JP3959204B2 - ロールカーテンのスクリーン生地交換方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロールカーテンのスクリーン生地交換方法に関する。更に詳述すると、本発明は、巻き取りローラがスクリーン生地を巻き取る方向に常に付勢されているロールカーテンであって、巻き取りローラに取り付けられた捨て布と窓を覆うスクリーン生地とをジョイント材によって連結するロールカーテンのスクリーン生地交換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道車両等に使用されるロールカーテンとして、巻き取りローラに取り付けられた捨て布と窓を覆うスクリーン生地とをジョイント材によって取り外し可能に連結し、スクリーン生地の交換を容易にしたものがある(特開平10−292756号)。かかるロールカーテンでは、巻き取りローラを巻き取る方向に常に付勢しているので、スクリーン生地の交換を行う場合には、ロック機構によってスクリーン生地を引き出した状態で巻き取りローラの回転をロックしながらその交換作業を行うようにしている。このロック機構では、巻き取りローラの端部を支持する支持プレートに係合溝を形成する等の構成によって係合溝を巻き取りローラの端部近傍に配置する一方、この係合溝に向けて突出する係合ピンを捨て布側に設け、スクリーン生地を所定位置まで引き出した状態で捨て布を巻き取りローラに対してスライドさせて係合ピンを係合溝に挿入し巻き取りローラの回転をロックするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このロールカーテンは、新たに製造する鉄道車両等に対してはその適用は容易であり現実にも採用されつつあるが、巻き取りローラの回転をロックするために専用のロック機構を必要とするので、既存の鉄道車両等に既に取り付けられている旧式のロールカーテンを上述のロールカーテンに取り換えるのは困難であった。即ち、既存の鉄道車両等に既に取り付けられている旧式の巻き取りローラを支持プレートから取り外して上述の巻き取りローラに交換することは可能ではあるが、支持プレートは鉄道車両等を製造する際に車体側にリベット等によって固定されており、旧式の支持プレートを上述の係合溝が形成されているものに交換するのは困難である。このため、ロック機構の実現が困難となり、既存の鉄道車両等のロールカーテンを上述のスクリーン生地の交換が容易なロールカーテンに取り換える障害となっている。
【0004】
本発明は、スクリーン生地の交換が容易なロールカーテンにおいて、専用のロック機構が無くても巻き取りローラの回転をロックした状態でスクリーン生地の交換を行うことが出来るロールカーテンのスクリーン生地交換方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項1記載の発明は、巻き取りローラに取り付けられた捨て布の先端にジョイント材を介してスクリーン生地を交換可能に取り付けたロールカーテンのスクリーン生地交換方法において、ジョイント材を捨て布に対して幅方向にスライド可能に備え、スクリーン生地及び捨て布を巻き取りローラから解いて引き出した後、ジョイント材を捨て布に対してスライドさせて幅方向に突出させ、当該突出させた部分を窓枠側の部材に引っ掛けることでスクリーン生地及び捨て布の巻き取りを阻止し、この状態でスクリーン生地をジョイント材から取り外して交換するようにしている。
【0006】
したがって、スクリーン生地及び捨て布を引き出した状態でジョイント材を捨て布に対して幅方向にスライドさせると、このジョイント材の端部が突出してはみ出し、スクリーン生地及び捨て布を巻き取る際に窓枠側の部材に引っ掛かる。このため、この突出部分が捨て布及びスクリーン生地の巻き取りの障害となり、スクリーン生地及びジョイント材が引き出されている状態で巻き取りローラの回転がロックされることになる。この状態でジョイント材からスクリーン生地を取り外して交換を行う。巻き取りローラの回転がロックされているので、作業者はスクリーン生地の交換作業を両手で行うことができる。この様に、ジョイント材をスライドさせることで巻き取りローラの回転を簡単、確実にロックすることが出来るので、専用のロック機構を設ける必要がない。
