JP3266628B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3266628B2
JP3266628B2 JP27217791A JP27217791A JP3266628B2 JP 3266628 B2 JP3266628 B2 JP 3266628B2 JP 27217791 A JP27217791 A JP 27217791A JP 27217791 A JP27217791 A JP 27217791A JP 3266628 B2 JP3266628 B2 JP 3266628B2
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隆 岩川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装物(例えば、レ
タスやキャベツ等の野菜、又はメロンやリンゴ等の果
物)を、包装シートにて包む農作物用の包装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述のような包装装置として、次のよう
なものがある。被包装物が落ち込む開孔を備えた包装台
を備えて、包装台に包装シートを置き、上方から開孔内
に被包装物を落とし込ませると、包装シートが絞られ
て、被包装物が包装シートに包まれながら下側の支持台
に支持される構成である。この場合、支持台の被包装物
を包んでいる包装シートの上側部分はまだ開いているの
で、支持台の横側から絞り機構が支持台側に進出してき
て、包装シートの上側部分を挟み込んで絞り込む。次
に、包装シートの絞り込み部分を加熱し、包装シートを
溶着させて、一つの被包装物の包装を終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の構造では、支持
台の被包装物を包んでいる包装シートの上側部分を絞り
込んで、そのまま溶着させているので、包装シートの上
側部分が被包装物の溶着部分から突出してしまう。これ
により、包装後の箱詰め時に包装シートの突出部分が邪
魔になり、箱内に被包装物を隙間なく詰め込むことが困
難になる場合がある。又、包装シートには樹脂製の透明
フィルムが多く使用されているので、前述のように加熱
して包装シートを溶着させると、包装シートの溶着部分
が熱の影響で変質して脆くなる場合がある。従って、包
装終了後の運搬時等に包装シートの溶着部分が外れて、
包装が解けてしまうおそれがある。本発明は以上のよう
な包装装置において、前述のような包装シートの突出部
分がなくなるように構成することを目的としており、確
実な包装となるように構成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな包装装置において、次のように構成することにあ
る。 [1] 包装シートの載置用で被包装物が落ち込む開孔を備えた
包装台を備えて、上方から前記開孔内に被包装物を落と
し込むと、包装シートが絞られて被包装物が包装シート
に包まれるように構成し、包装シートに包まれながら前
記開孔内に落ち込んだ被包装物を支持する支持台と、前
記支持台に支持された被包装物における包装シートの上
側部分を挟み込んで絞り込む絞り機構と、前記絞り機構
によって絞り込まれた絞り込み部分よりも上側の包装シ
ートの部分を切り取る切断機構と、前記切断機構によっ
て切り取られた包装シートの絞り込み部分に貼着される
粘着テープの先端部を保持する保持部材と、前記保持部
材で保持された粘着テープを押えて前記保持部材より離
脱させるように前記絞り込み部分に押し付ける押さえ部
材とを備えたテープ貼り機構と、包装シートの絞り込み
部分に貼り付けられた粘着テープを被包装物側に押圧す
る弾性部材を備えている。
【0005】[2] 前項[1]の構成において、弾性部材により包装シート
の絞り込み部分に貼り付けられた粘着テープが被包装物
側に押圧された状態において、絞り機構を包装シートの
絞り込み部分から離間操作するように構成している。
【0006】[3] 前項[2]の構成において、包装シートの絞り込み部分
からの絞り機構の離間操作に伴って、被包装物を支持す
る支持台を弾性部材側に押し操作するように構成してい
る。
【0007】[4] 前項[1]〜[3]のうちのいずれか一つの構成におい
て、支持台から横方向に離れた第1位置及び支持台の上
方の第2位置に亘り、テープ貼り機構と弾性部材とを往
復移動自在に構成すると共に、第2位置でテープ貼り機
構が、包装シートの絞り込み部分に粘着テープを貼るよ
うに構成し、第2位置で弾性部材が包装シートの絞り込
み部分に貼り付けられた粘着テープを被包装物側に押圧
するように構成してある。
【0008】
【作用】[I] 請求項1の特徴によれば、包装台の開孔内に被包装物を
落とし込むと、被包装物が包装シートに包まれながら支
持台に支持され、絞り機構により包装シートの上側部分
が挟み込まれて絞り込まれる。次に、絞り機構によって
絞り込まれた絞り込み部分よりも上側の包装シートの部
分が、切断機構によって切り取られて、切断機構によっ
