JP2000081914A - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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- JP2000081914A JP2000081914A JP11014915A JP1491599A JP2000081914A JP 2000081914 A JP2000081914 A JP 2000081914A JP 11014915 A JP11014915 A JP 11014915A JP 1491599 A JP1491599 A JP 1491599A JP 2000081914 A JP2000081914 A JP 2000081914A
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Abstract
に行えるようにする。 【解決手段】 RUNスイッチ54−1が押された時間
が2秒未満であって前回のモードが全閉モードではない
ときは、全閉モードを選択し、全閉モードであることを
表示し(ステップST2→ステップST3→ステップS
T4→ステップST5)、前回のモードが全閉モードで
あるときは、制御モードを選択して、制御モードである
ことを表示する(ステップST3→ステップST6→ス
テップST7)。また、RUNスイッチ54−1が押さ
れた時間が2秒以上のときは、全開モードを選択し、全
開モードであることを表示する(ステップST2→ステ
ップST8→ステップST9)。
Description
関するものである。
種のガスが用いられるが、これらのガスの流量を制御す
るため、各ガスの供給流路には流量制御装置が介装され
ている。また、特開平6−341880号公報には、調
節弁の開度を制御して流量を制御する流量制御装置が開
示されている。
を示すブロック図である。図18において、1は流量制
御装置、2はセンサ、3はセンサ2と並列に設けられた
ガス流通路であるバイパス、4はバルブ、5はセンサ
管、6a,6bはサーモレジスタ、7はブリッジ回路、
8は増幅回路、9はガスの流量を設定するためのコント
ロール信号入力端子が備えられた設定器であり、例えば
可変抵抗器のつまみを目盛りにあわせて数値を設定する
ようになっている。10は比較制御回路、11は流量の
表示器、12は電源である。
設定器9により設定される。ガスの流量を設定するに
は、設定器9のつまみを回して所定の目盛りに合わせ
る。この流量制御装置では、ガスの流量を所定の流量に
設定するだけでなく、全閉に設定することもできる。即
ち、設定値を0にすればバルブ4が全閉となり、所定の
流量に設定すれば、その設定値となるようにバルブ4を
制御するようになる。
スの比熱により、サーモレジスタ6a,6bが冷却され
てその抵抗値が変化する。この2個のサーモレジスタ6
a,6bの抵抗値変化をブリッジ回路7より出力として
取り出し、その抵抗値の変化量をガスの流量に対応させ
て増幅回路8よりセンサ信号として電気的に出力する。
ガスはバイパス3により分流され、センサ流量との分流
比から総流量が検知される。前記増幅回路8からのセン
サ信号を比較制御回路10で設定器9の設定信号と比較
して、該比較制御回路10の出力に基づいて流量制御用
のバルブ4を制御して目的の流量になるように制御す
る。
以上のように構成されているので、バルブ4を全閉にし
たいときには、設定器9のつまみを回して調節しなけれ
ばならない。
び元の設定値に戻して使用する場合、設定器9のつまみ
を回す操作が必要となり、また、一度設定した設定値を
忘れないようにするために元の設定値を記録しておく必
要がある等、作業が煩雑になるという問題があった。
して例えば燃焼用バーナの燃料の制御を行う場合、燃焼
を停止するときは、燃料ガス用の流量制御装置を全閉と
し、空気用の流量制御装置を全開とすることで燃焼を停
止すると同時に、バーナ配管内に残っている未燃焼ガス
を完全に排出する必要があるが、設定器9の操作ではバ
ルブ4を強制的に全開にすることが出来ないという問題
があった。すなわち、設定器9を最大流量に設定したと
しても、流体供給側の圧力が高い場合にはバルブ4は全
開しない開度に保たれるため、必ずしも全開にはならな
いのである。
めになされたもので、所定の動作状態を容易に実現でき
る流量制御装置を得ることを目的とする。
を無電圧接点入力として、動作モード選択のための電圧
源を外部に設ける必要をなくすとともに、単一電源で動
作可能な配線作業が簡略化できる流量制御装置を得るこ
とを目的とする。
ードが突然切り替えられるなどの危険性をなくすことが
可能な流量制御装置を得ることを目的とする。
モードが選択されている場合でも前記入力スイッチによ
る動作モードの設定が可能な流量制御装置を得ることを
目的とする。
ラームやイベントなどを含む信号を外部へ出力でき、こ
の出力状態を利用した数々の動作モードの自動的設定を
可能にする流量制御装置を得ることを目的とする。
モードが選択されている場合には、一度制御モードに移
行するとともに、前記アラームやイベントなどを含む信
号を初期状態に復帰可能にして、電源リセットのための
電流容量の大きなリセットスイッチを不要にできる流量
制御装置を得ることを目的とする。
の場合であても、所定の条件が成立すると、その条件に
応じて、予め設定された動作モードへ移行できる流量制
御装置を得ることを目的とする。
制御装置は、流量検出手段によって検出された被測定流
体の流量が所定流量となるように調節弁の開度を制御す
る制御モードおよび前記調整弁を全閉する全閉モードを
