JP3261162B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP3261162B2
JP3261162B2 JP16801192A JP16801192A JP3261162B2 JP 3261162 B2 JP3261162 B2 JP 3261162B2 JP 16801192 A JP16801192 A JP 16801192A JP 16801192 A JP16801192 A JP 16801192A JP 3261162 B2 JP3261162 B2 JP 3261162B2
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浩二 横田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から時分割多重伝送を用いて負荷の
制御、監視を行なう遠隔監視制御システムがある。この
遠隔監視制御システムは図25に示すように伝送ユニッ
ト1からの一対の線路からなる伝送線4に、複数の照明
負荷制御用端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ
6の操作監視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御
用端末器3には照明負荷5を接続し、監視用端末器2に
は操作スイッチ6を接続して構成している。
【0003】監視制御系の動作に付いて図26に示す多
重伝送信号に基づいて説明すると、伝送ユニット1から
は図26(a)に示すような形式を有した多重伝送信号
Vsが送出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監
視制御されるようになっている。即ち、多重伝送信号V
sは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号
のモードを示すモードデータMD、アドレスデータA
D、負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検知す
るチェックサムデータCS、返信データの返信待機期間
を設定する返信待機期間WTよりなる複極(±24V)
の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータ
が伝送されるようになっている。
【0004】制御用端末器3、監視用端末器2では、そ
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制
御データCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの
信号返信待機期間WTに同期して返信データを電流モー
ド信号(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号)として返信するようにな
っている。
【0005】一方、伝送ユニット1には、ダミー信号送
信手段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードと
した多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み
処理手段は図26(b)に示すような割り込み信号Vi
が返信されたときに、割り込み信号Viを発生した監視
用端末器2から返信データを返信させるようになってい
る。すなわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイ
ッチ出力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオ
フされたときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込
み信号Viを送出するのである。伝送ユニット1では、
この割り込み信号Viに対応して、割り込みをかけた端
末器2をサーチするために、グループアドレス毎にアド
レスサーチのための多重伝送信号Vsを伝送する。割り
込みをかけた監視用端末器2では属するグループがアク
セスされたときに自己の固有アドレスを返信データとし
て返信する。
【0006】この返信により伝送ユニット1は、割り込
みをかけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用
端末器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vs
を伝送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視
用端末器2から接続された操作スイッチ6の操作データ
を返信データとして返信させるのである。このようにし
て監視用端末器2から返信された操作データに基いて、
伝送ユニット1は、当該監視用端末器2に対応した負荷
5を制御する制御用端末器3に与える制御データCDを
作成し、この制御データCDを含む多重伝送信号Vsを
伝送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送する
ことにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御する
ようになっている。
【0007】ところでこのような多重伝送系を、上位シ
ステムの中央監視盤等に接続する場合には、制御用端末
器3を上位システムとのインターフェース用として用い
て、制御用端末器の接点情報を上位システムに伝達する
方法や、あるいは伝送線4にゲートウェイを接続し、ゲ
ートウェイを介して負荷5を上位システムで監視制御す
る方法が従来用いられていた。しかし上記のような方法
で上位システムを接続した場合、前者の方法では伝送線
