JP3266367B2 - 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物 - Google Patents

拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物

Info

Publication number
JP3266367B2
JP3266367B2 JP12537593A JP12537593A JP3266367B2 JP 3266367 B2 JP3266367 B2 JP 3266367B2 JP 12537593 A JP12537593 A JP 12537593A JP 12537593 A JP12537593 A JP 12537593A JP 3266367 B2 JP3266367 B2 JP 3266367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
emulsion composition
weight
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12537593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06311943A (ja
Inventor
勝 尾崎
功 小名
Original Assignee
東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 filed Critical 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
Priority to JP12537593A priority Critical patent/JP3266367B2/ja
Publication of JPH06311943A publication Critical patent/JPH06311943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3266367B2 publication Critical patent/JP3266367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は拭き取り紙処理用シリコ
ーンエマルジョン組成物に関する。詳しくは、保存安定
性に優れ、ティッシュペーパーやトイレットペーパー等
の拭き取り紙に優れた柔軟性や平滑性等の風合いを付与
することのできる拭き取り紙処理用シリコーンエマルジ
ョン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ティッシュペーパーやトイ
レットペーパー等の拭き取り紙は、その柔軟性や平滑性
が十分ではないため、風邪をひいたり花粉症になったり
したときにティッシュペーパーで何回も鼻汁をかむと、
鼻の周辺の皮膚が荒れて赤くなったり痛くなったりする
という問題点があった。また、トイレットペーパーも、
1日に何回も使用すると肛門周辺が赤くなることがあ
り、特に肛門周辺に炎症がある場合には非常に使いづら
い等の問題点があった。このような問題点を改良したも
のとして、例えば、その表面をアミノ基含有ジオルガノ
ポリシロキサンと界面活性剤と水からなるエマルジョン
組成物で処理することによって柔軟性や平滑性を向上さ
せたソフトティッシュペーパーが提案されている(特開
平2−224626号公報、特開平3−900号公報参
照)。しかし、このエマルジョン組成物は、アミノ基含
有ジオルガノポリシロキサンと水が分離し易く、保存安
定性に劣るという問題点があった。さらに、このエマル
ジョン組成物は界面活性剤特有の臭いを発し、このエマ
ルジョン組成物で処理されたソフトティッシュペーパー
もその臭いがするという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解決するために鋭意検討した結果、界面活性剤の代
わりに特定のオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロ
キサンを使用すれば、上記問題点が解消することを見出
し、本発明に到達した。すなわち、本発明の目的は、保
存安定性に優れ、界面活性剤特有の臭いがなく、かつ、
ティッシュペーパーやトイレットペーパー等の拭き取り
紙に優れた柔軟性や平滑性等の風合いを付与することの
できる拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、(A)ケイ素原子に結合する式:
【化3】 {式中、R1は2価炭化水素基であり、R2およびR3
水素原子,または1価炭化水素基,アシル基,および
式:
【化4】 (式中、R’は1価有機基である。)で表される有機基
からなる群より選択される有機基である。aは0〜5の
整数である。}で表される有機基を含有し、アミノ基の
含有量が0.1〜3.0重量%であり、25℃における粘
度が少なくとも50センチストークスであるアミノ基含
有ジオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)ケイ素原子に結合する、式:−R1−O−(C2
4O)b−R4(式中、R1は2価炭化水素基であり、R4
は水素原子または炭素原子数が1〜5の1価有機基であ