少なくとも含む複数種類の動作モードの中から、いずれ
かの動作モードを選択する動作モード選択手段を備える
ようにしたものである。
の操作スイッチが操作される毎に2つのモードを交互に
選択すると共に、当該2つのモードを交互に選択すると
きとは異なる操作が行われるともう1つのモードを選択
する動作モード選択手段を備えるようにしたものであ
る。
モード選択手段により3つのモードのうちのいずれかが
選択されたときに、点灯、消灯、点滅の3つの状態によ
って3つのモードを表示する動作モード表示手段を備え
るようにしたものである。
モードのうちのいずれかが選択されたときに、この動作
モードを記憶する不揮発性メモリを備えるようにしたも
のである。
モードのうちのいずれかが選択されてから新たなモード
への切替えが行われず所定時間経過すると、この動作モ
ードを記憶する不揮発性メモリ備えるようにしたもので
ある。
電位の有無を外部から入力するための無電圧接点入力回
路を有する動作モード選択手段を備えるようにしたもの
である。
から供給する電源を単一電源にしたものである。
モード選択のための操作スイッチを備えると共に、外部
から無電圧接点入力回路に所定の動作モードを選択する
入力がなされているときには、前記操作スイッチからの
入力操作を無効にする操作スイッチ入力無効手段を動作
モード選択手段が備えるようにしたものである。
モード選択のための操作スイッチを備え、外部から無電
圧接点入力回路に制御モードを選択する入力があると、
一度、制御モードへ移行し、その後、前記操作スイッチ
の入力を優先する機能を動作モード選択手段が備えるよ
うにしたものである。
定の条件をもとに信号出力を行う出力手段を備えるよう
にしたものである。
部から無電圧接点入力回路へ制御モードを選択する入力
があると、一度、制御モードへ移行するとともに、出力
手段による信号出力を初期状態に復帰させる初期状態復
帰手段を備えるようにしたものである。
作モードの選択が予め設定され、所定の条件をもとに前
記設定された動作モードへの移行を行うための設定動作
モード移行手段を備えるようにしたものである。
説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る流量制御装置の実施
の形態1の構成を示す図であり、図1において、21は
流量制御装置である。この流量制御装置21はソレノイ
ド弁(調節弁)を備え、動作モードに応じてこのソレノ
イド弁の開度を調節するようにし、かつ、この動作モー
ドと被測定流体の流量とを表示できるようにしたもので
ある。尚、動作モードについては後述する。
23は入口配管接続用ブロック、25は被測定流体が流
れる円形断面の流路である。また、31は被測定流体の
流れを整えるステンレス製の整流用金網、32はステン
レス製の整流用金網31を挟持するリング状のスペー
サ、33はスペーサ32を係止するための段部、34は
被測定流体の流量を検出するマイクロフローセンサ(流
量検出手段)である。なお、この実施の形態1の被測定
流体としては、例えば、空気、窒素、アルゴン、炭酸、
酸素などの気体を対象としているが、本発明の対象はこ
れに限らず、液体用の流量計であってもよい。
本願出願人が特願平3−106528号に係る明細書等
において開示した半導体ダイアフラム構成のものを使用
することができる。すなわち、このマイクロフローセン
サ34は、図示例を省略するが、発熱部とこの発熱部の
上流側および下流側に配設された2つの温度検出部を有
し、これら2つの温度検出部によって検出される温度の
差を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力か
ら流速に対応する流量を求めたり、あるいは一定電流ま
たは一定電力で発熱部を加熱し、2つの温度検出部によ
って検出される温度の差から流量を求めるたりすること
ができるように形成されている。そして、このマイクロ
フローセンサ34は、熱絶縁されたきわめて薄いダイア
フラム構造を採用しているため、高速応答、低消費電力
という特長を備えている。また、当然ながらこれに限ら
ず従来から公知の流量測定手段のうちから最適なものを
用いればよい。35〜37は例えば合成ゴムからなるO
リングである。
イド弁(調節弁)、42は被測定流体が流れる流路43
と流路44とが形成された弁座、45は流路43と流路
44とを連通する弁室、46は弁室45に収納されて流
路44を開閉する弁体、47は弁体46に連結された磁
性体のプランジャ、48は通電されてプランジャ47を
上下させるソレノイドコイル、49は流路ブロック22
と弁座42との間をシールするシールリングである。
装置の動作状態を規定する機能のことである。例えば、
‘制御モード’とはマイクロフローセンサ34によって
検出された被測定流体の流量が設定流量となるようにソ
レノイド弁41の開度を制御する動作状態を言い、‘全
閉モード’とは、流量設定値にもマイクロフローセンサ
34の検出流量にもよらずにソレノイド弁41を強制的
に全閉にする動作状態を言い、‘全開モード’とは流量
設定値にもマイクロフローセンサ34の検出流量にもよ
らずにソレノイド弁41を設定された最大開度(必ずし
も100%開度とは限らない)に強制的にする動作状態
を言う。その他、‘試験モード’、‘自己診断モー
ド’、‘保守点検モード’など、必要に応じて数々の動
作状態を規定することが出来る。
サ34からのセンサ信号を処理する信号処理回路、53
はソレノイド弁41を駆動する駆動回路、54は制御部
51に所定の指令信号を入力するための入力スイッチ
(操作スイッチ)、55は現在の運転状態を表示するL
ED表示灯、56は被測定流体の流量または動作モード