に短絡、断線等のトラブルが起きると、上位システムと
の通信ができないという問題があった。また後者のゲー
トウェイを用いる方法では時分割多重伝送信号に一度変
換する必要があるため、パターン設定等のデータ量の多
いコマンドのときには、時間がかかるという問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決する
ために伝送ユニットを備えたローカルコントーラを用い
てローカルネットワークを構築し、更にネットワークコ
ントローラを用いて上位システムとして設けられる中央
監視盤を接続し、中央監視盤から通信コマンドで各多重
伝送系の負荷の制御、監視、更に必要とするデータ設定
やその設定データの確認等が行なえ、また多重伝送系同
士の連動制御も可能な遠隔監視制御システムが提案され
ている。
【0009】しかしこのシステムではネットワークコン
トローラやローカルコントローラを盤内に取付けるため
の配慮が為されておらず、配線施工性が悪いという問題
があった。本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、
請求項1、2記載の発明の目的とするところは盤内の取
付けが他の盤内取付け機器と同様にローカルコントロー
ラ或いはネットワークコントローラを盤内に取付けるこ
とができ、しかも配線も容易に行なえるようにした遠隔
監視制御システムを提供するにある。
【0010】請求項3記載の発明はDINレールに簡単
にローカルコントローラ或いはネットワークコントロー
ラを取付けることができる遠隔監視制御システムを提供
するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、伝送ユニットと、複数の
監視用端末器及び制御用端末器とを1対の伝送線を介し
て接続し、伝送ユニットから多重伝送信号を伝送して端
末器をアクセスし、制御用端末器には対応する監視用端
末器からの監視データに基づく負荷の制御データを与
え、監視用端末器に対しては監視データを多重伝送信号
に設けた返信待機期間中に伝送ユニットへ返信させる多
重伝送系を構築し、伝送ユニットとローカルバスに接続
する通信手段を備えたローカルコントローラと、このロ
ーカルコントローラが複数接続されたローカルバスに対
して接続した第1の通信手段によりローカルコントロー
ラとの間で通信によるデータ授受を行ない、第2の通信
手段により中央監視盤との間で通信を行いネットワーク
コントローラとを備え、ローカルコントローラの器体の
大きさを点灯分電盤用協約形の規定寸法に対応させ、上
記ローカルバスに接続する通信手段の接続端子部と、上
記伝送線を接続する接続端子部とを上記器体の前面の一
側側縁部に設けるとともに、電源接続端子部を上記器体
の前面の他側側縁部に設け、この電源接続端子部の近傍
の器体前面に電源スイッチの操作部を露設したものであ
る。
【0012】請求項2の発明は、伝送ユニットと、複数
の監視用端末器及び制御用端末器とを1対の伝送線を介
して接続し、伝送ユニットから多重伝送信号を伝送して
端末器をアクセスし、制御用端末器には対応する監視用
端末器からの監視データに基づく負荷の制御データを与
え、監視用端末器に対しては監視データを多重伝送信号
に設けた返信待機期間中に伝送ユニットへ返信させる多
重伝送系を構築し、伝送ユニットとローカルバスに接続
する通信手段を備えたローカルコントローラと、このロ
ーカルコントローラが複数接続されたローカルバスに対
して接続した第1の通信手段によりローカルコントロー
ラとの間で通信によるデータ授受を行ない、第2の通信
手段により中央監視盤との間で通信を行いネットワーク
コントローラとを備え、ネットワークコントローラの器
体の大きさを点灯分電盤用協約形の規定寸法に対応さ
せ、上記ローカルバスに接続する第1の通信手段の接続
端子部と、上記伝送線を接続する接続端子部とを上記器
体の前面の一側側縁部に設けるとともに、電源接続端子
部を上記器体の前面の他側側縁部に設け、この電源接続
端子部の近傍の器体前面に電源スイッチの操作部を露設
し、上記器体側面に第2の通信手段の接続用コネクタを
露設したものである。
【0013】請求項3は請求項1又は2において、両端
と後方が開口するように器体の後部に形成された取付け
溝と、この取付け溝の一方の内側面に一体突設され、D
INレールの一側の係止片を取付け溝の底面との間で係
止する係止爪と、取付け溝の他方の内側面の側方の器体
後部に、取付け溝の長手方向に直交する方向に移動自在
で且つ取付け溝方向にばね付勢されて設けられ、先端を
取付け溝の他方の内側面より取付け溝内に出没自在に突
出させる可動係止体とで構成されるDINレール取付け
手段を備えるとともに、上記取付け溝の他方の内側面と
の間の寸法をDINレールの両側係止片の先端間の寸法
より大きく形成するとともに、上記可動係止体の先端が
取付け溝の他方内側面内に没入する状態位置への移動時
にその状態をロックするロック手段を設けたものであ
る。
【0014】
【作用】而して、請求項1記載の発明によれば、ローカ
ルコントローラの器体の大きさを点灯分電盤用協約形の
規定寸法に対応させてあるので、盤内に他の点灯分電盤
用協約形の規定寸法に対応させた機器と併設する形で取
り付けることができ、しかもローカルバスに接続する通
信手段の接続端子部と、上記伝送線を接続する接続端子
部とを上記器体の前面の一側側縁部に設けるとともに電
源接続端子部を上記器体の前面の他側側縁部に設け、こ
の電源接続端子部の近傍の器体前面に電源スイッチの操
作部を露設したので、電源端子接続部の位置が電源スイ
ッチの操作部の存在で分かり、電源線と、伝送線やロー
カルバスの線とを誤って結線する恐れがなく、また電源
接続端子部が、弱電系の通信手段の接続端子部と、上記
伝送線を接続する接続端子部とが離れているので、電源
線が弱電系の通信手段の接続端子部や上記伝送線を接続
