JP3266774B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3266774B2
JP3266774B2 JP30205795A JP30205795A JP3266774B2 JP 3266774 B2 JP3266774 B2 JP 3266774B2 JP 30205795 A JP30205795 A JP 30205795A JP 30205795 A JP30205795 A JP 30205795A JP 3266774 B2 JP3266774 B2 JP 3266774B2
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grain
tank
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sensor
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豊春 遠藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒タンクの脱穀
部側にタンク容量を拡大するための膨出部を形成すると
共に、穀粒タンク内に容量上限を検知するための穀粒セ
ンサを設けたコンバインの技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバインにおいては、
機体の左右に脱穀部および穀粒タンクを振分け配置する
と共に、脱穀部で脱穀した穀粒を揚穀筒で揚上搬送し、
該揚穀筒の上端部に形成される吹出口から穀粒タンク内
に穀粒を吹出すように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様なも
のでは、穀粒タンクの容量上限を検知する穀粒センサを
設け、該穀粒センサの検知に基づいて警報を発するよう
にしているが、前記穀粒タンクの脱穀部側に、タンク容
量を拡大するための膨出部を形成したものでは、膨出部
に穀粒が溜まる以前に穀粒センサがONしてタンク容量
を無駄にする可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができるコンバイ
ンを提供することを目的として創作されたものであっ
て、機体の左右に脱穀部および穀粒タンクを振分け配置
すると共に、脱穀部で脱穀した穀粒を揚穀筒で揚上搬送
し、該揚穀筒の上端部に形成される吹出口から穀粒タン
ク内に穀粒を吹出すコンバインにおいて、前記穀粒タン
クの脱穀部側に、タンク容量を拡大するための膨出部を
揚穀筒位置を避けて形成するにあたり、吹出口の吹出量
が少ない側を選択して膨出部を形成すると共に、穀粒タ
ンクの容量上限を検知する穀粒センサを、前記吹出口の
側方下方で、かつ膨出部の上端近傍に配設したものであ
る。つまり、膨出部に穀粒が溜った時点で穀粒センサが
ONすることになるため、タンク容量を効率よく使うこ
とができ、その結果、穀粒排出に伴う作業中断回数を減
らして作業効率の向上を計ることができる。
【0005】しかも、最終的に穀粒が溜まる位置に膨出
部を形成し、該膨出部の上端近傍に穀粒センサを設けた
ため、タンク全体に穀粒が溜った時点で穀粒センサがO
Nすることになり、その結果、タンク容量を一層効率よ
く使うことが可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、茎稈を刈取る前処理
部2、刈取茎稈の脱穀処理および穀粒の選別処理を行う
脱穀部3、選別済みの穀粒を貯溜する樹脂製の穀粒タン
ク4、脱穀済みの排稈を排出処理する後処理部5、クロ
ーラ式の走行部6等を備えるが、前記脱穀部3および穀
粒タンク4は、機体フレーム1a上に左右振分け状に配
置されている。
【0007】7は前記脱穀部3と穀粒タンク4との間に
立設される揚穀筒であって、該揚穀筒7は、脱穀部3で
選別された穀粒を、上端部に形成される吹出口7aまで
揚上搬送すべく揚上螺旋搬送体8を内装している。そし
て、吹出口7aまで達した穀粒は、穀粒タンク4の脱穀
側面部(左側面部)に形成される穀粒口4aを介して穀
粒タンク4内に吹き出されることになるが、前記揚上螺
旋搬送体8は平面視で時計回りに回転するため、螺旋搬
