JP3260532B2 - 反応染料組成物及び染色法 - Google Patents
反応染料組成物及び染色法Info
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- C09B67/0046—Mixtures of two or more azo dyes
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Description
関する。詳しくは極濃色低浴比までのビルドアップ性、
均染性に優れた黒色用の反応染料組成物に関する。
と、堅牢であること、色相が豊富であること等優れた特
性を備えており、セルロース繊維の染色に広く使用され
ている。セルロース繊維を反応性染料を用いて黒色に染
色する場合は、濃色低浴比までのビルドアップ性、均染
性を備えていることが要求される。黒色の反応染料組成
物は種々製造、販売されているが、夫々一長一短ありす
べての点で満足できるものは存在しないのが実情であ
る。
までのビルドアップ性、均染性に優れた黒色反応染料組
成物を提供することを目的とする。また従来から知られ
る染料を組み合わせることにより優れた黒色反応染料組
成物を提供することを目的とする。
達成するために研究を重ねた結果本発明に到達した。即
ち、本発明は、遊離酸の形で下記一般式〔A〕で示され
る染料を90〜50重量部と遊離酸の形で下記一般式
〔B−1〕及び〔B−2〕で示される染料からなる染料
混合物を10〜50重量部の割合で含有する反応染料組
成物を要旨とするものである。
又は−C2 H4 Cl基を表わす。)
おける一般式〔A〕,〔B−1〕及び〔B−2〕で示さ
れる各染料は公知の物質であり、通常遊離酸又はその塩
の形で存在するが、通常その塩としてはリチウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩などのアルカリ
金属塩或いはアルカリ土類金属塩が好ましい。
I.リアクティブブラック5の製造法に準じて製造する
ことができる。又、一般式〔B−1〕及び〔B−2〕で
示される染料はC.I.リアクティブオレンジ72及び
C.I.リアクティブオレンジ57の方法に従って製造
することができる。この一般式〔B−1〕及び〔B−
2〕で示される染料は夫々別々に合成することもできる
し、同時に混合物として製造することもできる。
剤、pH緩衝剤、粉塵飛散防止剤その他の染色助剤を配
合して製品化してもよい。本発明の染料組成物は前記一
般式〔A〕,〔B−1〕及び〔B−2〕を主成分として
含有するものであるがこれ以外に必要に応じて青色系や
赤色系の染料を若干量加えたものとしても差支えない。
としては、通常、木綿、ビスコースレーヨン、キュプラ
アンモニウムレーヨン、麻などのセルロース繊維があげ
られるが、これらの繊維はポリエステル、ポリアクリロ
ニトリル繊維やセルローストリアセテート繊維などとの
混合繊維の形をとってもよい。混合繊維とは混紡、混編
織などのいずれの形となってもよい。
公知の種々の染色法を適用することができる。通常吸尽
染色を適用するのが好ましいが、コールドパッドバッチ
法やパッドスチーム法などの適用も可能である。吸尽染
色法を適用する場合には例えば炭酸ソーダ、重炭酸ソー
ダ、炭酸リチウム、苛性ソーダ等のアルカリ及び例えば
芒硝、食塩、等の無機塩の存在下染色することができ
る。この際浴比は低浴比まで適用可能であり、アルカリ
は10〜30g/l、無機塩は10〜100g/lを適
用でき、染色温度は40〜80℃、好ましくは50〜6
0℃である。又染色濃度は15%o.w.f以上の使用
が可能である。コールドパッドバッチ法やパッドスチー
ム法などの染色法を適用する場合には例えば苛性ソー
ダ、炭酸ソーダ、硅酸ソーダ、重炭酸ソーダ等のアルカ
リ及び芒硝、食塩及びヒドロトロープ剤等の存在下染色
することができる。この際無機塩は0〜100g/lを
適用でき、染浴濃度は100g/l以上でも使用可能で
ある。
るが、本発明の主旨を越えない限りこれらの実施例に限
定されるものではない。 実施例1 下記構造式(a)で示される染料1.8gと下記構造式
(b−1)で示される染料0.4g及び下記構造式(b
−2)で示される染料0.4gからなる染料組成物2.
6gを水200mlに溶解し芒硝12gと水を加えて全
量を200mlとする。これに無シルケット綿布24g
を浸漬し、30℃で20分間攪拌した後炭酸ソーダ4g
を加え60℃に昇温しこの温度で60分間吸尽染色を行
った。次いで被染物を水洗、中和、水洗、湯洗、ソーピ
ング、水洗そして乾燥し黒色の染布を得た。得られた染
布は斑、イラツキの無いものであった。
(b−1)で示される染料0.6g及び前記構造式(b
−2)で示される染料0.6gからなる染料組成物3.
