照)、その正面側(図2に示す面)をケース外に臨ませ
ている。正面側を外部に露出させて取り付けることによ
って、正面側から接続される専用充電器や外部機器に電
気接続し、携帯電話機内のバッテリーに電源を供給した
り、携帯電話機と外部機器とデータの入出力を行うもの
である。
【0022】この接続のために、直方体状に成形した絶
縁ハウジング2の正面には、外部機器と接続する複合コ
ネクタ(図示せず)が嵌合する形状のコネクタ凹部3が
形成され、コネクタ凹部3に挿入される複合コネクタの
外部端子と接触するように、多数の信号コンタクト4、
4・・とその両側に同軸コネクタのコンタクト群5、5
が、互いに絶縁するように絶縁ハウジング2に固定され
ている。
【0023】信号コンタクト4と同軸コネクタのコンタ
クト群5の外部端子と接触する接触部の他端部は、図1
に示すように、絶縁ハウジング2の背面から底面側にク
ランク状に引き出され、インターフェースコネクタ1を
実装するプリント配線基板6の信号パターン(図示せ
ず)に半田接続される。これにより、複合コネクタの外
部端子と各コンタクト4、5を介して、外部機器と携帯
電話機内の回路素子との間で、データの入出力が行われ
る。
【0024】また、絶縁ハウジング2の正面でコネクタ
凹部3の両側には、電源コンタクト7、7の電源パッド
7a、7aが露出し、その他端部は、絶縁ハウジング2
の底面から突出し、プリント配線基板6の電源パターン
(図示せず)に半田接続される。
【0025】電源パッド7a、7aは、携帯電話機を専
用充電器に載置したときに、専用充電器の充電端子に当
接するもので、充電端子が電源コンタクト7に当接して
弾性接触することにより、電源パターンを介して携帯電
話機に内蔵のバッテリーが充電される。
【0026】このように、直方体状の絶縁ハウジング2
の正面は、外部端子と接続する接続面に、底面は、プリ
ント配線基板6と対向する実装面に、背面は、コンタク
ト4、5の突出面となるものであるが、これらの用途で
用いない絶縁ハウジング2の平面(図1に表れる面)と
側面を利用して、帯状アンテナ板8とローディングコイ
ル9とからなる内部アンテナ10が取り付けられる。
【0027】本実施の形態において、ローディングコイ
ル9は、絶縁ハウジング2の左右両側面に取り付けら
れ、内部アンテナ10を取り付ける為の構成は、左右対
称に形成されるので、図4に拡大して示す右側面側の構
成を説明し、他側の説明は省略する。
【0028】絶縁ハウジング2の側面側には、その底面
が連続する連結板11が連設され、円板状に形成された
連結板11と同心円状に、その平面側から円筒状支持突
起12が立設されている。絶縁ハウジング2と連結部と
なる連結板11及び支持突起12は、絶縁性プラスチッ
クを金型により一体に成形したものである。円筒状支持
突起12の外径は、連結板11の外径よりやや小径で、
絶縁ハウジング2の側面に沿って立設されるので、側面
との間に、ローディングコイル9を収容する隙間が形成
される。
【0029】ローディングコイル9は、内部アンテナ1
0のヘリカルアンテナ部として作用する部分で、ピアノ
線を3ターン巻回し、その底面側端部を巻き軸方向に折
り曲げて基端部9aとし、逆L字状に屈曲させた平面側
端部を引き出して先端部9bとしている。後述するよう
に、ローディングコイル9を圧縮した状態で取り付ける
ため、折り曲げ加工した初期状態でのローディングコイ
ル9の巻軸方向の長さは、連結板11から絶縁ハウジン
グ2の平面までの高さより長くなるように加工してお
く。
【0030】連結板11の背面側には、ローディングコ
イル9の基端部9aを底面側に挿通させる挿通孔13
(図1、図3参照)が穿設され、絶縁ハウジング2の側
面近傍の平面上には、逆L字状のローディングコイル9
の先端部9bを位置決めする位置決め溝14が凹設され
ている。
【0031】また、図4に示すように、絶縁ハウジング
2の平面には、更に位置決め溝14と交差するように、
一対の圧接溝15、15と、圧接溝15、15間で位置
決め溝14と平行に圧入溝16が、凹設されている。圧
接溝15と圧入溝16は、それぞれ、帯状アンテナ板8
の一側に形成される一対の圧接片17、17と圧入片1
8を圧入させる為の溝である。
【0032】帯状アンテナ板8は、りん青銅の金属板を
打ち抜いて、両端に取付部8Aとそれぞれの内側に蛇行
部8Bとを一体に形成してなるもので、絶縁ハウジング
2の平面の輪郭内に取り付けられるように、平面の長手
方向に沿った細長に形成されている。取付部8Aは、図
4に示すように、長方形の対向する2辺から上述の一対
の圧接片17、17が、外側の1辺から圧入片18が、
それぞれ垂設されている。圧接片17は、二股としてそ
の間に底面側に開口する圧接スリット19を形成し、圧
