JP3263712B2 - ロールカーテン - Google Patents

ロールカーテン

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JP3263712B2
JP3263712B2 JP10168897A JP10168897A JP3263712B2 JP 3263712 B2 JP3263712 B2 JP 3263712B2 JP 10168897 A JP10168897 A JP 10168897A JP 10168897 A JP10168897 A JP 10168897A JP 3263712 B2 JP3263712 B2 JP 3263712B2
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roller
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隆士 大関
良二 坂上
昭彦 鳥居
春勝 鈴木
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Nippon Sharyo Ltd
Central Japan Railway Co
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Nippon Sharyo Ltd
Central Japan Railway Co
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールカーテンに
関する。さらに詳述すると、本発明はカーテン生地の交
換が可能なロールカーテンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーテン生地を巻き取りロールに巻き取
り、必要に応じて引き出して使用するタイプのロールカ
ーテンでは、洗濯したり季節に合わせるため、カーテン
生地の取り替えが要望される。
【0003】この要望に応じるには、ファスナを有する
一対のテープを介して巻き取りローラとカーテン生地と
を連結することによってカーテン生地を巻き取りロール
から取り外し可能にすることが考えられる。
【0004】また、鉄道用車両等の窓に使用されるロー
ルカーテンのような場合には、巻き取りローラに捨て布
が接着などの固着手段で取り付けられ、この捨て布に対
してカーテン生地の上端縁が縫いつけられ、捨て布部分
を切り取ることによってカーテン生地の取り外し、交換
が行われている。この鉄道車両の窓用ロールカーテン
は、図示していないが、窓枠を形成するパネルに隠され
てカーテン生地を巻き取る巻き取りローラと、パネルに
隠されてカーテン引き出し方向に対向配置される一対の
ガイドレールと、ガイドレールに沿って窓枠内を移動し
カーテン生地の先端を引き出すスライダとを備え、カー
テン生地がスライダの移動によって引き出されるように
設けられている。ここで、巻き取りローラ、ガイドレー
ル及びスライダは、車体の外パネルと内パネル(側パネ
ル)の間に設置され、窓枠の内側に露出しないようにさ
れている。そして、カーテン生地の上端縁は巻き取りロ
ーラに接着などで固着された捨て布に縫いつけられ、下
端縁はスライダに外れないように取り付けられている。
また、場合によっては、カーテン生地が縫いつけられた
捨て布そのものを巻き取りローラに嵌め込むように取り
付けて、捨て布を巻き取りローラに対してスライドさせ
ることで取り外すようにされることもある。尚、各ガイ
ドレールの上端には、スライダの脱落を防止するストツ
パが取り付けられており、スライダが窓枠からずれて内
パネルの裏側に隠れてしまうのを防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファス
ナを介してカーテン生地を取り付ける場合には、ファス
ナの存在がカーテン生地の巻き取り形状を崩してしま
い、円形を保つことができないので、場所をとったり、
カーテン引き出しあるいは巻き取り時の振動・がたつき
音の原因となる虞がある。このことは狭い空間内で使用
する場合やがたつき音の発生を嫌う用途では好ましくな
い。加えて、巻き取りローラに突起・段が生じるためカ
ーテンが1回転巻かれるごとに折れ皺がついてしまう問
題を有している。
【0006】更に、鉄道車両用窓のロールカーテンで
は、巻き取りローラ、スライダおよびガイドレールは各
々内パネルの裏側に隠れて設置されているので、内パネ
ルを取り付けたままの状態ではカーテン生地を交換する
ことができない。しかも、内パネルを取り外しても、カ
ーテン生地を交換するためにはスライダの両端を各ガイ
