JP3262225B2 - 流量制御装置 - Google Patents

流量制御装置

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JP3262225B2
JP3262225B2 JP01491599A JP1491599A JP3262225B2 JP 3262225 B2 JP3262225 B2 JP 3262225B2 JP 01491599 A JP01491599 A JP 01491599A JP 1491599 A JP1491599 A JP 1491599A JP 3262225 B2 JP3262225 B2 JP 3262225B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流量制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造装置においては、各
種のガスが用いられるが、これらのガスの流量を制御す
るため、各ガスの供給流路には流量制御装置が介装され
ている。また、特開平6−341880号公報には、調
節弁の開度を制御して流量を制御する流量制御装置が開
示されている。
【0003】図18はかかる従来の流量制御装置の構成
を示すブロック図である。図18において、1は流量制
御装置、2はセンサ、3はセンサ2と並列に設けられた
ガス流通路であるバイパス、4はバルブ、5はセンサ
管、6a,6bはサーモレジスタ、7はブリッジ回路、
8は増幅回路、9はガスの流量を設定するためのコント
ロール信号入力端子が備えられた設定器であり、例えば
可変抵抗器のつまみを目盛りにあわせて数値を設定する
ようになっている。10は比較制御回路、11は流量の
表示器、12は電源である。
【0004】次に動作について説明する。ガスの流量は
設定器9により設定される。ガスの流量を設定するに
は、設定器9のつまみを回して所定の目盛りに合わせ
る。この流量制御装置では、ガスの流量を所定の流量に
設定するだけでなく、全閉に設定することもできる。即
ち、設定値を0にすればバルブ4が全閉となり、所定の
流量に設定すれば、その設定値となるようにバルブ4を
制御するようになる。
【0005】ガスがセンサ管5を通過したとき、そのガ
スの比熱により、サーモレジスタ6a,6bが冷却され
てその抵抗値が変化する。この2個のサーモレジスタ6
a,6bの抵抗値変化をブリッジ回路7より出力として
取り出し、その抵抗値の変化量をガスの流量に対応させ
て増幅回路8よりセンサ信号として電気的に出力する。
ガスはバイパス3により分流され、センサ流量との分流
比から総流量が検知される。前記増幅回路8からのセン
サ信号を比較制御回路10で設定器9の設定信号と比較
して、該比較制御回路10の出力に基づいて流量制御用
のバルブ4を制御して目的の流量になるように制御す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量制御装置は
以上のように構成されているので、バルブ4を全閉にし
たいときには、設定器9のつまみを回して調節しなけれ
ばならない。
【0007】しかし、一旦バルブ4を全閉にしてから再
び元の設定値に戻して使用する場合、設定器9のつまみ
を回す操作が必要となり、また、一度設定した設定値を
忘れないようにするために元の設定値を記録しておく必
要がある等、作業が煩雑になるという問題があった。
【0008】さらに、従来の流量制御装置を複数台使用
して例えば燃焼用バーナの燃料の制御を行う場合、燃焼
を停止するときは、燃料ガス用の流量制御装置を全閉と
し、空気用の流量制御装置を全開とすることで燃焼を停
止すると同時に、バーナ配管内に残っている未燃焼ガス
を完全に排出する必要があるが、設定器9の操作ではバ
ルブ4を強制的に全開にすることが出来ないという問題
があった。すなわち、設定器9を最大流量に設定したと
しても、流体供給側の圧力が高い場合にはバルブ4は全
開しない開度に保たれるため、必ずしも全開にはならな
いのである。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、所定の動作状態を容易に実現でき
る流量制御装置を得ることを目的とする。
【0010】また、この発明は、動作モードの切り替え
を無電圧接点入力として、動作モード選択のための電圧
源を外部に設ける必要をなくすとともに、単一電源で動
作可能な配線作業が簡略化できる流量制御装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】また、この発明は、設定されている動作モ
ードが突然切り替えられるなどの危険性をなくすことが
可能な流量制御装置を得ることを目的とする。
【0012】また、この発明は、無電圧接点により制御
モードが選択されている場合でも前記入力スイッチによ
る動作モードの設定が可能な流量制御装置を得ることを
目的とする。
【0013】 また、この発明は、流量制御装置単独使用
の場合であても、所定の条件が成立すると、その条件に
応じて、予め設定された動作モードへ移行できる流量制
御装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】1.この発明に係る流量
制御装置は、被測定流体は燃焼用の気体であり、前記流
量検出手段によって検出された被測定流体の流量が所定
流量となるように調節弁の開度を制御する制御モードお
よび前記調節弁を全閉する全閉モードおよび前記調節弁
を全開する全開モードを少なくとも含む複数種類の動作
モードの中から、いずれかの動作モードを選択する動作
モード選択手段を備えると共に、前記制御モードにあっ
て前記全閉モードが選択されたときにはその他のモード
を経ることなく前記全閉モードヘ直接移行するものであ
り、さらに前記制御モードにあっ て前記全開モードを選