【0007】
この場合、請求項2記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法のように、窓枠側の部材を巻き取りローラを隠す部材とすることが好ましい。巻き取りローラを隠す部材は、捨て布やスクリーン生地を巻き取る場合に巻き取りローラよりも幅方向に大きく突出しているものを通過させることが出来ない。したがって、スクリーン生地及び捨て布を引き出した後、ジョイント材を捨て布に対して幅方向にスライドさせて突出させることで、この突出部分を巻き取りローラを隠す部材に引っ掛けることができる。
【0008】
また、請求項3記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法のように、窓枠側の部材を巻き取りローラの端部を支持する部材とすることが好ましい。巻き取りローラの端部を支持する部材は、捨て布やスクリーン生地を巻き取る場合に捨て布やスクリーン生地よりも幅方向に大きく突出しているものを通過させることが出来ない。したがって、スクリーン生地及び捨て布を引き出した後、ジョイント材を捨て布に対して幅方向にスライドさせて突出させることで、この突出部分を巻き取りローラの端部を支持する部材に引っ掛けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1〜図4に、本発明のスクリーン生地交換方法を実施するロールカーテンの実施形態の一例を示す。このロールカーテンのスクリーン生地交換方法は、巻き取りローラ3に取り付けられた捨て布6の先端6bにジョイント材7を取り付けると共に、当該ジョイント材7にスクリーン生地4を交換可能に取り付け、巻き取りローラ3の巻き取り力に抗してスクリーン生地4を引き出し係止して使用する一方、引き出したスクリーン生地4の係止を解くことで巻き取りローラ3によってスクリーン生地4を巻き取らせるロールカーテンで使用されるもので、ジョイント材7を捨て布6に対して幅方向にスライド可能にし、スクリーン生地4及び捨て布6を引き出した後、ジョイント材7を捨て布6に対してスライドさせて幅方向に突出させ、当該突出させた部分(以下、突出部分という)16を窓枠側の部材に引っ掛けることでスクリーン生地4及び捨て布6の巻き取りを阻止し、この状態でスクリーン生地4をジョイント材7から取り外して交換するものである。
【0011】
このロールカーテンは、例えば鉄道車両の窓用のもので、窓1の上方には図示していない網棚の付け根に沿ってキセ2が設けられており、このキセ2の内側に巻き取りローラ3が配置されている。即ち、このキセ2がジョイント材7の突出部分16を引っ掛ける窓枠側の部材である。また、窓1の左右両側には、ガイドレール5が設けられている。
【0012】
巻き取りローラ3はほぼ円柱形状を成しており、その両端は車体に溶接やビス止めなどで固着された左右一対の支持プレート9によって回転自在に支持されている。巻き取りローラ3は、内部に収納する図示していないトーションコイルスプリングなどの付勢手段によって巻き取り方向に回転するように常時付勢されている。この巻き取りローラ3の外周面には、平面座に形成された切り欠き部3a及び取付溝3bが当該巻き取りローラ3の全長にわたり形成されている。切り欠き部3aには、図2において2点鎖線で示すように、捨て布6を巻き取った場合にジョイント材7が配置される。一方、取付溝3bは捨て布6を取り付けるためのもので、開口部分が溝奥の底部に比べて狭く形成されている。
【0013】
ジョイント材7には、2つの取付溝7a,7bが当該ジョイント材7の全長にわたって形成されている。取付溝7a,7bは、開口部分が溝奥の底部分に比べて狭くなっている。第1取付溝7aはジョイント材7の上端面に、第2取付溝7bはジョイント材7の下端面にそれぞれ形成されている。また、ジョイント材7の表側の面7cは、巻き取りローラ3の外周面と同じ曲率の曲面から成り、裏側の面は平坦面に形成されている。したがって、ジョイント材7が巻き取りローラ3の切欠部3aに配置されると、図2中2点鎖線で示すように、当該ジョイント材7が巻き取りローラ3の円周の一部となってこれらの横断面形状の輪郭が円形になる。このジョイント材7は、例えばアルミ合金を押し出し成形することで安価に製造される。
