JP3261826B2 - 電子機器の表示構造 - Google Patents

電子機器の表示構造

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JP3261826B2 JP25834093A JP25834093A JP3261826B2 JP 3261826 B2 JP3261826 B2 JP 3261826B2 JP 25834093 A JP25834093 A JP 25834093A JP 25834093 A JP25834093 A JP 25834093A JP 3261826 B2 JP3261826 B2 JP 3261826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ,テレビション受信機,オーディオ機器等に備
えられる蛍光表示管,液晶等の表示構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の表示構造を図10およ
び図11について説明する。図において、1は電子機器
の前面パネル、2は前面パネル1の前方を覆うドア、3
はタイマーや機器の動作を表示する蛍光表示管や液晶等
のディスプレー素子、4はプリント基板である。
【0003】次に動作について説明する。ディスプレー
素子3は前面パネル1の中に配置されている。図11中
実線で示すようにドア2が閉まった状態では、ディスプ
レー素子3の表示部3aは、前面パネル1に形成された
透明スモーク窓1aを通し,さらにドア2の内側に形成
された透明スモーク窓2aを通し、最終的にはドア2の
外側の面に形成された透明スモーク窓2bの外よりみる
ことができる。また、図11中想像線で示すようにドア
2が支点Oを中心に下側に開いた状態では、前面パネル
1の透明スモーク窓1aを通してみることができる。
【0004】次に、異なる従来の電子機器の表示構造を
図12について説明する。この構造のものではディスプ
レー素子3がドア2の内部に配置されている。図12中
実線で示すようにドア2が閉まった状態では、透明スモ
ーク窓2bの外より表示部3aを見ることができるが、
図12中想像線で示すようにドア2が開いたときには、
ディスプレー素子3が地面側へ向くために表示部3aを
見ることは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図10,図11に示す
従来の電子機器の表示構造では、ディスプレー素子3が
前面パネル1の内部に配置されているので、ドア2が閉
まった状態ではドア2の外側の透明スモーク窓2bから
表示部3aまでの距離が長くなり、表示部3aからの視
野角を取れば意匠的かつスペース的に不利になるという
問題点があった。また、表示部3aの明るさにおいて
も、ドア2が閉まった状態では、ドア2の外側の透明ス
モーク窓2b,ドア2の内側の透明スモーク窓2aおよ
び前面パネル1の透明スモーク窓1aを通して見るた
め、ドア2が開いた状態より暗くなるという問題点があ
った。
【0006】次に、図12に示す従来の電子機器の表示
構造では、ディスプレー素子3がドア2内に配置されて
いるので、ドア2が閉まった状態では透明スモーク窓2
bの外より表示部3aを見ることができるが、ドア2が
開いたときはディスプレー素子3は地面側へ向くために
表示部3aを見ることができないという問題点があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ドア開閉時の両方の状態におい
て蛍光表示管や液晶等のディスプレー部をディスプレー
の明るさ,視野角,意匠的な問題をなくして見ることが
できる電子機器の表示構造を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】請求項の発明に係る電子機器の表示構造
は、ディスプレー素子を保持するホルダーにドアの内部
で回転できる回転軸部とドアの外部へ突出するレバーと
を設け、ドアの外部よりレバーに回転力が与えられてデ
ィスプレー素子が回転可能になるようにしたものであ
る。
【0010】請求項の発明に係る電子機器の表示構造
は、ディスプレー素子を保持するホルダーに歯車を有
し、この歯車がドアの回転軸の中心上に設けた固定歯車
の円周を回転しながら移動する遊星歯車と噛み合うこと
により、ドア内のディスプレー素子が回転移動可能にな
るようにしたものである。
【0011】
【0012】
【作用】
【0013】請求項の発明においては、ディスプレー
素子を保持するホルダーに回転軸部とドアの外部に突出
するレバーとを設けたので、レバーに回転力を与えれば
ドア外部よりディスプレー素子を回転させ、ドア開閉時
の両方の状態でもディスプレー素子の表示部を外部より
見ることが可能になる。
【0014】請求項の発明においては、ディスプレー
素子を保持するホルダーに歯車を設け、この歯車をドア
の回転軸の中心上に設けた固定歯車の円周を回転しなが
ら移動する遊星歯車と噛み合わせることにより、ドア内
のディスプレー素子が回転移動可能になってドアの開閉
時の両方の状態でもディスプレー素子の表示部を外部よ
り見ることが可能になる。
【0015】
【0016】
【実施例】参考例1.参考として 、この発明の参考例を図1,2にしたがって
説明する。図1はディスプレー装置を備えかつドアが閉
じた状態を示す断面図、図2はドアが開いた状態を示す
断面図であり、前述の図11,12のものと同一または
相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図にお
いて、5はドア2が回転軸6を中心として開いたときに
ドア2の前面に開口するもう一つの透明スモーク窓、7
は透明スモーク窓5の内側に配置したもう一つのディス
プレー素子である。
【0017】ドア2が閉まっている図1の状態では、透
明スモーク窓2bに相対してドア2の内部に固定された
ディスプレー素子3を見ることが可能である。次に、回
転軸6を中心にドア2が開いた図2の状態になると、も
う一方の透明スモーク窓5に相対して固定されているデ
ィスプレー素子7を見ることが可能である。両方のディ
スプレー素子3,7は同一のプリント基板4上に半田付
けされかつ電気的接続も可能である。
