JP3262459B2 - 弾球遊技機の可変入賞球装置 - Google Patents

弾球遊技機の可変入賞球装置

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JP3262459B2
JP3262459B2 JP20030894A JP20030894A JP3262459B2 JP 3262459 B2 JP3262459 B2 JP 3262459B2 JP 20030894 A JP20030894 A JP 20030894A JP 20030894 A JP20030894 A JP 20030894A JP 3262459 B2 JP3262459 B2 JP 3262459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機などの弾球
遊技機に用いられる可変入賞球装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機等に用いられる可変入
賞球装置で、遊技球が入賞し得る開口を開閉する扉板を
備えた、通常アタッカと呼ばれるものでは、例えば実公
平4−25177号公報に記載されているように、モー
タの駆動によりアームを介して扉板を開閉駆動するよう
にした可変入賞球装置が知られている。
【0003】これは、閉止位置にある扉板を開くとき、
モータを正転駆動してアームによる閉止を解除すること
で扉板を即座に開放するが、扉板を閉じるときは、モー
タを一定時間逆転することにより回転するアームを介し
て扉板を閉じるように構成されているので、扉板の閉ま
る速度が遅く、扉板と開口との間に遊技球(パチンコ
球)がかみ込むことがある。この場合、一定時間後にモ
ータの駆動が停止することによって扉板が開放されたま
まになるのを防止するため、モータの逆転駆動中、扉板
と開口との間に遊技球がかみ込んだとき一定時間後にモ
ータの駆動が停止して扉板が開放されると、かみ込んで
いた遊技球が入賞球として検出される。この検出信号に
より、モータを再び逆転駆動して扉板を確実に閉止位置
に戻すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
可変入賞球装置においては、扉板を閉じるとき、開口に
入ろうとする遊技球がかみ込んだ場合、その遊技球は、
モータの停止で扉板が再度開くことにより開口内に入る
が、本来入らなくてもよい別の遊技球も入ってしまい、
入賞球として処理される。このため、遊技店側にとって
損失になるという問題がある。
【0005】また、扉板が閉じているときに、遊技客へ
のサービス等のため店員が扉板を手で開けて遊技球を入
賞球装置内に入れようとしても、扉板がアームにより閉
位置に係止される構造のため、扉板を手で開けられない
という問題点があった。
【0006】従って、本発明の目的は、遊技球が入賞し
得る開口を開閉する開閉部材を備えた可変入賞球装置で
あって、遊技球の噛み込みが生じないことに加えて、余
分の入賞による遊技店側の損失を防止し、かつ遊技客へ
のサービスも図ることができるようにして便宜性が向上
した可変入賞球装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に遊技球
が入賞し得る開口を有して弾球遊技機の遊技盤上に設け
られる可変入賞球装置において、前記開口を開閉するよ
うに駆動される一対の開閉部材、前記遊技盤の裏側に配
置された駆動手段であって、モータと、該モータにより
回転駆動されるカム部材と、該カム部材の外周面に当接
する頭部(32)を有する移動軸(34)と、該移動軸
(34)の周りに伸縮自在に設けられた緩衝用コイルス
プリング(38)と、前記移動軸(34)の下部を上下
動自在に貫通させ、前記緩衝用コイルスプリング(3
8)を支持するガイド突起部(36)を有し、前記カム
部材(72)の回転により前記ガイド突起部(36)と
前記緩衝用コイルスプリング(38)とを介して上下方
向に駆動される移動板(20)と、該移動板(20)の
上下動を前記一対の開閉部材(4L,4R)の開閉動作
に変換する変換機構とを含んで構成される駆動手段、及
前記移動板(20)を上下方向に付勢することにより
前記一対の開閉部材(4L,4R)を閉状態に付勢する