択するには、他のモードを選択する操作とは異なる操作
を必要とするものである
【0015】 2.この発明に係る流量制御装置は、流量
検出手段によって検出された被測定流体の流量が所定流
量となるように調節弁の開度を制御する制御モードおよ
び前記調節弁を全閉する全閉モードを少なくとも含む複
数種類の動作モードの中から、いずれかの動作モードを
選択する動作モード選択手段を備えると共に、前記制御
モードにあって前記全閉モードが選択されたときにはそ
の他のモードを経ることなく前記全閉モードヘ直接移行
するものであり、前記動作モードのうちのいずれかが選
択されてから新たなモードヘの切替えが行われず所定の
時間が経過したときに、この動作モードを記憶する不揮
発性メモリを設けたものである。
【0016】 3.この発明に係る流量制御装置は、動作
モード選択手段により3つのモードのうちのいずれかが
選択されたときに、点灯、消灯、点滅の3つの状態によ
って3つのモードを表示する動作モード表示手段を備え
たものである。
【0017】 4.この発明に係る流量制御装置は、動作
モードのうちのいずれかが選択されたときに、この動作
モードを記憶する不揮発性メモリを設けたものである。
【0018】 .この発明に係る流量制御装置は、接地
電位の有無を外部から入力するための無電圧接点入力回
路を有する動作モード選択手段を備えたものである。
【0019】 .この発明に係る流量制御装置は、動作
モードの選択が予め設定され、所定の条件をもとに前記
設定された動作モードへの移行を行うための設定動作モ
ード移行手段を備えているものである。。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1は本発明に係る流量制御装置の実施の形態1の構成
を示す図であり、図1において、21は流量制御装置で
ある。この流量制御装置21はソレノイド弁(調節弁)
を備え、動作モードに応じてこのソレノイド弁の開度を
調節するようにし、かつ、この動作モードと被測定流体
の流量とを表示できるようにしたものである。尚、動作
モードについては後述する。
【0021】 22は流量制御装置21の流路ブロック、
23は入口配管接続用ブロック、25は被測定流体が流
れる円形断面の流路である。また、31は被測定流体の
流れを整えるステンレス製の整流用金網、32はステン
レス製の整流用金網31を挟持するリング状のスペー
サ、33はスペーサ32を係止するための段部、34は
被測定流体の流量を検出するマイクロフローセンサ(流
量検出手段)である。なお、この実施の形態1の被測定
流体としては、例えば、空気、窒素、アルゴン、炭酸、
酸素などの気体を対象としているが、本発明の対象はこ
れに限らず、液体用の流量計であってもよい。
【0022】 マイクロフローセンサ34には、例えば、
本願出願人が特願平3−106528号に係る明細書等
において開示した半導体ダイアフラム構成のものを使用
することができる。すなわち、このマイクロフローセン
サ34は、図示例を省略するが、発熱部とこの発熱部の
上流側および下流側に配設された2つの温度検出部を有
し、これら2つの温度検出部によって検出される温度の
差を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力か
ら流速に対応する流量を求めたり、あるいは一定電流ま
たは一定電力で発熱部を加熱し、2つの温度検出部によ
って検出される温度の差から流量を求めるたりすること
ができるように形成されている。そして、このマイクロ
フローセンサ34は、熱絶縁されたきわめて薄いダイア
フラム構造を採用しているため、高速応答、低消費電力
という特長を備えている。また、当然ながらこれに限ら
ず従来から公知の流量測定手段のうちから最適なものを
用いればよい。35〜37は例えば合成ゴムからなるO
リングである。
【0023】 41は被測定流体の流れを制御するソレノ
イド弁(調節弁)、42は被測定流体が流れる流路43
と流路44とが形成された弁座、45は流路43と流路
44とを連通する弁室、46は弁室45に収納されて流
路44を開閉する弁体、47は弁体46に連結された磁
性体のプランジャ、48は通電されてプランジャ47を
上下させるソレノイドコイル、49は流路ブロック22
と弁座42との間をシールするシールリングである。
【0024】 ここで言う動作モードとは、この流量制御
装置の動作状態を規定する機能のことである。例えば、
‘制御モード’とはマイクロフローセンサ34によって
検出された被測定流体の流量が設定流量となるようにソ
レノイド弁41の開度を制御する動作状態を言い、‘全
閉モード’とは、流量設定値にもマイクロフローセンサ
34の検出流量にもよらずにソレノイド弁41を強制的
に全閉にする動作状態を言い、‘全開モード’とは流量
設定値にもマイクロフローセンサ34の検出流量にもよ
らずにソレノイド弁41を設定された最大開度(必ずし
も100%開度とは限らない)に強制的にする動作状態
を言う。その他、‘試験モード’、‘自己診断モー
ド’、‘保守点検モード’など、必要に応じて数々の動
作状態を規定することが出来る。
【0025】 51は制御部、52はマイクロフローセン
サ34からのセンサ信号を処理する信号処理回路、53
はソレノイド弁41を駆動する駆動回路、54は制御部
51に所定の指令信号を入力するための入力スイッチ
(操作スイッチ)、55は現在の運転状態を表示するL
ED表示灯、56は被測定流体の流量または動作モード
を文字表示する4桁の7セグメント表示器(動作モード
表示手段)、57は信号処理回路52によって処理され
た被測定流体の流量の検出値、入力スイッチ54からの
指令信号を入力し、これらの信号に基づいて駆動回路5
3を制御するCPU(動作モード選択手段、動作モード
表示手段、操作スイッチ入力無効手段、出力手段、初期
状態復帰手段、設定動作モード移行手段)、58はCP