る。bは1〜50の整数である。)で表される有機基、
または式:−R1−O−(C24O)b(Cn2nO)c
4(式中、R1,R4およびbは前記と同様であり、c
は1〜50の整数であり、nは3以上の整数である。)
で表される有機基を含有し、オキシエチレン基の含有量
が15重量%以上であるオキシエチレン基含有ジオルガ
ノポリシロキサン 5〜1900重量部および (C)水 任意量 からなることを特徴とする、拭き取り紙処理用シリコー
ンエマルジョン組成物に関する。
【0005】これを説明すると、本発明に使用される
(A)成分のアミノ基含有ジオルガノポリシロキサン
は、主鎖のシロキサン鎖により柔軟性、平滑性および圧
縮回復性(ふんわり性)をティッシュペーパーやトイレ
ットペーパー等の拭き取り紙に付与し、アミノ基により
拭き取り紙によく吸着してそれに柔軟性、ヌメリ性およ
び潤滑性を付与して、これらの拭き取り紙にカシミアま
たはモヘヤー様の風合いを与える。このような本成分
は、ケイ素原子に結合する式:
【化5】 で表される有機基を含有する。式中、R1は2価炭化水
素基であり、メチレン基,エチレン基,プロピレン基,
イソプロピレン基,ブチレン基のようなアルキレン基;
式:−(CH22−C64−で表される基が例示され
る。これらの中でも、エチレン基またはプロピレン基が
一般的である。R2およびR3は水素原子,または1価炭
化水素基,アシル基,および式:
【化6】 (式中、R’は1価有機基である。)で表される有機基
からなる群より選択される有機基である。1価炭化水素
基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,フェニ
ル基,シクロヘキシル基のような基が例示される。アシ
ル基としては、アセチル基,式:−CO(CH25OH
で表される基,式:−COCH2O(CH2CH2O)
XR''(式中、R''は置換または非置換の1価炭化水素
基であり、Xは0〜20の整数である。)で表される
基,式:−COOCH2CH2OHで表される基が例示さ
れる。式:
【化7】 (式中、R’は1価有機基である。)で表される有機基
としては、式:
【化8】 で表される有機基,式:
【化9】 (式中、Yは0〜3の整数である。)で表される有機
基,式:
【化10】 (式中、Yは前記と同様である。)で表される有機基が
例示される。aは0〜5の整数であるが、0または1が
一般的である。本成分中の上式で表される有機基の結合
位置は分子鎖末端でも側鎖でもよく、またその両方でも
よい。本成分中の上式で表される有機基以外の基として
は、水酸基,炭素原子数が1〜5のアルコキシ基,炭素
原子数が1〜20の置換または非置換の1価炭化水素基
が挙げられる。ここで、1価炭化水素基としては、メチ
ル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基の
ようなアルキル基;ビニル基,アリル基のようなアルケ
ニル基;フェニル基のようなアリール基;3,3,3-トリフ
ルオロプロピル基のような置換アルキル基が例示され
る。これらの中でもメチル基が最も一般的である。ま
た、メチル基と他の基との組合せも一般的であるが、少
なくとも50モル%がメチル基であることが好ましい。
また、本成分中のアミノ基の含有量は0.1〜3.0重量
%である。ここで、アミノ基とは、式:
【化11】 で表される基を指し、本発明においてその含有量を計算
する際には、これらを第1級アミノ基(分子量:16)
として計算する。
【0006】本成分の具体例としては、式:
【化12】 (式中、mおよびnは1以上の整数である。)で表され
るアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンや、式:
【化13】 (式中、mおよびnは1以上の整数である。)で表され
るアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンが挙げられ
る。上式中、mおよびnは1以上の整数であり、本成分
の25℃における粘度が少なくとも50センチストーク
スとなるような数である。これは本成分の25℃におけ
る粘度が50センチストークス未満であると、ティッシ
ュペーパーやトイレットペーパー等の拭き取り紙に柔軟
性、平滑性および圧縮回復性(ふんわり性)を付与でき
ないためである。さらに本成分の25℃における粘度は
100〜10,000センチストークスの範囲であるこ
とが好ましい。本成分は、例えば、次の方法によって容
易に製造することができる。式:H2N(CH22NH
(CH23Si(CH3)(OCH32で表されるジメ
トキシシランを過剰の水で加水分解させて得られた加水
分解縮合物とジメチルシクロポリシロキサンとを、末端
封鎖剤を使用せずに塩基性触媒存在下で80〜100℃
に加熱して平衡化反応させ、所望の粘度に達した後、酸
を用いて塩基性触媒を中和させることにより本成分を製
造することができる(特開昭53−98499号公報参
照)。
【0007】本発明に使用される(B)成分のオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンは(A)成分を
水に乳化分散させる働きをする。また、ティッシュペー
パーやトイレットペーパー等の拭き取り紙に吸水性や柔
軟性を付与する働きもする。このような本成分は、ケイ
素原子に結合する、式:−R1−O−(C24O)b−R
