JP3264301B2 - 局所投与製剤 - Google Patents

局所投与製剤

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修 中口
次男 薮田
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藤沢薬品工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクロモグリク酸ナトリ
ウム1%、抗ヒスタミン剤および血管収縮剤を含有する
局所投与製剤に関するものであり、医療の分野で利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】クロモグリク酸ナトリウムはアレルギー
反応に伴って起こるマスト細胞の脱顆粒現象を抑制し、
ヒスタミン、SRS−A等の化学伝達物質の遊離抑制作
用を示し、臨床的には気管支喘息及びアレルギー性鼻炎
の誘発試験において誘発反応の抑制を示すものである。
そのため抗アレルギー剤として点鼻剤、点眼剤などの局
所投与製剤の形態で汎用されている。一方、海外ではク
ロモグリク酸ナトリウムと血管収縮剤であるジャイロメ
タゾリンを配合した抗アレルギー剤が上市されている。
また、クロモグリク酸ナトリウムと抗ヒスタミン剤であ
るマレイン酸クロルフェニラミンを配合した製剤が臨床
試験されたことがある[African.Med.J.
67.801(85)]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クロモグリク酸ナトリ
ウムは優れた抗アレルギー剤であるが、単品で投与する
と速効性に欠ける傾向があり、アレルギー性の鼻炎の諸
症状の改善のためには、アレルギー性鼻炎のシーズンの
約4週間前から投与を開始する必要があった。また、上
記クロモグリク酸ナトリウムと血管収縮剤または抗ヒス
タミン剤との組み合せも、クロモグリク酸ナトリウム単
品投与とほぼ同様の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者らは上
記の課題を解決するために鋭意研究した結果、クロモグ
リク酸ナトリウムに抗ヒスタミン剤および血管収縮剤を
同時に配合することにより、アレルギー性鼻炎の諸症状
を早期に飛躍的に改善できることを見出し、これらを含
有する局所投与製剤を調製することによりこの発明を完
成した。
【0005】この発明の局所投与製剤としては、例えば
点眼剤、点鼻剤、吸入剤(例えばエアゾール剤、粉末状
吸入剤、液状吸入剤など)などが挙げられる。この発明
に用られる抗ヒスタミン剤としては、例えば塩酸ジフェ
ンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、プロメ
タジン、メキタジン、塩酸ジフェニルピラリン、フマル
酸クレマスチンなどが挙げられる。また、血管収縮剤と
しては塩酸ノルフェネフリン、塩酸フェニレフリン、塩
酸ナファゾリン、ジャイロメタゾリン、塩酸ミドドリ
ン、塩酸メトキサミン、硝酸テトラハイドロゾリンなど
が挙げられる。
【0006】この発明の局所投与製剤中のクロモグリク
酸ナトリウムの含量(濃度)は1%である。また配合さ
れる抗ヒスタミン剤および血管収縮剤の配合比率は、そ
れぞれの種類によっても異なるが、通常クロモグリク酸
ナトリウム1重量部に対して、それぞれ抗ヒスタミン剤
では0.05乃至1重量部、好ましくは0.1乃至0.
5重量部であり、血管収縮剤では0.005乃至0.5
重量部、好ましくは0.01乃至0.1重量部である。
【0007】次にこの発明の局所投与製剤の製造方法に
ついて説明する。点眼剤、点鼻剤を調製するには、精製
水または滅菌精製水にクロモグリク酸ナトリウム、抗ヒ
スタミン剤および血管収縮剤を添加し、撹拌して溶解す
る。これらの製剤には所望により、等張化剤(例えば塩
化ナトリウムなど)、緩衝剤(例えばホウ酸、リン酸一
水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなど)、保存
剤(例えば塩化ベンザルコニウムなど)、増粘剤(例え
ばカルボキシビニルポリマーなど)、安定化剤(例えば
エデト酸ナトリウムなど)のような通常用いられる添加
剤を加えてもよい。
【0008】エアゾール剤を調製するには、クロモグリ
ク酸ナトリウム、抗ヒスタミン剤および血管収縮剤を、
それぞれ常法により、好ましくは5μm以下に微粉砕
し、必要ならば分散剤を加えて、冷却下噴射剤と共に噴
霧容器中に充填して調製する。好ましい分散剤として
は、スパン80(Span 80)、スパン85(Sp
an 85)などの登録商標名で市販されている非イオ
ン性界面活性剤、大豆レシチンなどの両性界面活性剤、
オレイルアルコールなどの天然アルコールなどが挙げら
れる。好ましい噴射剤としては、フッ素化・塩化低級ア
ルカンであるCFC(クロロフルオロカーボン)11、