て上側の包装シートの部分が切り取られた包装シートの
絞り込み部分に、粘着テープが貼られて包装シートが留
められる。このように請求項1の特徴によると、絞り機
構によって絞り込まれた絞り込み部分よりも上側の包装
シートの余分な部分を切り取ってしまうので、包装後に
被包装物から包装シートの一部が突出するようなことが
ない。
【0009】請求項1の特徴によると包装シートを留め
るに当たり、従来の技術のように包装シートに熱を与え
て溶着させるのではなく、熱を与えずに粘着テープで包
装シートを留めているので、包装シートが熱で変質して
脆くなるおそれはない。この場合、前述のように上側の
包装シートの余分な部分を切り取った状態で、包装シー
トの絞り込み部分に粘着テープを貼るので、包装シート
の余分な部分に邪魔されることなく、粘着テープが包装
シートの絞り込み部分に確実に貼り付いて包装シートが
留められる。
【0010】[II] 請求項1の特徴によれば、粘着テープは保持部材によっ
てその先端部が保持されて包装シートの絞り込み部分
に、粘着テープにおける保持先端部より垂れ下がる遊端
部分が載置される。載置された遊端部分を押さえ部材が
押えて保持部材より粘着テープを離しながら絞り込み部
分に貼り付ける。貼り付けられた粘着テープに対して更
に弾性部材が押圧作用して粘着テープが包装シートの絞
り込み部分に確実に貼り付けられるようになる。この場
合、弾性部材によって粘着テープを被包装物側に押圧し
た際、被包装物が例えば球状のようなものであっても、
弾性部材が被包装物の形状に馴染むように弾性変形しな
がら、粘着テープを被包装物側に押圧するようになるの
で、被包装物の形状に影響を受けることなく粘着テープ
を包装シートの絞り込み部分に確実に貼り付けることが
できる。又、弾性部材により被包装物を無理に押圧し
て、被包装物を傷めてしまうようなこともない。
【0011】[III] 請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項
[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに
加えて以下のような「作用」を備えている。前項[I]
に記載のように、粘着テープを包装シートの絞り込み部
分に貼る場合、包装シートの絞り込み部分が開かないよ
うに、絞り機構で包装シートの絞り込み部分を絞り込ん
だ状態に保持して、粘着テープを貼ることがある。この
ように構成すると、包装シートの絞り込み部分と絞り機
構とに亘って、粘着テープが貼られる状態になることが
あり、この後に絞り機構を包装シートの絞り込み部分か
ら離間操作することになる。
【0012】この場合、請求項2の特徴によると、弾性
部材により包装シートの絞り込み部分に貼り付けられた
粘着テープを被包装物側に押圧した状態において、絞り
機構を包装シートの絞り込み部分から離間操作するよう
に構成しているので、絞り機構の離間操作に連れて粘着
テープが引き出されようとしても、弾性部材による粘着
テープの押圧作用によって、粘着テープが引き出される
ような状態が止められる。
【0013】[IV] 請求項3の特徴によると、請求項2の場合と同様に前項
[I][II][III]に記載の「作用」を備えてお
り、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
請求項3の特徴によれば、絞り機構が離間操作される
と、被包装物を支持する支持台が弾性部材側に押し操作
されて、粘着テープが弾性部材によりさらに被包装物側
に押圧される状態となって、粘着テープが包装シートの
絞り込み部分にさらに確実に貼り付けられるようにな
る。
【0014】[V] 請求項4の特徴によると、請求項1〜3のうちのいずれ
か一つの場合と同様に前項[I]〜[IV]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。請求項4の特徴によると、前項
[I]に記載のように包装シートの絞り込み部分に粘着
テープを貼るテープ貼り機構、及び前項[II]に記載
の弾性部材を、支持台から横方向に離れた第1位置及び
支持台の上方の第2位置に亘り、往復移動自在に構成し
ている。これにより請求項4の特徴によると、被包装物
の開孔内への落とし込みや、絞り機構による包装シート
の上側部分の絞り込みの際に、テープ貼り機構及び弾性
部材を、支持台から横方向に離れた第1位置に待機させ
ておくことができる。
【0015】請求項4の特徴によると、テープ貼り機構
が第2位置に移動することにより、包装シートの絞り込
み部分への粘着テープの貼り付けが行われ、弾性部材が
第2位置に移動することにより、弾性部材による粘着テ
ープの被包装物側への押圧が行われるのであり、テープ
貼り機構及び弾性部材が第1位置及び第2位置に亘り往
復移動することによって、粘着テープを包装シートの絞
り込み部分に貼ることによる包装シートの留めが支障な
く繰り返して行われるようになる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、包装装置にお
