JP3357292B2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流量計測装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造装置においては、各
種のガスが用いられるが、各ガスの供給流路にはこれら
のガスの流量を計測してガスの流量を制御する流量制御
装置が介装されている。特開平6−341880号公報
には、かかる流量制御装置が開示されている。
【0003】図7はかかる従来の流量制御装置の構成を
示すブロック図である。図7において、1は流量制御装
置、2はセンサ、3はセンサ2と並列に設けられたガス
流通路であるバイパス、4はバルブ、5はセンサ管、6
a、6bはサーモレジスタ、7はブリッジ回路、8は増
幅回路、9はガスの流量を設定するためのコントロール
信号入力端子が備えられた設定器、10は比較制御回
路、11は流量の表示器、12は電源である。
【0004】次に動作について説明する。ガスの流量は
設定器9に設けられたコントロール信号入力端子で流量
を調節することにより設定される。
【0005】ガスがセンサ管5を通過したとき、そのガ
スの比熱により、サーモレジスタ6a、6bが冷却され
てその抵抗値が変化する。この2個のサーモレジスタ6
a、6bの抵抗値変化をブリッジ回路7より出力として
取り出し、その抵抗値の変化量をガスの流量に対応させ
て増幅回路8よりセンサ信号として電気的に出力する。
ガスはバイパス3により分流され、センサ流量との分流
比から総流量が検知される。前記外部に設けられた切り
替えスイッチにより制御モードに設定されたときは、前
記増幅回路8からのセンサ信号を比較制御回路10で設
定器9の設定信号と比較して、該比較制御回路10の出
力に基づいて流量制御用のバルブ4を制御して目的の流
量になるように制御する。
【0006】また、切り替えスイッチにより全開モード
に設定したときはバルブ4が全開し、かかる流量制御装
置は、被測定流体の流量を計測する流量計測装置として
動作する。ところで、被測定流体の流量とセンサ2の検
出信号(ブリッジ回路7の出力)との関係を示す特性デ
ータが図8に示すように曲線になっている場合、折れ線
近似、即ち、検出信号を適当にいくつかに区切り、その
区切った間を直線とみなして流量を算出している。
【0007】例えば、センサ2の信号レベルaがa3と
a4の間ならば、流量b=b3+((a−a3)/(a
4−a3))×(b4−b3)となる。マイコンを使用
した流量計では区切った各ポイントの信号レベルと被測
定流体の流量との関係を示す特性データをテーブルとし
て記憶しておき、センサ2の信号レベルから上の計算式
にて流量を算出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計測装置は
以上のように構成されているので、大量生産しようとす
ると、センサ管5の材質のばらつきやサーモレジスタ6
a,6bの巻き付けムラなどの原因により、センサ2の
検出特性にばらつきが生じることが避けられない。ま
た、ブリッジ回路7や増幅回路8にもばらつきは生じ
る。従って被測定流体の同じ流量に対して増幅回路8か
らの質量流量信号が流量計測装置によってばらついてし
まい、製品仕様としての測定精度を高めることができな
い。このように従来の流量計測装置では、このような解
決しなければならない課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、大量生産したときでも高い測定精
度を維持することが可能な流量計測装置を得ることを目
的とする。また、この発明は不具合が生じたときでも迅
速に対応できる流量計測装置を得ることを目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】 この発明に係る流量計測
装置は、被測定流体の流量と流量検出手段との関係を示
す個々の流量検出手段に応じた固有のデータを予め記憶
する書き換え可能な第1の記憶手段と、前記流量検出手
段からの検出信号と第1の記憶手段に記憶されている前
記国有の特性データとに基づいて流量を演算する演算手
段と、所定の代表特性データを記憶する第2の記憶手段
とを備え、前記所定の被測定流体の流量と流量検出手段
の検出信号との関係を示す個々の流量検出手段の特性を
代表する代表特性データを記憶する第2の記憶手段を備
え、前記所定の代表特性データは、被測定流体の流体と
流量検出手段の検出信号との関係を示す個々の流量検出
手段の特性を代表するものであると共に個々の流量検出
手段の特性のばらつきの範囲内にあるものであり、演算