を文字表示する4桁の7セグメント表示器(動作モード
表示手段)、57は信号処理回路52によって処理され
た被測定流体の流量の検出値、入力スイッチ54からの
指令信号を入力し、これらの信号に基づいて駆動回路5
3を制御するCPU(動作モード選択手段、動作モード
表示手段、操作スイッチ入力無効手段、出力手段、初期
状態復帰手段、設定動作モード移行手段)、58はCP
U57に電圧、電流を供給するとともにCPU57との
間で信号を入出力するためのコネクタ(出力手段)、5
9は設定操作や演算処理のためのアルゴリズム、制御プ
ログラムなどが予め書き込まれているROM、60はそ
の流量制御装置に応じたパラメータ、動作モード等を記
憶するEEPROM(不揮発性メモリ)、61は測定さ
れた流量データなどを随時保存するRAMである。
D表示灯55の各ランプの機能について説明する。54
−1は後述するフローチャートに従って動作モードを切
り替えるときに押すRUNスイッチ(動作モード選択手
段)であり、この切り替え動作については後述する。5
4−2は設定を行うときに押すSHIFTスイッチ、5
4−3,54−4は、それぞれ設定値を変更するときに
押すダウンスイッチ(▽)、アップスイッチ(△)、5
4−5は、アップスイッチ54−4、ダウンスイッチ5
4−3により設定値を変更したとき、変更したその設定
値を確定させるときに押すENTスイッチであり、EN
Tスイッチ54−5はアラーム、リセットや積算リセッ
ト等をするスイッチとしても使用される。54−6は7
セグメント表示器56の表示内容を切り替えるときに押
すDISPスイッチであり、表示内容はDISPスイッ
チ54−6を押す毎に瞬時PV値(流量計測値)→瞬時
SP値(流量設定値)→積算PV値→瞬時PV値→…の
ように循環して切り替わる。
された内容がSP表示のときに点灯するSPランプ、5
5−2は7セグメント表示器56に表示された内容がP
V表示のときに点灯するPVランプ、55−3は瞬時流
量が設定値に一致している時に点灯し、動作モードが全
開モードのときに点滅するOKランプ(動作モード表示
手段)、55−4は異常検出時に点灯するALARMラ
ンプ、55−5は7セグメント表示器56に表示された
内容が積算流量を示すときに点灯するLランプ、55−
6は7セグメント表示器56に表示された内容が瞬時流
量を示すときに点灯するL/minランプである。
作について説明する。まず、入力スイッチ54のRUN
スイッチ54−1が押されたときは動作モードを切り替
えると判定してステップST1からステップST2に進
む。ステップST2では、RUNスイッチ54−1が押
された時間が2秒未満か否かを判定する。
2秒未満のときは、全閉モード又は制御モードの選択を
行うため、ステップST3に進み、前回のモードが全閉
モードであったか否かを判定する。前回のモードが全閉
モードではなかったと判定したとき、即ち、前回のモー
ドが制御モードであったと判定したときは、ステップS
T4に進み、全閉モードを選択する。ステップST5で
は、OKランプ55−3を消灯させて全閉モードである
ことを示す。このとき、7セグメント表示器56にも
「OFF」と表示する。
ードが全閉モードであると判定したときは、ステップS
T6に進み、制御モードを選択する。そして、7セグメ
ント表示器56には流量を表示し、流量が7セグメント
表示器56に表示された値になるようにソレノイド弁4
1を制御する。流量が設定値に一致した時、ステップS
T7に進み、OKランプ55−3を点灯させて制御モー
ドになったことを表示する。
時間が2秒以上のときは、ステップST2からステップ
ST8に進み、全開モードを選択する。ステップST9
では、OKランプ55−3を点滅させて全開モードであ
ることを表示する。また、7セグメント表示器56にも
「FULL」と表示する。尚、ステップST4、ステッ
プST6、ステップST8が動作モード選択手段に相当
し、ステップST5、ステップST7、ステップST9
が動作モード表示手段に相当する。そして、ステップS
T10にて切り替えられた今回のモードをEEPROM
60に記憶しておく。
ば、1つのRUNスイッチ54−1を操作するだけで、
簡単に動作モードの設定をすることができ、制御モード
に戻したときは元の設定値に戻るので、操作が容易とな
る効果が得られる。
を切り替えるための信号線の数も少なくなる。従って、
少ない部品点数で動作モードの切り替えを実現でき、製
品コストを抑えることができ、信号線も短くなってノイ
ズ等による誤動作のおそれも少なくなる。
の制御に使用する場合は、燃焼中に燃料ガス用の流量制
御装置を誤って全開にしてしまうと火炎が必要以上に大
きくなり、また不完全燃焼の恐れもあり危険であるが、
2秒間RUNスイッチ54−1を押さなければ全開モー
ドは選択されないので、誤って全開モードが選択される
のを防止することができる。
は点滅して、全閉モード、制御モード、全開モードの3
つのモードを表示するので、どのモードが選択されてい
るかを確認できるという効果がある。
記憶されるので、電源の再投入時に前回と同じモードに
復帰し、停電等があってもモードを設定し直す手間を省
くことができるという効果がある。
動作モードへの切り替えがなければ、所定時間経過後
に、この動作モードをEEPROM60に記憶するよう
にしてもよい。このようにすれば、EEPROM60へ
の書き込み回数を減らすことができ、EEPROMの書
き込み寿命回数に達する時間が長くなる。
の形態1では押しボタン式のRUNスイッチ54−1を
用いたが、図3に示すように外部から所定の電圧信号を
加えてそれに応じた動作モードを選択するように構成し