付勢手段を備え、一対の開閉部材が閉状態のとき開閉部
材の互いに接する端面部分が略ハ字状になるように形成
したことを特徴とする。
【0008】本発明の好ましい態様は、上記の構成に加
えて、上記カム部材に近接した位置に回動自在に設置さ
れ、通常は静止状態に保持されている揺動板、上記カム
部材と一体に回転する回転部材の外周上に突設され、上
記カム部材が基準位置から所定角度回転したとき上記揺
動板に係合してこれを回動させる突起部と、上記揺動板
が回動した時その回動を検出する検出器を備えたことを
特徴とする
【0009】もう1つの好ましい態様は、内部に遊技球
が入賞し得る開口を有して弾球遊技機の遊技盤上に設け
られる可変入賞球装置において、上記開口を開閉するよ
うに駆動される一対の開閉部材、上記遊技盤の裏側に配
置された駆動手段であって、モータと、該モータにより
回転駆動されるカム部材と、該カム部材の回転により上
下方向に駆動される移動板と、該移動板が最も上昇した
位置にあるとき上記一対の開閉部材が閉状態となり、該
移動板が最も下降した位置にあるとき上記一対の開閉部
材が最も開いた状態となるように該移動板の上下動を上
記一対の開閉部材の開閉動作に変換する変換機構とを含
んで構成される駆動手段、上記移動板を上方に付勢する
ことにより上記一対の開閉部材を閉状態に付勢する付勢
手段、上記カム部材に近接した位置に回動自在に設置さ
れ、通常は静止状態に保持されている揺動板、上記カム
部材と一体に回転する回転部材の外周上に突設され、上
記カム部材が基準位置から所定角度回転したとき上記揺
動板に係合してこれを回動させる突起部、及び上記揺動
板が回動した時その回動を検出する検出器を備え、上記
一対の開閉部材が閉状態のとき開閉部材の互いに接する
端面部分が略ハ字状になるように形成されていることを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、一対の開閉部材は、駆動手
段により駆動されて開閉動作を行うが、開いた状態から
閉じる際には、一対の開閉部材を閉状態に付勢している
付勢手段の作用により瞬時に閉じることができる。そし
て、その閉位置では、両開閉部材の端面部分がハ字状に
なるので、開閉部材が閉じるときに遊技球を噛み込むこ
とがなく、また余分な遊技球が可変入賞球装置内に入る
こともない。
【0011】また、閉状態の開閉部材を手動で開けると
き抵抗となるのは、開閉部材を付勢している付勢手段だ
けであるから、遊技客へのサービス等のため容易に手で
開けることができる。
【0012】本発明の好ましい態様では、カム部材に近
接した位置に回動自在な揺動板を設置し、カム部材と一
体に回転する回転部材の外周上に突設した突起部によ
り、カム部材が基準位置から所定角度回転したとき上記
揺動板を回動させ、その回動を検出器で検出するように
したので、カム部材の回転方向の位置に対応した一対の
開閉部材の位置、従ってその開閉状態を検出することが
できる。この検出により、例えば駆動手段を始動させよ
うとする際などに、一対の開閉部材の状態(例えば半開
き)を検知し、それに応じた駆動制御を実現することが
できる。
【0013】もう1つの好ましい態様では、一対の開閉
部材は、カム部材の回転により上下方向に駆動される移
動板が最も上昇した位置にあるとき閉状態となってい
る。この状態から、駆動手段のモータによりカム部材が
所定の方向(例えば時計方向)に回転すると、緩衝用コ
イルスプリングとガイド突起部とを介して移動板が下降
し、一対の開閉部材は開き始める。そして、移動板が最
も低い位置にきた時、一対の開閉部材は最も開いた状態
となる。その後、駆動手段によりカム部材が更に回転す
ると、そのカム形状で定められる位置で、移動板が付勢
手段の付勢力により急速に上昇し、一対の開閉部材を閉
じた状態に復帰させることができる。
【0014】
【実施例】図1は、実施例の可変入賞球装置を2つの要
部に分けて示す斜視図、図2は、この入賞球装置を弾球
遊技機の遊技盤に取り付けた状態を示す部分縦断面図で
ある。この可変入賞球装置1は、図2に示すように弾球
遊技機の遊技盤Aにおいて予め形成された開口部Bに取
り付けられたとき、その遊技盤Aの正面側に現れる本体
部2と裏面側に位置する駆動部3とに分けられる。
【0015】本体部2は、主要な構成部材として、遊技
