JP3262250B2 - 現状態/次状態レジスタの効率的利用 - Google Patents
現状態/次状態レジスタの効率的利用Info
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- Probability & Statistics with Applications (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデコーダに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ビタビ
デコーダ(Viterbi decoder) はフォワードエラー訂正
を提供する見込みが最もあるデコーダである。ビタビ
デコーダは、エンコードされた一連のシンボル例えばビ
ットストリームをデコードするのに用いられる。ビット
ストリームは通信システムのエンコード情報を表わすこ
とができる。前記エンコード情報は、各ビット(または
ビット群)がシンボル瞬時を表わす種々の媒体を介して
送信することができる。デコード処理において、ビタビ
デコーダは、各シンボル瞬時にあり得る一連のビット
列に戻って働きかけ、どのビット列を伝達するのが最適
かを決定する。あるシンボル瞬時すなわち状態のビット
から新たな後続のシンボル瞬時すなわち状態のビットま
でに起こり得る遷移は限られている。ある状態から次の
状態までに起こり得る各遷移は線図で示すことができ、
ブランチとして定義される。相互接続された一連のブラ
ンチは進路として定義される。各状態は、ビットストリ
ームの次のビット(またはビット群)の受け取りに基づ
く限られた数の次状態にのみ遷移することができる。し
たがって、進路のうちにはデコード処理の間残るものと
残らないものとがある。許されないそれらの遷移を除去
することにより、残すべき最適の進路を決定するときの
計算効率を達成することができる。ビタビ デコーダ
は、典型的に、各ブランチと関連するブランチメトリッ
クを定義して計算し、このブランチメトリックを用いて
どの進路を残しどの進路を残さないかを決定する。
デコーダ(Viterbi decoder) はフォワードエラー訂正
を提供する見込みが最もあるデコーダである。ビタビ
デコーダは、エンコードされた一連のシンボル例えばビ
ットストリームをデコードするのに用いられる。ビット
ストリームは通信システムのエンコード情報を表わすこ
とができる。前記エンコード情報は、各ビット(または
ビット群)がシンボル瞬時を表わす種々の媒体を介して
送信することができる。デコード処理において、ビタビ
デコーダは、各シンボル瞬時にあり得る一連のビット
列に戻って働きかけ、どのビット列を伝達するのが最適
かを決定する。あるシンボル瞬時すなわち状態のビット
から新たな後続のシンボル瞬時すなわち状態のビットま
でに起こり得る遷移は限られている。ある状態から次の
状態までに起こり得る各遷移は線図で示すことができ、
ブランチとして定義される。相互接続された一連のブラ
ンチは進路として定義される。各状態は、ビットストリ
ームの次のビット(またはビット群)の受け取りに基づ
く限られた数の次状態にのみ遷移することができる。し
たがって、進路のうちにはデコード処理の間残るものと
残らないものとがある。許されないそれらの遷移を除去
することにより、残すべき最適の進路を決定するときの
計算効率を達成することができる。ビタビ デコーダ
は、典型的に、各ブランチと関連するブランチメトリッ
クを定義して計算し、このブランチメトリックを用いて
どの進路を残しどの進路を残さないかを決定する。
【0003】ブランチメトリックは各シンボル瞬時にお
いて起こり得る各ブランチについて計算される。各進路
は、各シンボル瞬時で更新される関連メトリック累積コ
ストを有する。起こり得る各遷移について、次状態の累
積コストは、起こり得る遷移のブランチメトリックとそ
れぞれの前状態の進路累積コストの和のうちの小さい方
として計算される。
いて起こり得る各ブランチについて計算される。各進路
は、各シンボル瞬時で更新される関連メトリック累積コ
ストを有する。起こり得る各遷移について、次状態の累
積コストは、起こり得る遷移のブランチメトリックとそ
れぞれの前状態の進路累積コストの和のうちの小さい方
として計算される。
【0004】従来のデコーダは、ランダムアクセスメモ
リ内の予め定められたメモリ位置群にある2つのレジス
タアレイを用いて、現状態累積コストと次状態累積コス
トを記憶していた。第1のアレイのレジスタは現状態累
積コストを記憶するために用いられた。次のシンボル瞬
時の累積コストを計算する時に、現状態累積コストを第
1のアレイのレジスタから読み出して前記計算に用いて
いた。計算された次のシンボル瞬時すなわち次状態の累
積コストは第2のアレイのレジスタに書き込まれた。全
ての次状態累積コストの計算後、次状態累積コストは第
2のアレイのレジスタすなわち位置から読み出され、第
1のアレイの対応するレジスタすなわち位置に書き込ま
れた。この転送は、ビットストリームの次のシンボルの
デコードに備えて、次状態の累積コストを更新するため
の後続の一連の計算の間じゅう行われた。このように、
現状態累積コストは第1のアレイのレジスタに記憶され
ていた。次状態累積コストは計算されて第2のアレイの
レジスタに記憶されていた。その結果、各シンボル瞬時
において、第2のアレイのレジスタの内容を読み出して
第1のアレイの対応するレジスタに書き込む作業工程が
必要であった。ブランチ数に依存して、これは多数の読
み出し/書き込み作業工程を要した。これらのデータ転
送作業工程は、非生産的な作業工程で失われる時間に関
して、また自動車電話のようなバッテリ式装置における
エネルギー消費に関して、デコーダの性能を劣化させ
る。
リ内の予め定められたメモリ位置群にある2つのレジス
タアレイを用いて、現状態累積コストと次状態累積コス
トを記憶していた。第1のアレイのレジスタは現状態累
積コストを記憶するために用いられた。次のシンボル瞬
時の累積コストを計算する時に、現状態累積コストを第
1のアレイのレジスタから読み出して前記計算に用いて
いた。計算された次のシンボル瞬時すなわち次状態の累
積コストは第2のアレイのレジスタに書き込まれた。全
ての次状態累積コストの計算後、次状態累積コストは第
2のアレイのレジスタすなわち位置から読み出され、第
1のアレイの対応するレジスタすなわち位置に書き込ま
れた。この転送は、ビットストリームの次のシンボルの
デコードに備えて、次状態の累積コストを更新するため
の後続の一連の計算の間じゅう行われた。このように、
現状態累積コストは第1のアレイのレジスタに記憶され
ていた。次状態累積コストは計算されて第2のアレイの
レジスタに記憶されていた。その結果、各シンボル瞬時
において、第2のアレイのレジスタの内容を読み出して
第1のアレイの対応するレジスタに書き込む作業工程が
必要であった。ブランチ数に依存して、これは多数の読
み出し/書き込み作業工程を要した。これらのデータ転
送作業工程は、非生産的な作業工程で失われる時間に関
して、また自動車電話のようなバッテリ式装置における
エネルギー消費に関して、デコーダの性能を劣化させ
る。
【0005】一方のアレイのレジスタから他方のアレイ
のレジスタに累積コストを転送する不要な読み出し及び
書き込み作業工程をなくして累積コストを効率的に計算
記憶するための方法の必要性が技術上残っている。
のレジスタに累積コストを転送する不要な読み出し及び
書き込み作業工程をなくして累積コストを効率的に計算
記憶するための方法の必要性が技術上残っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様は、例え
ば通信システムまたはビタビ デコーダにおいて、どの
次状態累積コストを保持すべきかを決定するときにメモ
リを効率的に利用するための方法である。この方法は、
第1のアレイに割り当てられた第1のレジスタ群と第2
のアレイに割り当てられた第2のレジスタ群を有するメ
モリを含む。この方法は、第1のアレイのレジスタから
現状態累積コストを読み出し、この現状態累積コストに
基づいて次状態累積コストを計算することを含む。次状
態累積コストは第2のアレイのレジスタに記憶される。
次いで、第2のアレイは現状態累積コストを含むものと
して指定される。現状態累積コストは第2のアレイのレ
ジスタから読み出され、後続の次状態累積コストの計算
に用いられる。後続の次状態累積コストは第1のアレイ
のレジスタに記憶される。本発明の利点は、このような
方法がより効率的な処理を提供すると同時に電力消費を
減らし、それによりバッテリ式装置のバッテリ寿命を延
ばすことである。
ば通信システムまたはビタビ デコーダにおいて、どの
次状態累積コストを保持すべきかを決定するときにメモ
リを効率的に利用するための方法である。この方法は、
第1のアレイに割り当てられた第1のレジスタ群と第2
のアレイに割り当てられた第2のレジスタ群を有するメ
モリを含む。この方法は、第1のアレイのレジスタから
現状態累積コストを読み出し、この現状態累積コストに
基づいて次状態累積コストを計算することを含む。次状
態累積コストは第2のアレイのレジスタに記憶される。
次いで、第2のアレイは現状態累積コストを含むものと
して指定される。現状態累積コストは第2のアレイのレ
ジスタから読み出され、後続の次状態累積コストの計算
に用いられる。後続の次状態累積コストは第1のアレイ
のレジスタに記憶される。本発明の利点は、このような
方法がより効率的な処理を提供すると同時に電力消費を