U57に電圧、電流を供給するとともにCPU57との
間で信号を入出力するためのコネクタ(出力手段)、5
9は設定操作や演算処理のためのアルゴリズム、制御プ
ログラムなどが予め書き込まれているROM、60はそ
の流量制御装置に応じたパラメータ、動作モード等を記
憶するEEPROM(不揮発性メモリ)、61は測定さ
れた流量データなどを随時保存するRAMである。
【0026】 次に入力スイッチ54の各スイッチとLE
D表示灯55の各ランプの機能について説明する。54
−1は後述するフローチャートに従って動作モードを切
り替えるときに押すRUNスイッチ(動作モード選択手
段)であり、この切り替え動作については後述する。5
4−2は設定を行うときに押すSHIFTスイッチ、5
4−3,54−4は、それぞれ設定値を変更するときに
押すダウンスイッチ(▽)、アップスイッチ(△)、5
4−5は、アップスイッチ54−4、ダウンスイッチ5
4−3により設定値を変更したとき、変更したその設定
値を確定させるときに押すENTスイッチであり、EN
Tスイッチ54−5はアラーム、リセットや積算リセッ
ト等をするスイッチとしても使用される。54−6は7
セグメント表示器56の表示内容を切り替えるときに押
すDISPスイッチであり、表示内容はDISPスイッ
チ54−6を押す毎に瞬時PV値(流量計測値)→瞬時
SP値(流量設定値)→積算PV値→瞬時PV値→…の
ように循環して切り替わる。
【0027】 55−1は7セグメント表示器56に表示
された内容がSP表示のときに点灯するSPランプ、5
5−2は7セグメント表示器56に表示された内容がP
V表示のときに点灯するPVランプ、55−3は瞬時流
量が設定値に一致している時に点灯し、動作モードが全
開モードのときに点滅するOKランプ(動作モード表示
手段)、55−4は異常検出時に点灯するALARMラ
ンプ、55−5は7セグメント表示器56に表示された
内容が積算流量を示すときに点灯するLランプ、55−
6は7セグメント表示器56に表示された内容が瞬時流
量を示すときに点灯するL/minランプである。
【0028】 次に、図2のフローチャートに基づいて動
作について説明する。まず、入力スイッチ54のRUN
スイッチ54−1が押されたときは動作モードを切り替
えると判定してステップST1からステップST2に進
む。ステップST2では、RUNスイッチ54−1が押
された時間が2秒未満か否かを判定する。
【0029】 RUNスイッチ54−1が押された時間が
2秒未満のときは、全閉モード又は制御モードの選択を
行うため、ステップST3に進み、前回のモードが全閉
モードであったか否かを判定する。前回のモードが全閉
モードではなかったと判定したとき、即ち、前回のモー
ドが制御モードであったと判定したときは、ステップS
T4に進み、全閉モードを選択する。ステップST5で
は、OKランプ55−3を消灯させて全閉モードである
ことを示す。このとき、7セグメント表示器56にも
「OFF」と表示する。
【0030】 また、ステップST3において、前回のモ
ードが全閉モードであると判定したときは、ステップS
T6に進み、制御モードを選択する。そして、7セグメ
ント表示器56には流量を表示し、流量が7セグメント
表示器56に表示された値になるようにソレノイド弁4
1を制御する。流量が設定値に一致した時、ステップS
T7に進み、OKランプ55−3を点灯させて制御モー
ドになったことを表示する。
【0031】 次に、RUNスイッチ54−1が押された
時間が2秒以上のときは、ステップST2からステップ
ST8に進み、全開モードを選択する。ステップST9
では、OKランプ55−3を点滅させて全開モードであ
ることを表示する。また、7セグメント表示器56にも
「FULL」と表示する。尚、ステップST4、ステッ
プST6、ステップST8が動作モード選択手段に相当
し、ステップST5、ステップST7、ステップST9
が動作モード表示手段に相当する。そして、ステップS
T10にて切り替えられた今回のモードをEEPROM
60に記憶しておく。
【0032】 以上のように、この実施の形態1によれ
ば、1つのRUNスイッチ54−1を操作するだけで、
簡単に動作モードの設定をすることができ、制御モード
に戻したときは元の設定値に戻るので、操作が容易とな
る効果が得られる。
【0033】 また、スイッチの数も少なく、動作モード
を切り替えるための信号線の数も少なくなる。従って、
少ない部品点数で動作モードの切り替えを実現でき、製
品コストを抑えることができ、信号線も短くなってノイ
ズ等による誤動作のおそれも少なくなる。
【0034】 また、前述したような燃焼用バーナの燃料
の制御に使用する場合は、燃焼中に燃料ガス用の流量制
御装置を誤って全開にしてしまうと火炎が必要以上に大
きくなり、また不完全燃焼の恐れもあり危険であるが、
2秒間RUNスイッチ54−1を押さなければ全開モー
ドは選択されないので、誤って全開モードが選択される
のを防止することができる。
【0035】 また、OKランプ55−3が点灯、消灯又
は点滅して、全閉モード、制御モード、全開モードの3
つのモードを表示するので、どのモードが選択されてい
るかを確認できるという効果がある。
【0036】 さらに、動作モードがEEPROM60に
記憶されるので、電源の再投入時に前回と同じモードに
復帰し、停電等があってもモードを設定し直す手間を省
くことができるという効果がある。
【0037】 なお、動作モードを切り替えてから新たな
動作モードへの切り替えがなければ、所定時間経過後
に、この動作モードをEEPROM60に記憶するよう
にしてもよい。このようにすれば、EEPROM60へ
の書き込み回数を減らすことができ、EEPROMの書
き込み寿命回数に達する時間が長くなる。
【0038】 また、動作モード選択手段として、本実施
の形態1では押しボタン式のRUNスイッチ54−1を