する接続端子部に混触するような事故の発生を無くすこ
とができる。
【0015】また請求項2記載の発明によれば、ネット
ワークコントローラの器体の大きさを点灯分電盤用協約
形の規定寸法に対応させてあるので、盤内に他の点灯分
電盤用協約形の規定寸法に対応させた機器と併設する形
で取り付けることができ、しかもローカルバスに接続す
る第1の通信手段の接続端子部と、上記伝送線を接続す
る接続端子部とを上記器体の前面の一側側縁部に設ける
とともに、電源接続端子部を上記器体の前面の他側側縁
部に設け、この電源接続端子部の近傍の器体前面に電源
スイッチの操作部を露設し、上記器体側面には第2の通
信手段の接続用コネクタを露設したので、電源端子接続
部の位置が電源スイッチの操作部の存在で分かり、電源
線と、伝送線やローカルバスの線とを誤って結線する恐
れがなく、また電源接続端子部が、弱電系の通信手段の
接続端子部と、上記伝送線を接続する接続端子部とが離
れているので、電源線が弱電系の通信手段の接続端子部
や上記伝送線を接続する接続端子部に混触するような事
故の発生を無くすことでき、更に上記器体側面に第2の
通信手段の接続用コネクタを露設したので、他の信号線
や、伝送線、更に電源線等が混在するような配線が無く
なり、整然とした配線ができる。
【0016】請求項3記載の発明によれば、両端と後方
が開口するように器体の後部に形成された取付け溝と、
この取付け溝の一方の内側面に一体突設され、DINレ
ールの一側の係止片を取付け溝の底面との間で係止する
係止爪と、取付け溝の他方の内側面の側方の器体後部
に、取付け溝の長手方向に直交する方向に移動自在で且
つ取付け溝方向にばね付勢されて設けられ、先端を取付
け溝の他方の内側面より取付け溝内に出没自在に突出さ
せる可動係止体とで構成されるDINレール取付け手段
を備えているので、ローカルコントローラやネットワー
クコントローラのDINレールへの取付けができ、しか
も上記取付け溝の他方の内側面との間の寸法をDINレ
ールの両側係止片の先端間の寸法より大きく形成すると
ともに、上記可動係止体の先端が取付け溝の他方内側面
内に没入する状態位置への移動時にその状態をロックす
るロック手段を設けたから、ネットワークコントローラ
やローカルコントローラの重量が重くても器体のDIN
レール取付けが簡単に行なえる。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の実施例のシステム全体の構成を示しており、こ
のシステムでは複数の多重伝送系を構築し、各多重伝送
系には従来の伝送ユニットと、通信手段と、伝送ユニッ
トと通信手段との間の信号処理を行なう信号処理手段と
を持つローカルコントローラユニット101 …を設けて
あり、各ローカルコントローラ101 …は第1の通信手
段を用いて外部のパーソナルコンピュータ等からなる設
定器11等外部周辺装置を接続することができるととも
に、第2の通信手段を用いてローカルバス12に接続す
ることができるようになっている。
【0018】ローカルバス12はネットワークコントロ
ーラ13と、インターフェースユニット15とを介して
上位システムの中央監視盤14に接続されるようになっ
ている。尚図中ではローカルバス12は3線で示されて
いるが、1線はシールド線のアース線である。一方各多
重伝送系の伝送線4には、操作スイッチ6を設けた監視
用端末器2、熱感知センサ7を設けた監視用端末器2’
の他に、点灯分電盤用協約形のリモコンリレー8を通じ
て負荷5を制御する点灯分電盤用協約形のリレー制御用
端末器3、或いは内蔵したリレーにより負荷5を制御す
る点灯分電盤用協約形の制御用端末器3’を接続してお
り、これら監視用端末器2、2’や制御用端末器3、
3’の監視制御をローカルコントーラ101 …内の伝送
ユニットで従来と同様に行なうようになっている。図中
9はリモコンリレー8の点灯分電盤用協約形の電源用ト
ランスである。
【0019】ネットワークコントローラ13は、図2に
示すように点灯分電盤用協約形の寸法で形成したカバー
80a、ボディ80bとからなる器体80に回路部を内
蔵し、カバー80aの上側面には中央監視盤14との間
で通信を行なうためのRS232C用コネクタ52A
と、パーソナルコンピュータ等からなる設定器11との
間で通信を行なうためのRS232C用コネクタ52B
とを露設し、また上側側縁の図において左側部位には電
源接続端子部53を、下側側縁の右側部位にはローカル
バス12を接続するネットワーク用の接続端子部54を
夫々露設している。また上記電源接続端子部53のやや
下方のカバー80aの前面には電源スイッチSWの操作
部を露設してあり、この操作部によって、電源接続端子
部53の位置が分かるようになっている。またカバー8
0aの右側の前面には表示部91が設けられ、更に前面
の中央下部には各種設定用ディプスイッチSW3 …が設
けられている。一方ボディ80bの4隅には器体80を
取付け面にねじ固定するための螺子挿通孔55aを設け
た取付け部55を設け、更にボディ80bの後面には後
述するDINレール取付け手段を構成する取付け溝56
を左右両側方向に形成している。
【0020】図3はカバー80aの表面部位の分解状態
を示す図であり、カバー80aの前面にはアルミニュー
ム等の金属板からなり、輻射ノイズの影響を低減するた
めのシールド用銘板70を貼着している。電源接続端子
部53は図示するように端子ねじ53aと、端子ねじ5
3aを螺合する端子板53bとで構成される端子金具か
らなり、カバー80aに形成した凹部58内に配設す
る。この電源接続端子部53の前方には透明な端子カバ
ー57が着脱自在に配設されている。この配設は端子カ
バー57の両側両端の突起57aを凹部58に係止し、
また切欠53bに凹部58からの突起58aを嵌合する
ことによりねじレスで行なっている。
【0021】また電源スイッチSWはカバー80aに形