盤Aの略楕円形の開口部Bの前面側で左右に開閉動自在
に設置される一対の開閉部材4L及び4Rと、これら一
対の開閉部材4L及び4Rと共に遊技盤Aに取り付けら
れる取付板6とを有する。
【0016】取付板6は、遊技盤Aの開口部Bより若干
大きい略楕円形で、中央より下の部分が大きく開口し、
その中間位置に前面側から後方に延びた後述の仕切り部
材9を一体に結合している。従って、取付板6の中央部
は、仕切り部材9により上部の飾り板7と下部の開口8
とに分けられている。この取付板6のアーチ形状の上端
部6a及び下端部6bの背面から、複数の鉤状突起部1
0が後方に突出している。各突起部10の先端は、図2
に示すように遊技盤Aの開口部Bの上端縁及び下端縁に
係合する鉤爪11として形成されている。図1及び図2
では、これら複数の鉤状突起部のうち10a,10b,
10c及び10dが示されている。本体部2及びこれと
一体に結合された駆動部3は、これらの鉤状突起部10
により、遊技盤Aに対し開口部Bの前面側から着脱自在
に取り付けられる。
【0017】仕切り部材9は、上面部12、中間仕切り
部14及び底面部16から成る。上面部12及び中間仕
切り部14には、それぞれ3つの入賞孔13L,13
C,13R及び15L,15C,15Rが横並びに且つ
上下に対応して形成されている。これらの入賞孔は、図
1のように一対の開閉部材4L及び4Rが左右に開いた
特別遊技状態において遊技球が入賞した時、この特別遊
技状態を更に継続するための特別入賞口(継続口)とな
るように、後述の制御回路のCPU(図9)によって設
定される。
【0018】例えば、一対の開閉部材4L及び4Rが左
右に開いている間、3組の入賞孔13L,15L;13
C,15C;13R,15Rが順に一定時間ずつ継続口
になるつまり、これら3組の入賞孔について特別遊技
継続の権利が周期的に移動するように設定される。この
場合、3組の入賞孔の各々において上下の入賞孔13L
と15L、13Cと15C、13Rと15Rの間にそれ
ぞれ入賞球検出器(図示省略)が設けられ、各検出器の
出力信号は上記CPUに送られる。従って、3組の入賞
孔のいずれかが継続口として設定されている時間中、そ
の入賞孔に遊技球が入ると、当該入賞孔に対応する検出
器が検出信号を発生する。これに応じて、上記CPUは
特別遊技状態を継続させるものとする。
【0019】特別遊技状態の継続の態様としては、一定
時間が経過した時点で一対の開閉部材4L及び4Rを一
旦閉じた後再び開くか、又は一定時間経過後そのまま開
いた状態を継続することになる。
【0020】実施例では、図2、図5及び図7に示すよ
うに、下側の中央入賞孔15Cの下方に、一対の開閉部
材4L,4Rが開いているとき上記入賞孔のいずれかに
入賞した遊技球を検出するための特別入賞球検出器96
が設けられる。この場合、一対の開閉部材4L,4Rが
開いている期間中の一定時間を特別遊技継続の権利発生
時間とし、この時間内に上記入賞孔のいずれかに遊技球
が入賞したとき、特別入賞球検出器96からの検出信号
に応じて、上記CPUは特別遊技状態を継続させるもの
とする。このような特別入賞球検出器としては、他の入
賞球検出器と同様、磁気センサ、光センサ、マイクロス
イッチ等が用いられる。他の入賞球検出器は、本実施例
の可変入賞球装置以外の入賞装置や入賞口に入賞した遊
技球を検出するものである。
【0021】仕切り部材9の底面部16には、各入賞孔
に入った遊技球を開口8の内側から下方に排出するため
の排出孔17が形成されている。底面部16の中央部分
18は、前面側に位置する一対の開閉部材4L,4Rの
間にあって、これらとほぼ面一になる位置まで突出して
いる。
【0022】上記取付板6の後方には、後述のように駆
動部3に設けられたモータ68を含む駆動手段により上
下方向に駆動される移動板20を支持する支持板22が
設けられる。この支持板22は、図2に示すように仕切
り部材9の後端に結合される。支持板22の下部中央に
は、前述のように排出孔17から排出された遊技球を検
出する特別入賞球検出器96が配置されると共に、この
検出器96を通過した遊技球Pを下方に送るための出口
を形成する開口23が設けられている。
【0023】支持板22の背面(本体部2と反対側)に
は、移動板20を上下動自在に案内するガイド部24が
一体に形成され、更に、移動板20を常時上方に付勢す