減らし、それによりバッテリ式装置のバッテリ寿命を延
ばすことである。
【0007】
【実施例】図1は、デジタルセルラー電話、モデム、衛
星通信システムまたはデジタル映像通信システムのよう
な通信システムにおける本発明の実施例を示す。本発明
の実施例では、エラー訂正相互処理器10はデジタル
シグナル プロセッサ(DSP)20で制御される。エ
ラー訂正相互処理器10はDSP20に埋め込むことが
できる。相互処理器のランダムアクセスメモリ(RA
M)110のレジスタ部分は2つのアレイ100及び1
20に分割される。各々のアレイのレジスタからのデー
タはそのアレイから読み出され、加算器150、レジス
タ160及び170、加算器180で処理され、その結
果生じたデータが他のアレイのレジスタに書き込まれ
る。アドレス発生器102は、フリップフロップ144
と協動して、データが書き込まれるアレイばかりでなく
データが読み出されるアレイも決定する。
星通信システムまたはデジタル映像通信システムのよう
な通信システムにおける本発明の実施例を示す。本発明
の実施例では、エラー訂正相互処理器10はデジタル
シグナル プロセッサ(DSP)20で制御される。エ
ラー訂正相互処理器10はDSP20に埋め込むことが
できる。相互処理器のランダムアクセスメモリ(RA
M)110のレジスタ部分は2つのアレイ100及び1
20に分割される。各々のアレイのレジスタからのデー
タはそのアレイから読み出され、加算器150、レジス
タ160及び170、加算器180で処理され、その結
果生じたデータが他のアレイのレジスタに書き込まれ
る。アドレス発生器102は、フリップフロップ144
と協動して、データが書き込まれるアレイばかりでなく
データが読み出されるアレイも決定する。
【0008】エラー訂正相互処理器からのデータ書き込
み及びデータ読み出しのために、間接アドレス指定方法
が用いられる。相互処理器10のアドレスのレジスタに
データを書き込むために、アドレスはDSP20のアド
レスレジスタ24に書き込まれ、データはDSP20の
データレジスタ26に書き込まれる。アドレスは、アド
レスバス80によりDSP20から相互処理器10のア
ドレス発生器102に転送され、フリップフロップ14
4の出力によって決まる相互処理器の対応するレジスタ
の変換アドレスに変換される。アドレス発生器102は
フリップフロップ144の状態によって決まるビットを
連結する。最上位ビットまたは最下位ビットのどちらか
を連結してアドレス変換を得る方法は周知である。デー
タレジスタ26に書き込まれたデータは、DSP20か
ら、変換アドレスで識別される相互処理器メモリ位置に
転送される。
み及びデータ読み出しのために、間接アドレス指定方法
が用いられる。相互処理器10のアドレスのレジスタに
データを書き込むために、アドレスはDSP20のアド
レスレジスタ24に書き込まれ、データはDSP20の
データレジスタ26に書き込まれる。アドレスは、アド
レスバス80によりDSP20から相互処理器10のア
ドレス発生器102に転送され、フリップフロップ14
4の出力によって決まる相互処理器の対応するレジスタ
の変換アドレスに変換される。アドレス発生器102は
フリップフロップ144の状態によって決まるビットを
連結する。最上位ビットまたは最下位ビットのどちらか
を連結してアドレス変換を得る方法は周知である。デー
タレジスタ26に書き込まれたデータは、DSP20か
ら、変換アドレスで識別される相互処理器メモリ位置に
転送される。
【0009】相互処理器10のあるアドレスのレジスタ
からデータを読み出すために、アドレスはDSP20の
アドレスレジスタ24に書き込まれる。このアドレスは
アドレス発生器102に転送され、上述のように変換さ
れる。アドレス指定されたレジスタのデータはデータレ
ジスタ26を読むことにより読み出される。
からデータを読み出すために、アドレスはDSP20の
アドレスレジスタ24に書き込まれる。このアドレスは
アドレス発生器102に転送され、上述のように変換さ
れる。アドレス指定されたレジスタのデータはデータレ
ジスタ26を読むことにより読み出される。
【0010】共通相互処理器制御装置12は、相互処理
器の動作の一態様であるデコード機能を制御するための
予め決められた信号烈を発生する。実施例の開示された
動作から、当業者は相互処理器制御装置12で生じる信
号を容易に構築することができる。制御装置の動作は、
上述のようにDSPから制御レジスタ14に転送される
信号指令で開始される。
器の動作の一態様であるデコード機能を制御するための
予め決められた信号烈を発生する。実施例の開示された
動作から、当業者は相互処理器制御装置12で生じる信
号を容易に構築することができる。制御装置の動作は、
上述のようにDSPから制御レジスタ14に転送される
信号指令で開始される。
【0011】2つのメモリアレイ100及び120は、
現状態及び次状態累積コストを記憶するためにランダム
アクセスメモリ内で区別される。現状態及び次状態累積
コストのバイナリ表現は多くの形式のうちの1つを採用
することができる。この形式は、広範囲の符号になり得
る2の補数、符号の大きさ、浮動点、または簡単なバイ
ナリ表現を含むがそれらに限らない。各アレイは、複数
のアドレス指定可能なメモリレジスタまたは位置からな
る。各アレイのメモリレジスタの数は、少なくとも計算
に必要な現状態または次状態の最大数を適応させるのに
十分なものにする。各アレイに用いられるメモリレジス
タの数はアレイに割り当てられたメモリレジスタの数よ
り少なくても良い。制約長Cに対して、各アレイに用い
られるメモリレジスタの数は2C-1 である。
現状態及び次状態累積コストを記憶するためにランダム
アクセスメモリ内で区別される。現状態及び次状態累積
コストのバイナリ表現は多くの形式のうちの1つを採用
することができる。この形式は、広範囲の符号になり得
る2の補数、符号の大きさ、浮動点、または簡単なバイ
ナリ表現を含むがそれらに限らない。各アレイは、複数
のアドレス指定可能なメモリレジスタまたは位置からな
る。各アレイのメモリレジスタの数は、少なくとも計算
に必要な現状態または次状態の最大数を適応させるのに
十分なものにする。各アレイに用いられるメモリレジス
タの数はアレイに割り当てられたメモリレジスタの数よ
り少なくても良い。制約長Cに対して、各アレイに用い
られるメモリレジスタの数は2C-1 である。
【0012】アレイ100及び120は関連アドレス発
生器102を有する。アドレス発生器102は、データ
が読み出されるメモリレジスタを読み出し動作の間機能
付与し、またデータが書き込まれるメモリ位置を書き込
み動作の間機能付与する。データバス146が加算器1
50に接続され、アドレス変換器で機能付与されるレジ
スタから加算器150への入力の1つを提供する。加算
器150の第2の入力である入力152は、ブランチメ
トリック装置154で与えられるブランチメトリックで
ある。各ブランチメトリックは1度だけ必要とされ、公
知方法に必要なものとして計算される。加算器150か
らの出力156はデマルチプレクサ158に接続されそ
の入力を提供する。コストが読み出されるアドレスの最
下位ビットはデマルチプレクサ158への選択入力16
6を提供する。偶数アドレスに対して、デマルチプレク
サ158は入力156を出力162として提供する。奇
数アドレスに対して、デマルチプレクサ158は入力1
56を出力164として提供する。出力162はレジス
タ160に接続されてその入力を提供する。出力164
はレジスタ170に接続されてその入力を提供する。
生器102を有する。アドレス発生器102は、データ
が読み出されるメモリレジスタを読み出し動作の間機能
付与し、またデータが書き込まれるメモリ位置を書き込
み動作の間機能付与する。データバス146が加算器1
50に接続され、アドレス変換器で機能付与されるレジ
スタから加算器150への入力の1つを提供する。加算
器150の第2の入力である入力152は、ブランチメ
トリック装置154で与えられるブランチメトリックで
ある。各ブランチメトリックは1度だけ必要とされ、公
知方法に必要なものとして計算される。加算器150か
らの出力156はデマルチプレクサ158に接続されそ
の入力を提供する。コストが読み出されるアドレスの最
下位ビットはデマルチプレクサ158への選択入力16
6を提供する。偶数アドレスに対して、デマルチプレク
サ158は入力156を出力162として提供する。奇
数アドレスに対して、デマルチプレクサ158は入力1
56を出力164として提供する。出力162はレジス
タ160に接続されてその入力を提供する。出力164
はレジスタ170に接続されてその入力を提供する。
【0013】レジスタ160の出力168は加算器18
0に接続されてその入力の1つを提供する。レジスタ1
70の出力172は加算器180に接続されてその他の
入力を提供する。加算器180は入力172を入力16
8から減算する。レジスタ160からの出力168とレ
ジスタ170からの出力172は、マルチプレクサ19
0に接続されてその入力を提供する。出力182の最上
位ビットは最上位ビットセレクタ184で確認され、選
択入力192としてマルチプレクサ190に供給され
る。選択入力192は、マルチプレクサ190の入力1
68または172のうちの1つをその出力として選択し
てデータバス146にのせる。
0に接続されてその入力の1つを提供する。レジスタ1
70の出力172は加算器180に接続されてその他の