成した嵌合孔59に嵌められる。接続端子部54は端子
ねじ54aとリード線付端子板54bとで構成される端
子金具からなり、各端子金具はカバー80aに形成した
端子金具取付け凹部60に配設される。ここで器体80
はローカルコントローラ10の器体にも使用されるた
め、他の端子金具を取付けるための端子金具取付け凹部
60を設けてあるがネットワークコントローラ13とし
ては不要であるため、孔隠し用銘板61を夫々不要な端
子金具取付け凹部60に嵌める。また同様伝送線4を接
続するための接続端子部用の端子金具取付け凹部62を
設けてあるが、不要であるため孔隠し用銘板61を嵌め
る。
【0022】上記ディップスイッチSW3 、SW4 の露
出位置にあたるカバー80aには銘板63、64を貼着
するともに、スイッチカバー65、66を開閉自在に枢
支している。また表示部91を設けたカバー80aの凹
所67にも銘板68を貼着するとともに、扉69を開閉
自在に枢支している。この扉69は通常閉成しておいて
外部からは表示状態が見えないようにし、表示を見る必
要があるときに図14に示すように開成するものであ
る。
【0023】図4はカバー80aの裏面部位の分解平面
図を示しており、電源接続端子部53の配設部位の裏面
には端子板53bを接続固定するとともに、電源スイッ
チSWを接続固定するプリント基板71を固定ねじ72
により固定している。また後述する通信のための回路素
子や、接続端子部54の端子ねじ54a、表示部91の
表示素子L11…、ディップスイッチSW3 、SW4 、上
記RS232C用コネクタ52A、52Bを実装してい
るプリント基板73を固定ねじ72を利用してカバー8
0a裏面に取り付けている。図中74はアース線であ
る。
【0024】図5(a)は上述のプリント基板73等の
部材を配設した状態のカバー80aの裏面を示す。一方
ボディ80bの内部には図6に示すように電源部81の
回路を実装したプリント基板82を固定ねじ72を用い
て固定し、トランスブロック86を配設固定する。更に
ボディ80bの裏面(つまり器体80としては後面)に
配設されるDINレール取付け手段の可動係止体83に
対応して設けているばね座85には可動係止体83を取
付け溝56方向に付勢するスプリング84を取着してい
る。図7はボディ80b裏面側からトランスブロック8
6を固定ねじ72で固定する状態を示す。
【0025】図5(b)はボディ80bにプリント基板
82やトランスブロック86を配設した状態を示すもの
で、トランスブロック86からは電源接続線87と、ア
ース線88、88’と、2次出力線89A,89Bが夫
々導出され、2次出力線89A、87B及びアース線8
8’はプリント基板82に接続されている。ここでトラ
ンスブロック86は図8(a)(b)に示す断面コ状の
金属製の固定ケース92内にトランス93を図9に示す
ように固定ねじ72により固定して構成されるもので、
アース線88、88’は先端に設けたY状の端子金具9
5と固定ねじ72にてトランス93の固定脚94に接続
固定される。
【0026】さてカバー80a側のプリント基板73の
回路へボディ80b側の電源部81を実装したプリント
基板82からの電源供給はプリント基板73に設けたコ
ネクタ96と、プリント基板82に設けたコネクタ97
とを利用して図2(c)に示すように接続線98により
接続する。DINレール取付け手段は、図10(a)に
示すようにボディ80bの裏面、つまり器体80の後面
に形成した取付け溝56と、この取付け溝56の片側の
内側面より図10(b)に示すように突設した係止爪9
9と、上述した可動係止体83とから構成され、可動係
止体83は上面に、ボディ80bの後面にばね座85の
窓より露出するスプリング84の下部を引っ掛ける穴1
00を図11に示すように設けるとともに、ロック用リ
ブ102と、抜け止めリブ105とを突設したもので、
ボディ80bの裏面に設けた上記取付け溝56の長手方
向に直交する方向のスライド溝103に移動自在に装着
される。ここでスライド溝103の両側内縁には内向き
に係止片103a、103aが突設され、この係止片1
03aと、スライド溝103の底面との間に可動係止体
83の両側縁83a、83aがスライド自在に係止され
る。そして可動係止体83はばね付勢により先端部を取
付け溝56内に出没自在に突出する。このときの状態が
図12(a)に示す状態であり、このときロック用リブ
102はスライド溝103の底面側に設けているリブ1
01を乗り越えた状態にある。尚ロック用リブ102の
突設部位の周囲に形成したコ状の切り抜き溝により、突
設部位が弾性を持っている。また可動係止体83表面の
複数条のリブ106は可動係止体83の強度を強めるた
めのものである。
【0027】一方取付け溝56の幅は上記係止爪99の
先端から他方の内側面に至る長さが丁度DINレール1
04の両側係止片104a、104bの先端間の寸法よ
りやや大きく形成してある。従って図13(a)に示す
ように器体80の一側縁を取付け面に当てるととも、D
INレール104の一方の係止片104aの先端を係止
爪99の先端に当てながら器体80を図において右回転
させると、図13(b)に示すようにDINレール10
4の他方の係止片104bが取付け溝56内に嵌まり込
み、この時可動係止体83の先端部83aのテーパ面に
当たる。この状態で図12(b)に示すようにロック用
リブ102がリブ101を右方向に乗り越えてロックさ
れる位置まで可動係止体83をばね付勢に抗して図13
において右方向に引張り移動させる。抜け止めリブ10
3はボディ80a側に設けたリブ105に当たり、可動
係止体83がスライド溝103から抜けるのを防止す
る。
【0028】この状態で図13(c)に示すように係止
片104aを係止爪99と取付け溝56の底面との間に
係入させるとともに、係止片104bを取付け溝56の
