JP3265275B2 - ウインドレギュレータ装置のパワーユニット取付け構造 - Google Patents

ウインドレギュレータ装置のパワーユニット取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアに配
設されたドアガラスを開閉駆動するウインドレギュレー
タ装置のパワーユニット取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のサイドドアは、図7及
び図8に示すように、ドアアウタ50とドアインナ51
とを最中状に接合してなるドア本体52内にドアガラス
53を昇降可能に配設した構造となっている。また上記
サイドドアでは、例えば側面衝突時のドア本体52の剛
性を高める観点から、ドア本体52内にベルトラインL
に沿うようにベルトラインリインホース54を配設する
場合がある。
【0003】このベルトラインリインホース54は長手
方向中央部分を上記ドアアウタ50の内面に接着し、前
端部を内側に折り曲げて屈曲部54aを形成し、該屈曲
部54aの内端部54bをドアインナ51に接合した構
造となっている。また、上記サイドドアでは、ドアガラ
ス53を自動的に開閉駆動するウインドレギュレータ装
置60を配設する場合がある。このレギュレータ装置6
0を取付けるに当たっては、ドアインナ51に形成され
た作業用開口51aから該レギュレータ装置60をドア
本体52内に挿入し、ガイドレール61,パワーユニッ
ト62等をドアインナ51に固定するのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記パワー
ユニット62を作業用開口51aから離れた位置に取付
ける場合には、このパワーユニット62がドアインナ5
1により外部から見えないことから作業者の勘に頼った
取付け作業とならざるを得ず、作業性が低いという問題
がある。
【0005】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、作業者の勘に頼った取付け作業を不要にして
作業性を向上できるウインドレギュレータ装置のパワー
ユニット取付け構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ドア
アウタとドアインナとを最中状に接合してなり、ベルト
ラインに沿うようにベルトラインリインホースが配設さ
れたドア本体内に、昇降可能に配設されたドアガラスを
昇降駆動するウインドレギュレータ装置のパワーユニッ
ト取付け構造において、上記ベルトラインリインホース
の前端部又は後端部に、上記ドアアウタとドアインナと
を車幅方向に架け渡して接合する横架壁を屈曲形成し、
該横架壁に上記パワーユニットを当接させて取付位置に
位置決めするための位置決め部をパワーユニットの取付
け角度と一致するよう形成し、該パワーユニットを位置
決め部により位置決めした状態で上記ドアインナにボル
ト締め固定したことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、上
記ベルトラインリインホースに、上記位置決め部に連な
るように前後方向に延びる凸ビードが形成されており、
該凸ビードの下縁部により上記パワーユニットの上方へ
の移動を規制しつつ上記位置決め部に案内することを特
徴としている。
【0008】本発明における位置決め部は、パワーモー
タの一部を当接させることにより取付位置に完全に一致
するよう位置決めできるものに限定されることはなく、
パワーモータを取付位置の近傍に位置決めできるように
し、パワーモータを該位置決めされた位置からわずかに
移動させて取付位置に一致させるように形成されたもの
も含む。
【0009】
【発明の作用効果】本発明に係るパワーユニットの取付
け構造によれば、ベルトラインリインホースに横架壁を
形成し、該横架壁にパワーユニットの取付け角度と一致
するよう位置決め部を形成したので、パワーユニットを
ベルトラインリインホースに沿って移動させると、該パ
ワーユニットが位置決め部に当接することにより取付位
置に一致させることができ、この状態でパワーユニット