いて絞り機構によって絞り込まれた絞り込み部分よりも
上側の包装シートの部分を切り取ることにより、被包装
物から包装シートの一部が突出するようなことがなくな
って、被包装物を箱内に隙間なく効率よく詰め込むこと
ができるようになり、箱詰め時の作業能率の向上及び運
送費用の節約を行うことができた。請求項1の特徴によ
ると、上側の包装シートの余分な部分を切り取った状態
で包装シートの絞り込み部分に粘着テープを貼るように
構成することにより、粘着テープにより包装シートが確
実に留められるようになって、運送中等に包装が解けて
しまうようなことが少なくなり、包装の確実性を高くす
ることができた。
【0017】請求項1の特徴によると、粘着テープは保
持部材によってその先端部が保持されて包装シートの絞
り込み部分に、粘着テープにおける保持先端部より垂れ
下がる遊端部分が載置される。載置された遊端部分を押
さえ部材が押えて保持部材より粘着テープを離しながら
絞り込み部分に貼り付ける。貼り付けられた粘着テープ
に対して更に弾性部材が押圧作用して粘着テープを押さ
え付ける。このように、押さえ部材で第1段の貼り付け
操作を行って位置決めを行い、弾性部材で第2段の押さ
え操作を行って密着性を高めるものであり、押さえを二
段階にした。特に、第2段目は被包装物の表面形状に自
在に追従することのできる弾性部材の採用によって、被
包装物の表面形状に柔軟に対応でき、被包装物を傷める
ことなく、粘着テープを包装シートの絞り込み部分に確
実に貼り付けることができるようになり、包装の確実性
をさらに高めることができた。
【0018】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてお
り、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の
効果」を備えている。請求項2の特徴によると、包装シ
ートの絞り込み部分が開かないように、絞り機構で包装
シートの絞り込み部分を絞り込んだ状態に保持して、粘
着テープを貼るように構成した場合、弾性部材により包
装シートの絞り込み部分に貼り付けられた粘着テープを
被包装物側に押圧した状態で、絞り機構を包装シートの
絞り込み部分から離間操作するように構成することによ
り、絞り機構の離間操作に連れて粘着テープが引き出さ
れる状態を未然に防止することができて、包装の確実性
をさらに高めることができた。
【0019】請求項3の特徴によると、請求項2の場合
と同様に前述の請求項1及び2の「発明の効果」を備え
ており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発
明の効果」を備えている。請求項3の特徴によれば、絞
り機構が離間操作されると、被包装物を支持する支持台
が弾性部材側に押し操作されるように構成しているの
で、粘着テープが弾性部材によりさらに被包装物側に押
圧される状態となって、粘着テープが包装シートの絞り
込み部分にさらに確実に貼り付けられるようになり、包
装の確実性をさらに高めることができた。
【0020】請求項4の特徴によると、請求項1〜3の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜3の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項4の
特徴によると、テープ貼り機構及び弾性部材を支持台か
ら横方向に離れた第1位置に待機させておくことができ
るので、被包装物の開孔内への落とし込みや、絞り機構
による包装シートの上側部分の絞り込みが、テープ貼り
機構及び弾性部材に干渉されることなく支障なく行われ
るようになった。
【0021】請求項4の特徴によると、テープ貼り機構
及び弾性部材が第1位置及び第2位置に亘り往復移動す
ることによって、包装シートの絞り込み部分への粘着テ
ープの貼り付け、弾性部材による粘着テープの被包装物
側への押圧が繰り返して行われるようになり、粘着テー
プを包装シートの絞り込み部分に貼ることによる包装シ
ートの留めが、支障なく繰り返して行われるようになっ
て、包装の作業能率を高めることができた。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2に本発明の包装装置の全体が示され
ており、この包装装置での包装作業は以下に示す工程で
行われる。包装シート1が載置された包装台2の開孔2
a内に、被包装物Aを上方から落とし込ませる工程(こ
れは作業者が行う)、開孔2a内への落とし込みにより
包装シート1で被包装物Aを包み込み、包装台2の下側
の支持台3で被包装物Aを支持する工程、支持台3の被
包装物Aを包んでいる包装シート1の上側部分1aを横
方向から絞り込む工程、絞り込んだ包装シート1の上側
部分1aを切り取る工程、上側部分1aが切り取られた
包装シート1の絞り込み部分に粘着テープ4を貼り付け
る工程、貼り付けられた粘着テープ4を上方から押さえ
る工程、包装の終了した被包装物Aを支持台3から横に
出す工程、次の包装の準備としてロール状に巻かれた包