4で表される有機基、または式:−R1−O−(C2
4O)b(Cn2nO)c−R4で表される有機基を含有す
る。上式中、R1は前記と同様の2価炭化水素基であ
る。R4は水素原子または炭素原子数が1〜5の1価有
機基であり、1価有機基としては、メチル基,エチル
基,プロピル基のようなアルキル基;アセチル基,プロ
ピオニル基のようなアシル基が挙げられる。bおよびc
は1〜50の整数であり、さらにbは5〜50の範囲で
あることが好ましい。また、b≧cであることが好まし
く、さらにb>cであることが好ましい。nは3以上の
整数であるが、3または4が一般的である。また、オキ
シエチレン基と式:Cn2nOで表される基は、ブロッ
ク共重合していてもランダム共重合していてもよい。本
成分中の上式で表される有機基の結合位置は分子鎖末端
でも側鎖でもよく、またその両方でもよい。本成分中の
上式で表される有機基以外の基は、置換もしくは非置換
の1価炭化水素基であることが好ましい。また、本成分
中のオキシエチレン基の含有量は15重量%以上であ
り、好ましくは30〜60重量%である。これは15重
量%未満であると、本成分の水溶性が低下して(A)成
分を水に乳化分散させることが困難になるためである。
本成分の具体例としては、式:
【化14】 (式中、pおよびqは1以上の整数である。)で表され
るオキシエチレン基含有ジオルガノポリシロキサンが挙
げられる。本成分の配合量は(A)成分100重量部に
対して5〜1900重量部の範囲であり、好ましくは3
0〜200重量部の範囲である。これは、5重量部未満
であると乳化分散力が弱くなり、また、1900重量部
を越えるとティッシュペーパーやトイレットペーパー等
の拭き取り紙に十分な柔軟性を付与できなくなるためで
ある。
【0008】本成分に使用される(C)成分の水は、
(A)成分および(B)成分の分散媒であり、本発明組
成物をティッシュペーパーやトイレットペーパー等の拭
き取り紙に均一に付着させる働きをする。本成分の配合
量は特に限定されないが、(A)成分と(B)成分の合
計量が本成分に対して0.5〜70.0重量%となるよう
な量が好ましく、より好ましくは5.0〜50.0重量%
となるような量である。
【0009】本発明組成物は上記した(A)成分〜
(C)成分からなるものであるが、これに、シリコーン
エマルジョン組成物の添加剤として公知とされる各種の
添加剤、例えば、ジメチルポリシロキサンオイル,エポ
キシ基含有シリコーンオイル,カルボキシル基含有シリ
コーンオイル,カチオン系界面活性剤,ノニオン系界面
活性剤,アニオン系界面活性剤,防腐剤,防黴剤および
着色料などを必要に応じて添加配合することは本発明の
目的を損なわない限り差し支えない。ここで、カチオン
系界面活性剤としては、オクチルトリメチルアンモニウ
ムヒドロキシド,ドデシルトリメチルアンモニウムヒド
ロキシド,ヘキサデシルトリメチルアンモニウムヒドロ
キシド,オクチルジメチルベンジルアンモニウムヒドロ
キシド,デシルジメチルベンジルアンモニウムヒドロキ
シド,ジドデシジメチルアンモニウムヒドロキシド,ジ
オクタデシルジメチルアンモニウムヒドロキシド,牛脂
トリメチルアンモニウムヒドロキシド,ヤシ油トリメチ
ルアンモニウムヒドロキシドのような第4級アンモニウ
ムヒドロキシドおよびこれらの塩が例示される。ノニオ
ン系界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル,ポリオキシアルキレンアルキルフェノール
エーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル,ポ
リオキシアルキレンソルビタンアルキルエステル,ポリ
エチレングライコール,ポリプロピレングライコール,
ジエチレングライコールが例示される。
【0010】本発明組成物は、例えば、(A)成分を
(B)成分とを均一に混合した後、(C)成分を加えて
均一に乳化分散させることによって製造することができ
る。尚、製造する際には、2枚羽根,4枚羽根,6枚羽
根等のプロペラ式攪拌機,ホモゲナイザー,コロイドミ
ル,ソノレーター,ラインミキサーおよびホモミキサー
等を使用すればよい。
【0011】本発明組成物は、例えば、これを抄紙工程
中のパルプのサスペンジョンに添加したり、乾燥工程中
やその前後にスプレーで噴霧したりローラーで付着させ
たりすることによって、ティッシュペーパーやトイレッ
トペーパー等の拭き取り紙に適用することができる。ま
た、本発明組成物の効果を発現させるためには、拭き取
り紙に対して(A)成分と(B)成分の合計量が0.0
5〜3.0重量%となるような量を付着させることが好
ましい。
【0012】以上のような本発明組成物は、(A)成分
と(B)成分が均一に乳化分散しており、かつ、保存安
定性に優れている。さらに本発明組成物はティッシュペ
ーパーやトイレットペーパー等の拭き取り紙に優れた柔
軟性や平滑性を付与し、従来得られなかったカシミヤま
たはモヘヤー様の風合いを与えることができる。また、
拭き取り性や吸水性も良好である。ティッシュペーパー
やトイレットペーパー等の拭き取り紙に、主に柔軟性を
付与したい場合には(A)成分の配合量を多くし、主に
吸水性を付与したい場合には(B)成分の配合量を多く
すればよい。また、本発明組成物は界面活性剤を使用せ
ずに均一に乳化分散することができるので、本発明組成