ドレールから外す必要があり、そのためには各ガイドレ
ールの上端に取り付けられたストッパをわざわざ取り外
して当該各ガイドレールの一番上からスライダの両端を
抜き取らなければならない。このため、カーテン生地の
交換作業が非常に煩雑となり、作業性に劣る。
【0007】本発明は、カーテン生地の交換作業が簡単
なロールカーテンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、円柱形の一部を平面座にし
た切欠き部を有すると共に一方向に常時回転するように
付勢されている巻き取りローラと、該巻き取りローラの
欠落した円周の一部を構成する形状のジョイント材と、
巻き取りローラに一端が固着され他端にジョイント材を
設けて巻き取りローラに巻き付けたときにジョイント材
が巻き取りローラの切り欠き部に当接する長さとした捨
て布と、ジョイント材に対し一端がカーテン引き出し方
向には引っ掛かりかつ幅方向にはスライドさせて着脱可
能に係合されるスクリーン生地とを備えるようにしてい
る。
【0009】この場合、カーテン生地の巻き上げ時に
は、ジョイント材が巻き取りローラの切欠部に当接する
ことによって、巻き取りローラの欠落部分をジョイント
材が補ってカーテン生地を巻き上げ上でほぼ完全な円周
面を形成し、カーテン生地の巻き取り形状を崩さずにほ
ぼ円形を保つことができる。したがって、場所をとった
り、カーテン引き出しあるいは巻き取り時の振動・がた
つき音の原因となることがないし、折れ皺も発生しな
い。
【0010】また、請求項2記載の発明は、窓枠を形成
するパネルに隠されてカーテン生地を巻き取る巻き取り
ローラと、パネルに隠されてカーテン引き出し方向に対
向配置される一対のガイドレールと、ガイドレールに沿
って窓枠内を移動しカーテン生地の先端を引き出すスラ
イダとを備え、カーテン生地をスライダの移動によって
引き出すロールカーテンにおいて、巻き取りローラに円
柱形の一部を平面座にした切欠き部を設けると共に一方
向に常時回転するように付勢する一方、巻き取りローラ
の欠落した円周の一部を構成する形状のジョイント材
と、巻き取りローラに一端が固着され他端にジョイント
材を設けて巻き取りローラに巻き付けたときにジョイン
ト材が巻き取りローラの切り欠き部に当接する長さとし
た捨て布と、ジョイント材に対し一端がカーテン引き出
し方向には引っ掛かりかつ幅方向にはスライドさせて着
脱可能に係合されるスクリーン生地と、該スクリーン生
地の先端が着脱自在に取り付けられる前記スライダとを
備えるようにしている。
【0011】したがって、カーテン生地の交換作業は、
スライダをカーテン引き出し方向にいっぱいに移動させ
た後も更にカーテン生地を引き出し窓枠内にジョイント
材と捨て布の一部を引き出すことによって行われる。こ
の状態で、スライダからカーテン生地の先端を取り外し
てから窓枠内を通して窓枠を形成するパネルの表側に取
り出と共に、ジョイント材も傾けてから窓枠内を通し
てパネルの表側に取り出す。そして、ジョイント材に対
してカーテン生地をその幅方向へスライドさせることに
よって、捨て布とジョイント材とを巻き取りローラに残
したままカーテン生地をジョイント材から切り離す。そ
の後、新たなカーテン生地をジョイント材にスライドさ
せて挿入することによって取り付ける。そして、取り外
しと逆の手順で窓枠内にカーテン生地を納めてからその
先端をスライダに取り付け、巻き取りローラにカーテン
生地を巻き取らせる。
【0012】また、請求項3記載のロールカーテンにお
いてスライダは、両端がガイドレールに案内されて移動
するスライダ本体と、カーテン生地の先端縁に取り外し
可能に取り付けられ且つ窓枠内を通してパネルの裏側か
ら取り出し可能な着脱体と、該着脱体をスライダ本体に
係止する係止片を備えるようにしている。この場合、係
止片を外して着脱体をスライダ本体から取り外すことに
よって、着脱体とスライダ本体とを分離し、着脱体をカ
ーテン生地の他端縁と一緒に窓枠を通してパネルの裏側
から取り出すことを可能にする。即ち、巻き取りローラ
とスライダ本体とを取り外すことなく、カーテン生地と
着脱ジョイント材及び着脱体とカーテン生地を窓枠から
パネルの表側に取り出した後、カーテン生地を交換可能
とする。
【0013】また、請求項4記載のロールカーテンは、
ジョイント材が窓枠から露出した状態で巻き取りローラ
の回転を固定するロック機構を備えている。そして、該
ロック機構は、巻き取りローラに対して捨て布をその幅
方向へスライド可能に取り付けると共に該捨て布側に係
合ピンを設ける一方、係合ピンと巻き取りローラの回転