手段は、記憶手段に記憶されている流量検出手段に固有
の特性データが該判定手段により誤りと判定されたと
き、第1の記憶手段に記憶されている流量検出手段に固
有の特性データの代わりに、第2の記憶手段に記憶され
ている前記代表特性データを用いて流量を演算するよう
に構成されたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る流量計測装置の実施
の形態1の構成を示す図であり、図1において、21は
流量計測装置である。尚、この流量計測装置21はソレ
ノイド弁を備え、動作モードに応じてこのソレノイド弁
の開度を調節するようにし、かつ、動作モードを選択で
きるようにもなっている。動作モードについては後述す
る。
【0015】また、22は流量計測装置21の流路ブロ
ック、23は入口配管接続用ブロック、25は被測定流
体が流れる円形断面の流路である。また、31は被測定
流体の流れを整えるステンレス製の整流用金網、32は
ステンレス製の整流用金網31を挟持するリング状のス
ペーサ、33はスペーサ32を係止するための段部、3
4は被測定流体の流量を検出するマイクロフローセンサ
(流量検出手段)である。なお、この実施の形態1の被
測定流体としては、例えば、空気、窒素、アルゴン、炭
酸、酸素などの気体を対象としているが、本発明の対象
はこれに限られず、液体用の流量計であってもよい。
【0016】マイクロフローセンサ34には、例えば、
本願出願人が特願平3−106528号に係る明細書等
において開示した半導体ダイアフラム構成のものを使用
することができる。すなわち、このマイクロフローセン
サ34は、図示例を省略するが、発熱部とこの発熱部の
上流側および下流側に配設された2つの温度検出部を有
し、これら2つの温度検出部によって検出される温度の
差を一定に保つために必要な発熱部に対する供給電力か
ら流速に対応する流量を求めたり、あるいは一定電流ま
たは一定電力で発熱部を加熱し、2つの温度検出部によ
って検出される温度の差から流量を求めたりすることが
できるように形成されている。そして、このマイクロフ
ローセンサ34は、熱絶縁された極めて薄いダイアフラ
ム構造を採用しているため、高速応答、低消費電力とい
う特長を備えている。35〜37は例えば合成ゴムから
なるOリングである。
【0017】41は被測定流体の流れを制御するソレノ
イド弁、42は被測定流体が流れる流路43と流路44
とが形成された弁座、45は流路43と流路44とを連
通する弁室、46は弁室45に収納されて流路44を開
閉する弁体、47は弁体46に連結された磁性体のプラ
ンジャ、48は通電されてプランジャ47を上下させる
ソレノイドコイル、49は流路ブロック22と弁座42
との間をシールするシールリングである。
【0018】前述の動作モードには全開モード、制御モ
ード及び全閉モードがあり、全開モードは、このソレノ
イド弁41を全開するモードであり、制御モードはマイ
クロフローセンサ34によって検出された被測定流体の
流量が所定流量となるようにソレノイド弁41の開度を
制御するモードであり、全閉モードは被測定流体の流量
がゼロとなるようにソレノイド弁41を閉止するモード
である。後述する操作により、動作モードを選択でき
る。但し、流量計測用として用いるときは全開モードに
設定する。
【0019】51は制御部、52はマイクロフローセン
サ34からのセンサ信号を処理する信号処理回路、53
はソレノイド弁41を駆動する駆動回路、54は制御部
51に所定の指令信号を入力するための入力スイッチ、
55は現在の運転状態を表示するLED表示灯、56は
被測定流体の流量、動作モード、エラーを文字表示する
4桁の7セグメント表示器(警報信号出力手段)、57
は信号処理回路52によって処理された被測定流体の流
量の検出値、入力スイッチ54からの指令信号を入力
し、これらの信号に基づいて駆動回路53を制御するC
PU(演算手段、判定手段、警報信号出力手段)、58
はCPU57に電圧、電流を供給するとともにCPU5
7との間で信号を入出力するためのコネクタ、59はR
OM(第2の記憶手段)、60はデータの書き換え可能
なEEPROM(第1の記憶手段)、61は測定された
流量データなどを随時保存するRAMである。
【0020】尚、EEPROM60には、各種パラメー
タ、動作モード等とともに、図2に示すような個々のマ
イクロフローセンサ34に応じた固有の特性データを予
め記憶する。この固有の特性データのEEPROM60
への書き込み手順については後述する。また、ROM5
9には、設定操作や演算処理のためのアルゴリズム、制
御プログラムなどとともに、マイクロフローセンサ34
の信号レベルと被測定流体の流量との代表的な関係を示