をドアインナにボルト締めするだけでパワーユニットの
取付け作業を容易に行うことができ、作業者の勘に頼っ
た作業を不要にして作業性を向上できる効果がある。
【0010】また上記横架壁によりドアアウタとドアイ
ンナとを車幅方向に架け渡して接合したので、それだけ
ドア本体の剛性を向上でき、側面衝突時におけるドア本
体の車室側への変形を阻止できる効果がある。さらに上
記位置決め部を既存のベルトラインリインホースに設け
るだけで済み、別部品により位置決め部を形成する場合
の部品点数,重量増加を防止できる。
【0011】請求項2の発明では、上記ベルトラインリ
インホースに、位置決め部に連なる凸ビードを形成した
ので、パワーユニットを凸ビードの下辺縁に当接させて
前後方向に移動すると、パワーモータは上方への移動が
規制されつつ上記位置決め部に案内されることとなり、
パワーユニットの取付け作業をさらに容易に行うことが
でき、作業性をさらに向上できる効果がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の
一実施形態によるウインドレギュレータ装置のパワーユ
ニット取付け構造を説明するための図であり、図1はド
アインナを外した状態で車室内側から見たフロントドア
の側面図、図2はパワーユニットの取付け部分の側面
図、図3,図4はパワーユニット取付け部分の断面平面
図(図2のIII-III 線断面図,IV-IV線断面図)、図5は
ベルトラインリインホースの斜視図、図6は自動車の斜
視図である。
【0013】図において、1はセミキャブオーバ型自動
車であり、これの車体2は左, 右側部に配設されたサイ
ドパネル3,3の上端間にルーフパネル4を配設すると
ともに、下端間にフロアパネル(不図示)を配設して車
室を形成した概略構造のものである。上記左, 右のサイ
ドパネル3の前端には車体前方に延びるフェンダエプロ
ン5の後端が接続されており、該フェンダエプロン5の
下端部には前輪(不図示)の上方を覆うホイールアーチ
5aが形成されている。この左, 右のフェンダエプロン
5の上端間にはフード6が開閉可能に配設されている。
【0014】上記サイドパネル3にはフロントドア開口
3a,リヤドア開口3bが形成されており、該フロント
ドア開口3aにはフロントドア8が、また上記リヤドア
開口3bにはスライド式リヤドア9がそれぞれ開閉可能
に配設されている。
【0015】上記フロントドア8は、ドアアウタ10と
ドアインナ11とを最中状に接合してなるドア本体12
の上半部にウインド開口12aを形成し、該ウインド開
口12aにドアガラス14を配設した概略構造のもので
ある。上記ウインド開口12aには該開口縁に沿うよう
に前側ガイドフレーム13a,後側ガイドフレーム13
bが配設されており、各ガイドフレーム13a,13b
の下半部はドア本体12内の下端付近まで延設されてい
る。この各ガイドフレーム13a,13b間に上記ドア
ガラス14がウインド開口12aを閉塞する全閉位置と
ドア本体12内に没入する全開位置との間で昇降可能に
支持されている。
【0016】また上記フロントドア8の前壁下端部には
前輪の後方を覆うホイールアーチ部8aが凹設されてお
り、該ホイールアーチ部8aは上記フェンダエプロン5
のホイールアーチ5aと連続するように円弧状に形成さ
れている。
【0017】上記ドアインナ11の前端部にはドアヒン
ジ取付部を構成する前壁部11aが車体外側に屈曲形成
されており、この前壁部11aはホイールアーチ部8a
の上端からウインド開口12aの下縁に渡る長さとなっ
ている。上記ドアインナ11の前端部には該ドアインナ
11より板厚の大きいヒンジサイドパネル(ヒンジ取付
部材)15が配設されており、該ヒンジサイドパネル1
5によりドアヒンジ部分の剛性向上を図っている。
【0018】上記ヒンジサイドパネル15は横断面大略
鉤状をなすように折り曲げ形成されたものであり、上記
前壁部11aの上下方向全長に渡る長さを有している。
このヒンジサイドパネル15の横壁15aは上記前壁部
11aにスポット溶接により接合されており、前縦壁1
5bは横壁15aの外縁から前方に延び上記ドアアウタ