【0014】
一方、捨て布6の上端6a及び下端6bは、例えば折り返し縫製されて芯材11,12を通す袋部(以下、袋部6a,6bという)が設けられている。この上端の袋部6aは巻き取りローラ3の取付溝3b内に差し込まれており、その袋部6aに芯材11を挿入することで取付溝3bからの抜けが阻止される継手を構成している。また、捨て布6の下端の袋部6bはジョイント材7に形成された第1取付溝7a内に差し込まれており、その袋部6bに芯材12を挿入することで第1取付溝7aからの抜けが阻止され且つ捨て布6に対するジョイント材7の幅方向へのスライドを可能にする継手を構成している。この捨て布6の長さは、例えばスクリーン生地4の交換作業の行い易さ等を考慮して決定されるが、少なくとも巻き取りローラ3に巻き付けられたときに切欠部3aにジョイント材7が嵌まるように当接する長さとすることが必要である。
【0015】
スクリーン生地4は、窓1を覆うのに十分な大きさを有している。スクリーン生地4の上端及び下端は、例えば折り返し縫製されて袋部4a,4bが形成されている。スクリーン生地4の上端の袋部4aはジョイント材7の第2取付溝7b内に差し込まれており、その袋部4aに芯材13を挿入することで先端が膨出した突条を形成して、スクリーン生地4の引き出し方向への第2取付溝7bからの抜けを阻止し且つジョイント材7に対するスクリーン生地4の幅方向へのスライドを可能にする継手が構成されている。また、スクリーン生地4の下端の袋部4bは、図3に示すように、横棒8に形成されたスリット8a内に差し込まれており、その袋部4bに芯材14を挿入することで先端が膨出した突条を形成して、スクリーン生地4の巻き取り方向へのスリット8aからの抜けを阻止し且つスクリーン生地4に対する横棒8の幅方向へのスライドを可能にする継手が構成されている。また、横棒8の両端にはランナ10が挿入されており、ランナ10はねじ15によって固定されている。ランナ10は、ガイドレール5に形成された案内スリット5a内に挿入されてこれに案内されて移動すると共に、この案内スリット5aに連続して所定間隔で形成された切り欠き5bに引っ掛かりスクリーン生地4を引き出した状態で係止する。この横棒8をガイドレール5より外すには、横棒8を斜めにして左右のランナ10をガイドレール5の案内スリット5aから引き抜けば良い。
【0016】
なお、各芯材11〜14は、各袋部3b,7a,7b,4bへの挿入を容易にするために例えばピアノ線などの使用が好ましい。
【0017】
このロールカーテンを使用する場合には、横棒8を掴んで引き出し、左右のランナ10をガイドレール5の任意の切り欠き5bに引っ掛けてスクリーン生地4を係止すれば良い。横棒8を下げることでスクリーン生地4が巻き取りローラ3から引き出されて窓1を覆い日光を遮る。スクリーン生地4は窓1を覆うのに十分な大きさを有しているので、図4に示すように、ランナ10を一番下の切り欠き5bに引っ掛けた場合であってもジョイント材7及び捨て布6がキセ2から露出することがなく、使用時において美観が害されることはない。
【0018】
一方、ロールカーテンを収納状態にするには、ランナ10を切り欠き5bから外してスクリーン生地4の係止を解き、巻き取りローラ3によってスクリーン生地4を巻き取れば良い。横棒8の上昇に伴って、巻き取りローラ3が捨て布6→ジョイント材7→スクリーン生地4の順番でこれらを巻き取る。このとき、最初に捨て布6が巻き取られてジョイント材7が巻き取りローラ3の切欠部3aに配置されると、このジョイント材7が巻き取りローラ3の一部となって横断面形状の輪郭がほぼ円形となる。したがって、捨て布6に比べて非常に長いスクリーン生地4を横断面形状の輪郭がほぼ円形となった巻き取りローラ3によって巻き取ることができ、巻き形状を崩すことなく巻き取りローラ3をバランス良く回転させることができ、振動や騒音の発生等を抑えることができる。また、捨て布6及びジョイント材7は、スクリーン生地4と一緒に巻き取りローラ3によって巻き取られるので、これらが邪魔になることはない。