ても良い。
示用LEDと3つのモーメンタリスイッチSWを流量制
御装置21に接続した構成にしてもよい。
イッチSWを操作するたびに、全閉→制御→全開と順次
切り替えられ、制御から全閉に切り替えるには必ず一度
全開にしなければならない(全閉→全開→制御でも同
様)が、3つのモード表示用LEDと1つのモーメンタ
リスイッチSWを流量制御装置21に接続した構成であ
ってもよい。
形態1ではOKランプ55−3を用いたが、7セグメン
ト表示器56に動作モードを表示するようにしてもよい
し、液晶表示器を用いることもできる。さらに数字表示
ではなく棒グラフを表示するような表示器を用いて流量
を表示することもできる。このような表示器で動作モー
ドを表示するには、例えば各モードに応じた時間間隔で
棒グラフを点滅表示すればよい。
レノイド型のものを用いたが、当然のことながらこれに
限らず、電動モータや空気プランジャをアクチュエータ
として用いたものや、ボール弁、バタフライ弁等を用い
たもの等、様々な応用例を採用することが可能である。
また、全開モードを選択した場合は流量制御装置として
ではなく、流量計として使用することも可能である。
な動作モード選択手段を有した流量制御装置では、動作
モードとして制御モード/全開モード/全閉モードの3
種類あり、これらモードの切り替えは、図6に示すよう
に外部からの電圧入力(例えば、オープン/+15v/
−15v)により行うものである。
して例えば燃焼用のバーナの燃料の制御を行う場合、い
ずれかの流量制御装置に異常が発生してアラームが出力
された場合には、燃料ガス用の流量制御装置を全閉、空
気用の流量制御装置を全開とすることで、燃焼を停止さ
せるとともに、バーナ配管内に未燃焼ガスが残っている
のを防ぐ必要がある。このための各流量制御装置の配線
接続構成は図7に示すような構成となる。
へ切り替える電圧入力のためのリレー回路、102はア
ラームリセット(警報が出力されていない状態に戻すこ
と)を行う際に各流量制御装置への電源を遮断するため
のアラームリセットスイッチ、MFC1は燃料ガス用の
流量制御装置、MFC2は空気用の流量制御装置、MF
C3は酸素用の流量制御装置である。このように、全開
/全閉の状態へ切り替えるためのリレー回路などの外部
回路やリセットスイッチを設ける必要がある。
御装置を単独使用する場合の電源供給回路(+15v,
GND,−15v)と動作モード切替スイッチ103と
アラームランプ104を有した外部回路の構成を示す配
線回路図である。
御装置においてアラーム出力が発生したときにその流量
制御装置を全閉にするための回路構成の一例を示す回路
図である。図9において、105はフォトカプラであ
る。
1において図7の構成を採る場合、リレー回路などの外
部回路を設ける必要があってシステムの構成が複雑であ
るという難点が残されていた。また、アラームリセット
を行う際に各流量制御装置への電源を遮断するために電
流容量の大きい高価なスイッチを用いる必要があるとい
う難点が残されていた。実施の形態2は、これらについ
ての改善を試みたものである。また、この実施の形態2
の流量制御装置の基本構成は、図1に示した流量制御装
置の構成と同様であるが、図10および図11に示すよ
うに単一電源で動作する構成を有している。
装置について説明する。図10はこの単一電源で動作す
る流量制御装置を示す構成図、図11はマイクロフロー
センサ34(温度検出部RU,RDのみ図示し、発熱部
は省略))とセンサ出力回路の構成を示す回路図であ
る。なお、図10において図1と同一または相当の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図10に
おいて、148は検出素子34、信号処理回路52、C
PU57へ単一電源を供給するためのコネクタ、149
はACアダプタ入力用のコネクタである。また、図11
において、70はマイクロフローセンサ34用の電源、
71は単一電源Bにより動作し、マイクロフローセンサ
34の出力を処理する差動アンプ回路である。差動アン
プ回路71は信号処理回路52が備えている。
えを外部からの無電圧接点入力により行うとともに供給
される電源を単一電源とした流量制御装置を提供するも
のである。
接点入力のための無電圧接点入力回路とは別に設けられ
た動作モード選択のための入力スイッチ54からの入力
操作を、前記無電圧接点入力により所定の動作モードが
選択されている場合に無効にすることが可能な流量制御
装置を提供するものである。
接点入力回路とは別に設けられた動作モード選択のため
の入力スイッチ54からの入力に対し、前記無電圧接点
入力により制御モードが選択されている場合には、一
度、制御モードに移行し、その後、前記入力スイッチ5
4による入力を優先するようにした流量制御装置を提供
するものである。
ムやイベントなどを含む信号をコネクタ58やLED表
示灯55へ出力できる流量制御装置を提供するものであ
る。
選択されている場合には、一度、制御モードに移行する
とともに、前記アラームやイベントなどを含む信号を初
期状態に復帰可能な流量制御装置を提供するものであ
る。
置の内部回路の構成を示す部分回路図であり、111は
電源(+15v)供給端子、112は基準電源(GN
D)供給端子、113は無電圧接点による全開動作モー
ド選択信号の入力端子、114は無電圧接点による全閉
動作モード選択信号の入力端子、115はオープンコレ
クタ出力のアラーム出力端子(出力手段)である。
選択信号(接地電位)が入力されることでオフとなる全
開動作モード選択信号入力用トランジスタ、Q2は入力
端子114から全閉動作モード選択信号(接地電位)が