方向で係合する係合溝を設けた係合手段を巻き取りロー
ラの一端に対向させてパネル側に配置し、捨て布の幅方
向へのスライドによって係合手段の係合溝に係合ピンを
貫通させて係合させ、巻き取りローラの巻き取り方向へ
の回転を阻止するようにしている。
【0014】この場合、カーテン生地及び捨て布を引き
出してジョイント材を窓枠から露出させた状態で捨て布
を巻き取りローラの一端側に向けてスライドさせると、
係合ピンが係合溝に係合し、巻き取りローラの回転がロ
ックされる。
【0015】更に、請求項5記載のロールカーテンで
は、係合ピンは先端に係合溝内を移動する部分よりも大
径の抜け止め部を有する一方、係合溝は係合ピンの抜け
止め部が通過する導入部と巻き取りローラが巻き取り方
向に回転したときに当接する端部付近で係合ピンの抜け
止め部よりも溝幅が狭い係止部とを有し、カーテン生地
の取り外し時には係合ピンの抜け止め部と係合手段とが
係合して捨て布が元の位置にスライド不能とされる。こ
の場合、カーテン生地の交換時に捨て布がその幅方向に
移動しようとしても、係合ピンの抜け止め部と係合手段
との係合によって捨て布が元の位置に戻ることが阻止さ
れる。したがって、カーテン生地取り替え中に巻き取り
ローラが巻き取り方向に回転する危険を未然に防止でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1から図3に、本発明を適用したロール
カーテンの実施形態の一例を示す。このロールカーテン
は、例えば鉄道車両の窓用のもので、窓の中、即ち窓枠
1を形成する内パネル(側パネル)2と図示しない外パ
ネルとの間に設置され、巻き取りローラ3に巻き取られ
ているカーテン生地4が左右のガイドレール5に沿って
窓枠内を移動するスライダ8によって引き出され、窓を
覆い隠すものである。
【0018】ロールカーテンは、一端縁(上端縁)6a
が巻き取りローラ3に取り付けられた捨て布6と、この
捨て布6の他端縁(下端縁)6bに取り付けられたジョ
イント材7と、内パネル2側に支持された左右のガイド
レール5に案内されて移動するスライダ8と、基端側
(上端縁)4aがジョイント材7に、先端側(下端縁)
4bがスライダ8にそれぞれ取り外し可能に取り付けら
れ、巻き取りローラ3にジョイント材7とともに巻き取
り可能なカーテン生地4とにより構成されている。
【0019】巻き取りローラ3は窓枠1の幅よりも若干
長く形成されたほぼ円柱形状成し、その両端は、内パネ
ル2に溶接やビス止めなどで固着された左右一対の支持
プレート9によって回転自在に支持されている。この支
持プレート9,9の一方、本実施形態の場合には、図上
左側の支持プレートは、捨て布6側の係合ピン29と巻
き取りローラ3の回転方向において係合する係合手段を
兼ねている。各支持プレート9は内パネル2の窓枠1の
左右上方の内パネル2に隠れた位置に設置されており、
巻き取りローラ3が窓枠1の内方に露出しないように配
置されている。巻き取りローラ3は、内部に収納する図
示していないトーションコイルスプリングなどの付勢手
段によって巻き取り方向に回転するように常時付勢され
ている。この巻き取りローラ3の外周面には、平面座に
形成された切り欠き部3a及び取付溝3bが当該巻き取
りローラ3の全長にわたり形成されている。切り欠き部
3aには、図2において2点鎖線で示すように、捨て布
6を巻き取った場合にジョイント材7が配置される。一
方、取付溝3bは捨て布6を取り付けるためのもので、
開口部分が溝奥の底部に比べて狭く形成されている。
【0020】一方、捨て布6の上端縁6a及び下端縁6
bは、各々例えば折り返し縫製されて芯材11,12を
通す袋部6a,6bが設けられている。この上端縁の袋
部6aは巻き取りローラ3の取付溝3b内に差し込まれ
ており、その袋部6aに芯棒11を挿入することで取付
溝3bからの抜けが阻止される継手を構成している。ま
た、捨て布6の下端縁の袋部6bはジョイント材7に形
成された第1取付溝7a内に差し込まれており、その袋
部6bに芯棒12を挿入することで第1取付溝7aから
の抜けが阻止される継手を構成している。この捨て布6
の長さは、例えばカーテン生地4の交換作業の行い易さ
等を考慮して決定されるが、少なくとも巻き取りローラ
3に巻き付けられたときに切欠部3aにジョイント材7
が嵌まるように当接する長さとすることが必要である。
【0021】ジョイント材7は、カーテン生地4の幅と
ほぼ同じ幅を有している。即ち、ジョイント材7は窓枠
1の幅よりも若干長く形成されており、その両端が内パ
ネル2の裏側に隠れているのでそのまま手前側に引きだ
そうとしても窓枠1に引っかかって取り出すことはでき