物で処理されたティッシュペーパーやトイレットペーパ
ー等の拭き取り紙は、従来問題であった界面活性剤特有
の臭いがない。このような本発明組成物は拭き取り紙製
造業界にとって新規な処理剤である。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。実施例
中、部とあるのは重量部を意味し、粘度は25℃におけ
る値である。また、拭き取り紙処理用シリコーンエマル
ジョン組成物の評価は次に示す試験方法によって行なっ
た。 ○透過率 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を厚さ
1cmのセルにいれ、分光光度計[島津製作所製]を用
いて580nmの波長で透過率(%)を測定した。 ○保存安定性 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を10
0ccの瓶に封入し、そのまま25℃で3カ月間保存
し、その外観の変化を肉眼にて観察した。 ○風合い 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物で処理
された2枚重ねのティッシュペーパー5枚を折り畳み、
指触にて風合いを調べた。 ○鼻こすり性 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物で処理
されたティッシュペーパー1枚を2つ折りにし、これで
5分間隔で10回鼻を強くかんでこすり、鼻の周辺の皮
膚の状態を肉眼にて観察した。 ○:鼻の周辺の皮膚は赤くならなかった。 ×:鼻の周辺の皮膚はやや赤くなった。 ○吸水性 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物で処理
されたティッシュペーパーの表面にスポイトで水を1滴
滴下し、この水滴がティッシュペーパーに吸収されて拡
散するまでの時間(秒)を測定した。 ○総合評価 上記の試験結果に基づいて、得られたエマルジョン組成
物が拭き取り紙用処理剤として好適であるか、不適であ
るかを判断した。 ○:拭き取り紙用処理剤として非常に好適である。 ×:拭き取り紙用処理剤として不適である。
【0014】
【実施例1】 式:
【化15】 で表され、アミノ基の含有量が0.82重量%であり、
粘度が1250センチストークスであるアミノ基含有ジ
オルガノポリシロキサン15部および式:
【化16】 で表され、オキシエチレン基の含有量が61.1%であ
り、粘度が120センチストークスであるオキシエチレ
ン基含有ジオルガノポリシロキサン15部を300cc
のビーカーに入れ、4枚羽根の攪拌機を用いて5分間高
速で混合した。この混合物に氷酢酸0.3部と水15.0
部を加えて5分間高速で混合した。次いで、水30.0
部を加えて5分間混合し、さらに水24.7部を加えて
5分間混合して、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジ
ョン組成物を得た。このエマルジョン組成物中のアミノ
基含有ジオルガノポリシロキサンとオキシエチレン基含
有ジオルガノポリシロキサンの合計量は30重量%であ
った。得られたエマルジョン組成物の透過率と保存安定
性を測定し、その結果を表1に示した。次いで、蛍光X
線分析でシリコーン付着が無いことが確認されている市
販の2枚重ねの無処理のティッシュペーパー(縦197
mm,横229mm)を金網上に広げ、その表面と裏面
に、上記の拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組
成物を簡易スプレー(吹き付けエアー圧0.5kg/c
2)で吹き付けた。このとき、ティッシュペーパーに
対してアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンとオキシ
エチレン基含有ジオルガノポリシロキサンの合計量が
1.0重量%となるような量を吹き付けた。次いで、こ
のティッシュペーパーを130℃に設定された乾燥機に
5分間入れて乾燥させ、拭き取り紙処理用シリコーンエ
マルジョン組成物で処理されたティッシュペーパーを作
成した。このティッシュペーパーの風合い、鼻こすり性
および吸水性を測定し、それらの結果を表2に示した。
また、この拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組
成物で処理されたティッシュペーパーで、顔に塗られた
ファンデーションと頬紅をクレンジングクリームを使用
して拭き取ることにより、拭き取り性を測定した。拭き
取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物で処理され
たティッシュペーパーは非常に平滑で拭き取り性も良好
であり、顔の同一部分を10回こすっても全く痛くなか
った。比較のため上記において、拭き取り紙処理用シリ
コーンエマルジョン組成物の代わりに水を用いた以外は
上記と同様にしてティッシュペーパーを処理した。この
ティッシュペーパーを用いて上記と同様に拭き取り性を
測定したところ、拭き取り性は良好であったが、顔の同
一部分を10回こするとその部分の皮膚が荒れて、痛く
なった。さらに、上記の拭き取り紙処理用シリコーンエ
マルジョン組成物を、クレープ状仕上げの2枚重ねのロ
ール状トイレットペーパーに上記と同様の方法で、アミ
ノ基含有ジオルガノポリシロキサンとオキシエチレン基