入力されることでオフとなる全閉動作モード選択信号入
力用トランジスタ、Q3はアラーム出力端子115のオ
ープンコレクタ出力用トランジスタ(出力手段)であ
る。
めの無電圧接点を有した外部回路の構成を示す回路図で
あり、図12の各端子に接続して用いるものである。図
13において、121は例えば+15vの単一電源であ
る。122は前記無電圧接点を有した外部回路であり、
可動接点Nを固定接点A側へ倒した場合、可動接点Nは
接地され、動作モードとして全閉動作モート゛が選択され
る。また、可動接点Nを固定接点C側へ倒した場合、可
動接点Nは接地され、動作モードとして全開動作モート゛
が選択される。また、可動接点Nを固定接点B側へ倒し
た場合、可動接点Nは浮いた状態になり、動作モードと
して制御モート゛が選択される。123はアラームランプ
回路である。
形態2の流量制御装置は、図10および図11に示すよ
うに+15vの単一電源により動作し、入力回路は図1
2に示すように無電圧接点の入力が可能であり、流量制
御装置へ供給する電源の配線作業が容易になり、また、
動作モード設定のための電圧源を外部へ設ける必要がな
くなる。
備えている、前記無電圧接点入力回路により所定の動作
モード(全閉動作モード、全開動作モード)が選択され
ている場合に前記無電圧接点入力回路とは別に設けられ
た動作モード選択のための入力スイッチ54からの入力
操作を無効にする機能について説明する。
力操作を無効にする機能についての動作を示すフローチ
ャートである。先ず、無電圧接点入力により設定されて
いる動作モードが全閉動作モードであるか判定し(ステ
ップST111)、この結果、全閉動作モードが設定さ
れていれば、入力スイッチ54による入力を無効にする
(ステップST113)。一方、ステップST111に
おいて、全閉動作モードが設定されていなければ、次
に、無電圧接点により設定されている動作モードが全開
動作モードであるかを判定する(ステップST11
2)。この結果、全開動作モードが設定されていれば、
入力スイッチ54による入力を無効にする(ステップS
T113)。
122の無電圧接点とは別に設けられた動作モード選択
のための入力スイッチ54からの入力操作を、前記無電
圧接点により全閉動作モードまたは全開動作モードが選
択されている場合に無効にすることができ、特に、アラ
ーム発生時などで外部から無電圧接点により全閉動作モ
ードまたは全開動作モードに移行している状態で、操作
スイッチ54により不用意に制御モードへ切り替えられ
てしまうのを防ぐことが出来る。
備えている、動作モード選択のための入力スイッチ54
からの入力に対し、前記無電圧接点入力により制御モー
ドが選択された場合、一度、制御モードに移行し、その
後、前記入力スイッチ54による入力を優先する機能に
ついて説明する。
力を優先する機能についての動作を示すフローチャート
である。先ず、外部回路122の無電圧接点により制御
モードが選択されているかどうかを判定する(ステップ
ST211)。この結果、制御モードが選択されていな
ければ、入力スイッチ優先フラグに0をセットして無電
圧接点により選択されている動作モードへ移行する(ス
テップST212)。一方、ステップST211におい
て制御モードが選択されていれば、入力スイッチ優先フ
ラグの状態をチェックし(ステップST213)、フラ
グが0(入力スイッチ非優先)ならば、フラグに1をセ
ットして一度、制御モードへ移行する。これにより次回
ステップST213においてフラグが1(入力スイッチ
優先)となり、入力スイッチから動作モード選択入力が
あるかどうかチェックし(ステップST215)、入力
があれば、入力スイッチにより選択された動作モードへ
移行する(ステップST216)。
し、外部回路122の無電圧接点により制御モードが選
択されている場合、一度、制御モードに移行し、その
後、前記入力スイッチ54による入力を優先することが
でき、前記無電圧接点により制御モードが選択されてい
る場合には前記入力スイッチによる動作モードの設定が
可能になる。
備えている、所定の条件が成立したときにアラームやイ
ベントなどを含む信号をコネクタ58やLED表示灯5
5へ出力する機能について説明する。なお、以下の説明
では、前記機能を、アラームをオープンコレクタ出力と
してアラーム出力端子115から外部出力する機能とし
て説明する。
含む信号をコネクタ58やLED表示灯55へ出力する
機能を利用し、流量制御装置のアラーム出力状態に応じ
各流量制御装置でさまざまな動作モードを強制設定する
ことを可能にするための回路配線図である。MFC1,
MFC2,MFC3は図7で説明したように流量制御装
置である。131はアラームリセットスイッチ、Lは各
流量制御装置のアラーム出力端子115が共通接続され
る共通接続線である。
装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合に、それ
ぞれの流量制御装置で所定の動作モードへ強制的に移行
するように、図12に示す各流量制御装置のアラーム出
力端子115は共通接続線Lへ共通接続される。そし
て、その共通接続線Lと各流量制御装置で強制的に移行
すべき動作モードの入力端子113または入力端子11
4とがアラームリセットスイッチ131を介して接続さ
れる。
流量制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場
合、強制的に全閉動作モードに移行するように、流量制
御装置MFC1の入力端子114が前記アラーム出力端