接スリット19でローディングコイル9の先端部9bを
圧接接続するようにしている。
【0033】また、圧入片18の両側には、圧入溝16
の内壁面に係止する係止突起18a、18aが突設さ
れ、圧入溝16に圧入した圧入片18を抜け止めしてい
る。
【0034】蛇行部8Bは、帯状アンテナ板8をローデ
ィングコイル9と直列に接続して構成される内部アンテ
ナ10のアンテナ長を、所望の長さとするように、その
蛇行の折り返し回数と蛇行ピッチを調整するもので、こ
こでは、内部アンテナ10が、1/4波長の接地アンテ
ナとして携帯電話機の通話で使用する900MHzで共
振するように、図示形状に設計されている。
【0035】直列に接続するローディングコイル9は、
加工工程や取り付けの際に、その巻回ピッチ等が変化
し、必ずしも設計値通りのインダクタンスが得られない
のに対し、帯状アンテナ板8は、プレス成形工程を経て
正確に同一形状が得られるので、量産しても性能のばら
つきがなく、複数の帯状アンテナ板8から所定の帯状ア
ンテナ板8を選択することにより、内部アンテナとして
の特性を調整することもできる。
【0036】このように構成されるインターフェースコ
ネクタ1の組み立ては、信号コンタクト4、同軸コネク
タのコンタクト群5、電源コンタクト7等のコンタクト
を、絶縁ハウジング2に対して取り付る取り付け工程と
前後して、図5に示すように、帯状アンテナ板8の両側
に、一対のローディングコイル9を仮止めしておく。こ
の仮止めは、取付部8Aにそれぞれ形成された一対の圧
接スリット19内に、ローディングコイル9の先端部9
bを交差させるように圧入し、圧接片18の二股で挟持
することにより行う。
【0037】次いで、ローディングコイル9の巻回部に
支持突起12を挿通させながら、基端部9aを連結板1
1の挿通孔13へ挿入させ、内部アンテナ10の全体を
絶縁ハウジング2の平面側にセットする。
【0038】この状態で、帯状アンテナ板8の両側に形
成された圧接片17、17と圧入片18は、圧接溝15
と圧入溝16上に位置し、長方形の取付部8Aを押圧す
ることにより、各溝15、16内に圧入され、絶縁ハウ
ジング2に抜け止め固定される。
【0039】図6に示すように、両側の取付部8Aを絶
縁ハウジング2に固定することにより、帯状アンテナ板
8は、絶縁ハウジング2の平面に密着して取り付けられ
る。また、その両側のローディングコイル9は、それぞ
れ先端部9bが、圧接スリット19、19に挟持されて
位置決め溝14に位置決め収容され、巻回部が連結板1
1との間で圧縮した状態で、絶縁ハウジング2の側面に
沿って取り付けられる。
【0040】内部アンテナ10を取り付けたインターフ
ェースコネクタ1は、各コンタクト4、5、7を、プリ
ント配線基板2の信号パターン、電源パターンに半田付
けするとともに、一方のローディングコイル9の基端部
9aを、給電パターンに半田付けし、プリント配線基板
2上に実装する。
【0041】これにより、一対のローディングコイル
9、9と帯状アンテナ板8を直列に接続してなる内部ア
ンテナ10は、一方のローディングコイル9の基端部9
aが給電パターンを介して、プリント配線基板2に実装
された空中線結合回路に電気接続し、900MHzで共
振するアンテナとして作用する。
【0042】本発明は、必ずしも上記実施の形態に限ら
れるものではなく、例えば、基端部9aを給電パターン
に接続しない他方のローディングコイル9は、内部アン
テナ10に求められる電気特性によっては、必ずしも備
える必要はなく、また、一対のローディングコイル9の
基端部9aのいずれをも、給電パターンに半田接続させ
るものであってもよい。
【0043】更に、ローディングコイル9の先端部9b
は、圧接スリット19、19に圧接するので、帯状アン
テナ板8に電気接続するが、上記実施の形態のように、
ローディングコイル9を圧縮した状態で取り付ける場合
には、先端部9bが取付部8Aに弾性接触して電気接続
するので、必ずしも圧接させる必要はない。
【0044】更に、帯状アンテナ板8の取付部8A若し
くは蛇行部8Bの形成位置は、上述の実施の形態に限ら
ず、絶縁ハウジング2の平面に沿った任意の位置でよ
く、蛇行部8Bは、必ずしも形成しなくてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、内部アンテナの一部の帯状アンテナ板を、絶縁
ハウジングの平面に沿って取り付けるので、プリント配
線基板の広い実装面積を占有しない。また、内部アンテ
ナの一部に、帯状アンテナ板を用いるので、ローディン
グコイルの長さを、絶縁ハウジングの高さ以下の長さと
することができ、起立支持してもケースの厚みを増加さ
せない。
【0046】また、請求項2の発明によれば、これに加