含有ジオルガノポリシロキサンの合計量が0.5重量%
になるような量を吹き付けた。次いで、このトイレット
ペーパーを130℃に設定された乾燥機に2分間入れて
乾燥させ、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組
成物で処理されたトイレットペーパーを作成した。この
トイレットペーパーを実際に使用したところ、非常に柔
軟で滑り性もよく、かつ拭き取り性も良好であった。比
較のため上記において、拭き取り紙処理用シリコーンエ
マルジョン組成物の代わりに水を用いた以外は上記と同
様にしてトイレットペーパーを処理した。このトイレッ
トペーパーを実際に使用したところ、がさつき感があ
り、粗硬であった。
【0015】
【実施例2】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が61.1重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを、式:
【化17】 で表され、オキシエチレン基の含有量が48.1重量%
であり、粘度が320センチストークスであるオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンに変えた以外は
実施例1と同様にして、拭き取り紙処理用シリコーンエ
マルジョン組成物を得た。このエマルジョン組成物の透
過率および保存安定性を実施例1と同様に測定し、その
結果を表1に示した。また、このエマルジョン組成物を
用いて、実施例1と同様の方法でティッシュペーパーを
処理し、そのティッシュペーパーの風合い、鼻こすり性
および吸水性を実施例1と同様に測定した。それらの結
果を表2に示した。
【0016】
【実施例3】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が61.1重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを、式:
【化18】 で表され、オキシエチレン基の含有量が30.0重量%
であり、粘度が2900センチストークスであるオキシ
エチレン基含有ジオルガノポリシロキサンに変えた以外
は実施例1と同様にして拭き取り紙処理用シリコーンエ
マルジョン組成物を得た。このエマルジョン組成物の透
過率および保存安定性を実施例1と同様に測定し、その
結果を表1に示した。また、このエマルジョン組成物を
用いて、実施例1と同様の方法でティッシュペーパーを
処理し、そのティッシュペーパーの風合い、鼻こすり性
および吸水性を実施例1と同様に測定した。それらの結
果を表2に示した。
【0017】
【比較例1】実施例1において、オキシエチレン基を6
1.1重量%含有するオキシエチレン基含有ジオルガノ
ポリシロキサンを配合しなかった以外は実施例1と同様
にして、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成
物を得ようとしたところ、乳化できず、エマルジョン組
成物を得ることができなかった。
【0018】
【比較例2】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が61.1重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを、式:C1225O(C24O)
5Hで表され、粘度が33センチストークスであるノニ
オン系界面活性剤2部と、式:C1225O(C24O)
7Hで表され、粘度が52センチストークスであるノニ
オン系界面活性剤4部に変えた以外は実施例1と同様に
して、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物
を得た。このエマルジョン組成物の透過率および保存安
定性を実施例1と同様に測定し、その結果を表1に示し
た。また、このエマルジョン組成物を用いて、実施例1
と同様の方法でティッシュペーパーを処理し、そのティ
ッシュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性を実
施例1と同様に測定した。それらの結果を表2に示し
た。
【0019】
【比較例3】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が61.1重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを、式:
【化19】 で表され、粘度が230センチストークスであるジオル
ガノポリシロキサンに変えた以外は実施例1と同様にし
て拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を得
ようとしたところ、乳化できず、エマルジョン組成物を
得ることができなかった。
【0020】
【比較例4】実施例1において、オキシエチレン基の含
有量が61.1重量%であるオキシエチレン基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを、式:
【化20】 で表され、オキシエチレン基の含有量が9.9重量%で
あり、粘度が114センチストークスであるオキシエチ
レン基含有ジオルガノポリシロキサンに変えた以外は実
施例1と同様にして拭き取り紙処理用シリコーンエマル