入力を提供する。加算器180は入力172を入力16
8から減算する。レジスタ160からの出力168とレ
ジスタ170からの出力172は、マルチプレクサ19
0に接続されてその入力を提供する。出力182の最上
位ビットは最上位ビットセレクタ184で確認され、選
択入力192としてマルチプレクサ190に供給され
る。選択入力192は、マルチプレクサ190の入力1
68または172のうちの1つをその出力として選択し
てデータバス146にのせる。
【0014】ビタビ デコーダを用いて、該デコーダに
入力された一連のバイナリデータからエンコードデータ
をデコードする時、デコーダは最適伝達データ列を再構
築する。入力されるデータはエラーを含んでいても良
い。エンコーダの初期状態はわかるので、デコーダは開
始点を持つ。また、エンコーダの終了状態を知ることも
でき、知っている場合、デコーダは予め決められた終了
点を持つ。デコーダは、入力された一連のバイナリデー
タに関する最適の一連の状態遷移を決定しなければなら
ない。前記の各状態はシンボル瞬時を表わす。各状態す
なわちシンボル瞬時において、ゼロから2C-1 −1まで
の範囲にわたる多くの状態がある。ここでCは制約長で
ある。これらの2C-1 の状態は個別状態と呼ばれる。限
られた数の遷移が起こり得る。各シンボル瞬時におい
て、累積コストは起こり得る遷移の各々について計算さ
れ、記憶される。
入力された一連のバイナリデータからエンコードデータ
をデコードする時、デコーダは最適伝達データ列を再構
築する。入力されるデータはエラーを含んでいても良
い。エンコーダの初期状態はわかるので、デコーダは開
始点を持つ。また、エンコーダの終了状態を知ることも
でき、知っている場合、デコーダは予め決められた終了
点を持つ。デコーダは、入力された一連のバイナリデー
タに関する最適の一連の状態遷移を決定しなければなら
ない。前記の各状態はシンボル瞬時を表わす。各状態す
なわちシンボル瞬時において、ゼロから2C-1 −1まで
の範囲にわたる多くの状態がある。ここでCは制約長で
ある。これらの2C-1 の状態は個別状態と呼ばれる。限
られた数の遷移が起こり得る。各シンボル瞬時におい
て、累積コストは起こり得る遷移の各々について計算さ
れ、記憶される。
【0015】各シンボル瞬時において、本発明の実施例
における各個別状態は、次に起こり得る2つの個別状態
にのみ遷移できる。付随的に、各々の次の個別状態は、
それへの遷移が生じ得る2つだけの起こり得る前の個別
状態を有する。他のデコーダは次状態への2つ以上の遷
移を持ち得る。
における各個別状態は、次に起こり得る2つの個別状態
にのみ遷移できる。付随的に、各々の次の個別状態は、
それへの遷移が生じ得る2つだけの起こり得る前の個別
状態を有する。他のデコーダは次状態への2つ以上の遷
移を持ち得る。
【0016】ブランチメトリックは、ある個別状態から
次の個別状態へ起こり得る各遷移の各シンボル瞬時で計
算される。ブランチメトリックを計算する種々の方法が
技術上周知になっている。所定の次の個別状態に遷移す
る両ブランチのブランチメトリックが計算され、次いで
それぞれの原個別状態の累積コストに加算され、その結
果2つの累積コスト和候補になる。2つの累積コスト候
補和の比較が行われる。2つの和のうちの小さい方が次
状態累積コストとして選択される。小さい方の和に対応
する遷移は、2つの起こり得る原個別状態から所定の次
の個別状態へのより適当な遷移である。より適当な遷移
の原個別状態は所定の次の個別状態へのブランチの生き
残り起始点として記憶される。小さい方の和は次の個別
状態の累積コストとなり、その個別状態の累積コストに
取って代わる。この工程は次の個別状態の各々について
繰り返され、同様に、ビットストリーム中の全シンボル
がデコードされるまで各シンボル瞬時について繰り返さ
れる。
次の個別状態へ起こり得る各遷移の各シンボル瞬時で計
算される。ブランチメトリックを計算する種々の方法が
技術上周知になっている。所定の次の個別状態に遷移す
る両ブランチのブランチメトリックが計算され、次いで
それぞれの原個別状態の累積コストに加算され、その結
果2つの累積コスト和候補になる。2つの累積コスト候
補和の比較が行われる。2つの和のうちの小さい方が次
状態累積コストとして選択される。小さい方の和に対応
する遷移は、2つの起こり得る原個別状態から所定の次
の個別状態へのより適当な遷移である。より適当な遷移
の原個別状態は所定の次の個別状態へのブランチの生き
残り起始点として記憶される。小さい方の和は次の個別
状態の累積コストとなり、その個別状態の累積コストに
取って代わる。この工程は次の個別状態の各々について
繰り返され、同様に、ビットストリーム中の全シンボル
がデコードされるまで各シンボル瞬時について繰り返さ
れる。
【0017】例として、4の制約長に対しては、24-1
すなわち8つの個別状態が存在する。その状態遷移図は
図2に示される。実線は、列中の次ビットが0の場合の
次状態への遷移を表わし、点線は、列中の次ビットが1
の場合の次状態への遷移を表わす。図2の8つの個別状
態の各々に関する次状態累積コストを計算するための式
は表1に示される。
すなわち8つの個別状態が存在する。その状態遷移図は
図2に示される。実線は、列中の次ビットが0の場合の
次状態への遷移を表わし、点線は、列中の次ビットが1
の場合の次状態への遷移を表わす。図2の8つの個別状
態の各々に関する次状態累積コストを計算するための式
は表1に示される。
【0018】 NSAC(000)=Lesser{PSAC(000)+BM(000),PSAC(001)+BM(001)} NSAC(001)=Lesser{PSAC(010)+BM(010),PSAC(011)+BM(011)} NSAC(010)=Lesser{PSAC(100)+BM(100),PSAC(101)+BM(101)} NSAC(011)=Lesser{PSAC(110)+BM(110),PSAC(111)+BM(111)} NSAC(100)=Lesser{PSAC(000)+BM(000),PSAC(001)+BM(001)} NSAC(101)=Lesser{PSAC(010)+BM(010),PSAC(011)+BM(011)} NSAC(110)=Lesser{PSAC(100)+BM(100),PSAC(101)+BM(101)} NSAC(111)=Lesser{PSAC(110)+BM(110),PSAC(111)+BM(111)} 表1 次状態累積コスト式
【0019】表の上半分と下半分のブランチメトリック
について同一シンボルが用いられているが、異なる数量
が表わされていることがわかる。模範的な例では、表1
の上半分のブランチメトリックは0の入力に起因してい
るのに対して、表1の下半分のブランチメトリックは1
の入力に起因している。
について同一シンボルが用いられているが、異なる数量
が表わされていることがわかる。模範的な例では、表1
の上半分のブランチメトリックは0の入力に起因してい
るのに対して、表1の下半分のブランチメトリックは1
の入力に起因している。
【0020】個別状態000の次状態累積コストNSA
C(000)は、個別状態000の現状態累積コストP
SAC(000)及びブランチ000のブランチメトリ
ックBM(000)、または状態001の現状態累積コ
ストPSAC(001)及びブランチ001のブランチ
メトリックBM(001)のうちの小さい方になる。同
様に、状態001の次状態累積コストNSAC(00
1)は、状態010の現状態累積コストPSAC(01
0)及びブランチ010のブランチメトリックBM(0
10)、または状態011の現状態累積コストPSAC
(011)及びブランチ011のブランチメトリックB
M(011)のうちの小さい方になる。この計算は、全
ての次状態コストが所定のシンボル瞬時で計算されるま
で、個別状態の全てについて繰り返される。次状態累積
コストの計算は図1の回路を用いて達成される。現状態
累積コストは、例えばその中の第1のメモリ位置(例え
ばアドレス000)から始まるアレイ100に記憶さ
れ、0の値を持つ第1のメモリ位置と非常に大きな負の
値を持つ後続のメモリ位置で初期化される。レジスタ1
48で決定される状態にある反転フリップフロップ14
4の出力142に従って、反転フリップフロップ144
の出力142は、現状態累積コストがアレイ100から
読み出されることになるのを決定する。
C(000)は、個別状態000の現状態累積コストP
SAC(000)及びブランチ000のブランチメトリ
ックBM(000)、または状態001の現状態累積コ
ストPSAC(001)及びブランチ001のブランチ
メトリックBM(001)のうちの小さい方になる。同
様に、状態001の次状態累積コストNSAC(00
1)は、状態010の現状態累積コストPSAC(01
0)及びブランチ010のブランチメトリックBM(0
10)、または状態011の現状態累積コストPSAC
(011)及びブランチ011のブランチメトリックB
M(011)のうちの小さい方になる。この計算は、全
ての次状態コストが所定のシンボル瞬時で計算されるま
で、個別状態の全てについて繰り返される。次状態累積
コストの計算は図1の回路を用いて達成される。現状態
累積コストは、例えばその中の第1のメモリ位置(例え
ばアドレス000)から始まるアレイ100に記憶さ
れ、0の値を持つ第1のメモリ位置と非常に大きな負の
値を持つ後続のメモリ位置で初期化される。レジスタ1
48で決定される状態にある反転フリップフロップ14