装シート1を包装台2に所定長さだけ引き出し、ロール
側の部分を切断して一枚の包装シート1を包装台2に載
置する工程である。
【0023】次に、前述の工程の詳細及び各機構につい
て、順番に説明する。 [1] 先ず、作業者が包装台2の開孔2a内に被包装物Aを上
方から落とし込ませる工程、及び包装台2の下側の支持
台3で被包装物Aを支持する工程について説明する。図
2及び図1に示すように、線材及び帯板によりお碗状に
支持台3が構成されて、包装台2の円形の開孔2aに下
側に支持台3が配置されている。左右一対のガイドレー
ル5に上下スライド自在に支持フレーム6が取り付けら
れており、支持フレーム6に支持台3が、ショック吸収
用のバネ7を介して支持されている。横軸芯P1周りに
揺動自在な操作アーム8が、ピン及び長孔構造により支
持フレーム6に連結されており、操作アーム8を上下に
揺動駆動する操作シリンダ9が備えられている。
【0024】以上の構造により、図2及び図3(イ)に
示すように、作業者が包装台2の開孔2a内に被包装物
Aを上方から落とし込ませると、被包装物Aが包装シー
ト1を引き込みながら支持台3に落ちる。次に作業者が
起動スイッチ(図示せず)を操作すると、操作シリンダ
9が収縮して支持台3が図3(ロ)に示す位置まで下降
操作されて停止する。
【0025】図1及び図2に示すように、包装台2の開
孔2aの下側に配置されたリング部材10に、弾性材製
の補助絞り部材11が取り付けられている。これによっ
て、図3(イ)から図3(ロ)に示すように支持台3が
下降する際に、包装台2の開孔2aの外縁及び補助絞り
部材11の作用により、包装シート1が絞られて被包装
物Aが包装シート1にある程度包み込まれる。
【0026】[2] 次に図3(ロ)に示す状態の支持台3の被包装物Aを包
んでいる包装シート1において、包装シート1の上側部
分1aを横方向から絞り込む工程について説明する。図
1に示すように補助絞り部材11の下側に絞り機構12
が配置されている。絞り機構12は図4(イ)(ロ)及
び図5に示すように、左右一対のガイドレール13に沿
って、図4(イ)の紙面上下方向にスライド自在な一対
の板状の挟持部材14と、固定部の縦軸芯P2周りに揺
動自在でバネ15により互いに離れる方向に付勢され、
挟持部材14の下側に配置された一対の補助挟持部材1
6とによって構成されている。
【0027】一対の挟持部材14を移動駆動する構造に
ついて説明する。図5及び図6に示すように、一方のガ
イドレール13の下側に断面コ字状のガイド板20が配
置されており、ガイド板20の中央にピニオンギヤ21
が自由回転自在に支持されている。ピニオンギヤ21の
両側に一対のラックギヤ22が咬合しており、ラックギ
ヤ22の係合部22aに挟持部材14の係止部14bが
係合している。一方のラックギヤ22とガイド板20と
に亘り操作シリンダ23が架設されている。
【0028】以上の構造により、図6に示す状態から操
作シリンダ23を収縮操作すると、図4(イ)の紙面下
側の挟持部材14がラックギヤ22と一緒に紙面上方に
移動操作される。前述のラックギヤ22の動作がピニオ
ンギヤ21により逆転されて他方のラックギヤ22に伝
達され、図4(イ)の紙面上側の挟持部材14がラック
ギヤ22と一緒に紙面下方に移動操作される。
【0029】以上のようにして図3(ロ)に示す位置ま
で支持台3が下降すると、図4(イ)において紙面下側
の挟持部材14が紙面上方に移動し、紙面上側の挟持部
材14が紙面下方に移動する。これと同時に紙面下側の
挟持部材14に固定されている一対のローラー14cが
補助挟持部材16に接当して、補助挟持部材16を互い
に近づけ合うように操作する。これにより、図4(ロ)
及び図8に示すように包装シート1の上側部分1aが、
一対の挟持部材14により紙面上下方向から挟み込ま
れ、一対の補助挟持部材16により紙面左右方向から挟
み込まれて絞り込まれる。
【0030】このような絞り込み操作を行うと、包装シ
ート1が中央に寄せ集められて被包装物Aが持ち上げら
れるような状態になる。このときに操作シリンダ9によ
り支持台3が少し上昇操作されて、被包装物Aが挟持部
材14及び補助挟持部材16の下面に押し付けられるよ
うな状態となり、図8に示す支持台3のバネ7が圧縮さ
れる。
【0031】図5及び図8に示すように一対の挟持部材
14において、包装シート1の上側部分1aを挟み込む
両方の端辺部14aに、シリコンゴム等の不粘着性部材
を貼り付けている。これは後述する[5]に記載のよう
に、粘着テープ4が置かれてから一対の挟持部材14を
互いに離し操作した場合、粘着テープ4が挟持部材14
の端辺部14aに付着してしまうような事態を防止する
為である。
【0032】図4(イ)及び図7に示すように、挟持部
材14に挟持アーム17が備えられている。挟持アーム
17は挟持部材14の縦軸芯P3周りに揺動自在であ
り、バネ18により図4(イ)の紙面上側の挟持アーム
17が紙面反時計方向に付勢され、紙面下側の挟持アー
ム17が紙面時計方向に付勢されている。挟持アーム1
7が、ストッパー19により図4(イ)に示す姿勢で止