ジョン組成物を得ようとしたところ、乳化できず、エマ
ルジョン組成物を得ることができなかった。
【0021】
【実施例4】 式:
【化21】 で表され、アミノ基の含有量が0.53重量%であり、
粘度が1030センチストークスであるアミノ基含有ジ
オルガノポリシロキサン15部および式:
【化22】 で表され、オキシエチレン基の含有量が61.1%であ
り、粘度が120センチストークスであるオキシエチレ
ン基含有ジオルガノポリシロキサン15部を300cc
のビーカーに入れ、4枚羽根の攪拌機を用いて5分間高
速で混合した。この混合物に氷酢酸0.3部と水15.0
部を加えて5分間高速で混合した。次いで、水30.0
部を加えて5分間混合し、さらに水24.7部を加えて
5分間混合して、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジ
ョン組成物を得た。このエマルジョン組成物中のアミノ
基含有ジオルガノポリシロキサンとオキシエチレン基含
有ジオルガノポリシロキサンの合計量は30重量%であ
った。得られたエマルジョン組成物の透過率と保存安定
性を測定し、その結果を表1に示した。次いで、蛍光X
線分析でシリコーン付着が無いことが確認されている市
販の2枚重ねのティッシュペーパー(縦197mm,横
229mm)を金網上に広げ、その表面と裏面に、上記
の拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を簡
易スプレー(吹き付けエアー圧0.5kg/cm2)で吹
き付けた。このとき、ティッシュペーパーに対してアミ
ノ基含有ジオルガノポリシロキサンとオキシエチレン基
含有ジオルガノポリシロキサンの合計量が1.0重量%
となるような量を吹き付けた。次いで、このティッシュ
ペーパーを130℃に設定された乾燥機に5分間入れて
乾燥させ、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組
成物で処理されたティッシュペーパーを作成した。この
ティッシュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性
を測定し、それらの結果を表2に示した。
【0022】
【実施例5】実施例4において、アミノ基の含有量が
0.53重量%であるアミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンを、式:
【化23】 で表され、アミノ基の含有量が0.41重量%であり、
粘度が1080センチストークスであるシクロヘキシル
アミノ基含有ジオルガノポリシロキサンに変えた以外は
実施例4と同様にして拭き取り紙処理用シリコーンエマ
ルジョン組成物を得た。このエマルジョン組成物の透過
率および保存安定性を実施例4と同様に測定し、その結
果を表1に示した。また、このエマルジョン組成物を用
いて、実施例4と同様の方法でティッシュペーパーを処
理し、そのティッシュペーパーの風合い、鼻こすり性お
よび吸水性を実施例4と同様に測定した。それらの結果
を表2に示した。
【0023】
【実施例6】実施例4において、アミノ基の含有量が
0.53重量%であるアミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンを、式:
【化24】 で表され、アミノ基の含有量が0.81重量%であり、
粘度が80センチストークスであるアミノ基含有ジオル
ガノポリシロキサンに変えた以外は実施例4と同様にし
て拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を得
た。このエマルジョン組成物の透過率および保存安定性
を実施例4と同様に測定し、その結果を表1に示した。
また、このエマルジョン組成物を用いて、実施例4と同
様の方法でティッシュペーパーを処理し、そのティッシ
ュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性を実施例
4と同様に測定した。それらの結果を表2に示した。
【0024】
【比較例5】実施例4において、アミノ基の含有量が
0.53重量%であるアミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンを配合しなかった以外は実施例4と同様にして、
拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を得
た。このエマルジョン組成物の透過率および保存安定性
を実施例4と同様に測定し、その結果を表1に示した。
また、このエマルジョン組成物を用いて、実施例4と同
様の方法でティッシュペーパーを処理し、そのティッシ
ュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性を実施例
4と同様に測定した。それらの結果を表2に示した。
【0025】
【比較例6】実施例4において、アミノ基の含有量が
0.53重量%であるアミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンを、式:
【化25】 で表され、粘度が14800センチストークスであるジ
メチルポリシロキサンに変えた以外は実施例4と同様に
して、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物