えて、帯状アンテナ板の絶縁ハウジンクへの取り付け工
程で、伸縮するローディングコイルを絶縁ハウジングに
取り付けることができるので、組み立て作業が容易とな
る。
【0047】更に、ローディングコイルは、支持突起を
挿通させることにより、絶縁ハウジングの一側面に沿っ
て起立した状態で整列支持されるので、他の部品と干渉
せずに、プリント配線基板へ実装できる。
【0048】更に、請求項3の発明によれば、請求項1
若しくは請求項2の発明に加えて、内部アンテナの長さ
を、帯状アンテナ板の蛇行部の形状を調整することによ
り、簡単に調整できる。
【0049】更に、請求項4の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の発明に加えて、絶縁ハウジングを小型化
しても、内部アンテナのアンテナ長を長くして、より長
い波長の周波数に共振させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインターフェースコネ
クタ1の平面図である。
【図2】インターフェースコネクタ1の正面図である。
【図3】インターフェースコネクタ1の右側面図であ
る。
【図4】インターフェースコネクタ1の要部分解斜視図
である。
【図5】内部アンテナ10の取り付ける前のインターフ
ェースコネクタ1の斜視図である。
【図6】インターフェースコネクタ1の斜視図である。
【図7】従来のインターフェースコネクタ100が取り
付けられた移動体通信機器の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インターフェースコネクタ 2 絶縁ハウジング 4 信号コンタクト 5 同軸コネクタのコンタクト 6 プリント配線基板 7 電源コンタクト 8 帯状アンテナ板 8A 取付部(一端部) 9 ローディングコイル 9a 基端部(底面側端部) 9b 先端部(平面側端部) 11 連結板(連結部) 12 支持突起 19 圧接スリット(接続凹部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状に形成され、底面をプリント配
    線基板(6)に対向する実装面とした絶縁ハウジング
    (2)と、 絶縁ハウジング(2)に取り付けられ、一端部が絶縁ハ
    ウジング(2)の正面側から接続される外部端子に接続
    し、他端部がプリント配線基板(6)の導電パターンに
    接続するコンタクト(4、5、7)とを備えたインター
    フェースコネクタにおいて、 絶縁ハウジング(2)の少なくとも一側面に沿って、ロ
    ーディングコイル(9)を取り付けるとともに、 絶縁ハウジング(2)の平面に沿って、ローディングコ
    イル(9)の平面側端部(9b)に直列に電気接続する
    帯状アンテナ板(8)を取り付け、 少なくとも1本のローディングコイル(9)の底面側端
    部(9a)を、プリント配線基板(6)の給電パターン
    に電気接続させたことを特徴とするインターフェースコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジング(2)の側方に連設され
    た連結部(11)から、絶縁ハウジング(2)の一側面
    に沿って支持突起(12)を立設し、 支持突起(12)が挿通するローディングコイル(9)
    の平面側端部(9b)を、帯状アンテナ板(8)の一端
    部(8A)で底面側に開口する接続凹部(19)に挿入
    し、 接続凹部(19)と連結部(11)の間にローディング
    コイル(9)を弾装した状態で、帯状アンテナ板(8)
    を絶縁ハウジング(2)に取り付けることを特徴とする
    請求項1に記載のインターフェースコネクタ。
  3. 【請求項3】 帯状アンテナ板(8)は、直列に接続さ
    れたローディングコイル(9)とともに所定の周波数で
    共振するように、その一部を蛇行させて全長を調整した
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載
    のインターフェースコネクタ。
  4. 【請求項4】 絶縁ハウジング(2)の両側面に、一対
    のローディングコイル(9)を取り付け、帯状アンテナ
    板(8)の両端部(8A)を、各ローディングコイル
    (9)の平面側端部(9b)に直列に電気接続したこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のイン
    ターフェースコネクタ。
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