用いたが、図3に示すように外部から所定の電圧信号を
加えてそれに応じた動作モードを選択するように構成し
ても良い。
【0039】 また、図4に示すように、3つのモード表
示用LEDと3つのモーメンタリスイッチSWを流量制
御装置21に接続した構成にしてもよい。
【0040】 また、図5に示すように、モーメンタリス
イッチSWを操作するたびに、全閉→全開→制御と順次
切り替えられ、3つのモード表示用LEDと1つのモー
メンタリスイッチSWを流量制御装置21に接続した構
成であってもよい。
【0041】 また、動作モード表示手段として、実施の
形態1ではOKランプ55−3を用いたが、7セグメン
ト表示器56に動作モードを表示するようにしてもよい
し、液晶表示器を用いることもできる。さらに数字表示
ではなく棒グラフを表示するような表示器を用いて流量
を表示することもできる。このような表示器で動作モー
ドを表示するには、例えば各モードに応じた時間間隔で
棒グラフを点滅表示すればよい。
【0042】 また、調節弁として、実施の形態1ではソ
レノイド型のものを用いたが、当然のことながらこれに
限らず、電動モータや空気プランジャをアクチュエータ
として用いたものや、ボール弁、バタフライ弁等を用い
たもの等、様々な応用例を採用することが可能である。
また、全開モードを選択した場合は流量制御装置として
ではなく、流量計として使用することも可能である。
【0043】 また、前記実施の形態1の図3に示すよう
な動作モード選択手段を有した流量制御装置では、動作
モードとして制御モード/全開モード/全閉モードの3
種類あり、これらモードの切り替えは、図6に示すよう
に外部からの電圧入力(例えば、オープン/+15v/
−15v)により行うものである。
【0044】 また、このような流量制御装置を複数使用
して例えば燃焼用のバーナの燃料の制御を行う場合、い
ずれかの流量制御装置に異常が発生してアラームが出力
された場合には、燃料ガス用の流量制御装置を全閉、空
気用の流量制御装置を全開とすることで、燃焼を停止さ
せるとともに、バーナ配管内に未燃焼ガスが残っている
のを防ぐ必要がある。このための各流量制御装置の配線
接続構成は図7に示すような構成となる。
【0045】 図7において、101は全開/全閉の状態
へ切り替える電圧入力のためのリレー回路、102はア
ラームリセット(警報が出力されていない状態に戻すこ
と)を行う際に各流量制御装置への電源を遮断するため
のアラームリセットスイッチ、MFC1は燃料ガス用の
流量制御装置、MFC2は空気用の流量制御装置、MF
C3は酸素用の流量制御装置である。このように、全開
/全閉の状態へ切り替えるためのリレー回路などの外部
回路やリセットスイッチを設ける必要がある。
【0046】 また、図8は、この実施の形態1の流量制
御装置を単独使用する場合の電源供給回路(+15v,
GND,−15v)と動作モード切替スイッチ103と
アラームランプ104を有した外部回路の構成を示す配
線回路図である。
【0047】 また、図9は、この実施の形態1の流量制
御装置においてアラーム出力が発生したときにその流量
制御装置を全閉にするための回路構成の一例を示す回路
図である。図9において、105はフォトカプラであ
る。
【0048】 実施の形態2. 上記のとおり、実施の形態1において図7の構成を採る
場合、リレー回路などの外部回路を設ける必要があって
システムの構成が複雑であるという難点が残されてい
た。また、アラームリセットを行う際に各流量制御装置
への電源を遮断するために電流容量の大きい高価なスイ
ッチを用いる必要があるという難点が残されていた。実
施の形態2は、これらについての改善を試みたものであ
る。また、この実施の形態2の流量制御装置の基本構成
は、図1に示した流量制御装置の構成と同様であるが、
図10および図11に示すように単一電源で動作する構
成を有している。
【0049】 ここで、この単一電源で動作する流量制御
装置について説明する。図10はこの単一電源で動作す
る流量制御装置を示す構成図、図11はマイクロフロー
センサ34(温度検出部R,Rのみ図示し、発熱部
は省略))とセンサ出力回路の構成を示す回路図であ
る。なお、図10において図1と同一または相当の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図10に
おいて、148は検出素子34、信号処理回路52、C
PU57へ単一電源を供給するためのコネクタ、149
はACアダプタ入力用のコネクタである。また、図11
において、70はマイクロフローセンサ34用の電源、
71は単一電源Bにより動作し、マイクロフローセンサ
34の出力を処理する差動アンプ回路である。差動アン
プ回路71は信号処理回路52が備えている。
【0050】 この実施の形態2は、動作モードの切り替
えを外部からの無電圧接点入力により行うとともに供給
される電源を単一電源とした流量制御装置を提供するも
のである。
【0051】 また、前記動作モードを切り替える無電圧
接点入力のための無電圧接点入力回路とは別に設けられ
た動作モード選択のための入力スイッチ54からの入力
操作を、前記無電圧接点入力により所定の動作モードが
選択されている場合に無効にすることが可能な流量制御
装置を提供するものである。
【0052】 また、前記無電圧接点入力のための無電圧
接点入力回路とは別に設けられた動作モード選択のため
の入力スイッチ54からの入力に対し、前記無電圧接点
入力により制御モードが選択されている場合には、一
度、制御モードに移行し、その後、前記入力スイッチ5
4による入力を優先するようにした流量制御装置を提供
するものである。
【0053】 また、所定の条件が成立したときにアラー
ムやイベントなどを含む信号をコネクタ58やLED表
示灯55へ出力できる流量制御装置を提供するものであ
る。
【0054】 また、無電圧接点入力により制御モードが