る手段として設けられる左右一対のコイルスプリング2
5,26の上端を掛けた一対の突起部27,28が一体
に形成されている。
【0024】上記ガイド部24には、移動板20の前面
側に上下方向に平行に形成された2つの凸条部29,3
0を摺動させるガイド溝が設けられている。移動板20
の背面側には、矩形の頭部32を有する移動軸34の下
部を上下動自在に貫通させたガイド突起部36が、移動
板20と一体に形成されている。移動軸34の頭部32
とガイド突起部36との間には、緩衝用コイルスプリン
グ38が移動軸34の周りに伸縮自在に設けられ、移動
軸34は、このスプリング38とガイド突起部36によ
り上下動自在に支持されている。移動板20の構成及び
動作については、後で詳細に説明する。
【0025】一方、開閉部材4L,4Rは、左右に湾曲
した対称な形状で、図3に示すように閉じた状態では、
両者の上端が当接する。この閉じた状態のとき、各々の
上端部は、上端縁40及び前面側の縁部41が互いに当
接し、これらの部分以外の向かい合う端面部分42が
「ハ」字状に、すなわち二等辺三角形をなすように形成
されている。
【0026】各開閉部材4L,4Rの下端部は、上記底
面部16の中央部分18の左右位置で前面側から後方に
延びた支軸44L,44Rを中心として、図1及び図4
の開状態となる位置と図3の閉状態となる位置との間
で、それぞれ回動自在に支持されている。支軸44L,
44Rは、それぞれ上記取付板6の前面側から後方の支
持板22まで延びた円筒部46L,46Rを貫通し、各
支軸の後端は、図5及び図7に示すように半円形断面形
状に形成され、支持板22の背面側に位置する回動部材
48L,48Rにそれぞれ結合されている。
【0027】図5及び図7に示すように、各回動部材4
8L,48Rは、それぞれ支軸44L,44Rを偏心し
た回転中心として回転する板状の部材から成り、各々の
回転中心から離れた長手方向の先端部には、背面側に突
出した軸ピン50L,50Rが設けられている。これら
の軸ピン50L,50Rは、それぞれ前述の移動板20
の左右下端から下方に延びた一対の延長部52L,52
Rの下端部に設けられた長孔54L,54Rに緩く嵌合
している。なお、移動板20の本体部分には、上下に長
い一対の長孔56L,56Rが左右に間隔をとって設け
られており、支持板22の背面側に、これらの長孔56
L,56Rを緩く貫通するネジ58を立てることによ
り、移動板20が長孔56L,56Rの長さだけ上下動
可能に支持されている。
【0028】実施例では、上記のように、支軸44L,
44Rに結合した回動部材48L,48R、各回動部材
の軸ピン50L,50R及び移動板20の延長部の長孔
54L,54Rにより、移動板20の上下動を一対の開
閉部材4L,4Rの開閉動作に変換する変換機構が構成
されている。
【0029】次に、駆動部3は、一対の開閉部材4L,
4Rを開閉駆動するための駆動手段を取付板60の前面
及び背面側に取り付けて構成されている。
【0030】図1に示すように、取付板60は略台形状
で、その前面側の四隅に設けた環状の凹部62に、前述
の支持板22の背面上の対応する4個所に突設した円柱
状の結合部材64の先端部を嵌合し、取付板60の各凹
部62の背面側から各結合部材64の先端部にネジ66
をねじ込むことにより、図2に示すように、支持板22
の後方に所定の間隔をとって取付板60を固定すること
ができる。取付板60の下部中央には、前述のように支
持板22の下部に設置された特別入賞球検出器96を、
メンテナンス時などに容易に着脱できるようにするため
の開口61が形成されている。
【0031】上記取付板60の背面側には、モータ68
が図示しない適当な支持手段で取り付けられる。モータ
68の回転駆動軸69は、取付板60の孔を貫通して前
面側に突出し、その先端に円盤状の回転部材70が固定
されている。回転部材70の前面側には、変形ハート形
の環状のカム部材72が一体に形成されている。このカ
ム部材72は、図6及び図8に示すように、モータ軸6
9と同心の中心位置73から径が次第に大きくなって円
周に達する螺旋形状部分74と、その円周に一致する最
大突出位置75から回転中心位置73まで半径方向に落
ち込む直線状の部分76とから成る。上記のように支持