0gを水150mlに溶解し芒硝20gと水を加えて全
量を200mlとする。これに無シルケット綿布20g
を浸漬し、30℃で20分間攪拌した後炭酸ソーダ6g
を加え、60℃に昇温しこの温度で60分間吸尽染色を
行った。次いで被染物を水洗、中和、水洗、湯洗、ソー
ピング、水洗そして乾燥し黒色の染布を得た。得られた
染布は斑、イラツキの無いものであった。
(b−1)で示される染料1.2gからなる染料組成物
3.0gを水150mlに溶解し芒硝20gと水を加え
全量を200mlとする。これに無シルケット綿布20
gを浸漬し、30℃で20分間攪拌した後炭酸ソーダ6
gを加え、60℃に昇温しこの温度で60分間吸尽染色
を行った。次いで被染物を水洗、中和、水洗、湯洗、ソ
ーピング、水洗そして乾燥し黒色の染布を得た。得られ
た染布は斑、イラツキがあり商品価値の低いものであっ
た。
1)で示される染料4.4g及び構造式(b−2)で示
される染料4.4gからなる染料組成物22.0gと芒
硝10gを水150mlで溶解し、32.5%苛性ソー
ダ8mlと水を加えて全量を200mlとした。この浴
にシルケット付綿ブロードを浸漬しピックアップ70%
で絞りそのまま巻き上げポリエチレンフィルムで密閉し
25℃で16時間放置した。次いで被染物を水洗、中
和、水洗、湯洗、ソーピング、水洗そして乾燥し黒色の
染布を得た。得られた染布は斑、イラツキの無いもので
あった。
1)で示される染料8.8gからなる染料組成物22.
0gと芒硝10gを水150mlで溶解し、32.5%
苛性ソーダ8mlと水を加えて全量を200mlとし
た。この浴にシル付綿ブロードを浸漬しピックアップ7
0%で絞りそのまま巻き上げポリエチレンフィルムで密
閉し25℃で16時間放置した。次いで被染物を水性、
中和、水洗、湯洗、ソーピング、水洗そして乾燥し黒色
の染布を得た。得られた染布は斑、イラツキがあり商品
価値の低いものであった。
繊維を極濃度低浴比までビルドアップ性、均染性に優れ
た黒色に染色する長所を備えている。又、この黒色反応
染料組成物は水溶解性良好で安定な濃厚水溶液を形成す
ることから液状組成物とすることも容易である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊離酸の形で下記一般式〔A〕で示され
る染料90〜50重量部と遊離酸の形で下記一般式〔B
−1〕及び〔B−2〕で示される染料からなる染料混合
物10〜50重量部の割合で含有する反応染料組成物。 【化1】 (式中Xは−CH=CH2 基、−C2 H4 OSO3 H基
又は−C2 H4 Cl基を表わす。) - 【請求項2】 一般式〔B−1〕及び〔B−2〕で示さ
れる染料の混合割合が重量比で95:5〜5:95であ
る請求項1記載の反応染料組成物。 - 【請求項3】 遊離酸の形で一般式〔A〕で示される染
料90〜50重量部と遊離酸の形で下記一般式〔B−
1〕及び〔B−2〕で示される染料から成る染料混合物
10〜50重量部を主成分とする反応染料組成物を用い
ることを特徴とするセルロース繊維の染色法。 【化2】 (式中Xは−CH=CH2 基、−C2 H4 OSO3 H基
又は−C2 H4 Cl基を表わす。)
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JP01137294A JP3260532B2 (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | 反応染料組成物及び染色法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP01137294A JP3260532B2 (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | 反応染料組成物及び染色法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07196940A JPH07196940A (ja) | 1995-08-01 |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
KR100270405B1 (ko) * | 1998-03-26 | 2000-12-01 | 김충섭 | 셀룰로스 섬유용 검정색 반응성 염료 조성물 |
CN107345082A (zh) * | 2016-05-05 | 2017-11-14 | 中山上如化工有限公司 | 一种具有水洗怀旧功能的活性染料组合物 |
-
1994
- 1994-01-06 JP JP01137294A patent/JP3260532B2/ja not_active Expired - Fee Related
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