【0019】
次に、スクリーン生地4の交換方法について具体的に説明する。
【0020】
先ず、横棒8を掴んでスクリーン生地4を引き出し、ランナ10を一番下の切り欠き5bに引っ掛けてスクリーン生地4を係止する。この後、スクリーン生地4の途中を掴んでスクリーン生地4をさらに引き出し、巻き取りローラ3に巻かれていた捨て布6を引き出してジョイント材7をキセ2から完全に露出させる。そして、ジョイント材7をスクリーン生地4ごと捨て布6に対して幅方向にスライドさせる。これにより、ジョイント材7の端部が突出する。
【0021】
この状態でスクリーン生地4を引き出している力を弱めると、巻き取りローラ3が巻き取り方向に回転し、ジョイント材7の突出部分16がキセ2に引っ掛かるまで捨て布6を巻き取る。即ち、ジョイント材7の突出部分16がキセ2に引っ掛かることで巻き取りローラ3の回転がロックされ、以後、スクリーン生地4を引き出す力を完全に解除しても、捨て布6及びスクリーン生地4は巻き取りローラ3によって巻き取られることがない。
【0022】
次に、横棒8を斜めにしてランナ10をガイドレール5から外し、さらにジョイント材7に対してスクリーン生地4の上端の袋部4aを幅方向にスライドさせて当該スクリーン生地4をジョイント材7から取り外す。この様にして横棒8ごとスクリーン生地4をジョイント材7から取り外した後、横棒8から片方のランナ10を取り外し、スクリーン生地4の下端の袋部4bを芯材14ごと引き抜いてスクリーン生地4から横棒8を取り外す(図5)。このとき、芯材14は先にスクリーン生地4の袋部4bから取り外した。そして、新しいスクリーン生地4の下端の袋部4bを横棒8のスリット8aにスライド挿入すると共に、芯材14を挿入して袋部4bの脱落を防止する。この後、取り外しておいたランナ10を横棒8の端部に挿入し、ねじ15によって固定する。次に、新しいスクリーン生地4の上端の袋部4aをジョイント材7の第2取付溝7bにスライド挿入し、さらに芯材13を挿入して脱落を防止する。これらの作業時には巻き取りローラ3の回転はジョイント材7によってロックされているので、作業者はこれらの作業を両手で行うことが出来る。
【0023】
この様にして新しいスクリーン生地4をジョイント材7に取り付けた後、このスクリーン生地4及び捨て布6を若干引き出してジョイント材7の突出部分16をキセ2から離し、スクリーン生地4ごとジョイント材7を突出させた場合と逆方向にスライドさせて突出部分16を引っ込める。そして、スクリーン生地4を引き出している力を弱めると、捨て布6→ジョイント材7→スクリーン生地4の順番で巻き取りローラ3に巻き取られ、ロールカーテンが収納状態となってスクリーン生地4の交換作業が終了する。
【0024】
本発明のスクリーン生地交換方法では、スクリーン生地4を引き出した状態でジョイント材7を幅方向にスライドさせるだけで巻き取りローラ3の回転をロックし、及びそのロックを解除することが出来るので、スクリーン生地4の交換作業が簡単、迅速に行われる。
【0025】
以上の方法でスクリーン生地4の交換を行うと、ロールカーテンに巻き取りローラ3の回転をロックする専用のロック機構を設けてなくても、その回転ロック及びロック解除を簡単に行うことができる。このため、支持プレート9を係合溝付きのものに交換できない既存の鉄道車両等に対しても、捨て布6とスクリーン生地4をジョイント材7によって連結することでスクリーン生地4の交換を簡単にしたロールカーテンを適用することが出来る。
【0026】
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の説明では、スライドさせたジョイント材7の突出部分16を引っ掛ける窓枠側の部材として、巻き取りローラ3を隠す部材であるキセ2を利用していたが、これ以外の窓枠側の部材、例えば巻き取りローラ3の端部を支持する部材である支持プレート9を利用しても良い。即ち、支持プレート9にジョイント材7の突出部分16を引っ掛けることで巻き取りローラ3の回転をロックするようにしても良い。
【0027】