板22の後方に取付板60を固定したとき、前記移動板
20の背面側に位置している移動軸34の頭部32に、
カム部材72の外周面が当接する。
【0032】そして、図6に示すように、カム部材72
の回転中心位置73の部分が移動軸34の頭部32に当
接しているとき、図5に示すように頭部32は最も上昇
した位置にあって、左右のコイルスプリング25,26
により常時上方に付勢されている移動板20も最も高い
位置にある。このとき、一対の開閉部材4L,4Rは回
動部材48L,48R及び支軸44L,44Rを介し
て、図3に示すように閉じた状態に保持される。
【0033】この状態から、モータ68の回転駆動によ
り、回転部材70が図6において時計方向に回転する
と、カム部材72の螺旋形状部分74が移動軸34の頭
部32を押し下げるので、スプリング38とこれを支持
するガイド突起部36を介して移動板20も下降する。
このため、回動部材48L,48R及び支軸44L,4
4Rを介して、一対の開閉部材4L,4Rは左右に開き
始める。そして、図8に示すように、カム部材72の最
大突出位置75の部分が移動軸34の頭部32を押した
とき、移動板20は最も低い位置にあって、一対の開閉
部材4L,4Rは図1及び図4に示すように最も開いた
状態となる。
【0034】回転部材70が更に回転すると、カム部材
72の最大突出位置75の部分が移動軸34の頭部32
から外れるので、コイルスプリング25,26の引張力
により、移動軸34がカム部材72の直線状の部分76
に沿って急上昇すると共に、移動板20も急速に上昇
し、一対の開閉部材4L,4Rが上記の閉じた状態に戻
る。かくして、モータ68の駆動により、回転部材70
と共にカム部材72が1回転する毎に一対の開閉部材4
L,4Rが開閉動作を行う。
【0035】この実施例では、従来例の扉板に代えて左
右に開く一対の開閉部材4L,4Rがカム部材72の作
用とスプリング25,26の付勢力により瞬時に閉じ
る。しかも、開閉部材4L,4Rが閉じたとき、各々の
端面部分42がハ字状になるので、一対の開閉部材が閉
じるときに遊技球を噛み込むことがなく、また余分な遊
技球が可変入賞球装置内に入ることもない。
【0036】また、一対の開閉部材4L,4Rを手で開
けようとする場合は、移動板20を下降させることにな
るが、このとき抵抗となるのは、移動板20を上方に付
勢しているスプリング25,26の引張力だけであるか
ら、簡単に手で開けることができる。
【0037】次に、上記実施例では、カム部材72の回
転角度位置、従って一対の開閉部材4L,4Rの位置
(開閉状態)を検出するため、以下のような検出手段が
用いられる。
【0038】まず、取付板60の前面側において回転部
材70の左右両側に、扇形の揺動板80L,80Rがそ
れぞれ扇の中心を通る軸81を支点として回動自在に配
置されている。各揺動板80L,80Rは、扇の中心部
から扇と逆方向に延びた第1突起部82及びこれとほぼ
直角の方向に延びた第2突起部83を有し、その第2突
起部83と取付板60の前面上に突設した突起部84と
の間に掛けたコイルスプリング86により、通常は図示
のように扇形が横向きの状態に保持されている。このと
き、第1突起部82は回転部材70の外周に近接してい
る。
【0039】一方、回転部材70の外周には、上記一対
の揺動板80L,80Rを以下に説明するように揺動さ
せる2つの突起88及び89が、所定の角度(一方の突
起から見て 180°より小さい角度)間隔を置いて設けら
れている(図6及び図8参照)。
【0040】従って、図6に示すように、カム部材72
の回転中心位置73の部分が移動軸34の頭部32に当
接している(一対の開閉部材4L,4Rは閉じている)
状態から、回転部材70が時計方向に回転する場合、回
転部材70の第1突起88が左側の揺動板80Lの第1
突起82を押した時、この揺動板80Lを反時計方向に
回転させる。この時、一対の開閉部材4L,4Rは開き
始める。その後、回転部材70の第1突起88が揺動板
80Lの第1突起82から離れると、揺動板80Lはス
プリング86の引張力で元の状態に復帰する。回転部材
70が更に回転すると、今度は第2突起89が揺動板8
0Lの第1突起82を押すことにより、この揺動板80
Lを再び反時計方向に回転させる。その後、回転部材7
0の第2突起89が揺動板80Lの第1突起82から離