10の前縁部10aにヘミング加工により挟持接合され
ている。また後縦壁15cは上記横壁15aの内縁から
後方に延び上記ドアインナ11にスポット溶接により接
合されている。
【0019】上記ドアインナ11の前壁部11とヒンジ
サイドパネル15の横壁15aとの接合部には上下一対
のドア側ヒンジ部材16がボルト締め固定されており、
該ドア側ヒンジ部材16は上記フロントドア開口3aの
前縁部を形成するフロントピラー17にボルト締め固定
された車体側ヒンジ部材(図示せず)にピン結合されて
いる。これによりフロントドア8はフロントドア開口3
aの前縁部に回動可能に支持されている。
【0020】上記ヒンジサイドパネル15の後縦壁15
cには、上下一対のボルト取付け座15d,15dが後
方に突出するよう形成されており、この上下のボルト取
付け座15d,15d間は側面視で大略半円状に凹こむ
凹部15eとなっている。また上記各ボルト取付け座1
5dはドアインナ11にスポット溶接で接合されてお
り、該各接合部には後述するパワーユニット取付け孔1
8が形成されている。
【0021】上記ドア本体12内にはウインド開口12
aの下縁のベルトラインLに沿うようにベルトラインリ
インホース20が配設されている。このベルトラインリ
インホース20は帯板状のものであり、これの前端部,
中央部,及び後端部にはそれぞれ前後方向に楕円状に延
びる凸条ビード20a,20b,20cが車内側に膨出
するよう形成されている。また上記ベルトラインリイン
ホース20の下縁部には長手方向に間をあけて複数の矩
形ビード20dが膨出形成されている。なお、20e,
20fは基準孔,肉抜き孔である。
【0022】上記ベルトラインリインホース20はこれ
の略全長に渡ってドアアウタ10の内面にマスチック接
着剤(不図示)を介して接合されている。また上記ベル
トラインリインホース20の前端部には車室側に略直角
に延びる横架壁21が屈曲形成されており、該横架壁2
1の内側端部21aは前後方向に折り曲げられ、上記ド
アインナ11とヒンジサイドパネル15の後縦壁15c
との接合部に重ね合わせてスポット溶接により接合され
ている。このようにしてドアアウタ10の張り剛性の向
上を図るとともに、ドアインナ11の前壁部11aと上
記横架壁21とを接合することによりドア本体12全体
の剛性の向上を図っている。
【0023】上記ドアインナ11の中央部には大径の作
業用開口24が、前側上部には小径の作業用開口25が
それぞれ形成されている。またこのドアインナ11の内
側には上記各作業用開口24,25を覆う不図示のドア
トリムが装着されている。
【0024】上記ドア本体12内には上記作業用開口2
4から挿入配置されたワイヤ式ウインドレギュレータ装
置30が収容配置されている。該レギュレータ装置30
は、ドア本体12の前後方向略中央部に略起立させて配
置されたガイドレール31と、該ガイドレール31に沿
って昇降するスライダ32と、該スライダ32をワイヤ
ケーブル33を介して昇降駆動するパワーユニット34
とを備えている。上記スライダ32はドアガラス14の
下縁部に固定されている。
【0025】上記パワーユニット34はハウジング35
とパワーモータ36とを一体にボルト締め固定したもの
であり、該ハウジング35内にはパワーモータ36の回
転軸(不図示)にウオーム機構等を介して連結された駆
動プーリ37が収納されており、該駆動プーリ37には
上記ワイヤケーブル33のインナケーブル33aが連結
されている。なお、33b,33bはアウタチューブで
あり、これの一端,他端はハウジング35,ガイドレー
ル31にそれぞれ固定されている。
【0026】また上記パワーユニット34の上部及び下
部には取付けフランジ34a,34aが突出形成されて
おり、該各取付けフランジ34aにはスタッドボルト3
8,38が車室内側に突出するよう植設されている。
【0027】そして上記パワーユニット34は、上記ド
ア本体12内のドアガラス14より前側で、かつ上側の
ドアヒンジ部材16に近接した位置に配置されており、
そしてフロントドア8のホイールアーチ部8aの鉛直上
方に位置している。また上記パワーユニット34はパワ