底面まで移動させる。そして図12(b)に示すように
可動係止体83の端部を矢印方向Xに押し上げて上記の
ロックを解除させると、可動係止体83がスプリング8
4の付勢力で左へ移動し、取付け溝56内に先端が突出
し、その先端と取付け溝56の底面とでDINレール1
04の他方の係止片104bを係止する。これにより器
体80をDINレール104に装着固定できるのであ
る。DINレール104より外す際には、可動係止体8
3を上述のようにロック位置まで移動させた後、DIN
レール104を取付け溝56より外せば良い。
【0029】図15はネットワークコントローラ13の
回路構成を示しており、ネットワークコントローラ13
は図示するようにローカルバス12に接続するRS48
5ドライバからなる通信回路40と、この通信回路40
を通じて行なう通信の制御処理を行なうCPU41と、
パーソナルコンピュータ等で構成される設定器11を接
続するRS232Cドライバからなる通信回路42と、
この通信回路42を通じて行なう通信の制御処理を行な
うCPU43と、上位システムである中央監視盤14に
インターフェース15を介して接続するRS232Cド
ライバからなる通信回路44と、この通信回路44を通
じて行なう通信の制御処理と、DPRAM46、47を
通じてCPU41、42との間でデータ授受を行なうC
PU45等で構成される。
【0030】CPU45はRSC232Cのポーリング
/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に中
央監視盤14が直接接続された場合にインターフェース
するためのプロトコル変換機能と、各ローカルコントロ
ーラ101 …の管理及びその間の通信回路40を通じた
通信の管理機能と、中央監視盤14、設定器11からの
通信コマンドを受け取り、各ローカルコントローラ10
1 …に分配し、各多重伝送系の負荷5を制御、監視、更
に多重伝送系に必要な諸データの設定、その設定データ
の確認を行ない、また中央監視盤14、設定器11へ、
対応するデータを返信する機能と、更にローカルコント
ローラ101 …からの監視用端末器2、2’の監視デー
タを受け取り、EEPROM48に設定されているロー
カルコントロール101 …間の連動制御データに従い、
該当するローカルコントローラ101 …を指定したり或
いは全てのローカルコントローラ101 …に制御コマン
ドを送信する連動制御の機能とを備えている。尚ROM
49は動作用プログラム等格納したメモリ、RAM50
はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモリであ
る。またEEPROM48には上記のゾーン登録データ
や、接続ローカルコントローラ101 …のアドレスデー
タ等を記憶している。
【0031】CPU43はRS232Cのポーリング/
セレクティング手順の制御の機能と、通信回路42を介
して設定器11との通信を行なう機能とを有し、ポーリ
ング/セレクティングによる通信負荷を分散し、レスポ
ンスの向上を図る。CPU41はRS485のポーリン
グ/セレクティング手順の制御機能と、通信回路40と
ローカルバス12とを介して各ローカルコントローラ1
1 …との通信を行なう機能とを有するもので、通信負
荷を分散し、レスポンスの向上を図る。
【0032】尚CPU45の出力ポートには表示部91
が接続されており、この表示部91はネットワークコン
トローラ13の作動表示と、ローカルバス12を使用し
たネットワーク通信の異常、中央監視盤14との通信異
常、更に設定器11との通信異常を夫々CPU45の制
御の下で表示する発光ダイオードL11〜L14を図14に
示すように備えている。
【0033】CPU45の入力ポートに接続しているデ
ィップスイッチSW3 は通信内容設定のためのもので、
図16に示すように各制御に対して1ビットずつ割り当
てた4ビットS11〜S14構成となっている。またディッ
プスイッチSW4 は通信のボーレートや語長、パリティ
や状態を設定するためのスイッチである。次にローカル
コントローラ10は図17に示すようにネットワークコ
ントローラ13と同じ形状の器体80を使用しており、
このローカルコントローラ10はローカルバス12に接
続するための入力側接続端子部120Aと、出力側接続
用の接続端子部120Bとを備え、またRS232Cの
通信用のコネクタは37の一つだで設けている。また伝
送線4を接続するための接続端子部121を設けている
点でネットワークコントローラ13と構造上の構成が異
なり、その他の構造は基本的は同じ構造となっているの
で、説明は省略する。
【0034】さてこのローカルコントローラ10の回路
構成は図18に示すように中央監視盤或いはパーソナル
コピュータからなる設定器11等を接続するRS232
Cドライバからなる第1の通信回路20と、この通信回
路20を通じて行なう通信の制御処理を行なうCPU2
1等でRS232Cによる通信の制御を行なうととも
に、RS485ドライバからなる第2の通信回路22
と、この通信回路22を通じて行なう通信の制御処理を
行なうCPU23等でRS485による通信の制御を行
なうようになっており、CPU21とCPU23とはデ
ュアルポートRAM(以下DPRAMと略す)24を通
じてデータの授受を行い、またCPU21と伝送ユニッ
ト1側との間はDPRAM25を通じてデータの授受が
行なわれるようになっている。
【0035】CPU21は、RSC232Cのポーリン
グ/セレクティング手順の制御機能と、通信回路20に
中央監視盤14が直接接続された場合にインターフェー
スするためのプロトコル変換機能と、RS232C或い
はRS485の通信で受信した通信コマンドに従い、負
荷5の制御、監視、アドレスデータ等遠隔監視に必要と
する設定データの設定、その設定でーたの確認等の指示
を伝送ユニット1へ行なう機能、さらに通信コマンドの