4の出力142に従って、反転フリップフロップ144
の出力142は、現状態累積コストがアレイ100から
読み出されることになるのを決定する。
【0021】アドレス発生器102はアドレスを発生
し、このアドレスで確認されたレジスタを読み出し可能
にする。読み出し動作は、状態000の累積コストをア
レイ100のメモリレジスタからデータバス146に転
送する。データバス146は加算器150への1つの演
算数入力を提供する。加算器150の他方の入力は、ブ
ランチメトリック装置154で計算されたものとしての
ブランチ000のブランチメトリックである。加算器1
50からの和出力はデマルチプレクサ158への入力を
提供する。現状態累積コストのアドレスの最下位ビット
は0なので、デマルチプレクサ158は出力162を選
択し、加算器150からの出力156をレジスタ160
の入力として提供する。出力162はレジスタ160に
転送されて一時的に記憶される。この和はCOST
(i)と呼ばれる。
し、このアドレスで確認されたレジスタを読み出し可能
にする。読み出し動作は、状態000の累積コストをア
レイ100のメモリレジスタからデータバス146に転
送する。データバス146は加算器150への1つの演
算数入力を提供する。加算器150の他方の入力は、ブ
ランチメトリック装置154で計算されたものとしての
ブランチ000のブランチメトリックである。加算器1
50からの和出力はデマルチプレクサ158への入力を
提供する。現状態累積コストのアドレスの最下位ビット
は0なので、デマルチプレクサ158は出力162を選
択し、加算器150からの出力156をレジスタ160
の入力として提供する。出力162はレジスタ160に
転送されて一時的に記憶される。この和はCOST
(i)と呼ばれる。
【0022】次いで、アドレス発生器102は状態00
1の累積コストのアドレス(例えばアドレス001)を
発生し、そのメモリレジスタを読み出し可能にする。典
型的には、累積コストは逐次メモリレジスタに記憶され
る。状態001の累積コストの値はデータバス146に
よりアレイ100のそのメモリレジスタから読み出さ
れ、加算器150の入力として供給される。ブランチメ
トリック装置154で与えられる他方の入力は、状態0
01の計算されたブランチメトリックである。加算器1
50からの和出力はデマルチプレクサ158への入力を
提供する。現状態累積コストのアドレスの最下位ビット
は1なので、デマルチプレクサ158は出力172を選
択し、加算器150からの出力156をレジスタ170
の入力として提供する。出力164は、レジスタ170
に転送されて一時的に記憶され、COST(i+1)と
呼ばれる。
1の累積コストのアドレス(例えばアドレス001)を
発生し、そのメモリレジスタを読み出し可能にする。典
型的には、累積コストは逐次メモリレジスタに記憶され
る。状態001の累積コストの値はデータバス146に
よりアレイ100のそのメモリレジスタから読み出さ
れ、加算器150の入力として供給される。ブランチメ
トリック装置154で与えられる他方の入力は、状態0
01の計算されたブランチメトリックである。加算器1
50からの和出力はデマルチプレクサ158への入力を
提供する。現状態累積コストのアドレスの最下位ビット
は1なので、デマルチプレクサ158は出力172を選
択し、加算器150からの出力156をレジスタ170
の入力として提供する。出力164は、レジスタ170
に転送されて一時的に記憶され、COST(i+1)と
呼ばれる。
【0023】これらの2つの和COST(i)及びCO
ST(i+1)のうちの小さい方が選択されて状態00
0の現状態累積コストに取って代わり、次状態の累積コ
ストを表わす。COST(i)及びCOST(i+1)
のうちの小さい方は、2つの和を比較して小さい方を選
択することによって決定される。COST(i)は加算
器180の一方の入力演算数を提供し、他方の入力演算
数はCOST(i+1)である。加算器180はCOS
T(i+1)からCOST(i)を減算し、それらの差
として出力182を提供する。COST(i+1)がC
OST(i)より大きい場合は、出力182の最上位ビ
ットはマイナス記号を意味する1になる。さもなけれ
ば、最上位ビットは0になる。最上位ビットセレクタ1
84は出力182の最上位ビットを選択し、その最上位
ビットを出力192として提供する。出力192はマル
チプレクサ190への選択入力になる。選択入力は、マ
ルチプレクサ190への入力として入力168または入
力172のどちらの累積コストを小さい方のコストとし
てしてデータバス146に供給するかを決定する。CO
ST(i+1)がCOST(i)より大きい場合は、最
上位ビットは1となり、マルチプレクサ190に加算器
180への小さい方の入力になる入力168を選択せし
め、データバス146にのせる。さもなければ、最上位
ビットは0になり、マルチプレクサ190にCOST
(i)の入力168を選択せしめ、データバス146に
のせる。このように、加算器180と最上位ビットセレ
クタ184は比較器として機能し、小さい方の累積コス
トCOST(i)またはCOST(i+1)を選択し、
その小さい方の累積コストをデータバス146に供給す
る。アドレス発生器102は次状態アレイとして指定さ
れたアレイのレジスタを機能付与する。アレイ100が
現状態アレイに指定された場合、データバス146上の
データは、アドレス発生器102で識別されたアレイ1
20のメモリレジスタへ読み出される。典型的には、ア
レイ120のレジスタに記憶された次状態累積コスト
は、アレイ100の同じ個別状態の現状態累積コストの
レジスタに対応するレジスタに記憶される。現状態アレ
イの各レジスタは、次状態アレイに記憶される次状態累
積コストを計算するときに2度アクセスされる。
ST(i+1)のうちの小さい方が選択されて状態00
0の現状態累積コストに取って代わり、次状態の累積コ
ストを表わす。COST(i)及びCOST(i+1)
のうちの小さい方は、2つの和を比較して小さい方を選
択することによって決定される。COST(i)は加算
器180の一方の入力演算数を提供し、他方の入力演算
数はCOST(i+1)である。加算器180はCOS
T(i+1)からCOST(i)を減算し、それらの差
として出力182を提供する。COST(i+1)がC
OST(i)より大きい場合は、出力182の最上位ビ
ットはマイナス記号を意味する1になる。さもなけれ
ば、最上位ビットは0になる。最上位ビットセレクタ1
84は出力182の最上位ビットを選択し、その最上位
ビットを出力192として提供する。出力192はマル
チプレクサ190への選択入力になる。選択入力は、マ
ルチプレクサ190への入力として入力168または入
力172のどちらの累積コストを小さい方のコストとし
てしてデータバス146に供給するかを決定する。CO
ST(i+1)がCOST(i)より大きい場合は、最
上位ビットは1となり、マルチプレクサ190に加算器
180への小さい方の入力になる入力168を選択せし
め、データバス146にのせる。さもなければ、最上位
ビットは0になり、マルチプレクサ190にCOST
(i)の入力168を選択せしめ、データバス146に
のせる。このように、加算器180と最上位ビットセレ
クタ184は比較器として機能し、小さい方の累積コス
トCOST(i)またはCOST(i+1)を選択し、
その小さい方の累積コストをデータバス146に供給す
る。アドレス発生器102は次状態アレイとして指定さ
れたアレイのレジスタを機能付与する。アレイ100が
現状態アレイに指定された場合、データバス146上の
データは、アドレス発生器102で識別されたアレイ1
20のメモリレジスタへ読み出される。典型的には、ア
レイ120のレジスタに記憶された次状態累積コスト
は、アレイ100の同じ個別状態の現状態累積コストの
レジスタに対応するレジスタに記憶される。現状態アレ
イの各レジスタは、次状態アレイに記憶される次状態累
積コストを計算するときに2度アクセスされる。
【0024】続いて、個別状態001の次状態累積コス
トが計算される。読み出し動作は、個別状態001の累
積コストをアドレス発生器102で機能付与されたアレ
イ100のメモリレジスタ(例えばアドレス010)か
らデータバス146に転送する。データバス146は加
算器150への一方の入力演算数を提供する。ブランチ
メトリック装置154はブランチ010のブランチメト
リックを計算し、加算器150の他方の入力演算数とし
て供給する。加算器150からの和出力はデマルチプレ
クサ158の入力を供給する。現状態累積コストのアド
レスの最下位ビットは1なので、デマルチプレクサ15
8は出力162を選択し、加算器150からの出力15
6をレジスタ160の入力として提供する。出力162
はCOST(i)としてレジスタ160に転送されて一
時的に記憶される。
トが計算される。読み出し動作は、個別状態001の累
積コストをアドレス発生器102で機能付与されたアレ
イ100のメモリレジスタ(例えばアドレス010)か
らデータバス146に転送する。データバス146は加
算器150への一方の入力演算数を提供する。ブランチ
メトリック装置154はブランチ010のブランチメト
リックを計算し、加算器150の他方の入力演算数とし
て供給する。加算器150からの和出力はデマルチプレ
クサ158の入力を供給する。現状態累積コストのアド
レスの最下位ビットは1なので、デマルチプレクサ15
8は出力162を選択し、加算器150からの出力15
6をレジスタ160の入力として提供する。出力162