子115の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ1
31を介して接続される。
制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合、強
制的に全開動作モードに移行するように、流量制御装置
MFC2の入力端子113が前記アラーム出力端子11
5の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ131を
介して接続される。
制御装置のいずれかでアラーム出力が発生した場合、強
制的に全閉動作モードに移行するように、流量制御装置
MFC3の入力端子114が前記アラーム出力端子11
5の共通接続線Lへアラームリセットスイッチ131を
介して接続される。
押下した場合、各流量制御装置の動作モードの入力端子
113または入力端子114は、アラーム出力によりグ
ランドレベルになっている共通接続線Lと切り離される
ことから、各流量制御装置では動作モードとして制御モ
ードが選択される。そして、それ以降は図15に示すフ
ローチャートに従い、入力スイッチ54により入力され
た動作モードが優先される。
備えている、無電圧接点により制御モードが選択されて
いる場合、一度、制御モードに移行するとともに、アラ
ーム出力端子115から出力されているアラームやイベ
ントなどの信号を初期状態に復帰する機能について説明
する。
を初期状態に復帰する機能についての動作を示すフロー
チャートである。先ず、無電圧接点入力により制御モー
ドが選択されたか否かを判定する(ステップST32
1)。この判定は、入力端子113と入力端子114い
ずれもグランドレベルへ接続されない状態、すなわち全
開動作モード選択信号入力用トランジスタQ1と全閉動
作モード選択信号入力用トランジスタQ2の両方が共に
オンになったのを検出することで、制御モードが選択さ
たと判定する。
移行し(ステップST322)、次いで、出力信号のリ
セット、例えばアラーム出力端子115からアラーム出
力が発生していれば、そのアラーム出力をリセットし、
初期状態へ復帰する(ステップST323)。
の電源リセットによる出力信号のリセットを行わなくて
も、無電圧接点入力による制御モードの選択により出力
信号のリセットを行うことが出来るため、電源リセット
によるリセットに必要であった電流容量の大きなリセッ
トスイッチを使用しなくても出力信号のリセットを行う
ことが出来る。また、図7で使用していたリレー等の外
部部品は使用する必要がなくなる。
数の流量制御装置を使用する場合、各流量制御装置がア
ラームやイベントなどを含む信号をコネクタ58やLE
D表示灯55へ出力する機能を利用し、外部での配線接
続により、いずれかの流量制御装置のアラーム出力状態
に応じ各流量制御装置でさまざまな動作モードを強制設
定することが可能であった。
制御装置においてアラームやイベントなどを出力する状
態になると、この状態に応じ当該流量制御装置で単独で
内部的にさまざまな動作モードへ移行することが出来る
ものである。
入力回路図である。図12については、前記実施の形態
2において既に説明した部分については説明を省略す
る。図12においてS1はアラームやイベントなどの出
力状態に応じて移行する動作モードの設定スイッチ(設
定動作モード移行手段)である。この設定スイッチS1
の可動接点と接続されたニュートラル端子は流量制御装
置内部でアラーム出力端子115と接続されている。ま
た設定スイッチS1の固定接点1と接続された端子は全
閉動作モードの入力端子114と接続され、また設定ス
イッチS1の固定接点3と接続された端子は全開動作モ
ードの入力端子113と接続されている。
固定接点1側へ切り替えておくと、アラーム出力が発生
すると、その流量制御装置では全閉動作モードへ移行す
る。また設定スイッチS1の可動接点を固定接点3側へ
切り替えておくと、アラーム出力が発生すると、その流
量制御装置では全開動作モードへ移行する。
制御装置を単独で使用する場合に図9のような外部回路
を使用しなくてもその流量制御装置においてアラームや
イベントなどを出力する状態になると、この状態に応じ
てその流量制御装置内部でさまざまな動作モードへ移行
することが出来る。
た機能は、予めROM59等に記憶させたソフトウェア
プログラムによって、CPU57で演算処理を行うよう
にしても実現できることは言うまでもない。
流量検出手段によって検出された被測定流体の流量が所
定流量となるように調節弁の開度を制御する制御モード
および前記調整弁を全閉する全閉モードを少なくとも含
む複数の動作モードから、いずれかの動作モードを選択
する動作モード選択手段を備えるように構成したので、
モードを選択するための操作が容易になる効果がある。
チが操作される毎に2つのモードを交互に選択すると共
に、当該2つのモードを交互に選択するときとは異なる
操作が行われたときにもう1つのモードを選択するよう
に構成したので、最少のスイッチ点数でも支障なく動作
モードの切り替えを行うことができ、部品コストを低減
できる効果がある。また、調節弁の開度が最大になる全
開モードが通常の操作で選択されないようにする場合に
は、長い時間、操作スイッチが押されたときに全開モー
ドが選択されるように設定することにより、誤って全開
モードが選択されるのを防止できる効果がある。
段により3つのモードのうちのいずれかが選択されたと
きに、点灯、消灯、点滅の3つの状態によって3つのモ
ードを表示する動作モード表示手段を備えるように構成
したので、どのモードが選択されているかを容易に確認
できる効果がある。
ちのいずれかが選択されたときに、この動作モードを記