ない。しかし、巻き取り方向に傾けることでその両端が
窓枠1内に収まるので、窓枠1の手前のパネル表側に取
り出すことが可能となる。そこで、窓枠1の手前にジョ
イント材7を引き出してからカーテン生地4をジョイン
ト材7から切り離す作業が実施できる。
【0022】このジョイント材7には、2つの取付溝7
a,7bが当該ジョイント材7の全長にわたって形成さ
れている。各取付溝7a,7bは、開口部分が溝奥の底
部分に比べて狭くなっている。したがって、捨て布6あ
るいはカーテン生地4の縁の袋部6b,4aに芯材1
2,13を通した状態で各溝7a,7bの側方の開口部
から差し込むことによって、あるいは各溝7a,7bに
あらかじめ差し込まれた捨て布6及びカーテン生地4の
縁の袋部6b,4aに芯材12,13を後から挿入する
ことによって継手を構成できる。第1取付溝7aはジョ
イント材7の上端面に、第2取付溝7bはジョイント材
7の下端面にそれぞれ形成されている。また、ジョイン
ト材7の表側の面7cは、巻き取りローラ3の外周面と
同じ曲率の曲面から成り、裏側の面は平坦面に形成され
ている。したがって、ジョイント材7が巻き取りローラ
3の切欠部3aに配置されると、図2中2点鎖線で示す
ように、当該ジョイント材7が巻き取りローラ3の円周
の一部となってこれらの横断面形状の輪郭が円形にな
る。このジョイント材7は、例えばアルミ合金を押し出
し成形することで安価に製造される。
【0023】なお、ジョイント材7の第1取付溝7a
は、例えばかしめられて、捨て布6の下端縁6bの外れ
が防止されることもある。
【0024】カーテン生地4は、窓枠1を塞ぐのに十分
な大きさを有している。カーテン生地4の上端縁及び下
端縁は、例えば折り返し縫製されて袋部4a,4bが形
成されている。カーテン生地4の上端縁の袋部4aはジ
ョイント材7の第2取付溝7b内に差し込まれており、
その袋部4aに芯棒13を挿入することで先端が膨出し
た突条を形成して、カーテン生地4の引き出し方向への
第2取付溝7bからの抜けを阻止する継手が構成されて
いる。また、カーテン生地4の下端縁の袋部4bは、図
3に示すように、スライダ8の着脱体16に形成された
スリット16a内に差し込まれており、その袋部4bに
芯棒14を挿入することで先端が膨出した突条を形成し
て、カーテン生地の巻き取り方向へのスリット16aか
らの抜けを阻止する継手が構成されている。
【0025】なお、各芯棒11〜14は、各袋部への挿
入を容易にするために例えばピアノ線などの使用が好ま
しい。
【0026】スライダ8は、両端が左右のガイドレール
5に案内されて移動するスライダ本体15と、カーテン
生地4の下端縁4bを取り外し可能に取り付けた着脱体
16と、該着脱体16をスライダ本体15に係止する係
止片17とを備えている。
【0027】スライダ本体15の両端には、スライダの
移動を任意の位置で固定するためのフリクション機構1
8が設けられている。各フリクション機構18は、例え
ば図4から図6に示すように、スライダ本体15の両端
面を塞ぐ蓋19と、この蓋19から突出するロッド20
と、ロッド20の先端に取り付けられてガイドレール5
内に配置される樹脂駒21と、ロッド20の基端と蓋1
9の内側との間に圧縮された状態で設置されるスプリン
グ22により構成されている。スプリング22は、樹脂
駒21をスライダ本体15内に引き込む方向に引っ張
り、ガイドレール5に摩擦係合させる。スプリング22
は、巻き取りローラ3がカーテン生地4を巻き取る力、
即ちスライダ8を持ち上げる力に抗して当該スライダ8
を静止させるに適したばね力が得られるように調整され
ている。
【0028】なお、樹脂駒21には、ガイドレール5の
内側面に当接する2本の弾性アーム21aが形成されて
いる。各弾性アーム21aは、樹脂駒21を反対側に押
しつけて当該樹脂駒21と各ガイドレール5との間のが
た付きを防止している。また、各ガイドレール5の上端
には、各樹脂駒21が各ガイドレール5から抜けてしま
うのを防止するストッパ(図示せず)が取り付けられて
いる。即ち、スライダ本体15は、各樹脂駒21が各ス
トッパに当たる位置まで移動することができる。
【0029】着脱体16の上面16bには、カーテン生
地4の下端縁4bを挿入するためのスリット16aが当
該着脱体16の全長にわたって形成されている。この着
脱体16はスライダ本体15の上に被せられるカバーと
して機能し、係止片17の差込によってスライダ本体1
5と一体化される。着脱体16は、カーテン生地4の幅
とほぼ同じ長さに形成されている。即ち、着脱体16は
窓枠1の幅よりも若干長く形成されており、カーテン生
地4の幅方向(水平方向)に沿わせた状態ではその両端