選択されている場合には、一度、制御モードに移行する
とともに、前記アラームやイベントなどを含む信号を初
期状態に復帰可能な流量制御装置を提供するものであ
る。
【0055】 図12は、この実施の形態2の流量制御装
置の内部回路の構成を示す部分回路図であり、111は
電源(+15v)供給端子、112は基準電源(GN
D)供給端子、113は無電圧接点による全開動作モー
ド選択信号の入力端子、114は無電圧接点による全閉
動作モード選択信号の入力端子、115はオープンコレ
クタ出力のアラーム出力端子(出力手段)である。
【0056】 Q1は入力端子113から全開動作モード
選択信号(接地電位)が入力されることでオフとなる全
開動作モード選択信号入力用トランジスタ、Q2は入力
端子114から全閉動作モード選択信号(接地電位)が
入力されることでオフとなる全閉動作モード選択信号入
力用トランジスタ、Q3はアラーム出力端子115のオ
ープンコレクタ出力用トランジスタ(出力手段)であ
る。
【0057】 図13は、前記動作モードを切り替えるた
めの無電圧接点を有した外部回路の構成を示す回路図で
あり、図12の各端子に接続して用いるものである。図
13において、121は例えば+15vの単一電源であ
る。122は前記無電圧接点を有した外部回路であり、
可動接点Nを固定接点A側へ倒した場合、可動接点Nは
接地され、動作モードとして全閉動作モート゛が選択され
る。また、可動接点Nを固定接点C側へ倒した場合、可
動接点Nは接地され、動作モードとして全開動作モート゛
が選択される。また、可動接点Nを固定接点B側へ倒し
た場合、可動接点Nは浮いた状態になり、動作モードと
して制御モート゛が選択される。123はアラームランプ
回路である。
【0058】 次に、動作について説明する。この実施の
形態2の流量制御装置は、図10および図11に示すよ
うに+15vの単一電源により動作し、入力回路は図1
2に示すように無電圧接点の入力が可能であり、流量制
御装置へ供給する電源の配線作業が容易になり、また、
動作モード設定のための電圧源を外部へ設ける必要がな
くなる。
【0059】 次に、この実施の形態2の流量制御装置が
備えている、前記無電圧接点入力回路により所定の動作
モード(全閉動作モード、全開動作モード)が選択され
ている場合に前記無電圧接点入力回路とは別に設けられ
た動作モード選択のための入力スイッチ54からの入力
操作を無効にする機能について説明する。
【0060】 図14は、この入力スイッチ54からの入
力操作を無効にする機能についての動作を示すフローチ
ャートである。先ず、無電圧接点入力により設定されて
いる動作モードが全閉動作モードであるか判定し(ステ
ップST111)、この結果、全閉動作モードが設定さ
れていれば、入力スイッチ54による入力を無効にする
(ステップST113)。一方、ステップST111に
おいて、全閉動作モードが設定されていなければ、次
に、無電圧接点により設定されている動作モードが全開
動作モードであるかを判定する(ステップST11
2)。この結果、全開動作モードが設定されていれば、
入力スイッチ54による入力を無効にする(ステップS
T113)。
【0061】 従って、動作モードを切り替える外部回路
122の無電圧接点とは別に設けられた動作モード選択
のための入力スイッチ54からの入力操作を、前記無電
圧接点により全閉動作モードまたは全開動作モードが選
択されている場合に無効にすることができ、特に、アラ
ーム発生時などで外部から無電圧接点により全閉動作モ
ードまたは全開動作モードに移行している状態で、操作
スイッチ54により不用意に制御モードへ切り替えられ
てしまうのを防ぐことが出来る。
【0062】 次に、この実施の形態2の流量制御装置が
備えている、動作モード選択のための入力スイッチ54
からの入力に対し、前記無電圧接点入力により制御モー
ドが選択された場合、一度、制御モードに移行し、その
後、前記入力スイッチ54による入力を優先する機能に
ついて説明する。
【0063】 図15は、この入力スイッチ54による入
力を優先する機能についての動作を示すフローチャート
である。先ず、外部回路122の無電圧接点により制御
モードが選択されているかどうかを判定する(ステップ
ST211)。この結果、制御モードが選択されていな
ければ、入力スイッチ優先フラグに0をセットして無電
圧接点により選択されている動作モードへ移行する(ス
テップST212)。一方、ステップST211におい
て制御モードが選択されていれば、入力スイッチ優先フ
ラグの状態をチェックし(ステップST213)、フラ
グが0(入力スイッチ非優先)ならば、フラグに1をセ
ットして一度、制御モードへ移行する。これにより次回
ステップST213においてフラグが1(入力スイッチ
優先)となり、入力スイッチから動作モード選択入力が
あるかどうかチェックし(ステップST215)、入力
があれば、入力スイッチにより選択された動作モードへ
移行する(ステップST216)。
【0064】 従って、入力スイッチ54からの入力に対
し、外部回路122の無電圧接点により制御モードが選
択されている場合、一度、制御モードに移行し、その
後、前記入力スイッチ54による入力を優先することが
でき、前記無電圧接点により制御モードが選択されてい
る場合には前記入力スイッチによる動作モードの設定が
可能になる。
【0065】 次に、この実施の形態2の流量制御装置が
備えている、所定の条件が成立したときにアラームやイ
ベントなどを含む信号をコネクタ58やLED表示灯5
5へ出力する機能について説明する。なお、以下の説明
では、前記機能を、アラームをオープンコレクタ出力と
してアラーム出力端子115から外部出力する機能とし
て説明する。
【0066】 図16は、このアラームやイベントなどを
含む信号をコネクタ58やLED表示灯55へ出力する