ーモータ36の回転軸を車体後方に少し傾斜させて配設
されている。
【0028】上記ベルトラインリインホース20の横架
壁21の下半部には上記パワーモータ36が当接する位
置決め部21bが形成されている。この位置決め部21
bは上記パワーモータ36の取付け角度と同一の角度を
なすように傾斜させて形成されており、該位置決め部2
1bにパワーモータ36の上前面36aを当接させるこ
とにより前方への移動が阻止されるようになっている。
【0029】また上記ベルトラインリインホース20の
前側凸ビード20aの下辺部22は上向きに湾曲する曲
線部22aと該曲線部22aに続いて前方に延びる直線
部22bとからなり、該直線部22bは上記位置決め部
21bの上縁に連なるように延びている。この下辺部2
2にパワーモータ36の上角部36bを当接させること
により上方への移動が阻止されるようになっており、こ
の状態でパワーモータ36を下辺部22に沿って前方に
移動させると自動的に上記位置決め部21bに案内され
るようになっている。
【0030】上記パワーユニット34を取付けるには、
該パワーユニット34とともにガイドレール31等をド
アインナ11の作業用開口24から挿入し、作業用開口
25から手を入れてパワーユニット34をベルトライン
リインホース20の前端部付近まで持っていき、パワー
モータ36の上角部36bを凸ビード20aの下辺部2
2に当接させる。この状態でパワーモータ36が下辺部
22に沿うようパワーユニット34を前方に移動させ
る。するとパワーモータ36の上端部36aが位置決め
部21bに当接し、これによりパワーモータ36は取付
位置の少し前側に位置決めされる。そして、上記パワー
ユニット34を各スタッドボルト38が上記ドアインナ
11とヒンジサイドパネル15との接合部に形成された
上述の取付け孔18に挿入されるよう僅かに後方に移動
させてスタッドボルト38を車室側に突出させ、ナット
39を該スタッドボルト38に螺着し、これによりパワ
ーユニット34をドアインナ11に固定する。
【0031】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態のパワーユニット取付け構造によれば、
ドア本体12のベルトラインLに沿って配設されたベル
トラインリインホース20の前端部に横架壁21を車幅
方向に折り曲げ形成し、該横架壁21にパワーモータ3
6の取付角度と一致する位置決め部21bを形成したの
で、パワーモータ36をベルトラインリインホース20
に沿って前方に移動させて位置決め部21bに当接させ
るだけで、取付位置の直近に位置決めすることができ、
パワーユニット34の取付け作業を容易に行うことがで
き、従来の作業者の勘に頼った作業を不要にでき、作業
性を向上できる。
【0032】また上記横架壁21を車体前後方向に対し
て直角に屈曲形成し、該横架壁21でドアアウタ10と
ドアインナ11とを接合したので、側面衝突時の衝撃力
を横架壁21がヒンジサイドパネル15に伝達すること
から、それだけドア本体の剛性を向上でき、フロントド
ア8の車室側への変形を阻止できる。さらに上記位置決
め部21bを既存のベルトラインリインホース20に設
けるだけであるから、例えば別部品により位置決め部を
形成する場合の部品点数,重量増加を防止できる。
【0033】本実施形態では、上記ベルトラインリイン
ホース20に凸ビード20aを形成するとともに、該凸
ビード20aの下辺部22を位置決め部21bに連なる
ように形成したので、パワーモータ36は下辺部22に
当接させることにより上方への移動が規制され、この状
態で該下辺部22に沿ってパワーユニット34を前方移
動させることにより位置決め部21bに容易にかつ確実
に案内されることとなり、取付け作業を容易に行うこと
ができ、作業性をさらに向上できる。
【0034】本実施形態の取付け構造によれば、パワー
ユニット34をドア本体12内のドアガラス14より前
側のドア側ヒンジ部材16の近傍に配置したので、ドア
ガラス14とドアインナ11との間に配置する場合に比
べてドア本体12の車幅寸法を小さくでき、その分だけ
車室内幅寸法を大きくすることができる。