れたとき、揺動板80Lは元の状態に復帰する。
【0041】回転部材70が図6の位置から約 180°回
転したとき、第1突起88が右側の揺動板80Rの第1
突起82を押すことにより、この揺動板80Rを反時計
方向に回転させる。その後、回転部材70の第1突起8
8が揺動板80Rの第1突起82から離れたとき、揺動
板80Rは元の状態に復帰する。回転部材70が更に回
転すると、今度は第2突起89が右側の揺動板80Rの
第1突起82を押すことにより、この揺動板80Rを再
び反時計方向に回転させる。その後、回転部材70の第
2突起89が揺動板80Rの第1突起82から離れたと
き、揺動板80Rは元の状態に復帰する。その後、図8
に示すように、カム部材72の最大突出位置75の部分
が移動軸34の頭部32を当接したとき、一対の開閉部
材4L,4Rは最も開いた状態となる。そして、回転部
材70が更に回転することにより、前述のように移動板
22が急上昇し、一対の開閉部材4L,4Rが図6の閉
じた状態に戻る。
【0042】上記のようにカム部材72と一体の回転部
材70が回転するとき、カム部材72の基準位置(例え
ば図6の状態)からの回転角度位置に応じて左右の揺動
板80L,80Rがそれぞれ揺動するので、各々の揺動
を検出することにより、回転部材70の位置に対応した
一対の開閉部材4L,4Rの開閉状態を検知することが
できる。
【0043】上記揺動板80L,80Rの揺動は、例え
ば発光素子と受光素子を含む光センサによって検出され
る。この場合、光センサの発光素子と受光素子は、図6
のように扇形が横向きの状態に保持されている各揺動板
80L,80Rにより、発光素子から受光素子へ向かう
光が遮られる位置に設けられる。そして、各揺動板80
L,80Rが上記のように揺動した時、発光素子からの
光を受光素子に受け入れて光センサが所定の検出出力を
発生するものとする。
【0044】図9は、上記実施例における揺動板及び光
センサのように一対の開閉部材4L,4Rの開閉状態を
検出する検出手段と入賞球その他の遊技球を検出する球
検出手段からの検出信号に応じて、モータ68の駆動
(従って一対の開閉部材4L,4Rの開閉動作)を制御
する回路構成を示す。
【0045】この回路は、上記実施例の可変入賞球装置
を使用するパチンコ遊技機において主要な制御回路を構
成するCPU90、これに接続した記憶手段であるRA
M91及びROM92を含んでいる。CPU90の入出
力ポート94には、前述の特別入賞球検出器96、上記
のように各揺動板80L,80Rの揺動から駆動部3の
回転部材70(及びカム部材72)の位置を検出する2
つの位置検出器(上記例の場合、光センサ)98,99
及びモータ68が、それぞれ必要なインタフェース、す
なわち球検出回路100、回転位置検出回路102及び
モータ駆動回路104を介して接続されている。なお、
図では省略したが、上記の検出器のほか、一般の入賞球
や発射された遊技球などを検出する検出器、その他遊技
状態の制御に必要な検出手段が、CPU90の入出力ポ
ート94に接続される。
【0046】図10は、上記CPU90によりモータ6
8の駆動を制御する動作を示すフローチャートである。
以下、これについて説明する。
【0047】初めに、「モータ駆動要求」の有無を判断
する(ステップST1)。ここで、モータ駆動要求と
は、上記実施例の場合、一対の開閉部材4L,4Rを開
閉動作させるためにモータ68を駆動することである。
【0048】実施例の可変入賞球装置1をパチンコ遊技
機に用いた場合、一対の開閉部材4L,4Rは、通常は
図3に示すように閉じた状態に保持され、後述の開成条
件が達成されたとき、一対の開閉部材4L,4Rを開く
ためにモータ駆動要求「有」と判定される。或いは、一
対の開閉部材4L,4Rが開いているときに入賞した遊
技球の数が一定個数に達したとき、開閉部材4L,4R
を閉じるためにモータ駆動要求「有」と判定される。
【0049】上記の判断ステップで“No”ならば、そ
のままモータ駆動要求があるまで待機するが、モータ駆
動要求が有ると、次に開成条件が達成されたか否かを判
定する(ST2)。この開成条件とは、例えばパチンコ
遊技機の遊技盤A(図)上に配設した可変表示装置
(図示省略)の可変表示が特定の態様で停止することで
ある。