機能を利用し、流量制御装置のアラーム出力状態に応じ
各流量制御装置でさまざまな動作モードを強制設定する
ことを可能にするための回路配線図である。MFC1,
MFC2,MFC3は図7で説明したように流量制御装
置である。131はアラームリセットスイッチ、Lは各
流量制御装置のアラーム出力端子115が共通接続され
る共通接続線である。
【0067】 次に、動作について説明する。各流量制御
装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合に、それ
ぞれの流量制御装置で所定の動作モードへ強制的に移行
するように、図12に示す各流量制御装置のアラーム出
力端子115は共通接続線Lへ共通接続される。そし
て、その共通接続線Lと各流量制御装置で強制的に移行
すべき動作モードの入力端子113または入力端子11
4とがアラームリセットスイッチ131を介して接続さ
れる。
【0068】 すなわち、流量制御装置MFC1では、各
流量制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場
合、強制的に全閉動作モードに移行するように、流量制
御装置MFC1の入力端子114が前記アラーム出力端
子115の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ1
31を介して接続される。
【0069】 また、流量制御装置MFC2では、各流量
制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合、強
制的に全開動作モードに移行するように、流量制御装置
MFC2の入力端子113が前記アラーム出力端子11
5の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ131を
介して接続される。
【0070】 また、流量制御装置MFC3では、各流量
制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合、強
制的に全閉動作モードに移行するように、流量制御装置
MFC3の入力端子114が前記アラーム出力端子11
5の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ131を
介して接続される。
【0071】 なお、アラームリセットスイッチ131を
押下した場合、各流量制御装置の動作モードの入力端子
113または入力端子114は、アラーム出力によりグ
ランドレベルになっている共通接続線Lと切り離される
ことから、各流量制御装置では動作モードとして制御モ
ードが選択される。そして、それ以降は図15に示すフ
ローチャートに従い、入力スイッチ54により入力され
た動作モードが優先される。
【0072】 次に、この実施の形態2の流量制御装置が
備えている、無電圧接点により制御モードが選択されて
いる場合、一度、制御モードに移行するとともに、アラ
ーム出力端子115から出力されているアラームやイベ
ントなどの信号を初期状態に復帰する機能について説明
する。
【0073】 図17は、アラームやイベントなどの信号
を初期状態に復帰する機能についての動作を示すフロー
チャートである。先ず、無電圧接点入力により制御モー
ドが選択されたか否かを判定する(ステップST32
1)。この判定は、入力端子113と入力端子114い
ずれもグランドレベルへ接続されない状態、すなわち全
開動作モード選択信号入力用トランジスタQ1と全閉動
作モード選択信号入力用トランジスタQ2の両方が共に
オンになったのを検出することで、制御モードが選択さ
たと判定する。
【0074】 制御モードが選択されると、制御モードへ
移行し(ステップST322)、次いで、出力信号のリ
セット、例えばアラーム出力端子115からアラーム出
力が発生していれば、そのアラーム出力をリセットし、
初期状態へ復帰する(ステップST323)。
【0075】 従って、図7で行なっていた流量制御装置
の電源リセットによる出力信号のリセットを行わなくて
も、無電圧接点入力による制御モードの選択により出力
信号のリセットを行うことが出来るため、電源リセット
によるリセットに必要であった電流容量の大きなリセッ
トスイッチを使用しなくても出力信号のリセットを行う
ことが出来る。また、図7で使用していたリレー等の外
部部品は使用する必要がなくなる。
【0076】 実施の形態3. 前記実施の形態2では、複数の流量制御装置を使用する
場合、各流量制御装置がアラームやイベントなどを含む
信号をコネクタ58やLED表示灯55へ出力する機能
を利用し、外部での配線接続により、いずれかの流量制
御装置のアラーム出力状態に応じ各流量制御装置でさま
ざまな動作モードを強制設定することが可能であった。
【0077】 この実施の形態3の流量制御装置は、流量
制御装置においてアラームやイベントなどを出力する状
態になると、この状態に応じ当該流量制御装置で単独で
内部的にさまざまな動作モードへ移行することが出来る
ものである。
【0078】 図12は、この流量制御装置の構成を示す
入力回路図である。図12については、前記実施の形態
2において既に説明した部分については説明を省略す
る。図12においてS1はアラームやイベントなどの出
力状態に応じて移行する動作モードの設定スイッチ(設
定動作モード移行手段)である。この設定スイッチS1
の可動接点と接続されたニュートラル端子は流量制御装
置内部でアラーム出力端子115と接続されている。ま
た設定スイッチS1の固定接点1と接続された端子は全
閉動作モードの入力端子114と接続され、また設定ス
イッチS1の固定接点3と接続された端子は全開動作モ
ードの入力端子113と接続されている。
【0079】 すなわち、設定スイッチS1の可動接点を
固定接点1側へ切り替えておくと、アラーム出力が発生
すると、その流量制御装置では全閉動作モードへ移行す