はCOST(i)としてレジスタ160に転送されて一
時的に記憶される。
【0025】個別状態011の累積コストを含むレジス
タのアドレスはアドレス発生器102で発生し(例えば
アドレス011)、機能付与される。個別状態011の
累積コストの値はアレイ100のそのメモリレジスタか
ら読み出され、加算器150の入力として供給される。
加算器150の他方の入力は、ブランチメトリック装置
154で与えられる状態011の計算されたブランチメ
トリックである。加算器150からの和出力はデマルチ
プレクサ158への入力を提供する。現状態累積コスト
のアドレスの最下位ビットは1なので、デマルチプレク
サ158は出力192を選択し、加算器150からの出
力156をレジスタ170の入力として提供する。出力
164はCOST(i+1)としてレジスタ170に転
送されて一時的に記憶される。
タのアドレスはアドレス発生器102で発生し(例えば
アドレス011)、機能付与される。個別状態011の
累積コストの値はアレイ100のそのメモリレジスタか
ら読み出され、加算器150の入力として供給される。
加算器150の他方の入力は、ブランチメトリック装置
154で与えられる状態011の計算されたブランチメ
トリックである。加算器150からの和出力はデマルチ
プレクサ158への入力を提供する。現状態累積コスト
のアドレスの最下位ビットは1なので、デマルチプレク
サ158は出力192を選択し、加算器150からの出
力156をレジスタ170の入力として提供する。出力
164はCOST(i+1)としてレジスタ170に転
送されて一時的に記憶される。
【0026】COST(i)とCOST(i+1)のう
ちの小さい方が選択され、状態001の現状態累積コス
トに取って代わる。加算器180はCOST(i)から
COST(i+1)を減算し、最上位ビットセレクタ1
84はその最上位ビットを選択入力としてマルチプレク
サ190に供給する。マルチプレクサ190はCOST
(i)及びCOST(i+1)のうちの小さい方を選択
し、その小さい方のコストをデータバス146に供給す
る。上述のように、アレイ120のメモリレジスタはア
ドレス発生器102で機能付与され、次状態累積コスト
はこのレジスタに書き込まれる。次状態累積コストが書
き込まれるアレイ120のメモリレジスタは、典型的に
は、個別状態001の現状態コストが記憶されたアレイ
100のレジスタ位置に対応する。この工程は、全ての
累積コストが個別状態について計算され、アレイ100
のレジスタに記憶された各現状態累積コストについての
アレイ120のレジスタに記憶された次状態累積コスト
が存在するようになるまで繰り返される。
ちの小さい方が選択され、状態001の現状態累積コス
トに取って代わる。加算器180はCOST(i)から
COST(i+1)を減算し、最上位ビットセレクタ1
84はその最上位ビットを選択入力としてマルチプレク
サ190に供給する。マルチプレクサ190はCOST
(i)及びCOST(i+1)のうちの小さい方を選択
し、その小さい方のコストをデータバス146に供給す
る。上述のように、アレイ120のメモリレジスタはア
ドレス発生器102で機能付与され、次状態累積コスト
はこのレジスタに書き込まれる。次状態累積コストが書
き込まれるアレイ120のメモリレジスタは、典型的に
は、個別状態001の現状態コストが記憶されたアレイ
100のレジスタ位置に対応する。この工程は、全ての
累積コストが個別状態について計算され、アレイ100
のレジスタに記憶された各現状態累積コストについての
アレイ120のレジスタに記憶された次状態累積コスト
が存在するようになるまで繰り返される。
【0027】レジスタ148の状態が変化すると、フリ
ップフロップ144の出力が反転する。この点で、デバ
ッギング能力を、次状態累積コストが正確であるかどう
かをアクセスするために引き出すことができる。データ
はデータレジスタ24によりDSP20と相互処理器1
0間で転送される。DSP20は相互処理器10のメモ
リレジスタのどれにも読み出しまたは書き込みを行なう
ことができる。相互処理器のメモリレジスタは、DSP
10のアドレスレジスタ24にメモリレジスタアドレス
を置くことにより間接的にアドレス指定される。アドレ
ス発生器102はアドレスバス80を介してアドレスレ
ジスタ24からアドレスを受け取る。読み出し動作時、
相互処理器10は、アドレス指定された相互処理器メモ
リレジスタの内容を、DSP20で読み出すことができ
る受信データレジスタに転送する。一連の前記動作によ
り、一連の次状態累積コスト全体ばかりでなく一連の現
状態累積コスト全体とレジスタ148の状態とを、DS
P20に転送することができる。
ップフロップ144の出力が反転する。この点で、デバ
ッギング能力を、次状態累積コストが正確であるかどう
かをアクセスするために引き出すことができる。データ
はデータレジスタ24によりDSP20と相互処理器1
0間で転送される。DSP20は相互処理器10のメモ
リレジスタのどれにも読み出しまたは書き込みを行なう
ことができる。相互処理器のメモリレジスタは、DSP
10のアドレスレジスタ24にメモリレジスタアドレス
を置くことにより間接的にアドレス指定される。アドレ
ス発生器102はアドレスバス80を介してアドレスレ
ジスタ24からアドレスを受け取る。読み出し動作時、
相互処理器10は、アドレス指定された相互処理器メモ
リレジスタの内容を、DSP20で読み出すことができ
る受信データレジスタに転送する。一連の前記動作によ
り、一連の次状態累積コスト全体ばかりでなく一連の現
状態累積コスト全体とレジスタ148の状態とを、DS
P20に転送することができる。
【0028】デバッギングツールとして、DSP20
は、ブランチメトリック値と次状態累積コストを独立し
て計算することができる。DSP20は、DSPで計算
された次状態累積コストを相互処理器で計算された次状
態累積コストと比較し、次状態累積コストが相互処理器
で正確に計算されたかどうかを独立して確かめることが
できる。次状態累積コストが正確な場合、相互処理器は
ビットストリームの次のシンボルのデコードに進む。D
SPと相互処理器で計算された次状態累積コストが不一
致の場合は、レジスタ148の状態はDSPで反転さ
れ、データレジスタ26に新しい状態を書き込むと共に
アドレスレジスタ26にレジスタ148のアドレスを入
力する。これはフリップフロップ144を反転させる。
次いで、相互処理器は上述のように各個別状態の次状態
累積コストを再計算する。次状態累積コストの再計算
時、相互処理器はアレイ100のレジスタから現状態累
積コストを読み出し、アレイ120のレジスタに次状態
累積コストを書き込む。新たに計算された次状態累積コ
ストは正確さについてチェックしてもしなくても良い。
は、ブランチメトリック値と次状態累積コストを独立し
て計算することができる。DSP20は、DSPで計算
された次状態累積コストを相互処理器で計算された次状
態累積コストと比較し、次状態累積コストが相互処理器
で正確に計算されたかどうかを独立して確かめることが
できる。次状態累積コストが正確な場合、相互処理器は
ビットストリームの次のシンボルのデコードに進む。D
SPと相互処理器で計算された次状態累積コストが不一
致の場合は、レジスタ148の状態はDSPで反転さ
れ、データレジスタ26に新しい状態を書き込むと共に
アドレスレジスタ26にレジスタ148のアドレスを入
力する。これはフリップフロップ144を反転させる。
次いで、相互処理器は上述のように各個別状態の次状態
累積コストを再計算する。次状態累積コストの再計算
時、相互処理器はアレイ100のレジスタから現状態累
積コストを読み出し、アレイ120のレジスタに次状態
累積コストを書き込む。新たに計算された次状態累積コ
ストは正確さについてチェックしてもしなくても良い。
【0029】次いで、デコーダは次のシンボルをデコー
ドする準備をする。アレイ120のレジスタの内容は、
連続的に読み出されてアレイ100の対応するレジスタ
に書き込まれ、現状態累積コストアレイとして指定され
るアレイ100と次状態累積コストアレイとして指定さ
れるアレイ120を常に持つことを可能にする。しか
し、本発明によれば、次状態累積コストが計算されれ
ば、2つのアレイの指定は逆になる。シンボル瞬時毎に
2つのアレイの指定が逆になり、それにより、一方のア
レイのレジスタから他方のアレイのレジスタに次状態累
積コストを写す必要性がなくなり、累積コストの計算効
率が増大する。アレイの指定の逆転は後続値を持たない
データのオーバーライティングを可能にする。
ドする準備をする。アレイ120のレジスタの内容は、
連続的に読み出されてアレイ100の対応するレジスタ
に書き込まれ、現状態累積コストアレイとして指定され
るアレイ100と次状態累積コストアレイとして指定さ
れるアレイ120を常に持つことを可能にする。しか
し、本発明によれば、次状態累積コストが計算されれ
ば、2つのアレイの指定は逆になる。シンボル瞬時毎に
2つのアレイの指定が逆になり、それにより、一方のア
レイのレジスタから他方のアレイのレジスタに次状態累
積コストを写す必要性がなくなり、累積コストの計算効
率が増大する。アレイの指定の逆転は後続値を持たない
データのオーバーライティングを可能にする。
【0030】指定の逆転したがって2つのアレイの機能
の逆転はレジスタ148の状態の変化によって達成され
る。レジスタ148の状態の変化はフリップフロップ1
44を反転させ、フリップフロップ144は各アドレス