を得た。このエマルジョン組成物の透過率および保存安
定性を実施例4と同様に測定し、その結果を表1に示し
た。また、このエマルジョン組成物を用いて、実施例4
と同様の方法でティッシュペーパーを処理し、そのティ
ッシュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性を実
施例4と同様に測定した。それらの結果を表2に示し
た。
【0026】
【比較例7】実施例4において、アミノ基の含有量が
0.53重量%であるアミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンを、式:
【化26】 で表され、アミノ基の含有量が5.0重量%であり、粘
度が220センチストークスであるアミノ基含有ジオル
ガノポリシロキサンに変えた以外は実施例4と同様にし
て、拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物を
得た。このエマルジョン組成物の透過率および保存安定
性を実施例4と同様に測定し、その結果を表1に示し
た。また、このエマルジョン組成物を用いて、実施例4
と同様の方法でティッシュペーパーを処理し、そのティ
ッシュペーパーの風合い、鼻こすり性および吸水性を実
施例4と同様に測定した。それらの結果を表2に示し
た。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明組成物は、(A)成分のアミノ基
含有ジオルガノポリシロキサンと(B)成分のオキシエ
チレン基含有ジオルガノポリシロキサンと(C)成分の
水からなるシリコーンエマルジョン組成物であるので保
存安定性に優れ、これをティッシュペーパーやトイレッ
トペーパー等の拭き取り紙の処理剤として適用した場合
には、その拭き取り性や吸水性を損なわずに柔軟性や平
滑性等の風合いを向上させるという特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−95228(JP,A) 特開 平3−900(JP,A) 特開 平5−209058(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 19/32 A47K 10/16 C08L 83/00 - 83/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ケイ素原子に結合する式: 【化1】 {式中、R1は2価炭化水素基であり、R2およびR3
    水素原子,または1価炭化水素基,アシル基,および
    式: 【化2】 (式中、R’は1価有機基である。)で表される有機基
    からなる群より選択される有機基である。aは0〜5の
    整数である。}で表される有機基を含有し、アミノ基の
    含有量が0.1〜3.0重量%であり、25℃における粘
    度が少なくとも50センチストークスであるアミノ基含
    有ジオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)ケイ素原子に結合する、式:−R1−O−(C2
    4O)b−R4(式中、R1は2価炭化水素基であり、R4
    は水素原子または炭素原子数が1〜5の1価有機基であ
    る。bは1〜50の整数である。)で表される有機基、
    または式:−R1−O−(C24O)b(Cn2nO)c
    4(式中、R1,R4およびbは前記と同様であり、c
    は1〜50の整数であり、nは3以上の整数である。)
    で表される有機基を含有し、オキシエチレン基の含有量
    が15重量%以上であるオキシエチレン基含有ジオルガ
    ノポリシロキサン 5〜1900重量部および (C)水 任意量 からなることを特徴とする、拭き取り紙処理用シリコー
    ンエマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分が式:−R1−O−(C24
    O)b(C36O)c−R4(式中、R1は2価炭化水素基
    であり、R4は水素原子または炭素原子数が1〜5の1
    価有機基である。bおよびcは1〜50の整数であ
    る。)で表される有機基を含有し、オキシエチレン基の
    含有量が15重量%以上のオキシエチレン基含有ジオル
    ガノポリシロキサンである、請求項1記載の拭き取り紙
    処理用シリコーンエマルジョン組成物。
JP12537593A 1993-04-28 1993-04-28 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物 Expired - Lifetime JP3266367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537593A JP3266367B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537593A JP3266367B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06311943A JPH06311943A (ja) 1994-11-08
JP3266367B2 true JP3266367B2 (ja) 2002-03-18

Family