【0035】また上記パワーユニット34をフロントド
ア8のホイールアーチ部8aの鉛直上方に配置したの
で、該ホイールアーチ部8aによるドアガラス14の前
側の空きスペースを有効利用してパワーユニット34を
配置でき、この点からもドア本体12の車幅寸法を小さ
くできる。即ち、本実施形態では、ドア本体12にホイ
ールアーチ部8aが形成されていることから、ドアガラ
ス14はホールアーチ部8aの分だけ前後方向寸法を小
さくせざるを得ず、その結果ドアガラス14の前後に空
スペースが生じているが、この空スペースを有効利用で
きる。
【0036】本実施形態では、上記パワーユニット34
をドアインナ11とヒンジサイドパネル15との接合部
に締め付け固定したので、ドア側ヒンジ部材16の取付
け剛性を高めるために配設された既存のヒンジサイドパ
ネル15を有効利用してパワーユニット34の取付強度
を向上できる。また、パワーユニット34をドアヒンジ
の直近に配置したので、該パワーユニット34によりド
ア本体12に作用する曲げモーメントが小さくなり、そ
の結果フロントドア8の繰り返しの開閉操作による亀裂
が生じるのを防止でき、異音や錆び等の発生を防止でき
る。そしてこの場合別部材による補強を不要にでき、部
品点数及び重量の増加を回避できる。
【0037】また上記パワーユニット34を剛性の高い
ドア側ヒンジ部材16の近傍に配置したので、パワーモ
ータ36に作用するモーメントを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるウインドレギュレー
タ装置のパワーユニット取付け構造を説明するためのフ
ロントドアの側面図である。
【図2】上記パワーユニットの取付け部分の側面図であ
る。
【図3】上記パワーユニットの取付け部分の断面平面図
(図2のIII-III 線断面図) である。
【図4】上記パワーユニットの取付け部分の断面平面図
(図2のIV-IV 線断面図) である。
【図5】上記実施形態のベルトラインリインホースの斜
視図である。
【図6】上記ウインドレギュレータ装置が配設された自
動車の斜視図である。
【図7】従来の一般的なパワーユニット取付け構造を示
す図である。
【図8】従来のパワーユニット取付け構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
8 フロントドア 10 ドアアウタ 11 ドアインナ 12 ドア本体 20 ベルトラインリインホース 20a 凸ビード 21 横架壁 21b 位置決め部 22 下辺部 30 ウインドレギュレータ装置 34 パワーユニット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタとドアインナとを最中状に接
    合してなり、ベルトラインに沿うようにベルトラインリ
    インホースが配設されたドア本体内に、昇降可能に配設
    されたドアガラスを昇降駆動するウインドレギュレータ
    装置のパワーユニット取付け構造において、上記ベルト
    ラインリインホースの前端部又は後端部に、上記ドアア
    ウタとドアインナとを車幅方向に架け渡して接合する横
    架壁を屈曲形成し、該横架壁に上記パワーユニットを
    接させて取付位置に位置決めするための位置決め部を
    ワーユニットの取付け角度と一致するよう形成し、該パ
    ワーユニットを位置決め部により位置決めした状態で上
    記ドアインナにボルト締め固定したことを特徴とするウ
    インドレギュレータ装置のパワーユニット取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ベルトラインリ
    インホースに、上記位置決め部に連なるように前後方向
    に延びる凸ビードが形成されており、該凸ビードの下縁
    部により上記パワーユニットの上方への移動を規制しつ
    つ上記位置決め部に案内することを特徴とするウインド
    レギュレータ装置のパワーユニット取付け構造。
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