に連結されたビットを反対にする。
の逆転はレジスタ148の状態の変化によって達成され
る。レジスタ148の状態の変化はフリップフロップ1
44を反転させ、フリップフロップ144は各アドレス
に連結されたビットを反対にする。
【0031】次状態累積コストを計算するために、アド
レス発生器122はアドレス(例えばアドレス000)
を発生し、アドレス指定されたメモリレジスタを読み出
し可能にする。この読み出し動作は、状態000の累積
コストをアレイ120のアドレス指定されたメモリレジ
スタからデータバス146に転送する。データバス14
6は加算器150への一方の入力を提供する。加算器1
50の他方の入力はブランチメトリック装置154で計
算されたものとしてのブランチ000のブランチメトリ
ックである。加算器150からの和出力はデマルチプレ
クサ158への入力を提供する。現状態累積コストのア
ドレスの最下位ビットは0なので、デマルチプレクサ1
58は出力162を選択し、加算器150からの出力1
56をレジスタ160の入力として提供する。出力16
2はCOST(i)としてレジスタ160に転送されて
一時的に記憶される。
レス発生器122はアドレス(例えばアドレス000)
を発生し、アドレス指定されたメモリレジスタを読み出
し可能にする。この読み出し動作は、状態000の累積
コストをアレイ120のアドレス指定されたメモリレジ
スタからデータバス146に転送する。データバス14
6は加算器150への一方の入力を提供する。加算器1
50の他方の入力はブランチメトリック装置154で計
算されたものとしてのブランチ000のブランチメトリ
ックである。加算器150からの和出力はデマルチプレ
クサ158への入力を提供する。現状態累積コストのア
ドレスの最下位ビットは0なので、デマルチプレクサ1
58は出力162を選択し、加算器150からの出力1
56をレジスタ160の入力として提供する。出力16
2はCOST(i)としてレジスタ160に転送されて
一時的に記憶される。
【0032】次いで、アドレス発生器102は状態00
1の累積コストのアドレス(例えばアドレス001)を
発生し、そのメモリレジスタを読み出し可能にする。状
態001の累積コストの値は、アレイ120のそのメモ
リレジスタから読み出され、加算器150の一方の入力
として供給される。ブランチメトリック装置154で与
えられる他方の入力は、個別状態001の計算されたブ
ランチメトリックである。加算器150からの和出力は
デマルチプレクサ158への入力を提供する。現状態累
積コストのアドレスの最下位ビットは1なので、デマル
チプレクサ158は出力172を選択し、加算器150
からの出力156をレジスタ170の入力として提供す
る。出力164はCOST(i+1)としてレジスタ1
70に転送されて一時的に記憶される。
1の累積コストのアドレス(例えばアドレス001)を
発生し、そのメモリレジスタを読み出し可能にする。状
態001の累積コストの値は、アレイ120のそのメモ
リレジスタから読み出され、加算器150の一方の入力
として供給される。ブランチメトリック装置154で与
えられる他方の入力は、個別状態001の計算されたブ
ランチメトリックである。加算器150からの和出力は
デマルチプレクサ158への入力を提供する。現状態累
積コストのアドレスの最下位ビットは1なので、デマル
チプレクサ158は出力172を選択し、加算器150
からの出力156をレジスタ170の入力として提供す
る。出力164はCOST(i+1)としてレジスタ1
70に転送されて一時的に記憶される。
【0033】これらの和COST(i)またはCOST
(i+1)のうちの小さい方が選択され、上述のように
状態000の現状態累積コストに取って代わる。COS
T(i)またはCOST(i+1)のうちの小さい方は
マルチプレクサ190でデータバス146に供給され
る。計算された次状態累積コストは、次状態アレイとし
て指定されたアレイのメモリレジスタに書き込まれる。
現状態アレイとしてアレイ120が指定されている場合
は、計算された次状態累積コストは、アドレス発生器1
02で機能付与されたアレイ100のメモリ位置に書き
込まれる。典型的に、アレイ100に記憶される次状態
累積コストは、同じ個別状態の累積コストを含むアレイ
120のレジスタ位置に対応するレジスタに記憶され
る。アドレス発生器が漸増し、個別状態001の次状態
累積コストが計算される。次状態累積コスト計算は、全
ての次状態累積コストが各個別状態について計算される
まで継続する。レジスタ148の状態が変化すると、フ
リップフロップ144の出力が反転する。デバッギング
能力はこのシンボル瞬時に引き出され、現状態累積コス
トはアレイ120からDSP20のデータレジスタ26
に転送され、次状態累積コストはアレイ100からDS
Pに転送される。
(i+1)のうちの小さい方が選択され、上述のように
状態000の現状態累積コストに取って代わる。COS
T(i)またはCOST(i+1)のうちの小さい方は
マルチプレクサ190でデータバス146に供給され
る。計算された次状態累積コストは、次状態アレイとし
て指定されたアレイのメモリレジスタに書き込まれる。
現状態アレイとしてアレイ120が指定されている場合
は、計算された次状態累積コストは、アドレス発生器1
02で機能付与されたアレイ100のメモリ位置に書き
込まれる。典型的に、アレイ100に記憶される次状態
累積コストは、同じ個別状態の累積コストを含むアレイ
120のレジスタ位置に対応するレジスタに記憶され
る。アドレス発生器が漸増し、個別状態001の次状態
累積コストが計算される。次状態累積コスト計算は、全
ての次状態累積コストが各個別状態について計算される
まで継続する。レジスタ148の状態が変化すると、フ
リップフロップ144の出力が反転する。デバッギング
能力はこのシンボル瞬時に引き出され、現状態累積コス
トはアレイ120からDSP20のデータレジスタ26
に転送され、次状態累積コストはアレイ100からDS
Pに転送される。
【0034】デコーダは次のシンボルをデコードする準
備をする。2つの相互処理器メモリアレイの指定は前の
シンボル瞬時に対して逆になる。これは、レジスタ14
8の状態を変更して上述のようにフリップフロップ14
4を反転させることにより達成される。これは、個別状
態の現状態累積コストを再びアレイ100のレジスタか
ら読み出させ、それに対応して次状態累積コストを再び
アレイ120のレジスタに書き込ませる。全ての個別状
態の次状態累積コストの計算後、フリップフロップ14
4は再び反転する。したがって、各シンボル瞬時におけ
る次状態累積コストを計算した結果、累積コストのどの
アレイを現状態アレイとみなしかつどのアレイを次状態
アレイとみなすかは、ビットストリームの全シンボルが
デコードされるまで逆になる。このように、第1のアレ
イのレジスタは初めは現状態累積コストを含む。次状態
累積コストが計算され、第2のアレイのレジスタに書き
込まれる。次のシンボル瞬時において、次状態は現状態
になり、第2のアレイの前の次状態累積コストは、次の
シンボル瞬時で計算する目的のために現状態コストにな
る。第1のアレイの前の現状態コストは、計算された次
状態累積コストを記憶するために第1のアレイを用いて
オーバーライトされる。このように、2つのアレイのう
ちのどちらかを現状態累積コストを含む現状態アレイと
し、どちらかのアレイを次状態累積コストを含む次状態
アレイとする指定が重要となり、第1のアレイから第2
のアレイに代わり、次に第1のアレイに戻る。このアレ
イ指定は、ビットストリームの全シンボルがデコードさ
れるまで交互する。
備をする。2つの相互処理器メモリアレイの指定は前の
シンボル瞬時に対して逆になる。これは、レジスタ14
8の状態を変更して上述のようにフリップフロップ14
4を反転させることにより達成される。これは、個別状
態の現状態累積コストを再びアレイ100のレジスタか
ら読み出させ、それに対応して次状態累積コストを再び
アレイ120のレジスタに書き込ませる。全ての個別状
態の次状態累積コストの計算後、フリップフロップ14
4は再び反転する。したがって、各シンボル瞬時におけ
る次状態累積コストを計算した結果、累積コストのどの
アレイを現状態アレイとみなしかつどのアレイを次状態
アレイとみなすかは、ビットストリームの全シンボルが
デコードされるまで逆になる。このように、第1のアレ
イのレジスタは初めは現状態累積コストを含む。次状態
累積コストが計算され、第2のアレイのレジスタに書き
込まれる。次のシンボル瞬時において、次状態は現状態
になり、第2のアレイの前の次状態累積コストは、次の
シンボル瞬時で計算する目的のために現状態コストにな
る。第1のアレイの前の現状態コストは、計算された次
状態累積コストを記憶するために第1のアレイを用いて
オーバーライトされる。このように、2つのアレイのう
ちのどちらかを現状態累積コストを含む現状態アレイと
し、どちらかのアレイを次状態累積コストを含む次状態
アレイとする指定が重要となり、第1のアレイから第2
のアレイに代わり、次に第1のアレイに戻る。このアレ
イ指定は、ビットストリームの全シンボルがデコードさ
れるまで交互する。
【0035】本発明は、この方法を含む集積回路を用い
る通信システム及び機器に特に有効である。前記通信シ
ステム及び機器は電力消費の減少と時間の節約という利
点を有する。一態様において、これらの利点は、一方の
アレイのレジスタの内容を不必要に読み出して第2のア
レイのレジスタに書き込むことなく達成される。
る通信システム及び機器に特に有効である。前記通信シ