ID=14908581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12537593A Expired - Lifetime JP3266367B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3266367B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004044321A1 (en) * 2002-11-06 2004-05-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Soft tissue products containing polysiloxane having a high z-directional gradient

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6451905B2 (en) * 1999-02-16 2002-09-17 Crompton Corporation Shear stable aminosilicone emulsions
JP4255167B2 (ja) * 1999-05-24 2009-04-15 東レ・ダウコーニング株式会社 拭き取り紙用水系処理剤および拭き取り紙の処理方法
JP4635359B2 (ja) * 2001-03-26 2011-02-23 日油株式会社 清拭剤組成物
US6599394B1 (en) * 2002-03-14 2003-07-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Soft absorbent tissue treated with a chemical composition
KR101002901B1 (ko) * 2003-05-14 2010-12-21 게에 바이엘 실리콘스 게엠베하 운트 코. 카게 기재 처리용 폴리오르가노실록산 조성물
JP5702926B2 (ja) 2009-10-16 2015-04-15 東レ・ダウコーニング株式会社 拭取り紙用処理剤組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004044321A1 (en) * 2002-11-06 2004-05-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Soft tissue products containing polysiloxane having a high z-directional gradient

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06311943A (ja) 1994-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0824563B1 (en) Silicone aminopolyalkyleneoxide block copolymers
JP3247444B2 (ja) アミノ官能性シリコーンミクロエマルジョンの製造法
US6528121B2 (en) Aqueous treatment agent for wiping paper
EP0688901B1 (en) Tissue paper containing glycerin and quaternary ammonium compounds
EP3092273B1 (en) Surfactant-free organopolysiloxane invert emulsions
CN1071109C (zh) 护发产品
JP3266367B2 (ja) 拭き取り紙処理用シリコーンエマルジョン組成物
JP5702926B2 (ja) 拭取り紙用処理剤組成物
JP4471105B2 (ja) 衛生材用柔軟剤組成物
WO2021132073A1 (ja) 水性シリコーンエラストマーの水分散物である繊維処理剤、及び皮膜
JP4255153B2 (ja) 拭き取り紙用水系処理剤
JP4597316B2 (ja) 合成繊維処理剤組成物
JP3879937B2 (ja) 拭き取り紙
JP4515071B2 (ja) 毛髪化粧料組成物
JP5085457B2 (ja) 毛髪化粧料組成物
WO2020063836A1 (zh) 纸张柔软剂组合物
JP4587551B2 (ja) ポリエステル繊維処理剤組成物
JP3909132B2 (ja) 化粧品用添加剤
CN115181275A (zh) 发泡聚醚硅油及其制备方法和含该发泡聚醚硅油和玻尿酸的免洗酒精洗手液及其制备方法
JP2003003378A (ja) 繊維処理剤
JP3821329B2 (ja) 拭取り紙用処理剤組成物
JPS63275515A (ja) 整髪料組成物
JPH0959136A (ja) 染毛剤
JP4455873B2 (ja) ジメチルポリシロキサンの水性エマルジョンの製造方法
JPH0953016A (ja) 繊維処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100111

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term