CFC12、CFC114およびこれらの混合物が挙げ
られる。
【0009】吸入剤のうち、液状の吸入剤については、
上記の点眼剤などの場合と同様にして製造され、上記と
同様な添加剤が所望により添加される。この液状の吸入
剤はネブライザー(登録商標名)などの吸入器具を用い
て投与される。粉末状の吸入剤は、前記のエアゾール剤
の場合と同様にして製造した各成分の微粉砕末に、必要
により乳糖などの賦形剤を混合して製造される。この粉
末状の吸入剤はスピンヘラー(登録商標名)などの吸入
用器具を用いて投与される。このようにして得られるこ
の発明の局所投与製剤は患者の症状に応じて1日1回乃
至数回投与される。
【0010】
【効果】この発明の製剤の効果を調べるために、後記実
施例1で得られた点鼻剤と比較例1および2の点鼻剤を
用いて臨床試験(2乃至4週間の投与)を実施し、アレ
ルギー性鼻炎の諸症状の改善度を医師の診療と患者の自
己申告から評価した。なお評価に用いたアレルギー性鼻
炎の諸症状は次のとおりである。くしゃみ発作(1日の
発作回数)、鼻汁(1日の鼻のかんだ回数)、鼻閉、嗅
覚異常、日常生活の支障度、下甲介粘膜の腫脹、下甲介
粘膜の色調、水性分泌、鼻汁の性状 また、改善度は上記諸症状の改善の程度により、次の5
段階とした。 消失、著明改善、改善、不変、悪化 製剤の有用性は、上記の項目について総合的に判定し
た。判定は「極めて有用」、「有用」、「やや有用」お
よび「有用とはいえない」の4段階とした。各製剤の有
効率(「極めて有用」または「有用」の判定の割合)を
表1に示す。
【表1】 表1から明らかなように、この発明の製剤(実施例1)
は、比較例1および2の製剤に比べて、顕著にアレルギ
ー性鼻炎の諸症状を改善することがわかる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の局所投与製剤を実施例によ
り説明する。 実施例1 クロモグリク酸ナトリウム、dl−マレイン酸クロルフ
ェニラミン、塩酸ナファゾリンおよびエデト酸ナトリウ
ムを精製水に溶解し、そこへ塩化ベンザルコニウムを加
えて撹拌し、析出物を濾過して、以下の処方の点鼻剤を
得た。
【表2】
【0012】実施例2 クロモグリク酸ナトリウム、dl−マレイン酸クロルフ
ェニラミン、塩酸ナファゾリン、エデト酸ナトリウム、
塩化ベンザルコニウム、塩化ナトリウムを滅菌精製水に
加え、撹拌溶解し無菌ろ過して、以下の処方の点眼剤を
得た。
【表3】
【0013】比較例1 実施例1と同様にして、以下の処方の点鼻剤を調製し
た。
【表4】
【0014】比較例2 実施例1と同様にして、以下の処方の点鼻剤を調製し
た。
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 37/08 A61P 37/08 43/00 121 43/00 121 (56)参考文献 特開 平2−25429(JP,A) 特開 平4−26617(JP,A) 特開 平4−327533(JP,A) 特公 平1−49244(JP,B2) 欧州特許出願公開448299(EP,A 1) 第七改正日本薬局方第二部解説書(昭 和41年4月大改定),日本,408−409 一般薬・日本医薬品集1992−1993,日 本,782−783 European Journal of Respiratory Dis eases,Vol.69,Suppl. No.146,A126,1986 South African Med ical Journal,Vol. 67,801−803,1985 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/352 A61K 9/08 A61K 31/4174 A61K 31/4402 A61P 27/16 A61P 37/08 A61P 43/00 CA(STN) EMBASE(STN) MEDLINE(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロモグリク酸ナトリウム1%、抗ヒス
    タミン剤および血管収縮剤を含有することを特徴とする
    局所投与製剤。
  2. 【請求項2】 抗ヒスタミン剤がマレイン酸クロルフェ
    ニラミンである請求項1に記載の局所投与製剤。
  3. 【請求項3】 血管収縮剤が塩酸ナファゾリンである請
    求項1または2に記載の局所投与製剤。
  4. 【請求項4】 局所投与製剤が点鼻剤または点眼剤であ
    る請求項1乃至に記載の局所投与製剤。
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一般薬・日本医薬品集1992−1993,日本,782−783
第七改正日本薬局方第二部解説書(昭和41年4月大改定),日本,408−409

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