められている。これにより、図4(ロ)に示すように一
対の挟持部材14が移動した場合、挟持アーム17も同
様に移動して、図8に示すように包装シート1の上側部
分1aの上部が、一対の挟持アーム17により挟み込ま
れて保持される。
【0033】[3] 次に、絞り込んだ包装シート1の上側部分1aを切り取
る工程について説明する。図1及び図17に示すよう
に、包装台2と絞り機構12との間に配置された一対の
ガイドレール24に沿って、支持フレーム25がスライ
ド自在に支持されており、支持フレーム25の前端に切
断機構26が固定されている。切断機構26は、前側に
開く案内端辺27aを備えたガイド板27を支持フレー
ム25の前端に固定し、縦軸芯周りに自由回転自在な左
右一対の円盤カッター28を、外周の刃部が互いに上下
に重なるように少し離してガイド板27に取り付けて、
構成されている。図17に示すように、補助絞り部材1
1を備えたリング部材10がアーム29を介して支持フ
レーム25に固定されており、支持フレーム25等の全
体を移動操作する操作シリンダ30が備えられている。
【0034】以上の構造により、図8に示すように絞り
機構12による包装シート1の上側部分1aの絞り込み
が終了すると、操作シリンダ30が収縮操作されて、図
18(イ)に示すように包装台2の紙面右側に位置して
いた支持フレーム25が、紙面左方に移動してくる。次
に図18(ロ)に示すように、ガイド板27及び円盤カ
ッター28が、絞り機構12の挟持部材14と挟持アー
ム17との間を通過して、包装シート1の上側部分1a
を切り取る。
【0035】この場合、支持フレーム25の進行に伴い
包装シート1の上側部分1aが左右の円盤カッター28
の間に挟み込まれていくような状態となるので、左右の
円盤カッター28の間で包装シート1の上側部分1aが
確実に切り取られる。図16(イ)に示すように、包装
シート1の上側部分1aの上部が挟持アーム17で保持
され、包装シート1の上側部分1aの下部が挟持部材1
4で保持されているので、挟持アーム17と挟持部材1
4との間を円盤カッター28が移動しても、包装シート
1の上側部分1aが押し倒されることがない。
【0036】以上のようにして包装シート1の上側部分
1aの切り取りが終了すると、切り取られた包装シート
1の上側部分1aが、左右の円盤カッター28に挟持さ
れて運ばれ、図18(ロ)に示すように支持フレーム2
5のローラー31が左右の挟持アーム17に接当して、
支持フレーム25の進行に伴い挟持アーム17が左右に
押し広げられる。これは、この後に行う粘着テープ4の
貼り付けに挟持アーム17が邪魔にならないようにする
為である。
【0037】[4] 次に、上側部分1aが切り取られた包装シート1の絞り
込み部分に粘着テープ4を貼り付ける工程について説明
する。図9及び図17に示すように、支持フレーム25
に粘着テープ4用の一対の保持部32(表面にゴム材を
貼り付け)が固定されており、粘着テープ4用の保持ロ
ーラー33a(表面をローレット加工)を備えた天秤状
の保持アーム33(テープ貼り機構に相当)が、支持フ
レーム25の横軸芯P4周りに揺動自在に、バネ(図示
せず)で紙面時計方向に付勢されて支持されている。粘
着テープ4用の押さえローラー34aを備えた天秤状の
押さえアーム34(テープ貼り機構に相当)が、支持フ
レーム25の横軸芯P5周りに揺動自在に、バネ(図示
せず)で紙面反時計方向に付勢されて支持されている。
【0038】保持アーム33の紙面右端が上側から乗っ
て案内される第1カム面38、及び第1カム板39(横
軸芯P7周りに揺動自在)が設けられ、押さえアーム3
4の紙面右端が下側から接当して案内される第2カム面
40、及び第2カム板41(横軸芯P8周りの揺動自
在)が設けられている。固定部の横軸芯P6周りに揺動
自在にカッターアーム35が支持され、カッターアーム
35の先端に粘着テープ4用のカッター35aが固定さ
れており、カッターアーム35を図9の紙面反時計方向
に付勢するバネ36が備えられている。
【0039】図9に示す状態は、一回の包装が終了して
紙面左端に位置していた支持フレーム25が紙面右方に
戻ってくる状態であり、固定の保持部37に粘着テープ
4の先端が接着してカッター35aが下降している状態
である。図9に示す状態から支持フレーム25がさらに
紙面右方に移動してくると、図10に示すように、第1
カム板39の作用により保持アーム33が紙面反時計方
向に揺動操作されて、押さえローラー33aが支持部3
7の下側を通過し、支持フレーム25に固定の保持部3
2は支持部37の上側を通過する。押さえアーム34が
第2カム面40の作用により紙面時計方向に揺動操作さ
れて、押さえローラー34aが支持部37の上側を通過
する。
【0040】図10に示すように、支持フレーム25の
接当部材25aが、カッターアーム35のローラー35
b (図15参照)に接当して、カッターアーム35が
持ち上げられ、図11に示すようにロックアーム42が
下降してローラー35bに係合し、カッターアーム35
が持ち上げ状態で保持される。この後、保持アーム33
の紙面右端が第1カム板39から外れて、保持アーム3