【0050】ここで開成条件達成と判定されたときは、
図9の位置検出器98,99からの出力により、一対の
開閉部材4L,4Rが開位置(図4)にあるか否かを判
定する(ST3)。そして、“Yes”ならば、モータ
68を駆動しない(ST4)が、“No”ならば、開閉
部材4L,4Rが開くようにモータ68を駆動する(S
T5)。
【0051】一方、判断ステップST2において開成条
件が達成されていないと判定されたときは、位置検出器
98,99からの出力により、開閉部材4L,4Rが閉
位置(図3)にあるか否かを判定する(ST6)。そし
て、“Yes”ならばモータ68を駆動しない(ST
7)が、“No”ならば、開閉部材4L,4Rが閉じる
ようにモータ68を駆動する(ST5)。
【0052】上記のような検出手段を用いて開閉部材4
L,4Rの開閉状態を検出することにより、モータ68
を始動させようとする際などに、一対の開閉部材の状態
(例えば半開き)に応じた駆動制御を実現することがで
きる。
【0053】以上、図示の実施例について説明したが、
本発明は、これに限定されるものでなく、各構成部材の
形状や数などの条件は、本発明の目的、機能を達成する
限り適宜に選択し或いは変更可能である。
【0054】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、駆動手
段で駆動される一対の開閉部材が、開いた状態から閉じ
る際には付勢手段の作用により瞬時に閉じ、しかもその
閉じた状態で接する両開閉部材の端面部分が略ハ字状に
なるので、従来の扉板を用いた可変入賞球装置のように
閉じるとき遊技球を噛み込んだり、余分の遊技球が可変
入賞球装置内に入ったりすることが防止される。
【0055】また、遊技店において所謂サービスを図る
等の目的で、一対の開閉部材を手で開けようとする場
合、容易に開けることができるので、便宜性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の入賞球装置を2つの要部に分離して示
す斜視図。
【図2】図1の入賞球装置をパチンコ遊技機の遊技盤の
開口部に取り付けた状態を示す部分縦断面図。
【図3】実施例において一対の開閉部材が閉じた状態を
示す正面図。
【図4】実施例において一対の開閉部材が開いた状態を
示す正面図。
【図5】図3の閉状態のとき実施例の本体部を背面側か
ら見た図。
【図6】図3の閉状態のとき実施例の駆動部を正面側か
ら見た図。
【図7】図4の開状態のとき実施例の本体部を背面側か
ら見た図。
【図8】図4の開状態のとき実施例の駆動部を正面側か
ら見た図。
【図9】可変入賞球装置の開閉状態を検出する検出手段
などからの信号に応じてモータの駆動を制御する回路を
示す図。
【図10】図9に示された制御回路により実施例の開閉
部材の駆動を制御する動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
A…弾球遊技機の遊技盤、B…開口部、1…可変入賞球
装置、2…本体部、3…駆動部、4L及び4R…一対の
開閉部材、6…取付板、7…飾り板、8…開口、9…仕
切り部材、10…鉤状突起部、11…鉤爪、12…上面
部、14…中間仕切り部、13L,13C,13R及び
15L,15C,15R…入賞孔、16…底面部、17
…排出孔、20…移動板、22…支持板、23…開口、
24…ガイド部、25,26…コイルスプリング、2
7,28…突起部、29,30…凸条部、32…頭部、
34…移動軸、36…ガイド突起部、38…コイルスプ
リング、40…開閉部材の上端縁、41…前面側の縁
部、42…端面部分、44L,44R…支軸、46L,
46R…円筒部、48L,48R…回動部材、50L,
50R…軸ピン、52L,52R…延長部、54L,5
6R…長孔、56L,56R…移動板20の長孔、58
…ネジ、60…取付板、61…開口、62…環状凹部、
64…結合部材、66…ネジ、68…モータ、70…回
転部材、72…カム部材、80L,80R…揺動板、8
1…軸、82…第1突起部、83…第2突起部、84…
取付板の突起部、86…コイルスプリング、88及び8
9…突起、90…CPU、96…特別入賞球検出器、9
8,99…位置検出器、100…球検出回路、102…