す代表特性データをテーブルとして予め書き込む。図3
に示すように個々のマイクロフローセンサ34がばらつ
く範囲はある程度分かっているので、個々のマイクロフ
ローセンサ34のばらつきの範囲の中心値を代表特性デ
ータとする。EEPROM60には、外部からのノイズ
やCPU57の誤動作による誤書き込み等により、書き
込みデータが失われてしまうおそれがあるが、このRO
M59に一旦書き込んだデータを書き換えることができ
ないので、ROM59には、ノイズやCPU57の誤動
作による影響を受けるおそれはなく、ROM59に書き
込まれたデータは安定している。
【0021】次に入力スイッチ54の各スイッチとLE
D表示灯55の各ランプの機能について説明する。54
−1は動作モードを切り替えるときに押すDRIVEス
イッチであり、通常は押す毎に全閉モードと制御モード
が交互に切り替わるが、全開モードにするときはDRI
VEスイッチ54−1を2秒以上押し続ける。54−2
はイベント設定等、特殊な設定を行うときに押すモード
スイッチ、54−3、54−4は、それぞれ設定値を変
更するときに押すダウンスイッチ(▽)、アップスイッ
チ(△)、54−5は、アップスイッチ54−4、ダウ
ンスイッチ54−3により設定値を変更したとき、変更
したその設定値を確定させるときに押すENTスイッチ
であり、ENTスイッチ54−5はアラーム、リセット
や積算リセット等をするスイッチとしても使用される。
54−6は7セグメント表示器56の表示内容を切り替
えるときに押すDISPスイッチであり、表示内容はD
ISPスイッチ54−6を押す毎に瞬時PV値(流量計
測値)→瞬時SP値(流量設定値)→積算PV値→瞬時
PV値→…のように循環して切り替わる。
【0022】55−1は7セグメント表示器56に表示
された内容がSP表示のときに点灯するSPランプ、5
5−2は7セグメント表示器56に表示された内容がP
V表示のときに点灯するPVランプ、55−3は瞬時流
量が設定値に一致している時に点灯し、動作モードが全
開モードのときに点滅するOKランプ、55−4は異常
検出時に点灯するALARMランプ(警報信号出力手
段)、55−5は7セグメント表示器56に表示された
内容が積算流量を示すときに点灯するLランプ、55−
6は7セグメント表示器56に表示された内容が瞬時流
量を示すときに点灯するL/minランプである。
【0023】次に図4のフローチャートに基づいて出荷
時における流量計測装置21固有の特性データのEEP
ROM60への書き込み手順について説明する。ステッ
プST1では、カウント値iを0にセットする。ステッ
プST2では、図2に示すように、調整用の基準流量計
及び(調節用の)流量制御バルブを使用して目標となる
流量Qiを正確に合わせる。
【0024】ステップST3では、目標の流量QiをE
EPROM60に書き込む。書き込み初回では、流量Q
0(流量ゼロ)が書き込まれる。ステップST4では、
マイクロフローセンサ34が実際に検出した検出信号を
信号処理回路52を通してCPU57に入力し、そのデ
ジタル化された信号レベルViをEEPROM60に書
き込む。信号レベルViの書き込み位置は、図5に示す
ように流量Q0〜Qmax のチェックサムQsum の次
の位置になる。但し、書き込み位置はこれに限定される
ものではない。
【0025】ステップST5では、カウント値iをイン
クリメントする。ステップST6では、カウント値iが
最大値imax 以下か否かを判定する。カウント値iが最
大数imax 未満のときはステップST2に戻り、同じよ
うにして流量Qi及び信号レベルViをEEPROM6
0に書き込んでいく。カウント値iが最大値imax を越
えたときは、ステップST7に進み、流量Q0〜Qmax
のチェックサムQsum を算出し、その値Qsum を図5に
示すように流量Qmax の次に書き込む。
【0026】ステップST8では、マイクロフローセン
サ34の検出信号の信号レベルV1〜Vmax のチェック
サムVsum を算出し、その値Vsum を図5に示すように
信号レベルVmax の次に書き込む。このようにして個々
の流量計測装置21に応じた図2に示すような固有の特
性データ及びチェックサムQsum 、Vsum がEEPRO
M60に書き込まれる。
【0027】次に図6のフローチャートに基づいて流量
計測時の動作について説明する。ステップST11で
は、電源を投入する。ステップST12では、EEPR
OM60に記憶されているマイクロフローセンサ34に
固有の特性データをRAM61にコピーする。
【0028】ステップST13では、流量Q0〜Qmax
のチェックサムQsum が正しいかどうかを判定し、ステ