が内パネル2の裏側に隠れているので窓枠1を通してそ
のまま取り出すことはできないが、傾けることでその両
端を窓枠1内に露出し、窓枠1を通して内パネル2の裏
側から取り出すことが可能になる。
【0030】係止片17は、着脱体16の側板16cに
形成された孔23とスライダ本体15の側板15aに形
成された孔24を貫通するように挿入され、これら着脱
体16とスライダ本体15を一体化する。係止片17
は、例えば樹脂によって成形されたばね構造を成し、手
前側を摘むようにして弾性変形させながら各孔23,2
4内に挿入される。そして、挿入後に係止片17の形状
が戻ると、各爪17aがスライダ本体15の側板15a
の内面に引っかかり脱落が防止される。また、この係止
片17は、ねじ25によっても脱落が防止される。な
お、スライダ8の下部にはクッション26が取り付けら
れており、スライダ8を最後まで下ろした場合の衝撃を
吸収する。
【0031】このロールカーテンは、ジョイント材7が
窓枠1から露出した状態で巻き取りローラ3の回転を固
定するロック機構27を備えている。このロック機構2
7は、例えば図7及び図8に示すように、巻き取りロー
ラ3に対して捨て布6をその幅方向へスライド可能に取
り付けると共に該捨て布6側に係合ピン29を設ける一
方、係合ピン29と巻き取りローラ3の回転方向で係合
する係合溝28を設けた係合手段(支持フレームを兼ね
る)9を巻き取りローラ3の一端に対向させて内パネル
2側に配置し、捨て布6の幅方向へのスライドによって
係合手段9の係合溝28に係合ピン29を貫通させて係
合させ、巻き取りローラ3の巻き取り方向への回転を阻
止する。本実施形態では、係合溝28は、内パネル2に
固着された一方の支持プレート9に設けられ、巻き取り
ローラ3の一端3cに対向して配置されている。ただ
し、必ずしも一方の支持プレート9に係合溝28を設け
る必要はなく、パネル側、即ち車両の窓を構成する側の
部材に設けていれば良い。
【0032】また、係合溝28は、係合ピン29の抜け
止め部29aが通過する導入部28bと巻き取りローラ
3が巻き取り方向に回転したときに当接する端部付近で
係合ピン29の抜け止め部29aよりも溝幅が狭い係止
部28aとを有し、例えば支持プレート9に円弧状のス
リットとして形成されている。即ち、このスリットから
成る係合溝28の一方の端部、具体的には巻き取りロー
ラ3の巻き取り回転方向の端部は、他の部分に比べて細
くなっている。一方、係合ピン29は、例えば捨て布6
の上端縁6aの折り返し内に挿入されている芯棒11の
一端で構成されている。即ち、芯棒11の一端を捨て布
6よりも側方に突出させることで当該一端を係合ピン2
9としている。係合ピン29は先端に係合溝28内を移
動する部分よりも大径の抜け止め部29aを有する。し
たがって、カーテン生地4の取り外し時には係合ピン2
9の抜け止め部29aと係合手段9とが係合して捨て布
6が元の位置にスライド不能とされる。
【0033】次に、ロールスクリーンの使用方法につい
て説明する。
【0034】ロールスクリーンを使用する場合には、ス
ライダ8を所望の位置まで下げれば良い。スライダ8を
下げることでカーテン生地4が巻き取りローラ3から引
き出され、窓枠1を塞ぐ。スライダ8の両端には、フリ
クション機構18が設けられているので、各樹脂駒21
と各ガイドレール5との摩擦力によってスライダ8が各
ガイドレール5に対して止められる。また、カーテン生
地4は窓枠1を塞ぐのに十分な大きさを有しているの
で、図1に示すように、スライダ8を最後まで下ろした
場合であってもジョイント材7及び捨て布6が窓枠1か
ら露出することがなく、使用時において美観が害される
ことはない。
【0035】一方、ロールスクリーンを収納状態にする
には、スライダ8を持ち上げれば良い。スライダ8の上
昇に伴って、巻き取りローラ3が捨て布6、ジョイント
材7並びにカーテン生地4の順番でこれらを巻き取る。
このとき、最初に捨て布6が巻き取られてジョイント材
7が巻き取りローラ3の切欠部3aに配置されると、こ
のジョイント材7が巻き取りローラ3の一部となって横
断面形状の輪郭がほぼ円形となる。したがって、捨て布
6に比べて非常に長いカーテン生地4を横断面形状の輪
郭がほぼ円形となった巻き取りローラ3によって巻き取
ることができ、巻き形状を崩すことなく巻き取りローラ
3をバランス良く回転させることができ、振動や騒音の
発生等を抑えることができる。また、捨て布6及びジョ
イント材7は、カーテン生地4と一緒に巻き取りローラ
3によって巻き取られるので、これらが邪魔になること
はない。
【0036】このロールスクリーンにおいてカーテン生