送体の遠心力を受けた穀粒は、タンク後側に比してタン
ク前側に多く吹き出されるようになっている。
【0008】前記穀粒タンク4の脱穀側面部(左側面
部)には、タンク容量を拡大するための膨出部4bが前
記揚穀筒7および吹出口7aの位置を避けて形成されて
いるが、膨出部4bを揚穀筒7を基準にして前後何れか
に形成するにあたり、前記吹出口7aの吹出量が少ない
後側(最終的に穀粒が溜まる側)を選択して膨出部4b
を形成しており、また、膨出部4bの上端位置は吹出口
7aよりも低くなるように設定されている。
【0009】9は穀粒タンク4の脱穀側内面部にセンサ
ブラケット10を介して取付けられる穀粒センサ(タン
ク容量上限検出センサ)であって、該穀粒センサ9とし
ては、接触型、非接触型を問わず、穀粒の貯溜レベルを
検出し得る適当なセンサデバイスが用いられるが、穀粒
タンク4の貯溜レベルが上限設定レベルに達した場合に
は、穀粒センサ9の検出信号に基づいて警報ブザー等の
警報装置を作動させ、オペレータに脱穀作業の中断およ
び穀粒の排出を促すようになっている。
【0010】さて、前記穀粒センサ9を穀粒タンク4の
脱穀側内面部に配設するにあたり、その位置は、吹出穀
粒が直接当らない吹出口7aの後方下方で、かつ膨出部
4bの上端部近傍に設定されている。つまり、吹出穀粒
の影響を直接受けずに安定した検出を行うことができる
許りか、最終的に穀粒が溜まる膨出部4bに十分に穀粒
が溜った時点で上限レベルを検出することができるた
め、タンク容量を効率よく使うことができるようになっ
ている。
【0011】一方、前記穀粒タンク4に貯溜された穀粒
は、穀粒タンク4の後面下端部に固設される固定パイプ
11と、該固定パイプ11に回動自在に接続される縦パ
イプ12と、該縦パイプ12の上端に一体回動可能で、
かつ上下方向揺動自在に接続される排出パイプ13とを
経由して機外に排出されるようになっている。即ち、穀
粒タンク4の底部には、前後方向を向く横螺旋搬送体1
4が配設されており、該横螺旋搬送体14が固定パイプ
11まで搬送した穀粒を、縦パイプ12および排出パイ
プ13に内装される揚上螺旋搬送体15が引き継ぐよう
に構成されるが、穀粒タンク4の後面下端部に固設され
る固定パイプ11を、下方に突出する回動支軸11aを
介して機体フレーム1aで回動自在に支持する一方、穀
粒タンク4の後面上側に固設されるボス部材16を縦パ
イプ12で回動自在に支持しており、このため、脱穀部
3の機体中心側をメンテナンスする際には、メンテナン
スの邪魔になる穀粒タンク4を、縦パイプ12を中心と
して機体外側方に退避回動させることができるようにな
っている。
【0012】一方、前記縦パイプ12は、上下一対の縦
パイプホルダ17、18によって回動自在に支持されて
いるが、上側の第一縦パイプホルダ17は、機体構成部
材に適宜一体的に組付けられる一方、下側の第二縦パイ
プホルダ18は、機体フレーム1aの後端部に立設され
る支柱フレーム19に一体的に固設されている。
【0013】さらに、20は旋回モータアッシであっ
て、該旋回モータアッシ20は、正逆駆動可能な旋回モ
ータ20a、該旋回モータ20aの出力を減速する減速
ボックス20b、該減速ボックス20bの出力軸20c
に設けられる駆動ギヤ(ピニオンギヤ)20d、アッシ
取付用のベースプレート20e等で構成されている。つ
まり、縦パイプ12の外周面(第二縦パイプホルダ18
の上方近傍位置)に固設される従動ギヤ(リングギヤ)
21に前記駆動ギヤ20dを噛合し、該駆動ギヤ20d
を旋回モータ20aで正逆駆動させて縦パイプ12およ
び排出パイプ13の一体的な旋回動作を行うようになっ
ている。
【0014】前記第二縦パイプホルダ18の前面には、
上端部に第一フランジ部22aを有する第一取付プレー
ト22が一体的にボルト固定される一方、支柱フレーム
19には、第二取付プレート23が前記第一フランジ部
22aと同一高さとなるように一体的に溶着されてお
り、さらに、前記第一取付プレート22の第一フランジ
部22aおよび第二取付プレート23の前端部には、左
右方向を向く長孔形状のモータ取付孔22b、23aが
形成されている。つまり、第一および第二取付プレート
22、23間に、前記旋回モータアッシ20のベースプ
レート20eを架け渡し状に組付けると共に、下方に確