ップST14ではマイクロフローセンサ34の信号レベ
ルV0〜Vmax のチェックサムVsum が正しいかどうか
を判定する。チェックサムQsum 及びチェックサムVsu
m が正しいときは、ステップST15に進み、エラーフ
ラグをクリアする。
【0029】次に、チェックサムQsum により、あるい
はチェックサムVsum により誤りが検出されたときは、
ステップST16に進み、ROM59に記憶されている
代表特性データをRAM61にコピーする。
【0030】ステップST17では、エラーフラグをセ
ットする。ステップST18では、マイクロフローセン
サ34から流量検出信号を入力し、この流量検出信号か
ら、RAM61にコピーされた特性データに基づいて流
量を演算する。
【0031】ステップST19では、エラーフラグがセ
ットされているかどうかを判定する。エラーフラグがク
リアされているときは、ステップST20に進み、7セ
グメント表示器56に通常の流量を表示させる。尚、A
LARMランプ55−4が点灯しているときは、これを
消灯する。
【0032】エラーフラグがセットされているときは、
ステップST19からステップST21に進み、7セグ
メント表示器56に流量とエラー表示とを交互に表示さ
せるとともに、ALARMランプ55−4を点灯させ
る。尚、ステップST13,ST14が判定手段に、ス
テップST18が演算手段に、ステップST21が警報
信号出力手段に相当する。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、EEPROM60に個々のマイクロフローセンサ3
4のばらつきだけでなく信号処理回路52や流路25や
整流部品31,32,33などの全てを含めたばらつき
に応じた固有の特性データが予め記憶されているので、
流量計測装置21に特性ばらつきがあっても流量計測装
置21に応じた精度の高い流量検出値を得ることができ
るという効果が得られる。
【0034】また、EEPROM60に記憶されている
チェックサムに基づいてエラーを検出し、エラーが発生
したときは、エラー表示が行われるので、ノイズやCP
U57の誤動作などによってEEPROM60に記憶さ
れている固有の特性データが異常になったときでも、誤
った特性データに基づいて算出された流量を出力し続け
るという事態を回避することができる。
【0035】また、EEPROM60に記憶されている
マイクロフローセンサ34に固有の特性データに異常が
生じたときは、ROM59に記憶されている代表特性デ
ータを用いて流量が演算されるので、精度は必ずしも良
いとはいえないが、異常によって流量の検出が停止する
ことがなく、流量計測装置として全く使えないという事
態を回避することができる。そして、このときは、流量
とエラーとが交互に表示されるので、ROM59に記憶
されている代表特性データに基づいて流量が計測されて
いることを分かりやすく表示することができるという効
果がある。また、ALARMランプ55−4を点灯させ
るだけでなくエラー内容の表示も行うので、ユーザにど
んなエラーが発生したかを確実に知らせることができ
る。
【0036】尚、上記実施の形態1では、動作モードと
して、全閉モードと制御モードと全開モードとを備える
ものとしたが、これに限定されるものではなく、上記の
3つのモード以外の動作モードを備えるものとしても良
い。例えば、シーケンスモードとして予めプログラムさ
れた順に流量制御を行うモードを設けることもできる。
あるいは、所定の弁開度を維持するモードや故障診断用
のモード等も考えられる。
【0037】さらに、動作モードを選択するものとして
は、上記実施の形態1で示した押しボタン式のDRIV
Eスイッチ54−1の他、外部から所定の電圧信号を加
えてそれに応じた動作モードを選択するようにしても良
い。
【0038】さらにまた、流量等を表示するものとして
は、上記実施の形態1で示した7セグメント表示器56
の他、液晶表示器でも良いし、流量を数字表示ではなく
棒グラフ表示するような表示器を用いることもできる。
このような数字表示以外の表示器に動作モードを表示す
るには、例えば各モードに応じた時間間隔で点滅表示す
るようにすれば良い。
【0039】また、上記実施の形態1で調節弁としてソ
レノイド型のものを用いたが、当然のことながらこれに
限られず、電動モータや空気プランジャをアクチュエー
タとして用いたものや、ボール弁、バタフライ弁等を用
いたもの等、様々な応用例を採用することが可能であ
る。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【発明の効果】 以上のように、 この発明に係る流量計測