地4を交換する場合には、先ず、スライダ8を下ろした
後、カーテン生地4の途中を摘んでカーテン生地4をさ
らに引き出し、巻き取りローラ3に巻かれていた捨て布
6を全て引き出す。これにより、ジョイント材7が窓枠
1から露出する。また、この状態では、巻き取りローラ
3の取付溝3bが下側に位置しており、当該取付溝3b
内の芯棒11の一端の係合ピン29が支持プレート9に
形成された係止溝に対向する。
【0037】次に、カーテン生地4を巻き取りローラ3
の一端3c側に寄せ、捨て布6を巻き取りローラ3に対
して幅方向にスライドさせる。捨て布6の上端縁の袋部
6aは、巻き取りローラ3の取付溝3b内を一端3c側
に向けてスライドし、したがって、図7中2点鎖線で示
すように、芯棒11の一端29が係止溝28内に挿入さ
れる。
【0038】この状態でカーテン生地4を引き出す力を
弱めると、巻き取りローラ3が巻き取り方向に回転して
捨て布6を僅かに巻き取る。即ち、図8中矢印で示すよ
うに、芯棒11の一端29が係止溝28内を移動する。
そして、図8中二点鎖線で示すように、一端29が係止
溝28の端部28aまで移動すると、一端29が支持プ
レートを兼ねる係止手段9に当たって巻き取りローラ3
の回転がロックされる。以後、カーテン生地4を引き出
す力を完全に解除しても、捨て布6及びカーテン生地4
は巻き取られることがなく、カーテン生地4及び捨て布
6を弛ませた状態で作業を行うことができる。また、こ
の状態では係合ピン29が係合溝28の係止部28aに
位置しているので、たとえ捨て布6に巻き取りローラ3
の他端側に向かう力が作用しても、即ち芯棒11に引き
抜き方向の力が作用しても、その一端29が係止溝28
の係止部28aより抜けてしまうことがなく、巻き取り
ローラ3のロック状態が維持される。
【0039】次に、スライダ8の係止片17を引き抜い
てスライダ本体15から着脱体16を取り外し、当該着
脱体16を傾けて窓枠1に通し、カーテン生地4の下端
縁4bと一緒に内パネル2の裏側から取り出す。同様に
して、ジョイント材7を傾けて窓枠1に通し、カーテン
生地4の上端縁4aと一緒に内パネル2の裏側から取り
出す。
【0040】この後、カーテン生地4の両端縁の袋部4
a,4bを芯棒13,14ごとそれぞれ引き抜き、ジョ
イント材7及び着脱体16からカーテン生地4を外す。
このとき、芯棒13,14はそれぞれ先にカーテン生地
の袋部から取り外した。そして、新しいカーテン生地4
の上端縁の袋部4aをジョイント材7の第2取付溝7b
に、下端縁の袋部4bを着脱体16の係止溝16aにそ
れぞれ挿入し、各芯棒13,14を挿入して脱落を防止
する。捨て布6の長さは作業性を考慮して決定されてい
るので、ジョイント材7を窓枠1から十分に取り出して
カーテン生地4の交換作業を行うことができ、当該作業
は非常に効率的に行われる。
【0041】次に、ジョイント材7を傾けて窓枠1に通
し、カーテン生地4の上端縁4aと一緒に内パネル2の
裏側に配置させる。また同様にして、着脱体16を傾け
て窓枠1に通し、カーテン生地4の下端縁4bと一緒に
内パネル2の裏側に配置させる。そして、着脱体16を
スライダ本体15に被せ、係止片17を各孔23,24
内に挿入してねじ25で固定する。
【0042】この状態で、カーテン生地4を若干引き出
すと、巻き取りローラ3が回転して係合ピンである一端
29が係止溝28の端部28aより離れ、係止溝28内
からの引き抜きが可能になる。即ち、捨て布6を巻き取
りローラ3の他端側にスライドさせてこの巻き取りロー
ラ3に対するカーテン生地4の位置を元に戻すことで、
係止ピン29が係止溝28の導入部28b部分から抜け
て巻き取りローラ3のロック状態が解除される。
【0043】この後、カーテン生地4を引き出す力を弱
めると、捨て布6が巻き取りローラ3に巻き取られ、当
該捨て布6とジョイント材7が内パネル2の裏側に隠れ
ると共にカーテン生地4の弛みがとられる。これによ
り、ロールカーテンのカーテン生地4の交換作業が終了
する。即ち、内パネル2を外すことなく、カーテン生地
4の作業が迅速に行われる。
【0044】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、ロック機構27の係合溝
28を支持プレート9に形成されたスリットとしている
が、必ずしもスリットに限るものではなく、例えば切り
欠き、溝、窪み等でも良い。
【0045】また、上述の説明では、ロック機構27の
係合ピン29を芯棒11の一端を利用して構成している
が、芯棒11とは別個の部材を設けて係合ピン29とし
ても良い。
【0046】また、上述の説明では、ロック機構27の