また、上述の説明では、ジョイント材7とスクリーン生地4とを取り外し可能に取り付けるための手段として、ジョイント材7の下端に第2取付溝7bを形成しているが、必ずしもこの取り付け方法に限るものではない。例えば、図6に示すように、ジョイント材7の下部にスプリング31によってスクリーン生地4の上端4aを強固に挟み付けるクリップ機構30を形成し、スクリーン生地4の上端4aを挟み付ける方法で取り外し可能に取り付けても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法では、ジョイント材を捨て布に対して幅方向にスライド可能にし、スクリーン生地及び捨て布を引き出した後、ジョイント材を捨て布に対してスライドさせて幅方向に突出させ、当該突出させた部分を窓枠側の部材に引っ掛けることでスクリーン生地及び捨て布の巻き取りを阻止し、この状態でスクリーン生地をジョイント材から取り外して交換するようにしているので、専用のロック機構を設けなくても、スクリーン生地を引き出した状態で巻き取りローラの回転をロックすることができ、この状態でスクリーン生地の交換作業を行うことができる。このため、ロック機構の後付が困難な既存の鉄道車両等に対しても、捨て布とスクリーン生地をジョイント材によって連結することでスクリーン生地の交換が容易なロールカーテンを適用することが可能になる。
【0029】
この場合、請求項2記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法のように、窓枠側の部材を巻き取りローラを隠す部材としたり、また、請求項3記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法のように、窓枠側の部材を巻き取りローラの端部を支持する部材とすることが好ましい。巻き取りローラを隠す部材や巻き取りローラの端部を支持する部材は、捨て布やスクリーン生地を巻き取る場合にジョイント材の突出部分を通過させることが出来ないので、巻き取りローラの回転を確実にロックすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーン生地交換方法を実施するロールカーテンの実施形態の一例を示し、巻き取りローラの回転をロックしている状態の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のロールカーテンの使用状態を示す正面図である。
【図5】図1のロールカーテンのスクリーン生地から横棒を取り外す様子を示す正面図である。
【図6】図1のロールカーテンのジョイント材の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 キセ(巻き取りローラを隠す部材)
3 巻き取りローラ
4 スクリーン生地
6 捨て布
7 ジョイント材
9 支持プレート(巻き取りローラの端部を支持する部材)
16 ジョイント材の突出部分
Claims (3)
- 巻き取りローラに取り付けられた捨て布の先端にジョイント材を介してスクリーン生地を交換可能に取り付けたロールカーテンのスクリーン生地交換方法において、前記ジョイント材を前記捨て布に対して幅方向にスライド可能に備え、前記スクリーン生地及び捨て布を前記巻き取りローラから解いて引き出した後、前記ジョイント材を前記捨て布に対してスライドさせて幅方向に突出させ、当該突出させた部分を窓枠側の部材に引っ掛けることで前記スクリーン生地及び捨て布の巻き取りを阻止し、この状態で前記スクリーン生地を前記ジョイント材から取り外して交換することを特徴とするロールカーテンのスクリーン生地交換方法。
- 前記窓枠側の部材は、前記巻き取りローラを隠す部材であることを特徴とする請求項1記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法。
- 前記窓枠側の部材は、前記巻き取りローラの端部を支持する部材であることを特徴とする請求項1記載のロールカーテンのスクリーン生地交換方法。
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