送信元にこれらの制御、監視、設定、確認等に応じたデ
ータを返信させる機能を有し、伝送ユニット1からDP
RAM25を通じて監視用端末器2、2’の監視データ
を受信した場合、DPRAM24とCPU23と通信回
路22とローカルバス12とを介してネットワークコン
トローラ13に送信し、ネットワークコントローラ13
を介した他の多重伝送系の制御を行なう連動制御を実現
する機能と、更に上位からの通信により受信したゾーン
制御コマンドを、EEPROM26に記憶されたゾーン
割り付けデータを参照してパターン制御コマンドに変換
し、伝送ユニット1に指示を出す機能を有し、更にDP
RAM25を介して伝送ユニット1からの負荷5の状態
変化の通知を受信し、上位に通信する機能を有する。尚
ROM27は動作用プログラム等格納したメモリ、RA
M28はワークエリアの確保や、一時記憶のためのメモ
リである。
【0036】一方伝送ユニット1はCPU30と、動作
プログムを格納したROM31と、ワークエリアの確保
や一時記憶のためのRAM32と、更に負荷5をパター
ンやグループ制御のためのデータを記憶しているEEP
ROM33と、多重伝送信号の送受信回路34とからな
り、CPU30は、伝送線4を介して接続された監視用
端末器2,2’、制御用端末器3,3を監視制御する従
来の伝送ユニットとしての機能と、DPRAM25を介
して受信された通信コマンドに従ったCPU21からの
指示に基づいて制御、監視処理と、多重伝送系に必要な
諸データの設定、その設定データの確認の処理と、デー
タの返信を行なう機能と、監視用端末器2,2’の監視
データの上位への通知、負荷5の状態変化のデータの通
知、更に伝送線4の短絡、開放、更に端末器異常等の異
常データを上位へ通知する機能を備えている。
【0037】通信回路22に対応するCPU23は、R
S485のポーリング/セレクティング手順の制御機能
と、を有し、通信回路20とローカルバス12を介して
ネットワークコントローラ13との通信を行なう機能を
備え、通信負荷を分散してレスポンスの向上を図ってい
る。またCPU21の出力ポートに接続した表示部35
はカバー80aの凹部67にローカルコントローラ10
の作動表示と、ローカルバス12を使用したネットワー
ク通信の異常、更に設定器11との通信異常、更に多重
伝送系の伝送線4の開放、短絡を夫々CPU21の制御
の下で表示する発光ダイオードL1 〜L5 を図19に示
すように備えている。尚スイッチSW0 は終端に配置さ
れたとき終端抵抗を接続するためのスイッチである。
【0038】またCPU21の入力ポートにはディップ
スイッチSW1 とSW2 とを接続しており、ディップス
イッチSW1 はネットワークでの当該ローカルコントロ
ーラ10のアドレスを設定するためのもので、ディップ
スイッチSW2 は図20に示すように負荷5のオールオ
ンオフ制御、グループ制御、パターン制御、ゾーン制御
の状態変化の通知を上位に対して行なうか否かの設定を
行なうためのもので、図7に示すように各制御に対して
1ビットずつ割り当てた4ビットS1 〜S4 構成となっ
ている。
【0039】次に、図2に示すシステムの動作を図21
〜図24に基づいて説明する。図21は所定の多重伝送
系に対するゾーン制御の場合を示しており、この場合は
中央監視盤14からネットワークコントローラ13にゾ
ーン制御コマンドが送られてくると、ネットワークコン
トローラ13は所定、例えばローカルコントローラ10
1 にゾーン制御コマンドを送る。ローカルコントローラ
101 ではパータン制御のデータに変換し、パターン制
御対象の各負荷5を制御する負荷制御データを作成し、
各制御用端末器31 、32 に多重伝送により伝送して負
荷制御を行なう。そして夫々の制御用端末器31 、32
から送られてくる制御後の状態監視のデータを受信した
ローカルコントローラ101 ではパターン制御の結果の
照合を行ない、制御対象となった負荷5を操作する監視
用端末器211に表示制御データを伝送して操作スイッチ
6に対応する負荷5の状態を表示させる。また更にパタ
ーン制御の結果をゾーン状態データに変換する。このゾ
ーン制御結果を更にネットワークコントローラ13に返
信し、ネットワークコントローラ13はこの受信したゾ
ーン制御結果を中央監視盤14に返信する。
【0040】図22は複数の多重伝送系に対するゾーン
制御の場合を示しており、この場合は、中央監視盤14
からネットワークコントローラ13にゾーン制御コマン
ドが送られてくると、ネットワークコントローラ13は
指定された二つのローカルコントローラ101 、102
にゾーン制御コマンドを送るのである。個々のローカル
コントローラ101 、102 での処理は図8の場合と同
じであり、また返信の処理も同じである。
【0041】図23はある多重伝送系の負荷5をパター
ン制御する場合を示し、中央監視盤14からパターン
(グループ)制御コマンドを受け取ったネットワークコ
ントローラ13は、パターン制御コマンドを更に対応す
るローカルコントーラ101 に送る。以後の処理は上記
のゾーン制御と同じであって、ローカルコントローラ1
1 からネットワークコントローラ13に返信するデー
タはパターン制御結果となり、このパターン制御結果は
更にネットワークコントローラ13から中央監視盤14
へ返信される。
【0042】図24はローカルネット101 …間の連動
制御の場合を示しており、この場合例えばある多重伝送
系に設けたパターン制御用の監視用端末器2P1の操作ス
イッチが操作されてその監視データがローカルコントロ
ーラ101 に返信されると、ローカルコントローラ10
1 は当該監視用端末器2P1に表示制御データを伝送し、
また監視データに基づいて監視用端末器2P1の操作スイ
ッチが操作されたことをネットワークコントローラ13
に通知する。また同時に対応する制御用端末器311、3