3が紙面時計方向に揺動する。これにより、保持アーム
33の保持ローラー33aが粘着テープ4を下側から持
ち上げて、保持部材32と保持ローラー33aにより粘
着テープ4の先端が保持される。図11に示す状態が図
17に示す状態に対応しており、図17に示す状態から
支持フレーム25が紙面左方に移動していき、図18
(イ)及び図16(イ)に示すように、切断機構26に
よる包装シート1の上側部分1aの切り取りが開始され
る。
【0041】次に、図12に示すように支持フレーム2
5が紙面左方に移動していくと、前項[3]に記載のよ
うに、切断機構26による包装シート1の上側部分1a
の切り取りが行われるのであり、保持部32と保持ロー
ラー33aとにより粘着テープ4が紙面左方に引き出さ
れる。ある程度の粘着テープ4が引き出されると、支持
フレーム25のローラー25bが、ロックアーム42の
V字部42aに接当して、ロックアーム42が持ち上げ
られる。これによって、バネ36の作用によりカッター
アーム35が下方に揺動操作されて、粘着テープ4を支
持部37で切断する。
【0042】図13に示すように支持フレーム25が紙
面左方にさらに移動して、保持部32と保持ローラー3
3aとにより保持され切断された粘着テープ4が、絞り
機構12の上側に達すると、押さえアーム34の紙面右
端が第2カム板41から外れて、押さえアーム34が紙
面反時計方向に揺動し、押さえローラー34aが粘着テ
ープ4を挟持部材14の端辺部14a及び包装シート1
の絞り込み部分に押し付ける。保持アーム33が第1カ
ム面38の作用により少し反時計方向に揺動操作され
て、保持ローラー33aが保持部32から下方に離れ
る。図13,16(ロ),18(ロ)に示す状態で支持
フレーム25が紙面左方に移動すると、押さえローラー
34aにより粘着テープ4が挟持部材14の端辺部14
aに押し付けられ、粘着テープ4が保持ローラー33a
から離れる。
【0043】次に、カッターアーム35付近の構造につ
いて説明する。図14(イ)及び図15に示すように、
カッターアーム35の横軸芯P6周りに押さえ部材43
が揺動自在に支持されており、押さえ部材43の長孔4
3a及びカッターアーム35側のピン35cの作用によ
り、押さえ部材43の揺動範囲が長孔43aの範囲に規
制されている。バネ44により押さえ部材43の先端が
カッター35aから少し突出するように付勢されてい
る。
【0044】以上の構造により、図12に示すようにロ
ックアーム42が外し操作されてカッターアーム35が
下降する場合、先ず押さえ部材43の先端が支持部37
に押し付けられて粘着テープ4を押さえる。次に図14
(ロ)に示すようにカッター35aが下降して、粘着テ
ープ4が切断される。
【0045】[5] 次に、貼り付けられた粘着テープ4を上方から押さえ付
ける工程について説明する。図17及び図19に示すよ
うに、支持フレーム25において押さえローラー34a
の後側に、左右一対の第1リンク45及び1組の第2リ
ンク46が上下揺動自在に支持され、第1及び第2リン
ク45,46にスポンジ部材47(弾性部材に相当)が
取り付けられて、スポンジ部材47が平行な状態で上下
動自在に支持されている。第2リンク46が固定された
支持軸48の一端にカムアーム49が固定されており、
スポンジ部材47を上方側に付勢するバネ50が設けら
れている。
【0046】以上の構造により、図13に示すように粘
着テープ4が挟持部材14の端辺部14a及び包装シー
ト1の絞り込み部分に押し付けられて、この状態から支
持フレーム25が紙面左方に移動すると、図20に示す
ようにカムアーム49のローラー49aが固定板51に
接当してスポンジ部材47が下降操作され、スポンジ部
材47が、挟持部材14の端辺部14a及び包装シート
1の上側部分1aの粘着テープ4に押し付けられる。
【0047】スポンジ部材47の押し付け後に、挟持部
材14及び補助挟持部材16が開き操作される。この場
合、図16(ロ)及び図18(ロ)に示すように、粘着
テープ4は挟持部材14の端辺部14aにも押し付けら
れるが、前項[2]に記載のように挟持部材14の端辺
部14aに、シリコンゴム等の不粘着性部材を貼り付け
ているので、一対の挟持部材14を互いに離し操作した
場合に、粘着テープ4から挟持部材14の端辺部14a
が付着せずに確実に離れる。
【0048】前項[2]に記載のように、包装シート1
の上側部分1aの絞り込み操作を行った場合に支持台3
を少し上昇操作してバネ7を圧縮させ、被包装物Aを挟
持部材14及び補助挟持部材16の下面に押し付けてい
る。これにより、前述のように挟持部材14及び補助挟
持部材16が開き操作されると、バネ7の付勢力で支持
台3がすぐに上昇し、被包装物A及び包装シート1が下
側からスポンジ部材47に押し付けられるのであり、挟
持部材14及び補助挟持部材16を開き操作した際に、
包装シート1が開いてしまうのを防止している。
【0049】挟持部材14及び補助挟持部材16の開き
操作後に、支持台3がもう少し上昇操作される。従っ
て、スポンジ部材47の下降作用及び支持台3の上昇作