ステム及び機器は電力消費の減少と時間の節約という利
点を有する。一態様において、これらの利点は、一方の
アレイのレジスタの内容を不必要に読み出して第2のア
レイのレジスタに書き込むことなく達成される。
【0036】本発明の実施例は情報入手経路指示を含む
ものとして説明されていないが、当業者は、設計におい
て情報入手経路指示を用いることにより利用できる増大
した計算効率を認めるだろう。情報入手経路指示は、前
のデータ群を用いた計算の終了前に次のデータ群を用い
た計算を始めることによって得られる。情報入手経路指
示で用いられるラッチが多くなるほど、情報入手経路指
示の深さは大きくなる。情報入手経路指示は、情報ルー
トを満たすのに必要な計算時間の初期潜伏を生じるが、
加算器や減算器のような供給源の使用法を最大限に活用
する。
ものとして説明されていないが、当業者は、設計におい
て情報入手経路指示を用いることにより利用できる増大
した計算効率を認めるだろう。情報入手経路指示は、前
のデータ群を用いた計算の終了前に次のデータ群を用い
た計算を始めることによって得られる。情報入手経路指
示で用いられるラッチが多くなるほど、情報入手経路指
示の深さは大きくなる。情報入手経路指示は、情報ルー
トを満たすのに必要な計算時間の初期潜伏を生じるが、
加算器や減算器のような供給源の使用法を最大限に活用
する。
【図1】相互処理器としてのデジタル シグナル プロ
セッサにおける本発明の実施例の概略図である。
セッサにおける本発明の実施例の概略図である。
【図2】制約長4の状態遷移図である。
フロントページの続き (72)発明者 マーク スチーヴン ダイアモンドステ ィン アメリカ合衆国 18104 ペンシルヴァ ニア,アレンタウン,ノース フォーテ ィス ストリート 1491 (72)発明者 グレゴリー スチーヴン エラード イギリス国 アールジー12 5ユーエ ー,バークシャー,ビンフィールド,ボ ルトンズ レーン 29 (72)発明者 モハメッド シャフィウル モビン アメリカ合衆国 18052 ペンシルヴァ ニア,ホワイトホール,コーナーストー ン プレイス 112 (72)発明者 ホマヨーン サム アメリカ合衆国 18106 ペンシルヴァ ニア,ウェスコスヴィル,クラブ ハウ ス レーン 6073 (72)発明者 マーク アーネスト ゼアバッハ アメリカ合衆国 18104 ペンシルヴァ ニア,アレンタウン,ウィアー ミル ロード 2282 (56)参考文献 特開 平4−23618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/10 330 H03M 13/00 H04L 25/00
Claims (14)
- 【請求項1】 第1のアレイに割り当てられたメモリ部
分及び第2のアレイ(120)に割り当てられたメモリ
部分を有する通信システムにおいて、どの次の状態累積
コスト(146)を保持すべきかを決定する際にメモリ
を効率的に利用するための方法であって、 第1のアレイ(100)の記憶レジスタから現在の状態
累積コストをとり出すステップと、 該現在の状態累積コストに基づいて、次の状態累積コス
トに基づいて、次の状態累積コスト(146)を計算す
るステップと、 該次の状態累積コスト(146)を第2のアレイ(12
0)の記憶レジスタに記憶するステップと、 該第2のアレイ(120)を現在の状態累積コストを含
むものとして指定するステップと、該第2のアレイ(1
20)の記憶レジスタから現在の状態累積コストをとり
出すステップと、 該現在の状態累積コストが正確であるかどうかを評価す
るステップとを含む方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、さらに
現在の状態累積コストを再び含むものとして該第1のア
レイ(100)を指定するステップと、 該第1のアレイ(100)の意億レジスタから現在の状
態累積コストをとり出すステップと、 次の状態累積コスト(146)を計算するステップと、 該第2のアレイ(120)の記憶レジスタに該次の状態
コスト(146)を記憶して、この次の状態累積コスト
(146)を再度計算するステップとを含む方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 該現在の状態累積コストを再び含むものとして第1のア
レイ(100)を指定するステップが、フリップーフロ
ップ(144)の状態を変更する処理を含む方法。 - 【請求項4】 第1のアレイ(100)に割り当てられ
たメモリ部分及び第2のアレイ(120)に割り当てら
れたメモリ部分を有する通信システムにおいて、どの次
の状態累積コスト(146)を保持すべきかを決定する
際にメモリを効率的に利用するための方法であって、 該第1のアレイ(100)の記憶レジスタから第1の現
在の状態と関連する累積コストをとり出すステップと、 該第1のアレイ(100)の記憶レジスタから第2の現
在の状態と関連する累積コストをとり出すステップと、 該第1の現在の状態と関連する累積コストを、第1のブ
ランチメトリック(152)に加算して、第1の累積コ
スト候補(168)を生ぜしめるステップと該第2の現
在の状態と関連する該累積コストを第2のブランチメト
リック(152)に加算して第2の累積コスト候補(1
72)を生ぜしめるステップと、 該第1の累積コスト候補(168)および第2の累積コ
スト候補(172)のうちの1方を他方から減算して差
を(182)を生ぜしめるステップと、 該差を表わす2進値の最上位ビット(192)を識別す
るステップと、 該差を表わす2値の該最上位ビット(192)により、
該第1の累積コスト候補(168)および第2の累積コ
スト候補(172)のうちの小さい方を次の状態累積コ
スト(146)として決定するステップと、 該次の状態累積コスト(146)を、第2のアレイ(1
20)の記憶レジスタに記憶するステップと、 該第2のアレイ(120)を現在の状態累積コストを含
むものとして指定するステップとを含む方法。 - 【請求項5】 信号を処理するための集積回路であっ
て、 第1のアレイ(100)のレジスタおよび第2のアレイ
(120)のレジスタを規定するメモリと、 該第1のアレイ(100)のレジスタからとり出された
第1および第2の現在の累積コストを受信し、および第
1および第2の次の状態累積コスト候補(146)を計
算するための加算器と第1の累積コスト候補(168)
および第2の累積コスト候補(172)のうちの一方を
他方から減算して差(182)を生ぜしめるための加算
器と、 該差(182)を表わす2進値の最上位ビットに基づい
て該第1の累積コスト候補(168)および第2の累積
コスト候補(172)を、次の状態累積コスト(14
6)として選択するための選択器とを含む集積回路。 - 【請求項6】 請求項5に記載の集積回路において、さ
らに該差(182)を表わす2進値の該最上位ビット
(192)を識別するための最上位(192)選択器を
含む集積回路。 - 【請求項7】 第1のアレイ(100)に割り当てられ
たメモリ部分を有する通信システムにおいて、どの次の
状態累積コスト(146)を保持すべきかを効率的に決
定するための方法であって、 該第1のアレイ(100)の記憶レジスタから、第1の
現在の状態と関連する累積コストをとり出すステップ
と、 該第1のアレイ(100)の記憶レジスタから、第2の
現在の状態と関連する累積コストをとり出すステップ
と、 該第1の現在の状態と関連する累積コストを第1のブラ
ンチメリック(152)に加算して、第1の累積コスト
候補(168)を生ぜしめるステップと、 該第2の現在の状態と関連する累積コストを第2のブラ
ンチメリック(152)に加算して、第2の累積コスト
候補(172)を生ぜしめるステップと、 該第1の累積コスト候補(172)および第2の累積コ
スト候補(172)の一方を他方から減算することによ
り差(182)を生ぜしめるステップと、 該差(182)を表わす2進値の最上値ビット(19
2)を識別するべきステップと、 該差(182)を表わす2進値の最上値ビット(19
2)により、該第1の累積コスト候補(168)および
第2の累積コスト候補(172)のうちの小さい方を、
該次の状態累積コスト(146)として決定するステッ
プとを含む方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、 該通信システムが、第2のアレイ(120)に割り当て
られたメモリの部分を有し、さらに該第2のアレイ(1
20)の記憶レジスタに該次の状態累積コスト(14
6)を記憶するステップを含む方法。 - 【請求項9】 第1のアレイに割り当てられたメモリ部
分を有する通信システムにおいて、どの次の状態累積コ
スト(146)を保持すべきかを効率的に決定するため
の方法であって、アレイの記憶レジスタから第1および
第2の現在の状態累積コストをとり出すステップと、 該第1および第2の現在の状態累積コストに基づいて、
第1の累積コスト候補(168および第2の累積コスト
候補(172)を計算するステップと該第1の累積コス
ト候補(168)および第2の累積コスト候補(17
2)の一方から他方を減算して差(182)を生ぜしめ
るステップと、 該差(182)を表わす2進値の最上位ビット(19
2)を識別するステップと、 該差(182)を表わす2進値の最上位ビット(19
2)に基づいて、該第1の累積コスト候補(168)お
よび第2の累積コスト候補(172)のうちの1つを次
の状態累積コスト(146)として選択するステップと