12に負荷制御データを伝送して対応する負荷制御を行な
う。この負荷制御による状態監視データを受け取ったロ
ーカルネット101 では制御対象となった負荷5を操作
する監視用端末器211、212に表示用の制御データを伝
送して操作スイッチ6に対応する負荷5の状態を表示さ
せ、また同様に監視用端末器2P1に表示用の制御データ
を伝送してパターン状態を表示させる。
【0043】一方上記通知を受けたネットワークコント
ローラ13はローカルコントローラ101 に対して連動
関係のあるローカルコントーラ102 にパターン一斉制
御コマンドを送信する。このパターン一斉制御コマンド
を受信したローカルコントローラ102 は、コントロー
ラ101 と同様に対応する負荷5の制御と状態表示の制
御を行なう。
【0044】尚多重伝送系の伝送ユニット1の監視制御
の処理は従来例と同じであるため、上述の説明は簡略化
している。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ローカルコント
ローラの器体の大きさを点灯分電盤用協約形の規定寸法
に対応させてあるので、盤内に他の点灯分電盤用協約形
の規定寸法に対応させて機器と併設する形で取り付ける
ことができ、しかも上記ローカルバスに接続する通信手
段の接続端子部と、上記伝送線を接続する接続端子部と
を上記器体の前面の一側側縁部に設けるとともに電源接
続端子部を上記器体の前面の他側側縁部に設け、この電
源接続端子部の近傍の器体前面に電源スイッチの操作部
を露設したので、電源端子接続部の位置が電源スイッチ
の操作部の存在で分かり、電源線と、伝送線やローカル
バスの線とを誤って結線する恐れがなく、また電源接続
端子部が、弱電系の通信手段の接続端子部と、上記伝送
線を接続する接続端子部とが離れているので、電源線が
弱電系の通信手段の接続端子部や上記伝送線を接続する
接続端子部に混触するような事故の発生を無くすことが
できるという効果がある。
【0046】また請求項2記載の発明によれば、ネット
ワークコントローラの器体の大きさを点灯分電盤用協約
形の規定寸法に対応させてあるので、盤内に他の点灯分
電盤用協約形の規定寸法に対応させて機器と併設する形
で取り付けることができ、しかも上記ローカルバスに接
続する第1の通信手段の接続端子部と、上記伝送線を接
続する接続端子部とを上記器体の前面の一側側縁部に設
けるとともに、電源接続端子部を上記器体の前面の他側
側縁部に設け、この電源接続端子部の近傍の器体前面に
電源スイッチの操作部を露設し、上記器体側面には第2
の通信手段の接続用コネクタを露設したので、電源端子
接続部の位置が電源スイッチの操作部の存在で分かり、
電源線と、伝送線やローカルバスの線とを誤って結線す
る恐れがなく、また電源接続端子部が、弱電系の通信手
段の接続端子部と、上記伝送線を接続する接続端子部と
が離れているので、電源線が弱電系の通信手段の接続端
子部や上記伝送線を接続する接続端子部に混触するよう
な事故の発生を防ぐことでき、更に上記器体側面に第2
の通信手段の接続用コネクタを露設したので、他の信号
線や、伝送線、更に電源線等の混在するような配線が無
くなり、整然とした配線ができるという効果がある。
【0047】請求項3記載の発明は、両端と後方が開口
するように器体の後部に形成された取付け溝と、この取
付け溝の一方の内側面に一体突設され、DINレールの
一側の係止片を取付け溝の底面との間で係止する係止爪
と、取付け溝の他方の内側面の側方の器体後部に、取付
け溝の長手方向に直交する方向に移動自在で且つ取付け
溝方向にばね付勢されて設けられ、先端を取付け溝の他
方の内側面より取付け溝内に出没自在に突出させる可動
係止体とで構成されるDINレール取付け手段を備えて
いるので、ローカルコントローラやネットワークコント
ローラのDINレールへの取付けができ、しかも上記取
付け溝の他方の内側面との間の寸法をDINレールの両
側係止片の先端間の寸法より大きく形成するとともに、
上記可動係止体の先端が取付け溝の他方内側面内に没入
する状態位置への移動時にその状態をロックするロック
手段を設けたから、ネットワークコントローラやローカ
ルコントローラの重量が重くても器体のDINレール取
付けが簡単に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図2】(a)は同上のネットワークコントーラの一部
破断せる正面図である。(b)は同上のネットワークコ
ントーラの下面図である。(c)は同上の一部破断せる
ネットワークコントーラの側面図である。
【図3】同上のネットワークコントローラのカバーの分
解正面図である。
【図4】同上のネットワークコントローラのカバーの分
解背面図である。
【図5】(a)は同上のネットワークコントローラのカ
バーの背面図である。(b)は同上のネットワークコン
トローラのボディの正面図である。
【図6】同上のネットワークコントローラのボディの分
解正面図である。
【図7】同上のネットワークコントローラのボディの一
部省略した背面図である。
【図8】(a)は同上のトランスブロックの固定ケース
の側面図である。(b)は同上のトランスブロックの固
定ケースの背面図である。
【図9】同上のトランスブロックの背面図である。
【図10】(a)は同上のネットワークコントローラの
ボディの背面図である。(b)は同上のネットワークコ
ントローラのボディの側面図である。
【図11】(a)は同上のDINレール取付け手段の可
動係止体の側面図である。(b)は同上のDINレール
取付け手段の可動係止体の下面図である。(c)は同上
のDINレール取付け手段の可動係止体の正面図であ
る。(d)は同上のDINレール取付け手段の可動係止
体の上面図である。
【図12】同上のDINレール取付け手段の可動係止体
の動作説明図である。
【図13】同上のDINレール取付け手段の使用説明図
である。