用により、粘着テープ4が包装シート1及び被包装物A
にしっかりと押し付けられる。支持フレーム25は図2
0に示す状態からさらに少しだけ紙面左方に移動して停
止し、その後すぐに紙面右方に戻り始める。これによ
り、支持フレーム25が移動の端部に達する前後の間、
スポンジ部材47により粘着テープ4が包装シート1及
び被包装物Aに押し付けられている。このようにして包
装が終了すると、被包装物Aは図25に示すような状態
になる。
【0050】前項[3][4][5]に記載の各工程及
び図17に示すように、一つの支持フレーム25に切断
機構26、粘着テープ4用の保持アーム33及び押さえ
アーム34、粘着テープ4用のスポンジ部材47が支持
されている。図1及び図17に示す操作シリンダ30に
より、図1に示す状態から支持フレーム25を紙面左方
に移動させるのに伴い、包装シート1の上側部分1aの
切り取り、粘着テープ4の引き出し及び切断、粘着テー
プ4の被包装物Aへの貼り付け、粘着テープ4の被包装
物Aへの押し付けが連続的に行われるのであり、支持フ
レーム25が紙面左端に達するまでに以上の操作が終了
する。以上の各操作は、支持フレーム25の進行動作を
カム構造にて各操作用の動力に変換して、この動力によ
り行われている。以上の操作が終了すると、支持フレー
ム25が戻し操作されて図10から図11に示す状態に
戻り、粘着テープ4の保持が行われる。
【0051】[6] 次に、包装の終了した被包装物Aを支持台3から横に出
す工程について説明する。図21(イ)及び図22に示
すように、支持フレーム6に対して支持部52がバネ7
を介して支持され、支持部52の横軸芯P9周りに揺動
自在に支持台3の基部3aが連結されており、支持台3
を図21 (イ)に示す姿勢に維持するバネ53が支持
部52と基部3aとに亘り架設されている。
【0052】従って、図22及び図21(ロ)に示すよ
うに、一つの被包装物Aの包装が終了すると支持台3が
下降操作される。これにより、基部3aのピン3bが固
定部54に接当して、支持台3が横軸芯P9周りに横倒
し操作されるのであり、横倒れ姿勢の支持台3から、被
包装物Aがすべり台55に移されて外部に出される。こ
の操作が終了すると、支持台3が図2に示す元の位置ま
で上昇操作される。
【0053】[7] 次に、包装シート1を包装台2に引き出す工程について
説明する。図1及び図23(イ)に示すように、包装シ
ート1がロール状に巻かれて一対の支持ローラー56に
支持されており、包装シート1の先端が上下一対の繰り
出しローラー57に保持されている。図23(イ)に示
す状態は一回の包装が終了した際に、包装台2の紙面右
端に位置していた引き出し機構58が包装台2の紙面左
端に移動してきた状態である。
【0054】図23(イ)に示す状態になると、繰り出
しローラー57により包装シート1の先端が引き出し機
構58側に繰り出されて、図23(ロ)に示すように包
装シート1の先端が引き出し機構58の操作アーム58
aに保持され、引き出し機構58が包装台2の紙面右端
まで移動して包装シート1を引き出す。
【0055】図24(イ)に示すように、繰り出しロー
ラー57の紙面右側に、包装シート1の切断用のカッタ
ー59、及び包装シート1におけるカッター59の前後
部分を押さえる一対の押さえ部材60が配置されてい
る。図24(イ)に示すように包装シート1が引き出さ
れると、図24(ロ)に示すようにカッター59及び押
さえ部材60が下降して、押さえ部材60により包装シ
ート1を押さえながら、押さえ部材60の間の包装シー
ト1の部分をカッター59が切断する。これにより、所
定長さに切断された包装シート1が包装台2に載置され
て、一回の包装が終了する。
【0056】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装装置の全体平面図
【図2】包装台及び支持台付近の側面図
【図3】包装台の開孔内に被包装物を落とし込んで、被
包装物が包装シートに包まれながら支持台に支持された
状態を示す側面図
【図4】絞り機構の開状態及び閉状態を示す平面図
【図5】絞り機構の駆動構造を示す斜視図
【図6】絞り機構の駆動用のピニオンギヤ及びラックギ
ヤ付近の平面図
【図7】絞り機構の開状態での正面図
【図8】絞り機構を閉操作した状態での絞り機構及び被
包装物の状態を示す正面図
【図9】円盤カッター及び粘着テープ用の保持アーム等
を備えた支持フレーム、並びに粘着テープ付近を示し、
1回の包装が終了して支持フレームが粘着テープ側に戻
ろうとしている状態を示す側面図
【図10】支持フレームが粘着テープ側のストロークエ
ンドに達する少し手前の状態を示す側面図
【図11】支持フレームが粘着テープ側のストロークエ
ンドに達して、保持アームが粘着テープの先端を保持し
た状態を示す側面図
【図12】図11の状態から支持フレームが被包装物側
に移動して、粘着テープを引き出している状態を示す側
面図
【図13】図12の状態後に所定長さに切断された粘着
テープを、被包装物に移し換えている状態を示す側面図
【図14】粘着テープ用のカッターアーム付近を示して