憶する不揮発性メモリを備えるように構成したので、電
源の再投入時に前回と同じモードに復帰でき、停電等が
あってもモードを設定し直す手間を省くことが出来る効
果がある。
ちのいずれかが選択されてから新たなモードへの切替え
が行われず所定時間経過したときに、この動作モードを
記憶する不揮発性メモリを備えるように構成したので、
所定時間よりも短い間隔でモードを切り替えるときには
不揮発性メモリに新たなモードが記憶されなくなり、不
揮発性メモリの書き込み回数を減らすことができる。従
って書き込み寿命回数に達する時間を長くすることが出
来る効果がある。
外部から入力するための無電圧接点入力回路を動作モー
ド選択手段が備えるように構成したので、動作モード選
択のための電圧源を外部に設ける必要がなくなる効果が
ある。
電源を単一電源にした構成を備えるようにしたので、流
量制御装置へ電源を供給するための配線が簡略化され、
配線作業が容易になる効果がある。
ための操作スイッチを備えると共に外部から無電圧接点
入力回路に所定の動作モードを選択する入力がなされて
いるときには、前記操作スイッチからの入力操作を無効
にする操作スイッチ入力無効手段を備えるように構成し
たので、前記無電圧接点入力により設定されている動作
モードが突然、前記操作スイッチにより切り替えられる
などの危険性を排除できる効果がある。
ための操作スイッチを備えると共に、外部から無電圧接
点入力回路に制御モードを選択する入力があると、一
度、制御モードへ移行し、その後、前記操作スイッチの
入力を優先する機能を動作モード選択手段が備えるよう
に構成したので、前記無電圧接点入力により制御モード
が選択されている場合には前記操作スイッチによる動作
モードの設定が可能になる効果がある。
とに信号出力を行う出力手段を備えるように構成したの
で、前記出力手段による出力状態を無電圧接点による動
作モードの入力の代わりに用いることで、外部にリレー
等の部品を使用しなくても前記出力状態に応じた数々の
動作モードの自動的設定が可能になる効果がある。
接点へ制御モードを選択する入力があると、一度、制御
モードへ移行するとともに、出力手段による信号出力を
初期状態に復帰させる初期状態復帰手段を備えるように
構成したので、電源リセットのための電流容量の大きな
リセットスイッチを不要にできる効果がある。
択が予め設定され、所定の条件をもとに前記設定された
動作モードへの移行を行うための設定動作モード移行手
段を備えるように構成したので、流量制御装置単独使用
の場合に外部回路を使用しなくても、前記所定の条件が
成立すると、その条件に応じて、前記設定された動作モ
ードへ移行できる機能を実現できる効果がある。
構成図である。
を示すフローチャートである。
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
る動作モード選択手段の別の構成を示す回路ブロック図
である。
る電源、動作モードおよびアラーム出力などの内部回路
の構成を示す部分構成図である。
用いた場合の配線構成図である。
使用する場合の電源供給回路と動作モード切替スイッチ
とアラームランプを有した外部回路の構成を示す回路図
である。
てアラーム出力が発生したときに動作モードを全閉にす
るための回路構成の一例を示す回路図である。
る流量制御装置を示す構成図である。
る流量制御装置におけるマイクロフローセンサとセンサ
出力回路の構成を示す回路図である。
部回路の構成を示す部分回路図である。
ける動作モード切替のための無電圧接点を有した外部回
路の構成を示す回路図である。
ける入力スイッチからの入力操作を無効にする機能につ
いての動作を示すフローチャートである。
ける入力スイッチによる入力を優先する機能についての
動作を示すフローチャートである。
けるアラーム出力状態に応じて様々な動作モードを強制
設定することを可能にするための回路配線図である。
けるアラームやイベントなどの信号を初期状態に復帰す
る機能についての動作を示すフローチャートである。
である。
段、操作スイッチ入力無効手段、出力手段、初期状態復
帰手段、設定動作モード移行手段) 58 コネクタ(出力手段) 60 EEPROM(不揮発性メモリ) Q3 オープンコレクタ出力用トランジスタ(出力手
段) 115 アラーム出力端子(出力手段) S1 設定スイッチ(設定動作モード移行手段) 122 外部回路(無電圧接点) 148,149 コネクタ(電源端子)
28)
制御装置は、流量検出手段によって検出された被測定流
体の流量が所定流量となるように調節弁の開度を制御す
る制御モードおよび前記調節弁を全閉する全閉モードを
少なくとも含む複数種類の動作モードの中から、いずれ
かの動作モードを選択する動作モード選択手段を備える
と共に、前記制御モードにあって前記全閉モードが選択
されたときには他の動作モードを経ることなく前記全閉
モードへ直接移行するようにしたものである。
モード選択のための操作スイッチを備え、外部から無電
圧接点入力回路に制御モードを選択する入力があると、
一度、制御モードへ移行し、その後、前記操作スイッチ
の入力を優先する手段を動作モード選択手段が備えるよ
うにしたものである。
流量検出手段によって検出された被測定流体の流量が所
定流量となるように調節弁の開度を制御する制御モード
および前記調整弁を全閉する全閉モードを少なくとも含
む複数の動作モードから、いずれかの動作モードを選択
する動作モード選択手段を備えると共に、前記制御モー
ドにあって前記全閉モードが選択されたときには他の動
作モードを経ることなく前記全閉モードへ直接移行する
ように構成したので、選択した新たな動作モードへ速や