【0018】実施例さて 、この発明の実施例を図3,図4について説明す
る。図3はドアの閉じた状態を示す断面図、図4はドア
の開いた状態を示す断面図であり、前記参考例1と同一
または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、8はディスプレー素子3のホルダーで、ド
ア2の内部で回転できる回転軸部8aとドア2の外部へ
突出するレバー8bとを有している。
【0019】ドア2が開いた状態でドア2と同時に回転
して図4中想像線で示すように下方を向いたディスプレ
ー素子3は正面から見ることは困難であるが、この下向
きのディスプレー素子3をレバー8bを図中矢印9の方
向に回転させることにより図4中実線で示す位置に回転
させれば、ディスプレー素子3を透明スモーク窓5より
見ることができる。
【0020】なお、上記実施例ではレバー8bを回転さ
せるようにしたが、正面パネル1にレバー8bが入る穴
を設け、ドア2の回転と同時かつ自動的に透明スモーク
窓5に相対できるようにホルダー8を回転させることも
できる。
【0021】実施例. 次に、この発明の他の実施例を図5〜図7について説明
する。図5はドアが閉じた状態を示す断面図、図6はド
アが開いた状態を示す断面図、図7は図6の詳細を示す
部分斜視図であり、前記実施例と同一または相当部分
には同一符号を付して説明を省略する。図において、1
0はディスプレー素子3を保持するホルダー8に設けた
歯車、11はドア2の回転軸6上に設けた固定歯車、1
2は固定歯車11の円周を回転移動する遊星歯車で、歯
車10と噛み合う機構となっている。
【0022】このような構造にすれば、ドア2の回転に
合わせて歯車伝動によりディスプレー素子3が図5と図
6の各位置にそれぞれ回転移動するので、ドア2が開い
た状態においても図6に示すように透明スモーク窓5を
介してディスプレー素子3を正面から見ることができ
る。
【0023】なお、固定歯車11は、例えば図示の如く
シャーシ13にネジ14により固定される成形品15に
有する構造にすることが考えられる。
【0024】参考例2. なお 、この発明の他の参考例を図8,図9について説明
する。図8はドアが閉じた状態を示す断面図、図9はド
アが開いた状態を示す断面図であり、前記図12に示す
参考例1のものと同一または相当部分には同一符号を付
して説明を省略する。図において、16はハーフミラー
で形成される透明スモーク窓、17は鏡、18は遮断物
である。
【0025】今、ドア2の内部に設けられたディスプレ
ー素子3が発光するM方向の光は、図8に示すようにハ
ーフミラーが前面パネル1で覆われているので透明スモ
ーク窓16でP方向に反射され、さらに鏡17でQ方向
へ進む。この作用によりドア2が閉じた状態でディスプ
レー素子3を透明スモーク窓2bから見ることができ
る。
【0026】次に、図9に示すようにドア2が開いた状
態では、ハーフミラーが解放されるので透明スモーク窓
16を通してディスプレー素子3を正面から見ることが
できる。なお、ディスプレー素子3,透明スモーク窓2
b,16および鏡17の間には光を遮る遮断物18を設
けてあるので、光の漏れ、光の干渉を防ぐことができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上にように、請求項1,2の発明によ
れば、ドアの開閉時の両方の状態でディスプレー部を見
ることができるので操作性が向上すると共に、ドアの開
閉時の両方の状態で差別なくディスプレー部の明るさを
維持し、デザイン的にも有利になるという効果が得られ
る。
【0028】また請求項1,2の発明によれば上記効果
を一つのディスプレー素子で成り立つ構造であるので安
価に作られるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の参考例1による表示構造を示すド
アが閉じた状態の断面図である。
【図2】 図1のドアが開いた状態を示す断面図であ
る。
【図3】 この発明の実施例による表示構造を示すド
アが閉じた状態の断面図である。
【図4】 図3のドアが開いた状態を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施例による表示構造を示すド
アが閉じた状態の断面図である。
【図6】 図5のドアが開いた状態を示す断面図であ
る。
【図7】 図6の詳細を示す部分斜視図である。
【図8】 この発明の参考例2による表示構造を示すド
アが閉じた状態の断面図である。
【図9】 図8のドアが開いた状態を示す断面図であ
る。
【図10】 従来の表示構造を示すドアが閉じた状態の
斜視図である。
【図11】 図10の断面図である。
【図12】 異なる従来の表示構造を示すドアの閉じた
状態の断面図である。
【符号の説明】
1 前面パネル 2 ドア 2b 透明スモーク窓 3 ディスプレー素子 3a 表示部 4 プリント基板 5 透明スモーク窓 6 回転軸 7 ディスプレー素子 8 ホルダー 8a 回転軸部 8b レバー 10 歯車 11 固定歯車 12 遊星歯車 16 ハーフミラーの透明スモーク窓 17 鏡 18 遮断物
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内に配置されたディスプレー素子を
    保持するホルダーに回転軸部とドア外部に突出するレバ
    ーとを設け、このレバーを動かすことによりディスプレ
    ー素子が動くことを可能とし、ドアの開閉時の両方の状
    態においてディスプレー部が見えるように透明スモーク
    窓を設けたことを特徴とする電子機器の表示構造。
  2. 【請求項2】 ドアの回転軸の中心上に固定歯車を設
    け、この固定歯車の周囲を回転する遊星歯車とこの遊星
    歯車と噛み合う歯車とを有するディスプレー素子のホル
    ダーによりドアの回転と連結してディスプレー素子を移
    動かつ回転可能とし、ドアの開閉時の両方の状態におい
    てディスプレー部が見えるように透明スモーク窓を設け
    たことを特徴とする電子機器の表示構造。
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