【図14】同上のネットワークコントローラの表示部の
正面図である。
【図15】同上のネットワークコントローラの回路構成
図である。
【図16】同上のネットワークコントローラのディプス
イッチの構成図である。
【図17】(a)は同上のネットワークコントーラの一
部破断せる正面図である。(b)は同上のネットワーク
コントーラの下面図である。(c)は同上の一部破断せ
るネットワークコントーラの側面図である。
【図18】同上のローカルコントローラの回路構成図で
ある。
【図19】同上のローカルコントローラの表示部の構成
図である。
【図20】同上のローカルコントローラのディプスイッ
チの構成図である。
【図21】同上の動作説明用フローチャートである。
【図22】同上の動作説明用フローチャートである。
【図23】同上の動作説明用フローチャートである。
【図24】同上の動作説明用フローチャートである。
【図25】従来例のシステム図である。
【図26】多重伝送系に用いられる多重多重伝送信号V
sの説明図である。
【符号の説明】
4 伝送線 10 ローカルコントーラ 12 ローカルバス 13 ネットワークコントローラ 14 中央監視盤 80 器体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−56002(JP,A) 特開 平1−190198(JP,A) 特開 平5−122776(JP,A) 実開 平1−126675(JP,U) 実開 昭63−38382(JP,U) 実開 昭62−55888(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送ユニットと、複数の監視用端末器及び
    制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、伝送ユ
    ニットから多重伝送信号を伝送して端末器をアクセス
    し、制御用端末器には対応する監視用端末器からの監視
    データに基づく負荷の制御データを与え、監視用端末器
    に対しては監視データを多重伝送信号に設けた返信待機
    期間中に伝送ユニットへ返信させる多重伝送系を構築
    し、伝送ユニットとローカルバスに接続する通信手段を
    備えたローカルコントローラと、このローカルコントロ
    ーラが複数接続されたローカルバスに対して接続した第
    1の通信手段によりローカルコントローラとの間で通信
    によるデータ授受を行ない、第2の通信手段により中央
    監視盤との間で通信を行いネットワークコントローラと
    を備え、ローカルコントローラの器体の大きさを点灯分
    電盤用協約形の規定寸法に対応させ、上記ローカルバス
    に接続する通信手段の接続端子部と、上記伝送線を接続
    する接続端子部とを上記器体の前面の一側側縁部に設け
    るとともに、電源接続端子部を上記器体の前面の他側側
    縁部に設け、この電源接続端子部の近傍の器体前面に電
    源スイッチの操作部を露設したこと特徴とする遠隔監視
    制御システム。
  2. 【請求項2】伝送ユニットと、複数の監視用端末器及び
    制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、伝送ユ
    ニットから多重伝送信号を伝送して端末器をアクセス
    し、制御用端末器には対応する監視用端末器からの監視
    データに基づく負荷の制御データを与え、監視用端末器
    に対しては監視データを多重伝送信号に設けた返信待機
    期間中に伝送ユニットへ返信させる多重伝送系を構築
    し、伝送ユニットとローカルバスに接続する通信手段を
    備えたローカルコントローラと、このローカルコントロ
    ーラが複数接続されたローカルバスに対して接続した第
    1の通信手段によりローカルコントローラとの間で通信
    によるデータ授受を行ない、第2の通信手段により中央
    監視盤との間で通信を行いネットワークコントローラと
    を備え、ネットワークコントローラの器体の大きさを点
    灯分電盤用協約形の規定寸法に対応させ、上記ローカル
    バスに接続する第1の通信手段の接続端子部と、上記伝
    送線を接続する接続端子部とを上記器体の前面の一側側
    縁部に設けるとともに、電源接続端子部を上記器体の前
    面の他側側縁部に設け、この電源接続端子部の近傍の器
    体前面に電源スイッチの操作部を露設し、上記器体側面
    に第2の通信手段の接続用コネクタを露設したことを特
    徴とする遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】両端と後方が開口するように器体の後部に
    形成された取付け溝と、この取付け溝の一方の内側面に
    一体突設され、DINレールの一側の係止片を取付け溝
    の底面との間で係止する係止爪と、取付け溝の他方の内
    側面の側方の器体後部に、取付け溝の長手方向に直交す
    る方向に移動自在で且つ取付け溝方向にばね付勢されて
    設けられ、先端を取付け溝の他方の内側面より取付け溝
    内に出没自在に突出させる可動係止体とで構成されるD
    INレール取付け手段を備えるとともに、上記取付け溝
    の他方の内側面との間の寸法をDINレールの両側係止
    片の先端間の寸法より大きく形成するとともに、上記可
    動係止体の先端が取付け溝の他方内側面内に没入する状
    態位置への移動時にその状態をロックするロック手段を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔監視
    制御システム。
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