係合溝28を内パネル2側に、係合ピン29を捨て布6
にそれぞれ設けているが、係合溝28を捨て布6又は巻
き取りローラ3に、係合ピン29を内パネル2側にそれ
ぞれ設けても良い。
【0047】また、上述の説明では、ジョイント材7及
び着脱体16をカーテン生地4の全幅にわたる1本の部
材としているが、これらジョイント材7及び着脱体16
を幅方向に複数に分割しても良い。これらジョイント材
7及び着脱体16を複数に分割することで、カーテン生
地4の上端縁4a及び下端縁4bを山状又は谷状に折り
曲げるようにしながらジョイント材7及び着脱体16を
窓枠1から取り出すことが可能になる。
【0048】さらに、上述の説明では、ジョイント材7
とカーテン生地4と取り外し可能に取り付けるための手
段として、ジョイント材7の下端に第2取付溝7bを形
成しているが、必ずしもこの取り付け方法に限るもので
はない。例えば、図9に示すように、ジョイント材7の
下部にスプリング31によってカーテン生地4の上端縁
4aを強固に挟み付けるクリップ機構30を形成し、カ
ーテン生地4の上端縁4aを挟み付ける方法で取り外し
可能に取り付けても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のロ
ールカーテンによると、カーテン生地の巻き上げ時に
は、ジョイント材が巻き取りローラの切欠部に当接する
ことによって、巻き取りローラの欠落部分をジョイント
材が補ってカーテン生地を巻き上げ上でほぼ完全な円周
面を形成し、カーテン生地の巻き取り形状を崩さずにほ
ぼ円形を保つことができるので、据え付け場所をとった
り、カーテン引き出しあるいは巻き取り時の振動・がた
つき音の原因となることがないし、折れ皺も発生しな
い。
【0050】また、請求項2記載の発明によると、カー
テン生地の交換作業は、カーテン生地を窓枠からジョイ
ント材と捨て布毎引き出し、ジョイント材に対してカー
テン生地をその幅方向へスライドさせることによって、
捨て布とジョイント材とを巻き取りローラに残したまま
カーテン生地をジョイント材から切り離すようにしてい
るので、巻き取りローラに捨て布を付けたままの状態で
この捨て布に対してカーテン生地の着脱を行いカーテン
生地を交換することができる。このため、パネルを取り
外すことなくカーテン生地の交換が可能になり、カーテ
ン生地の交換作業がより簡単になる。
【0051】また、請求項3記載のロールカーテンによ
ると、係止片を外して着脱体をスライダ本体から取り外
すことによって、着脱体とスライダ本体とを分離し、着
脱体をカーテン生地の他端縁と一緒に窓枠を通してパネ
ルの裏側から取り出すことを可能にするので、巻き取り
ローラとスライダ本体とを取り外すことなく、カーテン
生地と着脱ジョイント材及び着脱体とカーテン生地を窓
枠からパネルの表側に取り出した後、カーテン生地を交
換することができる。
【0052】また、請求項4記載のロールカーテンによ
ると、カーテン生地及び捨て布を引き出してジョイント
材を窓枠から露出させた状態で捨て布を巻き取りローラ
の一端側に向けてスライドさせると、係合ピンが係合溝
に係合し、巻き取りローラの回転がロックされる。した
がって、カーテンの交換作業がより行い易くなり、作業
効率をより一層向上させることができる。
【0053】更に、請求項5記載のロールカーテンによ
ると、カーテン生地の交換時に捨て布がその幅方向に移
動しようとしても、係合ピンの抜け止め部と係合手段と
の係合によって捨て布が元の位置に戻ることが阻止され
るので、カーテン生地取り替え中に巻き取りローラが巻
き取り方向に回転する危険を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したロールカーテンの実施形態の
一例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図5の矢印VI方向からみたフリクション機構
の側面図である。
【図7】図1のロールカーテンのロック機構を示す断面
図である。
【図8】図7の矢印VIII方向からみたロック機構の
側面図である。
【図9】本発明を適用したロールカーテンのジョイント
材の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2 内パネル(パネル) 3 巻き取りローラ 4 カーテン生地 5 ガイドレール 6 捨て布 7 ジョイント材 8 スライダ 15 スライダ本体 16 着脱体 17 係止片 27 ロック機構 28 係合溝(係止溝) 28a 係止部 28b 導入部 29 係合ピン(芯棒11の一端) 29a 抜け止め部