装置によれば、個々の流量検出手段の特性を代表する所
定の代表特性データを記憶する第2の記憶手段を備え、
前記所定の代表特性データは、被測定流体の流体と流量
検出手段の検出信号との関係を示す個々の流量検出手段
の特性を代表するものであると共に個々の流量検出手段
の特性のばらつきの範囲内にあるものであり、演算手段
は、記憶手段に記憶されている流量検出手段に固有の特
性データが該判定手段により誤りと判定されたとき、第
1の記憶手段に記憶されている流量検出手段に固有の特
性データの代わりに、第2の記憶手段に記憶されている
前記代表特性データを用いて流量を演算するように構成
したので、量産に適するものでありながら、第1の記憶
手段に異常が生じたときにも流量計測が可能であるとい
う作用効果を奏する。すなわち、ここで第2の記憶手段
に記憶される代表特性データは個別の流量検出手段に関
わらず共通のデータである。つまり、第1の記憶手段に
記憶されるデータと第2の記憶手段に記憶されるデータ
とは異なっている。このため、量産工程において第2の
記憶手段に記憶させる作業に柔軟性を持たせることがで
きる。例えば、代表特性データを記憶させた第2の記憶
手段を予め作り溜めして在庫しておくことも可能であ
る。 また、代表特性データを用いて流量が演算されるの
で、精度は必ずしも良いとはいえないが、異常によって
流量の検出が停止することがなく、流量計測装置として
全く使えないという事態を回避することができる。そし
て、このときは、流量とエラーとが交互に表示されるの
で、代表特性データに基づいて流量が計測されているこ
とを分かりやすく表示することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による流量計測装置を
示す構成図である。
【図2】図1のEEPROMに書き込まれたマイクロフ
ローセンサの信号レベルと流量との関係を示す個々のマ
イクロフローセンサに応じた固有の特性データを示す説
明図である。
【図3】図1のROMに書き込まれているマイクロフロ
ーセンサの信号レベルと流量との代表的な関係を示す代
表特性データを示す説明図である。
【図4】図1の流量計測装置の出荷時における固有の特
性データをEEPROMへ書き込むときの手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】図1の流量計測装置の出荷時における固有の特
性データを書き込んだときのEEPROM内部の記憶位
置を示す説明図である。
【図6】図1の流量計測装置の計測時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】従来の流量制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】従来の流量制御装置における流量とセンサから
出力された信号レベルとの関係を示す特性データの説明
図である。
【符号の説明】
25 流路 34 マイクロフローセンサ(流量検出手段) 55−4 ALARMランプ(警報信号出力手段) 56 7セグメント表示器(警報信号出力手段) 57 CPU(演算手段、判定手段、警報信号出力手
段) 59 ROM(第2の記憶手段) 60 EEPROM(第1の記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/68 G01F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路に流れる被測定流体の流量を検出す
    る流量検出手段を備えた流量計において、前記被測定流
    体の流量と流量検出手段との関係を示す個々の流量検出
    手段に応じた固有のデータを予め記憶する書き換え可能
    な第1の記憶手段と、前記流量検出手段からの検出信号
    と第1の記憶手段に記憶されている前記国有の特性デー
    タとに基づいて流量を演算する演算手段と、所定の代表
    特性データを記憶する第2の記憶手段とを備え、前記所定の代表特性データは、被測定流体の流体と流量
    検出手段の検出信号との関係を示す個々の流量検出手段
    の特性を代表するものであると共に個々の流量検出手段
    の特性のばらつきの範囲内にあるものであり、前記 演算
    手段は、前記第1の記憶手段に記憶されている流量検出
    手段の固有の特性データの代わりに、第2の記憶手段に
    記憶されている前記代表特性データを用いて流量を演算
    するように構成されたことを特徴とする流量計測装置。
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