る。また設定スイッチS1の可動接点を固定接点3側へ
切り替えておくと、アラーム出力が発生すると、その流
量制御装置では全開動作モードへ移行する。
【0080】 従って、この実施の形態3によれば、流量
制御装置を単独で使用する場合に図9のような外部回路
を使用しなくてもその流量制御装置においてアラームや
イベントなどを出力する状態になると、この状態に応じ
てその流量制御装置内部でさまざまな動作モードへ移行
することが出来る。
【0081】 なお、以上、電子回路の動作として説明し
た機能は、予めROM59等に記憶させたソフトウェア
プログラムによって、CPU57で演算処理を行うよう
にしても実現できることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】1.以上のように、この発明によれば、
被測定流体は燃焼用の気体であり、前記流量検出手段に
よって検出された被測定流体の流量が所定流量となるよ
うに調節弁の開度を制御する制御モードおよび前記調節
弁を全閉する全閉モードおよび前記調節弁を全開する全
開モードを少なくとも含む複数種類の動作モードの中
ら、いずれかの動作モードを選択する動作モード選択手
段を備えると共に、前記制御モードにあって前記全閉モ
ードが選択されたときにはその他のモードを経ることな
く前記全閉モードヘ直接移行するものであり、さらに前
記制御モードにあって前記全開モードを選択するには、
他のモードを選択する操作とは異なる操作を必要とする
ように構成したので、誤って全開モードにすることがな
く安全であり、複数種類の動作モードの中から選択した
新たな動作モードへ速やかに移行することができ、モー
ドを選択するための操作が容易になる効果がある。
【0083】 2.この発明によれば、流量検出手段によ
って検出された被測定流体の流量が所定流量となるよう
に調節弁の開度を制御する制御モードおよび前記調節弁
を全閉する全閉モードを少なくとも含む複数種類の動作
モードの中から、いずれかの動作モードを選択する動作
モード選択手段を備えると共に、前記制御モードにあっ
て前記全閉モードが選択されたときにはその他のモード
を経ることなく前記全 閉モードヘ直接移行するものであ
り、前記動作モードのうちのいずれかが選択されてから
新たなモードヘの切替えが行われず所定の時間が経過し
たときに、この動作モードを記憶する不揮発性メモリを
設けて構成したので、所定時間よりも短い間隔でモード
を切り替えるときには不揮発性メモリに新たなモードが
記憶されなくなり、不揮発性メモリの書き込み回数を減
らすことができる。従って書き込み寿命回数に達する時
間を長くすることが出来る効果がある。
【0084】 3.この発明によれば、動作モード選択手
段により3つのモードのうちのいずれかが選択されたと
きに、点灯、消灯、点滅の3つの状態によって3つのモ
ードを表示する動作モード表示手段を備えるように構成
したので、どのモードが選択されているかを容易に確認
できる効果がある。
【0085】 4.この発明によれば、3つのモードのう
ちのいずれかが選択されたときに、この動作モードを記
憶する不揮発性メモリを備えるように構成したので、電
源の再投入時に前回と同じモードに復帰でき、停電等が
あってもモードを設定し直す手間を省くことが出来る効
果がある。
【0086】 .この発明によれば、接地電位の有無を
外部から入力するための無電圧接点入力回路を動作モー
ド選択手段が備えるように構成したので、動作モード選
択のための電圧源を外部に設ける必要がなくなる効果が
ある。
【0087】 .この発明によれば、動作モードの選択
が予め設定され、所定の条件をもとに前記設定された動
作モードへの移行を行うための設定動作モード移行手段
を備えるように構成したので、流量制御装置単独使用の
場合に外部回路を使用しなくても、前記所定の条件が成
立すると、その条件に応じて、前記設定された動作モー
ドへ移行できる機能を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の流量制御装置の実施の形態1を示す
構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1の流量制御装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1の流量制御装置におけ
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
【図4】この発明の実施の形態1の流量制御装置におけ
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
【図5】この発明の実施の形態1の流量制御装置におけ
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
【図6】この発明の実施の形態1の流量制御装置におけ
る電源、動作モードおよびアラーム出力などの内部回路
の構成を示す部分構成図である。
【図7】この発明の実施の形態2の流量制御装置を複数
用いた場合の配線構成図である。
【図8】この発明の実施の形態1の流量制御装置を単独
使用する場合の電源供給回路と動作モード切替スイッチ
とアラームランプを有した外部回路の構成を示す回路図
である。
【図9】この発明の実施の形態1の流量制御装置におい
てアラーム出力が発生したときに動作モードを全閉にす
るための回路構成の一例を示す回路図である。
【図10】この発明の実施の形態2の単一電源で動作す
る流量制御装置を示す構成図である。
【図11】この発明の実施の形態2の単一電源で動作す
る流量制御装置におけるマイクロフローセンサとセンサ
出力回路の構成を示す回路図である。
【図12】この発明の実施の形態2の流量制御装置の内
部回路の構成を示す部分回路図である。
【図13】この発明の実施の形態2の流量制御装置にお