を含む方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、該通
信システムが、第2のアレイに割り当てられたメモリ部
分を有し、さらに該次の状態累積コスト(146)を該
第2のアレイ(120)の記憶レジスタに記憶するステ
ップを含む方法。 - 【請求項11】 請求項9に記載の方法において、 該第1の累積コスト候補(168)および第2の累積コ
スト候補(172)のうちの1つを選択するステップ
が、該第1の累積コスト候補(168)および第2の累
積コスト候補(172)のうちの小さい方を選択する処
理から成るものである方法。 - 【請求項12】 一連のシンボル瞬時値における各可能
な遷移について次の状態累積コストを決定するためのビ
タビ復号器であって、第1のアレイ(100)に割当て
られる部分と、第2のアレイ(200)に割り当てられ
る部分を有するメモリを含むビタビ復号器において、ど
の次のコストを保持すべきかを決定するための方法であ
って、 第1のアレイ(100)におけるいずれかの記憶レジス
タである第1のアレイの第1の記憶レジスタから、第1
の現在の状態と関連する累積コストをとり出すステップ
と、 第1の現在の状態と関連する累積コストを第1のブラン
チメトリック(152)に加算して、第1の累積コスト
候補を生ぜしめるステップと、 該第2の状態と関連する累積コストを第2のブランチメ
トリック(152)に加算して、第2の累積コスト候補
(172)を生ぜしめるステップと、 該第1(168)のおよび第2(172)の累積コスト
候補の一方を他方から減算して差(182)を生ぜしめ
るステップと該差(182)を表わすビットにおいて最
上位(192)を識別するステップと該差(182)の
最上位ビット(192)により、該第1(168)のお
よび第2(172)の累積コスト候補を次の状態累積コ
スト(146)として決定するステップと、 該次の状態累積コスト(146)を第2のアレイ(12
0)の記憶レジスタに記憶するステップと、 該第2のアレイ(120)を現在の状態累積コストを含
むものとして指定するステップと、 該第2のアレイ(120)からの累積コストに基づいて
引きつづく次の状態累積コスト(146)を計算するス
テップと、 該第1のアレイ(100)の記憶レジスタに該引きつづ
く次の状態累積コスト(146)を記憶するステップと
を含む方法。 - 【請求項13】 一連のシンボル瞬時値における各可能
な遷移について次の状態累積コストを決定するためのビ
タビ復号器であって、第1のアレイ(100)に割り当
てられた部分と、第2のアレイ(120)に割り当てら
れた部分とを有するメモリを含むビタビ復号器におい
て、どの次の状態コストを、保持すべきかを決定するた
めの方法であって、 該第1のアレイ(100)におけるいづれかの記憶レジ
ジスタである第1のアレイ(100)の第1の記憶レジ
スタから第1の現在の状態と関連する累積コストをとり
出すステップと、第1の現在の状態と関連する累積コス
トを第1のブランチメトリック(152)に加算して第
1の累積コスト候補(168)を生ぜしめるステップ
と、 該アレイ(100)の第2の記憶レジスタから、第2の
現在の状態と関連する累積コストをとり出すステップ
と、 該第2の現在の状態と関連する累積コストを第2のブラ
ンチメトリック(152)に加算して、第2の累積コス
ト候補(172)を生ぜしめるステップと、 該第1(168)および第2(172)の累積コスト候
補の一方を他方から減算することにより差(182)を
生ぜしめるステップと、 該差(182)をビット系列として表わすステップと、 該ビットの1つを最上位ビット(192)として表わす
ステップと、 該差(182)の最上位ビット(192)により、該第
1(168)および第2(172)の累積コスト候補の
うちのひとつを次の状態累積コスト(146)として選
択するステップと、 該次の状態累積コスト(146)を、第2のアレイ(1
20)の記憶レジスタに記憶するステップと、 該第2のアレイ(120)を現在の状態累積コストを含
むものとして指定するステップと、 該第2のアレイ(120)からの累積コストに基づいて
引きつづく次の状態累積コスト(146)を計算するス
テップと、 該引きつづく次の状態累積コスト(146)を該第1の
アレイ(100)の記憶レジスタに記憶するステップと
を含む方法。 - 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、該
差(182)の最上位ビット(192)により該第1
(168)および第2(172)の累積コスト候補のう
ちの1つを次の状態累積コスト(146)として選択す
るステップが、該第1の累積コスト候補(168)およ
び第2の累積コスト候補(172)のうちの小さい方を
次の状態累積コスト(146)として選択するものであ
る方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US153334 | 1993-11-16 | ||
US08/153,334 US5465275A (en) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | Efficient utilization of present state/next state registers |
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---|---|
JPH07191868A JPH07191868A (ja) | 1995-07-28 |
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Family
ID=22546761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27963594A Expired - Fee Related JP3262250B2 (ja) | 1993-11-16 | 1994-11-15 | 現状態/次状態レジスタの効率的利用 |
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Country | Link |
---|---|
US (2) | US5465275A (ja) |
EP (1) | EP0653849A3 (ja) |
JP (1) | JP3262250B2 (ja) |
KR (1) | KR950016018A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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FR2724273B1 (fr) * | 1994-09-05 | 1997-01-03 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuit de traitement de signal pour mettre en oeuvre un algorithme de viterbi |
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JP3171772B2 (ja) * | 1995-08-23 | 2001-06-04 | 沖電気工業株式会社 | ビタビ復号方法及びビタビ復号装置 |
EP0782358A3 (en) | 1995-12-29 | 1999-07-21 | Lucent Technologies Inc. | Mobile communicator |
JPH09232973A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-09-05 | Sony Corp | ビタビ復号器 |
US5742622A (en) * | 1996-03-12 | 1998-04-21 | Discovision Associates | Error detection and correction system for a stream of encoded data |
US5802116A (en) * | 1996-04-04 | 1998-09-01 | Lucent Technologies Inc. | Soft decision Viterbi decoding with large constraint lengths |
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US6522696B1 (en) | 1997-04-11 | 2003-02-18 | Agere Systems Inc. | Adaptive frequency correction in a wireless communications system, such as for GSM and IS54 |
KR100484127B1 (ko) * | 1997-08-07 | 2005-06-16 | 삼성전자주식회사 | 비터비디코더 |
US6009128A (en) * | 1997-09-08 | 1999-12-28 | Lucent Technologies, Inc. | Metric acceleration on dual MAC processor |
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