フロントページの続き (72)発明者 坂上 良二 東京都荒川区西尾久7丁目26番10号 株 式会社協和興業内 (72)発明者 鳥居 昭彦 東京都中央区八重洲1丁目6番6号 八 重洲センタービル6F 東海旅客鉄道株 式会社内 (72)発明者 鈴木 春勝 愛知県豊川市穂ノ原2丁目20番地 日本 車輌製造株式会社内 (56)参考文献 実公 平3−12959(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/44 E06B 9/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱形の一部を平面座にした切欠き部を
    有すると共に一方向に常時回転するように付勢されてい
    る巻き取りローラと、該巻き取りローラの欠落した円周
    の一部を構成する形状のジョイント材と、前記巻き取り
    ローラに一端が固着され他端に前記ジョイント材を設け
    て前記巻き取りローラに巻き付けたときに前記ジョイン
    ト材が前記巻き取りローラの切り欠き部に当接する長さ
    とした捨て布と、前記ジョイント材に対し一端がカーテ
    ン引き出し方向には引っ掛かりかつ幅方向にはスライド
    させて着脱可能に係合されるスクリーン生地とを備える
    ことを特徴とするロールカーテン。
  2. 【請求項2】 窓枠を形成するパネルに隠されてカーテ
    ン生地を巻き取る巻き取りローラと、前記パネルに隠さ
    れてカーテン引き出し方向に対向配置される一対のガイ
    ドレールと、前記ガイドレールに沿って前記窓枠内を移
    動し前記カーテン生地の先端を引き出すスライダとを備
    え、前記カーテン生地を前記スライダの移動によって引
    き出すロールカーテンにおいて、前記巻き取りローラに
    円柱形の一部を平面座にした切欠き部を設けると共に一
    方向に常時回転するように付勢する一方、前記巻き取り
    ローラの欠落した円周の一部を構成する形状のジョイン
    ト材と、前記巻き取りローラに一端が固着され他端に前
    記ジョイント材を設けて前記巻き取りローラに巻き付け
    たときに前記ジョイント材が前記巻き取りローラの切り
    欠き部に当接する長さとした捨て布と、前記ジョイント
    材に対し一端がカーテン引き出し方向には引っ掛かりか
    つ幅方向にはスライドさせて着脱可能に係合されるスク
    リーン生地と、該スクリーン生地の先端が着脱自在に取
    り付けられる前記スライダとを備えることを特徴とする
    ロールカーテン。
  3. 【請求項3】 前記スライダは、両端が前記ガイドレー
    ルに案内されて移動するスライダ本体と、前記カーテン
    生地の先端縁に取り外し可能に取り付けられ且つ前記窓
    枠内を通して前記パネルの裏側から取り出し可能な着脱
    体と、該着脱体を前記スライダ本体に係止する係止片を
    備えることを特徴とする請求項2記載のロールカーテ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記ジョイント材が前記窓枠から露出し
    た状態で前記巻き取りローラの回転を固定するロック機
    構を備え、該ロック機構は、前記巻き取りローラに対し
    て前記捨て布をその幅方向へスライド可能に取り付ける
    と共に該捨て布側に係合ピンを設ける一方、前記係合ピ
    ンと前記巻き取りローラの回転方向で係合する係合溝を
    設けた係合手段を前記巻き取りローラの一端に対向させ
    て前記パネル側に配置し、前記捨て布の幅方向へのスラ
    イドによって前記係合手段の係合溝に前記係合ピンを貫
    通させて係合させ、前記巻き取りローラの巻き取り方向
    への回転を阻止することを特徴とする請求項2または3
    記載のロールカーテン。
  5. 【請求項5】 前記係合ピンは先端に前記係合溝内を移
    動する部分よりも大径の抜け止め部を有する一方、前記
    係合溝は前記係合ピンの抜け止め部が通過する導入部と
    前記巻き取りローラが巻き取り方向に回転したときに当
    接する端部付近で前記係合ピンの抜け止め部よりも溝幅
    が狭い係止部とを有し、前記カーテン生地の取り外し時
    には前記係合ピンの抜け止め部と前記係合手段とが係合
    して捨て布が元の位置にスライド不能とされることを特
    徴とする請求項4記載のロールカーテン。
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