かに移行することができ、モードを選択するための操作
が容易になる効果がある。
ための操作スイッチを備えると共に、外部から無電圧接
点入力回路に制御モードを選択する入力があると、一
度、制御モードへ移行し、その後、前記操作スイッチの
入力を優先する手段を動作モード選択手段が備えるよう
にしたので、前記無電圧接点入力により制御モードが選
択されている場合には前記操作スイッチによる動作モー
ドの設定が可能になる効果がある。
Claims (12)
- 【請求項1】 被測定流体が流れる流路と、この被測定
流体の流量を調節する調節弁と、前記被測定流体の流量
を検出する流量検出手段とを備えた流量制御装置におい
て、 前記流量検出手段によって検出された被測定流体の流量
が所定流量となるように調節弁の開度を制御する制御モ
ードおよび前記調整弁を全閉する全閉モードを少なくと
も含む複数種類の動作モードの中から、いずれかの動作
モードを選択する動作モード選択手段を備えたことを特
徴とする流量制御装置。 - 【請求項2】 動作モード選択手段は、 1つの操作スイッチが操作される毎に2つのモードを交
互に選択すると共に、当該2つのモードを交互に選択す
るときとは異なる操作が行われたときにもう1つのモー
ドを選択するように構成されたことを特徴とする請求項
1記載の流量制御装置。 - 【請求項3】 動作モード選択手段により3つのモード
のうちのいずれかが選択されたときに、点灯、消灯、点
滅の3つの状態によって3つのモードを表示する動作モ
ード表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または
請求項2記載の流量制御装置。 - 【請求項4】 動作モードのうちのいずれかが選択され
たときに、この動作モードを記憶する不揮発性メモリを
設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの
いずれか1項記載の流量制御装置。 - 【請求項5】 動作モードのうちのいずれかが選択され
てから新たなモードへの切替えが行われず所定時間経過
したときに、この動作モードを記憶する不揮発性メモリ
を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうち
のいずれか1項記載の流量制御装置。 - 【請求項6】 動作モード選択手段は、 接地電位の有無を外部から入力するための無電圧接点入
力回路を有することを特徴とする請求項1から請求項5
のうちのいずれか1項記載の流量制御装置。 - 【請求項7】 外部から供給する電源を単一電源とした
ことを特徴とする請求項6記載の流量制御装置。 - 【請求項8】 動作モード選択手段は、 動作モード選択のための操作スイッチを備えると共に、
外部から無電圧接点入力回路に所定の動作モードを選択
する入力がなされているときには、前記操作スイッチか
らの入力操作を無効にする操作スイッチ入力無効手段を
備えていることを特徴とする請求項6または請求項7記
載の流量制御装置。 - 【請求項9】 動作モード選択手段は、 動作モード選択のための操作スイッチを備えると共に、
外部から無電圧接点入力回路に制御モードを選択する入
力があると、一度、制御モードへ移行し、その後、前記
操作スイッチの入力を優先することを特徴とする請求項
6から請求項8のうちのいずれか1項記載の流量制御装
置。 - 【請求項10】 所定の条件をもとに信号出力を行う出
力手段を備えていることを特徴とする請求項6から請求
項9のうちのいずれか1項記載の流量制御装置。 - 【請求項11】 外部から無電圧接点入力回路へ制御モ
ードを選択する入力があると、一度、制御モードへ移行
するとともに、出力手段による信号出力を初期状態に復
帰させる初期状態復帰手段を備えていることを特徴とす
る請求項10記載の流量制御装置。 - 【請求項12】 動作モードの選択が予め設定され、所
定の条件をもとに前記設定された動作モードへの移行を
行うための設定動作モード移行手段を備えていることを
特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1
項記載の流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01491599A JP3262225B2 (ja) | 1998-06-30 | 1999-01-22 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP18541098 | 1998-06-30 | ||
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Related Child Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP01491599A Expired - Lifetime JP3262225B2 (ja) | 1998-06-30 | 1999-01-22 | 流量制御装置 |
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Country | Link |
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-
1999
- 1999-01-22 JP JP01491599A patent/JP3262225B2/ja not_active Expired - Lifetime
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