回転位置検出回路、104…モータ駆動回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に遊技球が入賞し得る開口(8)を有
    して弾球遊技機の遊技盤(A)上に設けられる可変入賞
    球装置において、前記開口(8)を開閉するように駆動される一対の開閉
    部材(4L,4R)、 前記遊技盤(A)の裏側に配置された駆動手段であっ
    て、モータ(68)と、該モータ(68)により回転駆
    動されるカム部材(72)と、該カム部材(72)の外
    周面に当接する頭部(32)を有する移動軸(34)
    と、該移動軸(34)の周りに伸縮自在に設けられた緩
    衝用コイルスプリング(38)と、前記移動軸(34)
    の下部を上下動自在に貫通させ、前記緩衝用コイルスプ
    リング(38)を支持するガイド突起部(36)を有
    し、前記カム部材(72)の回転により前記ガイド突起
    部(36)と前記緩衝用コイルスプリング(38)とを
    介して上下方向に駆動される移動板(20)と、該移動
    板(20)の上下動を前記一対の開閉部材(4L,4
    R)の開閉動作に変換する変換機構とを含んで構成され
    る駆動手段、及び 前記移動板(20)を上下方向に付勢
    することにより前記 一対の開閉部材(4L,4R)を閉
    状態に付勢する付勢手段を備え、前記一対の開閉部材
    (4L,4R)が閉状態のとき該開閉部材(4L,4
    R)の互いに接する端面部分が略ハ字状になるように形
    成されていることを特徴とする可変入賞球装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の可変入賞球装置において、 前記カム部材(72)に近接した位置に回動自在に設置
    され、通常は静止状態に保持されている揺動板(80
    L,80R)、前記カム部材(72)と一体に回転する回転部材(7
    0)の外周上に突設され、前記カム部材(72)が基準
    位置から所定角度回転したとき前記揺動板(80L,8
    0R)に係合してこれを回動させる突起部(82,8
    3)、及び 前記揺動板(80L,80R)が回動した時
    その回動を検出する検出器(98,99) を備えた こと
    を特徴とする可変入賞球装置。
  3. 【請求項3】内部に遊技球が入賞し得る開口(8)を有
    して弾球遊技機の遊技盤(A)上に設けられる可変入賞
    球装置において、 前記開口(8)を開閉するように駆動される一対の開閉
    部材(4L,4R)、 前記遊技盤(A)の裏側に配置された駆動手段であっ
    て、モータ(68)と、該モータ(68)により回転駆
    動されるカム部材(72)と、該カム部材(72)の回
    転により上下方向に駆動される移動板(20)と、該移
    動板(20)が最も上昇した位置にあるとき前記一対の
    開閉部材(4L,4R)が閉状態となり、該移動板(2
    0)が最も下降した位置にあるとき前記一対の開閉部材
    (4L,4R)が最も開いた状態となるように該移動板
    (20)の上下動を前記一対の開閉部材(4L,4R)
    の開閉動作に変換する変換機構とを含んで構成される駆
    動手段、 前記移動板(20)を上方に付勢することにより前記一
    対の開閉部材(4L,4R)を閉状態に付勢する付勢手
    段、 前記カム部材(72)に近接した位置に回動自在に設置
    され、通常は静止状態に保持されている揺動板(80
    L,80R)、 前記カム部材(72)と一体に回転する回転部材(7
    0)の外周上に突設され、前記カム部材(72)が基準
    位置から所定角度回転したとき前記揺動板(80L,8
    0R)に係合してこれを回動させる突起部(82,8
    3)、及び前記揺動板(80L,80R)が回動した時
    その回動を検出する検出器(98,99)を備え、前記
    一対の開閉部材(4L,4R)が閉状態のとき各開閉部
    材(4L,4R)の互いに接する端面部分が略ハ字状に
    なるように形成されていることを特徴とする可変入賞球
    装置。
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