ける動作モード切替のための無電圧接点を有した外部回
路の構成を示す回路図である。
【図14】この発明の実施の形態2の流量制御装置にお
ける入力スイッチからの入力操作を無効にする機能につ
いての動作を示すフローチャートである。
【図15】この発明の実施の形態2の流量制御装置にお
ける入力スイッチによる入力を優先する機能についての
動作を示すフローチャートである。
【図16】この発明の実施の形態2の流量制御装置にお
けるアラーム出力状態に応じて様々な動作モードを強制
設定することを可能にするための回路配線図である。
【図17】この発明の実施の形態2の流量制御装置にお
けるアラームやイベントなどの信号を初期状態に復帰す
る機能についての動作を示すフローチャートである。
【図18】従来の流量制御装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
21,MFC1,MFC2,MFC3 流量制御装置 25 流路 34 マイクロフローセンサ(流量検出手段) 41 ソレノイド弁(調節弁) 54 入力スイッチ(操作スイッチ) 54−1 RUNスイッチ(動作モード選択手段) 55−3 OKランプ(動作モード表示手段) 56 セグメント表示器(動作モード表示手段) 57 CPU(動作モード選択手段、動作モード表示手
段、操作スイッチ入力無効手段、出力手段、初期状態復
帰手段、設定動作モード移行手段) 58 コネクタ(出力手段) 60 EEPROM(不揮発性メモリ) Q3 オープンコレクタ出力用トランジスタ(出力手
段) 115 アラーム出力端子(出力手段) S1 設定スイッチ(設定動作モード移行手段) 122 外部回路(無電圧接点) 148,149 コネクタ(電源端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 11/36 501 G05B 11/36 501H 15/02 15/02 A (56)参考文献 特開 平5−250044(JP,A) 特開 平6−250742(JP,A) 特開 平8−230614(JP,A) 特開 昭63−131918(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 7/06 F16K 21/00 F16K 31/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が流れる流路と、この被測定
    流体の流量を調節する調節弁と、前記被測定流体の流量
    を検出する流量検出手段とを備えた流量制御装置におい
    て、前記被測定流体は燃焼用の気体であり、前記流量検
    出手段によって検出された被測定流体の流量が所定流量
    となるように調節弁の開度を制御する制御モードおよび
    前記調節弁を全閉する全閉モードおよび前記調節弁を全
    開する全開モードを少なくとも含む複数種類の動作モー
    ドの中から、いずれかの動作モードを選択する動作モー
    ド選択手段を備えると共に、前記制御モードにあって前
    記全閉モードが選択されたときにはその他のモードを経
    ることなく前記全閉モードヘ直接移行するものであり、
    さらに前記制御モードにあって前記全開モードを選択す
    るには、他のモードを選択する操作とは異なる操作を必
    要とするものであることを特徴とする流量制御装置。
  2. 【請求項2】 被測定流体が流れる流路と、この被測定
    流体の流量を調節する調節弁と、前記被測定流体の流量
    を検出する流量検出手段とを備えた流量制御装置におい
    て、前記流量検出手段によって検出された被測定流体の
    流量が所定流量となるように調節弁の開度を制御する制
    御モードおよび前記調節弁を全閉する全閉モードを少な
    くとも含む複数種類の動作モードの中から、いずれかの
    動作モードを選択する動作モード選択手段を備えると共
    に、前記制御モードにあって前記全閉モードが選択され
    たときにはその他のモードを経ることなく前記全閉モー
    ドヘ直接移行するものであり、前記動作モードのうちの
    いずれかが選択されてから新たなモードヘの切替えが行
    われず所定の時間が経過したときに、この動作モードを
    記憶する不揮発性メモリを設けたことを特徴とする流量
    制御装置。
  3. 【請求項3】 動作モード選択手段により3つのモード
    のうちのいずれかが選択されたときに、点灯、消灯、点
    滅の3つの状態によって3つのモードを表示する動作モ
    ード表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の流量制御装置。
  4. 【請求項4】 動作モードのうちのいずれかが選択され
    たときに、この動作モードを記憶する不揮発性メモリを
    設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの
    いずれか1項記載の流量制御装置。
  5. 【請求項5】 動作モード選択手段は、接地電位の有無
    を外部から入力するための無電圧接点入力回路を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれ
    か1項記載の流量制御装置。
  6. 【請求項6】 動作モードの選択が予め設定され、所定
    の条件をもとに前記設定された動作モードへの移行を行
    うための設定動作モード移行手段を備えていることを特
    徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記
    載の流量制御装置。
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