保されるスペースに出力軸20cを突出させて駆動ギヤ
20dを従動ギヤ21に噛合させるようになっている。
【0015】また、24は制御ボックスであって、該制
御ボックス24は、排出パイプ13を旋回操作するため
の旋回操作スイッチ(図示せず)、縦パイプ12の外周
部に設けられるV型プレート25に接触して排出パイプ
13の格納位置や排出位置を検出する一対のリミットス
イッチ26等から信号を入力し、これらの入力信号に基
づいて前記旋回モータ20aを駆動制御するものである
が、前記第一取付プレート22の右端部に第二フランジ
部24cを形成し、該第二フランジ部24cに制御ボッ
クス24を組付けている。
【0016】叙述の如く構成されたものにおいて、穀粒
タンク4を縦パイプ12を中心として退避回動自在に構
成したものであるが、前記縦パイプ12および排出パイ
プ13を旋回させるための旋回モータアッシ20は、第
二縦パイプホルダ18に組付けられる第一取付プレート
22と、支柱フレーム19に溶着される第二取付プレー
ト23との間に架設状に組み付けられており、従って、
旋回モータアッシ20は、タンク回動時に一緒に回動す
ることなく、支柱フレーム19および縦パイプホルダ1
8に固定支持されることになる。この結果、旋回モータ
アッシ20の支持強度を高めることができる許りでな
く、駆動ギヤ20dと従動ギヤ21との位置関係を一定
に維持して確実な動力伝動を行うことができる。
【0017】しかも、第一および第二取付プレート2
2、23間に架設された旋回モータアッシ20の出力軸
20aを、下方に確保されるスペースに突出させて駆動
ギヤ20dと従動ギヤ21とを噛合させるため、前記下
方スペースはギヤ噛合部のみが存在するスペースとな
り、この結果、噛合調整(バックラッシュ調整)等のメ
ンテナンスを容易に行うことができる。
【0018】さらに、モータ取付孔22b、23aを左
右方向を向く長孔に形成したため、旋回モータアッシ2
0の位置調整に基づいて前記噛合調整や平行度調整を容
易に行うことができるという利点がある。
【0019】また、穀粒タンク4の貯溜レベル上限を検
出する穀粒センサ9は、吹出穀粒が直接当らない吹出口
7aの後方下方で、かつ膨出部4bの上端部近傍に配設
されるため、吹出穀粒の影響を直接受けずに安定した検
出を行うことができる許りか、最終的に穀粒が溜まる膨
出部4bに十分に穀粒が溜った時点で上限レベルを検出
することができるため、タンク容量を効率よく使うこと
ができる。
【0020】また、前記穀粒センサ9は吹出口7aの近
傍に位置し、吹出口7aの前面部に溜った穀粒を確実に
検出することができるため、吹出口7aが詰まって穀粒
を傷つける不都合も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】穀粒タンクの側面断面図である。
【図4】同上正面断面図である。
【図5】旋回モータ取付部の側面図である。
【図6】同上後面図である。
【図7】同上平面図である。
【図8】同上斜視図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 3 脱穀部 4 穀粒タンク 4b 膨出部 7 揚穀筒 7a 吹出口 9 穀粒センサ 11 固定パイプ 12 縦パイプ 13 排出パイプ 18 第二縦パイプホルダ 19 支柱フレーム 20 旋回モータアッシ 20d 駆動ギヤ 21 従動ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の左右に脱穀部および穀粒タンクを
    振分け配置すると共に、脱穀部で脱穀した穀粒を揚穀筒
    で揚上搬送し、該揚穀筒の上端部に形成される吹出口か
    ら穀粒タンク内に穀粒を吹出すコンバインにおいて、前
    記穀粒タンクの脱穀部側に、タンク容量を拡大するため
    の膨出部を揚穀筒位置を避けて形成するにあたり、吹出
    口の吹出量が少ない側を選択して膨出部を形成すると共
    に、穀粒タンクの容量上限を検知する穀粒センサを、前
    記吹出口の側方下方で、かつ膨出部の上端近傍に配設し
    たコンバイン。
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