おり、粘着テープの切断前後の状態を示す側面図
【図15】粘着テープ用のカッターアーム付近の正面図
【図16】絞り機構の閉状態において円盤カッターが包
装シートの上側部分を切り取っている状態、及び、切り
取り後に粘着テープを被包装物に移し換えている状態を
示す正面図
【図17】円盤カッター及び粘着テープ用の保持アーム
等を備えた支持フレームの全体平面図
【図18】絞り機構の閉状態において円盤カッターが包
装シートの上側部分を切り取っている状態、及び、切り
取り後に粘着テープを被包装物に移し換えている状態を
示す平面図
【図19】粘着テープ押圧用のスポンジ部材付近の斜視
【図20】スポンジ部材にて被包装物の粘着テープを押
圧している状態を示す側面図
【図21】包装の終了後に支持台が下降して、被包装物
を回収用のすべり台に移し換えている状態を示す正面図
【図22】包装の終了後に支持台が下降して、被包装物
を回収用のすべり台に移し換えている状態を示す側面図
【図23】次の包装用の包装シートを包装台に引き出す
引き出し機構を示しており、引き出し機構がロール状の
包装シートの先端を保持し引き出し始めた状態を示す側
面図
【図24】図23の状態から引き出し機構が包装シート
を所定長さに引き出し、包装シートを切断した状態を示
す側面図
【図25】包装の終了した被包装物の状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 包装シート 1a 包装シートの上側部分 2 包装台 2a 包装台の開孔 3 支持台 4 粘着テープ 12 絞り機構 26 切断機構 33,34 テープ貼り機構 47 弾性部材 A 被包装物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−133710(JP,A) 特開 昭53−74988(JP,A) 特公 昭46−40827(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 11/48 B65B 25/04 B65B 51/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装シート(1)の載置用で被包装物
    (A)が落ち込む開孔(2a)を備えた包装台(2)を
    備えて、上方から前記開孔(2a)内に被包装物(A)
    を落とし込むと、包装シート(1)が絞られて被包装物
    (A)が包装シート(1)に包まれるように構成し、 包装シート(1)に包まれながら前記開孔(2a)内に
    落ち込んだ被包装物(A)を支持する支持台(3)と、 前記支持台(3)に支持された被包装物(A)における
    包装シート(1)の上側部分(1a)を挟み込んで絞り
    込む絞り機構(12)と、 前記絞り機構(12)によって絞り込まれた絞り込み部
    分よりも上側の包装シート(1)の部分を切り取る切断
    機構(26)と、 前記切断機構(26)によって切り取られた包装シート
    (1)の絞り込み部分に貼着される粘着テープ(4)の
    先端部を保持する保持部材(33)と、前記保持部材
    (33)で保持された粘着テープ(4)を押えて前記保
    持部材(33)より離脱させるように前記絞り込み部分
    に押し付ける押さえ部材(34)とを備えたテープ貼り
    機構と、 包装シート(1)の絞り込み部分に貼り付けられた粘着
    テープ(4)を被包装物(A)側に押圧する弾性部材
    (47)を備えている包装装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材(47)により包装シート
    (1)の絞り込み部分に貼り付けられた粘着テープ
    (4)が被包装物(A)側に押圧された状態において、
    前記絞り機構(12)を包装シート(1)の絞り込み部
    分から離間操作するように構成している請求項1記載の
    包装装置。
  3. 【請求項3】 包装シート(1)の絞り込み部分からの
    前記絞り機構(12)の離間操作に伴って、被包装物
    (A)を支持する前記支持台(3)を前記弾性部材(4
    7)側に押し操作するように構成している請求項2記載
    の包装装置。
  4. 【請求項4】 前記支持台(3)から横方向に離れた第
    1位置及び前記支持台(3)の上方の第2位置に亘り、
    前記テープ貼り機構(33),(34)と前記弾性部材
    (47)とを往復移動自在に構成すると共に、 前記第2位置で前記テープ貼り機構(33),(34)
    が、包装シート(1)の絞り込み部分に粘着テープ
    (4)を貼るように構成し、前記第2位置で前記弾性部
    材(47)が包装シート(1)の絞り込み部分に貼り付
    けられた粘着テープ(4)を被包装物(A)側に押圧す
    るように構成してある請求項1〜3のうちのいずれか一
    つに記載の包装装置。
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